JPH0137772Y2 - - Google Patents

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JPH0137772Y2
JPH0137772Y2 JP14375083U JP14375083U JPH0137772Y2 JP H0137772 Y2 JPH0137772 Y2 JP H0137772Y2 JP 14375083 U JP14375083 U JP 14375083U JP 14375083 U JP14375083 U JP 14375083U JP H0137772 Y2 JPH0137772 Y2 JP H0137772Y2
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square steel
steel pipe
roll
shaped arm
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は角形鋼管製造設備における中子ロール
装置に関する。
従来の技術 従来の角形鋼管製造方法によると、プレスによ
り角形鋼管近似形状とした成形品の左右のフラン
ジ部を突合わせ溶接する場合に、突合わせ端部に
目違いが生じることがあつた。これは、左右のフ
ランジ部を面一に突合わせるのに鋼管の外側から
上ロールで押さえ付けるようにしているのである
が、上ロールだけではフランジ部の内方への変形
を防止し得ないからであつた。そこで、目違いを
防止するために、実願昭57−73758号において、
成形品を外側から上ロールで押さえるとともに、
成形品の内側からも中子ロールで支持するように
構成した角形鋼管製造設備における中子ロール装
置が提案されている。すなわち、この中子ロール
装置は、鋼板をプレスにて角形鋼管の4隅に相当
する位置を曲げ加工して角形鋼管近似形状の成形
品に成し、その後この成形品を移送させながら成
形ロール機により角形鋼管の正規形状に押圧成形
すると共にその左右フランジ突合わせ端部を溶接
して角形鋼管を製造する角形鋼管製造設備の上記
成形ロール機の成形品移送方向の後方に設けられ
る装置であつて、垂直部材と水平部材とによつて
構成される側面視L字形アームの上記垂直部材の
上端を、成形品移送経路上方でシリンダ装置を介
して昇降自在に保持すると共に、垂直部材の下端
と水平部材の一端とを成形品移送方向に対して直
角方向の水平偏心ピンを介して連結し、上記水平
部材の他端に、上記成形ロール機の上ロール位置
における成形品の左右フランジ突合わせ端部を内
方から外方に押圧可能な中子上ロールを取付け、
且つ上記水平部材の中間部に成形品内底面上に当
接可能な中子下ロールを取付けたことを特徴とす
るものである。この構成により、目違いを防止す
る場合、シリンダ装置により、L字形アームの垂
直部材の上端を下方に押圧すれば、L字形アーム
の水平部材の他端側は、その途中に設けられると
ともに成形品内底面上に当接する中子下ロールを
介して上方に揺動し、他端部に設けられた中子上
ロールによつて成形品の左右フランジ突合わせ端
部が内側から支持される。
考案が解決しようとする課題 前記の構成によると、中子上ロールが取付けら
れた水平部材は、中子下ロールを介して成形品の
内部に支持された状態となるため、プレス成形品
同士の仮付部分が通過する際に中子下ロールがそ
の仮付部分に乗り上げて、水平部材が振動し、し
たがつて中子上ロールによる突合わせ端部の確実
な支持ができなくなり、良好なシーム溶接が期待
できないという問題があつた。
課題を解決するための手段 前記問題を解決するための、本考案に係る角形
鋼管製造設備における中子ロール装置は、鋼板を
プレスにて角形鋼管の4隅に相当する位置を曲げ
加工して角形鋼管近似形状の成形品に成し、その
後この成形品を移送させながら成形ロール機によ
り角形鋼管の正規形状に押圧成形すると共にその
左右フランジ突合わせ端部を溶接して角形鋼管を
製造する角形鋼管製造設備の上記成形ロール機の
成形品移送方向の後方に設けられる装置であつ
て、立上り部材と水平部材とによつて構成される
側面視ほぼL字形アームの前記立上り部材の上端
を、成形品移送経路上方に設けた固定フレームに
成形品移送方向と直交する方向の水平偏心ピンを
介して回動自在に取付け、この側面視ほぼL字形
アームを前記水平偏心ピンを中心に回動すべくそ
の水平偏心ピン近傍部分適所を成形品移送経路上
方に設けたシリンダ装置と連結し、前記側面視ほ
ぼL字形アームの水平部材先端に、前記成形ロー
ル機の上ロール位置における成形品の左右フラン
