JPH0134724B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134724B2 JPH0134724B2 JP4184684A JP4184684A JPH0134724B2 JP H0134724 B2 JPH0134724 B2 JP H0134724B2 JP 4184684 A JP4184684 A JP 4184684A JP 4184684 A JP4184684 A JP 4184684A JP H0134724 B2 JPH0134724 B2 JP H0134724B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- chuck
- piston
- finger
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/32—Chucks with jaws carried by diaphragm
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は内面研削盤において、簿肉工作物を
把持するとき把持による歪を取除くようになした
チヤツクの改良に関する。
把持するとき把持による歪を取除くようになした
チヤツクの改良に関する。
従来技術
簿肉工作物をダイヤフラム、フインガチヤツク
を用いて把持するときは把持歪をさけるためにダ
イヤフラムを簿くして力を弱くし工作物の外径を
そつと把持しフインガにより工作物端面を引張り
込んで把持している。しかしこのようにダイヤフ
ラム肉厚が簿いと、ダイヤフラムの剛性が弱いた
め工作物の心出しが不完全となる。またつかみ代
を大きくして把持すると工作物を加工後チヤツク
から外したときそのスプリングバツクにより工作
物に歪が生じて要求する高精度が出しにくいとい
う不都合があつた。またこのチヤツクはフインガ
が旋回して工作物端面を押えるので、工作物を直
接手で操作することは危険であるため工作物に適
合したワークホルダによつてチヤツクに挿入し把
持させているため面倒であり能率が上らないとい
う不都合があつた 目 的 従つてこの発明は上記に鑑みなされたもので、
加工後にスプリングバツクを起さず、また心出し
精度が高く且、工作物を手で操作できるダイヤフ
ラム、フインガ併用チヤツクを提供しようとする
ものである。
を用いて把持するときは把持歪をさけるためにダ
イヤフラムを簿くして力を弱くし工作物の外径を
そつと把持しフインガにより工作物端面を引張り
込んで把持している。しかしこのようにダイヤフ
ラム肉厚が簿いと、ダイヤフラムの剛性が弱いた
め工作物の心出しが不完全となる。またつかみ代
を大きくして把持すると工作物を加工後チヤツク
から外したときそのスプリングバツクにより工作
物に歪が生じて要求する高精度が出しにくいとい
う不都合があつた。またこのチヤツクはフインガ
が旋回して工作物端面を押えるので、工作物を直
接手で操作することは危険であるため工作物に適
合したワークホルダによつてチヤツクに挿入し把
持させているため面倒であり能率が上らないとい
う不都合があつた 目 的 従つてこの発明は上記に鑑みなされたもので、
加工後にスプリングバツクを起さず、また心出し
精度が高く且、工作物を手で操作できるダイヤフ
ラム、フインガ併用チヤツクを提供しようとする
ものである。
解決手段
その第１の発明はチヤツクのシリンダに内蔵し
たピストンの作動によつて心出し把持用ダイヤフ
ラムのチヤツク爪開閉並びに工作物端面ストツパ
に圧着するフインガの旋回と進退をさせるダイヤ
フラム、フインガチヤツクにおいて、前記ダイヤ
フラムの内側でチヤツク本体に枢支され前記ピス
トンによるダイヤフラムを開けるとき回動されて
その回動中心近くで前記ダイヤフラムの中心側を
押圧する旋回レバーと、前記ピストンのピストン
ロツド端に設けられダイヤフラムの押圧を解放し
た終端で前記旋回レバーと係止しダイヤフラムを
押圧する方向に僅かに回動させるドツグとを備え
るものである。
たピストンの作動によつて心出し把持用ダイヤフ
ラムのチヤツク爪開閉並びに工作物端面ストツパ
