JPH0137636B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ばねリングまたは同様なものを用い
て接続ニツプルを雌継手部材の孔内に軸方向に固
定するようになつている型式の継手用錠止装置に
関する。

上記の型式の錠止装置は、例えばスイス特許
397358に開示されているような従来技術で知られ
ており、接続ニツプルを継手部材の孔に挿入した
ときに、ミーリング加工された凹所を通つて弦の
ように延びているばねリングの直線部分が接続ニ
ツプルの外側環状溝に係合するようになつてい
る。分離できるようにするために、ばねリングま
たはねじの形態の作用部材を備えた回転可能なリ
ング部材を適宜の方向に回転させたときに、リン
グ部材自体が、ばねリングの直線部分の自由端と
係合して直線部分を環状溝から持ち上げ、それに
より接続ニツプルを雌継手部材から離脱できるよ
うにしてある。

上記のスイス特許に述べた型式の継手は、性能
が優れているため商業的に非常に大当たりであつ
たが、製造と組立に関して或る欠点を伴なつた。
特に、この型式の従来の継手の部品は比較的高い
製造費用を伴なうだけではなく、組立の費用も比
較的高かつた。これらの欠点や不利益を除こうと
する全ての従来の試みは、せいぜい、適度にしか
うまくいつてないと思われる。さらに、同じ作用
原理に基いた他の従来技術の継手、例えばマクド
ウエル（McDowell）の米国特許794110、ハンセ
ン（Hansen）の米国特許2805089、ハンセンのデ
ンマーク特許75910、スミス（Smith）その他の
英国特許480959、およびハイ・プレツシヤー・コ
ンポーネンツ・リミツテドのイタリヤ特許566359
は、製造および組立やすさに関して同じ欠点や不
利益を伴なう。

労力と材料の費用が絶えず増加しているので、
製品の市場における成巧は、その性能特性を考慮
に入れてもその価格競争力に依存していることが
多い。継手の場合には、さらに操作中のエネルギ
ーの節約を考慮することも含まれる。

本発明は、同じ高い性能標準を確保し、しかも
製造と組立の費用を有意に減少させることができ
る、本出願人のスイス特許397358に記載の型式の
錠止装置を提供することを主要な仕事としてい
る。

この型式の従来技術の継手における他の欠点
は、接続ニツプルと雌継手部材の両方の外側寸法
が、接続ニツプルの内側孔により影響を受ける流
体管路の直径寸法に依存していることにあつた。
換言すれば、比較的大きい外径の接続ニツプルに
ついては、比較的大きい外径の雌継手部材が通常
必要であつた。従つて、本発明の他の重要な目的
は、広く変化する外径の接続ニツプルに対し同じ
外側寸法を有する雌継手部材を用いることにより
部品を広範囲に標準化できる前述の型式の継手に
ある。

その根元的な問題は、上記の型式の継手用錠止
装置で本発明により次のようにして解決される。
すなわち、雌継手部材に二つの切除部を設け、こ
れらの切除部を、互にほぼ直角に雌継手部材にミ
ーリング加工された二つの凹所により形成し、二
つの切除部のうち一つが継手部材の壁を貫いて雌
継手部材の内側孔と直接連通するようにし、また
平らな簿板材料の錠止または係止部材を、継手部
材の内側孔と交差するミーリング加工された凹所
に挿入し、簿板錠止または係止部材の外側に配置
された圧縮コイルばねにより簿板錠止または係止
部材を内方へばね負荷し、かつ回転可能なキヤツ
プ部材により所定の位置に保持する。これによつ
て、係止部材、ばねおよびキヤツプ状部材の間に
は全く機械的連結が存在しない。

