JPH0134971Y2 - - Google Patents

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JPH0134971Y2
JPH0134971Y2 JP1092285U JP1092285U JPH0134971Y2 JP H0134971 Y2 JPH0134971 Y2 JP H0134971Y2 JP 1092285 U JP1092285 U JP 1092285U JP 1092285 U JP1092285 U JP 1092285U JP H0134971 Y2 JPH0134971 Y2 JP H0134971Y2
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JP
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tubular member
water
roll
draining
plate
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JP1092285U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、製鉄プロセスラインにおけるロール
や、帯板材等の表面に付着している水等を除去す
る水切りロールに関するものである。
(従来技術) 水切りロール装置の従来例を第5図及び第6図
に示すと、第5図は正面図、第6図は側面図であ
る。この水切りロール装置では、第7図に示すよ
うに、ゴムライニング7を中実の軸8の外周に張
りつけたロール1,2を使用して、板9を挟みつ
けて板上に付着した水の水切りを行なつていた。
また図中3はデフレクタロール、4はシリンダ、
5はフレーム、6,6aはその1端部をフレーム
5に枢着し、他端にロール1を支持した支腕であ
る。
ロール1は支腕6に連結したシリンダ4により
昇降して板9を加圧する。この方法によると、平
らな厚板の場合は良いが、多少の凹凸のある板
や、薄い板になると、充分な水切り能力が発揮で
きなかつた。これはロール表面が一体型であつ
て、水の逃げ場が無いのが原因である。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、従来の水切りロールが、多少の凹凸
のある板や、薄い板に対しては充分な水切り能力
が発揮できなかつた等の問題点を解決しようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、内圧が調整できる弾性材よ
りなる管状部材を、円筒状母材の外周まわりに所
定間隔をおいて、軸方向に沿わせて多数配置して
なる構成を有し、これを問題点解決のための手段
とするものである。
(作用) さて水切りに際しては、板と接触する部分の弾
性材よりなる管状部材のみが変形し、この変形と
圧力により絞られた水は、隣接する他の管状部材
との間に存在する空間に入り、外部へ排出され
る。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、図
中12は内圧が調整できるゴム等の弾性材よりな
る管状部材で、同管状部材12は第2図に示す如
く、円筒状母材15の外周まわりに所定間隔をお
いて、ロール軸13方向に沿わせて多数配置され
ている。14は隣接の管状部材12間に配置され
た回り止めである。
また管状部材12の端部12aは軸端でロール
軸13に接続されている。これは管状部材12の
中空部16に圧力を付加するためであり、使用目
的に応じた圧力を、軸13の中空部17より端部
12aを通して管状部材12の中空部16内に導
入できる。これにより板11との接触圧力が自在
に調整でき、水切りする物体に応じた水切りを行
なうことができ、ロール本体の押付け力(例えば
第5図のシリンダ4)は調整が大まかでよくな
る。
第4図は管状部材12の1例の拡大断面図で、
板11に対する水切り中の状態を示す。板11に
対する押圧により、管状部材12は図面の如く変
形する。また弾性材よりなる管状部材12の外周
面に小さな凹凸12bを設ければ、一層水切り性
能は向上する。
水切り作業で板11面から、管状部材12によ
り除去された水は、第2図に示す隣接の管状部材
12との間の空間(溝)18に入り、同空間18
内を軸方向に流れて外部へ排出される。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は、円筒状母材
の外周まわりに弾性材よりなる管状部材を、所定
間隔をおいて軸方向に沿わせて多数配置したの
で、被水切り部材が多少凹凸のある板や薄い板に
対しても、完全に水切りができる。また管状部材
は所定間隔をおいて配置されているので、板等よ
り除去された水は、管状部材間の空間に入り、同
空間内を軸方向に流れて外部への水の排出に大き
な効果を発揮するものである。また本考案の弾性
材よりなる管状部材は、内圧が調整できるので、
水の付着した板等の面の状態に応じて圧力を調整
することができ、各条件に応じた操業を行なつ
て、水切り効果を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す水切りロールの
正面図、第2図は第1図のA〜A断面図、第3図
は第1図のB〜B断面図、第4図は水切り作業中
の本考案の1実施例の管状部材の拡大断面図、第
5図は従来の水切りロール装置の正面図、第6図
は同側面図、第7図は同ロールの側断面図であ
る。 図の主要部分の説明、12……管状部材、13
……軸、15……円筒状母材、16……中空部、
18……空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内圧が調整できる弾性材よりなる管状部材を、
    円筒状母材の外周まわりに所定間隔をおいて、軸
    方向に沿わせて多数配置したことを特徴とする水
    切りロール。
JP1092285U 1985-01-29 1985-01-29 Expired JPH0134971Y2 (ja)

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JP1092285U JPH0134971Y2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29

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JPS61127813U JPS61127813U (ja) 1986-08-11
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KR100467798B1 (ko) * 2000-12-26 2005-01-24 주식회사 포스코 연마스트립 표면의 이물제거장치
JP2009174647A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Kowa Co Ltd ロール

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JPS61127813U (ja) 1986-08-11

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