に圧着するフインガの旋回と進退をさせるダイヤ
フラム、フインガチヤツクにおいて、前記ダイヤ
フラムの内側でチヤツク本体に枢支され前記ピス
トンによるダイヤフラムを開けるとき回動されて
その回動中心近くで前記ダイヤフラムの中心側を
押圧する旋回レバーと、前記ピストンのピストン
ロツド端に設けられダイヤフラムの押圧を解放し
た終端で前記旋回レバーと係止しダイヤフラムを
押圧する方向に僅かに回動させるドツグとを備え
るものである。
その第２の発明は第１の発明に前記ダイヤフラ
ムの押圧を解放する前記ピストン後退途中におい
てダイヤフラムが工作物把持後に前記シリンダの
前室と後室との圧力を釣合わせる回路を設けてな
るものである。
ムの押圧を解放する前記ピストン後退途中におい
てダイヤフラムが工作物把持後に前記シリンダの
前室と後室との圧力を釣合わせる回路を設けてな
るものである。
実施例
以下本発明の実施例を図面にもとづき説明す
る。主軸１先端に中心に中空のボス部２ａを突設
した面板２が嵌着され面板前面にチヤツク本体３
がボルトにより締着されている。このチヤツク本
体３の前端面にはダイヤフラム４が押え板５によ
りその全周縁を押えられてボルトにより固着され
ている。ダイヤフラム４には外側３等分位置にそ
れぞれ上爪６を締着した下爪７が取付けられ、ま
た内側には爪に対するバランスウエイト８が下爪
７の裏位置に取付けられている。チヤツク本体３
は中壁３ａの主軸側にシリンダ３ｂが形成されピ
ストン９が嵌装されピストン摺動面はＯリングに
よつて気密になされている。中壁３ａを隔したピ
ストンの反対側にはチヤツク軸心及び上爪６とそ
れぞれ直角なピボツト１０によつて旋回レバー１
１がチヤツク本体３に回動可能に枢支されてい
る。旋回レバー１１はピボツト１０より遠い端に
おいて中壁３ａにチヤツク軸方向に挿通されピス
トン９によつて押し出されるピン１２端と当接
し、またこの当接点よりピボツト側に近い位置の
凸部１１ａにおいてダイヤフラム４のバランスウ
エイト８の中心側の面に当接するように設けられ
ている。ピストン９は面板２のボス部２ａと中壁
３ａの穴とに嵌装するロツド部９ａが突設してお
り、この先端に旋回レバー１１のピン１２の当接
点とピボツト１０に対して反対側で係合されうる
ドツグ１３が締着されていて、中壁３ａとピスト
ン９との間に介装したばね１４及び圧力空気によ
つてピストン９が後退させられた終端においてド
ツグ１３は旋回レバー１１と係合してダイヤフラ
ム４を少し開けるものである。チヤツク本体３に
は３個の上爪６の間にチヤツク軸方向に先端に工
作物の側面を引く爪１５ａを有するフインガ１５
が３本摺動可能に支承されており、後端がピスト
ン９の係合鍔９ｂに係合さればね１６によつて後
退方向に付勢されているとゝもに軸外周に刻設さ
れた直線部を有するリード溝１５ｂが押え板５に
取付けられたフインガサポート１７に設けた案内
ピン１８に係合している。このためフインガ１５
の後退途中からフインガ爪１５ａは工作物側面を
引く位置に、また前進時横向きとなる退避位置に
旋回させられる。面板２のボス２ａ端には工作物
の端面ストツパ１９が締着され、ボス部２ａの中
空部には研削液を噴出するノズル２０が挿通され
ている。更にシリンダ３ｂの前室には圧力空気流
路２１が、後室には圧力空気流路２２がそれぞれ
開口している。そして流路２１は本例では1.5
Kg／cm2以上で作用しチヤツクフインガしめを確認
する圧力スイツチ２３が設けられ、流路２２には
本例では２Kg／cm2で作用するパイロツト減圧弁２
４を介在し本例では１Kg／cm2以上で作用しチヤツ
クゆるめを確認する圧力スイツチ２５が設けられ
て５ポート３位置電磁切換弁２６に通じている。
この切換弁２６のａポートは本例では0.5Kg／cm2
で作用するパイロツト減圧弁２９を介在し、0.5
Kg／cm2以上で作用しチヤツク準備入を確認する圧
力スイツチ２７が設けられ５ポート２位置電磁切
換弁２８に通じており、それぞれの切換弁２６，
２８は圧力側に連通されている。
る。主軸１先端に中心に中空のボス部２ａを突設
した面板２が嵌着され面板前面にチヤツク本体３
