JPH06100207A - 用紙斜め送り補正装置 - Google Patents

用紙斜め送り補正装置

Info

Publication number
JPH06100207A
JPH06100207A JP4277881A JP27788192A JPH06100207A JP H06100207 A JPH06100207 A JP H06100207A JP 4277881 A JP4277881 A JP 4277881A JP 27788192 A JP27788192 A JP 27788192A JP H06100207 A JPH06100207 A JP H06100207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loop
baffle
sheet
roll
chute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4277881A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Kishino
政利 岸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4277881A priority Critical patent/JPH06100207A/ja
Publication of JPH06100207A publication Critical patent/JPH06100207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により短いペーパーパスにて高い
スキュー補正能力を得る。 【構成】 テイクアウェイロール8とレジロール9間に
配設されたループバッフル部10は軸20に回転自在に
支持された複数分割された板状部材からなるバッフル1
0aを備え、各バッフルはスプリング18によりシュー
ト側に所定の弾性力にて付勢され、さらにその一端側を
ラウンドシュート16側に、また原稿への押圧部分をレ
ジシュート側17のシュートキャップに位置させ、ルー
プへの押圧力がレジロール方向に作用するように配設さ
れている。また、各バッフルは回転規制部13の係止部
材21への当接によってスプリングによるバッフルの回
転を位置規制している。バッフルは作成したループに対
して分割数の押付けポイントにて強制的に突き当て部材
への押付け力を与えることにより、ループ全体に適正な
押付け力が作用し、高い精度のスキュー補正が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタなど
の画像形成装置に係り、特にループアライニング方式に
おいて、短いペーパーパスや紙質に差がある場合に有効
なスキュー補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機の自動原稿送り装置(以下「AD
F」と記す)では、用紙(原稿)の斜め送り(以下「ス
キュー」と記す)を補正するために用紙先端をロール又
はゲート等の突き当て部材に当てて、後方ロールより用
紙を余分に送ることによってループを作成し、スキュー
による用紙送り量差を吸収してスキュー補正を行うルー
プアライニング方式等が使用されている。このループア
ライニング方式は、用紙後方をロールがニップした状態
でスキュー補正を行えるために、ADF等の短いペーパ
ーパスにてスキュー補正を行う必要がある場合は有効な
方式である。この種のスキュー補正装置は、例えば特開
昭62−27266号、特開昭62−27267号、特
開昭63−272736号、特開昭64−17741号
に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ループアラ
イニング方式は、短いペーパーパスにてスキュー補正を
行う場合、大きなスキュー量に対して補正ができず、ま
た用紙の紙質差がある。その主な原因としては、作成さ
れたループの用紙の腰にて突き当て部材への押付け力を
得るために、スキュー補正力が弱くなり、また腰の弱い
用紙では適正な押付け力が得られない。
【0004】例えば、特開昭64−17741号には搬
送手段とレジストローラ対との間にシートの撓みを制限
する案内手段を設け、シート先端がレジストローラ対の
ニップ部に当接するとシートに搬送力を付与しつつ、搬
送手段をスリップさせることにより、腰の弱いシートの
スキュー補正を行う技術が記載されている。しかし、こ
の方法ではスキューの大小および紙質の差によりスキュ
ー補正効果が異なってしまう。
【0005】スリップ方式のつき当て部への搬送力を与
える方式では、厚紙及び薄紙における適切な力の差があ
り、ざくつ等の問題が発生し易い。また、従来のスキュ
ー補正装置は、ペーパーパス長さを制御することによる
装置の複雑さ及び紙質による用紙経路の差等により、正
しいペーパーパス長が出しにくいという問題があった。
【0006】また、スキューの対策として、図5に示す
ようにループLの山部分を押す一体バッフル100を使
用し、強制的に押圧力を得るループバッフル構造が考え
られるが、スキューによるループの大小差があるため、
一体バッフルでは大ループを押して小ループを押せずに
スキュー補正がしきれないという問題がある。本発明の
目的は、簡単な構成により短いペーパーパスにて高いス
キュー補正能力が得られるようにした用紙斜め送り補正
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は給紙部から給送された用紙の先端を突き当
て部材に当接させて、用紙にループを発生させることに
より用紙の斜め送りを補正するスキュー補正部とを備え
た用紙斜め送り補正装置において、前記スキュー補正部
で発生する用紙のループを押圧するループバッフルを設
け、該ループバッフルが用紙の搬送方向に対して直角方
向に分割された複数の板状部材から構成されたものであ
