JPH0137850B2 - - Google Patents

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JPH0137850B2
JPH0137850B2 JP1869986A JP1869986A JPH0137850B2 JP H0137850 B2 JPH0137850 B2 JP H0137850B2 JP 1869986 A JP1869986 A JP 1869986A JP 1869986 A JP1869986 A JP 1869986A JP H0137850 B2 JPH0137850 B2 JP H0137850B2
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JP
Japan
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wafer
ring
tape
suction
adhesive tape
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Saburo Myamoto
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Nitto Denko Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば集積回路形成用の基板とな
るシリコンウエハと、このウエハのキヤリヤ治具
となる円形環状などのリングを1枚の粘着フイル
ムに貼着する装置、特にそのウエハリングの吸着
部の構成に関するものである。
〔従来の技術〕
従来ではウエハとリングの粘着テープによる貼
着は一般に手作業で行なつていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の手作業による貼着方法は、
きわめて手数がかかり、かつ皺ができないように
張ることは困難で、熟練を要するなどの問題があ
る。しかウエハとリングを粘着テープにより貼合
せる場合、貼合せ部へのウエハやリングの自動供
給は比較的容易であるが、ウエハとリングを粘着
テープで貼合せる部分においてウエハを破損させ
ないように、かつ粘着テープにシワが生じないよ
うにすることなどの問題を解決することが困難で
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この発明はウ
エハとリングの自動貼合せ装置において、そのウ
エハ吸着台は、リングをを吸着、保持するテープ
貼付台とは別個に昇降自在に取付けるとともに、
パネにより押上げ、ウエハとリングの厚みが異な
るとき、ウエハ吸着台の上限位置を調整でき、ま
た、加工誤差を吸収できる構造とし、前記テープ
貼付台は、貼付ロールにより粘着フイルムを貼付
するとき、リング内周部に粘着フイルムのシワが
生ずるのを防ぐため、リングの載置部は、その外
周の部分より、リング厚み分だけ低くなるように
段差を設け、前記ウエハ吸着台には、ウエハの素
子形成面が吸着台に直接触れることを防止する保
護フイルム供給手段を設けて、この保護フイルム
を介してウエハ吸着台上に吸着されているウエハ
と、テープ貼付台上のリングとに粘着テープを貼
付するようにしたものである。
〔作用〕
この発明は上記の構成であり、多数のリングを
積載台上に積載しておく。最下部から1枚づつ取
出したリングは積載台の前方のガイド台上へ移動
し、その上の左右の位置決めピンとリングの左右
の切欠の係合により位置決めされる。
こうして位置決めされたリングは移載手段に吸
着されてテープ貼付台上の一段低いリング載置部
に載せられる。
一方、多数のウエハを収納したカセツトから素
子形成面を上にして1枚づつ取出されたウエハは
ウエハアライメント手段により正確な向きに位置
決めされたのち、ウエハ反転手段により素子形成
面が下になるように反転されて前記テープ貼付台
の中央に設けたウエハ吸着台上へ移載されるが、
このウエハ吸着台にはウエハの素子形成面が吸着
台に直接触れることを防止する保護フイルム供給
手段を設けてあるから、ウエハは保護フイルムを
介して吸着台上に載る。こうしてテープ貼付台上
のリング載置部にリングが載り、ウエハ吸着台上
にウエハが載つて、真空の吸引された条件で、貼
付ユニツトが作動して粘着面を下にした粘着テー
プを貼付ロールによりウエハとリング上に貼付し
ていく。
上記のようにリングとウエハ上に粘着テープが
貼付されるさい、ウエハ吸着台がバネを圧接しつ
つ上下に浮動してウエハに加わる圧力を緩和する
ことによりウエハの破損を防止する。
ついで、リング貼付台の上方のある切断ユニツ
トが下降て粘着テープをリング上で円形に切り抜
いて上昇する。
切断ユニツトが上昇したのち、剥離ユニツトが
動き始め、切り抜かれた円板状の部分以外の残り
の粘着テープを剥離する。
その後、貼付ユニツトと剥離ユニツトが元の位
置に戻るが、このとき円板状に切抜かれた粘着テ
ープで一体に接着されたウエハとリングは剥離ユ
ニツトに設けた移送手段によりつぎの反転手段へ
と移送され、切抜き後の粘着テープに巻取リール
で巻取られ、切抜き前の新しい粘着テープがテー
プ貼付台上に引き出される。
上記のように反転手段上に移送されたリングは
この反転手段により反転されてウエハとリングが
粘着テープ上となり、ステージ上に載せられて必
要に応じて粘着テープの加熱収縮処理、ウエハNo.