がボルトにより締着されている。このチヤツク本
体３の前端面にはダイヤフラム４が押え板５によ
りその全周縁を押えられてボルトにより固着され
ている。ダイヤフラム４には外側３等分位置にそ
れぞれ上爪６を締着した下爪７が取付けられ、ま
た内側には爪に対するバランスウエイト８が下爪
７の裏位置に取付けられている。チヤツク本体３
は中壁３ａの主軸側にシリンダ３ｂが形成されピ
ストン９が嵌装されピストン摺動面はＯリングに
よつて気密になされている。中壁３ａを隔したピ
ストンの反対側にはチヤツク軸心及び上爪６とそ
れぞれ直角なピボツト１０によつて旋回レバー１
１がチヤツク本体３に回動可能に枢支されてい
る。旋回レバー１１はピボツト１０より遠い端に
おいて中壁３ａにチヤツク軸方向に挿通されピス
トン９によつて押し出されるピン１２端と当接
し、またこの当接点よりピボツト側に近い位置の
凸部１１ａにおいてダイヤフラム４のバランスウ
エイト８の中心側の面に当接するように設けられ
ている。ピストン９は面板２のボス部２ａと中壁
３ａの穴とに嵌装するロツド部９ａが突設してお
り、この先端に旋回レバー１１のピン１２の当接
点とピボツト１０に対して反対側で係合されうる
ドツグ１３が締着されていて、中壁３ａとピスト
ン９との間に介装したばね１４及び圧力空気によ
つてピストン９が後退させられた終端においてド
ツグ１３は旋回レバー１１と係合してダイヤフラ
ム４を少し開けるものである。チヤツク本体３に
は３個の上爪６の間にチヤツク軸方向に先端に工
作物の側面を引く爪１５ａを有するフインガ１５
が３本摺動可能に支承されており、後端がピスト
ン９の係合鍔９ｂに係合さればね１６によつて後
退方向に付勢されているとゝもに軸外周に刻設さ
れた直線部を有するリード溝１５ｂが押え板５に
取付けられたフインガサポート１７に設けた案内
ピン１８に係合している。このためフインガ１５
の後退途中からフインガ爪１５ａは工作物側面を
引く位置に、また前進時横向きとなる退避位置に
旋回させられる。面板２のボス２ａ端には工作物
の端面ストツパ１９が締着され、ボス部２ａの中
空部には研削液を噴出するノズル２０が挿通され
ている。更にシリンダ３ｂの前室には圧力空気流
路２１が、後室には圧力空気流路２２がそれぞれ
開口している。そして流路２１は本例では1.5
Kg／cm2以上で作用しチヤツクフインガしめを確認
する圧力スイツチ２３が設けられ、流路２２には
本例では２Kg／cm2で作用するパイロツト減圧弁２
４を介在し本例では１Kg／cm2以上で作用しチヤツ
クゆるめを確認する圧力スイツチ２５が設けられ
て５ポート３位置電磁切換弁２６に通じている。
この切換弁２６のａポートは本例では0.5Kg／cm2
で作用するパイロツト減圧弁２９を介在し、0.5
Kg／cm2以上で作用しチヤツク準備入を確認する圧
力スイツチ２７が設けられ５ポート２位置電磁切
換弁２８に通じており、それぞれの切換弁２６，
２８は圧力側に連通されている。
次いで作用を回路図の第３図、第４図を参照し
て説明する。先づ運転準備が完了し、チヤツク動
作条件の設定が終れば内面研削盤の原位置を確認
しチヤツクゆるめの操作ボタンP.Bを押すと、回
路Ｃ１のリレーCRAが動作し回路がホールドさ
れ回路Ｃ４のリレーCRAのａ接点が閉じリレー
CR４が動作するとゝもに回路Ｃ７のリレーRS１
が動作し回路Ｃ７をホールドする。このためRS
４のａ接点が閉じSOL４が作動し切換弁２６は
位置に切換えられ圧力空気はｂポート、ｄポー
トを通して減圧弁２４で２Kg／cm2の圧に減圧され
て流路２２よりシリンダ３ｂの後室に送られる。
また回路Ｃ１１のSOL１が動作し切換弁２８が
位置となるが流路は形成されない。ピストン９
が前進されてピン１２を押して旋回レバー１１を
図で時計方向に回動させダイヤフラム４を開く
とゝもにフインガ１５を押し出しながらフインガ
の爪１５ａをリード溝１５ｂにより干渉しない位
置に旋回させる。圧力スイツチ２５の出力を確認
して工作物を手で開いた上爪６の間に挿入し端面
ストツパ１９に押しあてる。そこでチヤツクしめ
の操作ボタンP.Bを押すと回路Ｃ２のリレーCRB