る。また他の発明は、上記発明において、ループバッフ
ルを構成する複数の板状部材がそれぞれ用紙のループに
対して押圧力を付与する手段を備えた構成にある。
【作用】用紙先端をロール又はゲート等の突き当て部材
に当てて、後方ロール等により用紙を余分に送ることに
よってループを作成して、スキューによる用紙送り量差
を吸収してスキュー補正を行う。分割バッフルは作成し
たループに対して分割数の押付けポイントにて強制的に
突き当て部材への押付け力を与えることにより、ループ
全体に適正な押付け力が作用し、高い精度のスキュー補
正が得られる。分割された各バッフルに押圧力を付与す
る手段を備えた構成では、スキューの大きさによるルー
プの大小差に応じた押圧力でもって突き当て部材に押付
けることができるため、より高い精度のスキュー補正が
得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は本発明の用紙斜め送り補正装置を、複
写機の自動原稿送り装置への適用である。複写機は、プ
ラテン3上の露光位置に原稿2を自動的に搬送し、原稿
画像の読み取り終了後に排出する自動原稿送り装置AD
F1が装備されており、プラテン3上にセットされた原
稿像を読取りユニット(露光光学系)で露光し、原稿の
画像情報をイメージセンサにより電気信号に変換した後
に、画像編集処理を行って得られた画像信号に基づいて
レーザ書込み装置を動作させ、感光ドラムに書き込みを
行い、静電写真プロセスにより用紙トレイから給送され
る用紙に原稿像を転写し、定着して排出する。
【0009】図1に示すように、原稿載置トレイにセッ
トされた原稿束2は、ピックアップロール5によってフ
ィードロール6に送られ、このフィードロール6と対の
リタードにより1枚の原稿にさばかれ、ADF1内へ送
られる。フィードセンサ7が原稿を検知するとテイクア
ウェイロール8にニップされた状態にて、ピックアップ
ロール5とフィードロール6の動作は停止する。原稿2
はテイクアウェイロール8にて送られ、停止状態にある
レジロール9に原稿先端が突き当たる。
【0010】テイクアウェイロール8は、レジセンサ1
1の原稿検知に基づいてレジセンサ11とレジロール9
間の距離とルーブ作成に必要な送り量を送ったタイミン
グにて停止する。このテイクアウェイロールの動作によ
り、原稿はループを作成する。ループ作成位置に設けら
れるループバッフル部10は、ループに対して原稿先端
の位置決め基準となるレジロール9方向に押付け力を与
えて、レジロール9による原稿先端の位置決めを行う。
原稿位置決めが完了した後、テイクアウェイロール8、
レジロール9、プラテンベルト12は同期動作にてプラ
テン3上の複写露光位置に原稿を搬送する。複写露光の
終了後に、プラテンベルト12が動作し、原稿を排出す
る。
【0011】次に、分割ループバッフルについて説明す
る。図2は側方、図3は上方より見た分割ループバッフ
ルの構成を示す。テイクアウェイロールから送り出され
る原稿は、ラウンドシュート16からレジシュート17
に案内され、レジロール9に送られる。このラウンドシ
ュート16とレジシュート17の間にループバッフル部
10が配設されている。
【0012】ループバッフル部10は、原稿の送り方向
と直交して装置本体のフレーム19に取り付けられたバ
ッフル軸20に複数個に分割されたループバッフル10
a,10b・・・が回動自在に支持されており、各ルー
プバッフルは板状部材で構成され、スプリング18によ
り原稿が送くられてくるシュート側に所定の弾性力にて
付勢されている。また両端がフレーム19に固定され、
バッフル軸20に平行な係止部材21が設けられ、この
係止部材21にスプリング18の一端が係止されてい
る。
【0013】ループバッフル10a,10b・・・は、
図2に示すように、バッフル軸20に支持された一端側
をラウンドシュート側に、また原稿への押圧部分をレジ
シュート側のシュートキャップに位置させ、ループへの
押圧力がレジロール方向に作用するように配設されてい
る。各ループバッフルには、係止部材21側に延びた回
転規制部13が設けられており、スプリング18による
バッフルの回転(図2の時計方向)を回転規制部13の
係止部材21への当接によって位置規制している。すな
わち、ループバッフルは、作成されるループによって図
2に示す位置から反時計(矢印)方向に回動する。
【0014】次に分割ループバッフルの作用を説明す
る。原稿がスキューしない状態で送られた場合、原稿先
端全体がレジロールに突き当たるので、原稿の送り方向
に対して直角方向のループの大きさは同じになる。した
がって、各ループバッフルは同じ押付けポイントで、同
じ押圧力により複数箇所でループを押すことになる(図
4(1)参照)。
【0015】また原稿がスキューされた状態で送られた
場合、先行する原稿先端がレジロールに突き当たると当
該部分からループが作成され、このループの大きさは先
行する原稿先端から後続の原稿先端に向かって小さくな
る。作成したループLの形状は、大ループから小ループ
で各ループバッフルの押付けポイントpが同じであって
も、押付け時の各ループバッフルの位置が異なる。した
がって、大ループには大きな押圧力を、小ループには小
さな押圧力を作用させることができ、ループ全体に適切
な押圧力を働かせ、スキュー補正することができる(図
4(2)参照)。
【0016】本実施例によれば、分割されたループバッ
フル構造を採用したので、スキュー補正装置の構成が簡
単となり、部品構成の簡略化により低コストが得られ
る。本実施例では、自動原稿送り装置に於ける原稿のス
キュー補正装置を構成しているが、給紙部から給送され
る原稿以外の用紙、例えば転写紙のスキュー補正装置に
も適用できるものである。
【0017】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、用紙送
りの幅方向に複数に分割されたループバッフルを配設し
たことにより、短いペーパーパスでループアライニング
