JPH0639627Y2 - 回転式床面清掃ブラシ - Google Patents

回転式床面清掃ブラシ

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JPH0639627Y2
JPH0639627Y2 JP1987015526U JP1552687U JPH0639627Y2 JP H0639627 Y2 JPH0639627 Y2 JP H0639627Y2 JP 1987015526 U JP1987015526 U JP 1987015526U JP 1552687 U JP1552687 U JP 1552687U JP H0639627 Y2 JPH0639627 Y2 JP H0639627Y2
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JP
Japan
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brush
cleaning brush
floor cleaning
base
buffer
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Application number
JP1987015526U
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JPS63123138U (ja
Inventor
昭 角田
Original Assignee
株式会社角田ブラシ製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、台盤の下面にブラシが植毛され、この台盤
を回転することにより床面を清掃する回転式清掃ブラシ
に関する。更に詳しくは、該ブラシの回転作動に伴う壁
面その他設置物の破損の防止に関する。
[従来の技術] 回転式床面清掃具として従来よりパッドが使用されてい
る。しかし、凹凸のある床面では凹凸に対する追従性が
悪く、十分な清掃ができない。また、操作が重く、かつ
目づまりを起こす等の種々の問題点がある。
このため、近年、次第にブラシ式のものが普及しつつあ
る。このものは、台盤の下面にブラシが植毛されたもの
であり、ブラシのフィラメントがポリアミドを基材とし
てシリコン・カーバイトまたは酸化アルミの研磨砥粒を
30〜40%混入させたものであり、耐久性並びに柔軟性に
優れている。このため、あらゆる凹凸面にも追従し、か
つ、目づまりがなく、操作性が良好である。
しかしながら、この回転式ブラシにおいて、ブラシの回
転に伴い壁面その他の設置物に台盤が衝突し、これらを
破損するという問題がある。
更にまた、床面に散布される洗浄液が該ブラシの回転に
より飛散し、作業者に跳ねを飛ばす等使い勝手が極めて
悪いという問題点がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は上記実情に鑑みなされたものであり、回転式
床面清掃ブラシにおいて壁面等の破損防止を有効になす
とともに、床面に散布される洗浄液の飛散防止をなす方
法を講じることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の回転式床面清掃ブラシは上記目的を達成するた
め、次の構成(技術的手段)を採る。すなわち、下面に
ブラシを植毛した円板状の台盤を回転させて床面を清掃
する回転式床面清掃ブラシにおいて、前記台盤の外周に
は溝が周方向に凹設され、この溝に弾圧的に係合する円
環状にして膨径状の緩衝部を有し、この緩衝部より所定
の肉厚をもって下方に一体的に垂設され、かつ、内方へ
折り曲げられて鍔部を形成し、前記緩衝部と前記鍔部と
をもって前記台盤の下方外縁に弾圧的に係合され、前記
折曲げ部より下方に前記ブラシの長さに等しい薄肉状の
スカート部が弾性素材をもって形成されてなる、ことを
特徴とする輪状の緩衝バンドが装着されてなる回転式床
面清掃ブラシ。
〔作用〕
台盤の回転に伴い、床面清掃ブラシは回転清掃を行う
が、台盤が壁面その他の設置物に衝突しても台盤の外周
に装着された緩衝バンドの緩衝部により緩衝作用を発揮
し、壁面等を破損することがない。
また、床面に散布された洗浄液は回転するブラシにより
飛散するが、緩衝バンドのスカート部により封じ込めら
れ、清掃ブラシより外側へ飛び出ることはない。
使用によりブラシは次第に磨耗により減少してゆくが、
バンドのスカート部も同時に磨耗し、常に床面に接す
る。
〔効果〕
本考案の回転式床面清掃ブラシは上記構成よりなり作用
を奏するものであるので、以下の特有の効果を有する。
本緩衝バンドにより壁面等への衝突の衝撃が弱めら
れ、清掃ブラシ本体の機構も保護され、故障が起きにく
い。
スカート部により洗浄液の飛散防止が図られ、作業者
に跳ねを飛ばすことなく、かつ、床面を汚染することが
ないので、清潔な清掃作業を実施することができる。
既存の回転式床面清掃ブラシにそのまま緩衝バンドを
装着するだけでよいので便利である。
[実施例] 本考案の回転式床面清掃ブラシの実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図及び第2図はその実施例を示す。すなわち、第1
図は全体図、第2図は取付け状態の部分拡大断面図であ
る。
清掃ブラシ1は台盤2とブラシ3とからなり、台盤2は
木製または塩化ビニル樹脂製であり、その中央に円孔5
をもつ円板体をなす。
台盤2の円孔5には取付け金具6が木ねじにより固定さ
れ、この金具6を介して公知の電動モータを内蔵した駆
動体(図示せず)により台盤2ひいては清掃ブラシ1が
回転される。駆動体にはハンドルが取り付けられてお
り、該ハンドルを操作して清掃ブラシ1を移動する。ま
た、台盤2の外周には後記する緩衝バンド10を装着する
溝8が形成されている。
ブラシ3は台盤2の下面に複数列(5〜7列)の同心円
状にわたって埋め込まれる。すなわち、台盤2の下面に
穿設された孔にブラシのフィラメントが固定具を介して
固着される。
ブラシ3のフィラメントは、ポリアミド(商標名「ナイ
ロン」、特にはナイロン66)を基材としてシリコン・カ
ーバイトまたは酸化アルミの研磨砥粒を30〜40%混入さ
せたものである。このものは、柔軟性に富み、かつ研磨
能力に優れている。
緩衝バンド10は弾性素材よりなり、台盤2の外周の溝8
に弾性力をもって装着される。弾性素材として天然ゴ
ム、合成ゴム、あるいは軟質の合成樹脂材(例えば軟質
塩化ビニル樹脂)が選ばれる。
このようにした清掃ブラシ1の使用時において、回転す
る台盤2が壁面その他の設置物に衝突したとしても台盤
