JPH01321234A

JPH01321234A - シート材搬送装置

Info

Publication number: JPH01321234A
Application number: JP15644688A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Yagi; 正八木
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-06-23
Filing date: 1988-06-23
Publication date: 1989-12-27
Anticipated expiration: 2012-06-11
Also published as: JP2619920B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分計本発明は、複写機、画像記録装置等の画像形成装置に用
いられるシート材搬送装置（ζ係り、詳しくは、レジス
トローラ対にシート材を案内する案内部材を有するシー
ト材搬送装置に関する。

（ロ）　従来の技術従来、複写機、画像記録装置等の画像形成装置は、画像
形成部とシート材収納部との間に、同期搬送手段として
レジストローラ対をＩｓ又でおり、シート材収納部から
画像形成部に給送するシート材を画像形成部の画像形成
動作に同期して給送する。

ここで、従来のシート材搬送装置を第７図に示して説明
すると、シート材収納部１から給紙ローラ２と分離パッ
ド３とによって、シート材Ｐを一枚づつ取り出して、上
・下ガイド板４，５を介してレジストローラ対６，７に
給送するが、これを更に詳しく説明すると、上記のレジ
ストローラ対６．７は、レジスト上ローラ６及びレジス
ト下ローラ７からなり、レジスト上ローラ６ば金属等の
周面摩擦の小さい材質で作られ、レジスト下ローラ７は
ゴム等の周面′ｇＬ擦の大きい材質で作られており、シ
ー！−材収納部１の給紙ローラ２等で給送されたシート
材Ｐが上・下ガイド板４，５に案内されて、上述のレジ
スト上ローラ６とレジスト下ローラ７の接合部（以下、
ニップという）に当接するが、該レジストローラ対６，
７に当接したシー１−材Ｐは、その先端の進行がニップ
部で規制されて、ループを形成し、先端のアライメント
をとられて待機し、画像形成部の画像形成動作にタイミ
ングをとって回転を開始するレジストローラ対６．７に
挾持されて給送される。

前記レジストローラ対６，７にシート材Ｐを案内する前
記上・下ガイド板４，５のレジストローラ対側の先端部
は、シート材Ｐの先端がレジストローラ対にスムーズに
噛み込まれるように、上ガイド板４と下ガイド板５との
水平のギャップｔが設けられ、例えば１．５ｍｍ〜２胴
程度に調整されており、シート材の上下方向の移動及び
進行方向の姿勢を規制する機能を有するが、その規制部
分のシート材Ｐの縦方向の距ｇＩＬは、封筒・ハガキ等
の厚紙と普通紙との区別はなく、一定距離りに固定され
ている。

Ｔ、Ｉ→　発明が解決しようとする課題ところで、前述
した従来の装置でも、例えば６０〜９０　ｇ　／　ｍ’
程度の普通紙に対しては、正常にレジスト機能を有する
が、封筒・ハガキ等の厚紙に対しては、レジストローラ
対６，７部分でジャムを発生したり、斜行したりして印
字位置精度が下がるという問題点が生じていた。これは
、厚紙は腰が強い為に、用紙先端はニップ部までは比較
的スムーズに到達するが、ループを形成する段になって
、普通紙のように滑らかなループが形成できず、第８図
に示すようにＡ点で折れて腰くだけになる場合があり、
この場合には、レジス）・ローラ対６，７が回転しても
、用紙Ｐがスムーズに進行せず、ジャムになったり斜行
したりするためである。

（ハ）課題を解決するための手段本発明は、上述課題を解消することを目的とするもので
あって、例えば第１図を参照して示すと、シート材（Ｐ
）を取り出し給送する手段（２）。

（３）と、給送されたシー！・材を案内する案内部材（
４）、（５）、（８）と、案内部材に近接して所定のタ
イミングでシーＩ・材を給送するレジストローラ対（６
）、（７）　とを有するシート材搬送装置において、レ
ジストローラ対（６）、（７）の直前でシート材の上下
方向の移動を規制する部分（Ｌ）を有し、該規制部分の
シート材給送方向の距離（Ｌ）　、　　（Ｌ’）を変化
させる手段（４）。

