JPH0138548Y2 - - Google Patents

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JPH0138548Y2
JPH0138548Y2 JP1983170915U JP17091583U JPH0138548Y2 JP H0138548 Y2 JPH0138548 Y2 JP H0138548Y2 JP 1983170915 U JP1983170915 U JP 1983170915U JP 17091583 U JP17091583 U JP 17091583U JP H0138548 Y2 JPH0138548 Y2 JP H0138548Y2
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wheel
train
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gear
hino
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JP1983170915U
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JPS6080378U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主に婦人用のアーモンド形状をした
電子時計の輪列構造に関する。婦人用時計は、製
造技術の進歩により市場の要求に沿つて一段と小
型化し、ドレツシーな方向へと移行しつつある。
ムーブメントサイズは63/4×8型から51/2
×63/4型へと一段と小型なものに移り変つて来
ている。本考案は、51/2×63/4型のムーブメン
トでありながらこのサイズよりも小型なムーブメ
ントに対応できる小型な外装を可能とし、更にこ
の外装の平面シルエツトをよりスマートな形状と
してバンドとの一体感を高めて、優れた外装デザ
インを可能にすることを目的とする。
本考案の説明を一実施例を示す第1図・第2
図・第3図・第4図に沿つて説明する。
1は硬質合成樹脂材から成る基枠(以後地板と
呼ぶ)で、受足1a,1b,1c,1d,1eを
固定し、更に柄枠1f,1gと穴石1hも固定
し、更に軸受用穴1iを形成して成り、前記柄枠
1fは二番車2を、1gは三番車3を、穴石1h
は電気−磁気変換手段を構成するロータ4を、穴
1iは日ノ裏車5をそれぞれ軸受する。前記受足
1aと1bに案内される輪列受6は前記ロータ4
と磁気結合し地板1上に配置されるステータ7お
よび地板1に設けた凸部1jの上面にのせ、ねじ
8a,8bにより固定される。硬質合成樹脂材か
ら成る前記輪列受6に固定された柄枠6aは前記
二番車2を、6bは前記三番車3を、6cは前記
ロータ4を、また輪列受6に設けた穴6dは前記
日ノ裏車5をそれぞれ軸受して輪列手段を構成す
る。コイルブロツク9を形成する磁心10は前記
ステータ7の上面に前記受足1cと1dに案内さ
れながら載置され、一方は電源である電池20を
保持し、且、電気導通を図る電池プラス端子21
を介してねじ8cにより固定され、他方は磁心1
0に固定されて、コイルに入力信号を受ける電極
パターンを有するコイルリード基板11と回路ブ
ロツク12を形成する回路基板12aおよび金属
材から成る回路押え板13を介してねじ8dによ
り固定されて、電気−磁気変換手段を構成する。
前記回路ブロツク12は、MOSICチツプ12b
と振動源である水晶ユニツト12cを実装して回
路手段を構成し、地板1の上に載置したその上
に、前記回路押え板13を介してねじ8eで受足
1eに固定される。またねじ8bは、前記回路押
え板13を介して前記輪列受6を受足1bに固定
する。これにより、前記回路押え板13に設けた
弾性部分13bが前記水晶ユニツト12cを前記
地板1に押圧固定する。
前記地板1に横穴1kと縦穴1lを設け、横穴
1kには先端に歯車を形成した巻真14を軸受
し、縦穴1lには巻真案内板15を組込み、該巻
真案内板15は先端を細めて前記巻真14に設け
た山形形状部に係合させ、他端は前記回路押え板
13に設けた弾性部分13aで押圧されて前記巻
真14の位置決めをし、前記巻真14の先端に歯
割したカナと前記日ノ裏車5を構成する日ノ裏歯
車5cに形成したクラウン歯車5dと噛み合わせ
たり、外したりする。即ちクリツク機構を構成し
ている。本考案では、特に前記日ノ裏車5の日ノ
裏真5aの外径部に前記二番車2の二番歯車2a
の外径が一致する程に中心距離を縮めてあり、こ
れを可能にするために、前記地板1の日ノ裏車5
の下柄の径方向を軸受する穴1iの周りに凸部1
mを設け、該凸部1mの先端面が日ノ裏歯車5c
の下面を受けて軸方向の軸受をする構造としてい
る。また日ノ裏真5aの前記二番歯車2aの外径
に相対する部分に段部5bを設けて前記二番歯車
2aとのスキ間を確保している。これにより日ノ
裏車5に隣接するねじ8b,8e・巻真案内板1
5および水晶ユニツト12c等をムーブメント中
心方向に寄せることが可能となり、また、輪列負
荷に応じて予め用意された複数の駆動パルス幅の
中から駆動可能なパルス幅に切り替えるパルス幅
制御方式を採用した電気−磁気変換器にすること
によつて該変換器の効率化と小型化が可能とな
り、従つて前記電気−磁気変換手段等をムーブメ
ント中心方向に寄せてレイアウトすることによつ
て、巻真14の配置方向、即ち3時−9時方向の
ムーブメント外形の外周に沿つてサイドカツトに
相当する余裕スペースを設けることが可能とな
る。従つて本考案によれば、前記余裕スペース内
に外装手段を構成する中枠16・裏ブタ17およ
び前記巻真14に固定されるリユウズ18の一部
分を配置させることができることにより、ケース
胴19の3時−9時方向のサイズを一段と小さく
でき、バンドとの一体感を高めたデザイン向上に
大きく寄与する。更に前記余裕スペースの平面形
状を前記ケース胴19の外形曲率にほぼ相似した
形状とするように前記の関連部材の形状を設定す
ることによつて、前記ケース胴19の外形を無理
なく一段とスマートな形状にすることができる。
また前記地板1の3時−9時方向の外形部は前記
余裕スペースを設ける為に非カツト部分の底のあ
る様にカツトされ、該底部1p(2ケ所)の厚さ
はムーブメントを外装へ前記中枠16によつて固
定するために、前記地板1の12時−6時方向に設
けた機械落面1n(2ケ所)の厚さに等しいか、
または薄くなるように形成される。これによつて
前記中枠16の前記地板1を押圧固定する箇所が
