JP2574028Y2 - 着座及び把持確認装置 - Google Patents

着座及び把持確認装置

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JP2574028Y2
JP2574028Y2 JP1992086354U JP8635492U JP2574028Y2 JP 2574028 Y2 JP2574028 Y2 JP 2574028Y2 JP 1992086354 U JP1992086354 U JP 1992086354U JP 8635492 U JP8635492 U JP 8635492U JP 2574028 Y2 JP2574028 Y2 JP 2574028Y2
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JP
Japan
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gripping
seating
valve
valve member
port
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JP1992086354U
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JPH0724536U (ja
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俊隆 松下
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Okuma Corp
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Okuma Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はマシニングセンタ等工作
機械におけるワーク取付具の着座及び把持確認装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタ等工作機械において、
テーブル上に開閉可能な把持爪を有するチャック等の取
付具を用い、ワークをロボット等ローダにより自動着脱
する場合、ワークの把持確認と基準面への着座確認とが
必要となる。従来、把持確認装置は、図4に示すように
パワーチャックの駆動シリンダ101のピストンロッド
102にドッグ103を設け、パワーチャック本体に設
けた近接スイッチ104により把持爪105の開閉を確
認するものが多い。また着座確認装置には実開平2−1
9407号の技術がある。このものは図5に示すように
引込式コレットチャックにおける着座確認装置であっ
て、基準がね106のワーク当接面に開口する流路10
7に圧力空気を供給し、ワークWが開口部を塞いだとき
の流路内圧力を圧力検出器108で検出して着座確認を
行うものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べた前
者は、チャック本体内に近接スイッチとドッグを内蔵す
るため高くなり、ローダや主軸等との干渉の機会が多く
なるという問題を有し、後者は基準がねとワークの密着
性が悪いとエア漏れを生じて確認信号が不安定になるの
で、引込式コレットチャック等で当接面の面粗さが良好
なワークの場合に限定されるという問題を有している。
本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところはチャックが
高くならず、ワークの当接面の面粗さに関係なく、確実
に着座と把持の確認が同時にできる着座及び把持確認装
置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案における着座及び把持確認装置は、開閉可能な
把持爪を有するワーク取付具のワーク把持と基準面への
着座を確認する装置であって、前記把持爪のワーク把持
でポートが開く第1弁部材と、ワークの着座でポートが
開く第2弁部材は、前記第1弁部材ヘのエア供給路と、
前記第1弁部材と第2弁部材を経由するエア送り出し路
とを有するバルブユニットを前記ワーク取付具の本体上
に設け、前記エア送り出し路の先端に圧力検出器を設け
てなるものである。
【0005】
【作用】ワークが取付具の基準端面上に載置されると第
2弁部材のポートが開き、次いで把持爪が閉じてワーク
を把持すると第1弁部材のポートが開いて圧力検出器に
エア圧が作用し、着座及び把持確認信号を出力する。
【0006】
【実施例】以下実施例について図面を参照して説明す
る。マシニングセンタのテーブル1上にパワーチャック
の本体2が固着されており、本体2の上面に放射状に刻
設された図示しない三本の案内溝に沿って開閉可能に把
持爪3が設けられている。把持爪3には基準端面3aと
ワーク把持面3bが削設されており、把持爪3は図示し
ない流体圧シリンダ・ピストン部材により開閉される。
本体2の上面にはバルブユニット4の枠体5が案内溝と
平行に固着されており、枠体5には把持確認用弁体6が
把持爪3と平行に設けられている。弁体6に弁棒7が軸
方向移動可能に嵌挿されており、弁棒7の先端同心に螺
合されるボルト8の先端に把持爪3の先端面と当接する
アーム9が固着されている。
【0007】そして弁棒7は枠体5とアーム9の間に張
設されるばね11により常時引込み勝手に付勢されてお
り、当て金9と弁棒7間距離はロックナット12により
変更可能に固定されている。更に枠体5には着座確認用
弁体13が垂直に設けられており、弁体13に弁棒14
が軸方向移動可能に嵌挿されている。弁棒14はばね1
5により常時突出勝手に付勢され、弁棒14の上端同心
にワークWとの当接面16aを有する調節ボルト16が
螺設されており、調整ボルト16はロックナット17に
より位置変更可能に固定されている。更に枠体5には弁
体6のaポートに圧力空気を送る流路18と、弁体16
のbポートと弁体13のcポートを結ぶ流路19と、弁
体13のdポートからエアを送り出す流路21が設けら
れており、流路21の先端に圧力スイッチ22が取付け
られている。
【0008】続いて本実施例の作用について説明する。
図示しないロボットにより開かれている把持爪3の基準
端面3a上にワークWが載置されると、ワーク底面が当
接面16aに当接して弁棒14がばね15の力に抗して
押し込まれ、cポートとdポートが連通する。次いで把
持爪3が閉じるとアーム9を介して弁棒7がばね11の
力に抗して引き出され、aポートとbポートが連通す
る。こうしてエア源Pより供給される圧力空気が流路1
8,19,21を通って圧力スイッチ22に作動し、着
座及び把持確認信号を出力する。加工が終わって把持爪
が開くと弁棒7がばね11の力で押し込まれポートa,
b間が閉じる。次いでロボットによりワークWが取外さ
れると、ばね15の力で弁棒14が突出してポートc,
d間が閉じ、同時にdポートとeポートが連通して流路
21が大気中に開口され、圧力スイッチ22の出力信号
が切れる。
【0009】
【考案の効果】本考案は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。ワーク取付具の本体上
に把持確認用と着座確認用の二つの弁部材を有するバル
ブユニットを設け、ワークの着座と把持爪閉で二つの弁
部材のポートが開いてエア圧力検出器より確認信号が出
力されるようにしたので、小型のバルブユニットを本体
上に取付けするだけの簡単な装置となり、ワーク取付具
が高くならず、ローダや主軸等との干渉が減る。また基
準端面とワークとの気密性に関係なく接触のみで着座確
認ができるので誤動作がなく信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の着座及び把持確認装置を取付けたチ
ャックの平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】バルブユニットの二つの弁部材の断面とエア回
路を示す図である。
【図4】従来の技術の把持確認装置付チャックの断面図
である。
【図5】着座確認装置付コレットチャックの断面図であ
る。
【符号の説明】
2 チャック本体 3 把持
爪 4 バルブユニット 6,13
弁体 7,14 弁棒 18,1
9,21 流路 W ワーク

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な把持爪を有するワーク取付具
    のワーク把持と基準面への着座を確認する装置であっ
    て、前記把持爪のワーク把持でポートが開く第1弁部材
    と、ワークの着座でポートが開く第2弁部材と、前記第
    1弁部材ヘのエア供給路と、前記第1弁部材と第2弁部
    材を経由するエア送り出し路とを有するバルブユニット
    を前記ワーク取付具の本体上に設け、前記エア送り出し
    路の先端に圧力検出器を設けてなることを特徴とする着
    座及び把持確認装置。
JP1992086354U 1992-11-20 1992-11-20 着座及び把持確認装置 Expired - Lifetime JP2574028Y2 (ja)

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JPH0724536U JPH0724536U (ja) 1995-05-09
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KR20040046681A (ko) * 2002-11-28 2004-06-05 대우종합기계 주식회사 Nc 선반 소재의 단면밀착 확인방법
WO2023002565A1 (ja) 2021-07-20 2023-01-26 株式会社Fuji ロボットハンドのワーク把持判定機構

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