JPH0133835Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133835Y2 JPH0133835Y2 JP1983115583U JP11558383U JPH0133835Y2 JP H0133835 Y2 JPH0133835 Y2 JP H0133835Y2 JP 1983115583 U JP1983115583 U JP 1983115583U JP 11558383 U JP11558383 U JP 11558383U JP H0133835 Y2 JPH0133835 Y2 JP H0133835Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- hole
- press
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案は空気調和機等に組込まれて使用される
密閉形圧縮機に係り、特に容量制御機構を備えた
ものに関する。
密閉形圧縮機に係り、特に容量制御機構を備えた
ものに関する。
(従来の技術)
一般に容量可変制御可能な密閉形圧縮機を備え
た空気調和機は冷房負荷、暖房負荷の大小の応じ
て密閉形圧縮機の容量を可変制御し、効率良い運
転ができるようにしている。従来、この種の密閉
形圧縮機の容量制御機構は第1図に示すように、
シリンダ室1を形成するシリンダ2の側壁に前記
シリンダ室1に開口するレリース孔3およびこの
レリース孔3より大径の弁孔4が穿設され、この
弁孔4内に前記レリース孔3を開閉する弁孔5お
よびこの弁体5の外周部とストロークを規制する
弁ストツパ6が設けられている。また、この弁ス
トツパ6はその一端面に当接して設けられたレリ
ースパイプ7により位置決め固定されている。
た空気調和機は冷房負荷、暖房負荷の大小の応じ
て密閉形圧縮機の容量を可変制御し、効率良い運
転ができるようにしている。従来、この種の密閉
形圧縮機の容量制御機構は第1図に示すように、
シリンダ室1を形成するシリンダ2の側壁に前記
シリンダ室1に開口するレリース孔3およびこの
レリース孔3より大径の弁孔4が穿設され、この
弁孔4内に前記レリース孔3を開閉する弁孔5お
よびこの弁体5の外周部とストロークを規制する
弁ストツパ6が設けられている。また、この弁ス
トツパ6はその一端面に当接して設けられたレリ
ースパイプ7により位置決め固定されている。
さらに、前記レリースパイプ7は一端部が前記
弁孔3内に圧入接続されると共に、他端部は密閉
ケース8に接合されたガイドパイプ9を貫通して
延出されこのガイドパイプ9の外端部に接合され
るようになつている。
弁孔3内に圧入接続されると共に、他端部は密閉
ケース8に接合されたガイドパイプ9を貫通して
延出されこのガイドパイプ9の外端部に接合され
るようになつている。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、このようなものにおいては、ガ
イドパイプ9を貫通して設けられるレリースパイ
プ7が密閉ケース8の外側から圧入されると共に
レリースパイプ7が直管であるために弁孔4への
圧入作業が困難であり、レリースパイプ7の外周
面と弁孔4の内周面との間のシール性が低下した
り、圧入力のばらつきにより圧入位置が一定とな
らず、その結果このレリースパイプ7で位置決め
固定される弁ストツパ6の位置がばらつき一定の
レリース性能を維持できなくなる不具合があつ
た。
イドパイプ9を貫通して設けられるレリースパイ
プ7が密閉ケース8の外側から圧入されると共に
レリースパイプ7が直管であるために弁孔4への
圧入作業が困難であり、レリースパイプ7の外周
面と弁孔4の内周面との間のシール性が低下した
り、圧入力のばらつきにより圧入位置が一定とな
らず、その結果このレリースパイプ7で位置決め
固定される弁ストツパ6の位置がばらつき一定の
レリース性能を維持できなくなる不具合があつ
た。
また、前記弁ストツパ6は第2図に示すごとく
複雑な形状をしており、寸法管理が困難であり弁
孔3へ圧入固定することができず遊嵌されるた
め、組立工程中に弁ストツパ6および弁体5の脱
落を防止するために、弁孔3内への組込みは密閉
ケース8内にシリンダ2を組立てた後に密閉ケー
スの外側からガイドパイプ9内を通して行なわれ
ておりその組込み作業性が悪いという不具合があ
つた。
複雑な形状をしており、寸法管理が困難であり弁
孔3へ圧入固定することができず遊嵌されるた
め、組立工程中に弁ストツパ6および弁体5の脱
