JPH0137449B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0137449B2
JPH0137449B2 JP21034987A JP21034987A JPH0137449B2 JP H0137449 B2 JPH0137449 B2 JP H0137449B2 JP 21034987 A JP21034987 A JP 21034987A JP 21034987 A JP21034987 A JP 21034987A JP H0137449 B2 JPH0137449 B2 JP H0137449B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
oxygen
melt
gas
scrap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21034987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63125611A (ja
Inventor
Burotsuman Kaaru
Furitsutsu Erunsuto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURETSUKUNERU TSUEE ERU AA TEHINOROGII GmbH
Original Assignee
KURETSUKUNERU TSUEE ERU AA TEHINOROGII GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6308250&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0137449(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by KURETSUKUNERU TSUEE ERU AA TEHINOROGII GmbH filed Critical KURETSUKUNERU TSUEE ERU AA TEHINOROGII GmbH
Publication of JPS63125611A publication Critical patent/JPS63125611A/ja
Publication of JPH0137449B2 publication Critical patent/JPH0137449B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/52Manufacture of steel in electric furnaces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/52Manufacture of steel in electric furnaces
    • C21C5/5211Manufacture of steel in electric furnaces in an alternating current [AC] electric arc furnace
    • C21C5/5217Manufacture of steel in electric furnaces in an alternating current [AC] electric arc furnace equipped with burners or devices for injecting gas, i.e. oxygen, or pulverulent materials into the furnace
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Discharge Heating (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気エネルギーに加えて炭素含有燃料
及び酸素もしくは酸素含有ガス、例えば空気を炉
室中もしくは炉室及び融解物中に吹き込み、製鋼
用アーク炉の電気エネルギーを節約し且つ同炉へ
のエネルギー供給を増加させる方法に関する。
〔従来の技術〕
先年の石油危機以降におけるアーク炉製鋼技術
の発展動向は電気エネルギーの節約と融解時間の
短縮を特徴としている。したがつて例えば日本に
於いては1973年から1983年までの時期に平均して
146基の電気炉により湯出し時間が2時間46分か
ら1時間51分に低下された。同じ時期に電力消費
はトンあたり543kwhから439kwhに低下され得
た。また電極の消耗は5.1Kg/tから3.1Kg/tに
低下した。
スクラツプの融解を速めるため25Nm3/tまで
の量の酸素が自己消耗管あるいはランスを経て過
熱したスクラツプ上に吹き付けられる。その際に
形成される酸化鉄は少量の塊片コークスの添加に
よるかあるいは同じく自己消耗ランスを経ての石
炭の吹き込みによりスクラツプ融解後に部分的に
還元される。しかしながら相対的に僅かな量の炭
素のCOへのこの転解に際して得られる熱の増加
は依然として僅かなものである。
スクラツプの融解は多様なタイプのバーナーの
使用、特に油−酸素−バーナーの使用によつても
速められる。これらのバーナーは、大抵、融解物
の直ぐ上方の炉壁下部に配置されている。
過去に於いては、経済的に重要な意義を持つ黒
鉛電極の消耗を非貫流型の中空電極あるいはガス
ないしガス/固定−サスペンシヨンが貫流させら
れる中空電極を用いて低下させ、また鋼中におけ
る水素含有量の低下あるいは一般に固体の添加等
のその他の効果も達成しようとする努力も為され
た。アメリカ特許明細書2909422及びドイツ公開
明細書2900864は前記の類の方法を述べている。
中空電極を介した該吹込み技法が普及するに至ら
なかつた根拠は、仲んずく、融解物中における吹
き込まれた固体の分布が湯の運動を欠くことによ
つて不完全なままである点に認められる。
他の処理方法にあつては、今日、廃ガスが利用
され、それにより特別な予熱チヤンバに於いてア
ーク炉外でスクラツプの予熱が行なわれる。予熱
されたスクラツプはその後にアーク炉に装入され
る。公知の該改善によりアーク炉の湯出し時間は
個々の場合に於いて約80分にまで短縮され得た。