（５）、（８）を設けたことを特徴とするものであって
１、更に具体的には上記案内部材は上・下ガイド板（４
）　Ｐ　　（５）　　とからなり、上・下ガイド板（４
）、（５）のどちらか一方に膨出部（４３）を設け、前
記規制部分の距離を中央部が短か（（Ｌ′）側部で長＜
　　（Ｌ）　Ｌ、て二段に変化させろことを特徴とする
ものであり、他にも、案内部材は上・下ガイド板（４）
、（５）と補助ガイド板（８）とからなり、上・下ガイ
ド板（４）、（５）のどちらか一方には上記補助ガイド
板（８）を付設し、補助ガイド板の水平部（８１）は出
没自在として、前記規制部分の距ｇｉ　（Ｌ）　、　　
（Ｌ’）を変化させることを特徴とするものである。

（ホ）　作用上述構成に基づき、案内部材でのシート材（Ｐ）。

（Ｐ′）の先端の姿勢を規制する部分の距離を、普通紙
の通過時には（Ｌ）として、例えば封筒・ハガキ等の厚
紙の通過時には通常より短か＜（Ｌ’）として、広範囲
なシー！・材の給送を可能とする。

（へ）実施例以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

第１実施例は、紙の搬送基準が中央基準の複写機であっ
て、紙カセット１ば第１図及び第２図に示すように、用
紙Ｐが積載されており、用紙Ｐの先端に接して給紙ロー
ラ２と分離パッド３が設けられ、その下流には上ガイド
板４と下ガイド板５とが設けられており、上・下ガイド
板４，５の先端に近接してレジストローラ対・６，７が
配置されている。

上記上・下ガイド板４，５のうち、下ガイド板５は平面
であり、上ガイド板４は水平平面部４１と斜行部４２，
４３，４４とからなるが、該斜行部４２，４３，４４は
、第３図の断面図に示すように、全体は同じ傾斜角の平
面４２．４３であるが、中央部は封筒・ハガキ等の厚紙
の最大幅Ｗ１よりも若干広い（例えば、左右５　ｍｍ程
度づつ広い）幅Ｗ３で上方に膨出しており、ガイド板４
の側部は従来と同様に普通紙幅を規制するに十分な幅Ｗ
２となっている。従って、ガイド板４の側部での水平部
４１の長さはＬとなり、中央部での水平部４１の長さは
Ｌ′となる。なお、膨出した斜行部４３の製作にあって
は、ガイド板４の材質が板金の場合には絞り加工等でよ
く、樹脂の場合には成形時の最初から一体に成形してお
けばよい。

本実施例は思上のような構成よりなるので、Ａ４．３４
等の普通紙や薄紙に於いては従来通り、紙カセットエに
収納された用紙Ｐが給紙ローラ２と分離バンド３とによ
って１枚づつ分ｍされて取り出され、給紙された用紙Ｐ
は上下ガイド板によって形成される搬送路のすき間に沿
ってレジストローラ対６，７のニップに当接して、ルー
プを形成し姿勢を正しくして待機し、画像形成部の画像
形成動作にタイミングをとって回転を開始するレジスト
ローラ対６，７によって次工程に給送されろ。

次に、第２図に示すように、封筒・ハガキ等の厚紙Ｐ′
が、紙カセット１から取り出され、上・下ガイド板４，
５に給紙されて、レジストローラ対６．７のニップに当
接すると、厚紙を上・下ガイド板の水平部で規制される
長さは短かいＬ′なので、自然な形でループが形成され
、従来例で生ずる腰くだけ（第８図のＡ）が生じず、レ
ジストローラ対６，７の後の工程でも用紙ｎは正常に搬
送されレジスト部でジャムも生じず、斜行も生じないの
で、印字位置の精度不良等のない良好な画像が得られる
。

次に、第２実施例を第４図および第５図に示して説明す
るが、上ガイド板４の構造を除いて、他は第１実施例と
同じである。上ガイド板４ば、水平部４１と斜行部４２
とを有し、中間に緩やかな斜行部４５が設けられ、水平
部４１の長さはＬ′であり、その近傍には長孔４６が設
けられている。

そして、マイラーシートやステンレス等の表面抵抗が少
なく、かつ可撓性のある材質で作られた補助ガイド板８
が、上ガイド板４の給紙部側に両面テープ９等により貼
りつけられ、レジストローラ対側の上記長孔４６に摺動
自在に差し込まれており、補助ガイド板８の摺動自在な
部分は水平部８１を構成しており、通常は上ガイド板４
の水平部４１と共に水平部の長さをＬとして、補助ガイ
ド板８の幅も上ガイド板４の幅とほぼ同じにしである。

