JPH0138760Y2 - - Google Patents
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- JPH0138760Y2 JPH0138760Y2 JP5185782U JP5185782U JPH0138760Y2 JP H0138760 Y2 JPH0138760 Y2 JP H0138760Y2 JP 5185782 U JP5185782 U JP 5185782U JP 5185782 U JP5185782 U JP 5185782U JP H0138760 Y2 JPH0138760 Y2 JP H0138760Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテープレコーダ等の録音再生装置に関
するものである。
するものである。
従来この録音再生との巻取り用ターンテーブル
の回転を開始するタイミングと、キヤプスタンに
圧着ローラがあたるタイミングは、ヘツド台のカ
ムと圧着ローラアームの形状と圧着ローラスプリ
ングにて決めており、これは、非常に動作がバラ
ついてしまい圧着ローラアームを板金で作り調整
して1台ごとに最適値に合せていた。
の回転を開始するタイミングと、キヤプスタンに
圧着ローラがあたるタイミングは、ヘツド台のカ
ムと圧着ローラアームの形状と圧着ローラスプリ
ングにて決めており、これは、非常に動作がバラ
ついてしまい圧着ローラアームを板金で作り調整
して1台ごとに最適値に合せていた。
本考案の目的は、キヤプスタンと圧着ローラと
による定速送りと、巻取側ターンテーブルを回転
させてテープを巻取る機構とのタイミングを、無
調整で取るための録音再生装置を提供することに
ある。
による定速送りと、巻取側ターンテーブルを回転
させてテープを巻取る機構とのタイミングを、無
調整で取るための録音再生装置を提供することに
ある。
本考案の一実施例の部品構成を第1図〜第11
図により説明する。第1図において、1はシヤシ
基板であり、植立された凹部1a,1b,1cに
ボール2を介してヘツド台3がAB方向に摺動す
る。ヘツド基板3のA−B方向の摺動ガイドはシ
ヤシ基板1に植立された凹部1d、ガイド1eに
ヘツド台3のピン部3a、貫通孔3bがガイド
し、凹部3cにボール4を介してヘツド基板押え
5に押圧されている。ヘツド台3はボス3dを軸
に、取付けられたねじスプリング6により、貫通
孔より出ている後述するプレイアーム7のピン部
7aを支点に係止部3eが押圧されてA方向に偏
倚されており、録再ヘツド8、消去ヘツド9が載
置されている。10は圧着ローラアームで、ねじ
りスプリング11が取付られ、シヤシ基板1に植
立されたボス1fに回動自在に軸支されている。
圧着ローラアーム10は後述する操作アーム12
のピン部12aに係合し、押圧される腕部10a
を有しており、ねじりスプリング11は圧着ロー
ラ13の取付シヤフト14と圧着ローラアーム1
0の腕部10bによつて強制されており、先端1
1aがプレイアーム7のピン部7bと係合してお
り、プイレアーム7の回動に追従して圧着ローラ
アーム10が回動するが、スプリング15によつ
て反時計方向へ偏倚されており、停止時の位置決
めがされている。16は録音防止スライダで、ス
プリング18によりB方向へ偏倚されている。1
7はイジエクトスライダで、後述するねじりスプ
リング55でB方向へ偏倚されており、ストツパ
1gで規制されている。端部17aは録音スライ
ダ16と係合している。
図により説明する。第1図において、1はシヤシ
基板であり、植立された凹部1a,1b,1cに
ボール2を介してヘツド台3がAB方向に摺動す
る。ヘツド基板3のA−B方向の摺動ガイドはシ
ヤシ基板1に植立された凹部1d、ガイド1eに
ヘツド台3のピン部3a、貫通孔3bがガイド
し、凹部3cにボール4を介してヘツド基板押え
5に押圧されている。ヘツド台3はボス3dを軸
に、取付けられたねじスプリング6により、貫通
孔より出ている後述するプレイアーム7のピン部
7aを支点に係止部3eが押圧されてA方向に偏
倚されており、録再ヘツド8、消去ヘツド9が載
置されている。10は圧着ローラアームで、ねじ
りスプリング11が取付られ、シヤシ基板1に植
立されたボス1fに回動自在に軸支されている。
圧着ローラアーム10は後述する操作アーム12
のピン部12aに係合し、押圧される腕部10a
を有しており、ねじりスプリング11は圧着ロー
ラ13の取付シヤフト14と圧着ローラアーム1
0の腕部10bによつて強制されており、先端1
1aがプレイアーム7のピン部7bと係合してお
り、プイレアーム7の回動に追従して圧着ローラ
アーム10が回動するが、スプリング15によつ
て反時計方向へ偏倚されており、停止時の位置決
めがされている。16は録音防止スライダで、ス
プリング18によりB方向へ偏倚されている。1
7はイジエクトスライダで、後述するねじりスプ
リング55でB方向へ偏倚されており、ストツパ
1gで規制されている。端部17aは録音スライ
ダ16と係合している。
19はキヤプスタンで、モータ20からベルト
21を介して回転を伝達され、フライホイールに
同軸支されている。22は繰出し側リール台、2
3は巻取り側リール台で、後述するベース基板2
4に植立された軸24a,24bに軸支され、回
転自在に取付られている。26は揺動アーム、2
7はポーズ検知アームで、シヤシ基板1に植立さ
れたボス1h,1iにアーム押え28によつて固
定される。
21を介して回転を伝達され、フライホイールに
同軸支されている。22は繰出し側リール台、2
3は巻取り側リール台で、後述するベース基板2
4に植立された軸24a,24bに軸支され、回
転自在に取付られている。26は揺動アーム、2
7はポーズ検知アームで、シヤシ基板1に植立さ
れたボス1h,1iにアーム押え28によつて固
定される。
揺動アーム26はねじりスプリング29によつ
てピン部26aが押圧され時計方向へ偏倚されて
いる。ねじりスプリング29の先端29aはシヤ
シ基板1のキヤプスタンボス部1jを軸に後述す
るオートストツプ規制板30の折り曲部30aと
係合して、反時計方向へ偏倚されており、貫通孔
1kで位置規制されている。一時停止検知アーム
27はスプリング31でB方向へ偏倚されてお
り、長孔27aをAB方向に摺動し、ボス1iを
軸として揺動アームの腕部26bに押圧され回動
する。
てピン部26aが押圧され時計方向へ偏倚されて
いる。ねじりスプリング29の先端29aはシヤ
シ基板1のキヤプスタンボス部1jを軸に後述す
るオートストツプ規制板30の折り曲部30aと
係合して、反時計方向へ偏倚されており、貫通孔
1kで位置規制されている。一時停止検知アーム
27はスプリング31でB方向へ偏倚されてお
り、長孔27aをAB方向に摺動し、ボス1iを
軸として揺動アームの腕部26bに押圧され回動
する。
32は録音操作部材、33はは巻戻し操作部
材、34は再生操作部材、35は早送り操作部
材、36は停止操作部材、37は一時停止操作部
材で、それぞれ操作ケース38に配列され操作金
具39で固定されている。操作金具には鎖錠板4
0、鎖錠押圧板41が取付けられシヤシ基板1に
ねじで固定される。
材、34は再生操作部材、35は早送り操作部
材、36は停止操作部材、37は一時停止操作部
材で、それぞれ操作ケース38に配列され操作金
具39で固定されている。操作金具には鎖錠板4
0、鎖錠押圧板41が取付けられシヤシ基板1に
ねじで固定される。
第2図はシヤシ基板1の裏面に取付く部品構成
である。プイレアーム7はシヤシ基板1に植立さ
れた軸1mを軸として回動するが、スプリング4
2によつて反時計方向へ偏倚されており、ピン部
7bが貫通孔1nで位置規制されている。43は
ピン部材で、プイレアームに圧入され、後述する
プレイパワーアシストギヤ60のカム部と係合す
る。44は録音スイツチアームで、プレイアーム
7のボス7cを軸に回動自在に取付られ、一体成
形された弾性片44aの先端部44bが規制部7
dに当接し、時計方向に偏倚され係合部44cで
位置規制される。30はオートストツプ規制レバ
ーで、キヤプスタンボス部1jを軸に取付られて
おり、腕部30bはプレイアーム7の腕部7dと
係合し、折り曲げ部30bはアーム45のピン部
45aと係合する。アーム45はキヤプスタンボ
ス部1jを軸に回転自在で、規制部45bは戻し
レバー46の折り曲げ部46aと係合する。アー
ム部45cは後述する早送りパワーアシストギヤ
61のカム部61aと係合し、アーム部45dは
後述する巻戻しパワーアシストギヤ62のカム部
62aと係合する。腕部45eは操作アーム12
の突部12bと係合する。戻しレバー46はシヤ
シ基板1に植立されたボス1oを軸として回動自
在であり、腕部の折り曲げ部46bは録音スイツ
チアーム44の突部44dと係合し、折り曲げ部
46cはヘツド台3のピン部3fと係合する。操
作アーム12はシヤシ基板1に植立されたボス1
pを軸に回動自在で、ピン部12cは後述する一
時停止パワーアシストギヤ63のカム部63aと
係合する。47はタイミングレバーでシヤシ基板
1に植立されたボス1qを軸に長孔47aがプレ
イアームのピン部7aと係合し、プレイアーム7
の回動に連動して回動する。
である。プイレアーム7はシヤシ基板1に植立さ
れた軸1mを軸として回動するが、スプリング4
2によつて反時計方向へ偏倚されており、ピン部
7bが貫通孔1nで位置規制されている。43は
ピン部材で、プイレアームに圧入され、後述する
プレイパワーアシストギヤ60のカム部と係合す
る。44は録音スイツチアームで、プレイアーム
7のボス7cを軸に回動自在に取付られ、一体成
形された弾性片44aの先端部44bが規制部7
dに当接し、時計方向に偏倚され係合部44cで
位置規制される。30はオートストツプ規制レバ
ーで、キヤプスタンボス部1jを軸に取付られて
おり、腕部30bはプレイアーム7の腕部7dと
係合し、折り曲げ部30bはアーム45のピン部
45aと係合する。アーム45はキヤプスタンボ
ス部1jを軸に回転自在で、規制部45bは戻し
レバー46の折り曲げ部46aと係合する。アー
ム部45cは後述する早送りパワーアシストギヤ
61のカム部61aと係合し、アーム部45dは
後述する巻戻しパワーアシストギヤ62のカム部
62aと係合する。腕部45eは操作アーム12
の突部12bと係合する。戻しレバー46はシヤ
シ基板1に植立されたボス1oを軸として回動自
在であり、腕部の折り曲げ部46bは録音スイツ
チアーム44の突部44dと係合し、折り曲げ部
46cはヘツド台3のピン部3fと係合する。操
作アーム12はシヤシ基板1に植立されたボス1
pを軸に回動自在で、ピン部12cは後述する一
時停止パワーアシストギヤ63のカム部63aと
係合する。47はタイミングレバーでシヤシ基板
1に植立されたボス1qを軸に長孔47aがプレ
イアームのピン部7aと係合し、プレイアーム7
の回動に連動して回動する。
