JPH0136273B2 - - Google Patents

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JPH0136273B2
JPH0136273B2 JP55148081A JP14808180A JPH0136273B2 JP H0136273 B2 JPH0136273 B2 JP H0136273B2 JP 55148081 A JP55148081 A JP 55148081A JP 14808180 A JP14808180 A JP 14808180A JP H0136273 B2 JPH0136273 B2 JP H0136273B2
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layer
erase
oxide
floating gate
line
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JP55148081A
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Kuo Changuukiangu
Tsuauru Shuiichangu
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Texas Instruments Inc
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Texas Instruments Inc
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Publication date
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Publication of JPH0136273B2 publication Critical patent/JPH0136273B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/788Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with floating gate
    • H01L29/7881Programmable transistors with only two possible levels of programmation
    • H01L29/7884Programmable transistors with only two possible levels of programmation charging by hot carrier injection
    • H01L29/7885Hot carrier injection from the channel
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体メモリ装置とその製造方法に関
するものであり、特に電気的に消去可能でプログ
ラム可能なフローテイングゲート型の読出し専用
メモリに関するものである。電荷を保持するフロ
ーテイングゲートを用いた不揮発性メモリ装置は
デイビツト・ジエ・マツケルロイ(David J.
McElroy)に付与された米国特許第4122544号、
ローレンス・エス・ウオール(Lawrence S.
wall)に付与された米国特許第4112509号、シム
コ(Simko)らに付与された米国特許第3984822
号に開示された二層ポリシリコン製法によりつく
られる。前二者の特許は共にテキサスインスツル
メンツ社に譲渡された。これらの装置はマイクロ
コンピユータ、特にプログラム開発に広く使われ
ている。マツケルロイの特許による装置は過消去
の問題を解決するために直列のエンハンスメント
トランジスタを用いており、フローテイングゲー
トを下のチヤネルがデプリーシヨンモードになつ
て、コントロールゲートに加わる電圧がゼロであ
つてもメモリトランジスタが導通するようになつ
ていた。しかし読出し妨害状態と過消去現象とを
避けるために、また速度を改良するために、消去
窓を有するセルが開発され、それは1979年1月5