本発明の特に有利な構造によれば、キヤツプ状
部材が適当なプラスチツク材料で作られ、かつ一
つまたは二つの内向きの連行突起を含み、この連
行突起はキヤツプ状部材と一体に形成されてい
る。さらに、このように構成されたプラスチツク
のキヤツプ状部材の軸方向自由端部の近くに、環
状のビード状拡大部または円周方向に間隔を置い
たビード状拡大部が設けられ、これらのビード状
拡大部は、雌継手部材の外面に設けられた円周溝
にスナツプ作用により係合して、キヤツプ状部材
を雌継手部材に対して回転可能に容易に分離可能
な仕方で留めるようになつている。

内方に突出する作用部分を有するキヤツプ状部
材を、適宜な合成樹脂材料を使つた適当な成型方
法のような、プラスチツク材料を使うどんな周知
の方法によつても容易に作ることができるので、
また雌継手部材は、簡単な機械加工作業によりほ
ぼ直角にミーリング加工される二つの凹所しか必
要としないので、さらに錠止装置は基本的には三
つの部品、すなわちほぼ平らな簿板係止部材、コ
イルばねおよびキヤツプ状部材しか含まないの
で、本発明により錠止装置の製造しやすさが確保
される。さらに、簿板係止部材がミーリング加工
された凹所に単にゆるく配置されているだけであ
るので、またコイルばねが簿板係止部材の後側に
単にゆるく配置され、かつキヤツプ状部材を、ス
ナツプ作用により留められている簿板係止部材を
越えてすべらせるときにコイルばねを手で圧縮す
ることができるので、本発明による錠止装置によ
り組立てやすさも確保される。

同じ外側寸法を有する雌継手部材を、比較的大
きい寸法の継手の雄接続部材に対し使用するため
に、本発明の配置では、ほぼ平坦な輪かくの平ら
な簿板係止部材をほぼＬ形の輪かくの平らな簿板
係止部材で置きかえ、かつ内方に突出する一つの
連行部材を省いて錠止または係止部材を継手の軸
線から離れる方向に変位させるだけで良く、それ
により部品の外側寸法の残りを同じままにして比
較的大きな寸法の接続ニツプルを収容することが
できる。実際には、本発明による錠止装置を用い
ることにより、同じ外側輪かくを有する雌継手部
材で２：１より大きい横断面積比を収容すること
ができる。

本発明のさらに他の特徴は、接続ニツプルを所
定の位置に挿入するまで雌継手部材が弁構造によ
り常時閉鎖されている継手用錠止装置にある。エ
ネルギー費用が絶えず増加しているため、製造費
用に関してだけではなく、実際の作業におけるそ
のような製品のエネルギー節約性能に関してもエ
ネルギー意識が要求される。圧力ラインの不必要
な損失を避ける本発明の錠止装置はこれらの必要
条件を優れた仕方で満足する。

本発明のこれらのおよび他の目的、特徴および
利点は、本発明による二つの実施例を例証のため
にのみ示す附図と関連して次の記載を読めばいつ
そう明らかになるだろう。

以下、本発明の実施例について図面により説明
する。

種々の図中、同様な数字は同様な部品を示すた
めに使用してある。さて図において、参照数字１
０は、２つの部品からなる雌継手部材を総括的に
示す。この雌継手部材は左継手部品１１と右継手
部品１２とからなり、これらの部品は、左継手部
品１１の外側スリーブ状延長部１３に設けられた
雌ねじ部分と、右継手部品１２のスリーブ状延長
部１７の雄ねじ部分とにより一緒に螺着される。
左継手部品１１には内側孔１４が設けられ、その
直径は、左継手部品が収容できる雄継手部材また
は接続ニツプルの寸法に関連している。継手部品
１１の孔１４は、テーパー孔区分１６を経て、縮
小した孔区分１５と連結されている。右継手部品
１２には、圧力管路と接続するための接続ねじ孔
１８が設けられ、そして縮小した直径の孔１９を
経て、延長部１７内に形成された室２０に導かれ
ている。第２図に最も良く見られるように、継手
部品１１には、また継手部品１１の中に直角にミ
ーリング加工された２つの凹所２３ａと２３ｂが
設けられている。これらのうち凹所２３ａがその
仮想弦で内側孔１４と交差している。すなわち、
継手部品１１の壁を貫いて孔１４の内側とミーリ
ング加工された凹所２３ａの間が直接連絡してい
る。さらに、左継手部品１１には、後で説明する
目的のために環状溝２５が設けられている。

