JPH0138504Y2 - - Google Patents

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JPH0138504Y2
JPH0138504Y2 JP19356083U JP19356083U JPH0138504Y2 JP H0138504 Y2 JPH0138504 Y2 JP H0138504Y2 JP 19356083 U JP19356083 U JP 19356083U JP 19356083 U JP19356083 U JP 19356083U JP H0138504 Y2 JPH0138504 Y2 JP H0138504Y2
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JP
Japan
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heat
elastic body
lead wire
sensitive element
holder
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JP19356083U
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JPS60102637U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複写機等の加熱定着装置における定
着ローラのような回転体、或いは静止体の表面温
度を検知する温度検知装置の改良に関するもので
ある。
従来のこの種の温度検知装置は、感熱素子を止
着した弾性体を保持する保持体と、感熱素子のリ
ード線を、温度制御回路へ接続するための外部引
出線に接続するための中継用の端子板とが別々に
構成されていた。
そのため、弾性体を保持体に取付ける作業と、
リード線を端子板に接続する作業とを各別に行な
わなければならず、作業工程が増加するのに止ま
らず、このリード線は非常に細いため断線し易
く、その断線を防ぐために慎重な取扱いを必要と
し、これがまた作業能率を悪化させる原因となつ
ていた。
また、このリード線は弾性体が回転体と接する
度毎に弾性体の圧縮に伴つて屈曲を繰り返し、そ
のために短絡したり、疲労断線して信頼性を悪化
させる原因となつていた。
本考案は、弾性体を保持する保持体に中継用の
端子を植立して、中継用の端子板を兼ねさせると
共に、リード線を挿通する切欠部を設け、リード
線の短絡や、屈曲による疲労断線を防止し、以つ
て従来の欠点を除去した温度検知装置を提供する
ことを目的とする。
以下、本考案の一実施例を図面について説明す
る。
1はシリコンゴムスポンジの弾性体で、定着ロ
ーラ等の回転体(図示せず)の表面に接するべき
感熱面に、感熱素子2を埋設すべき凹部1aと、
該感熱素子2のリード線3を挿入する切込溝1b
を設けてある。
この凹部1aにサーミスタ等の感熱素子2を収
容し、その周囲に充填剤4を充填して感熱素子2
が弾性体1の感熱面と略平面となるように固定し
て埋め込むと共に、そのリード線3を切込溝1b
に挿入する。
この充填剤4としては、弾性体1と同質のシリ
コン接着剤が使用されるが、充填剤4はこれに限
定されるものではなく、耐熱性のある接着剤であ
ればどんな接着剤でもよく、或いは比較的粘度の
高いグリースでもよく、後記する薄膜テープ6が
弾性体1の感熱面に密着していることと相俟つ
て、感熱素子2が動かないようなものであつて耐
熱性があれば使用することができる。
また、この充填剤4の充填は、感熱素子2の一
部が露出する程度に埋設するのが好ましいが、感
熱素子2が弾性体1の感熱面から上に著るしく突
出しないように注意する必要がある。
更に、弾性体1に比して熱伝導の優れた接着剤
を使用すれば、感熱素子2が充填剤4によつて完
全に埋没してしまつても、熱応答性には何の支障
を来たすことはない。
このようにして感熱素子2を埋設した弾性体1
を、合成樹脂で形成された保持体5の凹所5aに
その感熱面の反対側を挿入して保持体5に挿着
し、弾性体1の感熱面から保持体5の側面に跨つ
て薄膜テープ6を貼着し、この薄膜テープ6を介
して弾性体1の感熱面が回転体表面に接するよう
にすると共に、弾性体を保持体5に止着する。
この薄膜テープ6としては、例えばポリイミド
樹脂、フツ素樹脂等の材料が使用され、その厚さ
は耐摩耗性、熱応答性からして25〜200μm程度が
適当である。また、ポリイミド樹脂、フツ素樹脂
等を組合せたもの、例えばポリイミド樹脂の薄膜
テープ6上にフツ素樹脂をコーテイングしたもの
等も考えられる。
保持体5の一側面には切欠部5bが設けられて
おり、感熱素子2のリード線3は、前記のように
切込溝1bを挿通した後にこの切欠部5bに挿入
され、接着剤7を切欠部5bに充填することによ
つてこれに止着された後、保持体5に植立された