2の外周に装着された緩衝バンド10が緩衝作用を発揮し
て、壁面等に損傷を与えることはない。
第3図は緩衝バンドの他の実施例を示す。
この実施例の緩衝バンド15は台盤2の外周縁部に嵌着さ
れる態様を採る。すなわち、弾性素材よりなる緩衝バン
ド15はその弾性力により台盤2を締め付けて容易に外れ
ることはない。第3図(a)のものは外側面16が直円筒
形状をなすが、膨出状17(鎖線表示)に形成されてもよ
い。第3図(b)は外側面の中央に円周方向に連続する
半円状の突条18を有する緩衝バンドを示す。
第4図に緩衝バンドの更に他の実施例を示す。
この緩衝バンド20は、上縁に形成された大径の緩衝部21
と該緩衝部21の下方に垂設される所定厚の肉厚部22と該
肉厚部22の下縁より内方に折り曲げられた鍔部23と該鍔
部23の下面より垂設されるスカート部24とからなり、こ
れらは弾性素材をもって一体的に形成される。
緩衝部21は先の実施例の緩衝バンド10の形態・機能と同
様であり、台盤2の溝8に装着される。
緩衝部21と鍔部23とは肉厚部22を介して台盤2の下縁部
を弾圧部に挟着し、容易に外れることなく固定保持す
る。
スカート部24は鍔部23の下方に連設され、薄肉に形成さ
れる。このスカート部22は洗浄後等の飛沫の飛散防止を
なす。
床面の清掃において、駆動体を駆動して清掃ブラシ1を
回転させる。壁面との衝突に伴う緩衝作用は緩衝バンド
20の緩衝部21によりなされる。ブラシ3は互いに間隔を
あけて植設されているので目づまりを起すことはない。
このとき、洗浄後は回転するブラシ3により飛散される
が、緩衝バンド20のスカート部24により封じ込められ、
清掃ブラシ1より外側へ飛び出ることはない。
使用によりブラシ3は次第に磨耗により減少してゆく
が、バンド20のスカート部24も同時に磨耗し、常に床面
に接する。
バンド20のスカート部24の磨耗がブラシ3の磨耗に比べ
小さいときには、スカート部24の内面又は外面に周方向
にわたって複数段の切れ目25が入れられ、容易にこの切
れ目25に沿って破断することができる。
このように、この実施例の緩衝バンド20は、壁面等の破
損防止と洗浄後の飛散防止との両機能を有し、装着自在
の弾性バンドとして多機能を発揮する。
上述した実施例において、合成ゴム、硬質合成樹脂より
なる緩衝バンドに顔料、染料等を加え着色し、その色に
より石材系床の洗浄用(茶または黒)、一般洗浄用
(緑)、つやだし用(白)等と色分けを図ることができ
る。着色剤を加えられた緩衝バンドにあっては摩耗によ
っても色を失われず、長期にわたって色分けを保持する
ことができる。
また、台盤が塩化ビニル樹脂であるときには、成形時に
着色剤によって容易に色分け化が可能であり、上記の緩
衝バンドの着色と相まって色分け化を一層鮮明に行うこ
とができる。更に、ブラシのフィラメントを染色するこ
とによって色分け化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の回転式床面清掃ブラシの一実施例を示
し、第1図はその分解立体図、第2図はその要部の部分
断面図、第3図は他の実施例の一部断面図、第4図は更
に他の実施例の一部断面図である。 1…回転式清掃ブラシ、2…台盤、3…ブラシ、10,15,
20…緩衝バンド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面にブラシを植毛した円板状の台盤を回
    転させて床面を清掃する回転式床面清掃ブラシにおい
    て、 前記台盤の外周には溝が周方向に凹設され、 この溝に弾圧的に係合する円環状にして膨径状の緩衝部
    を有し、この緩衝部より所定の肉厚をもって下方に一体
    的に垂設され、かつ、内方へ折り曲げられて鍔部を形成
    し、前記緩衝部と前記鍔部とをもって前記台盤の下方外
    縁に弾圧的に係合され、前記折曲げ部より下方に前記ブ
    ラシの長さに等しい薄肉状のスカート部が弾性素材をも
    って形成されてなる、 ことを特徴とする輪状の緩衝バンドが装着されてなる回
    転式床面清掃ブラシ。
  2. 【請求項2】スカート部には周方向にわたって複数段の
    切れ目が入れられてなる請求項1に記載の回転式床面清
    掃ブラシ。
JP1987015526U 1987-02-06 1987-02-06 回転式床面清掃ブラシ Expired - Lifetime JPH0639627Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987015526U JPH0639627Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06 回転式床面清掃ブラシ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987015526U JPH0639627Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06 回転式床面清掃ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63123138U JPS63123138U (ja) 1988-08-10
JPH0639627Y2 true JPH0639627Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=30806541

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987015526U Expired - Lifetime JPH0639627Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06 回転式床面清掃ブラシ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5515174B2 (ja) * 2010-03-03 2014-06-11 株式会社アイセン 清掃具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58181232U (ja) * 1982-05-28 1983-12-03 高島 「峰」男 回転ブラシ

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Publication number Publication date
JPS63123138U (ja) 1988-08-10

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