落を防止するために、弁孔3内への組込みは密閉
ケース8内にシリンダ2を組立てた後に密閉ケー
スの外側からガイドパイプ9内を通して行なわれ
ておりその組込み作業性が悪いという不具合があ
つた。
さらには、弁体5の外周規制を弁ストツパ6で
行う関係上弁孔3が大径となり、結果的にガイド
パイプ9も大径となり、ガイドパイプ9と密閉ケ
ース8のロー付接合時の加熱量が大きくなり場合
によつては密閉ケース8が変形し、この密閉ケー
ス8内周面に組込まれるシリンダ等の圧縮要素部
品を精度良く組立てることが困難になる不具合も
あつた。
行う関係上弁孔3が大径となり、結果的にガイド
パイプ9も大径となり、ガイドパイプ9と密閉ケ
ース8のロー付接合時の加熱量が大きくなり場合
によつては密閉ケース8が変形し、この密閉ケー
ス8内周面に組込まれるシリンダ等の圧縮要素部
品を精度良く組立てることが困難になる不具合も
あつた。
本考案はこのような不具合を改善し、組立作業
性が良く密閉ケースの変形も少ない密閉形圧縮機
を提供することを目的としている。
性が良く密閉ケースの変形も少ない密閉形圧縮機
を提供することを目的としている。
[考案の構成]
(課題を解決するための手段)
本考案は上記課題を解決するため、シリンダ室
を形成するシリンダ側壁に設けられた容量制御機
構により圧縮機の運転容量を制御する密閉形圧縮
機において、前記シリンダ室に開口するレリース
孔と、このレリース孔に連通してシリンダ側壁に
穿設されレリース孔よりも大径の弁孔と、この弁
孔内に設けられ前記レリース孔を開閉する弁体
と、前記弁孔内に圧入固定され一端面で前記弁体
のストロークを規制するとともに他端外周部にツ
バ部および内周面にテーパー部を有する円筒状の
弁ストツパと、一端部にテーパー部が形成されて
前記弁ストツパのテーパー部に圧入接続されると
共に他端部が密閉ケースに接合されたガイドパイ
プを貫通して延出されガイドパイプの外端部に接
合されたレリースパイプとで構成した容量制御機
構を提供する。
を形成するシリンダ側壁に設けられた容量制御機
構により圧縮機の運転容量を制御する密閉形圧縮
機において、前記シリンダ室に開口するレリース
孔と、このレリース孔に連通してシリンダ側壁に
穿設されレリース孔よりも大径の弁孔と、この弁
孔内に設けられ前記レリース孔を開閉する弁体
と、前記弁孔内に圧入固定され一端面で前記弁体
のストロークを規制するとともに他端外周部にツ
バ部および内周面にテーパー部を有する円筒状の
弁ストツパと、一端部にテーパー部が形成されて
前記弁ストツパのテーパー部に圧入接続されると
共に他端部が密閉ケースに接合されたガイドパイ
プを貫通して延出されガイドパイプの外端部に接
合されたレリースパイプとで構成した容量制御機
構を提供する。
(作用)
このような密閉形圧縮機によれば、弁ストツパ
を弁孔内に圧入固定するようにし、シリンダを密
閉ケース内に組込む前に弁体と弁ストツパを弁孔
内に装着することができると共に、弁ストツパと
レリースパイプの圧入接続は互いにテーパー圧入
になので、圧入作業が容易になる。
を弁孔内に圧入固定するようにし、シリンダを密
閉ケース内に組込む前に弁体と弁ストツパを弁孔
内に装着することができると共に、弁ストツパと
レリースパイプの圧入接続は互いにテーパー圧入
になので、圧入作業が容易になる。
また、弁体の外周部の規制は弁孔の内周面で直
接行うため弁ストツパで規制する従来のものに比
べて、弁孔を小さくできる。
接行うため弁ストツパで規制する従来のものに比
べて、弁孔を小さくできる。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第3図において密閉形圧縮機は密閉ケース10
内に電動要素(図示せず)と圧縮要素11を収納
してなり、圧縮要素11はシリンダ室12を形成
するシリンダ13、シヤフトの偏心部14に嵌合
して設けられたローラ15およびこのローラ15
の外周面の常時当接しシリンダ室12を吸込室1
2aと圧縮室12bとに分離するブレード16を
有している。
内に電動要素(図示せず)と圧縮要素11を収納
してなり、圧縮要素11はシリンダ室12を形成
するシリンダ13、シヤフトの偏心部14に嵌合
して設けられたローラ15およびこのローラ15
の外周面の常時当接しシリンダ室12を吸込室1
2aと圧縮室12bとに分離するブレード16を
有している。
また、シリンダ13には吸込孔17および吐出
切欠18が形成されており、前記吸込孔17には
吸込管19が接続されていると共に、前記吐出切
欠18は図示しない吐出孔を介して密閉ケース1
0内空間に接続されている。