48はオートストツプアームで、シヤシ基板1
に植立されたボス1rを軸に回動自在であり、ピ
ン部48aは一時停止検知アーム27の先端部2
7bと係合し、オートストツプ動作時反時計方向
に回動され腕部48cが鎖錠板40を押圧し、各
操作部材のロツクを解除する。49はテンシヨン
アームで、シヤシ基板1に植立されたボス1sを
軸に回動自在であり、ピン部49aは早送りパワ
ーアシストギヤ61のカム部61bと係合し、ね
じりスプリング50によつて反時計方向へ偏倚さ
れており、早送りパワーアシストギヤ61に反時
計方向の回転力を与えている(第4図)。
に植立されたボス1rを軸に回動自在であり、ピ
ン部48aは一時停止検知アーム27の先端部2
7bと係合し、オートストツプ動作時反時計方向
に回動され腕部48cが鎖錠板40を押圧し、各
操作部材のロツクを解除する。49はテンシヨン
アームで、シヤシ基板1に植立されたボス1sを
軸に回動自在であり、ピン部49aは早送りパワ
ーアシストギヤ61のカム部61bと係合し、ね
じりスプリング50によつて反時計方向へ偏倚さ
れており、早送りパワーアシストギヤ61に反時
計方向の回転力を与えている(第4図)。
51は一時停止トリガーでシヤシ基板1に植立
されたボス1tを軸に回動自在にされており、ね
じりスプリング52により時計方向に偏倚されて
いる。リブ51aは一時停止パワーアシストギヤ
63のカム部63aと係合し、一時停止パワーア
シストギヤ63に反時計方向の回転力を与えてい
る。ピン部51bは一時停止検知アーム27の溝
部27cと係合し、一時停止動作時、一時停止ト
リガーの反時計方向への回動により一時停止検知
アームをA方向へ摺動させ、段付部27dと揺動
アーム26の腕部26bの係合を断ち、オートス
トツプを防止している。
されたボス1tを軸に回動自在にされており、ね
じりスプリング52により時計方向に偏倚されて
いる。リブ51aは一時停止パワーアシストギヤ
63のカム部63aと係合し、一時停止パワーア
シストギヤ63に反時計方向の回転力を与えてい
る。ピン部51bは一時停止検知アーム27の溝
部27cと係合し、一時停止動作時、一時停止ト
リガーの反時計方向への回動により一時停止検知
アームをA方向へ摺動させ、段付部27dと揺動
アーム26の腕部26bの係合を断ち、オートス
トツプを防止している。
53はサーチストツパで、シヤシ基板1に植立
されたボス1uを軸に回動自在であり、先端部5
3aは鎖錠板40の動きを規制する。リブ53c
はソレノイドレバー54の突部54aにより(第
19図)反時計方向へ回動され、リブ53bがシ
ヤシ基板1に植立されているガイドリブ1vがス
トツパとなり位置規制されている。54は録音ス
ライダでガイドリブ1v,1w,1x,1yにガ
イドされAB方向に摺動し、ねじりスプリング5
5でA方向へ偏倚されており、突部54aがガイ
ドリブ1xに当接し位置決めされている。録音ス
ライダ54にはシヤフト56がめられている。
されたボス1uを軸に回動自在であり、先端部5
3aは鎖錠板40の動きを規制する。リブ53c
はソレノイドレバー54の突部54aにより(第
19図)反時計方向へ回動され、リブ53bがシ
ヤシ基板1に植立されているガイドリブ1vがス
トツパとなり位置規制されている。54は録音ス
ライダでガイドリブ1v,1w,1x,1yにガ
イドされAB方向に摺動し、ねじりスプリング5
5でA方向へ偏倚されており、突部54aがガイ
ドリブ1xに当接し位置決めされている。録音ス
ライダ54にはシヤフト56がめられている。
第3図はベース基板24のカセツト装着面の構
成図である。57は繰出しリールギヤで、繰出し
側リール台22に圧入され同一回転する。58は
リール軸で、巻取りプーリ59を挿入し、巻取り
リールギヤ64を圧入、応動板65を挿入し、リ
ール軸58は巻取り側リール台23に圧入されて
いる。応動板65と巻取りプーリ59はカプリン
グ機構になつている。66は早送りギヤで、早送
りアーム67にピン部材68で取付られ、早送り
アーム67は巻取りリール台23と同じ同軸上に
軸支されている。早送りギヤ66は巻取りリール
ギヤ64と常時かみ合つている。
成図である。57は繰出しリールギヤで、繰出し
側リール台22に圧入され同一回転する。58は
リール軸で、巻取りプーリ59を挿入し、巻取り
リールギヤ64を圧入、応動板65を挿入し、リ
ール軸58は巻取り側リール台23に圧入されて
いる。応動板65と巻取りプーリ59はカプリン
グ機構になつている。66は早送りギヤで、早送
りアーム67にピン部材68で取付られ、早送り
アーム67は巻取りリール台23と同じ同軸上に
軸支されている。早送りギヤ66は巻取りリール
ギヤ64と常時かみ合つている。
69は第1巻戻しギヤ、70は第2巻戻しギヤ
で巻戻しアーム71に植立されたシヤフト71
a,71bにそれぞれ取付られ常時かみ合つてい
る。巻戻しアーム71はホルダ基板24に植立さ
れたボス24cに取付られ、スプリング72によ
り時計方向へ偏倚されており、後述する巻戻し操
作レバー73の折り曲げ部73aに、巻戻しアー
ム71の規制部71cが係合し位置規制されてい
る。74は早送り/巻戻しギヤで、ベース基板2
4に、定位置に載置されている。
で巻戻しアーム71に植立されたシヤフト71
a,71bにそれぞれ取付られ常時かみ合つてい
る。巻戻しアーム71はホルダ基板24に植立さ
れたボス24cに取付られ、スプリング72によ
り時計方向へ偏倚されており、後述する巻戻し操
作レバー73の折り曲げ部73aに、巻戻しアー
ム71の規制部71cが係合し位置規制されてい
る。74は早送り/巻戻しギヤで、ベース基板2
4に、定位置に載置されている。
またベース基板24は、その裏側にもアセンブ
リ部品を集積し、パワーアシスト機構を構成して
いる。第4図にその集積状態を示す。74は早送
り巻戻し用プーリ、76はオートストツプ用ベル
ト、77はプーリで、シヤフトを同じにして回転
を、カムギヤ94に伝達し、この軸を中心に回転
する巻取りアーム78の他端の軸受部に、シヤフ
ト96を同一にして両方共軸に圧入され、固着さ
れた巻取りギヤ79とゴムアイドラ付き巻取ギヤ
95とが、プーリギヤ93の動力を伝達し得るよ
うにする。次にギヤ95の動力はカムギヤ94に
伝達する。60は録音再生用のPAギヤ、91は
これを係止するアーム、91はこのギヤに偏倚力
を与えるスプリングである。
リ部品を集積し、パワーアシスト機構を構成して
いる。第4図にその集積状態を示す。74は早送
り巻戻し用プーリ、76はオートストツプ用ベル
ト、77はプーリで、シヤフトを同じにして回転
を、カムギヤ94に伝達し、この軸を中心に回転
する巻取りアーム78の他端の軸受部に、シヤフ
ト96を同一にして両方共軸に圧入され、固着さ
れた巻取りギヤ79とゴムアイドラ付き巻取ギヤ
95とが、プーリギヤ93の動力を伝達し得るよ
うにする。次にギヤ95の動力はカムギヤ94に
伝達する。60は録音再生用のPAギヤ、91は
これを係止するアーム、91はこのギヤに偏倚力
を与えるスプリングである。
89は巻戻し防止アーム、88は巻しロツクア
ーム、62は巻戻しギヤ、早送りギヤ、84は早
送り防止アーム、87は早送り用アームで、早送
り用ギヤ66を載置している。次に81はポーズ
ロツクアーム、63はポーズギヤ、80はポーズ
ロツクアームに付けたスプリング、86は早送り
アームに付けたスプリングである。85は巻戻し
ギヤに偏倚力を与えるスプリングで、早送り防止
アーム84に載置してある。92は録音用アーム
である。
ーム、62は巻戻しギヤ、早送りギヤ、84は早
送り防止アーム、87は早送り用アームで、早送
り用ギヤ66を載置している。次に81はポーズ
ロツクアーム、63はポーズギヤ、80はポーズ
ロツクアームに付けたスプリング、86は早送り
アームに付けたスプリングである。85は巻戻し
ギヤに偏倚力を与えるスプリングで、早送り防止
アーム84に載置してある。92は録音用アーム
である。
第5図は各回転物の断面図を示し、各回転体の
動作を伝える状況を示す。詳細については、後述
する。第6図は、上述してきた物をテープレコー
ダとしてアセンブリした状態図であり、126は
フライホイールベルト、125はモータプーリ、
127はフライホイール支持板である。132は
イジエクトスライダ用スプリング、129は録音
用スライダー、128は録音用アーム、131は
該アーム128にかけたスプリングである。13
0はスイツチ取付用ブラケツト、134は再生用
スイツチ、136は早送り巻戻し用スイツチ、1
37はモータ用スイツチ、135は選曲時に使用
する電磁ソレノイド、133はその取付金具、1
41はフライホイール、127はフライホイール
支持板である。
動作を伝える状況を示す。詳細については、後述
する。第6図は、上述してきた物をテープレコー
ダとしてアセンブリした状態図であり、126は
フライホイールベルト、125はモータプーリ、
127はフライホイール支持板である。132は
イジエクトスライダ用スプリング、129は録音
用スライダー、128は録音用アーム、131は
該アーム128にかけたスプリングである。13
0はスイツチ取付用ブラケツト、134は再生用
スイツチ、136は早送り巻戻し用スイツチ、1
37はモータ用スイツチ、135は選曲時に使用
する電磁ソレノイド、133はその取付金具、1
41はフライホイール、127はフライホイール
支持板である。
第7図はボタンのアセンブリ状態を示した図
で、構成は後で説明する。第8図〜第10図はボ
タンアセンブリの構成を示す。第11図はロツク
板40と各モードのロツク量を示す。第12図、
第13図は再生状態を示す。第14図は録音状態
の図である。第15図はオートストツプを示す。
第16図はポーズ状態の時にオートストツプを阻
止する機構を示す。第17図は巻戻し状態を示す
図、第18図は早送り状態の図、第19図は
CUE,REV状態の図、第20図はイジエクト機
構を示す。
で、構成は後で説明する。第8図〜第10図はボ
タンアセンブリの構成を示す。第11図はロツク
板40と各モードのロツク量を示す。第12図、
第13図は再生状態を示す。第14図は録音状態
の図である。第15図はオートストツプを示す。
第16図はポーズ状態の時にオートストツプを阻
止する機構を示す。第17図は巻戻し状態を示す
図、第18図は早送り状態の図、第19図は
CUE,REV状態の図、第20図はイジエクト機
構を示す。
第6図において、134は再生スイツチでプレ
イアーム7の突部7cにより作動する。136は
レビユー、キユースイツチで、スイツチアーム4
4の突部44cにより作動させる。また137は
電源スイツチで、スイツチライダ152により作
動させる。
イアーム7の突部7cにより作動する。136は
レビユー、キユースイツチで、スイツチアーム4
4の突部44cにより作動させる。また137は
電源スイツチで、スイツチライダ152により作
動させる。
次に図面を用いて、各機構の説明をする。(各