の読み取り、ウエハNo.を書き込んだラベルの貼付
などが行われたのち、カセツトへと送り出され
る。
〔実施例〕
第1図において、1は金属リング2の積載台
で、左右一対からなり図示例の場合、後部寄りに
4本の丸棒状ガイドピン3を立て、この各ピン3
内に復数のリング2を積重ねる。また、積載台1
に前部には第1図、第3図にように支持枠4を固
定し、この枠4にリング2のフラツト部5を接触
させる当て板6を設け、この当て板6の下縁と台
1の上面間に第3図のように1枚のリング2の通
過を許容する隙間を設け、当て板6側の左右のガ
イドピン3の下端の相対する側にも最下部のリン
グ2の両側の通過を許容する切欠を設ける。ま
た、左右の積載台1はそのまま前方へ延長して左
右一対のガイド台7とする。
8は左右の積載台1間に設けた進退板であつ
て、その上面は第3図のように台1の上面と同じ
高さであり、上面にリング2の厚みより僅かに低
い左右一対の押出部材9が前後方向に平行に設け
られ、この進退板8を第3図に示すように固定フ
レーム10上に設けたエアシリンダ11により1
往復させると、台1上の最下部のリング2が当て
板6の下を通つてその前半をガイド台7上に進出
させて第1図の鎖線aの位置へと押出され、進退
板8が第1図の実線の位置を戻ると角リング2が
1枚分下降する。
第3図の15はフレーム10上のガイドレール
16に沿つてエアシリンダ14により進退する進
退台で、この台15に設けたブラケツト上に揺動
片17を軸18により取付け、この揺動片17上
に前記リング2の内側を押す一対のピン19を設
ける。
また、進退台15上には電磁石またはエアシリ
ンダのようなアクチユエータ21を設けてこれに
より揺動片17を押上げるとピン19がガイド台
7上に上に、アクチユエータ21が下つていると
ピン19がガイド台7の上面より引込むようにし
てある。
従つて、前記のようにリング2が押出部材9で
押出されているときは進退台15は第3図の位置
にあり、ピン19は下つているから、リング2は
ピン19上を前進して前記のようにaの位置とな
る。
リング2が第1図aの位置となり進退板8が後
遅した条件でアクチユエータ21が揺動片17を
押上げてピン19をリング2内に入れ、ついでエ
アシリンダ14により進退台15が前進を始め、
ピン19がリング2の内側を押して第1図、第3
図のbの位置まで押していくとこの部分のガイド
台7上に固定した左右の位置決めピン22にリン
グ2の外周前部の左右一対の切欠23が当り、リ
ング2の左右のフラツト部がガイド台7上の左右
のガイドレール24に接して正確に位置決めされ
る。
その後アクチユエータ21によりピン19が下
り、エアシリンダ14により進退台15は元の位
置に戻る。
こうして位置決めされたリングは移載手段20
により第1図のテープ貼付台27上へ移される。
移載手段20は第2図、第3図のように垂直の
固定フレーム12に設けたガイドレール13に沿
つて移動する移動台26に昇降自在に取付けた昇
降台44から突出した支持棒25に固定した左右
一対の腕29の先端に真空吸着具35を設けたも
ので、台26,44などはエアシリンダや電磁石
などのアクチユエータで駆動する。
その作用は、上昇位置にある左右の吸着具35
を昇降台44とともに第3図の鎖線のように下降
させて第3図のbの位置にあるリング2を真空吸
着したのち、第1図、第3図の実線のようにリン
グ2とともに上昇し、ついで移動台26が移動し
てリング2をテープ貼付台27上に位置させて停
止したのち下降し、このリング2をテープ貼付台
27上に載せ、吸着具35によるリング2の吸着
を解いて第3図の元の位置に戻る。
テープ貼付台27は第2図のようにフレーム2
8上に固定され、真空吸引装置に通じる複数の真