最新の連続鋳造プラントの連続運転を可能とし
且つ炉の熱損失を減少させるためには、湯出し時
間を更に短縮することがスクラツプ融解時の貴重
な電気エネルギー消費の低下と同様にアーク炉運
転によつて経済的に重大な意義を有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したがつて本発明の目的は、アーク炉による製
鋼を経済的に改善し、また、炉の融解能力を高め
ると共に熱供給を増加させ、それによつて湯出し
時間も短縮し、特に、高い熱効率を有した有利な
コストの燃料を広範に使用して電気エネルギーの
節約を可能とする方法を考案することである。更
に前記の新たな方法は安全確実な運転を保証し、
公知の長所、特にアーク炉の高度な柔軟性と確実
な工程制御性を損じないものとされる必要があろ
う。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的は、本発明により、特許請求の範囲第
1項に記載の特徴によりその実現が図られる。
本発明により酸素及び/又は予熱された空気は
アーク炉上部に固定配置されている吹込み装置に
より水平面に対して30〜60゜の角度で電極の形成
するピツチ円の接線方向下方に向け、該電極ピツ
チ円と炉壁との間の空間にあるスクラツプ中ない
し炉のガスチヤンバ中に吹き込まれる。スクラツ
プ不純物及び特に供給された炭素含有燃料、例え
ば石炭ないしコークスから生じ炉内を循環してい
る反応ガスは吹込み装置から噴射される自由噴流
中に大量に吹き込まれ、その際広範に焼燃させら
れる。該反応ガス燃焼によつて発される熱は70〜
90%の熱効率でスクラツプ及び/又は少なくとも
局部的に激しい湯の運動を生じている融解物に伝
えられる。これにより廃ガス浄化装置に供給され
る廃ガスの温度は炉室温度を僅かに上回るにすぎ
ないものとなる。電気エネルギーを節約するため
の酸素及び燃料の消費は、優れた伝熱とCO2及び
H2Oへの反応ガスの広範な燃焼ならびにスクラ
ツプ中に持込まれていた炭化水素含有不純物、例
えば塗料、油、プラスチツク等の燃焼により僅か
なものである。
吹込み装置は、本発明により、好ましくは炉壁
上部に配置されている。その際、該吹込み装置の
縦軸は電極ピツチ円と炉壁との間に仮想された円
筒の接線方向下方の炉内空間に向けられている。
仮想された前記円筒の直径は炉内径の0.5〜0.8倍
の範囲にある。
アーク炉の公知の運転方法にあつては、スクラ
ツプから生ずる反応ガスは廃ガスと共に炉外に流
出し、該エネルギーが広範にスクラツプないし融
解物に伝えられることがないであろう。本発明に
よればスクラツプに付着していた不純物の燃焼に
より既にエネルギー供給の増加が生ずる。
本発明の更に別な特徴により、吹込み装置から
噴射されるガス噴流は相対的に低温な炉内領域、
いわゆる「コールド・スポツト」と同所にあるス
クラツプを加熱し、それによりスクラツプの融解
を更に促進する。
酸素による運転のため、吹込み装置の個々の噴
出口、つまりノズルは以下の式に従つて設計され
る: D∧=ノズルの公称径(cm) G∧=溶鋼重量(t/チヤージ) Z∧=吹込み装置あたりのノズル数 n∧=炉あたりの吹込み装置数 本発明による方法の実施にあたつては、基本的
に、単純な管から水冷式ランスまでに及ぶ任意の
酸素吹込み装置を使用することができる。但し、
本発明により、複数の噴出口−ノズルとも称され
る−を具えた酸素吹込み装置が特に適しているこ
とが判明した。該吹込み装置は水冷装置を有さ
ず、例えば銅製であつてよい。該装置は1〜6個
の噴出口を有し、好ましくは4個の噴出口を有す
る。酸素吹込み装置のガスの予圧は、ガス噴流
が、通例、音速の速さで噴出するように調節され
る。しかしながら、超音速の噴出を可能とする円
錐状に拡大された噴出口を具えたノズルを使用す
ることも可能である。
本発明の意図するところは、運転中に吹込み装
置の酸素含有ガス吹込み率を変化させること、例
えば該吹込み率を廃ガス分析及び/又は燃料供給
に関連させて制御することである。
本発明により、約700〜1300℃、特に約900〜
1200℃に予熱された空気を吹込みノズル運転に使
用するのが特に有利であることが判明している。
驚くべきことに、炉室温度の高まりと共に、あと
燃え率と同時にアーク炉工程へのエネルギー供給
を酸素に代えて熱風の吹込みによつて高めること
ができる。更に、熱風の使用により、熱効率、つ
まりスクラツプ及び/又は融解物へのあと燃えに
よつて得られた熱の再伝達を高めることができ
る。
吹込み装置の運転と共に炭素含有燃料を供給す
る場合には、スクラツプ融解時間の進展と共に、
反応ガスあと燃えによつて得られた熱の再伝達に
際する熱効率が低下する。本発明の重大な特徴に
より、前記のエネルギー供給の低下に対しては湯
の運動を増強することにより対処することができ
た。その際、本発明により、高温吹込み噴流が融
解物の表面に打ち当たる領域の融解物にアーク炉
底部に配置されたノズルによつて酸素を供給する
のが特に有利であると判明した。酸素の吹込みに
より融解物中にCOが形成され、CO2への広範な
燃焼と熱の再伝達が最も良好な箇所に於いてCO
の脱出を行なわせることができる。
湯表面下方のノズルのガス流量は変化させるこ
とができる。本発明により、アーク炉中の鉄融解
物の量の増加と共にガス量が減少させられる。ス
クラツプがすべて融解した場合には、ノズルあた
りの酸素吹込み率は約2Nm3/分もしくはそれ以
下である。
湯表面下方の前記ノズルは、一般に、5〜10バ
ール、最高20バールの通例の酸素予圧で運転され
る。但し本発明は60バールまでの高圧で運転する
ことも意図している。
本発明により、炭素含有燃料は1本もしくは複
数の中空電極を介して融解物中に吹き込まれ、湯
表面下方にある酸素で運転されるノズルは融解物
中における炭素の分布とCOへの部分燃焼に貢献
する。本発明の更に別な特徴により、前記のよう
にして単位時間あたりに非常に大量の燃料及び電
極を融解物に供給し、当該転換を行なわせること
ができる。
2本の同心管から構成される公知のノズルによ
る酸化ガスもしくは不活性ガスならびに例えば油
等の液体の吹込みは公知の技術を以つてしては問
題あることが判明した。例えば炉底あるいは側壁
下部に取り付けられたノズルにより問題あるスパ
ツターが生じ、該スパツターが炉側壁上部に於い