操作部材のアセンプリと取付位置決め方) 第8図に示す如く、操作ケース38に、スイツ
チライダー167、巻戻し用スライダー147、
早送り用スライダー153、巻戻し用アーム15
6,157は早送り用アームが摺動可能に取付け
られている。巻戻し操作部材33を押圧し、巻戻
し用アーム156を156aを支点にして、15
6b部を押圧して156aを中心にて時計方向に
回転させて、巻戻しスライダー147を左方向に
移動させて、巻戻しのきつかけを与えている。次
に早送り操作部材35を押圧すると、早送り用ア
ーム157が157aを支点にして、時計方向に
回転し、早送り用スライダー153を、第10図
の左方向に移動させることにより、早送りのきつ
かけを作つている。又ロツクはそれぞれ巻戻しは
33bと鎖錠板40とで行ない、鎖錠板40は鎖
錠押圧板41によつて、その鎖錠状態を保持して
いる。又録音阻止スライダー151は、再生と録
音の操作部材を同時押しした時には、両操作部材
は鎖錠し、かつ、再生操作部材34と早送り操作
部材35又は巻戻し操作部材34が同時に鎖錠し
た時には、カム部34cが、第10図のA方向に
移動して鎖錠するために、カム部34cに沿つて
右方向に録音阻止スライダー151がスプリング
155の力により移動して、突起部151bがカ
ム3のストツパ部3dに係止して、録音操作部材
32は鎖錠位置に移動できなくしてある。次に、
早送り又は巻戻しモードに操作部材35,33が
鎖錠されている時にも、2つの突起151d,1
51eとカム部32dにより同時に鎖錠すること
を阻止している。
操作部材のアセンプリと取付位置決め方) 第8図に示す如く、操作ケース38に、スイツ
チライダー167、巻戻し用スライダー147、
早送り用スライダー153、巻戻し用アーム15
6,157は早送り用アームが摺動可能に取付け
られている。巻戻し操作部材33を押圧し、巻戻
し用アーム156を156aを支点にして、15
6b部を押圧して156aを中心にて時計方向に
回転させて、巻戻しスライダー147を左方向に
移動させて、巻戻しのきつかけを与えている。次
に早送り操作部材35を押圧すると、早送り用ア
ーム157が157aを支点にして、時計方向に
回転し、早送り用スライダー153を、第10図
の左方向に移動させることにより、早送りのきつ
かけを作つている。又ロツクはそれぞれ巻戻しは
33bと鎖錠板40とで行ない、鎖錠板40は鎖
錠押圧板41によつて、その鎖錠状態を保持して
いる。又録音阻止スライダー151は、再生と録
音の操作部材を同時押しした時には、両操作部材
は鎖錠し、かつ、再生操作部材34と早送り操作
部材35又は巻戻し操作部材34が同時に鎖錠し
た時には、カム部34cが、第10図のA方向に
移動して鎖錠するために、カム部34cに沿つて
右方向に録音阻止スライダー151がスプリング
155の力により移動して、突起部151bがカ
ム3のストツパ部3dに係止して、録音操作部材
32は鎖錠位置に移動できなくしてある。次に、
早送り又は巻戻しモードに操作部材35,33が
鎖錠されている時にも、2つの突起151d,1
51eとカム部32dにより同時に鎖錠すること
を阻止している。
37はポーズ操作部材で、37aは周知のポー
ズ用カム部で、スイツチ類に広く使用されてい
る。158はポーズ時のロツク用部材、154は
ポーズ操作部材と停止操作部材(ストツプ操作部
材)を戻すスプリングである。このように配置さ
れた部品の上に操作金具39を取り付け、スプリ
ング159で、操作部材32,34を戻し、スプ
リング160で操作部材33を、スプリング16
1で操作部材35を戻す。次に、操作金具39の
支点部39a,39bに鎖錠板40を配置し、鎖
錠押圧板を取り付け、ネジ100で締め付けて組
み立ててある。39c部は、この組立アセンブリ
品をメカに取り付ける時に、位置決めとして使用
している。
ズ用カム部で、スイツチ類に広く使用されてい
る。158はポーズ時のロツク用部材、154は
ポーズ操作部材と停止操作部材(ストツプ操作部
材)を戻すスプリングである。このように配置さ
れた部品の上に操作金具39を取り付け、スプリ
ング159で、操作部材32,34を戻し、スプ
リング160で操作部材33を、スプリング16
1で操作部材35を戻す。次に、操作金具39の
支点部39a,39bに鎖錠板40を配置し、鎖
錠押圧板を取り付け、ネジ100で締め付けて組
み立ててある。39c部は、この組立アセンブリ
品をメカに取り付ける時に、位置決めとして使用
している。
第1図、第12図に、各操作部材のアセンプリ
が取り付けられた状態を示してあるが、ネジ10
6とネジ116により取り付けてある。位置決め
は117と118のシヤシ基板1との、相互の位
置合せで行なつており、かつ操作金具からのレバ
ー39cとシヤシ基板1の穴99の正確な位置決
めにより、シヤシ基板1との位置合わせを正確に
行ない、前後左右にズレの少ない取付を行なつて
いる。そして、この組立品のそれぞれの操作部材
は、録音操作部材32が録音アーム128と、巻
戻し操作部材33が巻戻しスライダー147を介
して、巻戻しロツクアーム88と連結している。
早送り操作部材35は、早送り用スライダー15
3を介して早送りロツクアーム83と連結させる
ようにし、ポーズ操作部材37は、ポーズロツク
アーム81とそれぞれ係合し、各操作部材に連動
し動作するように設置してある。
が取り付けられた状態を示してあるが、ネジ10
6とネジ116により取り付けてある。位置決め
は117と118のシヤシ基板1との、相互の位
置合せで行なつており、かつ操作金具からのレバ
ー39cとシヤシ基板1の穴99の正確な位置決
めにより、シヤシ基板1との位置合わせを正確に
行ない、前後左右にズレの少ない取付を行なつて
いる。そして、この組立品のそれぞれの操作部材
は、録音操作部材32が録音アーム128と、巻
戻し操作部材33が巻戻しスライダー147を介
して、巻戻しロツクアーム88と連結している。
早送り操作部材35は、早送り用スライダー15
3を介して早送りロツクアーム83と連結させる
ようにし、ポーズ操作部材37は、ポーズロツク
アーム81とそれぞれ係合し、各操作部材に連動
し動作するように設置してある。
(再生機構)
録音ヘツド8と消去ヘツド9を載置したヘツド
台3を、プレイパワーアシストギヤ60により持
ち上げて再生位置にし、しかも圧着ローラ13を
キヤプスタン19に圧接し、かつ巻取りターンテ
ーブル23を回転させる。
台3を、プレイパワーアシストギヤ60により持
ち上げて再生位置にし、しかも圧着ローラ13を
キヤプスタン19に圧接し、かつ巻取りターンテ
ーブル23を回転させる。
第1図は停止状態を、又第4図も停止位置を示
している。第12図と第13図は再生状態を示し
ている。
している。第12図と第13図は再生状態を示し
ている。
まず第4図で、停止状態にあるプレイロツクア
ーム90が、90aを支点にして反時計方向に回
転し、係止部90bがプレイパワーアシストギヤ
60の係止部60bから離れて、プレイパワーア
シスト91の偏倚用スプリングの力により60a
を中心に反時計方向に回転することで、フライホ
イールギヤ98に噛み合うようにし、フライホイ
ールギヤ98の動力を利用してカム部60dに係
合して動くプレイアーム7のピン43を、第2図
のシヤシ基板1に植立した1mを支点にして、反
時計方向に回動させて、突起部7aで、ヘツドバ
ンスプリング6を押し上げてヘツド台3を再生位
置に持ち上げ、突起部7bで11の圧着スプリン
グを押し上げて、シヤフト部14を押して、圧着
ローラ13をキヤプスタン19に圧着してテープ
を定速走行させる。
ーム90が、90aを支点にして反時計方向に回
転し、係止部90bがプレイパワーアシストギヤ
60の係止部60bから離れて、プレイパワーア
シスト91の偏倚用スプリングの力により60a
を中心に反時計方向に回転することで、フライホ
イールギヤ98に噛み合うようにし、フライホイ
ールギヤ98の動力を利用してカム部60dに係
合して動くプレイアーム7のピン43を、第2図
のシヤシ基板1に植立した1mを支点にして、反
時計方向に回動させて、突起部7aで、ヘツドバ
ンスプリング6を押し上げてヘツド台3を再生位
置に持ち上げ、突起部7bで11の圧着スプリン
グを押し上げて、シヤフト部14を押して、圧着
ローラ13をキヤプスタン19に圧着してテープ
を定速走行させる。
次に、タイミングレバー47を1qを支点にし
て47aの長穴部47aを、突起部7aに嵌合さ
せることにより、プレイアーム7の動きによつて
動作させる。42はプレイアーム戻しスプリング
でこれは、ヘツド板3をストツプ状態に戻す力を
有しているため、前記ヘツドバンスプリング6は
この力に抗し、かつ圧着スプリング11にも抗し
て持ち上げるようにしている。そしてヘツド台3
を所定の再生位置に移動させた後は、プレイアー
ムのオーバストローク后のロツク位置で止まつて
再生状態になる。
て47aの長穴部47aを、突起部7aに嵌合さ
せることにより、プレイアーム7の動きによつて
動作させる。42はプレイアーム戻しスプリング
でこれは、ヘツド板3をストツプ状態に戻す力を
有しているため、前記ヘツドバンスプリング6は
この力に抗し、かつ圧着スプリング11にも抗し
て持ち上げるようにしている。そしてヘツド台3
を所定の再生位置に移動させた後は、プレイアー
ムのオーバストローク后のロツク位置で止まつて
再生状態になる。
(巻取機構)
ヘツド台3の移動にともない、タイミングアー
ム47が1qを支点に反時計方向に回転すると、
47bで操作アーム12の12aの所をおさえて
いたのが移動していくために、1pを中心に操作
アーム12は反時計方向に回転を巻取アームスプ
リング77の力により開始する。次に巻取アーム
78はシヤフト120を中心に回転し得るように
なつており、このアーム78は第5図は示すよう
な構造をしている。部分78aを操作アーム12
の部分12cでスプリング42aの力でストツプ
状態に保持しているが、これが解放されて、巻取
アーム78は120を支点にして時計方向の回転
を開始する。そしてプレイアーム7が完全に再生
位置迄到達すると、巻取ローラ付ギヤ95が巻取
用ターンテーブル22の外周に圧着して、フエル
ト59bの摩擦によるクラツチ機構により、軸受
部58にトルクを伝えて、クラツチ23に所定の
トルクをもつた回転を伝達する。しかもこの回転
速度は定速送りのテープ速度より完全に早く回転
する。
ム47が1qを支点に反時計方向に回転すると、
47bで操作アーム12の12aの所をおさえて
いたのが移動していくために、1pを中心に操作
アーム12は反時計方向に回転を巻取アームスプ
リング77の力により開始する。次に巻取アーム
78はシヤフト120を中心に回転し得るように
なつており、このアーム78は第5図は示すよう
な構造をしている。部分78aを操作アーム12
の部分12cでスプリング42aの力でストツプ
状態に保持しているが、これが解放されて、巻取
アーム78は120を支点にして時計方向の回転