本実施例は思上のような構成よりなるので、通常、補助
ガイド８は第４図のように用紙Ｐの先端の規制の長きは
Ｌとなって、普通紙や腰の弱い紙に対しては補助ガイド
８の弾性力が勝って、従来装置のガイド板と同様に機能
し、スムーズなレジスト機能を有する。

次に、封筒・ハガキ等の厚紙Ｐ′の場合１よ、第５図に
示すように、厚紙の腰の強さで補助ガイド８を上方に押
し上げ、上ガイド４の緩やがな斜行部４５に押し付けら
れ、水平部４１での用紙の規制する長さは実質的にＬ′
となり、スムーズなループを形成し、正常なレジスト機
能を発揮することとなる。

本実施例を前述の第１実施例と比べると、第】実施例の
上ガイド板４　（第３図）の厚紙Ｐ′に対する中央部の
膨出部４４の幅Ｗ３と、側部の斜行部４４のｖＡＷ２と
が固定的に設けられているために、ごく腰の弱い紙では
、用紙の先端が横方向に波打ったりしてレジストがスム
ーズに行われない場合がまれに発生したが、第２実施例
は、普通紙に対しても通紙域の全幅にわたって規制の長
さがＬとなるので、用紙の先端での波打ち等の発生がな
く、シート搬送基準が中央基準でも片側基準でも対応で
き、第１実施例のガイド部よりも価格が若干高くなるが
、５０　ｇ　／　ｍ’程度の極薄紙から封筒・ハガキ等
の厚紙まで、幅広い紙種にまで正常にレジスト機能を発
揮する。

以上、上ガイド板についてのみ、詳述したが、第３実施
例として第６図に示すように、下ガイド板５を第１実施
例の上ガイド板４と同様の構成、即ち、斜行部５１の上
方に膨出部５２を設けてもよいことは勿論であり、この
実施例においても下ガイド板５に第２実施例のように補
助ガイド板を設けてもよいことも勿論である。

（ト）　発明の詳細な説明したように、本発明によると、レジストローラ対
の直前の案内部材で、シート材の上下方向の移動を規制
する部分の距離を変化させることにより、普通紙の搬送
に全く影響されることな（、封筒・ハガキ等の厚紙の搬
送に際しても、ジャムや斜行を発生させることなく、ス
ムーズに搬送させることができ、印字位置精度を向上さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る第１実施例のシート材宍送装置の
側断面図であり、第２図は第１図の装置における厚紙搬
送時の状態を示す側断面図、第３図は第１図の■−■断
面図である。また、第４図（よ第２実施例の側断面図、
第５図はその厚紙搬送時の状態を示す側断面図であり、
第６図は第３実施例の側断面図である。第７図は従来例
の側断面図であり、第８図はその厚紙搬送時の状態を示
す側断面図である。Ｐ・用紙（シート材）　、　２・・・給紙ローラ　、３
・分離パッド　、　４・・・上ガイド板（案内部材）　
、　５・・下ガイド板（案内部材）　、６・・・レジス
ト上ローラ　、　　７・・レジスト下ローラ　、　８・
・補助ガイド板（案内部材）、。第１図第２図？第４図第５図第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】１、シート材を取り出し給送する手段と、給送されたシ
ート材を案内する案内部材と、案内部材に近接して所定
のタイミングでシート材を給送するレジストローラ対を
有するシート材搬送装置において、前記案内部材は、レジストローラ対直前でシート材の上下方向の移動を規制する部分を有し、該規
制部分のシート材給送方向の距離を変化させる手段を設
けたことを特徴とするシート材搬送装置。２、前記案内部材は上・下ガイド板からなり、該上・下
ガイド板のどちらか一方の中央部に膨出部を設け、前記
規制部分の距離を中央部で短かく側部で長くして二段に
変化させることを特徴とする請求項１記載のシート材搬
送装置。３、前記案内部材は上・下ガイド板と補助ガイド板とか
らなり、上・下ガイド板のどちらか一方には上記補助ガ
イド板を付設し、該補助ガイド板の水平部は出没自在と
して、前記規制部分の距離を変化させることを特徴とす
る請求項１記載のシート材搬送装置。