が動作し回路をホールドするとゝもにCRBのａ
接点が閉じ回路Ｃ５のリレーRS３及び回路Ｃ６
のリレーRS２が動作し回路Ｃ５をホールドする。
このためRS３のａ接点が閉じ回路Ｃ９のSOL３
及びRS２のａ接点が閉じ回路Ｃ１０のSOL２が
動作する。従つて切換弁２６が位置に切換えら
れ、切換弁２８が位置に切換えられる。圧力空
気はｂポートよりｅポート、流路２１を経てシリ
ンダ３ｂの前室に送られてピストン９を後退させ
る。ダイヤフラム４はその弾力により復元し上爪
６を閉じ工作物を心出しゝ把持する。一方切換弁
２８のｇポート、ｊポートより減圧弁２９で0.5
Kg／cm2減圧された圧力空気が切換弁２６のａポー
ト、ｂポートより減圧弁２４を経てシリンダ３６
の後室に送られ、前室のシリンダ面積より後室の
シリンダ面積が大きなため上爪６が工作物を把持
したあとで力が釣合いピストン９が停止する。こ
の状態においてはフインガ１５はリードカム１５
ｂは直線部分でフインガ爪１５ａは旋回されな
い。こゝで作業者は工作物から手を放す。その後
再びフインガしめの操作ボタンP.Bを押す。回路
Ｃ３のリレーCRCが動作しホールドしCRCのａ
接点が閉じ回路Ｃ５のリレーRS３が動作し回路
Ｃ７のリレーRS１が動作し回路Ｃ５，Ｃ７をホ
ールドする。RS３のａ接点が閉ぢされ切換弁２
６は引続きSOL３の動作で位置におかれシリ
ンダ３ｂの前室に圧力空気が送られ、RS１のａ
接点が閉じ切換弁２８はSOL１の動作で位置
に切換えられシリンダ３ｂの後室の空気は流路２
２より切換弁２６のｄポート、ａポート、切換弁
２８のｊポートより排出されてピストン９は後退
端迄後退し、ドツグ１３が旋回レバー１１と係止
して回動させ旋回レバー１１が僅かにダイヤフラ
ム４を開き工作物の歪をなくしたあとフインガ１
５のフインガ爪１５ａが完全に旋回して工作物を
引き込み確実に把持するものである。この過程に
おけるダイヤフラム４の撓み状態を第５図に示さ
れているようにイがダイヤフラムが工作物を充分
に把持した状態で工作物は多少歪んでおりロ点が
歪をなくした加工前の最終把持の状態である。
て説明する。先づ運転準備が完了し、チヤツク動
作条件の設定が終れば内面研削盤の原位置を確認
しチヤツクゆるめの操作ボタンP.Bを押すと、回
路Ｃ１のリレーCRAが動作し回路がホールドさ
れ回路Ｃ４のリレーCRAのａ接点が閉じリレー
CR４が動作するとゝもに回路Ｃ７のリレーRS１
が動作し回路Ｃ７をホールドする。このためRS
４のａ接点が閉じSOL４が作動し切換弁２６は
位置に切換えられ圧力空気はｂポート、ｄポー
トを通して減圧弁２４で２Kg／cm2の圧に減圧され
て流路２２よりシリンダ３ｂの後室に送られる。
また回路Ｃ１１のSOL１が動作し切換弁２８が
位置となるが流路は形成されない。ピストン９
が前進されてピン１２を押して旋回レバー１１を
図で時計方向に回動させダイヤフラム４を開く
とゝもにフインガ１５を押し出しながらフインガ
の爪１５ａをリード溝１５ｂにより干渉しない位
置に旋回させる。圧力スイツチ２５の出力を確認
して工作物を手で開いた上爪６の間に挿入し端面
ストツパ１９に押しあてる。そこでチヤツクしめ
の操作ボタンP.Bを押すと回路Ｃ２のリレーCRB
が動作し回路をホールドするとゝもにCRBのａ
接点が閉じ回路Ｃ５のリレーRS３及び回路Ｃ６
のリレーRS２が動作し回路Ｃ５をホールドする。
このためRS３のａ接点が閉じ回路Ｃ９のSOL３
及びRS２のａ接点が閉じ回路Ｃ１０のSOL２が
動作する。従つて切換弁２６が位置に切換えら
れ、切換弁２８が位置に切換えられる。圧力空
気はｂポートよりｅポート、流路２１を経てシリ
ンダ３ｂの前室に送られてピストン９を後退させ
る。ダイヤフラム４はその弾力により復元し上爪
６を閉じ工作物を心出しゝ把持する。一方切換弁
２８のｇポート、ｊポートより減圧弁２９で0.5
Kg／cm2減圧された圧力空気が切換弁２６のａポー
ト、ｂポートより減圧弁２４を経てシリンダ３６
の後室に送られ、前室のシリンダ面積より後室の
シリンダ面積が大きなため上爪６が工作物を把持
したあとで力が釣合いピストン９が停止する。こ
の状態においてはフインガ１５はリードカム１５