て大量の鋼付着物形成をもたらした。吹込みガス
量の大量の大幅な減少、融解物の状態へのノズル
予圧の適合化、ノズル位置の最適化及び−スクラ
ツプが広範に融解した場合には−更にガス量を極
少に減少化することにより初めて満足すべき解決
が得られた。本発明により、口径が3〜8mmにす
ぎないノズルが使用される。中心管内には酸素が
通され、その外側の環状隙間にはガス状炭化水素
及び/又は不活性ガスないしそれらの混合物が通
される二重管ノズルを使用するのが好ましい。例
えば軽油等の油もノズル保護に使用することがで
きる。
本発明の意図するところは、内側ノズル管を例
えば耐火材料で栓をすることにより密封し、環状
隙間を通してのみガス、例えば不活性ガス、窒
素、ガス状炭化水素、例えば天然ガス、ブタンあ
るいはプロパン、CO、CO2及びそれらの任意の
混合物を融解物中に吹き込むことである。環状隙
間を通して液体、例えば油を供給することも有利
であると判明している。本発明により、特にスク
ラツプの堆積が炉内に於いて金属滴の勝手な搬出
を妨げる限りで、前記の様にして痒油を燃料とし
て使用することができる。
本発明により、炭素含有燃料、主として石炭及
びコークスをスクラツプと共にアーク炉に装入す
ることもできる。但し本発明により、塊状片の炭
素含有エネルギー担体、例えば石炭ないしコーク
スを酸素吹込みノズル前方のアーク炉炉床に装入
するのがより有利であると判明している。
しかしながら、本発明により、炭素含有燃料の
好ましい添加形態の基本は、該燃料を粉砕した形
状で1本もしくは複数の耐摩耗ライニングの施さ
れた中空電極を介して直接に融解物及び/又はス
クラツプ中に吹き込む点にある。炭素含有燃料の
吹込みにより、同時に、スラグの泡立てと相対的
に高い電圧、つまり長く安定したアークによる加
熱が有利と為される。相対的に長い該アークとス
ラグの泡立ちに噴流による炉壁の負荷を低下させ
ると共に摩耗を減少させる。更に中空電極の消耗
も固体供給用に穴あけ処理されていない同様な電
極の消耗に比較して約30%低下する。
本発明により、粉砕炭ないし油を更に吹込み装
置を通じて表面が融解中のスクラツプあるいは融
解物上に吹き付けることにより、電気エネルギー
の一層の節約と装入時間の短縮化を図ることがで
きる。石炭流が打ち当てられるスクラツプ表面の
冷却は同時に酸素もしくは予熱された空気の吹込
みによつて回避される。石炭流が吹込み装置から
噴射される際に酸素もしくは空気により該流を囲
繞させ、あるいは石炭流とガス流を隣接配置し、
それらが吹込み装置を発した後間もなく相互に交
差するように設計することもできる。表面が融解
したスクラツプ上への石炭の吹付けには例えばそ
の90%が0.5mm以下の直径を有する微粒炭が特に
適当している。炉の上部に配置された吹込み装置
からの自由噴流による融解物への石炭の吹付けに
は例えば最大4mmまでの直径を有した粗粒炭が用
いられる。
本発明により、石炭、特に液状成分の多い石炭
も湯表面下方に配置されたノズルを通して融解物
中に供給することができる。その際、石炭粉及
び/又はコークス粉が噴出されるノズルと共に少
くとも1個の酸素ノズルを配置し、これにより炭
素含有燃料が吹込まれる際に融解物が局部的に冷
却されることのないようにするのが有利であると
判明している。しかしながら、本発明によれば、
1本もしくは複数の中空電極による炭素含有燃料
の供給が好ましいが、それは該供給技法にあつて
はアークが石炭供給箇所における熱供給を高める
からである。
本発明により、中空電極を通じ、その他は固
体、例えばスラグ形成剤、例えば石灰石、ほたる
石等の局部的に過熱した融解物に好ましい形で供
給することができる。本発明により、前記と同様
にして、鉄含有物及び/又は酸化鉄含有物、鉄鉱
石及び予備還元された鉄鉱石あるいは合金元素の
うち例えばマンガン、クロム、ニツケル、バナジ
ウム、乾燥されたスラジを融解物中に吹込むこと
ができる。
本発明は、例えば塵芥投棄コストを節約するた
め、粉塵及び融解物に吹き込むことも意図してい
る。更に本方法によりスラグあるいは融解物中に
於いて問題物質を由来する貴重な金属も濃縮する
ことができる。また更に、石炭流が中空電極に至
る途中、例えば中空電極への入口付近で該流に痒
油を混じ、本発明の方法による熱供給の増加に利
用し得ることが実証された。
本発明により、例えば5〜15mmの粒度を有した
塊片状燃料を中空電極中の比較的大きな孔を経て
重力を利用して添加する方法も微粒燃料を吹き込
む方法と同様に有効であることが実証された。但
し微粉砕された燃料をキヤリアガスとのサスペン
シヨンの形で供給する方法にあつては電極中の孔
の口径をずつと小さなものとすることができ、そ
の結果、該孔による電極断面積の減少分は約1%
程度に抑えることができる。単純な品質の製鋼に
は燃料用キヤリアガスとして主に窒素が用いら
れ、送出圧は少なくとも2バール、好ましくは8
〜20バールである。また希ガス、天然ガス、CO、
CO2、空気もしくは酸素もキヤリアガスとして用
いることができる。1Nm3のキヤリアガスには約
10〜30Kgの粉砕された固体、例えば石炭が装荷さ
れる。本発明によりガスの消費は僅かであるが、
中空電極を通じた固体搬送を行なつていない間の
ガス貫流を広範に停止するか全面的に停止するか
する場合にはガスの消費を更に低下させることが
できる。吹込み装置、中空電極及び炉底ノズルへ
の導管を電気的に絶縁するのが合理的であると判
明した。
本発明による方法はアーク炉の電気エネルギー
消費をほぼ半減させると共に融解性能を高め、同
時に、湯出し時間を約1時間に短縮する。本発明
による方法に基いて運転されるアーク炉から生ず
る廃ガスはほぼ完全に燃焼され尽くしており、燃
料ガスとしては最早やほとんど利用し得ないが、
該廃ガスの有する物理的な熱は適切な熱交換器に
より例えば吹込み空気の加熱あるいはスクラツプ
の予熱に利用することができる。
以下に本発明による方法を図面ならびに本発明
を制限することのない一般的な例に基いて詳しく
説明する。
〔実施例〕
アーク炉は耐火煉瓦炉床1にそれぞれ2本の同
心管から構成される3個のノズル2を有してい
る。側壁3の上部には矢印で示されたそれぞれ4
本の自由噴流5を噴出する吹込み装置4が設けら
れている。更に孔7を具えた中空電極6が図中に
示されている。線8は湯出しが行なわれる前の静
止した湯の表面を示している。
