JPH0137843Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137843Y2 JPH0137843Y2 JP1984163370U JP16337084U JPH0137843Y2 JP H0137843 Y2 JPH0137843 Y2 JP H0137843Y2 JP 1984163370 U JP1984163370 U JP 1984163370U JP 16337084 U JP16337084 U JP 16337084U JP H0137843 Y2 JPH0137843 Y2 JP H0137843Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- tool
- machining
- turret
- tools
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は互いに対向する２つの主軸を有する工
作機械の工具の保持具に関する。
作機械の工具の保持具に関する。
従来、割出し可能なタレツトを装備する工作機
械においては、タレツト上に保持される工具の本
数により、一面、機械の加工能力が決る場合があ
る。工具の取付本数が増加するに従い、タレツト
の振りが大きくなり、ともすると、割出サイクル
タイムが長くなると共に、割出慣性が大きくなり
位置決め精度の正確さを必要とする。また、タレ
ツトを小さくして、工具をタレツト軸の半径方向
もしくは円周方向に互いに隣接して同一取付面上
にダブルに工具を保持するタイプの場合には、被
加工物と工具との干渉領域が大きくなり、加工の
対象が小物加工に制限され、機械の加工能力を十
分に満さない場合がある。本考案では、互いに対
向する２つの主軸を有する工作機械において、１
次加工後に２次加工において被加工物の背面加工
を行う様な場合に、２次加工においても、１次加
工とは異なる工具の選択が要求され必然的に工具
数が増加する。本考案においては、１次加工の加
工能力を下げることなく、２次加工用として、１
次加工において必要な工具と同数の工具の装着が
タレツトに可能な工具保持具を有して、上記の欠
点を解消するところの工具保持具を提供すること
にある。
械においては、タレツト上に保持される工具の本
数により、一面、機械の加工能力が決る場合があ
る。工具の取付本数が増加するに従い、タレツト
の振りが大きくなり、ともすると、割出サイクル
タイムが長くなると共に、割出慣性が大きくなり
位置決め精度の正確さを必要とする。また、タレ
ツトを小さくして、工具をタレツト軸の半径方向
もしくは円周方向に互いに隣接して同一取付面上
にダブルに工具を保持するタイプの場合には、被
加工物と工具との干渉領域が大きくなり、加工の
対象が小物加工に制限され、機械の加工能力を十
分に満さない場合がある。本考案では、互いに対
向する２つの主軸を有する工作機械において、１
次加工後に２次加工において被加工物の背面加工
を行う様な場合に、２次加工においても、１次加
工とは異なる工具の選択が要求され必然的に工具
数が増加する。本考案においては、１次加工の加
工能力を下げることなく、２次加工用として、１
次加工において必要な工具と同数の工具の装着が
タレツトに可能な工具保持具を有して、上記の欠
点を解消するところの工具保持具を提供すること
にある。
以下、本考案を実施図に基づき説明する。
１は第１主軸、２は第１主軸１と対向して、該
第１主軸１の主軸回転軸線方向に相対的に往復動
可能な第２主軸、該第１主軸１および第２主軸２
には被加工物を把持する把持部材３，４が装着さ
れ、主軸駆動モータにより回転駆動される。５は
第１主軸１および第２主軸２の主軸回転軸線（Ｚ
軸）方向に相対的に往復動可能なＺ軸工具摺動台
で、Ｚ軸工具摺動面６に摺動可能に保持されてい
る。７は主軸回転軸線と直交する方向（Ｘ軸）に
相対的に往復動可能なＸ軸工具摺動台で、Ｘ軸工
具摺動面８に摺動可能に保持されている。Ｚ軸工
具摺動台５およびＸ軸工具摺動台７はサーボモー
タ９とボールネジ１０より相対的に動作される。
１１はＸ軸工具摺動台７に装備する工具支持部材
であるタレツトで、主軸回転軸線の廻りに沿つて
割出し可能である。該タレツト１１は適当な駆動
手段を介して作動される。１２はタレツト１１上
に保持された一対の工具で、タレツト１１上の双
方の工具１２ａ，１２ｂの取付面が同一面上に位
置し、双方の工具１２ａ，１２ｂの刃先が主軸回
転軸線方向に相反して向けられている。一対の工
具は外径旋削と内径旋削工具との組合せ、外径お
よび内径旋削工具のいずれかと孔あけ工具との組
合せ、さらに孔あけ工具との組合せが可能であ
る。
第１主軸１の主軸回転軸線方向に相対的に往復動
可能な第２主軸、該第１主軸１および第２主軸２
には被加工物を把持する把持部材３，４が装着さ
れ、主軸駆動モータにより回転駆動される。５は
第１主軸１および第２主軸２の主軸回転軸線（Ｚ
軸）方向に相対的に往復動可能なＺ軸工具摺動台
で、Ｚ軸工具摺動面６に摺動可能に保持されてい
る。７は主軸回転軸線と直交する方向（Ｘ軸）に
相対的に往復動可能なＸ軸工具摺動台で、Ｘ軸工
具摺動面８に摺動可能に保持されている。Ｚ軸工
具摺動台５およびＸ軸工具摺動台７はサーボモー