参照数字３０で総括的に雄継手部材または接続
ニツプルには、圧力媒体を導くための内側孔３１
が設けられ、かつ比較的大きい直径寸法の第一部
分３２があり、この第一部分は、テーパー区分３
４を経て縮小した直径寸法３３の端部で終つてい
る。さらに、雄継手部材３０には、円周方向に延
びる溝３５が設けられ、この溝３５は、接続ニツ
プル３０がその係合位置にあるときに、ミーリン
グ加工された凹所２３ａと軸方向に整合するよう
な位置にある。円周方向に延びる溝３５は、第１
図に最も良く見られるように、その前端面と溝３
５の底面の間に直角を形成するが、その後端面
は、丸味のついた部分３５ａを経て底面に移行し
ている。

雌継手部材１０と常時接続された圧力管路（図
示省略）を、接続ニツプル３０が挿入されていな
いときに閉じておき、それによつてエネルー損失
を避けるために、参照数字４０により総括的に示
した弁部材が室１８内に設けられ、この弁部材４
０の環状の密閉面４２が、雌継手部品１１に設け
られた対応する凹所に適切に着座したガスケツト
４３と係合するように弁部材４０がその閉鎖位置
にばね４１により附勢されている。

弁構造体４０と、例えば支持リブ４５を経て一
体の環状作用盤４４が、接続ニツプル３０を左継
手部品１１の孔１４に挿入したときに接続ニツプ
ル３０の自由端面と係合して、接続ニツプル３０
がその係合錠止位置に到達すると弁構造体４０を
開くようになつている。

本発明による錠止配置は、基本的に３つの部品
しか含まない。すなわち、平らな簿板材料で作ら
れかつ基本的には矩形である錠止または係止部材
５０（第３図）と、コイルばね５３と、適当なプ
ラスチツク材料で作られた参照数字５５により総
括的に示したキヤツプ状部材とからなる。雄接続
部材３０を雌継手部品１０と組立てやすくするた
めに、錠止部材５０には、接続ニツプルの挿入方
向で見て、その後端面にほぼＶ形の切欠き５１が
設けられていると共に、その対向する前端面に
は、平らにされた、ほぼＵ形の切除部５２が設け
られていて部品１０と３０の確実な錠止を保証す
る。

ビード状の環状拡大部５５または間隔をおいた
拡大部５７と同様に、内方に突出する２つの連行
部材５６ａと５６ｂとが、キヤツプ状部材５５と
一体に成型されることにより一体に形成されてい
る。キヤツプ状部材５５のセレーシヨン加工され
たまたはきざみのついた輪かく５９も、適当な型
を用いることにより容易に実現可能である。

組立てのためには、錠止または係止部材５０を
ミーリング加工された凹所２３ａの中にゆるく配
置し、それからばね５３を係止部材５０の背面に
当ててゆるく配置し、その後ばね５３を例えば指
で圧縮すると共に、キヤツプ状部材５５を左継手
部分１１の外面の上をすべらせるだけで良く、そ
れによりそのビード状拡大部５７が環状溝２５に
ぱちんとスナツプ作用により入り、かくしてキヤ
ツプ状部材５５が容易に分離可能な仕方で左継手
部品１１に確実に留められる。