を開始する。そしてプレイアーム7が完全に再生
位置迄到達すると、巻取ローラ付ギヤ95が巻取
用ターンテーブル22の外周に圧着して、フエル
ト59bの摩擦によるクラツチ機構により、軸受
部58にトルクを伝えて、クラツチ23に所定の
トルクをもつた回転を伝達する。しかもこの回転
速度は定速送りのテープ速度より完全に早く回転
する。
(巻取のタイミング機構)
プレイアーム7がピン43の所でプレイパワー
アシストギヤ60のプレイ用カム60の60dに
より時計方向に回転していつて、再生状態にする
時に、前述した如く、ヘツド台3についている録
再ヘツド8と消去ヘツド9のテープにあたるタイ
ミングと、キヤプスタン19と圧着ローラ13と
巻取側ターンテーブル22と、巻取ローラ付ギヤ
96の回転するタイミングを取るために、タイミ
ングアーム47と操作アーム12と巻取アーム7
8を使用して行うようにしてなる。まずヘツド台
3が前述した如く再生状態になるように移動開始
すると、まず、テープに録再ヘツド8が接し、次
に圧着ローラ13がキヤプスタン19に圧接して
定速送りを開始し、次に巻取ターンテーブル22
に巻取ローラ付ギヤ96が圧接して、回転を開始
するごとくなるようにタイミングアーム47を設
けてなる。
アシストギヤ60のプレイ用カム60の60dに
より時計方向に回転していつて、再生状態にする
時に、前述した如く、ヘツド台3についている録
再ヘツド8と消去ヘツド9のテープにあたるタイ
ミングと、キヤプスタン19と圧着ローラ13と
巻取側ターンテーブル22と、巻取ローラ付ギヤ
96の回転するタイミングを取るために、タイミ
ングアーム47と操作アーム12と巻取アーム7
8を使用して行うようにしてなる。まずヘツド台
3が前述した如く再生状態になるように移動開始
すると、まず、テープに録再ヘツド8が接し、次
に圧着ローラ13がキヤプスタン19に圧接して
定速送りを開始し、次に巻取ターンテーブル22
に巻取ローラ付ギヤ96が圧接して、回転を開始
するごとくなるようにタイミングアーム47を設
けてなる。
(録音機構)
録音はプレイパワーアシストギヤ60に60e
のカム部を成形して、録音アーム92は、92a
を支点にしてバネ92bの力により反時計方向の
モーメントを受けて、ピン部92cがカム部60
eに常に当接して動作するようにしてある。再生
状態の時にも、録音アーム92は、カムの形状に
より92aを支点にして時計方向に回転する。録
音の機能が作動していない録音アーム92は回転
するだけであるが、第1図の録音防止スライダー
16が、録音可能なカセツトによりA方向に押し
上げられているときには、録音操作部材32は、
部分32aを押さえていた録音防止スライダ−1
6が移動するために、押圧することができ、これ
を押圧し鎖錠板に32bの部分を鎖錠させると共
に、再生操作部材34の34b部を鎖錠させるこ
とにより、カム部34aでストツプ状態にあるプ
レイロツクアーム90を、第14図で90aを支
点に反時計方向に回動して、90bとプレイパワ
ーアシストギヤ60の60bのロツクを外し、前
述した如く、再生機構を作動させる。
のカム部を成形して、録音アーム92は、92a
を支点にしてバネ92bの力により反時計方向の
モーメントを受けて、ピン部92cがカム部60
eに常に当接して動作するようにしてある。再生
状態の時にも、録音アーム92は、カムの形状に
より92aを支点にして時計方向に回転する。録
音の機能が作動していない録音アーム92は回転
するだけであるが、第1図の録音防止スライダー
16が、録音可能なカセツトによりA方向に押し
上げられているときには、録音操作部材32は、
部分32aを押さえていた録音防止スライダ−1
6が移動するために、押圧することができ、これ
を押圧し鎖錠板に32bの部分を鎖錠させると共
に、再生操作部材34の34b部を鎖錠させるこ
とにより、カム部34aでストツプ状態にあるプ
レイロツクアーム90を、第14図で90aを支
点に反時計方向に回動して、90bとプレイパワ
ーアシストギヤ60の60bのロツクを外し、前
述した如く、再生機構を作動させる。
次に、ここで録音機構は、どのようにして入る
かを説明する。録音操作部材32が32bで鎖錠
されるために、カム部32cでアーム128がア
ーム用スプリング131の力により時計方向に回
転しようとしているのを阻止しているのが、カム
部32cが抜けてしまうために、128aを支点
にして(128aの支点は録音スライダー54上
にある)時計方向に回転して、部分128cが録
音アーム92の部分92eに係合できるようにな
り、次にカム60eの回転によりアーム54は録
音スライダー54をB方向に移動させて、この録
音スライダー54にリンクする録音切換えスイツ
チを、ONにして録音状態にする。
かを説明する。録音操作部材32が32bで鎖錠
されるために、カム部32cでアーム128がア
ーム用スプリング131の力により時計方向に回
転しようとしているのを阻止しているのが、カム
部32cが抜けてしまうために、128aを支点
にして(128aの支点は録音スライダー54上
にある)時計方向に回転して、部分128cが録
音アーム92の部分92eに係合できるようにな
り、次にカム60eの回転によりアーム54は録
音スライダー54をB方向に移動させて、この録
音スライダー54にリンクする録音切換えスイツ
チを、ONにして録音状態にする。
(録音操作部材の吸込機構)
録音スライダー54が録音状態に移動した時に
該録音スライダー54の54aの部分で、録音操
作部材32の部分32cに形成してなるカム部3
2dを押し上げて、部分32bと鎖錠板40の鎖
錠により増加する鎖錠板40にかかる負荷(スプ
リング159の力)をなくするために、録音スラ
イダー54で部分32bと鎖錠板40の鎖錠状態
よりさらに若干32を下げてやることにより、鎖
錠板40に加わるロツク力を少くし、録音釦の負
荷のために録音解除に用するストツプ及びオート
ストツプの操作力が再生状態と同一になるように
してある。
該録音スライダー54の54aの部分で、録音操
作部材32の部分32cに形成してなるカム部3
2dを押し上げて、部分32bと鎖錠板40の鎖
錠により増加する鎖錠板40にかかる負荷(スプ
リング159の力)をなくするために、録音スラ
イダー54で部分32bと鎖錠板40の鎖錠状態
よりさらに若干32を下げてやることにより、鎖
錠板40に加わるロツク力を少くし、録音釦の負
荷のために録音解除に用するストツプ及びオート
ストツプの操作力が再生状態と同一になるように
してある。
(録音タイミングをカムにて決定する方法)
録音状態にする時には、必ず録音のバイアス発
振に関するスイツチの切換が完了し、次に再生用
の回路がONするようにし、次にテープから消去
ヘツドが離れる時に、再生側のスイツチが全て離
れて、録音のバイアス発振に関する録音回路が遅
れて入るようにすることが理想であり、こうする
ためにこの機構では、プレイパワーアシストギヤ
60にプレイアーム43のピンを持ち上げるカム
部60dを作り、ヘツド台3を再生可能位置にす
る。次に録音スイツチを入れるのは、カム60e
をプレイパワーアシストギヤ60に形成して行な
わせる。そして、プレイパワーアシストギヤ60
に再生と録音用のカム部を同じに成形するため
に、録音する時のカムは十分に録音が先に入り、
次に再生が入るように、又録音状態をストツプさ
せた時に、再生のスイツチ135が、録音スライ
ダー54でONになる録音スイツチ(図示せず)
よりも早く離れるように、カム形状を設定してあ
り、しかも一体のものであるため、タイミングは
完全に取れる。
振に関するスイツチの切換が完了し、次に再生用
の回路がONするようにし、次にテープから消去
ヘツドが離れる時に、再生側のスイツチが全て離
れて、録音のバイアス発振に関する録音回路が遅
れて入るようにすることが理想であり、こうする
ためにこの機構では、プレイパワーアシストギヤ
60にプレイアーム43のピンを持ち上げるカム
部60dを作り、ヘツド台3を再生可能位置にす
る。次に録音スイツチを入れるのは、カム60e
をプレイパワーアシストギヤ60に形成して行な
わせる。そして、プレイパワーアシストギヤ60
に再生と録音用のカム部を同じに成形するため
に、録音する時のカムは十分に録音が先に入り、
次に再生が入るように、又録音状態をストツプさ
せた時に、再生のスイツチ135が、録音スライ
ダー54でONになる録音スイツチ(図示せず)
よりも早く離れるように、カム形状を設定してあ
り、しかも一体のものであるため、タイミングは
完全に取れる。
(オートストツプ機構)
第5図により巻取側ターンテーブルの構造を説
明する。巻取リール台23と巻取リール軸受58
はそれぞれ23a,58b部で圧入されている。
また巻取リールプーリ59は巻取リール軸受の5
8c部と回転自在に挿入されており、フエルト5
9bを介して巻取リール軸受58に回転を伝達す
る。巻取リールギヤ64は、巻取リール軸受と5
8b部で圧入されており、巻取リール台23との
間に圧縮スプリング113とワツシヤ203、応
動板65を有している。応動板65は、巻取リー
ルギヤ64の64a部で回動自在に挿入され、前
記圧縮スプリング113によりスリツプトルクを
発生する構造になつている。
明する。巻取リール台23と巻取リール軸受58
はそれぞれ23a,58b部で圧入されている。
また巻取リールプーリ59は巻取リール軸受の5
8c部と回転自在に挿入されており、フエルト5
9bを介して巻取リール軸受58に回転を伝達す
る。巻取リールギヤ64は、巻取リール軸受と5
8b部で圧入されており、巻取リール台23との
間に圧縮スプリング113とワツシヤ203、応
動板65を有している。応動板65は、巻取リー
ルギヤ64の64a部で回動自在に挿入され、前
記圧縮スプリング113によりスリツプトルクを
発生する構造になつている。
次に第1図において、シヤシの軸部1hに、ネ
ジリバネ29、揺動アーム26、アーム押え28
が1−aの断面に示す様に構成されている。揺動
アーム26は1hを支点に自在に回動でき、突部
26bはカムギヤ94のカム部に挿入されてい
る。ネジリバネ29は29bがシヤシに固定され
ており他端29aは揺動アーム26の突部26a
に係合して時計回りの偏倚力を与えている。30
aは規制レバー30の一部で、このレバー30は
キヤプスタン軸19を支点として、ストツプ状態
以外には時計方向に回転し、ネジリバネ29と揺
動アーム26の突部26aとの係合を外す。
ジリバネ29、揺動アーム26、アーム押え28
が1−aの断面に示す様に構成されている。揺動
アーム26は1hを支点に自在に回動でき、突部
26bはカムギヤ94のカム部に挿入されてい
る。ネジリバネ29は29bがシヤシに固定され
ており他端29aは揺動アーム26の突部26a
に係合して時計回りの偏倚力を与えている。30
aは規制レバー30の一部で、このレバー30は
キヤプスタン軸19を支点として、ストツプ状態
以外には時計方向に回転し、ネジリバネ29と揺
動アーム26の突部26aとの係合を外す。