空吸引孔によりリング2を吸着固定する。また、
この貼付台27の中央の開口31にウエハに吸着
台32が遊嵌している。また、テープ貼付台27
の開口31の周位のリング載置部46は第10図
のように台27の他の面よりリング2の厚み分だ
け低く段差をつけてある。
第2図のように吸着台32の下部の筒体30の
外側には複数の縦向きガイド片33を設け、支持
台36上に設けた筒壁49の内面はガイド溝50
と前記ガイド片33を摺動自在に係合させて吸着
台32の回止めとする。エアシリンダ34で昇降
する支持台36に昇降自在にはめた昇降軸37の
上端に前記吸着台32を固定し、昇降軸37をバ
ネ38で支承し、かつ昇降軸37にねじ込んだ調
整ナツト48により台32の上限位置を調整し得
るようにし、その上面がテープ貼付台27の上面
より僅かに高くなるように支持してリング2とウ
エハ53の厚みが異なる場合や加工誤差を吸収し
得るようになつている。
第2図の40は多孔質プラスチツクからなるウ
エハ保護フイルムで、繰出リール41から繰り出
され、フレーム28に設けたガイドロール42と
吸着台32上を通り、巻取リール43に巻取られ
るが、吸着台32が下がつたとき巻取リール43
が矢印方向へ回転しフイルム40を巻き取る。巻
取るフイルム40の長さは巻取リール43の外側
に巻かれているフイルム40に圧着している検出
ロール45と連動するパルス発振器(図示省略)
から発振されるパルス数をカウントして検出し、
その値が設定値に達するとリール43を停止せし
める。この設定値は調整可能である。
また、上記のように保護フイルム40を引出し
たリール43が停止したのち、リール43が逆転
してリール41,43間のフイルム40を弛め、
吸着台32が上昇したとき保護フイルム40に不
必要な張力を加えないようにする。また、図示省
略してあるが、繰出ロール41が巻かれた保護フ
イルム40の外周にもパルス発振器に連動するロ
ールを接触させてフイルム40の残量を検出する
検出装置を設け、さらに、繰出リール41のオー
バランを防止するブレーキやフイルム40の静電
気を除去するイオン発生器を設ける。
第1図の51はウエハを入れたカセツトを載せ
る左右一対の台である。第7図、第8図のように
左右の台51上にカセツト52には多数のウエハ
53が素子形成面を下にして適当間隔で積上げら
れ、無端搬出ベルト54,55によりカセツト5
2内の最下位のウエハ53をウエハアライメント
手段57の吸着パツド56上に引出し、ウエハ5
3がパツド56上に達するとベルト54,55は
止る。
各台51は図示省略してある昇降手段により昇
降するもので、ウエハ53が1枚取出される毎に
カセツト52を下げてつぎのウエハ53をベルト
55上に載せる。
左右に台51を設けたのは一方の台51上のカ
セツト52が空になると、他方のカセツト52内
のウエハ53が取出して運転を続行し、この間に
空のカセツト52をウエハ53の入つたカセツト
52と交換するためである。
吸着パツド56は第4図のように昇降枠58上
に回動自在に取付け、このパツド56を施回させ
るステツピングモータ61と、昇降枠58をモー
タ61とともに昇降させる昇降用エアシリンダ6
2を設けるが、このシリンダ62は固定フレーム
60に取付けられている。
吸着パツド56の上面に吸着用溝63があり、
この溝63が図示省略してある真空吸引装置に通
じる第4図の連通孔64を連通している。
65は検出手段で、前記昇降枠58の上端に固
定したブラケツト66に検出器68を固定する
が、この検出器68はパツド56の中心を通る延
長線上に配置し、かつ下降位置のパツド56の上
面より低い位置とする。
前記検出器68が光電素子の場合、ブラケツト
66の外端にはピン69により起伏自在のセンサ