日に出願されたグツタマンとチンによる係属中の
米国特許出願第1095号と第1097号に開示されてい
る。これらの特許出願はテキサスインスツルメン
ツ社に譲渡された。これらの先行技術のフローテ
イングゲート型の電気的に消去可能なFPROMの
セルの寸法はその配置のために大きく、またその
製法のために他の特質が必要であつた。シリコン
の所定の面積により多くのセルを高密度に実装す
るために、且つ又は原価を下げて製造の歩留りを
向上させるために、セルの大きさはもつと小さい
ことが望ましい。
本発明の主目的は改良された電気的に消去可能
で、プログラム可能なメモリを提供することであ
る。他の目的はセルの寸法を小さくした電気的に
消去可能なEPROMを提供することである。更に
他の目的はより効率的な方法によりつくられる高
密度実装の電気的に消去可能なEPROMセルアレ
イを提供することである。
これらの目的を達成するために、本発明によれ
ば、フローテイングゲートを作る多結晶シリコン
層をチヤンネル領域外に延在させ消去窓部分を作
り、フローテイングゲートのメモリ状態を消去す
るために用いる消去線の下に高濃度領域を設け
る。この高濃度領域は消去線の電位に対して電気
的シールドの役を果す。たとえば高濃度領域を接
地電位に保持することにより、消去線と電界効果
トランジスタとの間の干渉を防ぐことができる。
又この構成により電界効果トランジスタのソー
ス・ドレイン間にはチヤンネル以外は不要とな
り、電界効果トランジスタのゲインを上げ、かつ
セルの寸法を小さくすることができる。
本発明の1実施例によれば、セルの寸法を小さ
く保つたまま、ポリシリコンのフローテイングゲ
ートのための消去窓をたとえばポリシリコンであ
る消去線の下に設けることでフローテイングゲー
ト型の電気的に消去可能でプログラム可能なメモ
リセルが得られる。消去窓は制御ゲートの下には
ないので、読出し機構により蓄積された電荷が減
衰することが防止できる。
本発明の実施例によれば、次の製法によりフロ
ーテイングゲート型の電気的に消去可能でプログ
ラム可能なメモリセルが得られる。その製法とは
セルの寸法を小さく保つたまま第1層のポリシリ
コンのフローテイングゲート用の消去窓を第3層
のポリシリコンの消去線の下に設けることであ
る。消去窓は第2層のポリシリコンの制御ゲート
の下にはないので、読出し機構により蓄積された
電荷が減衰するのが最小になる。
本発明の新規な特徴と思われることは特許請求
の範囲の項に記載してある。しかし発明の他の特
徴や利点及び発明それ自身をよく理解していただ
くために、以下図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第1図、第2図、第3図を参照すると、本発明
によりつくられた電気的に消去可能で、プログラ
ム可能な読出し専用メモリが示されている。アレ
イは多数のセル10から成るが、そのうち4個の
みが示されている。各セルはメモリトランジスタ
Q1と、直列エンハンスメントトランジスタQ2
と、消去窓Cとを含む。メモリトランジスタは制
御ゲート11とソース12とドレイン13とを有
する。ゲート11はポリシリコンストリツプ14
と15の一部であり、14と15はアレイのXア
ドレス線である。ソース12はQ2を経由して細
長いN+拡散領域16に接続しており、16はア
ース又はVssに接続している。ドレイン13は金
属シリコン接触17を経由して金属ストリツプ1
8に接続しているN+拡散領域の一部であり、1
8はY出力線である。フローテイングゲート19
は制御ゲート11と各トランジスタQ1のチヤネ
ルとの間に挿入されている。P+領域20が各チ
ヤネル領域に設けられており、これはプログラミ
ング特性を最適化するためのものである。
各エンハンスメントトランジスタQ2はゲート
11′を含み、11′は制御ゲート11の延長であ
るが、フローテイングゲート19を間にはさんで
いない。トランジスタQ2のソースはN+領域1
6により形成されており、ドレーンはトランジス
タQ1がオンになつたときにトランジスタQ1の
反転チヤネルの端により形成される。消去窓Cは
高1層の多結晶シリコンのセグメント21の上に
つくられており、21はフローテイングゲート1
9を延長したものである。第3層の多結晶シリコ
ンストリツプ22が第1図上下方向に伸びて、薄