中継用の端子8にハンダ付される。
そして、外部の温度制御回路(図示せず)に接
続される外部引出線9もこの端子8にハンダ付
し、これにより感熱素子2は温度制御回路に接続
可能となる。
第4図において10は支持体にして、これに形
成された軸孔10aを利用して電子複写機の加熱
定着装置に取付けられる。又この支持体10には
略U字形に折曲された保持体取付部11aを有す
る金属板11が、その一端の折曲部11bをリベ
ツト12で、他端の折返部11cの孔11dを支
持体10の突起10bに挿嵌することによつて取
付けられている。
この金属板11の保持体取付部11aには、前
記保持体5の背面がネジ13で止着されており、
そして保持体取付部11aの折曲深さは、弾性体
1の高さの少くとも半分以上が埋設するように設
定されるもので、これは回転体に弾性体1の感熱
面が押圧された時、回転体と薄膜テープ6との摩
擦によつて、弾性体1に生ずるズレ変形を防ぎ、
感熱素子2、リード線3に加わる力を減ずるため
である。
更に支持体10には外部引出線9を挿通する案
内溝10cが設けられ、又弾性体1の感熱面を回
転体に圧接する付勢部材(図示せず)が架設され
る。
本考案は上記に詳述したように、保持体に切欠
部を設けて、これに弾性体に止着された感熱素子
のリード線を挿通止着したので、弾性体が回転体
に接触させられてズレ変形を起しても、リード線
同志が接触し、短絡して故障するのを未然に防止
できる。
そして、前記弾性体のズレ変形、圧縮変形等が
生じても、これに伴つてリード線に屈曲変形を生
ずることがなく、この屈曲変形の繰り返しによる
疲労断線がないことと相俟つて、著るしく信頼性
の向上を計ることができる。
更に、保持体には中継用端子を植立し、リード
線の端部、及び温度制御回路に接続される外部引
出線をこれに接続し、且つ保持体に弾性体を取り
付けるようにしたため、従来の各別に行なつてい
た作業が同時に行なわれ、作業の簡略化に役立つ
ものである。
しかもこのことは、作業中や測定中に細い切断
し易いリード線を無理に引張つて断線させたり、
感熱素子に不要な力を加えて故障の原因とするこ
となく、中継用端子を利用して電気測定や温度測
定を行うことができるため、作業中不必要な細心
の注意をはらう必要がなくなり、作業能率が一層
向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は弾性体の斜面図、第2図は感熱素子を埋設した
断面図、第3図は保持体に取付けた状態の斜面
図、第4図は支持体に取付けた状態の斜面図、第
5図はその断面図である。 1……弾性体、2……感熱素子、3……リード
線、5……保持体、5b……切欠部、8……中継
用端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性体の感熱面側に止着された感熱素子のリー
    ド線を弾性体の側面に引き出し、該弾性体を保持
    する保持体には、リード線を引き出した弾性体の
    側面と同側面に該リードを挿通する切欠部を設
    け、且つ該リード線を止着する中継用の端子を植
    立したことを特徴とする温度検知装置。
JP19356083U 1983-12-17 1983-12-17 温度検知装置 Granted JPS60102637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19356083U JPS60102637U (ja) 1983-12-17 1983-12-17 温度検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19356083U JPS60102637U (ja) 1983-12-17 1983-12-17 温度検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60102637U JPS60102637U (ja) 1985-07-12
JPH0138504Y2 true JPH0138504Y2 (ja) 1989-11-17

Family

ID=30416283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19356083U Granted JPS60102637U (ja) 1983-12-17 1983-12-17 温度検知装置

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JP (1) JPS60102637U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60102637U (ja) 1985-07-12

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