取付部材70を取付け、このセンサ取付部材70
の下面には検出器68に向けて光線を送る投光器
67を固定し、前記センサ取付部材70はエアシ
リンダ71で起伏させる。
第1図、第7図の72は左右一対のセンタリン
グ部材で、軸73を中心に揺動または水平移動す
るアーム74の上端に固定してある。この両アー
ム74を図示省略してあるリンク機構などにより
連動させ、エアシリンダなどによつて前記部材7
2を開閉する。
上記センタリング部材72には第1図のように
対向する円弧状の凹部76が形成されている。こ
の凹部76はウエハ53の円周に一致するもの
で、両部材72が閉じたとき両凹部76でウエハ
53の外周は一致する円がパツト56と同芯に形
成されるようにしてある。
上記のウエハアライメント手段57の作用を説
明すれば、第4図のようにベルト54,55でパ
ツド56上にウエハ53が搬入され、ベルト5
4,55が停止するとシリンダ62が作用して鎖
線のようにパツド56が上昇する。ついで、左右
のセンタリング部材72が第1図、第7図のよう
にウエハ53を狭み、中心位置を出したのち、パ
ツド56がウエハ53を吸着し、センタリング部
材72が開いてウエハ53から離れ、ステツピン
グモータ61が回転を始める。
上記のようにモータ61によりパツド56とと
もにウエハ53が回転を始めると同時に投光器6
7から検出器68に向けて光線が送られる。ウエ
ハ53の円周部により検出器68が覆われている
ときは検出器68からは信号は出ないが、ウエハ
53の一部のオリフラ80が検出器68の位置に
くると、投光器67からの光線が検出器68に当
たり、これによりモータ61が減速され、ひきつ
づき、同方向に回転するウエハ53のオリフラ8
0が再度投光器67の光線を遮断すると、同検出
器68からの信号で、モータ61は停止する。つ
いで、モータ61が逆転を始め、同時にパルスモ
ータの回転を指令するパルスジエネレータが発す
るパルスを積算するカウンタ回路が開始する。
上記のようにモータ61が逆転して再びオリフ
ラ80が検出器68で検出されると、パルスジエ
ネレータの発信は停止し、モータ61は停止す
る。
従つてカウンタ回路で積算したパルス数dは、
モータ61がオリフラ80の一端から他端まで回
転した角度を示す。また、1パルスに対するモー
タ61の回転角は定まつているから、パルス数d
はオリフラ80と検出器68とが出合つた2個所
の点a,bの長さを示すものである。
従つて制御回路によりd/2+α=pを演算し、
その値のパルスをモータ61に与えてその角度だ
け、モータ61を逆転させて停止させる。
上記のαは任意の数で例えばαを0とすると、
検出器68の位置とオリフラ80の中心点が合致
する。
また、αを零以外の認意の整数にすれば、検出
器68の位置をオリフラ80の中心点以外の任意
の位置にできる。例えば90゜方向、180゜方向、270゜
方向などの位置決めができる。また、プリアライ
メントの後に、カメラなどを用いたフアインアラ
イメント(ウエハ表面のパターンマツチングによ
る位置合せ)を行なえばより精度よく位置決めが
できる。
上記のようにしてウエハ53の位置決めを行な
つたのち、吸着パツド56による吸着を解き、エ
アシリンダ71によりセンサ取付部材70を上方
へ回転し、ついでエアシリンダ62によりパツド
56などを下降させる。
第1図、第4図の81はウエハの反転手段であ
る。この手段81は第4図のように固定フレーム
82上のガイドレール83に沿つて前後に進退す
る摺動台85上に高さを調節できるように取付け
たブラケツト86に後端の上向片を軸87により
揺動自在に取付けたアーム84に2又は吸着部9
0を設けたものである。アーム84は図示省略し
てある駆動手段により吸着パツド56の方向へ向