切欠18が形成されており、前記吸込孔17には
吸込管19が接続されていると共に、前記吐出切
欠18は図示しない吐出孔を介して密閉ケース1
0内空間に接続されている。
さらに、前記密閉形圧縮機には、第4図に詳示
する容量制御機構20が設けられている。この容
量制御機構20はシリンダ室12に開口するよう
にシリンダ13の側壁に穿設されたレリース孔2
1と、このレリース孔21に連通して穿設されレ
リース孔21より大径の弁孔22とこの弁孔22
内に設けられ前記レリース孔21を開閉する弁体
23と、前記弁孔22内に圧入固定され弁体23
がレリース孔21を開放動作した時に当設する一
端面により弁体23のストロークを規制する円筒
状の弁ストツパ24と、一端部が前記弁ストツパ
24の他端内周部に圧入接続されると共に他端部
が密閉ケース10にロー付接合されたガイドパイ
プ25を貫通して延出され、このガイドパイプ2
5の外端部に接合されたレリースパイプ26とか
ら構成されている。前記レリース孔21の内端部
には弁体23が当設する弁座部21aが形成され
ている。
する容量制御機構20が設けられている。この容
量制御機構20はシリンダ室12に開口するよう
にシリンダ13の側壁に穿設されたレリース孔2
1と、このレリース孔21に連通して穿設されレ
リース孔21より大径の弁孔22とこの弁孔22
内に設けられ前記レリース孔21を開閉する弁体
23と、前記弁孔22内に圧入固定され弁体23
がレリース孔21を開放動作した時に当設する一
端面により弁体23のストロークを規制する円筒
状の弁ストツパ24と、一端部が前記弁ストツパ
24の他端内周部に圧入接続されると共に他端部
が密閉ケース10にロー付接合されたガイドパイ
プ25を貫通して延出され、このガイドパイプ2
5の外端部に接合されたレリースパイプ26とか
ら構成されている。前記レリース孔21の内端部
には弁体23が当設する弁座部21aが形成され
ている。
又、前記弁体23は第5図および第6図に示す
ように円板状部材の外周部に複数個の小孔23
a、切欠23bが設けられており、この小孔23
a、切欠23bは前記弁座部21aよりも外側に
位置し、弁ストツパ24の内周面より内側に臨む
ように形成されている。さらに、弁ストツパ24
の外周面の略中央部には一定幅の圧入部24aが
形成され、その両側はこれよりわずかに小径に形
成されて寸法管理および圧入力等の管理が容易に
なるようにされている。
ように円板状部材の外周部に複数個の小孔23
a、切欠23bが設けられており、この小孔23
a、切欠23bは前記弁座部21aよりも外側に
位置し、弁ストツパ24の内周面より内側に臨む
ように形成されている。さらに、弁ストツパ24
の外周面の略中央部には一定幅の圧入部24aが
形成され、その両側はこれよりわずかに小径に形
成されて寸法管理および圧入力等の管理が容易に
なるようにされている。
さらに、この弁ストツパ24の他端外周部には
圧入時の圧入深さの位置決めとなるツバ部24b
が形成されていると共に、内周面にはテーパー部
24cが設けられている。さらに、前記レリース
パイプ26の一端外周面には前記弁ストツパ24
のテーパー部24cに対応するテーパー部26a
が形成ており、レリースパイプ26はこのテーパ
ー部24c,26aによりテーパー圧入されるよ
うになつている。
圧入時の圧入深さの位置決めとなるツバ部24b
が形成されていると共に、内周面にはテーパー部
24cが設けられている。さらに、前記レリース
パイプ26の一端外周面には前記弁ストツパ24
のテーパー部24cに対応するテーパー部26a
が形成ており、レリースパイプ26はこのテーパ
ー部24c,26aによりテーパー圧入されるよ
うになつている。
前記実施例に示した密閉形圧縮機の容量制御機
構20は弁ストツパ24を弁孔22内に圧入固定
するようにしたので、シリンダ13を密閉ケース
10内に組込む前に弁体23と弁ストツパ24を
弁孔22内に装着することができる。
構20は弁ストツパ24を弁孔22内に圧入固定
するようにしたので、シリンダ13を密閉ケース
10内に組込む前に弁体23と弁ストツパ24を
弁孔22内に装着することができる。
従つて、密閉ケース内にシリンダを組込んだ後
に密閉ケースの外側からガイドパイプを介して装
着する従来のものに比べて装着作業性が良い。
に密閉ケースの外側からガイドパイプを介して装
着する従来のものに比べて装着作業性が良い。
また、弁ストツパ24の弁孔22内への圧入
は、弁ストツパ24の外周面に形成した比較的短
い圧入部24aによつて行われると共に、この圧