増して、より安定したムーブメント固定が可能と
なる。これは地板1が合成樹脂材から成る場合
は、強度的に補強でき一層効果的である。また地
板1に前記余裕スペースを設けるようにカツトし
た側面および前記機械落面1nを形成させるため
の側面をムーブメントの位置決め基準として利用
して、文字板・時針・分針等の取り付けが可能と
なる。基準穴をムーブメント内部に設ける必要が
なくなり、レイアウト上のスペース効率が高めら
れる。従つて地板1の外形形状は国際的標準サイ
ズのままである為、前記サイドカツトを利用しな
い場合は、ムーブメントのOEM販売または外装
購入等支障が少なく、有利に展開できる利点も有
する。
また、前記日ノ裏車5を受ける地板1に形成し
た凸部1mの端面は中央部をへこめて日ノ裏歯車
5cとの接触面積を減らして摩擦損失を軽減して
止りに対する安全性を高め、且、接触点を多点化
して日ノ裏車5の傾きを抑えて関連する輪列との
噛み合いの安定化を可能とし、更に前記凸部1m
の成形加工に於いて前記へこみ部にガス抜きを設
けることによつて前記日ノ裏歯車5cとの接触部
分の寸法精度および平滑な表面状態を実現可能と
している。
以上の如く本考案によれば、日ノ裏車の下柄側
は日ノ裏真が地板によつて径方向の軸受をし、軸
方向は地板に設けた凸部1mが日ノ裏歯車の下面
を支持案内し、且つ二番歯車と日ノ裏真は平面的
に重ねているため日ノ裏カナの位置決め精度を高
めることができ、同時に、二番車と日ノ裏車の中
心距離を縮められる。また、二番車と日ノ裏車を
平面的に重ねてあるものの、日ノ裏真の日ノ裏歯
車の保持部は十分大きくすることができるので、
日ノ裏歯車と日ノ裏真の相対位置を精度良く出す
ことが可能となる。結果的に時計の機能を損ねる
ことなく、時計の小型化が可能となり、あるいは
時計の3H−9H方向の所要スペースを縮小させる
ことが可能となる。具体的には ・ 3H−9H方向の地板外径の内側にケース胴外
形に近似した曲率形状のサイドカツト部を設け
られる。従つて、カツト部分にリユウズ、中枠
の外装部材の一部をさせられるため、バンドと
ケースの一体感を高めデザイン向上を図れる。
・ 防水構造の外装は平面肉厚を多く必要とする
が、カツト部分のスペースを理容することによ
つて、小型防水時計が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すムーブメント
の組立平面図であり、第2図・第3図はムーブメ
ントの組立断面図であり、第4図は外装に組立て
た組立断面図である。 主な部品の説明、1……地板、5……日ノ裏
車、7……ステータ、8……ねじ、9……コイル
ブロツク、12……回路ブロツク、13……回路
押え板、14……巻真、15……巻真案内板、1
6……中枠、17……裏ブタ、19……ケース
胴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源、時間標準源、回路手段、輪列手段等を配
    備してなる電子時計の輪列構造において、地板と
    輪列受に軸支される前記輪列手段は二番車、日ノ
    裏車および筒車等から構成され、前記日ノ裏車は
    前記地板と前記輪列受に軸支される日ノ裏真と、
    該日ノ裏真の前記地板を貫通した端部に固定され
    る日ノ裏カナと、前記日ノ裏真の輪列側に固定さ
    れ外周部に前記地板に装着された巻真の先端に形
    成されたカナに係合する日ノ裏車とを有してな
    り、前記日ノ裏車は前記地板の軸受部によつて径
    方向に位置決めされるとともに、前記日ノ裏歯車
    を前記地板の軸受部周囲に形成された複数の凸部
    により軸方向に位置決めされており、且つ前記二
    番車外径は少なくとも前記日ノ裏真の前記日ノ裏
    歯車を保持する部分の外周より内径側に位置して
    なることを特徴とする電子時計の輪列構造。
JP17091583U 1983-11-04 1983-11-04 電子時計の輪列構造 Granted JPS6080378U (ja)

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JP17091583U JPS6080378U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 電子時計の輪列構造

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JP17091583U JPS6080378U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 電子時計の輪列構造

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Publication Number Publication Date
JPS6080378U JPS6080378U (ja) 1985-06-04
JPH0138548Y2 true JPH0138548Y2 (ja) 1989-11-17

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JP17091583U Granted JPS6080378U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 電子時計の輪列構造

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Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5236597U (ja) * 1975-09-03 1977-03-15
JPS5332045B2 (ja) * 1973-08-27 1978-09-06
JPS57187680A (en) * 1981-05-15 1982-11-18 Seiko Epson Corp Switching mechanism of watch

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332045U (ja) * 1976-08-26 1978-03-20

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JPS6080378U (ja) 1985-06-04

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