継手の部品を、第１図と第２図に錠止した接続
状態で示してあり、ばね負荷された錠止部材５０
が環状溝３５に確実に係合している。接続ニツプ
ル３０を取り外すためには、連行部材５６ａが錠
止部材５０の左自由端と係合している場合にキヤ
ツプ状部材５５を第２図で見て反時計方向に回転
させて、錠止部材５０をばね５３の力に抗して溝
３５から持ち上げると、それで接続ニツプル３０
を取り外すことができる。材料と厚さの種類を適
当に選択すれば、キヤツプ状部材５５が時計方向
に回転する間、連行部材５６ｂが弾性当接部とし
て作用し、かつ附加的に連行部材の機能を引受け
ることができ、そしてそのときに第４図と第５図
に示したように比較的大きな接続ニツプルでは連
行部材５６ａが省略され、その場合に平らな簿板
材料で作られていてかつほぼＬ形に曲げられた錠
止または係止部材５０′を、第５図と第６図に示
したようにして使用する。その場合に、キヤツプ
状部材５５を反時計方向に回転させると、連行部
材５６ｂがＬ形係止部材５０′の短かい脚５４の
自由端と係合してＬ形係止部材５０′を環状溝３
５から持ち上げ、それにより接続ニツプル３０を
取り外すことができる。

その他の点については、第４−６図の実施例は
第１−３図の実施例と同様であり、同じように作
用する。両方の錠止部材５０と５０′は、簡単な
打ち抜きまたはスタンピング作業により平らな簿
板在庫品で作られ、切欠き５１と切除部５２も形
成される。さらに、容易に認識できるように、第
４図と第５図の雌継手部材１０の外側寸法を第１
図および第２図と同じに維持でき、またそのキヤ
ツプ状部材５５の寸法もその連行部材のうちの一
つを除いて同様である。ばね５３に関する限り標
準化も可能である。

本発明による錠止配置は製造および組立が非常
に簡単であることは、前述のことから容易に明ら
かである。さらに、本発明による錠止配置によれ
ば、種々の直径の接続ニツプルを、２：１の比を
越える比較的広い横断面積比にわたつて容易に収
容することができる。さらに、部品の標準化が広
範囲に可能である。最後に、同じ基礎材料に加え
る種々の色付加剤により容易に実現される種々の
色のプラスチツク材料を使用することにより、例
えば圧縮空気には青、酸素には赤の如くすれば、
継手の使用を容易に認識することができる。

