JPH0745087Y2 - プロッタの搬送経路 - Google Patents

プロッタの搬送経路

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JPH0745087Y2
JPH0745087Y2 JP1988045769U JP4576988U JPH0745087Y2 JP H0745087 Y2 JPH0745087 Y2 JP H0745087Y2 JP 1988045769 U JP1988045769 U JP 1988045769U JP 4576988 U JP4576988 U JP 4576988U JP H0745087 Y2 JPH0745087 Y2 JP H0745087Y2
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JP
Japan
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guide plate
plotter
roller
nip
transport
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JP1988045769U
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麦二郎 宇野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、トナー像をローラで定着するファクシミリ・
プロッタあるいは複写機のプロッタの搬送経路に関し、
特に、定着しわを出さず、かつ省スペースを実現するこ
とが可能なプロッタの搬送経路に関する。
従来技術 複写機のプロッタやファクシミリ・プロッタ(第7図参
照)では、転写チャージャ後から定着前までの搬送経路
における搬送過程でカット紙に無理な力が加わると、定
着ローラでトナー像を定着する際、ミミズ跡やプレスし
わ等の定着しわを生じるため、種々の対策が講じられて
いた。
まず、この定着しわの発生原因について述べる。
従来のプロッタ部の搬送経路は、第2図のように、定着
ローラ21、加圧ローラ22、ガイド板23、搬送ガイド板2
4、OBMケーシング25、転写チャージャ26、およびOBCベ
ルト27を備える。
この定着ローラ21には、プレスしわを防ぐために第3図
のような“つづみ量(端部の直径D1−中央部の直径
D2)”が与えられ、第4図のようにカット紙を定着ロー
ラ21で定着する際には、カット紙が定着ローラ21および
加圧ローラ22の間に入る前の部分で幅方向に引張り、カ
ット紙の中央に遅れ(中央遅れ)を生じさせていた。な
お、第2図では説明のため、ガイド板24および搬送ガイ
ド板24の高さはニップ高さと同一に示している。
このような搬送経路では、ガイド板23および搬送ガイド
板24の設定位置によりカット紙を搬送する際の経路が異
なる。
例えば、第2図のようにガイド板24の高さhがニップと
同じ高さの場合、2点鎖線で示す経路(c)を通る。こ
の場合には、カット紙の先端が波打った状態で直接、ニ
ップに入るため、プレスしわが発生し易い。
そこで、高さhがニップより高い場合を考えると、1点
鎖線で示す経路(b)を通る。この場合、自然な形であ
れば、ミミズ跡は発生しない。しかし、カット紙の後端
がC点で屈曲すると、ミミズ跡が発生する。
また、高さhがニップより低い場合には、実線で示す経
路(a)を通る。この場合も、自然な形であれば、ミミ
ズ跡は発生しないと考えられる。しかし、定着ローラ21
にカット紙が入った後、B点付近、つまりガイド板23の
先端がカット紙に触れて押し上げられると、ミミズ跡が
発生する。また、A点付近、つまり搬送ガイド板24の先
端でカット紙が屈曲すると、ミミズ跡を発生する。
次に、従来の搬送経路の構成について述べる。
これらの原因による定着しわの防止を考慮し、従来の搬
送経路は、例えば第5図に示すような構成であった。な
お、実線で示すカット紙の経路は定着ローラ51に取り込
まれた後の経路であり、1点鎖線で示す経路は定着ロー
ラ51に取り込まれる前の経路である。
この搬送経路では、ガイド板53の高さはニップより1.3m
m程度低く設定し、搬送ガイド板54はニップより低く水
平に設定していた。この場合、定着ローラ51のつづみ量
(第3図参照)によって生じた中央遅れにより、カット
紙は他から力を加えない状態では、第6図のように中央
部が上に凸形となる。この凸形を強制的に直すと、カッ
ト紙にプレスしわ、ミミズ跡等の定着しわが発生する。
また、搬送ガイド板54をニップ高さより低く設定するこ
とにより、カット紙が搬送ガイド板54の先端で屈曲して
ミミズ跡が発生することを防止していた。
さらに、加圧ローラ52を定着ローラ51より搬送方向手前
にずらして、定着ローラ51および加圧ローラ52がなす角
θを4°とすることにより、カット紙がニップに入る前
に加圧ローラ52に当ててプレスしわを防止していた。
このような技術では、ミミズ跡等の定着しわを防止する
点について、充分な配慮がなされていなかった。
また、ガイド板53をニップ高さにより高く設定してカッ
ト紙の中央を上に凸形としているため、カット紙の後端
はニップよりも大きく下がり、この対策として、搬送ガ
イド板54をニップ高さより低く設定している。従って、
搬送経路のスペース(OBMケーシング55と搬送ガイド板5
4との間)を広く取る必要があり、装置の小型化が難し
かった。
なお、従来の装置については、例えば“マイリコピーM5
操作説明書,株式会社リコー”において述べられてい
る。
目的 本考案の目的は、このような問題点を改善し、定着しわ
を出さず、かつ省スペースを実現することが可能なプロ
ッタの搬送経路を提供することにある。
構成 上記目的を達成するため、本考案のプロッタの搬送経路
は、搬送ガイド板(図1の14)の下流側端部の高さをニ
ップより低く上流側をその下流側端部より高く設定する
とともに搬送ガイド板を凸状に形成し、ガイド板(図1
の13)をニップより低く配置し、加圧ローラ(図1の1
2)に対して定着ローラ(図1の11)を上流側(搬送方
向手前側)に配置したことことに特徴がある。
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。