いた状態から上方反対方向へ回動し、また、摺動
台85はエアシリンダ88により進退する。
また、前記吸着部90のウエハ吸着側には複数
の吸着孔を設けてこれをアーム84に設けた連通
孔などで真空吸引装置に連通させている。
上記ウエハ反転手段81の作用は説明すれば、
前記のウエハアライメント手段57において、吸
着パツド56の回転によりオリフラ検出中におい
て、水平状態のアーム84の吸着部90は第4図
の鎖線のようにシリンダ88により吸着パツド5
6の方に進行して、上昇しているウエハ53の下
部に待機している。
オリフラの検出が終りパッド56によるウエハ
53の吸着が解除されてパッド56が下降する
と、第5図のようにウエハ53が吸着部90上に
残る。
ついで、吸着部90の吸引孔が真空吸引を介し
てウエハ53を吸着部90に吸着したのち、アー
ム84が軸87を中心に第5図の鎖線のように回
転し、この状態でシリンダ88が働いて摺動台8
5を第4図の実線の位置に戻し、更に、アーム8
4を下方へ回転して第6図のようにウエハ53を
前記ウエハ吸着台32上の保護フイルム40上へ
水平に載せる。その後、吸着部90によるウエハ
53の吸着を解き、ウエハ53は吸着台32に吸
着される。また、ウエハ53を離したアーム84
は軸87を中心に逆転して第4図の実線の位置に
戻る。
上記のようにテープ貼付台27上にリング2が
載せられ、その中央のウエハ吸着台32の保護フ
イルム40上にウエハ53が載せられて真空吸引
された条件で、テープの貼付および切断剥離が行
なわれる。
この貼付と剥離の装置は第2図のようにガイド
レール95に沿つて移動する貼付ユニツト96と
剥離ユニツト97からなつている。貼付ユニツト
96の本体93にはゴムからなる貼付ロール98
とその上部に位置する上下のロール99,100
とがあり、剥離ユニツト97の本体94にはテー
プ剥離ロール101と複数のガイドロール102
とを設ける。
第2図の104は粘着テープ105の繰出リー
ル、106は同巻取リールで、リール104から
繰り出されたテープ105はガイドロール107
を経て粘着面を下にした状態で貼付ユニツト96
の上下のロール99,100間を通り、貼付ロー
ル98の下から剥離ロール101の下を通り、ガ
イドロール102およびガイドロール108に導
かれて巻取リール106に巻取られる。上記の各
ユニツト96,97はエアシリンダなどの駆動手
段により駆動される。
110は切断ユニツトで第9図のようなもので
ある。
すなわち、固定フレーム12に取付けた垂直の
エアシリンダ111のピストン杆に固定した昇降
枠112にブラケツト113を設けて、このブラ
ケツト113に固定したギヤモータ114で駆動
される旋回枠115の先端の取付部材117に自
由回転の円板状カツタ119を取付けたもので、
この取付部材117はバネにより押下されてい
る。
また、旋回枠115の中心に固定した垂直の軸
116の下端には円板状の押え板118を回動自
在に取付け、この押え板118の下面外周にリン
グ状のゴム120を固定する。
前記剥離ユニツト97には移送手段121を設
ける。この手段121は第2図、第11図のよう
にユニツト97の本体94に昇降自在の取付けた
枠123の下部に、リング2の四隅の上面に吸着
する真空吸着具124を設け、これらを真空吸引
装置に連結し、枠123をエアシリンダなどのア
クチユエータ125で昇降させるものである。
上記の各ユニツト96,97,110の作用を
説明すれば、テープ貼付台27とウエハ吸着台3
2上にリング2とウエハ53が載つて吸着固定さ
れている条件において、繰出リール104と巻取
リール106が制動され、剥離ユニツト97の本
体94が固定された状態で貼付ユニツト96が第