図2には、更に、電荷ピツチ円10と該円上に
ある電極11と中空電極6が認められる。炉内空
間に仮想された円筒は線12で示され、ガス噴流
5のための好ましい衝突面13は斜線で示されて
いる。最後に廃ガス口14が図中に認められる。
公称出力11MWの30t−アーク炉には3個の二
重管ノズル2が設けられており、該二重管の内側
管は耐火材料で塞がれ、外側の環状隙間を通つて
ノズルあたり0.7±0.3Nm3の不活性ガス及びプロ
パンが吹き込まれる。吹込み終了時、つまり湯出
しの約4分前にアルゴンへの切換えが行なわれ
る。炉壁3には、急角度で下方への噴射を行なう
それぞれ4本の自由噴流5のための3基の吹込み
装置4が固定取付けされている。該吹込み装置4
はその位置が高いことによりスクラツプによる損
傷を蒙むることはない。吹込み材たる酸素及び石
炭+窒素は同時に吹込み装置の冷却に利用され
る。水冷は不要であることが判明した。各吹込み
装置毎に酸素のみの噴射用に3個のノズル及び酸
素噴射への切換え装置を備えた石炭/窒素−サス
ペンシヨン噴射用のノズル1個が具えられてい
る。石炭噴射ノズルはセラミツク管で内装され、
吹込み装置に設けられている更に大きな酸素噴出
ノズル中にはめ込まれていることから、石炭流は
環状隙間から噴出する酸素によつて包まれる。石
炭噴射ノズルは石炭噴射の後に吹込み装置入口部
で石炭洗い流し用の窒素噴射に切り換えられ、そ
の後、弁により酸素噴射に切り換えられる。スク
ラツプ融解時の酸素吹込み率は吹込み装置あたり
9.5Nm3/分である。
総計して、2.0tの固体銑鉄、26.1tの購入スクラ
ツプ及びヘビースクラツプ、2.6tの積み地金、
1.8tの鉄屑が3個のケージで3回に分けて装入さ
れる。炉底のノズル上方には80Kgの塊片状コーク
スが装入される。吹込み装置により部分的に融解
したスクラツプ及び融解物上に粉砕された無煙炭
400Kgならびに酸素1270Nm3が吹き付けられる。
更に500Nm3の酸素がスラグ口部に於いて自己消
耗ランスによつて吹き込まれる。石灰石の消費は
1100Kgである。電力消費は、環元相を含め、湯出
し温度1640℃の溶鋼30tにつき10200kwhである。
電極消耗は溶鋼tあたり2.7Kgである。装入材料
は給電開始から湯出しに至るまで49分で製造完了
される。
本発明による方法の経済的に特に有意的な変法
にあつては30tアーク炉に於いて公称口径6mmの
二重管ノズル上方に100Kgの塊片状コークスが装
入される。各二重管ノズルからは1分あたり0.6
〜4Nm3のO2が噴射されると共に、該ノズルの早
期の摩耗が炭化水素ないし炭化水素/不活性ガス
−混合物−この場合にあつては天然ガス−で防止
される。該ノズルは接線方向に吹込みを行なう吹
込み装置の縦軸と吹込みノズルとの間に形成され
る面に水平面に対して70゜の角度で配置されてい
る。最大量の酸素はそれぞれ3個の小さなノズル
と1個のノズルを具えた3基の吹込み装置を経て
スクラツプ上及び激しい湯の運動を生じている箇
所の融解物上に吹き付けられている。電力の他
に、特に、中空電極を介して融解物に吹き込まれ
る無煙炭がエネルギー担体として用いられる。ア
ークの放出2〜3分後に酸素吹込みと少量の石炭
の吹込みが開始される。酸素吹込み率ならびに石
炭量は3つの融解期の各々に於いてスクラツプの
加熱及び融解の進行と共に増加させられる。酸素
吹込み率と廃ガス分析は石炭吹込みの時間的推移
に適合させられる。
溶鋼30tあたりの封入材料として、約27tの購入
スクラツプ及びヘビースクラツプ、3.5tの積み地
金及び2.0tの鉄屑が消費される。酸素は、反応ガ
スを燃焼させるため、それぞれ炉床ノズルにより
450Nm3、吹込み装置により1600Nm3、自己消耗
ランスにより600Nm3がスクラツプ、スラグ及び
炉室内に吹き込まれる。無煙炭の消費は1450Kg、
石灰石の消費は1050Kgである。無煙炭には亜鉛含
有量24%の電気炉粉塵300Kgが混入される。1回
のみの粉塵回収によつて亜鉛含有量を32%に高
め、亜鉛回収に回すことができた。炉底吹込みノ
ズル上には100Kgのコークスが装入される。
湯出し温度1630℃にあたつての電力消費は、還
元相を含め、7200kwhである。電極消耗は溶鋼t
あたり3.2Kgである。装入開始から湯出し終了ま
での時間は1時間である。残留融解物が炉内で処
理されるかあるいは装入終了時の時間を早期の湯
出しとるつぼ加熱装置及び二次冶金処理の利用に
より短縮する場合には湯出し時間を更に切詰める
ことができる。
酸素を節約し、あと燃え率を高め、また熱伝達
を向上させるため、60t−UHPに於いて本発明に
よる方法をあと燃えのために酸素を使用せずに実
施することができる。スクラツプ及び炉底ノズル
により激しい湯の運動が惹起されている融解物箇
所に1100℃に予熱された空気が吹き込まれる。炉
底には公称口径5mmの6個の二重管ノズルが設け
られ、該ノズルは酸素及びそれを包み込む炭化水
素の吹込みを行なう。熱風は6基の固定配置され
た吹込み装置により、炉径の0.55倍の直径を持つ
仮想された円筒の接続方向に沿つて水平面に対し
て約50゜の角度で炉壁上部から下方に向けて噴射
される。吹込み装置前の熱風環状管内の圧力は
1.2バールの高圧に達している。石炭は、前記の
例と同様に、中空電極を介して融解中のスクラツ
プ及び融解物上に吹付けられる。還元相に於い
て、網の炭素/硫黄−含有量を所望の程度に調整
するため、電極レベル低位時に意図的な浸炭及び
脱硫のため石炭粉が融解物中に極く短時間に亘つ
て吹き込まれる。
溶鋼60tを得るための、54tの購入スクラツプ及
びヘビースクラツプ、6tの積み地金、5tの鉄屑、
炉底ノズルから吹き込まれる900Nm3の酸素、吹
込み装置によりスクラツプ、炉内空間及び融解物
に吹き付けられる1100℃の熱風12000Nm3、自己
消耗管により吹き込まれる800Nm3の酸素、2本
の中空電極を介して吹き込まれる2400Kgの石炭、
電気炉炉床に装入される塊状コークス200Kg、石
灰石2000Kg及び13920kwhの電力が必要である。
酸素添加に先立つて石炭添加が行なわれること
及び融解物の最終炭素含有量ならびに融解温度を
正確に調整し得ることを利用し、スクラツプ及
び/又はその他の鉄担体から経済的に銑鉄を製造
することもできる。銑鉄製造と中空電極ないし吹