方式にて高いスキュー補正能力を得ることができるた
め、短いペーパーパスによる装置の小型化が図れると共
に、用紙送りの信頼性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の用紙斜め送り補正装置が適用された
複写機の自動原稿送り装置の模式図である。
【図2】 分割ループバッフルが配置されたペーパーパ
スの側面図である。
【図3】 分割ループバッフルの平面図である。
【図4】 分割ループバッフルの作用を説明する図であ
る。
【図5】 従来の一体ループバッフルの作用を説明する
図である。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置、2 原稿束、3 プラテンガラ
ス、8 テイクアウェイロール、9 レジロール、10
ループバッフル部、18 スプリング、19フレー
ム、20 バッフル軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部から給送された用紙の先端を突き
    当て部材に当接させて、用紙にループを発生させること
    により用紙の斜め送りを補正するスキュー補正部とを備
    えた用紙斜め送り補正装置において、 前記スキュー補正部で発生する用紙のループを押圧する
    ループバッフルを設け、該ループバッフルが用紙の搬送
    方向に対して直角方向に分割された複数の板状部材から
    構成された用紙斜め送り補正装置。
  2. 【請求項2】 ループバッフルを構成する複数の板状部
    材がそれぞれ用紙のループに対して押圧力を付与する手
    段を備えていることを特徴とする請求項1記載の用紙斜
    め送り補正装置。
JP4277881A 1992-09-22 1992-09-22 用紙斜め送り補正装置 Pending JPH06100207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4277881A JPH06100207A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 用紙斜め送り補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4277881A JPH06100207A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 用紙斜め送り補正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06100207A true JPH06100207A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17589595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4277881A Pending JPH06100207A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 用紙斜め送り補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06100207A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017193389A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 原稿シート搬送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017193389A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 原稿シート搬送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4194437B2 (ja) 画像形成装置
US7303191B2 (en) Sheet conveying apparatus and image forming apparatus
JP5773725B2 (ja) 画像形成装置
US8099037B2 (en) Image forming apparatus
JPH09183539A (ja) シート斜行補正装置及びシート搬送装置及び画像形成装置
US8036588B2 (en) Image forming apparatus
JPH07309476A (ja) 用紙搬送装置
JP2814159B2 (ja) 排紙搬送装置
JP3728216B2 (ja) 画像形成装置
JPH061498A (ja) 用紙整合装置
JP2004026353A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JPH06100207A (ja) 用紙斜め送り補正装置
JPH0543092A (ja) 用紙の整合装置
JPH085966Y2 (ja) 用紙搬送装置
JPH06100208A (ja) 用紙斜め送り補正制御装置
JPH05338859A (ja) 用紙の斜行補正装置
JP2010155677A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JPH066125Y2 (ja) 用紙ガイド機構
JPH0259095B2 (ja)
JPH0745087Y2 (ja) プロッタの搬送経路
JP2002265100A (ja) 画像形成装置
JPH11165914A (ja) 用紙搬送装置
JPH0716666Y2 (ja) シート材搬送装置
JPH05278904A (ja) 画像形成装置のシート給送装置
JPH07101612A (ja) 用紙搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050411