い酸化膜層23の上の領域に消去窓Cの上方電極
を形成し、23は消去機構のためにトンネル効果
を最適にするように選択された工程により形成さ
れる。
各セルにおいて薄いゲート酸化膜層24により
第1層のフローテイングゲート19をシリコン表
面から分離し、他の薄い熱酸化膜25によりフロ
ーテイングゲート19を第2層の制御ゲート11
から分離し、第3層のポリシリコン層が第2層の
上に重なる場合には、第2層と第3層とは酸化膜
層26により絶縁される。被着による厚い酸化膜
層27が上層のポリシリコン層の上にある。厚い
フイールド酸化被膜28がトランジスタ又は拡散
による相互接続部により占められていない部分を
おおい、P+チヤネルストツプ領域がすべての厚
いフイールド酸化膜の下に形成されている。もつ
と薄いフイールド酸化被膜29がN+拡散領域1
3と16とをおおつている。
シリコンバーに形成されるアレイはビツト密度
によるが典型的に64キロ又は128キロビツトのセ
ルを含み、バーの大きさは一辺が200ミル(5.08
mm)即ち面積が40000平方ミル(25.8mm2)である。
図示した4個のセルはバーのほんの一部分であ
り、多分その幅は1ミル(25.4μm)程度である。
64キロビツトのセルアレイは14と15のような
Xアドレス線を256本と、線18のようなY線を
256本要し、これによつて65536ビツトを構成す
る。
セルアレイはフローテイングゲート19に電子
を注入することによつてプログラムされる。それ
には多結晶シリコンストリツプ14,15のうち
1本と、Y線18のうち1本とを選択して高電圧
を印加し、選択されたセル10のしきい値電圧を
ある値に高める。この値以上の論理レベル電圧が
アドレス線14,15等に加えられると、セルは
オンになる。したがつてドレイン13と制御ゲー
ト11に典型的に+25ボルトの直流高電圧を印加
し、ソース12にVssを印加することにより、セ
ル10がプログラムされる。チヤネルに大電流が
流れ、そのために高エネルギー状態の電子がゲー
ト酸化膜層24を通り、フローテイングゲート1
9を充電する。プログラミング電圧が除去された
後、フローテイングゲートは充電されたままにな
つている。ゲートあるいはドレインのいずれかに
低電圧が印加されている他のセルは影響されな
い。即ちもしX線14とあるY線18とが高電位
で、X線15と他のY線18が低電圧であるなら
ば、上方左のセル10はそのフローテイングゲー
トが充電されてプログラムされるが、他の3つの
セルはプログラムされない。
次の状態をつくるとフローテイングゲート19
の電荷が酸化膜層23を通つてポリシリコンのス
トリツプ22に消散して、セルのプログラムはこ
わされる、即ち消去される。その状態とはストリ
ツプ22を高電位+25ボルトに、線16をVss
に、線18をVssに、アドレス線14又は15を
+25ボルトに保つことである。したがつて、この
状態を特定のセルについてのみ現出させれば、そ
の特定のセルのみを消去でき、複数のセルについ
て現出させれば、その複数のセル全部を同時に消
去できる。
読出し時には、Xアドレス線14又は15、即
ち64キロビツトアレイの256本のうち1本を選び、
選んだ線を論理1レベル即ち約+5Vに保つ。残
りのXアドレス線をVss、即ち論理Oレベルに保
つ。Y出力線を256本のうちから1本選ぶ。この
腺はYデコーダを経由して出力に接続する。Y線
は通常ダイナミツクメモリではアクセスサイクル
に先立つて前充電される。したがつてアドレスさ
れたX線とY線との交点の選択されたセル10が
1にプログラムされているか0にプログラムされ
ているかにしたがつて、条件付で選択された線が
放電する。スタテイツクメモリでは前充電は不要
である。
第4図aから第4図e迄を参照しながら、本発
明のセルアレイの製造工程について説明する。こ
れらの図で右側の部分は第3図fに対応し、真中
の部分は第3図eに対応し、左側の部分は第3図
aのトランジスタQ1とQ2の断面図に相当す
る。最初の材料はP型単結晶シリコンのスライス
である。これは典型的に直径4インチ(10.16cm)
で厚さが20ミル(508μm)で、〈100〉面で切断さ
れ、抵抗率は6〜8オームセンチメートルであ
る。上述のように、図示したバー30の部分はス
ライスの非常に小さい部分にすぎず、おそらくそ
の幅は1又は2ミル(25.4又は50.4μm)である。