揺動アーム26の端の突部26bは、第15図
に示す様に、反時計回りに常時回転しているカム
ギヤ94のカム部に挿入されているが、揺動アー
ム26に時計回りの偏倚力が作用してい時にはカ
ム94cに接して揺動している。この時計回りの
偏倚力は、ストツプ状態では前のネジリバネ29
により与えられる。また、巻取リール台23が回
転している時には、応動板65の端部65a(リ
ール台の回転が反時計回りの時)または65b
(同回転が時計回りの時)により与えられる。
に示す様に、反時計回りに常時回転しているカム
ギヤ94のカム部に挿入されているが、揺動アー
ム26に時計回りの偏倚力が作用してい時にはカ
ム94cに接して揺動している。この時計回りの
偏倚力は、ストツプ状態では前のネジリバネ29
により与えられる。また、巻取リール台23が回
転している時には、応動板65の端部65a(リ
ール台の回転が反時計回りの時)または65b
(同回転が時計回りの時)により与えられる。
テープの終端でリール台の回転が止まつた場
合、カムギヤ94のそれぞれのカム94a〜94
cの位置が第15図に示す通りであるため揺動ア
ーム26は強制的に反時計方向へ回される(詳細
は後述)。
合、カムギヤ94のそれぞれのカム94a〜94
cの位置が第15図に示す通りであるため揺動ア
ーム26は強制的に反時計方向へ回される(詳細
は後述)。
検知アーム27は、1iをガイドとしてA方向
へスライドすると共に、同1iを支点として回動
することが出来る。アーム53はシヤシの支軸1
rを中心に回動自在に挿入されており、53aで
検知アーム27に、又53bでは釦スライダのロ
ツク部材40とそれぞれ係合している。揺動アー
ム26により27a、又は27bを押された検知
アームは1iを支点として反時計方向に回動し、
アーム53を1rを支点として時計方向に回動さ
せ、ロツク部材40を変位させる。
へスライドすると共に、同1iを支点として回動
することが出来る。アーム53はシヤシの支軸1
rを中心に回動自在に挿入されており、53aで
検知アーム27に、又53bでは釦スライダのロ
ツク部材40とそれぞれ係合している。揺動アー
ム26により27a、又は27bを押された検知
アームは1iを支点として反時計方向に回動し、
アーム53を1rを支点として時計方向に回動さ
せ、ロツク部材40を変位させる。
次にロツク部材40によりロツクされる釦スラ
イダについて第11図を使つて説明する。
イダについて第11図を使つて説明する。
ロツク部材40は40aを支点として回動する
がバネにより常に時計回り方向に偏倚されてい
る。第11図はいづれも停止状態を示している
が、各スライダの作動方向はN方向で、作動後は
各スライダの突部32a〜36aとロツク部材4
0との係合により、作動後の位置が保持される。
がバネにより常に時計回り方向に偏倚されてい
る。第11図はいづれも停止状態を示している
が、各スライダの作動方向はN方向で、作動後は
各スライダの突部32a〜36aとロツク部材4
0との係合により、作動後の位置が保持される。
したがつてスライダのロツクを解除する場合に
は、ロツク部材40を反時計方向に回動させれば
良い。また、ストツプを除く各スライダのロツク
部材との係合量は、第11図に示す様に、 PLAYスライダ≫FFスライダ RFCスライダ REWスライダ であるから、ロツク部材40の回動量によつては
FF又はREWスライダのみを解除することが出来
る。
は、ロツク部材40を反時計方向に回動させれば
良い。また、ストツプを除く各スライダのロツク
部材との係合量は、第11図に示す様に、 PLAYスライダ≫FFスライダ RFCスライダ REWスライダ であるから、ロツク部材40の回動量によつては
FF又はREWスライダのみを解除することが出来
る。
さて前述のカムギヤ94のカム94aと94b
の位置と、各スライダのロツク量との関係を説明
する。第15図において、ASカムギヤの各カム
の位置は、図示の通り R=P>Q=S>T となつている。
の位置と、各スライダのロツク量との関係を説明
する。第15図において、ASカムギヤの各カム
の位置は、図示の通り R=P>Q=S>T となつている。
(1) 検知アーム27が27aで揺動アーム26と
係合する場合 カム94aでは、FF及びREWスライダの解
除のみで、PLAY及びRECスライダは解除で
きない。
係合する場合 カム94aでは、FF及びREWスライダの解
除のみで、PLAY及びRECスライダは解除で
きない。
次にカム94bでは、PLAY,REC,
FFREWの各スライダを解除することが出来
る。
FFREWの各スライダを解除することが出来
る。
(2) 検知アーム27が27bでヨウドウアーム2
6と係合する場合 カム94aでは何れのスライダも解除できな
い。次にカム94bでは、FF及びREWスライ
ダのみ解除でき、PLAY及びRECスライダは
解除出来ない。
6と係合する場合 カム94aでは何れのスライダも解除できな
い。次にカム94bでは、FF及びREWスライ
ダのみ解除でき、PLAY及びRECスライダは
解除出来ない。
検知アーム27と揺動アーム26の係合を2
7bで行なわせる場合には、検知アーム27を
A方向へスライドさせれば良い(スライド方法
はポーズ機構の項目に記述)。
7bで行なわせる場合には、検知アーム27を
A方向へスライドさせれば良い(スライド方法
はポーズ機構の項目に記述)。
したがつて(1)の場合には、REWオートプレイ
が可能となり、(2)の状態にすれば、ポーズ時に
PLAY及びRECスラスダが解除することが防止
でき、またポーズ状態でも、FF及びREWは解除
できる。
が可能となり、(2)の状態にすれば、ポーズ時に
PLAY及びRECスラスダが解除することが防止
でき、またポーズ状態でも、FF及びREWは解除
できる。
(REWオートプレイ)
次にREWオートプレイ機構について説明する。
オートストツプ機構で説明した通りカムギヤ94
のカム94aでは、FF又はREWスライダしか解
除できない。したがつて、PLAYスライダと
REWスライダを同時にロツクさせた時機構の動
作はレビユー状態となり、テープを巻始めまで巻
戻すが、オートストツプ機構が働いて、カム94
aによりREWスライダのみ解除する。
オートストツプ機構で説明した通りカムギヤ94
のカム94aでは、FF又はREWスライダしか解
除できない。したがつて、PLAYスライダと
REWスライダを同時にロツクさせた時機構の動
作はレビユー状態となり、テープを巻始めまで巻
戻すが、オートストツプ機構が働いて、カム94
aによりREWスライダのみ解除する。
プレイスライダは作動状態で残るため、巻取リ
ール23が回転を始め、揺動アーム26を時計方
向へ回動させ、カム94bとの係合を防ぎプレイ
状態とする。
ール23が回転を始め、揺動アーム26を時計方
向へ回動させ、カム94bとの係合を防ぎプレイ
状態とする。
(ポーズ機構)
ポーズ時、ポーズロツクアーム81は支点81
aを中心に反時計方向に回動する。ポーズトリガ
ー51はネジリバネ52により回転力を与えられ
支点51aを中心に回動する。ポーズトリガー5
1により回転力を受けているポーズギヤ63は、
ポーズロツクアーム81との係合が外れるため、
反時計方向に回転しASプーリの駆動ギヤ部93
aと噛合い次の欠歯部まで回転する。この時、ポ
ーズPAギヤ63はロツク突部63bで再びポー
ズロツクアーム81で止められる。ポーズギヤ6
3の回転によりカム部63cは操作アーム12の
突部12bを動作させ、操作アーム12を支点1
2c回りに時計方向に回動させる。支点13aを
中心にバネ11によりキヤプスタン19に圧着し
ているピンチローラ13は、操作アーム12の突
部12aによりバネ11に抗してキヤプスタン1
9から離脱される。またアーム78は操作アーム
12の別の突部12bにより支点78aを中心に
して反時計方向に回動させリールプーリ22と巻
取りアイドラ95を離脱させる。また、ポーズト
リガー51はポーズギヤ63のカム部63dによ
り支点51aを中心に反時計方向に回動し、突部
51bにより検知アーム27を上方(第15図の
A方向)へ移動させる。これによりヨウドウアー
ム26との係合部を替え、ポーズ時PLAY及び録
音がオートストツプすることを防ぐ。
aを中心に反時計方向に回動する。ポーズトリガ
ー51はネジリバネ52により回転力を与えられ
支点51aを中心に回動する。ポーズトリガー5
1により回転力を受けているポーズギヤ63は、
ポーズロツクアーム81との係合が外れるため、
反時計方向に回転しASプーリの駆動ギヤ部93
aと噛合い次の欠歯部まで回転する。この時、ポ
ーズPAギヤ63はロツク突部63bで再びポー
ズロツクアーム81で止められる。ポーズギヤ6
3の回転によりカム部63cは操作アーム12の
突部12bを動作させ、操作アーム12を支点1
2c回りに時計方向に回動させる。支点13aを
中心にバネ11によりキヤプスタン19に圧着し
ているピンチローラ13は、操作アーム12の突
部12aによりバネ11に抗してキヤプスタン1
9から離脱される。またアーム78は操作アーム
12の別の突部12bにより支点78aを中心に
して反時計方向に回動させリールプーリ22と巻
取りアイドラ95を離脱させる。また、ポーズト
リガー51はポーズギヤ63のカム部63dによ
り支点51aを中心に反時計方向に回動し、突部
51bにより検知アーム27を上方(第15図の
A方向)へ移動させる。これによりヨウドウアー
ム26との係合部を替え、ポーズ時PLAY及び録
音がオートストツプすることを防ぐ。
ここでポーズギヤ63を駆動するプーリ93へ
の回転伝達について説明する。
の回転伝達について説明する。
第6図において、モータプーリ125の回転は
ベルト126によりプーリ75へ伝達される。プ
ーリ75は第5図に示す通りベルトのプーリ部が
2段になつており、小径プーリに掛けられたベル
ト76によりプーリ93へ回転が伝えられる。
ベルト126によりプーリ75へ伝達される。プ
ーリ75は第5図に示す通りベルトのプーリ部が
2段になつており、小径プーリに掛けられたベル
ト76によりプーリ93へ回転が伝えられる。
(停止機構)
停止操作部材36をA方向は押圧すると、停止
操作部材36のカム部36bが鎖錠板40を押圧
回動させ、各操作部材のカム部32b,33b,
34b,35bと鎖錠板40の鎖錠が解除し、各
モードが停止する。鎖錠の係合量はC<D,B<
Aの関係にある。
操作部材36のカム部36bが鎖錠板40を押圧
回動させ、各操作部材のカム部32b,33b,
34b,35bと鎖錠板40の鎖錠が解除し、各
モードが停止する。鎖錠の係合量はC<D,B<
Aの関係にある。
(イジエクト機構)
第20図により図示しないイジエクト操作部材
142をS方向へ押圧すると、イジエクトスライ
ダ17がS方向へ摺動されると、カム部17bが
鎖錠板40の折り曲げ部40dを操作金具39の
支点39a,39bを軸として時計方向へ回動