込み装置を介しての残留物質の吹込みによる処理
とのコンビネーシヨンは場合により大きな意義を
有している。炭素担体と酸化ガスとの供給を調節
し、廃ガスになお高いCO/H2−含有量を持た
せ、該ガスを例えば加熱、金属酸化物の予備還元
等の他の使用目的に利用し得るようにすることが
できる。
前記の諸特徴を任意に組合わせ、それらを様々
な電炉網設備の運転条件に適合させることも本発
明の意図するところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるアーク炉の垂直断面図、
第2図は第1図のアーク炉の水平断面図である。 1……耐火レンガ炉床、2……ノズル、3……
側壁、4……吹込み装置、6……中空電極、11
……電極、14……廃ガス口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気エネルギーに加えて炭素含有燃料及び酸
    素もしくは酸素含有ガスを炉室中もしくは炉室及
    び融解物中に吹き込み、製鋼用アーク炉の電気エ
    ネルギーを節約し且つ同炉へのエネルギー供給を
    増加させる方法に於いて、酸素もしくは酸素含有
    ガスが炉の上部に固定配置された吹込み装置によ
    り電極ピツチ円の接線方向下方に向け、該電極ピ
    ツチ円と炉壁との間の空間にある堆積スクラツプ
    中及び/又は炉のガスチヤンバ中に吹き込まれ、
    供給された燃料及びスクラツプに由来する燃料の
    反応ガスがその際に生ずる強力なガス流によつて
    吹込み自由噴流中に大量に吸い込まれて燃焼させ
    られ、該反応ガス燃焼によつて発される熱が少な
    くとも70%の熱効率でスクラツプ及び/又は融解
    物に伝達され、更に、吹込み噴流が融解物に衝突
    する領域に於いて、湯表面下方に配置されたノズ
    ルによりガスが吹き込まれることを特徴とする方
    法。 2 前記酸素含有ガスが予熱された空気であり、
    前記ノズルが炉底に配置され、該ノズルから吹込
    まれる前記ガスが酸化ガスであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 固体、特に炭素含有燃料が1本もしくは複数
    の好ましくは耐摩耗ライニングの施された中空電
    極を介して融解物に吹き付けられることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    方法。 4 酸素吹込み装置が1〜6個、好ましくは4個
    の噴出口を有し、ガス流の流出速度が少なくとも
    音速に調整されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の
    方法。 5 吹込み装置から噴射される酸素含有ガスの流
    量が廃ガス分析及び/又は燃料供給に応じて調整
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第4項までのいずれか1項に記載の方法。 6 湯表面下方に配置されたノズルのガス流量が
    炉内の鉄融解物の量の増加と共に減少させられ、
    スクラツプがすべて融解した場合には、ノズルあ
    たり2Nm3/分以下の吹込み率にまで減少させら
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項から
    第5項までのいずれか1項に記載の方法。 7 吹込み装置が少くとも一時的に、700〜1300
    ℃に予熱された空気で運転されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれ
    か1項に記載の方法。 8 酸素運転用吹込み装置中の各噴出口−ノズル
    とも称される−が最も狭い箇所に於いて下記の式
    に基く公称口径D(cm単位)を有していることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項から第7項まで
    のいずれか1項に記載の方法。 9 吹込み装置縦軸が炉内径の0.5〜0.8倍に相当
    する直径を有した仮想された円筒の接線方向を示
    すようにして該吹込み装置が炉壁上部に配置され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第8項までのいずれか1項に記載の方法。 10 吹込み装置縦軸が水平面に対し30〜60゜の
    角度で下方に向けられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項から第9項までのいずれか1
    項に記載の方法。 11 粒度0.4mm以下の炭素含有燃料、例えば石
    炭及び/又はコークスがスクラツプ及び/又は融
    解したスクラツプに吹き付けられ、最大4mmまで
    の粒度の粗粒燃料が融解物に吹き付けられること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第10項
    までのいずれか1項に記載の方法。 12 湯表面下方に配置されたノズルが60バール
    までの高圧で運転されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項から第11項までのいずれか1項
    に記載の方法。 13 2本の同心管から構成される湯表面下方に
    配置されたノズルが、不活性ガス、不活性ガス−
    炭化水素−混合物及び/又は油を噴射する際に、
    その中心管が耐火材で塞がれることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第12項までのいずれ
    か1項に記載の方法。 14 固体、例えば炭素含有燃料、乾燥されたス
    ラジ、スラグ形成剤、鉱石、予備還元された鉱
    石、合金元素、残留物質、粉塞、スラグ、痒油が
    キヤリアガスにより1本もしくは複数の中空電極
    を介して個々にもしくは任意の混合物の形で融解
    物に吹き込まれることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項から第13項までのいずれか1項に記載