ｂは直線部分でフインガ爪１５ａは旋回されな
い。こゝで作業者は工作物から手を放す。その後
再びフインガしめの操作ボタンP.Bを押す。回路
Ｃ３のリレーCRCが動作しホールドしCRCのａ
接点が閉じ回路Ｃ５のリレーRS３が動作し回路
Ｃ７のリレーRS１が動作し回路Ｃ５，Ｃ７をホ
ールドする。RS３のａ接点が閉ぢされ切換弁２
６は引続きSOL３の動作で位置におかれシリ
ンダ３ｂの前室に圧力空気が送られ、RS１のａ
接点が閉じ切換弁２８はSOL１の動作で位置
に切換えられシリンダ３ｂの後室の空気は流路２
２より切換弁２６のｄポート、ａポート、切換弁
２８のｊポートより排出されてピストン９は後退
端迄後退し、ドツグ１３が旋回レバー１１と係止
して回動させ旋回レバー１１が僅かにダイヤフラ
ム４を開き工作物の歪をなくしたあとフインガ１
５のフインガ爪１５ａが完全に旋回して工作物を
引き込み確実に把持するものである。この過程に
おけるダイヤフラム４の撓み状態を第５図に示さ
れているようにイがダイヤフラムが工作物を充分
に把持した状態で工作物は多少歪んでおりロ点が
歪をなくした加工前の最終把持の状態である。
効 果
以上詳述したように本発明はダイヤフラムフイ
ンガチヤツクにダイヤフラムをピストンで直接作
用させず旋回レバーを介して作用させダイヤフラ
ム閉の最終状態でこの旋回レバーを作用して僅か
にダイヤフラムを開いたのちフインガで完全に把
持固定するようになしたので、簿肉工作物の把持
時の歪並びにスプリングバツクによる精度劣化を
なくして高精度の製品が得られる。また旋回レバ
ーのレバー比を用いてピストンの力を増力したの
で小推力で大きな開き力を得ることができダイヤ
フラムの剛性を大きなものにでき高い心出し精度
が得られるものである。更にピストンの開作動中
にフインガの旋回前にピストンを一旦停止するよ
うになしたのでワークホルダによつて工作物を挿
入することを要せず安全に手で直接工作物を扱う
ことができるようになり作業能率が向上する特徴
を有する。
ンガチヤツクにダイヤフラムをピストンで直接作
用させず旋回レバーを介して作用させダイヤフラ
ム閉の最終状態でこの旋回レバーを作用して僅か
にダイヤフラムを開いたのちフインガで完全に把
持固定するようになしたので、簿肉工作物の把持
時の歪並びにスプリングバツクによる精度劣化を
なくして高精度の製品が得られる。また旋回レバ
ーのレバー比を用いてピストンの力を増力したの
で小推力で大きな開き力を得ることができダイヤ
フラムの剛性を大きなものにでき高い心出し精度
が得られるものである。更にピストンの開作動中
にフインガの旋回前にピストンを一旦停止するよ
うになしたのでワークホルダによつて工作物を挿
入することを要せず安全に手で直接工作物を扱う
ことができるようになり作業能率が向上する特徴
を有する。
第１図は本発明のダイヤフラム、フインガチヤ
ツクの縦断面図、第２図は空圧回路図、第３図第
４図は電気回路図、第５図はダイヤフラムの撓み
過程を示す図である。 ３……チヤツク本体、４……ダイヤフラム、９
……ピストン、１１……旋回レバー、１３……ド
ツグ、１５……フインガ、２６，２８……電磁切
換弁。
ツクの縦断面図、第２図は空圧回路図、第３図第
４図は電気回路図、第５図はダイヤフラムの撓み
過程を示す図である。 ３……チヤツク本体、４……ダイヤフラム、９
……ピストン、１１……旋回レバー、１３……ド
ツグ、１５……フインガ、２６，２８……電磁切
換弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ チヤツクのシリンダに内蔵したピストンの作
動によつて心出し把持用ダイヤフラムのチヤツク
爪開閉並びに工作物を端面ストツパに圧着するフ
インガの旋回と進退をさせるダイヤフラムフイン
ガチヤツクにおいて、前記ダイヤフラムの内側で
チヤツク本体に枢支され、前記ピストンによるダ
イヤフラムを開くとき回動されてその回動中心近
くで前記ダイヤフラムの中心側を押圧する旋回レ
バーと、前記ピストンのピストンロツド端に設け
られダイヤフラムの押圧を解放した終端で前記旋
回レバーと係止しダイヤフラムを押圧する方向に