し、各操作部材があるモードにある場合は、鎖錠
板40と各操作部材32〜35のそれぞれのカム
部32b〜35bの鎖錠を解除した後(後述する
イジエクトスライダー17の爪部17cとカセツ
トホルダ162の爪部162との係合量はL2あ
る)に、図示しないカセツトホルダ162の爪部
162aとイジエクトスライダー17の爪部17
cとの係合が外れイジエクト動作が働く、イジエ
クト機構のストローク関係は、A〜D<L1−L2
の関係にある。
142をS方向へ押圧すると、イジエクトスライ
ダ17がS方向へ摺動されると、カム部17bが
鎖錠板40の折り曲げ部40dを操作金具39の
支点39a,39bを軸として時計方向へ回動
し、各操作部材があるモードにある場合は、鎖錠
板40と各操作部材32〜35のそれぞれのカム
部32b〜35bの鎖錠を解除した後(後述する
イジエクトスライダー17の爪部17cとカセツ
トホルダ162の爪部162との係合量はL2あ
る)に、図示しないカセツトホルダ162の爪部
162aとイジエクトスライダー17の爪部17
cとの係合が外れイジエクト動作が働く、イジエ
クト機構のストローク関係は、A〜D<L1−L2
の関係にある。
(早送り及び誤動作防止機構)
第18図を用いて早送り機構及び早送り誤動作
防止機構について説明する。早送り操作を行なう
時は、手動で早送り操作ボタンを押して、早送り
ロツクアーム83のボタン係合部83aを図面右
方向に移動させると、早送りロツクアーム83は
支点83bを中心に反時計方向に回動する。早送
りギヤ61はテンシヨンアーム49を介し歯車偏
倚バネ材50によつて反時計方向に偏倚力を与え
られているが、早送り操作時以外は早送りロツク
アーム83の係止結合突起83cにギア結合突起
61bが結合し、駆動歯車98に対しては欠歯部
61cで対向している。早送り操作時に早送りロ
ツクアーム83が回動すると、ギア結合突起61
bと早送りロツクアーム83の係止結合突起83
cの係止がはずれ、早送りギヤ61は反時計方向
に回転し、駆動歯車98と噛み合いモータ駆動さ
れる。モーター駆動された早送りギヤ61は欠歯
部61dまで回転すると、再度歯車偏倚バネ材5
0及びテンシヨンアーム49により反時計方向に
偏倚回転されるが、回動していた早送りロツクア
ーム83の係止結合突起83cとギア結合突起6
1aが結合し、その位置で早送りギア61は停止
する。一方早送り用アーム87は支点87aを中
心に回動自在となつているが、バネ材86によつ
てアームの一端に軸支された早送り用ギヤ66と
モータにより駆動されている早送り巻戻しギヤ7
4がかみあう方向に偏倚力を与えられている。早
送り操作時以外は、早送りギヤ61の裏面に設け
られたカム部61eにより早送り用アーム87の
一端87aは矢印C方向に持ち上げられ、早送り
用ギヤ66と早送り巻戻しギヤ74の係合ははず
されているが前記早送り操作時、早送りギヤ61
が回転するとカム61eの回転及びバネ材86の
偏倚力により、早送り用アーム87は反時計方向
に回動し、早送り用ギヤ66は早送り巻戻しギヤ
74に噛合する。早送り巻戻しギヤ74はモータ
により常時回転駆動されていて、早送り用ギヤ6
6が噛合することにより、回転はギヤ64に伝わ
り巻取りターンテーブルが回転駆動される。以上
で、操作系は早送り状態に移行したことになる。
防止機構について説明する。早送り操作を行なう
時は、手動で早送り操作ボタンを押して、早送り
ロツクアーム83のボタン係合部83aを図面右
方向に移動させると、早送りロツクアーム83は
支点83bを中心に反時計方向に回動する。早送
りギヤ61はテンシヨンアーム49を介し歯車偏
倚バネ材50によつて反時計方向に偏倚力を与え
られているが、早送り操作時以外は早送りロツク
アーム83の係止結合突起83cにギア結合突起
61bが結合し、駆動歯車98に対しては欠歯部
61cで対向している。早送り操作時に早送りロ
ツクアーム83が回動すると、ギア結合突起61
bと早送りロツクアーム83の係止結合突起83
cの係止がはずれ、早送りギヤ61は反時計方向
に回転し、駆動歯車98と噛み合いモータ駆動さ
れる。モーター駆動された早送りギヤ61は欠歯
部61dまで回転すると、再度歯車偏倚バネ材5
0及びテンシヨンアーム49により反時計方向に
偏倚回転されるが、回動していた早送りロツクア
ーム83の係止結合突起83cとギア結合突起6
1aが結合し、その位置で早送りギア61は停止
する。一方早送り用アーム87は支点87aを中
心に回動自在となつているが、バネ材86によつ
てアームの一端に軸支された早送り用ギヤ66と
モータにより駆動されている早送り巻戻しギヤ7
4がかみあう方向に偏倚力を与えられている。早
送り操作時以外は、早送りギヤ61の裏面に設け
られたカム部61eにより早送り用アーム87の
一端87aは矢印C方向に持ち上げられ、早送り
用ギヤ66と早送り巻戻しギヤ74の係合ははず
されているが前記早送り操作時、早送りギヤ61
が回転するとカム61eの回転及びバネ材86の
偏倚力により、早送り用アーム87は反時計方向
に回動し、早送り用ギヤ66は早送り巻戻しギヤ
74に噛合する。早送り巻戻しギヤ74はモータ
により常時回転駆動されていて、早送り用ギヤ6
6が噛合することにより、回転はギヤ64に伝わ
り巻取りターンテーブルが回転駆動される。以上
で、操作系は早送り状態に移行したことになる。
早送り状態を解除する時は、手動でSTOP釦を
押し、公知の方法で早送り釦のロツクを解除す
る。早送り釦のロツクが解除されると、早送りロ
ツクアーム83は支点83bを中心に回動自在と
なり、早送りギヤ61の偏倚力によりギヤ結合突
起61aと係止結合突起83cの係合がはずれ早
送りロツクアームは停止状態位置に戻り、早送り
ギヤは有歯部で噛みあい、欠歯部61cまで回転
駆動され停止状態位置となる。この間に早送り用
アーム87はカム61eにより持ち上げられ早送
り用ギヤ66は早送り巻戻しギヤの噛合からはず
れ、巻取は停止して、操作系の停止状態への移行
が完了する。
押し、公知の方法で早送り釦のロツクを解除す
る。早送り釦のロツクが解除されると、早送りロ
ツクアーム83は支点83bを中心に回動自在と
なり、早送りギヤ61の偏倚力によりギヤ結合突
起61aと係止結合突起83cの係合がはずれ早
送りロツクアームは停止状態位置に戻り、早送り
ギヤは有歯部で噛みあい、欠歯部61cまで回転
駆動され停止状態位置となる。この間に早送り用
アーム87はカム61eにより持ち上げられ早送
り用ギヤ66は早送り巻戻しギヤの噛合からはず
れ、巻取は停止して、操作系の停止状態への移行
が完了する。
次に早送り誤動作防止機構について説明する。
早送り防止アーム84は早送りロツクアーム83
と同軸に回動自在に取付けられており、バネ材8
5により時計方向へ偏倚力を与えられている。電
源を切つて早送り釦を押し、早送りギヤ61の係
止をはずしてから、STOP釦を押して早送りボタ
ンを戻した後電源を入れると、早送りギヤ61は
駆動ギヤ98と噛合している為、モーター駆動さ
れる。この時、早送りロツクアーム83が停止位
置にある為、早送りギヤ61は1回転して停止状
態に戻るが、その間にカム61eは前記早送り操
作を行なおうとする。早送り防止アーム84は、
早送り釦がロツクされていない場合には、時計方
向に回動した位置にあり、一端84aを早送り用
アーム87の端部87aに係合させ、早送りギヤ
61が回転しても早送り用ギヤ66と早送り巻戻
しギヤ74が噛合することのないように働いてい
る。この為、装置の電源を入れた時、早送り釦が
戻つていても一瞬早送り状態となる誤動作は防止
される。
早送り防止アーム84は早送りロツクアーム83
と同軸に回動自在に取付けられており、バネ材8
5により時計方向へ偏倚力を与えられている。電
源を切つて早送り釦を押し、早送りギヤ61の係
止をはずしてから、STOP釦を押して早送りボタ
ンを戻した後電源を入れると、早送りギヤ61は
駆動ギヤ98と噛合している為、モーター駆動さ
れる。この時、早送りロツクアーム83が停止位
置にある為、早送りギヤ61は1回転して停止状
態に戻るが、その間にカム61eは前記早送り操
作を行なおうとする。早送り防止アーム84は、
早送り釦がロツクされていない場合には、時計方
向に回動した位置にあり、一端84aを早送り用
アーム87の端部87aに係合させ、早送りギヤ
61が回転しても早送り用ギヤ66と早送り巻戻
しギヤ74が噛合することのないように働いてい
る。この為、装置の電源を入れた時、早送り釦が
戻つていても一瞬早送り状態となる誤動作は防止
される。
(巻戻し及び誤動作防止機構)
第17図において巻戻し機構及び巻戻し誤動作
防止機構について説明する。
防止機構について説明する。
フライホイールギヤ98はモーターにより時計
方向に常時回転駆動されている。巻戻しロツクア
ーム88はベースキバン24に植立された支柱2
4aを中心に回動自在に取りつけられており、巻
戻し釦(図示せず)を手動で押すことにより反時
計方向に回動するよう設置されていて、一端には
巻戻しギヤ62の係合部62a及び62bと係合
可能な係止突起88aを備えている。巻戻しギヤ
62は2ケ所に欠歯部を備え、上面には前述の係
合部62aと62bを備え裏面にはカム面を備え
たギヤで、REW操作時以外は、巻戻しロツクア
ーム88の係止突起88aと係合部62aを係合
させ、かつフライホイールギヤ98に対しては欠
歯部62cを対向させている。この時巻戻しギヤ
62は、偏倚バネ材85と裏面のカムの作用によ
り反時計方向に回転しようとする偏倚力を与えら
れている。巻戻し操作アーム73はベースキバン
24に、支点24bを中心に回動自在に取りつけ
られており、一端は巻戻しギヤ62のカム動力を
取り出せるように接し、他端は巻戻しアーム71
の係合部71cと係合し、カム動力を巻戻しアー
ム71に伝えている。巻戻しアーム71は支柱7
1a及び71bを備え、一組の噛合したギヤ巻取
りギヤA69、巻取ギヤB70を回転自在に支持
しており、かつ、アーム自体は支点71dを中心
に回動自在にベースキバン24に取り付けられて
いる。早送り/巻戻しギヤ74は、ベースキバン
24の定位置に取り付けられ、モーターからの駆
動力を得て常時時計方向へ回転している。巻戻し
ターンテーブル22はテープ巻取り用リールと歯
車からなりベースキバン24に回転自在に支持さ
れている。バネ材72は巻取りアーム71cとベ
ースキバン24の間に取り付けられ巻取りアーム
71を反時計方向に回動偏倚し、早送り/巻戻し
ギヤ74と巻戻しギヤA69、巻戻しギヤB70
と巻戻しターンテーブル22を噛合させようとし
ているが、巻戻し操作時以外は巻戻し操作アーム
73に係止され、ギアの噛合ははずされている。
方向に常時回転駆動されている。巻戻しロツクア
ーム88はベースキバン24に植立された支柱2
4aを中心に回動自在に取りつけられており、巻
戻し釦(図示せず)を手動で押すことにより反時
計方向に回動するよう設置されていて、一端には
巻戻しギヤ62の係合部62a及び62bと係合