適当な洗浄を行つた後、スライスを約1100℃の高
温の炉中で酸素にさらすことにより酸化して、全
スライスの上に約1000Åの厚さの酸化膜層31を
形成する。まずホトレジストマスクを用いてホウ
素を注入してP+領域20をつくる。次に、反応
器中でジクロロシランとアンモニアの雰囲気にさ
らすことにより、全スライスの上に約1000Åの厚
さの窒化シリコン層32を形成する。スライスの
全上面をホトレジストでおおつて、厚いフイール
ド酸化膜28とP+チヤネルストツプの所望のパ
ターンを定めるマスクを通して紫外光を照射す
る。レジストを現像して、次いでエツチングによ
り窒化膜層32の露出された部分を除去するが、
酸化膜層31を適所に残す。
次にホトレジストと窒化膜とをマスクとして用
いて、スライスを注入工程にかけてチヤネルスト
ツプ領域をつくる。ここではホウ素原子をシリコ
ンのマスクされてない領域33に注入する。領域
33は完成品では同じ形で存在しない、なぜなら
ばスライスのこの部分のいくらかはフイールド酸
化工程で消費されてしまうからである。テキサス
インスツルメンツ社に譲渡された米国特許第
4055444号に述べてあるように、通常注入後フイ
ールド酸化膜生成の前にスライスを熱処理する。
次の工程はフイールド酸化膜28の最初の形成
である。これはスライスを約900〜1000℃の蒸気
又は酸化雰囲気中に数時間さらすことによつて行
われる。すると厚いフイールド酸化膜層28が第
4図bに示すように成長する。この領域はシリコ
ンの表面から中へ伸びる、なぜならばシリコンは
酸化するときに消費されるからである。窒化膜層
32の残りの部分は酸化を阻止する。この層28
の厚さは約6000Åであり、そのうちの約半分は元
の表面の上にあり、半分は下にある。注入により
ホウ素をドープされたP+領域33は一部分消費
されるが、また酸化面の前方でシリコンの中に更
に拡散して、元の領域33よりもずつと深いP+
フイールドストツプ領域をつくる。この時点で、
フイールド酸化膜28の厚さは完成品とは異な
る。後の熱処理によりもつと厚くなる。
次に別のホトレジスト層でスライスをおおい、
マスクを用いて紫外光を照射する。ここで用いる
マスクはN+拡散を行う予定である線16とドレ
ーン領域13とを定めるものである。ホトレジス
トを現像後、スライスを再び窒化膜エツチングし
てホトレジストの穴により露出された窒化膜層3
2の部分を除去する。この窒化膜が除去されたと
きに露出した酸化膜層31の部分を次にエツチン
グして裸のシリコンを露出する。リンの拡散を行
つてN+領域34をつくる。34は後でドレーン
等になる。拡散の代わりにこれらのN+領域をヒ
素イオンの注入により形成してもよい。この場合
酸化膜層31を適所に残して、次の酸化の前にア
ニーリング工程を用いる。
次に第4図cを参照する。スライスを約1000℃
の蒸気又は乾燥酸素の中に数時間置くことにより
2番目のフイールド酸化工程を行う。これによつ
て窒化膜層32の残りの部分におおわれてないス
ライスの全上面を酸化し、約5000Åのフイールド
酸化膜29をつくる。この酸化期間中に、フイー
ルド酸化膜領域28はより厚くなり、おそらく
10000Åに成長する。N+領域34の一部は消費
されるが、酸化面の前方でシリコンの中へ更に拡
散して高濃度にドープされた領域13と16とを
つくる。
次に窒化膜を侵すがシリコン酸化膜を浸さない
エツチング剤により残りの窒化膜32を除去し、
それから酸化膜31をエツチングにより除去して
露出したシリコンを洗浄する。熱酸化によりゲー
ト酸化膜24を500〜800Åの厚さに成長させる。
この酸化膜はホトレジスト操作により接触領域1
7の上の部分が除去され、リン拡散を行つてこれ
らの接触領域の下にN+領域35をつくる。本発
明に属するものではないけれども、デプリーシヨ
ンロード装置が必要な場合にはスライスのその領
域に、マスクによるイオン注入工程が行われるの
はこの時点である。同様に、セルアレイ又は周辺
回路のトランジスタのしきい値電圧もイオン注入
により調整してもよい。またもし周辺回路に必要
であれば、第1層のポリシリコンとシリコンとの
接触用窓がこの時点でホトレジストを用いてパタ
ーン化されてエツチングされる。セルアレイ自身
にはこのことは必要でない。
第4図dを参照するとわかるように、第1層の