入部24aよりわずかに小径の一端部が弁孔22
内に容易に入り込んで圧入時の案内の作用を果す
ためこの圧入作業は従来のものに比べて比較的容
易に行うことができる。
は、弁ストツパ24の外周面に形成した比較的短
い圧入部24aによつて行われると共に、この圧
入部24aよりわずかに小径の一端部が弁孔22
内に容易に入り込んで圧入時の案内の作用を果す
ためこの圧入作業は従来のものに比べて比較的容
易に行うことができる。
さらに、弁ストツパ24の他端外周部に形成さ
れたツバ部24bが圧入深さを制限する位置決め
作用を果たすため、弁ストツパ24は常に同じ位
置に装着され、弁体23のストロークは一定にな
る。
れたツバ部24bが圧入深さを制限する位置決め
作用を果たすため、弁ストツパ24は常に同じ位
置に装着され、弁体23のストロークは一定にな
る。
また、本体23の外周部の規制は弁孔22の内
周面で直接行うため弁ストツパで規制する従来の
ものに比べて、弁孔22を小径にできるので、密
閉ケース10にロー付接合されるガイドパイプの
径も小さくなる。従つて、ロー付接合時の密閉ケ
ースの加熱量を小さくでき、密閉ケースの変形も
小さくできる。
周面で直接行うため弁ストツパで規制する従来の
ものに比べて、弁孔22を小径にできるので、密
閉ケース10にロー付接合されるガイドパイプの
径も小さくなる。従つて、ロー付接合時の密閉ケ
ースの加熱量を小さくでき、密閉ケースの変形も
小さくできる。
さらに、弁ストツパ24とレリースパイプ26
の圧入接続はテーパー圧入になり、圧入作業が容
易であると共に圧入部のシール性も向上できる。
従つて、安定した性能を有する密閉形圧縮機を容
易に得ることができる。
の圧入接続はテーパー圧入になり、圧入作業が容
易であると共に圧入部のシール性も向上できる。
従つて、安定した性能を有する密閉形圧縮機を容
易に得ることができる。
なお、レリースパイプ26の他端部は、冷凍サ
イクルの高圧側および低圧側に選択的に接続さ
れ、大容量運転を行う場合には高圧側に接続され
て弁体23を高圧力により弁座部21aに当接さ
せレリース孔21を閉じると共に、小容量運転を
行う場合には低圧側に接続されて弁体23がレリ
ース孔21を開いてシリンダ室12内の冷媒の一
部が冷凍サイクルの低圧側にバイパスされるよう
になつている。
イクルの高圧側および低圧側に選択的に接続さ
れ、大容量運転を行う場合には高圧側に接続され
て弁体23を高圧力により弁座部21aに当接さ
せレリース孔21を閉じると共に、小容量運転を
行う場合には低圧側に接続されて弁体23がレリ
ース孔21を開いてシリンダ室12内の冷媒の一
部が冷凍サイクルの低圧側にバイパスされるよう
になつている。
第7図は本考案の他の実施例を示したもので、
弁ストツパ24の内周面にスプリング係止部24
bを設け、この弁ストツパ24と弁体23間にス
プリング27を配置して弁体23の揺動を防止す
るようにしたものである。
弁ストツパ24の内周面にスプリング係止部24
bを設け、この弁ストツパ24と弁体23間にス
プリング27を配置して弁体23の揺動を防止す
るようにしたものである。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案は弁ストツパとレ
リースパイプとの圧入接続をテーパー圧入とした
ので、圧入作業が容易であると共に圧入部のシー
ル性も向上できる。
リースパイプとの圧入接続をテーパー圧入とした
ので、圧入作業が容易であると共に圧入部のシー
ル性も向上できる。
また、弁ストツパを弁孔内に圧入固定するよう
にし、シリンダを密閉ケース内に組込む前に弁体
と弁ストツパを弁孔内に装着することができ、し
かも弁ストツパに設けられたツバ部によつてその
圧入位置を一定にでき、従来のものに比べて装着
作業性および組立て精度が向上した。
にし、シリンダを密閉ケース内に組込む前に弁体
と弁ストツパを弁孔内に装着することができ、し
かも弁ストツパに設けられたツバ部によつてその
圧入位置を一定にでき、従来のものに比べて装着
作業性および組立て精度が向上した。
また、弁体の外周部の規制は弁孔の内周面で直
接行うため弁ストツパで規制する従来のものに比
べて、弁孔が小さく、さらに密閉ケースにロー付
接合されるガイドパイプも小径となり、ロー接合
時の密閉ケースへの加熱量を少なくでき、密閉ケ
ースの変形も小さくできる。
接行うため弁ストツパで規制する従来のものに比
べて、弁孔が小さく、さらに密閉ケースにロー付
接合されるガイドパイプも小径となり、ロー接合
時の密閉ケースへの加熱量を少なくでき、密閉ケ
