JPH0432166Y2 - - Google Patents

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JPH0432166Y2
JPH0432166Y2 JP1988021693U JP2169388U JPH0432166Y2 JP H0432166 Y2 JPH0432166 Y2 JP H0432166Y2 JP 1988021693 U JP1988021693 U JP 1988021693U JP 2169388 U JP2169388 U JP 2169388U JP H0432166 Y2 JPH0432166 Y2 JP H0432166Y2
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JP
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chuck
pressure
air
diaphragm
jaw
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は内面研削盤において、薄肉工作物を把
持するときの把持歪を取除くようにしたダイヤフ
ラムチヤツクのエア回路に関する。
従来の技術 従来ダイヤフラムチヤツクのエア回路は、特開
昭60−186307号で知られているように第3図に示
すチヤツク開き側回路にレギユレータとしてパイ
ロツト減圧弁31を介在させ、ジヨー32の開き
速度だけを調整する方式を採つていた。
考案が解決しようとする課題 従来の技術で述べたエア回路においてはジヨー
32の把持速度はダイヤフラム33のばね反力に
依存していたので、一般にばね力が強く急速にジ
ヨー32が閉じ、把持する薄肉工作物に衝撃を与
えて歪ませ、要求する高精度が出にくいという問
題点を有し、またダイヤフラム自身の寿命を低下
させるという問題があつた。本考案は、従来技術
の有するこのような問題点に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは薄肉工作物を衝撃
なしにゆつくりと把持して加工精度の向上と、ダ
イヤフラムの寿命の向上を計るものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案におけるダ
イヤフラムチヤツクのエア回路は、切換弁を挟む
元圧側回路にレギユレータを設け、流体圧で作動
するチヤツク締めのとき排出側回路に背圧絞りの
スピードコントローラを設けてなるものである。
作 用 運転準備が完了しチヤツク開きの操作ボタンを
押すとSOL2が働いて切換弁17が位置となり
aポートとcポートが連通し、圧力源Pから供給
され減圧弁18により圧力調整された圧力空気が
流路12途中の逆止弁15をパスしてシリンダ3
の左室に送られる。そしてピストン4が右行して
ピストンロツド8先端がダイヤフラム5を外方へ
押し出し、ジヨー6が開き工作物Wの受入が可能
となる。続いて工作物Wをジヨー6内に供給し、
チヤツク締めの操作ボタンを押すと、SOL1が働
いて切換弁17が位置となりaポートとbポー
トが連通し、減圧弁18により圧力調整された圧
力空気が流路11を経てシリンダ3の右室に送ら
れ、ピストン4の左行が始まる。このときシリン
ダ3の左室内の空気はピストンに押されて流路1
2を通つて切換弁17のcポートと連通している
dポートから排出されるが、流路12の途中に設
けられたスピードコントローラ16の絞り14に
より排出量が制限され、ピストン4はダイヤフラ
ム5のばね反力に抗しながらゆるやかに左行し、
ジヨー6がゆつくり閉じて工作物Wを把持する。
このジヨー6の把持時の動きを更に詳しく述べる
と、第2図のジヨー移動量タイム変化図のよう
に、切換弁17が位置へ切換えられた直後の時
間t1は空気の圧縮性が作用してジヨー6は速く閉
じ、続いて時間t2で圧縮された空気の反力により
弾んで一旦開き、以降の時間t3では上述の如くス
ピードコントローラ16によりジヨー6はゆつく
り閉じる。これによりジヨー6は最初は速く、そ
して工作物Wを把持する直前はゆつくり閉じてゆ
るやかに把持することができる。
実施例 実施例について図面を参照して説明する。
第1図において、主軸1先端にエアシリンダ3
を内蔵するチヤツク本体2が固着され、シリンダ
3にピストン4が嵌挿されている。チヤツク本体
2の前端面にダイヤフラム5の端面外周部が図示
しないボルトにより固着され、ダイヤフラム5は
弾性を有する薄肉円板形状に形成され、外側面の
円周等間隔に工作物Wを把持するジヨー6が設け
られている。そしてジヨー6は前記ピストン4と
一体のピストンロツド8先端がダイヤフラム5の
内側下面を押圧することで開口される。
前記シリンダ3の右室には圧力空気流路11
が、左室には圧力空気流路12がそれぞれ開口
し、流路11の途中には把持確認用の圧力スイツ
チ13が取付けられ、流路12の途中には絞り弁
14と逆止弁15とが並列に配設されたスピード
コントローラ16が取付けられ、流路11,12
は3位置電磁切換弁17に通じている。切換弁1
7のaポートは途中にパイロツト減圧弁18を介
在させて圧力空気流路19により圧力源Pに通じ
ている。そして減圧弁18で圧力調整された圧力
空気が供給されるaポートは、SOL1の働きで切
換弁17が位置となつたときbポートと連通
し、SOL2の働きで位置となつたときcポート
と連通する。
考案の効果 本考案は、上述のとおり構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
元圧側にレギユレータを設けたので、チヤツク
の開き速度だけでなく、締め速度も調整可能とな
り、更にチヤツク締め側に回路背圧絞りのスピー
ドコントローラを設けたのでジヨーの締め速度が
最初に速く次いでゆつくり締める2段式となり、
薄物工作物に衝撃を与えなく把持するので、アイ
ドルタイムの延長がなく、把持歪を僅少にするこ
とが可能となり、真円度、同心度等の加工精度が
向上する。
またダイヤフラム自身の寿命が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエア回路図、第2図はジヨー
移動量のタイム変化を表す図、第3図は従来の技
術のエア回路図である。 16……スピードコントローラ、17……切換
弁、18……減圧弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切換弁17を挟む元圧側回路にレギユレータ1
    8を設け、空気圧で作動するチヤツク締めのとき
    の排出側回路に背圧絞りのスピードコントローラ
    16を設けてなり、チヤツクの把持切換直後は空
    気の圧縮性により早くし圧縮反力で僅かに開いた
    あと遅くする二段締めで薄肉工作物を把持するこ
    とを特徴とするダイヤフラムチヤツクのエア回
    路。
JP1988021693U 1988-02-19 1988-02-19 Expired JPH0432166Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01125108U JPH01125108U (ja) 1989-08-25
JPH0432166Y2 true JPH0432166Y2 (ja) 1992-08-03

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ID=31239149

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JP1988021693U Expired JPH0432166Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4989279A (ja) * 1972-12-28 1974-08-26
JPS60186307A (ja) * 1984-03-05 1985-09-21 Okuma Mach Works Ltd ダイヤフラム,フインガ併用チヤツク

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4989279A (ja) * 1972-12-28 1974-08-26
JPS60186307A (ja) * 1984-03-05 1985-09-21 Okuma Mach Works Ltd ダイヤフラム,フインガ併用チヤツク

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Publication number Publication date
JPH01125108U (ja) 1989-08-25

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