多結晶シリコンが標準的な技術を用いて反応器中
で全スライス上に約5000Åの厚さに付けられる。
この層はN+拡散又は注入によりリンをドープさ
れて、高導電性になる。この第1層にホトレジス
ト層を塗布し、この目的のために用意したマスク
を通して紫外光を照射し、現像し、それからホト
レジストと露出した酸化膜の両方をエツチングす
ることによりパターン化する。残りのホトレジス
トはポリシリコンのある領域をマスクし、セルア
レイのフローテイングゲート19と消去窓セグメ
ント21とを定める。マスクされない多結晶シリ
コンはエツチング除去され、その結果第4図dに
示した構造はフローテイングゲートとなる部分を
供給する残りの第1層のポリシリコン層の一部を
含む。各ゲート19の下の薄い熱酸化膜24はメ
モリセルトランジスタQ1のゲート酸化膜であ
る。
第1層のポリシリコンの表面の上の方はスライ
スを約900〜1000℃で酸化雰囲気にさらすことに
より酸化され、フローテイングゲートの上に熱酸
化膜層25が約1000Åの厚さにつくられる。次に
第2層の多結晶シリコンをスライスの上に付着し
て、それからホトレジストによりマスクしてエツ
チングし、アドレス線14と15を残す。14,
15はまた制御ゲート11と11′をも形成する。
第3層のポリシリコン層が第2層に部分的に重な
る場合に、第2層の表面の上の方が前述のように
酸化されて層26を形成し、エツチング障壁とし
て働らく。
次に消去窓Cが形成される。ホトレジスト操作
により窓Cをつくる予定の領域を除いてスライス
の全上面をおおう。このホトレジストをマスクと
して用いて、すべての熱酸化膜を除去して、窓C
部にて第1層のポリシリコンのセグメント21の
上面を露出する。酸化膜24,25,26よりも
低温にて、あるいは乾燥酸素の代わりに蒸気中
で、あるいは低レベルにドープしてトンネル効果
を高める工程により熱酸化膜23が形成される。
厚さは約600−800Åである。それから第3層のポ
リシリコンを付着し、ドープし、パターン化す
る。第3図において、厚いシリコン酸化膜層27
が約400℃の低温でシランの分解により付着され
る。この層27は金属層と第2、第3の多結晶シ
リコン層とを絶縁するものであり、多層酸化膜と
言う。
第3図を参照すると、ここで多層酸化膜層27
がパターン化される。ホトレジスト操作を行い、
セルアレイの線18に沿つて金属とシリコンとの
接触領域と周辺トランジスタの金属とシリコンと
の接触領域又は金属とポリシリコンとの接触領域
を露出する。金属の接触と相互接続はチツプの周
辺回路において入力バツフア、デコーダ、読出し
増幅器等に使われ、また外部電極に接続するため
のボンデイングパツドに用いられる。金属接触と
相互接続とは通常の方法でつくられる。即ちアル
ミニウムの薄膜をスライスの全上面に被着させ、
ホトレジストマスクとエツチングの工程を用いて
パターン化する。これによつて金属ストリツプ1
8が残る。
本発明のセル構造の利点は2つの隣接セルの消
去窓CがVsss線16、N+モート領域、の上に
あるので、空間が2つの機能を果すのに使われる
ことである。つまり、消去線22(その下に酸化
物層23を介して消去窓Cが存在する)と、N+
モート領域Vss線16とが、1つの空間の上下に
配されているから、1つの空間が2つの機能を果
すことになり、従来のように、これ等を別々の場
所に配したものに比して、場所の利用が効果的と
なる。しかも、このように上下に配することによ
り、消去線が電気的にシールドされ、消去線と電
界効果トランジスタとの間の干渉を防ぐといつた
格別の効果も、もたらされる。このことはN+モ
ート領域の上にポリシリコン層を形成する工程に
より可能となる。また第2層と第3層のポリシリ
コンの位置合せと間隙とがきわどくないというこ
とは意義あることである。更に、本製造方法によ
れば、従来のような各種の注入工程やきわどい位
置合せ問題をもたずに、メモリトランジスタQ1
と直列トランジスタQ2を形成することができ
る。例えば米国特許出願第1097号のセルに比較し
て、はるかに小さい寸法のセルをつくることがで
きる。
セルアレイは第1図で左の軸38と右の軸39
に関してパターンを対称にすることにより形成さ
れる。したがつて接触子17は図示した4個のセ
ルの左と右の隣接セルに共有されている。
