JPH0134693B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134693B2 JPH0134693B2 JP55135683A JP13568380A JPH0134693B2 JP H0134693 B2 JPH0134693 B2 JP H0134693B2 JP 55135683 A JP55135683 A JP 55135683A JP 13568380 A JP13568380 A JP 13568380A JP H0134693 B2 JPH0134693 B2 JP H0134693B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel strip
- steel
- longitudinal direction
- cut
- stud
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 33
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 33
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 8
- 101100008046 Caenorhabditis elegans cut-2 gene Proteins 0.000 claims description 5
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- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 9
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、外殻を鋼で形成した炉および溶湯を
入れるトリベやタンデイツシユ等の鋼製の容器の
内壁に、多数溶接固着するＹスタツドの製造方法
に関するものである。
入れるトリベやタンデイツシユ等の鋼製の容器の
内壁に、多数溶接固着するＹスタツドの製造方法
に関するものである。
外殻を鋼で形成した炉およびトリベやタンデイ
ツシユ等の製鉄用溶湯容器の内壁面に耐火モルタ
ル、保温モルタル等のモルタル類を塗布する際に
は、モルタルの施工を容易にし、且つ乾燥後のモ
ルタルの剥離、脱落を防止する目的で、それら鋼
材の内面にあらかじめＹスタツド即ちＹ字形状の
鋼製金物を多数溶接しておくものである。
ツシユ等の製鉄用溶湯容器の内壁面に耐火モルタ
ル、保温モルタル等のモルタル類を塗布する際に
は、モルタルの施工を容易にし、且つ乾燥後のモ
ルタルの剥離、脱落を防止する目的で、それら鋼
材の内面にあらかじめＹスタツド即ちＹ字形状の
鋼製金物を多数溶接しておくものである。
このＹスタツドは従来次のような方法で製造さ
れていた。すなわち第１図に示す如く、直径７〜
８mmの棒鋼８を所定の長さ（110mm程度）に切断
し、その一端に割目９を入れ、先端部を互いに逆
方向にねじ曲げてＹスタツド７ａを作る。これら
の製造方法ならびに使用例は実公昭52−35927号
公報に開示されている。しかるにこのような従来
のＹスタツドの製造方法では、所定の長さに切断
した素材を一個ずつ加工してＹ字形に成形しなけ
ればならないので、生産性が悪く大量生産に適せ
ず製造原価も高価となる等の欠点があつた。
れていた。すなわち第１図に示す如く、直径７〜
８mmの棒鋼８を所定の長さ（110mm程度）に切断
し、その一端に割目９を入れ、先端部を互いに逆
方向にねじ曲げてＹスタツド７ａを作る。これら
の製造方法ならびに使用例は実公昭52−35927号
公報に開示されている。しかるにこのような従来
のＹスタツドの製造方法では、所定の長さに切断
した素材を一個ずつ加工してＹ字形に成形しなけ
ればならないので、生産性が悪く大量生産に適せ
ず製造原価も高価となる等の欠点があつた。
本発明は、これらの欠点を改善するためになさ
れたものであり以下図面に基きその詳細を説明す
る。
れたものであり以下図面に基きその詳細を説明す
る。
第２図に示す如く、帯鋼１の表面に凹凸模様１
０を設ける。次いで帯鋼１の長手方向に等間隔で
相平行する多数の鎖線状切目２列が、一列置きの
各切目２が半ピツチP/2ずつずれる如く設ける。
そしてこの帯鋼１を幅方向に引張り拡大して第３
図に示す如く、各切目２を、帯鋼１の長手方向に
一つの対角線Ｑが位置する六角形の網目３を有す
る金網、即ちエキスパンドメタル４を作りだす。
０を設ける。次いで帯鋼１の長手方向に等間隔で