第1図は、本考案の一実施例におけるプロッタの搬送経
路の構成図、第7図は本考案の一実施例におけるファク
シミリのプロッタ部の構成図、第8図は本考案の一実施
例におけるガイド紙の形状を示す説明図である。
第7図のように、本実施例におけるファクシミリのプロ
ッタ部は、ピックアップコロ71、フィードコロ72、セパ
レートコロ73、レジストローラ74、現像ローラ75、感光
体ベルト(OBCベルト)76、プリチャージャ77、転写チ
ャージャ16、定着ローラ11、加圧ローラ12、排紙ローラ
78、およびコピーアウトセンサ79を備える。
また、点線で囲まれた部分は、転写チャージャから定着
ローラまでの搬送経路であり、その構成は第1図に示さ
れる。すなわち、その搬送経路は定着ローラ11、加圧ロ
ーラ12、ガイド板13、搬送ガイド板14、OBMケーシング1
5、および転写チャージャ16から構成される。
このガイド板13の高さはニップより低く設定する。例え
ば、ニップより2.5mm低く設定する。これは、ガイド板1
3の先端でカット紙が押し上げられて、搬送ガイド板14
により(第2図の点C参照)、屈曲されることを防ぐた
めである。なお、カット紙の中央遅れ(第4図参照)に
よる形状は従来と異なり、第8図のように中央部が下に
凸状となる。
また、カット紙のループ量を増し、3.38mmとする。これ
は、搬送ガイド板14の先端付近での屈曲を防ぐためであ
る。
このような構成により、ミミズ跡を防ぐことができる。
また、搬送ガイド板14の先端の高さをニップより2mm低
く設定し、かつ後部が高くなるように約3°傾ける。こ
れは、ガイド板13の高さをニップより低く設定した場
合、カット紙がニップに直接入り、プレスしわが出るた
め、搬送ガイド板14を傾けてカット紙を加圧ローラ12に
一旦突き当てることにより、先端を揃えるためである。
また、定着ローラ11を加圧ローラ12より搬送方向手前に
設定する。例えば、両ローラ間の角度θを10°に設定す
る。これにより、カット紙の後端のハネ上りを小さくす
る。
このような構成により、プレスしわを防止することがで
きる。
さらに、搬送ガイド板14を傾けて設定したため、OBMケ
ーシング15と搬送ガイド板14との間のスペースを小さく
することができる。従って、従来(第5図参照)に比べ
ると斜線で示したスペースが不要となり、装置を小型化
することができる。
効果 本考案によれば、定着しわを出さず、かつ省スペースを
実現することが可能なプロッタの搬送経路を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるプロッタの搬送経路
の構成図、第2図はファクシミリのプロッタ部の搬送経
路におけるカット紙の経路の説明図、第3図は従来の定
着ローラのつづみ量の説明図、第4図は従来の定着ロー
ラによる中央遅れの説明図、第5図は従来のプロッタの
搬送経路の構成図、第6図は従来の搬送経路におけるカ
ット紙の形状を示す説明図、第7図は本考案の一実施例
におけるファクシミリのプロッタ部の構成図、第8図は
本考案の一実施例におけるカット紙の形状を示す説明図
である。 11,21,51:定着ローラ,12,22,52:加圧ローラ,13,23,53:
ガイド板,14,24,54:搬送ガイド板,15,25,55:OBMケーシ
ング,16,26,56:転写チャージャ,27,57,76:感光体ベルト
(OBCベルト),71:ピックアップコロ,72:フィードコロ,
73:セパレートコロ,74:レジストローラ,75:現像ローラ,
77:プリチャージャ,78:排紙ローラ,79:コピーアウトセ
ンサ,(a)〜(c):カット紙を搬送する際の経路,
h:ガイド板の高さ,D1:定着ローラの端部の直径,D2
定着ローラの中央部の直径,θ:定着ローラと加圧ロー
ラとがなす角。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−161738(JP,A) 特開 昭58−16274(JP,A) 特開 昭62−51554(JP,A) 特開 昭61−67069(JP,A) 特開 昭60−29772(JP,A) 特開 昭52−40342(JP,A) 特開 昭52−153449(JP,A) 特開 昭54−163040(JP,A) 特開 昭53−9127(JP,A) 特開 昭58−184173(JP,A) 実開 昭58−10457(JP,U) 実開 昭64−120169(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像を転写したカット紙を、搬送ガイ
    ド板および該搬送ガイド板より搬送路下流に配置したガ
    イド板を介して搬送し、つづみ量を有する定着ローラお
    よび加圧ローラ間に挟み込ませるプロッタの搬送経路に
    おいて、 上記搬送ガイド板の下流側端部の高さをニップより低く
    上流側を該下流側端部より高く設定するとともに該搬送
    ガイド板を凸状に形成し、上記ガイド板をニップより低
    く配置し、上記加圧ローラに対して定着ローラを上流側
    に配置したことを特徴とするプロッタの搬送経路。
JP1988045769U 1988-04-05 1988-04-05 プロッタの搬送経路 Expired - Lifetime JPH0745087Y2 (ja)

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JPH01149668U JPH01149668U (ja) 1989-10-17
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JP5272421B2 (ja) * 2008-01-25 2013-08-28 株式会社リコー 画像形成装置

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JPS5816274A (ja) * 1981-07-21 1983-01-29 Canon Inc 定着装置
JPS6029772A (ja) * 1983-07-29 1985-02-15 Hitachi Ltd 枚葉紙の搬送,定着装置

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