可能な係止突起88aを備えている。巻戻しギヤ
62は2ケ所に欠歯部を備え、上面には前述の係
合部62aと62bを備え裏面にはカム面を備え
たギヤで、REW操作時以外は、巻戻しロツクア
ーム88の係止突起88aと係合部62aを係合
させ、かつフライホイールギヤ98に対しては欠
歯部62cを対向させている。この時巻戻しギヤ
62は、偏倚バネ材85と裏面のカムの作用によ
り反時計方向に回転しようとする偏倚力を与えら
れている。巻戻し操作アーム73はベースキバン
24に、支点24bを中心に回動自在に取りつけ
られており、一端は巻戻しギヤ62のカム動力を
取り出せるように接し、他端は巻戻しアーム71
の係合部71cと係合し、カム動力を巻戻しアー
ム71に伝えている。巻戻しアーム71は支柱7
1a及び71bを備え、一組の噛合したギヤ巻取
りギヤA69、巻取ギヤB70を回転自在に支持
しており、かつ、アーム自体は支点71dを中心
に回動自在にベースキバン24に取り付けられて
いる。早送り/巻戻しギヤ74は、ベースキバン
24の定位置に取り付けられ、モーターからの駆
動力を得て常時時計方向へ回転している。巻戻し
ターンテーブル22はテープ巻取り用リールと歯
車からなりベースキバン24に回転自在に支持さ
れている。バネ材72は巻取りアーム71cとベ
ースキバン24の間に取り付けられ巻取りアーム
71を反時計方向に回動偏倚し、早送り/巻戻し
ギヤ74と巻戻しギヤA69、巻戻しギヤB70
と巻戻しターンテーブル22を噛合させようとし
ているが、巻戻し操作時以外は巻戻し操作アーム
73に係止され、ギアの噛合ははずされている。
さて、巻戻し釦を押して巻戻しロツクアーム8
8を反時計方向に回動させると、係止突起88a
と巻戻しギヤ62の係合部62aの係合がはず
れ、巻戻しギヤ62は偏倚バネ材85の作用によ
り時計方向に回転を始める。バネ材85の偏倚力
による回転が終わる直前に巻戻しギヤ62は有歯
部がフライホイールギヤ98と噛合し、モーター
駆動力を受けることとなる。巻戻しギヤ62の回
転にともない、バネ材72の偏倚力を巻戻しアー
ム71を通して受けている巻戻し操作アーム73
は時計方向に回動し、巻戻しアーム71は反時計
方向に回動する。この動作により、早送り/巻戻
しギヤ74と第1巻取ギヤ69、第2巻取ギヤ7
0と巻戻しターンテーブル22は噛合し、早送
り/巻戻しギヤ74の回転が巻戻しターンテーブ
ル22に伝えられるようになる。その後巻戻しギ
ヤ62は有歯部での駆動が終わると、偏倚バネ材
85により回転を進められるが、係合部62b
が、回動していた巻戻しロツクアームの係止突起
88aと係合し、その位置でロツクされ巻戻し状
態を保持する。
8を反時計方向に回動させると、係止突起88a
と巻戻しギヤ62の係合部62aの係合がはず
れ、巻戻しギヤ62は偏倚バネ材85の作用によ
り時計方向に回転を始める。バネ材85の偏倚力
による回転が終わる直前に巻戻しギヤ62は有歯
部がフライホイールギヤ98と噛合し、モーター
駆動力を受けることとなる。巻戻しギヤ62の回
転にともない、バネ材72の偏倚力を巻戻しアー
ム71を通して受けている巻戻し操作アーム73
は時計方向に回動し、巻戻しアーム71は反時計
方向に回動する。この動作により、早送り/巻戻
しギヤ74と第1巻取ギヤ69、第2巻取ギヤ7
0と巻戻しターンテーブル22は噛合し、早送
り/巻戻しギヤ74の回転が巻戻しターンテーブ
ル22に伝えられるようになる。その後巻戻しギ
ヤ62は有歯部での駆動が終わると、偏倚バネ材
85により回転を進められるが、係合部62b
が、回動していた巻戻しロツクアームの係止突起
88aと係合し、その位置でロツクされ巻戻し状
態を保持する。
巻戻し状態を解除するには、巻戻し釦のロツク
を解除し、巻戻しロツクアームを時計方向へ回動
させると、巻戻しギヤ62は係止がはずされ次の
有歯部まで偏倚バネ85の作用により回転が進め
られる。次の有歯部でフライホイールギヤ98と
噛合した巻戻しギヤ62は再びモーター駆動さ
れ、カムの回転により巻戻し開始と逆の動作を行
ない、早送り/巻戻しギヤ74と第1巻戻しギヤ
69、第2巻戻しターンテーブル22の噛み合い
がはずされ、ターンテーブルは巻戻し動作をスト
ツプする。その後巻戻しギヤ62は始めにフライ
ホイールギヤ98に対向していた欠歯部まで回転
すると、偏倚バネ材85の作用により回転し、始
めの位置まで来ると再びロツクされ停止状態とな
る。以上が巻戻し動作である。
を解除し、巻戻しロツクアームを時計方向へ回動
させると、巻戻しギヤ62は係止がはずされ次の
有歯部まで偏倚バネ85の作用により回転が進め
られる。次の有歯部でフライホイールギヤ98と
噛合した巻戻しギヤ62は再びモーター駆動さ
れ、カムの回転により巻戻し開始と逆の動作を行
ない、早送り/巻戻しギヤ74と第1巻戻しギヤ
69、第2巻戻しターンテーブル22の噛み合い
がはずされ、ターンテーブルは巻戻し動作をスト
ツプする。その後巻戻しギヤ62は始めにフライ
ホイールギヤ98に対向していた欠歯部まで回転
すると、偏倚バネ材85の作用により回転し、始
めの位置まで来ると再びロツクされ停止状態とな
る。以上が巻戻し動作である。
次に巻戻し誤動作防止機構について説明する。
巻戻し防止アーム89は基板24に支点24aを
中心に回動自在に軸支されていて、撓みバネ材9
7はその腕部の撓みによつて巻戻し防止アーム8
9を時計方向へ回動偏倚させるよう基板24に固
定されている。巻戻し釦が押されてロツク状態に
ある時は、巻戻し防止アーム89は反時計方向に
回動した位置にあり、巻戻し操作アーム73上に
設けた突部73aには凹部89aが対向し、巻戻
し操作アーム73の回動は自由に行なわれるが、
巻戻し釦のロツクが解除されていると、撓みバネ
材97の作用により巻戻しロツクアーム89は時
計方向に回動した位置にあり、巻戻し操作アーム
73の突部73aには凸部89が対向し、巻戻し
操作アーム73の回動は、巻戻しアーム71が反
時計方向へ回動しないように規制されていて、巻
戻し動作が行なわれないようになつている。
巻戻し防止アーム89は基板24に支点24aを
中心に回動自在に軸支されていて、撓みバネ材9
7はその腕部の撓みによつて巻戻し防止アーム8
9を時計方向へ回動偏倚させるよう基板24に固
定されている。巻戻し釦が押されてロツク状態に
ある時は、巻戻し防止アーム89は反時計方向に
回動した位置にあり、巻戻し操作アーム73上に
設けた突部73aには凹部89aが対向し、巻戻
し操作アーム73の回動は自由に行なわれるが、
巻戻し釦のロツクが解除されていると、撓みバネ
材97の作用により巻戻しロツクアーム89は時
計方向に回動した位置にあり、巻戻し操作アーム
73の突部73aには凸部89が対向し、巻戻し
操作アーム73の回動は、巻戻しアーム71が反
時計方向へ回動しないように規制されていて、巻
戻し動作が行なわれないようになつている。
電源が切断されフイホイールギヤ98が回転し
ていない状態で巻戻し釦を押し、巻戻しギヤ62
の係止をはずし、再び巻戻し釦のロツクを解除し
てから電源を入れる操作を行なうと、巻戻しギヤ
62は一度係止がはずされているため、フライホ
イールギヤ98により駆動されてしまう。巻戻し
防止アーム89がないと、ここに巻戻しボタンは
戻つていても、一瞬巻戻しが行なわれるという誤
動作が起きてしまうが、巻戻し防止アーム89の
作用により巻戻し釦のロツクが解除されている時
には、巻戻し状態にはならないですむようにな
る。これが巻戻し誤動作防止機構である。
ていない状態で巻戻し釦を押し、巻戻しギヤ62
の係止をはずし、再び巻戻し釦のロツクを解除し
てから電源を入れる操作を行なうと、巻戻しギヤ
62は一度係止がはずされているため、フライホ
イールギヤ98により駆動されてしまう。巻戻し
防止アーム89がないと、ここに巻戻しボタンは
戻つていても、一瞬巻戻しが行なわれるという誤
動作が起きてしまうが、巻戻し防止アーム89の
作用により巻戻し釦のロツクが解除されている時
には、巻戻し状態にはならないですむようにな
る。これが巻戻し誤動作防止機構である。
(CUE/REVIEW機構)
プレイ状態において早送りボタンを押すことに
より、ヘツド挿入位置を下げ、ピンチローラの圧
着を離し、巻取りターンテーブルの駆動系を
PLAY駆動から早送り駆動に切換える動作を行な
い、かつ早送りボタンを戻せば再びPLAY状態に
することができる時、一般にこの操作はCUE操
作と呼ばれる。同様にPLAY状態で巻戻し釦を押
した時、REVIEW操作と言う。第17図及び第
18図において、アーム45はフライホイールギ
ヤ98と同軸上に回動自在に取付けられており突
部45c及び45dはそれぞれ早送りギヤ61、
巻戻しギヤ62の内側のカムと係合するように配
置されている。又、第2図においてアーム45の
係合部45bは戻しレバー46に、係合部45e
は操作レバー12に、又裏面の係合部45fはピ
ンチローラアーム10に係合しており、アーム4
5が早送りギヤ61又は巻戻しギヤ62のカムの
回転により反時計方向に回動すると、その回動力
は45bから戻しレバー46に伝わり、戻しレバ
ー46はヘツド位置を下げ、又45eからは操作
アーム12に伝わり、操作アーム12は巻取りア
イドラの圧着を離し、45fからはピンチローラ
アーム10に伝わり、ピンチローラの圧着を離
す。PLAY状態において早送り釦を押すと、早送
り機構の項で説明した巻取ターンテーブルの回転
に加えて、前述の様な動作が行なわれてCUE操
作が可能となる。PLAY状態において巻戻し釦を
押すREVIEW操作も同様である。操作後早送り
釦あるいは巻戻し釦から手を離せば、前述の動作
はもとに戻りPLAY状態となる。以上がCUE/
REVIEW機構である。
より、ヘツド挿入位置を下げ、ピンチローラの圧
着を離し、巻取りターンテーブルの駆動系を
PLAY駆動から早送り駆動に切換える動作を行な
い、かつ早送りボタンを戻せば再びPLAY状態に
することができる時、一般にこの操作はCUE操
作と呼ばれる。同様にPLAY状態で巻戻し釦を押
した時、REVIEW操作と言う。第17図及び第
18図において、アーム45はフライホイールギ
ヤ98と同軸上に回動自在に取付けられており突
部45c及び45dはそれぞれ早送りギヤ61、
巻戻しギヤ62の内側のカムと係合するように配
置されている。又、第2図においてアーム45の
係合部45bは戻しレバー46に、係合部45e
は操作レバー12に、又裏面の係合部45fはピ
ンチローラアーム10に係合しており、アーム4
5が早送りギヤ61又は巻戻しギヤ62のカムの
回転により反時計方向に回動すると、その回動力
は45bから戻しレバー46に伝わり、戻しレバ
ー46はヘツド位置を下げ、又45eからは操作
アーム12に伝わり、操作アーム12は巻取りア
イドラの圧着を離し、45fからはピンチローラ
アーム10に伝わり、ピンチローラの圧着を離
す。PLAY状態において早送り釦を押すと、早送
り機構の項で説明した巻取ターンテーブルの回転