僅かに回動させるドツグとを備えてなり、ダイヤ
フラム把持の終りで僅かにダイヤフラムを開く状
態で工作物を固定することを特徴とするダイヤフ
ラムフインガ併用チヤツク。 ２ チヤツクのシリンダに内蔵したピストンの作
動によつて心出し把持用ダイヤフラムのチヤツク
爪開閉並びに工作物を端面ストツパに圧着するフ
インガの旋回と進退をさせるダイヤフラムフイン
ガチヤツクにおいて、前記ダイヤフラムの内側で
チヤツク本体に枢支され前記ピストンにより押圧
してダイヤフラムを開くとき回動されてその回動
中心近くで前記ダイヤフラムの中心側を押圧する
旋回レバーと、前記ピストンのピストンロツド端
に設けられダイヤフラムの押圧を解放した終端で
前記旋回レバーと係止しダイヤフラムを押圧する
方向に僅かに回動させるドツグと、前記ダイヤフ
ラムの押圧を解放する前記ピストン後退途中にお
いてダイヤフラムが工作物把持後に前記シリンダ
の前室と後室との圧力を釣合わせる回路とを設け
てなり、前記ダイヤフラムが工作物の心出しゝた
あと前記フインガの旋回前に前記ピストンを停止
させるようになしたことを特徴とするダイヤフラ
ム、フインガチヤツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184684A JPS60186307A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | ダイヤフラム，フインガ併用チヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184684A JPS60186307A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | ダイヤフラム，フインガ併用チヤツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60186307A JPS60186307A (ja) | 1985-09-21 |
| JPH0134724B2 true JPH0134724B2 (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=12619615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4184684A Granted JPS60186307A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | ダイヤフラム，フインガ併用チヤツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60186307A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0432166Y2 (ja) * | 1988-02-19 | 1992-08-03 | ||
| JPH03142173A (ja) * | 1989-10-26 | 1991-06-17 | Fujii Seimitsu Kogyo Kk | 機械加工用のワーク把持装置 |
| JPH0570811U (ja) * | 1992-02-27 | 1993-09-24 | 理研精機株式会社 | チャック装置 |
| DE20000845U1 (de) * | 2000-01-19 | 2000-03-09 | Roehm Gmbh | Spannzylinder für Spanneinrichtungen, insbesondere für Taktfutter |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP4184684A patent/JPS60186307A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60186307A (ja) | 1985-09-21 |
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