JPH0136674B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0136674B2
JPH0136674B2 JP2179383A JP2179383A JPH0136674B2 JP H0136674 B2 JPH0136674 B2 JP H0136674B2 JP 2179383 A JP2179383 A JP 2179383A JP 2179383 A JP2179383 A JP 2179383A JP H0136674 B2 JPH0136674 B2 JP H0136674B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superconducting
tube
superconducting wire
wire
superconductor
Prior art date
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Expired
Application number
JP2179383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59148208A (ja
Inventor
Masao Morita
Shunji Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2179383A priority Critical patent/JPS59148208A/ja
Publication of JPS59148208A publication Critical patent/JPS59148208A/ja
Publication of JPH0136674B2 publication Critical patent/JPH0136674B2/ja
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、接続部を有する超電導線に関する
ものであり、とりわけ、1対の超電導線の各端部
の基材を除去することにより露出した超電導体フ
イラメントを相互に束ねてチユーブを被覆し、こ
のチユーブを押圧して超電導線を電気的および機
械的に結合してなる接続部を有する超電導線に関
するものである。
従来、一般に用いられている超電導線を第1図
に示す。図において、超電導線1は、銅のごとき
材料でなる低抵抗基材2によつて超電導体フイラ
メント3を囲んで構成されており、低抵抗基材2
は超電導体フイラメント3を電気的、熱的に安定
化させるように機能する。かような構成になる超
電導線1を臨界温度以下に冷却すると、超電導体
フイラメント3の電気抵抗が零になる。したがつ
て、超電導線1に電流を流すと、電流は超電導体
フイラメント3の中を流れる。
以上の超電導線の1対を接続してなる従来のも
のを第2図について説明すると、1対の超電導線
1a,1bそれぞれの低抵抗基材2a,2bの端
部を除去することにより、超電導体フイラメント
3a,3bが露出する。この露出した超電導体フ
イラメント3a,3bを互いに束ね、この束ねた
部分に銅のチユーブ4を被着し、チユーブ4を圧
着することにより超電導線1aと1bを電気的、
機械的に接続してなるものであつた。かくして接
続された超電導線1a,1bに、超電導状態にお
いて矢印のごとく電流を流すのであるが、接続部
の電流の流れは第3図に矢印で示すようになり、
一方の超電導体フイラメント3aからの電流は、
超電導体フイラメント3a,3bの接触部を経て
他方の超電導体フイラメント3bへ流れ込む。し
かし、以上のような従来のものにあつては、チユ
ーブ4の材質が銅のような通常の金属であるた
め、電流は、一方の超電導体フイラメント3aと
他方の超電導体フイラメント3bの間でのみ流れ
る。本発明者らの測定によると、超電導線1a,
1bの接続部においては、臨界電流値が超電導線
1a,1bの臨界電流値の数分の1に過ぎないこ
とが判明した。
実際に以上のような従来の接続部を有する超電
導線を用いた超電導マグネツトにおいては、超電
導線の臨界電流値よりも著しい臨界電流値を有す
る部分が存在することは、最大電流値が低く抑え
られることとなり、大きな欠点となつていた。
以上のように、チユーブの圧着による従来のも
のは、超電導線の最大電流が著しく低く抑えられ
るという欠点があつた。
この発明は、以上のように従来のものの欠点を
解消しようとするもので、超電導体フイラメント
の束ね部に超電導体チユーブを被着、押圧して超
電導線相互を結合することにより、接続部の臨界
電流値を向上しうる接続部を有する超電導線を提
供することを目的とするものである。
以下、この発明の一実施例を、第4図を参照し
て説明する。図において、超電導線1a,1bそ
れぞれの低抵抗基材2a,2bの端部を除去して
露出した超電導体フイラメント3a,3bを互い
に束ね、この束ね部に超電導体チユーブ5を被
着、押圧し、超電導線1aと1bとを接続する。
超電導体チユーブ5の材質としては、たとえば、
合金系超電導体が好適である。
以上のように、超電導体フイラメント3a,3
bを超電導体チユーブ5の被着、押圧により互い
に結合した構成により、一方の超電導線1aに流
れている電流が、第5図に矢印で示すように、超
電導体フイラメント3a,3b同志の接触部と、
超電導体フイラメント3a,3bと超電導体チユ
ーブ5の接触部の双方を経て他方の超電導線1b
へ流れる。かようにして接続部における電流の流
れる経路が多くなり、接続部に流れ得る最大電流
値が向上する。
第6図は他の実施例を示し、超電導体フイラメ
ント3a,3bを同じ向きにして束ね、この束ね
部を超電導体チユーブ5の被着、押圧により超電
導線1a,1bとを接続してなるもので、同様の
効果を奏する。
以上のように、この発明によれば、超電導体フ
イラメントの束ね部を超電導体チユーブの被着、
押圧により結合した構成により、接続部の電流経
路が多くなり、接続部を有する超電導線の最大電
流値を向上しうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の一般的な超電導線のそれ
ぞれ斜視図と横断面図、第2図a,bは従来のも
ののそれぞれ一部切欠き斜視図と一部縦断側面
図、第3図は同じく作用説明のための横断面図、
第4図a,bはこの発明の一実施例のそれぞれ一
部切欠き斜視図および一部縦断側面図、第5図は
同じく作用説明のための横断面図、第6図は同じ
く他の実施例の一部縦断側面図である。 1a,1b…超電導線、2a,2b…低抵抗基
材、3a,3b…超電導体フイラメント、5…超
電導体チユーブ。なお、各図中、同一符号は同一
又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超電導体フイラメントに低抵抗基材を被ふく
    してなる1対の超電導線のそれぞれの端部の前記
    低抵抗基材を除去することにより露出した前記超
    電導体フイラメントを互いに束ね、この束ね部に
    チユーブを被着、押圧して前記1対の超電導線を
    接続してなる接続部を有する超電導線において、
    前記チユーブが超電導体チユーブでなることを特
    徴とする接続部を有する超電導線。 2 合金系超電導体でなる超電導体チユーブを備
    えた特許請求の範囲第1項記載の接続部を有する
    超電導線。
JP2179383A 1983-02-10 1983-02-10 接続部を有する超電導線 Granted JPS59148208A (ja)

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JP2179383A JPS59148208A (ja) 1983-02-10 1983-02-10 接続部を有する超電導線

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JP2179383A JPS59148208A (ja) 1983-02-10 1983-02-10 接続部を有する超電導線

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JPS59148208A JPS59148208A (ja) 1984-08-24
JPH0136674B2 true JPH0136674B2 (ja) 1989-08-01

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JPS59148208A (ja) 1984-08-24

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