ースの変形も小さくできる。
従つて、安定した性能を有する密閉形圧縮機を
容易に得ることができる。
容易に得ることができる。
第1図は本考案の従来例に係る密閉形圧縮機の
要部断面図、第2図は弁ストツパの斜視図、第3
図は本考案の一実施例に係る密閉形圧縮機の横断
面図、第4図は第3図の要部拡大断面図、第5図
および第6図は弁体のそれぞれ異なる実施例に係
る平面図、第7図は本考案の他の実施例に係る密
閉形圧縮機の要部断面図を示したものである。 10……密閉ケース、12……シリンダ室、1
3……シリンダ、20……容量制御機構、21…
…レリース孔、22……弁孔、23……弁体、2
4……弁ストツパ、24b……ツバ部、24c…
…弁ストツパのテーパー部、25……ガイドパイ
プ、26……レリースパイプ、26a……レリー
スパイプのテーパー部。
要部断面図、第2図は弁ストツパの斜視図、第3
図は本考案の一実施例に係る密閉形圧縮機の横断
面図、第4図は第3図の要部拡大断面図、第5図
および第6図は弁体のそれぞれ異なる実施例に係
る平面図、第7図は本考案の他の実施例に係る密
閉形圧縮機の要部断面図を示したものである。 10……密閉ケース、12……シリンダ室、1
3……シリンダ、20……容量制御機構、21…
…レリース孔、22……弁孔、23……弁体、2
4……弁ストツパ、24b……ツバ部、24c…
…弁ストツパのテーパー部、25……ガイドパイ
プ、26……レリースパイプ、26a……レリー
スパイプのテーパー部。
Claims (1)
- シリンダ室を形成するシリンダ側壁に設けられ
た容量制御機構により圧縮機の運転容量を制御す
る密閉形圧縮機において、前記シリンダ室に開口
するレリース孔と、このレリース孔に連通してシ
リンダ側壁に穿設されレリース孔よりも大径の弁
孔と、この弁孔内に設けられ前記レリース孔を開
閉する弁体と、前記弁孔内に圧入固定され一端面
で前記弁体のストロークを規制するとともに他端
外周部にツバ部および内周面にテーパー部を有す
る円筒状の弁ストツパと、一端部にテーパー部が
形成されて前記弁ストツパのテーパー部に圧入接
続されると共に他端部が密閉ケースに接合された
ガイドパイプを貫通して延出されガイドパイプの
外端部に接合されたレリースパイプとからなる容
量制御機構を有することを特徴とする密閉形圧縮
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11558383U JPS6024891U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 密閉形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11558383U JPS6024891U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 密閉形圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6024891U JPS6024891U (ja) | 1985-02-20 |
JPH0133835Y2 true JPH0133835Y2 (ja) | 1989-10-13 |
Family
ID=30266760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11558383U Granted JPS6024891U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 密閉形圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024891U (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5776296U (ja) * | 1980-10-29 | 1982-05-11 | ||
JPS57160989U (ja) * | 1981-04-03 | 1982-10-08 |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP11558383U patent/JPS6024891U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6024891U (ja) | 1985-02-20 |
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