2図に向つて右左へ移動すると、第10図のよう
にロール98,101間の粘着テープ105が展
張される。このようにロール98がテープ105
を展張しつつ移動するさい、ゴム製のロール98
がテープ105をリング2とウエハ53上に押し
付けていくことによりテープ105はリング2と
ウエハ53に貼付される。
こうしてロール98,101間にテープ105
が張られた状態となつた条件で第9図の切断ユニ
ツト110のシリンダ111が働き、上昇位置に
ある昇降枠112を旋回枠115とともに下降さ
せ、押え板118の下側のゴム120がリング2
上のテープ105をリング2とともにテープ貼付
台27上に押し付けて停止する。また、シリンダ
111が起動すると同時に、ギヤモータ114も
起動し、カツタ119の外周の刃がリング2上の
テープ105をカツトしつつ軸116を中心に回
転するが、この間、軸116は回るが押え板11
8は回らない。こうしてテープ105を完全に切
るため、カツタ119が2回転すると、ギヤモー
タ144は止り、シリンダ111が働いて昇降枠
112が上昇し、カツタ119はリング2上から
離れる。
上記のように、リング2上にテープ105が貼
着され、テープ105がカツタ119により切抜
かれたのち、剥離ユニツト97が貼付ユニツト9
6の方へ移動し始める。このとき、リール10
4,106は制動状態のままであるから、切抜き
後のテープはリング2上から離れる。第11図の
ように剥離ユニツト97が貼付ユニツト96に接
近して停止したとき、移送手段121の各吸着具
124がリング2の四隅上となる。この条件でア
クチユエータ125が働いて枠123が下降し、
各吸着具124がリング上に接触すると同時に各
吸着具124によるリング2の真空吸引が始ま
る。一方、貼付台27、吸着台32のリング2と
ウエハ53の吸着が解かれ、ついでアクチユエー
タ125の作用で枠123が上昇する。
そののち、移送手段121は切り抜かれたテー
プ105を貼付したリング2と同じくテープ10
5に貼付されたウエハ53とともに吸着して剥離
ユニツト97とともに第2図に元の位置に戻る。
また、これと同期してテープ貼付ユニツト96も
第2図の位置に戻る。
上記の各ユニツト96,97の戻りのさいは、
リール104,106の制動を解き、リール10
4は自由回転とし、リール106をテープ巻取り
方向に駆動することにより切抜き後のテープ10
5はリール106に巻取られ、リール104から
は新しいテープ105が引出されて第2図の状態
となる。
第1図、第2図の129は反転手段で130は
リング2の端部を挾むチヤツクであり適宜の駆動
手段により開閉される一対の爪131をチヤツク
本体132に取付けたものである。
第1図の133はエアシリンダで、このシリン
ダ133のピストンロツド135にアーム136
を固定する。アーム136の先端には第2図のよ
うにモータ137を固定し、このモータ137の
垂直の軸138上に固定したブラケツト139に
水平の軸を有するロータリアクチユエータ140
を固定し、このアクチユエータ140の回転軸に
前記チヤツク本体132を固定する。
上記反転手段129の作用は最初、第2図の鎖
線のようにチヤツク本体132が上昇位置にあつ
て、爪131を剥離ユニツト97の方へ向け、か
つ開いた状態で待機している。この状態で前記の
ようにウエハ貼付後のリング2を吸着した移送手
段121が戻つてくると、そのリング2の一部が
開いている爪131間に入る。
ついで、爪131が閉じてリング2を挾むと同
時に移送手段121の各吸着具124によるリン
グ2の吸着が解除され、ついでアクチユエータ1
25が作動して枠123を上昇させる。
一方、チヤツク本体132はリング2を挾んだ
ままモータ137により水平に180゜旋回してリン