ジ突合わせ端部を内方から押圧可能な中子ロール
を取付けたものである。
作 用 前記の構成において、シリンダ装置によりL字
形アームの立上り部材を押下げると、L字形アー
ムは水平偏心ピンを中心にして回動してその先端
の中子ロールが上方に移動し、成形品の左右フラ
ンジ突合わせ端部が内側から支持される。この場
合、L字形アームは成形品の内底面に接触支持さ
れていないため、仮付部分での振動が生じない。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
先ず、第1図に基づき角形鋼管製造設備のライ
ン全体について説明する。1は素材コイルAから
鋼板Bを引出すと共に矯正を行うピンチロールレ
ベラー、2はピンチロールレベラー1を通過した
鋼板の両側端部を切りそろえるトリマー装置、3
は切りそろえられた鋼板の両側端部を所定形状に
成形する端面矯正機、4は端面矯正機3を通過し
た鋼板を所定長さに切断する切断機、5は所定長
さに切断された鋼板を、角形鋼管の4隅に相当す
る位置を曲げて角形鋼管近似形状に成形するプレ
ス、6は角形鋼管近似形状の成形品Cを、成形品
の移送に追従しながら前方成形品Cの後端部と後
方成形品Cの前端部とを仮溶接する走間溶接機、
7は走間溶接機6で連続的に接続された連続成形
品Dを角形鋼管正規形状に成形する成形ロール
機、8は成形ロール機7によつて成形された連続
成形品の左右フランジの突合わせ端部を突合わせ
溶接する高周波溶接機、9は上記突合わせ溶接部
のビードを取除くビード取り機、10はビード除
去後の連続成形品を冷却する冷却装置、11は冷
却装置10前方に設けられた連続成形品の歪取り
用矯正ロール機、12は矯正ロール機11前方に
設けられた超音波探傷器、13は超音破探傷され
た連続成形品の仮溶接部を、連続成形品の移送に
追従しながら切断する走間分離機、14は走間分
離機13によつて所定寸法に切断された最終成形
品即ち製品Dを梱包寸法に切断する鋸である。
したがつて、ピンチロールレベラー1によつて
素材コイルAから引出されて矯正された鋼板B
は、先ずトリマー装置2で両側端部が切りそろえ
られた後、端面矯正機3でその両側端部が所定形
状に矯正され、そして切断機4で所定寸法に切断
された後、プレス5により角形鋼管近似形状に成
形される。次に、プレス5で成形された成形品C
は順次移送経路15上に載せられるが、先ず走間
溶接機6により、前後の成形品は移送されながら
接続されて連続成形品とされた後、成形ロール機
7に送り込まれる。上記連続成形品は成形ロール
機7内で正規形状に成形されると共に、高周波溶
接機8により左右フランジ突合わせ端部が高周波
溶接され、後方のビード取り機9によつて余分な
ビードが取り除かれる。そして、この連続成形品
は冷却装置10で冷却された後、矯正ロール機1
1で歪取りが成され、前方の超音波探傷器12に
より検査された後、走間分離機13によりその仮
付け部が切断されて一定寸法の製品即ち角形鋼管
Dが得られる。更に、この角形鋼管Dは鋸14に
より梱包寸法に切断されて搬出される。
次に、本考案に係る中子ロール装置を第2図〜
第6図に基づき説明する。なお、この中子ロール
装置は、上述の角形鋼管製造設備のラインにおい
て、成形ロール機7の成形品移送方向後方に設け
られる。
図において、18は成形ロール機7直前位置で
成形品の移送経路15を跨いで設けられた門型ロ
ールスタンドで左右両側部には角形鋼管近似形状
の成形品を正規形状に導くための第1ロール17
が支持され、中央部には上部にシリンダ装置18
を備えた筒状固定フレーム19が上下方向に設け
られている。20は立上り部材21と水平部材2
2とによつて構成された側面視ほぼL字形のアー
ムで、その立上り部材21の上端を、前記筒状固
定フレーム19に設けた一対のブラケツト23
に、成形品移送方向と直交する方向の水平偏心ピ
ン24を介して回動自在に取付けられ、水平偏心
ピン24を近傍に形成された張り出し部25を、
前記シリンダ装置18のロツド26先端に連結材
27を介して連結されている。なお、連結材27
はロツド26および張り出し部25にそれぞれ成
形品移送方向と直交する方向の水平軸28を介し
て連結されている。したがつて、シリンダ装置1
8のロツド26昇降動作により、L字形アーム2
0は水平偏心ピン24を中心に回動可能である。
29はL字形アーム20の水平部材22先端に、
成形品移送方向と直交する方向の水平軸30を介
して回転自在に取付けられた中子ロールで、成形
ロール機7の上ロール7a位置における成形品C
の左右フランジ突合わせ端部を内方から外方に押
圧する働きをなすものである。なお、第6図に示