タ９とボールネジ１０より相対的に動作される。
１１はＸ軸工具摺動台７に装備する工具支持部材
であるタレツトで、主軸回転軸線の廻りに沿つて
割出し可能である。該タレツト１１は適当な駆動
手段を介して作動される。１２はタレツト１１上
に保持された一対の工具で、タレツト１１上の双
方の工具１２ａ，１２ｂの取付面が同一面上に位
置し、双方の工具１２ａ，１２ｂの刃先が主軸回
転軸線方向に相反して向けられている。一対の工
具は外径旋削と内径旋削工具との組合せ、外径お
よび内径旋削工具のいずれかと孔あけ工具との組
合せ、さらに孔あけ工具との組合せが可能であ
る。
次に本考案の作用効果について説明する。
通常、第１主軸１側でＸ軸工具摺動台７および
Ｚ軸工具摺動台５の相対的な送り動作により、タ
レツト１１が加工領域を遠近離隔動作を繰返し
て、第１主軸１方向に面する工具１２ａにより被
加工物の加工が行なわれる。次に、第１主軸１側
に把持された被加工物の背面の加工を行うような
場合、すなわち機械の一サイクル中に被加工物の
全加工工程を完成させる場合にあつては、第１主
軸１側の一次加工後に、第２主軸２が第１主軸１
に向つて前進し第１主軸１側に把持された被加工
物が第２主軸２の把持部材４により把持受渡さ
れ、第１主軸１側に面する工具１２ａが第１主軸
１側の加工領域と干渉しない領域に後退した後
に、Ｘ軸工具摺動台７およびＺ軸工具摺動台５が
第２主軸２側に向つて相対的な送り動作を行な
い、タレツト１１上の工具１２ｂにより被加工物
の背面加工が行なわれる。この際、本考案におい
ては、第２主軸２側の加工に用いられる工具１２
ｂは、第１主軸１側の加工に用いられた工具１２
ａとタレツト１１上の工具取付面が同一面上に取
付けられ、しかも、第２主軸２側に面して刃先が
向けられた工具１２ｂによつて加工が行なわれ
る。以上のように、本考案においては、第１主軸
に対向して第２主軸を有する工作機械の構成にお
いても、機械加工能力を一面左右するタレツトの
振りは、第１主軸側の加工に用いられる工具数に
より決定され、しかも、第１主軸に用いられた工
具と同数の工具取付が可能であるため、タレツト
は小型で高速割出しが可能となる。１３は被加工
物である。
Ｚ軸工具摺動台５の相対的な送り動作により、タ
レツト１１が加工領域を遠近離隔動作を繰返し
て、第１主軸１方向に面する工具１２ａにより被
加工物の加工が行なわれる。次に、第１主軸１側
に把持された被加工物の背面の加工を行うような
場合、すなわち機械の一サイクル中に被加工物の
全加工工程を完成させる場合にあつては、第１主
軸１側の一次加工後に、第２主軸２が第１主軸１
に向つて前進し第１主軸１側に把持された被加工
物が第２主軸２の把持部材４により把持受渡さ
れ、第１主軸１側に面する工具１２ａが第１主軸
１側の加工領域と干渉しない領域に後退した後
に、Ｘ軸工具摺動台７およびＺ軸工具摺動台５が
第２主軸２側に向つて相対的な送り動作を行な
い、タレツト１１上の工具１２ｂにより被加工物
の背面加工が行なわれる。この際、本考案におい
ては、第２主軸２側の加工に用いられる工具１２
ｂは、第１主軸１側の加工に用いられた工具１２
ａとタレツト１１上の工具取付面が同一面上に取
付けられ、しかも、第２主軸２側に面して刃先が
向けられた工具１２ｂによつて加工が行なわれ
る。以上のように、本考案においては、第１主軸
に対向して第２主軸を有する工作機械の構成にお
いても、機械加工能力を一面左右するタレツトの
振りは、第１主軸側の加工に用いられる工具数に
より決定され、しかも、第１主軸に用いられた工
具と同数の工具取付が可能であるため、タレツト
は小型で高速割出しが可能となる。１３は被加工
物である。
第１図は第１主軸側で加工している状態図、第
２図は第２主軸側で加工している状態図、第３図
は本考案の工具の取付関係を示す図。 １……第１主軸、２……第２主軸、５……Ｚ軸
工具摺動台、７……Ｘ軸工具摺動台、１１……タ
レツト、１２……工具。
２図は第２主軸側で加工している状態図、第３図
は本考案の工具の取付関係を示す図。 １……第１主軸、２……第２主軸、５……Ｚ軸
工具摺動台、７……Ｘ軸工具摺動台、１１……タ
レツト、１２……工具。
Claims (1)
- 主軸回転軸線の廻りに沿つて割出し可能なタレ
ツト１１上に保持された一対の工具１２におい
て、タレツト１１上の双方の工具１２ａ，１２ｂ
の取付面が同一面上に位置し、双方の工具１２
ａ，１２ｂの刃先が主軸回転軸線方向に相反して
向けられていることを特長とするタレツトにおけ
る工具保持具。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984163370U JPH0137843Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | |
| US06/720,897 US4612832A (en) | 1984-04-27 | 1985-04-08 | Multiple-function machine tool with two spindles |
| CA000478732A CA1243193A (en) | 1984-04-27 | 1985-04-10 | Multiple-function machine tool with two spindles |