本発明による実施例を２つだけ示しかつ述べた
けれども、本発明はそれらに限定されないで、当
業者に知られる無数の変更と改変が可能であり、
従つて、ここに示されかつ記載された細部に限定
されないで、特許請求の範囲により包囲されるよ
うな全てての変更と改変をカバーすることを意図
している。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２図の線−に沿つて切断した、
本発明による継手用錠止装置の軸方向縦断面図、
第２図は第１図の線−に沿つて切断した、本
発明による錠止装置の横断面図、第３図は第１図
と第２図の実施例に使用される、本発明による平
坦な簿板錠止部材の平面図、第４図は比較的大き
い直径寸法の接続ニツプルと使用されるときの本
発明による錠止装置を示す、第１図と同様な軸方
向縦断面図で、第５図の線−に沿つて切断し
た図、第５図は第４図の線−に沿つて切断し
た横断面図、第６図は第４図と第５図の錠止装置
に使用される本発明によるＬ形の簿板錠止部材の
斜視図である。 １０……雌継手部材、１４……孔、２３ａ，２
３ｂ……切除部、３０……雄継手部材、３５……
外側環状溝、５０……錠止部材、５３……ばね、
５５……キヤツプ状部材、５６ａ，５６ｂ……作
用手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 外側環状溝を備えた雄継手部材が雌継手部材
   の孔に挿入されるようになつており、前記孔が切
   除部を経て雌継手部材の外面と直接連通し、前記
   切除部の仮想弦状内端が前記孔と交差しており、
   また前記切除部が外側環状溝とほぼ軸方向に整合
   した状態で雄継手部材を雌継手部材に対して接続
   位置に保持するための錠止手段を備え、この錠止
   手段は、切除部を通つて環状溝に延びることによ
   り錠止作用を行うように常時作用可能であり、ま
   た錠止手段を外側環状溝から引つ込めて雄継手部
   材を雌継手部材から離脱できるようにするために
   錠止手段と係合するように作用可能な、雌継手部
   材上の回転可能な手段を備えた継手用錠止装置に
   おいて、前記錠止手段は、切除部にゆるく挿入さ
   れる錠止部材を有し、前記の回転可能な手段は、
   錠止部材ならびに切除部を外側でおおう回転可能
   なキヤツプ状部材と、このキヤツプ状部材と一体
   でありかつ錠止部材の一端と係合するように作用
   可能な作用手段とを有し、錠止部材とキヤツプ状
   部材の間に圧縮ばねが設けられ、この圧縮ばねが
   切除部内に配置されかつキヤツプ状部材の内面お
   よび錠止部材の外面と係合して圧縮されることに
   より前記圧縮ばねが錠止部材をその錠止位置に付
   勢するようにしたことを特徴する継手用錠止装
   置。 ２ 前記錠止手段は、前記切除部にゆるく挿入さ
   れる、打ち抜かれたほぼ平らな簿板錠止部材を有
   し、前記第一の切除部と交差する第二の切除部が
   雌部材に設けられ、前記の回転可能なキヤツプ状
   部材は前記二つの切除部を外側でおおつており、
   この作用手段は、キヤツプ状部材の回転中第二の
   切除部内を移動して錠止部材の一端と係合するよ
   うに作用可能であり、圧縮ばね前記錠止部材の上
   にゆるく配置され、かつこの圧縮ばねは、錠止部
   材をその錠止位置に付勢するためにキヤツプ状部
   材の内面と錠止部材の外方に面する表面との間に
   直接設けられている、特許請求の範囲第１項に記
   載の継手用錠止装置。 ３ 前記二つの切除部が互いにほぼ直角に配置さ
   れ、錠止部材とばねとキヤツプ状部材からなる三
   つの部品が組立状態に保持され、これらの部品の
   間にどんな機械的連結もない、特許請求の範囲第
   １項または第２項に記載の継手用錠止装置。 ４ 前記キヤツプ状部材と作用手段がプラスチツ
   ク材料の一片にある、特許請求の範囲第１項から
   第３項までのうちのいずれか一つに記載の継手用
   錠止装置。 ５ 前記キヤツプ状部材が三つの機能、すなわち
   (a)ばねと錠止部材をカバーする機能と、(b)キヤツ
   プ状部材と一体に形成されかつ錠止部材と係合す
   るように作用可能な連行部材により錠止作用を釈
   放するための釈放手段の機能と、(c)釈放手段の外
   側保護の機能とを果たす、特許請求の範囲第１項
   から第４項までのうちのいずれか一つに記載の継
   手用錠止装置。 ６ 錠止作用が、前記の回転可能な手段と、錠止
   部材と、ばねとからなる三つの別々の部品のみに
   より生じ、これらの部品の間にどんな機械的連結
   もない、特許請求の範囲第１項から第５項までの
   うちのいずれか一つに記載の継手用錠止装置。 ７ 比較的大きい外径の雄継手部材に対しては、
   前記錠止手段が大体Ｌ形のほぼ平らな簿板部材で
   あるが、比較的小径の寸法の雄継手部材に対して
   は、前記錠止手段がほぼ平坦な簿板部品の形態を
   しており、以て同じ外側寸法の雌継手部材で種々
   の直径の雄継手部材に使用することができる、特
   許請求の範囲第１項から第６項までのうちのいず
   れか一つに記載の継手用錠止装置。 ８ 前記キヤツプ状部材の軸方向自由端近くに半
   径方向内方に延びるビード状手段が設けられ、こ
   のビード状手段は、キヤツプ状部材を雌継手部材
   に対して迅速に分離可能な仕方で留めるために雌
   継手部材に設けられた円周溝にスナツプ作用によ
   り係合するように作用可能である、特許請求の範
   囲第１項から第７項までのうちのいずれか一つに
   記載の継手用錠止装置。