相平行する多数の鎖線状切目２列が、一列置きの
各切目２が半ピツチP/2ずつずれる如く設ける。
そしてこの帯鋼１を幅方向に引張り拡大して第３
図に示す如く、各切目２を、帯鋼１の長手方向に
一つの対角線Ｑが位置する六角形の網目３を有す
る金網、即ちエキスパンドメタル４を作りだす。
次いで帯鋼１の長手方向に沿う六角形の底辺及
び上辺５と斜辺６の中間点を、帯鋼１の長手方向
に直交する切断線Ａ−Ａ及びＢ−Ｂに沿つて切断
し、簡単にＹ字形状をした切片を作りだし、何ら
の加工を要することなく所期のＹスタツド７が出
来上る。尚上記の切断には所要の刃長を有する剪
断機を用いて全幅にわたつて一挙に切断すれば作
業も容易であり、生産性も大きい。
び上辺５と斜辺６の中間点を、帯鋼１の長手方向
に直交する切断線Ａ−Ａ及びＢ−Ｂに沿つて切断
し、簡単にＹ字形状をした切片を作りだし、何ら
の加工を要することなく所期のＹスタツド７が出
来上る。尚上記の切断には所要の刃長を有する剪
断機を用いて全幅にわたつて一挙に切断すれば作
業も容易であり、生産性も大きい。
ここに従来方法及び本発明方法により作られた
Ｙスタツドの性能を比較するため、実際に帯鋼熱
間圧延工場のスラブ加熱炉のスキツドパイプに両
者を同様に溶接し、これに保温モルタルを塗布施
工して実用比較試験を行つた結果、施工時ならび
に実用時とも両者の差は全く認められなかつた。
そして、上記の性能比較試験において、原料帯鋼
の表面にあらかじめ凹凸の模様をエンボス等の手
段を用いて加工してから作つたエキスパンドメタ
ルの鋼材を素材として使用すると、モルタル施工
時におけるＹスタツドとモルタルの密着性が良好
となり、より好ましいものであることが判明し
た。
Ｙスタツドの性能を比較するため、実際に帯鋼熱
間圧延工場のスラブ加熱炉のスキツドパイプに両
者を同様に溶接し、これに保温モルタルを塗布施
工して実用比較試験を行つた結果、施工時ならび
に実用時とも両者の差は全く認められなかつた。
そして、上記の性能比較試験において、原料帯鋼
の表面にあらかじめ凹凸の模様をエンボス等の手
段を用いて加工してから作つたエキスパンドメタ
ルの鋼材を素材として使用すると、モルタル施工
時におけるＹスタツドとモルタルの密着性が良好
となり、より好ましいものであることが判明し
た。
上記の如く本発明に係るＹスタツドの製造方法
は、帯鋼１の表面に凹凸模様１０を設ける第１工
程と、 帯鋼１の長手方向に等間隔で相平行する多数の
鎖線状切目２列が一列おきの各切目２が半ピツチ
（P/2）ずつずれる如く設ける第２工程と、 帯鋼１を幅方向に引張つて前記各切目２を、帯
鋼１の長手方向に一つの対角線Ｑが位置する六角
形の網目３に変形する第３工程と、 帯鋼１の長手方向に直交する切断線Ａ−Ａ，Ｂ
−Ｂに沿つて前記六角形の各辺５，６の中間点を
切断する第４工程とからなるものである。
は、帯鋼１の表面に凹凸模様１０を設ける第１工
程と、 帯鋼１の長手方向に等間隔で相平行する多数の
鎖線状切目２列が一列おきの各切目２が半ピツチ
（P/2）ずつずれる如く設ける第２工程と、 帯鋼１を幅方向に引張つて前記各切目２を、帯
鋼１の長手方向に一つの対角線Ｑが位置する六角
形の網目３に変形する第３工程と、 帯鋼１の長手方向に直交する切断線Ａ−Ａ，Ｂ
−Ｂに沿つて前記六角形の各辺５，６の中間点を
切断する第４工程とからなるものである。
上記から明らかなように、本発明のＹスタツド
製造方法は、従来方法の如く素材を１個ずつ加工
する必要がなく、多数個の製品を同時に製造する
ことができるので大量生産に適しており、而も、
棒鋼等に比較して割安な帯鋼を原料として使用す
ることが出来、そのうえ切除屑部を有しないの
で、製造原価は従来方法によるものの２分の１以
下となる等の効果を有するものである。更に、Ｙ
スタツドにモルタルの密着性を上げる凹凸模様が
設けてあり、しかもその凹凸模様の形成も、帯鋼
の状態で行うので極めて容易である。
製造方法は、従来方法の如く素材を１個ずつ加工
する必要がなく、多数個の製品を同時に製造する
ことができるので大量生産に適しており、而も、
棒鋼等に比較して割安な帯鋼を原料として使用す
ることが出来、そのうえ切除屑部を有しないの
で、製造原価は従来方法によるものの２分の１以
下となる等の効果を有するものである。更に、Ｙ
スタツドにモルタルの密着性を上げる凹凸模様が
設けてあり、しかもその凹凸模様の形成も、帯鋼
の状態で行うので極めて容易である。
図面はこの発明に係るＹスタツドの製造方法に
関する一実施例についてのもので、第１図は従来