グ2を第1図、第2図にステージ145上へ移動
して停止する。ついで、ロータリアクチユエータ
140によりチヤツク130を水平軸の回りに
180゜回転させてリング2とウエハ53をテープ1
05の上にする。
ステージ145は皿状で、前記のチヤツク13
0側には上端から所定の深さの凹部146が形成
してあるから、上記のようにステージ145上で
リング2を停止したチヤツク130がシリンダ1
33の作用で下降するとチヤツク本体132が凹
部146内に入り、リング2はステージ145上
に載る。
ついで、爪131が開き、モータ137により
リング2を残してチヤツク130が180゜水平に回
り第1図の元の位置に戻り待機状態となる。
前記、ステージ145は熱源を内蔵しており、
テープ105が熱収縮性フイルムの場合は加熱板
として使用する。また、このステージ145をウ
エハ識別のための文字読み取り、ラベルの貼付や
刻印を打つ場合として利用することもできる。
ステージ145上で必要な作業を終了したリン
グ2はシリンダ148によりつぎの移動台147
上へ移される。すなわち、第1図のようにシリン
ダ148のピストンロツド149にはプツシヤ1
50を設けて、これによりリング2を移動台14
7上へ押出す。移動台147には左右一対の搬送
ベルト151があり、移動台147上へ押出され
たリング2はこのベルト151から中継用無端搬
送ベルト152によりつぎのカセツト載せ台15
3上のカセツト154内に送り込まれる。
カセツト載せ台153はカセツト154内にリ
ング2が1枚送り込まれる毎に下降していく公知
のもので左右に2台設けられ、第1図の右側の台
153上のカセツト154が一ぱいになると、左
側の台153上のカセツト154へリング2を送
り込み、その間に右側の台153上のカセツト1
54を空のカセツト154と取替える。
従つて移動台147は第1図のようにシリンダ
155で右方の載せ台153の位置に移動できる
ようにしてある。また、移動台147に回転機構
を組み込むことにより、ウエハおよびリングの向
きによつて右または左方向に90゜回転させて、第
1図の鎖線のようにつぎのコンベヤ160上へ送
り出すことが可能となり、製品単体でのライン化
も構成することができる。
〔効果〕
この発明は前記のように積載台、ガイド台を経
て一定位置となつたリングと、カセツトから1枚
づつ取出してウエハアライメント手段により一定
の向きに位置決めされたウエハをテープ貼付台
と、その中央のウエハ吸着台上に載せ、粘着テー
プをこのリングとウエハ上に貼付し、ついで、テ
ープをリング上で円形に切り抜く操作や切り抜い
たのちの孔のあいた粘着テープを剥離して巻取る
操作を全自動的に行なうものにおいて、上記のウ
エハ吸着台はリングを吸着、保持するテープ貼付
台とは別個に昇降自在に取付けるとともに、バネ
により押上げ、ウエハとリングの厚みが異なると
き、ウエハ吸着台の上限位置を調整でき、また、
加工誤差を吸収できる構造としたから、粘着テー
プの貼着にさいしてウエハに下向きの力が加わる
と、ウエハ吸着台がバネを圧接して下降して、ウ
エハに加わる力を緩和し、ウエハの破損を防止す
る効果がある。
また、上記のテープ貼付台には、そのリングの
載置部と他の部分とに、リング厚み分だけの段差
を設けて、貼付台の外周部の上面とリングの上面
とがほぼ同一平面となるようにしてあるから、リ
ング内周部に粘着テープのシワが生じないという
効果がある。
さらに、上記のウエハ吸着台にはウエハ保護テ
ープが張られていて一回の粘着テープ貼付毎に保
護テープを移動させて保護テープの新しい面を出
すようにしてあるので下になつた素子形成面がシ
リコンくずなどの異物で傷つけられるおそれがな
いなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の一実施例の一部を省略
した平面図、第2図は同上の一部を縦断した拡大
正面図、第3図はリング積載台やガイド台の拡大
縦断側面図、第4図はウエハアライメント手段と
ウエハ反転手段の拡大縦断側面図、第5図、第6
図は同上の作動を示す一部切欠側面図、第7図は
ウエハアライメント手段附近の一部を縦断した拡
大正面図、第8図は同上の一部横断平面図、第9
図は切断ユニツトの拡大側面図、第10図、第1
1図は粘着テープ貼付および剥離ユニツトの作動
を示す一部縦断拡大正面図である。 1……積載台、2……金属リング、7……ガイ
ド台、20……移載手段、22……リングの位置
決めピン、23……リンクに設けた切欠、27…
…テープ貼付台、32……ウエハ吸着台、39…
…保護フイルム供給手段、40……ウエハ保護フ
イルム、52……カセツト、53……ウエハ、5
7……ウエハアライメント手段、81……ウエハ
反転手段、96……貼付ユニツト、97……剥離
ユニツト、98……貼付ロール、105……粘着
テープ、110……切断ユニツト、119……円
板状カツタ、121……移送手段、129……ウ
エハ貼付ずみリングの反転手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 リングの載置台上から1枚づつ引出したリン
    グの位置決めを行なうガイド台の側方に、リング
    を吸着してテープ貼付台上へ移載する移載手段を
    設け、テープ貼付台の前方には素子形成面を上に
    したウエハの位置決めを行うウエハアライメント
    手段と、位置決め後のウエハを反転させて素子形
    成面を下にした状態で前記テープ貼付台の中央に
    設けたウエハ吸着台へ移載するウエハ反転手段を
    設け、前記テープ貼付台上には、テープ貼付台上
    のリングと、ウエハ吸着台上に素子形成面を下に
    して吸着されているウエハとに、粘着テープを貼
    付しつつ移動する貼付ユニツトと、貼付した粘着
    テープをリング上で切断する切断ユニツトと、切
    断後の粘着テープとリング上から剥離して巻取る
    剥離ユニツトを設け、さらにこの剥離ユニツトに
    は粘着テープを剥離したのちの粘着テープと、ウ
    エハを貼着したリングを吸着してつぎのウエハ貼
    付ずみリング反転手段に移送する移送手段を設
    け、この移送手段からリングを受け取つた反転手
    段はウエハとリングが粘着テープの上となるよう
    に反転させる機構を有するウエハとリングの自動
    貼合せ装置において、ウエハ吸着台は、リングを
    吸着、保持するテープ貼付台とは別個に昇降自在
    に取付けるとともに、バネにより押上げ、ウエハ
    とリングの厚みが異なるとき、ウエハ吸着台の上
    限位置を調整でき、また、加工誤差を吸収できる
    構造とし、前記テープ貼付台は、貼付ロールによ
    り粘着フイルムを貼付するとき、リング内周部に
    粘着フイルムのシワが生ずるのを防ぐため、リン
    グの載置部は、その外周の部分より、リング厚み
    分だけ低くなるように段差を設け、前記ウエハ吸
    着台には、ウエハの素子形成面が吸着台に直接触
    れることを防止する保護フイルム供給手段を設け
    て、この保護フイルムを介してウエハ吸着台上に
    吸着されているウエハと、テープ貼付台上のリン
    グとに粘着テープを貼付するようにしたことをと
    するウエハとリングの自動貼合せ装置。
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