JPH0132890Y2 - - Google Patents

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JPH0132890Y2
JPH0132890Y2 JP7876382U JP7876382U JPH0132890Y2 JP H0132890 Y2 JPH0132890 Y2 JP H0132890Y2 JP 7876382 U JP7876382 U JP 7876382U JP 7876382 U JP7876382 U JP 7876382U JP H0132890 Y2 JPH0132890 Y2 JP H0132890Y2
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JP
Japan
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brush
circumferential surface
brush material
ring
ring receiving
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JP7876382U
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JPS58181232U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は碗形、傘形又は円板形の回転ブラシの
ブラシ折損防止機構に関するものである。
従来から使用されている碗形又は傘形のブラシ
は第1図A図に示すように、二つ折したブラシ材
1基部を植込み金具に植込み、これを碗形又は傘
形の保持金具2の中に嵌め込み、締付金具で締付
けてブラシ材1を保持させたものであり、又第1
図B図に示すように円板形回転ブラシは同様のブ
ラシ材1を中心部から放射方向に延ばして先端が
円形となるように植込み、その中心部のブラシ材
1基部両側面へ保持金具2を充がつて締付金具で
ブラシ材1を締付保持させたもので、何れの場合
も保持金具2の周縁2′でブラシ材1が摺擦しつ
つ折れ曲り、更に回転ブラシ使用時に掛る圧力
や、ブラシの高速回転により発生する振動、衝撃
によつて、ブラシ材1が保持金具2の周縁2′と
当接する部分より外側に腰折されて切断するもの
が多く発生し、これが周囲に飛散して作業に支障
を来すのみならず、回転ブラシの寿命を縮め、又
そのブラシ原形が変形し芯振れを惹起して研磨作
業に支障を来すなどの問題点があつた。
上記の回転ブラシの欠点であるブラシ材の折
損、飛散を防止するために、ブラシ保持金具とブ
ラシ材との間に全面的にゴムシートを介在させ
て、シート外縁を保持金具の周縁部に延在させ
て、保持金具周縁とブラシ材側面が接触しないよ
うにしたものがあるが、ゴムシート自体が縁部か
ら裂断されて飛散したり、ブラシ材の保持が充分
でない欠点があり、又ゴムシートの介在のため回
転ブラシのコストアツプを招く等の欠点があつ
た。
又アルミニウム製の保持金具をブラシ材の側面
先端付近まで被せ、ブラシ材の摩耗に従い保持金
具も摩耗するようにして常にブラシ材側面を蔽
い、ブラシ材の折損を防止するようにした回転ブ
ラシもあるが、保持金具が高速回転によつて裂損
して囲りに飛散したり、或は容易につぶれ、変形
を来して芯振れを起す等の欠点があり、より高価
ともなる。
本考案は上記したブラシ折損等の問題点を改善
するために提供されたもので、碗形、傘形、又は
円板形の保持金具でブラシ材基部を保持させた回
転ブラシに於て、ブラシを保持する保持金具開口
部の周縁部に環状のリング受部を設け、該リング
受部内周面に断面円形の弾性リングを嵌着してブ
ラシ材腰部周面を緊締する構成とし、保持金具周
縁とブラシ材腰部周面との接触を防止しつつ、ブ
ラシ材に対し弾性締付作用を及ぼすことにより弾
性リングによる両者間の緩衝機能を効果的に発揮
させブラシ材の折損、飛散を防止し、ブラシ材の
拡開癖をも防止するようにした回転ブラシを提供
する。
以下本考案の具体的実施例について図により説
明する。
第2、第3図は本考案の前記回転ブラシ中碗形
の回転ブラシに実施した場合を例示したもので、
前記したようにブラシ材1基部を碗形の保持金具
2で保持させたものである。
碗形の保持金具2には開口部周縁部を外方に湾
曲させつつ上方に立上げて環状のリング受部3を
形成すると共に、該環状のリング受部3の内周面
とこれに対向するブラシ材腰部外周面との間に環
状のリング収容溝5を形成し、該環状リング収容
溝5内に断面が円形の弾性リング4を嵌着する。
弾性リング4はその外周面4bを上記環状リン
グ受部3の内周面にて支承されると共に、同弾性
ハング内周面4aを上記ブラシ材腰部外周面に密
着させ、同リング4の収縮弾性にて同ブラシ材1
腰部を結縛する。即ち弾性リング4は上記環状リ
ング収容溝5内に嵌着されることによりブラシ材
1の円周に密着して巻締されつつ、緊縛力を生じ
てブラシ材1を保持し、又ブラシ使用時のブラシ
材拡開、振動、衝撃に対し良好な緩衝機能を果す
と共に、ブラシ保持金具周縁2′とブラシ材1腰
部周面との接触を防止する。
又第6図に示すように保持金具の端部周縁(リ
ング受部3の端部周縁)2′は弾性リング4の突
出部外表面よりも下方に位置する如く形成する。
換言すればリング受部3から露出する弾性リング
4の外表面部を上記リング受部3の端部周縁から
環状に突出させる。この場合、リング受部3の端
部周縁2′を弾性リング4の円形断面の中心Oよ
りも上方にあるように位置づけして形成し、リン
グ4がブラシ使用時ブラシ材側圧にて常にリング
受部3底部へ押圧されるようにするのが好まし
い。
上記弾性リング4はリング受部3内周面に接着
剤で補強付けしてもよい。又リング素材として耐
油性、弾性の点よりニトリルゴム、ウレタンゴム
等のゴムリングが適している。
第4図、第5図は本考案を円板形の回転ブラシ
に実施した例を示し、ブラシ材1を同様な円形の
保持金具2,2で挟持させたものである。円形の
保持金具2,2は内れも開口部周縁に環状の前記
リング受部3,3及びリング収容溝5を有してお
り、該リング受部3,3の内周面にはブラシ材1
腰部周面と密接緊締する弾性リング4,4が嵌着