    の方法。 15 中空電極を介しての固体の噴射にあたり電
    極入口における固体−ガス−サスペンシヨンの圧
    力が少なくとも2バール、好ましくは8〜20バー
    ルに調節されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第14項までのいずれか1項に記載の
    方法。 16 前記方法が銑鉄、合金及びその他の金属融
    解物の製造にも利用されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項から第15項までのいずれか1
    項に記載の方法。
JP62210349A 1986-08-27 1987-08-26 ア−ク炉エネルギ−供給の増加方法 Granted JPS63125611A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19863629055 DE3629055A1 (de) 1986-08-27 1986-08-27 Verfahren zum gesteigerten energieeinbringen in elektrolichtbogenoefen
DE3629055.6 1986-08-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63125611A JPS63125611A (ja) 1988-05-28
JPH0137449B2 true JPH0137449B2 (ja) 1989-08-07

Family

ID=6308250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62210349A Granted JPS63125611A (ja) 1986-08-27 1987-08-26 ア−ク炉エネルギ−供給の増加方法

Country Status (17)

Country Link
US (1) US4827486A (ja)
EP (1) EP0257450B1 (ja)
JP (1) JPS63125611A (ja)
KR (1) KR910005900B1 (ja)
AT (1) ATE65550T1 (ja)
AU (1) AU583742B2 (ja)
BR (1) BR8704396A (ja)
CA (1) CA1320526C (ja)
CZ (1) CZ280147B6 (ja)
DE (2) DE3629055A1 (ja)
ES (1) ES2023386B3 (ja)
HU (1) HU195981B (ja)
IN (1) IN169083B (ja)
MX (1) MX159728A (ja)
MY (1) MY101990A (ja)
RU (1) RU2025499C1 (ja)
ZA (1) ZA876404B (ja)

Families Citing this family (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3839095A1 (de) * 1988-11-18 1990-05-23 Fuchs Systemtechnik Gmbh Verfahren zum betrieb eines einschmelzaggregates und einschmelzaggregat fuer dieses verfahren
DE3840486A1 (de) * 1988-12-01 1990-06-07 Mannesmann Ag Ofenanlage zum einschmelzen von schrott
DE3921807A1 (de) * 1989-07-03 1991-01-10 Mannesmann Ag Verfahren und vorrichtung zum beheizen eines metallurgischen ofens
FR2663723B1 (fr) * 1990-06-20 1995-07-28 Air Liquide Procede et installation de fusion d'une charge en four.
CA2030727C (fr) * 1990-11-23 1993-07-20 Michel G. Drouet Four a arc rotatif pour le traitement des scories d'aluminium
US5471495A (en) * 1991-11-18 1995-11-28 Voest-Alpine Industrieanlagenbeau Gmbh Electric arc furnace arrangement for producing steel
ES2081455T3 (es) * 1991-11-27 1996-03-16 Air Liquide Procedimiento y dispositivo de fusion de una carga en un horno.
DE4238020C2 (de) * 1992-11-11 1994-08-11 Kct Tech Gmbh Verfahren für den Betrieb einer Multimediendüse und das Düsensystem
DE4238970C1 (de) * 1992-11-19 1994-04-21 Kct Tech Gmbh Verfahren zum Einblasen oxidierender Gase in Metallschmelzen
US5375139A (en) * 1993-02-26 1994-12-20 Bender; Manfred Electric arc furnace insitu scrap preheating process
DE69419564T2 (de) * 1993-05-17 1999-12-30 Danieli Off Mecc Lichtbogenofen mit verschiedenen Energiequellen und Verfahren für seinem Betrieb
FR2706026B1 (fr) * 1993-06-02 1995-07-28 Air Liquide Four de fusion de charge et injecteur de gaz.