のＹスタツドの製造工程を示した斜視図である。
第２図乃至第４図は本発明の一実施例を説明する
ためのもので、第２図は帯鋼に凹凸模様を設け次
いで切目を設ける過程を示す斜視図、第３図は切
目入り帯鋼を幅方向に引張つて六角形の網目を形
成した状態を示す斜視図、第４図は六角形の網目
を形成した帯鋼を切断して形成したＹスタツドの
斜視図である。 １……帯鋼、２……切目、３……網目、４……
エキスパンドメタネル、５……底辺、上辺、６…
…斜辺、７，７ａ……Ｙスタツド、８……棒鋼、
９……割目、１０……凹凸模様、Ｐ……ピツチ、
Ｑ……対角線。
関する一実施例についてのもので、第１図は従来
のＹスタツドの製造工程を示した斜視図である。
第２図乃至第４図は本発明の一実施例を説明する
ためのもので、第２図は帯鋼に凹凸模様を設け次
いで切目を設ける過程を示す斜視図、第３図は切
目入り帯鋼を幅方向に引張つて六角形の網目を形
成した状態を示す斜視図、第４図は六角形の網目
を形成した帯鋼を切断して形成したＹスタツドの
斜視図である。 １……帯鋼、２……切目、３……網目、４……
エキスパンドメタネル、５……底辺、上辺、６…
…斜辺、７，７ａ……Ｙスタツド、８……棒鋼、
９……割目、１０……凹凸模様、Ｐ……ピツチ、
Ｑ……対角線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 帯鋼１の表面に凹凸模様１０を設ける第１工
程と、 帯鋼１の長手方向に等間隔で相平行する多数の
鎖線状切目２列が一列おきの各切目２が半ピツチ
（P/2）ずつずれる如く設ける第２工程と、 帯鋼１を幅方向に引張つて前記各切目２を、帯
鋼１の長手方向に一つの対角線Ｑが位置する六角
形の網目３に変形する第３工程と、 帯鋼１の長手方向に直交する切断線Ａ−Ａ，Ｂ
−Ｂに沿つて前記六角形の各辺５，６の中間点を
切断する第４工程とからなる外殻を鋼で形成した
炉および溶湯容器用Ｙスタツドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13568380A JPS5758938A (en) | 1980-09-27 | 1980-09-27 | Manufacture of y-stud |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13568380A JPS5758938A (en) | 1980-09-27 | 1980-09-27 | Manufacture of y-stud |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5758938A JPS5758938A (en) | 1982-04-09 |
| JPH0134693B2 true JPH0134693B2 (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=15157473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13568380A Granted JPS5758938A (en) | 1980-09-27 | 1980-09-27 | Manufacture of y-stud |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5758938A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51116165A (en) * | 1975-04-03 | 1976-10-13 | Mitsubishi Motors Corp | Method of making core metal of crips |
-
1980
- 1980-09-27 JP JP13568380A patent/JPS5758938A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51116165A (en) * | 1975-04-03 | 1976-10-13 | Mitsubishi Motors Corp | Method of making core metal of crips |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5758938A (en) | 1982-04-09 |
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