| GB08509331A GB2159750B (en) | 1984-04-27 | 1985-04-11 | Multipile-function machine tool with two spindles |
| DE19853514069 DE3514069A1 (de) | 1984-04-27 | 1985-04-18 | Zweispindel-werkzeugmaschine |
| FR858506318A FR2563454B1 (fr) | 1984-04-27 | 1985-04-25 | Machine-outil multi-fonctions a deux broches |
| CH1784/85A CH666432A5 (de) | 1984-04-27 | 1985-04-26 | Werkzeugmaschine mit zwei spindeln. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984163370U JPH0137843Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6178508U JPS6178508U (ja) | 1986-05-26 |
| JPH0137843Y2 true JPH0137843Y2 (ja) | 1989-11-14 |
Family
ID=30721230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984163370U Expired JPH0137843Y2 (ja) | 1984-04-27 | 1984-10-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0137843Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0780113B2 (ja) * | 1987-06-01 | 1995-08-30 | 日立精機株式会社 | 数値制御工作機械の刃先座標位置設定装置 |
| US7055416B2 (en) | 2000-03-10 | 2006-06-06 | Citizen Watch Co., Ltd. | Tool holder and method of machining work using this tool holder |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5238637A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-25 | Hitachi Ltd | Repairing method of corss-over tube bellows |
| JPS56139802A (en) * | 1980-04-04 | 1981-10-31 | Fanuc Ltd | Unattended automatic turning equipment with two headstocks |
| JPS5748402A (en) * | 1980-07-16 | 1982-03-19 | Taretsukusu Mashiinu Sa | Machine tool with two main spindle opposing in coaxial shape |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP1984163370U patent/JPH0137843Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5238637A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-25 | Hitachi Ltd | Repairing method of corss-over tube bellows |
| JPS56139802A (en) * | 1980-04-04 | 1981-10-31 | Fanuc Ltd | Unattended automatic turning equipment with two headstocks |
| JPS5748402A (en) * | 1980-07-16 | 1982-03-19 | Taretsukusu Mashiinu Sa | Machine tool with two main spindle opposing in coaxial shape |
| US4457193A (en) * | 1980-07-16 | 1984-07-03 | Tarex Machines S.A. | Machine-tool comprising two opposed coaxial spindles |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6178508U (ja) | 1986-05-26 |
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