ATA121393A (de) * 1993-06-21 1998-07-15 Voest Alpine Ind Anlagen Konverter und verfahren zur herstellung von stahl
JPH07145420A (ja) * 1993-09-30 1995-06-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 電気アーク溶解炉
FR2731712B1 (fr) * 1995-03-14 1997-04-25 Usinor Sacilor Procede d'elaboration de l'acier dans un four electrique a arc, et four electrique a arc pour sa mise en oeuvre
US5572544A (en) 1994-07-21 1996-11-05 Praxair Technology, Inc. Electric arc furnace post combustion method
DE19517151C1 (de) * 1994-09-15 1996-03-07 Manfred Bender Verfahren zum Schmelzen von Metallschrott und elektrischer Lichtbogenofen zur Durchführung des Verfahrens
AT403293B (de) * 1995-01-16 1997-12-29 Kct Tech Gmbh Verfahren und anlage zum herstellen von legierten stählen
IT1280115B1 (it) * 1995-01-17 1998-01-05 Danieli Off Mecc Procedimento di fusione per forno elettrico ad arco con sorgenti alternative di energia e relativo forno elettrico ad arco
AT404841B (de) * 1995-04-10 1999-03-25 Voest Alpine Ind Anlagen Anlage und verfahren zum herstellen von eisenschmelzen
DE19521518C2 (de) * 1995-06-13 2000-05-04 L Air Liquide Paris Verfahren zur Verbesserung der Energiezufuhr in ein Schrotthaufwerk
US5822357A (en) * 1995-06-19 1998-10-13 L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Process for melting a charge in a furnace
FR2735563B1 (fr) * 1995-06-19 1997-07-25 Air Liquide Procede de fusion d'une charge dans un four
WO1997017475A1 (en) * 1995-11-09 1997-05-15 Air Liquide America Corporation Process for melting and refining ferrous scrap through use of oxygen injection
DE19625537C1 (de) * 1996-06-26 1997-04-30 Messer Griesheim Gmbh Verfahren zum Herstellen von Stahl aus festen Einsatzstoffen
US6125133A (en) * 1997-03-18 2000-09-26 Praxair, Inc. Lance/burner for molten metal furnace
LU90055B1 (fr) * 1997-04-24 1998-10-26 Wurth Paul Sa Procédé de fusion d'alliages à base de fer dans un four électrique
US6117207A (en) * 1998-05-06 2000-09-12 Miserlis; Constantine Process for recovering metals and other chemical components from spent catalysts
DE19820589A1 (de) * 1998-05-08 1999-11-11 Wilfried Stein Elektrolichtbogenofen
DE19820612A1 (de) * 1998-05-08 1999-11-11 Wilfried Stein Verfahren zum Betrieb eines Lichtbogenofens zum Aufbau und Halten einer Schaumschlacke
US5999557A (en) * 1998-06-19 1999-12-07 The Broken Hill Proprietary Company Steel making bath control
DE59905864D1 (de) 1998-08-28 2003-07-10 Voest Alpine Ind Anlagen Multifunktionslanze und deren verwendung
AUPP554098A0 (en) * 1998-08-28 1998-09-17 Technological Resources Pty Limited A process and an apparatus for producing metals and metal alloys
LU90327B1 (fr) * 1998-12-16 2000-07-18 Wurth Paul Sa Proc-d- pour l'enfournement de fines dans un four - arc
DE19922509A1 (de) * 1999-05-15 2000-11-23 Messer Griesheim Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Eindüsung von Erdgas und/oder Sauerstoff
AUPQ525500A0 (en) * 2000-01-25 2000-02-17 Technological Resources Pty Limited A method of relining a vessel
DE10045320A1 (de) * 2000-09-12 2002-03-28 Messer Griesheim Gmbh Verfahren zur Regenerierung von schwefelhaltigem Reststoff und zur Durchführung des Verfahrens geeigneter Zerstäubungsbrenner
DE10120160A1 (de) * 2001-04-10 2002-10-24 Heinz Mitbauer Verfahren und Vorrichtung zum Durchführen einer thermischen Reaktion
ITRM20010634A1 (it) * 2001-10-26 2003-04-28 Ct Sviluppo Materiali Spa Elettrodo, in particolare per forni elettrici ad arco di tipo siderurgico e simili, e relativo metodo di esercizio.
DE10317195B4 (de) * 2003-04-15 2006-03-16 Karl Brotzmann Consulting Gmbh Verfahren zur Verbesserung der Energiezufuhr in ein Schrotthaufwerk
DE102004040494C5 (de) * 2004-08-20 2012-10-11 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zum Betrieb eines Elektrolichtbogenofens
CN1318801C (zh) * 2004-12-30 2007-05-30 云南锡业集团有限责任公司 顶吹沉没熔炼工艺中二次燃烧方法与装置
RU2293937C2 (ru) * 2005-02-09 2007-02-20 Техком Импорт Экспорт Гмбх Способ опорожнения металлоплавильной емкости от основной части жидкого металла через выпускное отверстие в донной поверхности емкости и металлоплавильная емкость
KR200451930Y1 (ko) 2008-07-25 2011-01-19 현대제철 주식회사 전기로의 산소 공급 장치
RU2483119C2 (ru) * 2011-06-14 2013-05-27 Федеральное государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Национальный исследовательский технологический университет "МИСиС" Способ электроплавки стали в дуговой печи
RU2478719C1 (ru) * 2011-09-26 2013-04-10 Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования Московский государственный вечерний металлургический институт Способ выплавки стали в дуговой сталеплавильной печи
DE102012016074A1 (de) * 2012-08-08 2014-02-13 Saarstahl Ag Verfahren zum Betrieb eines Reaktionsgefäßes zur Stahlherstellung, sowie Stahlkonverteranordnung selbst
US10151007B2 (en) 2012-10-24 2018-12-11 Primetals Technologies Austria GmbH Method and device for supplying energy into a scrap metal pile in an electric arc furnace