すように、前記門型ロールスタンド16の成形品
移送方向後方には、別のロールスタンドに支持さ
れた第2ロール31が、また前記第1ロール17
の前方の成形ロール機7内にはスクイズロール7
bが設けられ、近似形状の成形品Cは前記第2ロ
ール31、第1ロール17およびスクイズロール
7bによつて順次正規形状に導かれる構成とされ
ている。また、前記L字形アーム20の水平部材
22は、第1ロール17位置における成形品フラ
ンジ開口部aから成形品C内に挿入されている。
このような構成で、成形ロール機7内のスクイ
ズロール7bによつて近似形状の成形品Cを正規
形状に押圧成形すると共にその左右フランジ突合
わせ端部を高周波溶接する際に、水平部材22
を、成形ロール機7手前位置の成形品フランジ開
口部aから成形品C内に挿入すると共に先端の中
子ロール29を成形ロール機7の上ロール7a下
方に位置させ、そしてシリンダ装置18により立
上り部材21の張り出し部25を下方に移動させ
れば、水平部材22の先端は水平偏心ピン24を
中心に上方に移動する。したがつて、フランジ突
合わせ端部は所定押圧力でもつて内方から支持さ
れることになる。これにより、成形品Cのフラン
ジ突合わせ端部は上ロール7a中子ロール29と
によつて所定位置で挾持されることになり、フラ
ンジ突合わせ端部の目違いは防がれることにな
る。そして、角形鋼管の大きさが変わつた場合
は、中子ロール29の支持位置も変わることにな
るが、偏心ピン24の偏心位置をボツクススパナ
等で変えることにより、容易に中子ロール29の
位置を上ロール7aの下方に来るようにすること
ができる。
考案の効果 以上本考案の構成によれば、成形品のフランジ
部突合わせ端部の目違いの防止を行うための中子
ロールを取付けているL字形アームには、従来の
中子ロールのように、成形品内においては接触し
ていないため、プレス成形品同士の仮付部分が通
過する際にも、L字形アームすなわち中子ロール
は何等悪影響を受けることがなく、したがつて良
好なシーム溶接を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は角形鋼管製造設備における概略工程図、第2図
は中子ロール装置の一部切欠全体側面図、第3図
は第2図の−矢視における一部切欠図、第4
図は第2図の−矢視断面図、第5図は第2図
の−矢視断面図、第6図は溶接部近傍におけ
るロール配置図で、aは平面図、bは各ロール位
置における成形品の断面図である。 7……成形ロール機、16……門型ロールスタ
ンド、18……シリンダ装置、19……筒状固定
フレーム、20……L字形アーム、21……立上
り部材、22……水平部材、24……水平偏心ピ
ン、25……張り出し部、29……中子ロール、
C……成形品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼板をプレスにて角形鋼管の4隅に相当する位
    置を曲げ加工して角形鋼管近似形状の成形品に成
    し、その後この成形品を移送させながら成形ロー
    ル機により角形鋼管の正規形状に押圧成形すると
    共にその左右フランジ突合わせ端部を溶接して角
    形鋼管を製造する角形鋼管製造設備の上記成形ロ
    ール機の成形品移送方向の後方に設けられる装置
    であつて、立上り部材と水平部材とによつて構成
    される側面視ほぼL字形アームの前記立上り部材
    の上端を、成形品移送経路上方に設けた固定フレ
    ームに成形品移送方向と直交する方向の水平偏心
    ピンを介して回動自在に取付け、この側面視ほぼ
    L字形アームを前記水平偏心ピンを中心に回動す
    べくその水平偏心ピン近傍部分適所を成形品移送
    経路上方に設けたシリンダ装置と連結し、前記側
    面視ほぼL字形アームの水平部材先端に、前記成
    形ロール機の上ロール位置における成形品の左右
    フランジ突合わせ端部を内方から押圧可能な中子
    ロールを取付けたことを特徴とする角形鋼管製造
    設備における中子ロール装置。
JP14375083U 1983-09-16 1983-09-16 角形鋼管製造設備における中子ロ−ル装置 Granted JPS6052016U (ja)

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JPS6052016U JPS6052016U (ja) 1985-04-12
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