JPH0134535Y2 - - Google Patents

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JPH0134535Y2
JPH0134535Y2 JP2335384U JP2335384U JPH0134535Y2 JP H0134535 Y2 JPH0134535 Y2 JP H0134535Y2 JP 2335384 U JP2335384 U JP 2335384U JP 2335384 U JP2335384 U JP 2335384U JP H0134535 Y2 JPH0134535 Y2 JP H0134535Y2
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JP
Japan
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bobbin
field coil
iron core
brushless alternator
alternator
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JP2335384U
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JPS60135046U (ja
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Granted legal-status Critical Current

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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の属する技術分野 本考案はブラシレスオルタネータの界磁コイル
のボビン装置に関する。
(ロ) 従来技術とその問題点 第1図は従来の車両用ブラシレスオルタネータ
の軸方向断面を示す図である。ブラシレスオルタ
ネータ1においては回転界磁式のブラシ付オルタ
ネータと異なり界磁コイル2は非回転であり、界
磁コイル2を保持するボビン装置5はオルタネー
タの後蓋7に固定されている。8および9は軸1
0と共に回転するN極およびS極ロータコアであ
る。ボビン装置5は第2図に示すように、磁気回
路を形成する界磁鉄心である肉厚リング状の鉄心
部4と界磁コイル2を収容するための溝11を形
成するつば付薄肉円筒状のボビン部3とからなり
一体削り出しにより構成されている。ボビン部の
溝11内にはコイル絶縁用のモールドボビン6を
介してコイル2が収容される。
しかしながら上記従来のボビン装置では鉄心部
4とボビン部3が丸棒鋼材から一体削り出しで構
成されていたため、溝11および内径部12を削
除する必要があり、このため材料の歩留りが非常
に悪く、したがつて生産性および製造コストの点
で問題があつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記従来の事情に鑑みなされたもので
あつて生産性に優れかつ製造コストの低いブラシ
レスオルタネータの界磁コイルのボビン装置を提
供することを目的としている。
(ニ) 考案の構成 本考案は軸方向に隣接して一体に構成された肉
厚リング状の鉄心部とつば付薄肉円筒状のボビン
部からなるブラシレスオルタネータ用の界磁コイ
ルのボビン装置において、上記ボビン部を鋼板か
らプレス成形し上記鉄心部と上記ボビン部とをス
ポツト溶接により一体に固定したことを特徴とす
る。
これにより生産性に優れかつ製造コストの低い
ブラシレスオルタネータの界磁コイルのボビン装
置が提供される。
(ホ) 考案の実施例 以下図面を参照して本考案の好ましい実施例に
ついて説明する。第3図および第4図は本考案に
おける界磁コイルのボビン装置を構成する鉄心部
4′およびボビン部3′の軸方向断面図である。
本考案においては従来丸棒鋼材から一体に削り
出しされていた鉄心部とボビン部をあらかじめ別
個に製作している。すなわち肉厚リング状の鉄心
部4′は第3図に2点鎖線で示す鍛造素材から実
線で示す形状に切削加工され、つば付薄肉円筒状
のボビン部3′は軟鋼板から第4図に示す形状に
プレス成形される。これにより切削加工は鉄心部
4′のみに必要とされ、しかも削り代は全周囲に
わたり概ね均一かつわずかにすることができるの
で材料の歩留りは大幅に向上する。次に第5図に
示すようにボビン部3′は切削加工された鉄心部
4′のガイド部12の周囲に挿入組付けされる。
この時コイル絶縁用のナイロン製モールドボビン
6′も同時に挿入組付けされる。続いてボビン部
3′と鉄心部4′とを鉄心部のガイド部12の周上
数箇所、好ましくは3ケ所以上でスポツト溶接機
により溶接する。なおモールドボビン6′にはあ
らかじめ溶接箇所に対応する位置にスポツト溶接
電極が入るだけの切りこみが設けてある(図示せ
ず)のでスポツト溶接への障害にはならない。上
記手順によれば別個に製作されたボビン部3′と
鉄心部4′は数箇所スポツト溶接するだけで一体
に固定されるので生産性が良くかつ製造コストも
安価である。スポツト溶接の数はコイルの重量や
オルタネータ稼動中に外部から加えられる振動等
を考慮して必要強度を満足させるべく決定するこ
とができる。
(ヘ) 考案の効果 以上のように本考案は軸方向に隣接して一体に
構成された肉厚リング状の鉄心部とつば付薄肉円
筒状のボビン部からなるブラシレスオルタネータ
用の界磁コイルボビン装置において、上記ボビン
部を鋼板からプレス成形し上記鉄心部と上記ボビ
ン部とをスポツト溶接により一体に固定したこと
を特徴とする。
これによりボビン装置製造時の切削加工が大幅
に減少するため材料の歩留りが向上し、かつボビ
ン部と鉄心部とは簡易なスポツト養接により互い
に結合されてボビン装置を構成するため生産性に
優れかつ製造コストの低いブラシレスオルタネー
タの界磁コイルのボビン装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブラシレスオルタネータの軸方
向断面図、第2図は第1図に示された界磁コイル
のボビン装置の詳細断面図、第3図は本考案によ
る界磁コイルのボビン装置を構成する鉄心部の断
面図、第4図は本考案による界磁コイルのボビン
装置を構成するボビン部の断面図、および第5図
は本考案による界磁コイルのボビン装置の断面
図。 1……ブラシレスオルタネータ、2……界磁コ
イル、3,3′……ボビン部、4,4′……鉄心
部、5,5′……界磁コイルのボビン装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向に隣接して一体に構成された肉厚リング
    状の鉄心部とつば付薄肉円筒状のボビン部からな
    るブラシレスオルタネータ用の界磁コイルのボビ
    ン装置において、該ボビン部を鋼板からプレス成
    形し該鉄心部と該ボビン部とをスポツト溶接によ
    り一体に固定したことを特徴とするブラシレスオ
    ルタネータ用の界磁コイルのボビン装置。
JP2335384U 1984-02-21 1984-02-21 ブラシレスオルタネ−タ用の界磁コイルのボビン装置 Granted JPS60135046U (ja)

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JP2335384U JPS60135046U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 ブラシレスオルタネ−タ用の界磁コイルのボビン装置

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JPS60135046U JPS60135046U (ja) 1985-09-07
JPH0134535Y2 true JPH0134535Y2 (ja) 1989-10-20

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JP3829888B2 (ja) * 1997-07-22 2006-10-04 株式会社デンソー 永久磁石併用同期回転機

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JPS60135046U (ja) 1985-09-07

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