US20150176900A1 (en) * 2013-12-20 2015-06-25 American Air Liquide, Inc. Hybrid oxy-coal burner for eaf steelmaking
JP6809248B2 (ja) * 2017-01-23 2021-01-06 日本製鉄株式会社 電気炉用電極、電気炉及び電気炉の使用方法
BR112020006455B1 (pt) 2017-10-23 2023-12-05 Nippon Steel Corporation Forno elétrico e método para fusão e redução de matériaprima de ferro contendo óxido de ferro
EP3724586B1 (en) * 2017-12-15 2021-09-01 Danieli & C. Officine Meccaniche S.p.A. Melting furnace for metallurgical plant and operating method therefor
US11060792B2 (en) 2018-03-23 2021-07-13 Air Products And Chemicals, Inc. Oxy-fuel combustion system and method for melting a pelleted charge material
JP2020094707A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 日本製鉄株式会社 電気炉におけるガス噴出装置及びガス噴出方法
JP7307305B2 (ja) * 2018-12-14 2023-07-12 日本製鉄株式会社 電気炉におけるガス噴出装置及びガス噴出方法
PL436679A1 (pl) * 2021-01-18 2022-07-25 Sieć Badawcza Łukasiewicz - Instytut Metalurgii Żelaza Im. Stanisława Staszica W Gliwicach Sposób wytapiania stali bezpośrednio z rudy żelaza
CN113699306B (zh) * 2021-08-25 2022-04-12 中冶赛迪工程技术股份有限公司 一种用于直流电弧炉底电极复合底吹多元介质系统及方法
DE102022118640A1 (de) 2022-07-26 2024-02-01 Thyssenkrupp Steel Europe Ag Verfahren zur Herstellung einer Eisenschmelze in einem elektrischen Einschmelzer
EP4342865A1 (de) 2022-09-22 2024-03-27 ThyssenKrupp Steel Europe AG Agglomeratstein zum einsatz in einem elektroofen

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2909422A (en) * 1957-07-02 1959-10-20 Union Carbide Corp Method of improving the quality and productivity of electric arc furnace steel
US3459867A (en) * 1967-08-10 1969-08-05 Air Reduction Direct arc furnace
US3905589A (en) * 1972-03-27 1975-09-16 Pennsylvania Engineering Corp Steel production method and apparatus
US4146390A (en) * 1975-06-19 1979-03-27 Asea Aktiebolag Furnace and method for the melt reduction of iron oxide
AU2889677A (en) * 1977-09-16 1979-03-22 Toshin Steel Co Steelmaking in the electric furnace
SE431994B (sv) * 1978-01-24 1984-03-12 Asea Ab Forfaringssett for injicering av pulverformigt material i en metallurgisk smelta sasom stal
DE2816543C2 (de) * 1978-04-17 1988-04-14 Eisenwerk-Gesellschaft Maximilianshütte mbH, 8458 Sulzbach-Rosenberg Verfahren zur Stahlerzeugung
ATE5202T1 (de) * 1979-12-11 1983-11-15 Eisenwerk-Gesellschaft Maximilianshuette Mbh Stahlerzeugungsverfahren.
GB2115011B (en) * 1982-02-17 1985-12-04 British Steel Corp Improvements in or relating to a process for melting and/or refining steel
US4646315A (en) * 1984-10-04 1987-02-24 Pennsylvania Engineering Corporation Arc furnace burner control method and apparatus
BE904162A (fr) * 1986-02-04 1986-05-29 Elsen Tooling Ireland Ltd Procede de fabrication d'acier par l'utilisation de mitraille et installation pour sa mise en oeuvre.

Also Published As

Publication number Publication date
HU195981B (en) 1988-08-29
EP0257450A3 (en) 1988-07-27
ATE65550T1 (de) 1991-08-15
CS8706215A2 (en) 1991-09-15
CA1320526C (en) 1993-07-20
RU2025499C1 (ru) 1994-12-30
DE3629055C2 (ja) 1990-06-13
IN169083B (ja) 1991-08-31
DE3771609D1 (de) 1991-08-29
MX159728A (es) 1989-08-11
US4827486A (en) 1989-05-02
JPS63125611A (ja) 1988-05-28
BR8704396A (pt) 1988-04-19
AU583742B2 (en) 1989-05-04
DE3629055A1 (de) 1988-03-03
HUT44329A (en) 1988-02-29
ES2023386B3 (es) 1992-01-16
MY101990A (en) 1992-02-29
CZ280147B6 (cs) 1995-11-15
EP0257450B1 (de) 1991-07-24
EP0257450A2 (de) 1988-03-02
AU7743587A (en) 1988-03-03
KR880003016A (ko) 1988-05-13
KR910005900B1 (ko) 1991-08-06
ZA876404B (en) 1988-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0137449B2 (ja)
US4356035A (en) Steelmaking process
RU2105069C1 (ru) Способ восстановительной плавки металлургического сырья
JP3058039B2 (ja) 転炉製鉄法
US5498277A (en) Process for production of iron
WO2010072043A1 (zh) 熔炼炉和炼钢设备以及炼钢工艺
JPH0219166B2 (ja)
JP2001500243A (ja) 金属溶融物の製造のためのプラントおよびプロセス
HU182867B (en) Method for improving the thermal equilibrium at steel refining
JPH01246311A (ja) 鉄浴反応器内でガス及び溶鉄を製造する方法
KR930009970B1 (ko) 집괴(潗塊)나 광석으로부터 철 및 다른 금속을 제련하는 용광로
WO2018000973A1 (zh) 冶金电炉及熔炼方法
JP5033302B2 (ja) 直接製錬法および装置
JPS61213312A (ja) 水冷ランス
PL178175B1 (pl) Żeliwiak z zamkniętym obiegiem gazu
RU2295574C2 (ru) Способ получения металла и установка для его осуществления
JPH10500455A (ja) 電気アーク炉で鋼を製造する方法とそのための電気アーク炉
JPS61221322A (ja) 金属原料溶解精錬方法
KR101511178B1 (ko) 금속, 용융 금속 및/또는 슬래그의 건식 야금 처리 방법
US3471283A (en) Reduction of iron ore
KR940008935B1 (ko) 분크롬광석으로 부터의 함크롬용철 제조방법 및 그 장치
US4772318A (en) Process for the production of steel from scrap
AU702459B2 (en) Process for melting a charge in an electrical arc furnace
RU2151197C1 (ru) Способ выплавки чугуна и агрегат для его осуществления
KR950012402B1 (ko) 함 망간 용철 제조방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080807

Year of fee payment: 19

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080807

Year of fee payment: 19