され、上記実施例と同様ブラシ材1の側方への折
曲に対処する構成となつている。
上述のようにブラシ保持金具の開口部周縁部を
折曲加工して環状のリング受部3を設けると共
に、環状リング収容溝5を形成し、該環状リング
収容溝5内に弾性リング4を嵌着し、ブラシ材腰
部周面を緊締しつつ、リング外周面を上記リング
受部3内周面に支承させ、弾性リングの外表面部
を上記リング受部の端部周縁から環状に突出させ
ることにより、ブラシ保持金具周縁とのブラシ材
との接触を的確に防止し、保持金具周縁とブラシ
材が摺擦して折損するのを良好に防止することが
でき、ブラシ材の拡開癖も的確に防止できる。
又、回転ブラシ使用時に掛る強圧や、碗形、傘
形、円板形ブラシの高速回転により発生する振動
や衝撃もリングの弾性により吸収され、同時に上
記の如くブラシ材1が外側に曲げられても保持金
具2の周縁に当接することがなく、ブラシ材1は
弾性リング4との接触部で緩やかに曲げられ、エ
ツジ部での折曲による場合のような切損及び折損
を効果的に防止することができるものである。
従つて切損したブラシ材が周囲に飛散したり、
或は回転ブラシが変形して芯振れしたりするのを
確実に防止することができ、常に最良の状態でブ
ラツシング作業に供することができる。更に弾性
リング4はブラシ保持金具開口部周縁部にリング
収容溝5を設けて嵌着され、リング受部3にてそ
の外周面に支承されるため、外れて飛出る恐れも
全くなく安全に使用することができる。又弾性リ
ングをリング収容溝5内へブラシ本体組立後単に
嵌着し装着でき、別部品にリングを貼付け、保持
金具に取り付ける等の煩雑さを要せず、組立が容
易で簡単な構造にして所期の効果を達成し得るも
のである。
又本考案においては、弾性リングが断面円形に
して且つブラシ材腰部に緊締力を生じる構成とし
ているので、ブラシの拡開(使用時)、収束(使
用後)がリング4の収縮弾性の作用下で効果的に
行われ、研磨能力の低下と寿命低下、或はブラシ
材折損につながる毛倒れを有効に防止する。従来
の回転ブラシでは外円部のブラシ材が外へ開いて
疎となり所謂バラケを生じて折損を招きがちであ
るが、ゴムリングによる収束効果が働いて上記ブ
ラシ材のバラケを可及的に防止し、従つてブラシ
材折損を効果的に防止できた。
本考案は総じて、従来の各種のブラシ折損防止
機構に比べ、より軽量、安全且つローコストの単
純なる機構にしてブラシ材折損防止効果の顕著な
回転ブラシを提供できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転ブラシを示すもので、同A
図は碗形ブラシの側面図、同B図は円板形ブラシ
の側面図、第2図以降は本考案の実施例を示し、
第2図は本考案の碗形ブアラシに実施した同斜視
図、第3図は同一部切欠した側面図、第4図は本
考案を円板形ブラシに実施した同斜視図、第5図
は同一部切欠した側面図、第6図はリング受部付
近の拡大断面図である。 1……ブラシ材、2……ブラシ保持金具、2′
……保持金具端部周縁、(リング受部端部周縁)、
3……リング受部、4……弾性リング、5……リ
ング収容溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 碗形、傘形、又は円板形の保持金具でブラシ材
    基部を保持させた回転ブラシにおいて、ブラシ材
    を保持する上記保持金具の周縁部を外方に曲げ更
    に上方に立上げて環状リング受部を形成すると共
    に、該環状リング受部の内周面とこれに対向する
    ブラシ材腰部外周面との間に環状のリング収容溝
    を形成し、該環状リング収容溝内に断面円形の弾
    性リングを嵌着し、該弾性リングの外周面を上記
    環状リング受部の内周面にて支承すると共に、同
    弾性リング内周面を上記ブラシ材腰部外周面に密
    着させ、更に上記リング受溝から露出せる弾性リ
    ングの外表面部を上記リング受部の端部周縁から
    環状に突出させる構成としたことを特徴とする回
    転ブラシ。
JP7876382U 1982-05-28 1982-05-28 回転ブラシ Granted JPS58181232U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7876382U JPS58181232U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 回転ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7876382U JPS58181232U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 回転ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58181232U JPS58181232U (ja) 1983-12-03
JPH0132890Y2 true JPH0132890Y2 (ja) 1989-10-06

Family

ID=30087963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7876382U Granted JPS58181232U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 回転ブラシ

Country Status (1)

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JP (1) JPS58181232U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0639627Y2 (ja) * 1987-02-06 1994-10-19 株式会社角田ブラシ製作所 回転式床面清掃ブラシ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58181232U (ja) 1983-12-03

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