に加えて、前述の様な動作が行なわれてCUE操
作が可能となる。PLAY状態において巻戻し釦を
押すREVIEW操作も同様である。操作後早送り
釦あるいは巻戻し釦から手を離せば、前述の動作
はもとに戻りPLAY状態となる。以上がCUE/
REVIEW機構である。
(選曲機構)
CUEあるいはREVIEW状態で早送り釦又は巻
戻し釦をロツクし、テープを高速走行させ、指定
ケ所まで走行させた後、PLAY状態にする選曲機
構について説する。本機構は、PLAY、早送り、
巻戻しの各操作釦及び第19図において釦の操作
位置をロツクするロツク板40と、ロツク板40
を操作するソレノイドレバー54、及びサーチス
トツパ53とから構成される。各ボタンは押込時
ロツク板40によりロツク保持さるが、ロツクに
必要なロツク板40の各釦との係合量は、PLAY
が大きく、早送り/巻戻しはそれより小さくなつ
ている。このため、PLAY釦と早送り釦あるいは
巻戻し釦が同時にロツクされている時に、ロツク
板40をロツク解除方向へ動かすと、先に早送
り/巻戻し釦のロツクが解除され、その後さらに
ロツク板40を移動させたところでPLAY釦のロ
ツクが解除される。選曲動作を行なうにはPLAY
釦と早送り/巻戻し釦を同時押しロツクして、指
定ケ所までテープが巻取られたロツクバン40を
早送り/巻戻し釦のロツクを解除する量だけ持ち
上げればよい。第19図において鎖錠板40(一
部分のみ図示)は上下方向に移動可能であり、下
に規制されると釦をロツクする。ソレノイドレバ
ー54は支点54bを中心に回動可能にシヤシ1
に取りつけられており、一端はロツクバン40に
接し、操作点54cは選曲信号を受けて作動する
ソレノイドに係合している。サーチストツパー5
3はシヤシに植立された支軸1uに回動可能に取
付けられ、一端53aをソレノイド54の係合部
54aと接し、他端にはロツクバン40の動きを
規制するストツパー53bを持つているが、後述
する様に選曲時にロツクバン40をソレノイドで
操作する時以外は、ロツクバン40はストツパー
53bとソレノイドレバーの間を自由に可動す
る。選曲動作のためPLAY釦と早送り/巻戻し釦
を同時押しロツクするとCUE/REVIEW状態と
なり、テープは高速走行する。選曲位置まで来る
と、ソレノイドの作用によりソレノイドレバー5
4は一端54cを規定位置まで持ち上げられ、ロ
ツクバン40を持ち上げ時計方向へ回動する。こ
の時、サーチストツパー53は係合部54aによ
り反時計方向に回動し、ストツパー53bは慣性
によりさらに上がろうとする鎖錠板40を上から
押さえこむ。この位置が、早送り/巻戻し釦のみ
ロツクを解除しPLAY釦の解除は行なわない鎖錠
板40の位置となつている。以上の機構により選
曲動作が行なわれる。
戻し釦をロツクし、テープを高速走行させ、指定
ケ所まで走行させた後、PLAY状態にする選曲機
構について説する。本機構は、PLAY、早送り、
巻戻しの各操作釦及び第19図において釦の操作
位置をロツクするロツク板40と、ロツク板40
を操作するソレノイドレバー54、及びサーチス
トツパ53とから構成される。各ボタンは押込時
ロツク板40によりロツク保持さるが、ロツクに
必要なロツク板40の各釦との係合量は、PLAY
が大きく、早送り/巻戻しはそれより小さくなつ
ている。このため、PLAY釦と早送り釦あるいは
巻戻し釦が同時にロツクされている時に、ロツク
板40をロツク解除方向へ動かすと、先に早送
り/巻戻し釦のロツクが解除され、その後さらに
ロツク板40を移動させたところでPLAY釦のロ
ツクが解除される。選曲動作を行なうにはPLAY
釦と早送り/巻戻し釦を同時押しロツクして、指
定ケ所までテープが巻取られたロツクバン40を
早送り/巻戻し釦のロツクを解除する量だけ持ち
上げればよい。第19図において鎖錠板40(一
部分のみ図示)は上下方向に移動可能であり、下
に規制されると釦をロツクする。ソレノイドレバ
ー54は支点54bを中心に回動可能にシヤシ1
に取りつけられており、一端はロツクバン40に
接し、操作点54cは選曲信号を受けて作動する
ソレノイドに係合している。サーチストツパー5
3はシヤシに植立された支軸1uに回動可能に取
付けられ、一端53aをソレノイド54の係合部
54aと接し、他端にはロツクバン40の動きを
規制するストツパー53bを持つているが、後述
する様に選曲時にロツクバン40をソレノイドで
操作する時以外は、ロツクバン40はストツパー
53bとソレノイドレバーの間を自由に可動す
る。選曲動作のためPLAY釦と早送り/巻戻し釦
を同時押しロツクするとCUE/REVIEW状態と
なり、テープは高速走行する。選曲位置まで来る
と、ソレノイドの作用によりソレノイドレバー5
4は一端54cを規定位置まで持ち上げられ、ロ
ツクバン40を持ち上げ時計方向へ回動する。こ
の時、サーチストツパー53は係合部54aによ
り反時計方向に回動し、ストツパー53bは慣性
によりさらに上がろうとする鎖錠板40を上から
押さえこむ。この位置が、早送り/巻戻し釦のみ
ロツクを解除しPLAY釦の解除は行なわない鎖錠
板40の位置となつている。以上の機構により選
曲動作が行なわれる。
このように本考案によると、録音又は再生状態
にする時に、完全にキヤプスタンと圧着ローラが
圧接して定速送りの状態になり、次に巻取り機構
が動作するように設定することができるので、セ
ツトによるバツキがなくなり、テープレコーダを
量産化する上での効果がある。
にする時に、完全にキヤプスタンと圧着ローラが
圧接して定速送りの状態になり、次に巻取り機構
が動作するように設定することができるので、セ
ツトによるバツキがなくなり、テープレコーダを
量産化する上での効果がある。
第1図は本考案の実施例の全体を表わす正面
図、第1図aはその部分断面図、第2図はメイン
基板裏側の部品配置図、第3図はベース基板のカ
セツト側の部品配置図、第4図はベース基板裏側
の部品配置図、第5図はベース基板上に設置され
た部品の断面図、第6図は本実施例全体の裏面
図、第7図は操作釦系の全体図を示す底面図、第
7図aはその右側面図、第7図bは一部説明用側
面図、第8図は操作ケース上面を示す平面図、第
9図は操作ケース上に乗る各スライダの配置図、
第10図は操作ボタンの配置図第11図は各操作
釦のツク係合量を示す断面図第12図は再生状態
にあるメイン基板正面の部品配置図、第13図は
再生状態のメイン基板裏面の部品配置図、第14
図は再生状態のベース基板裏面の部品配置図、第
15図はオートストツプ動作を表わす機構図、第
16図はポーズ動作を表わす機構図、第17図は
巻戻し動作を表わす機構図、第18図は早送り動
作を表わす機構図、第19図は選曲動作を表わす
機構図、第20図はイジエクト動作を表わす機構
図である。 3……ヘツド台、7……プレイアーム、8……
録再ヘツド、12……操作アーム、13……圧着
ローラ、19……キヤプスタン、20……モー
タ、22……巻取側ターンテーブル、47……タ
イミングアーム、78……巻取アーム、96……
巻取ローラ付ギヤ。
図、第1図aはその部分断面図、第2図はメイン
基板裏側の部品配置図、第3図はベース基板のカ
セツト側の部品配置図、第4図はベース基板裏側
の部品配置図、第5図はベース基板上に設置され
た部品の断面図、第6図は本実施例全体の裏面
図、第7図は操作釦系の全体図を示す底面図、第
7図aはその右側面図、第7図bは一部説明用側
面図、第8図は操作ケース上面を示す平面図、第
9図は操作ケース上に乗る各スライダの配置図、
第10図は操作ボタンの配置図第11図は各操作
釦のツク係合量を示す断面図第12図は再生状態
にあるメイン基板正面の部品配置図、第13図は
再生状態のメイン基板裏面の部品配置図、第14
図は再生状態のベース基板裏面の部品配置図、第
15図はオートストツプ動作を表わす機構図、第
16図はポーズ動作を表わす機構図、第17図は
巻戻し動作を表わす機構図、第18図は早送り動
作を表わす機構図、第19図は選曲動作を表わす
機構図、第20図はイジエクト動作を表わす機構
図である。 3……ヘツド台、7……プレイアーム、8……
録再ヘツド、12……操作アーム、13……圧着
ローラ、19……キヤプスタン、20……モー
タ、22……巻取側ターンテーブル、47……タ
イミングアーム、78……巻取アーム、96……
巻取ローラ付ギヤ。
Claims (1)
- 録再ヘツドを具備したヘツド台と、モーター及
びフライホイールと、該フライホイールと一体的
に成形されたキヤプスタンと、圧着ローラとを有
して定速走行するカセツトテープレコーダにおい
て、テープを巻取るための巻取りアームについた
ゴム付ローラと、該ローラが圧着して巻取側ター
ンテーブルを回転させる巻取り機構と、圧着ロー
ラを圧着させるスプリングと該スプリングを動か
すプイレアームと、このプイレアームと一体的に
動きキヤプスタンと、圧着ローラが圧着してから
巻取り機構を働かせるようにするタイミングアー
ムとを備えてなることを特徴とする録音再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5185782U JPS58155650U (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 録音再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5185782U JPS58155650U (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 録音再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58155650U JPS58155650U (ja) | 1983-10-18 |
JPH0138760Y2 true JPH0138760Y2 (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=30062565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5185782U Granted JPS58155650U (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 録音再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58155650U (ja) |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP5185782U patent/JPS58155650U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58155650U (ja) | 1983-10-18 |
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