本発明のセルの製造方法の他の実施例では、接
触領域17は異なる時間に形成される。セルアレ
イの周辺に多くの標準的なNチヤネルのセルフア
ラインシリコンゲートトランジスタを用いること
ができる。即ちソースとドレイン領域はゲートと
ゲート酸化膜とが定まつた後にN+拡散により形
成される。したがつてソースとドレイン領域は拡
散マスクを形成するゲートポリシリコンとゲート
酸化膜との端とセルフアラインする。この工程は
上述の米国特許第4055444号に記述してある。こ
の場合接触17は第4図cとdの工程の間酸化膜
24でおおわれたままになつているだろう。それ
から第2層又は第3層のポリシリコンがパターン
化されるとき(どちらの層が周辺トランジスタの
ゲートをつくるのに用いられるかによる)、酸化
膜が17から除去されて、周辺トランジスタのソ
ースとドレインのN+拡散により接触領域17の
下のシリコンも高濃度にドーピングする。それか
ら多層酸化膜27を付着してパターン化し、金属
を被着する。この接触17の製造方法は他のマス
ク工程を必要としない。
本発明を図示した実施例を参照しながら説明し
たが、これは限定的な意図ではない。本発明の他
の実施例と同様に、各種の変形実施例は当業者が
本発明を読めば明らかであろう。したがつて本発
明の真の思想の範囲内でなしうる変形や実施例は
本発明の権利範囲に属するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によりつくられる半導体のチツ
プの小部分の拡大図で、セルアレイの一部の物理
的配置を示したものである。第2図は第1図のセ
ルアレイの電気的略図である。第3図aから第3
図fまでは第1図のセルを夫々a−a,b−b,
c−c,d−d,e−e,f−fの線で切断した
断面図である。第4a図から第4図eまでは、第
1図と第3図のセルアレイを第1図のa−a,e
−e,f−fの線で切断したものを製造の各段階
で示したものである。 Q1……メモリトランジスタ、Q2……エンハ
ンスメントトランジスタ、C……消去窓、11…
…制御ゲート、12……ソース、13……ドレイ
ン、19……フローテイングゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板中のソース・ドレイン間にチヤン
    ネル領域がある電界効果トランジスタを有し、そ
    の電界効果トランジスタをアクセスするためのア
    ドレス線、制御ゲート、フローテイングゲート、
    消去線、を含むプログラマブル メモリセルであ
    つて、 電界効果トランジスタの前記チヤンネル領域の
    上にあり、チヤンネル領域から上に配置されるフ
    ローテイングゲートに高エネルギー状態の電子を
    注入し得る厚さをもつ酸化物第1層と; 前記電界効果トランジスタのチヤンネル領域と
    少なくとも部分的に重畳して前記酸化物第1層上
    に配置されフローテイングゲートを形成する第1
    の多結晶シリコン層を含み、前記チヤンネル領域
    からフローテイングゲートに高エネルギー状態の
    電子が注入されて上記メモリセルがプログラムさ
    れることと; 前記半導体基板上に設けられ制御ゲート線から
    横方向に間隔を置いて配置され消去線を形成する
    第2の多結晶シリコン層と; 前記消去線の下にある前記半導体基板と逆導電
    型の高濃度領域と; 前記第1の多結晶シリコン層は、前記消去線か
    ら均一に離れて位置し前記消去線に少なくとも部
    分的に隣接して消去窓を作る部分も含み、これに
    より前記多結晶シリコン層から電子をトンネルさ
    せることによつて前記電界効果トランジスタを消
    去できることと; 上記第1の多結晶シリコン層の前記消去窓を作
    る部分と前記消去線との間にあり、トンネルを可
    能とする厚さをもつ酸化物第2層と; を有するプログラム可能なメモリセル。 2 前記酸化物第1層の厚さが500〜800Åである
    請求項1記載のメモリセル。 3 前記酸化物第2層の厚さが600〜800Åである
    請求項1記載のメモリセル。 4 前記高濃度領域がN+型である請求項1記載
    のメモリセル。
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