JPH01319444A - 3,5−ジクロロクメンの製造方法 - Google Patents
3,5−ジクロロクメンの製造方法Info
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- JPH01319444A JPH01319444A JP63150887A JP15088788A JPH01319444A JP H01319444 A JPH01319444 A JP H01319444A JP 63150887 A JP63150887 A JP 63150887A JP 15088788 A JP15088788 A JP 15088788A JP H01319444 A JPH01319444 A JP H01319444A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は農薬中間体として有用な3.5−ジクロロクメ
ンの製造方法に関する。
ンの製造方法に関する。
〈従来の技術〉
従来、3.5−ジクロロクメンの製造法としては、m−
ジクロロベンゼンを塩化アルミニウム触媒の存在下、低
温で臭化イソプロピルを用いてアルキル化したあと、昇
温して異性化反応を行う方法(米国特許第3.553.
274号明細書)およびm−ジクロロベンゼンを塩化ア
ルミニウム触媒の存在下で塩化イン10ビルを用いてア
ルキル化したあと、塩化水素加圧下で異性化反応を行う
方法(西独特許第3,431.697号明細書)などが
知られている。
ジクロロベンゼンを塩化アルミニウム触媒の存在下、低
温で臭化イソプロピルを用いてアルキル化したあと、昇
温して異性化反応を行う方法(米国特許第3.553.
274号明細書)およびm−ジクロロベンゼンを塩化ア
ルミニウム触媒の存在下で塩化イン10ビルを用いてア
ルキル化したあと、塩化水素加圧下で異性化反応を行う
方法(西独特許第3,431.697号明細書)などが
知られている。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、前記方法ではアルキル化反応剤として臭
化イソプロピルや塩化イングロビルなど高価な原料を必
要とし、また、アルキル化反応において多量の臭化水素
や塩化水素が副生ずるなど工業的に実施するうえで問題
がある。
化イソプロピルや塩化イングロビルなど高価な原料を必
要とし、また、アルキル化反応において多量の臭化水素
や塩化水素が副生ずるなど工業的に実施するうえで問題
がある。
く課題を解決するための手段〉
そこで、アルキル化反応剤として安価で入手の容易なプ
ロピレンを使用することが考えられるが、プロピレンは
塩化アルミニウム触媒存在下で重合する性質があり、し
かも、このプロピレンの重合物は異性化反応条件下で、
塩化アルミニウム触媒を失活させる作用があることを本
発明者らは見出した。
ロピレンを使用することが考えられるが、プロピレンは
塩化アルミニウム触媒存在下で重合する性質があり、し
かも、このプロピレンの重合物は異性化反応条件下で、
塩化アルミニウム触媒を失活させる作用があることを本
発明者らは見出した。
本発明者らは、入手が容易であるが従来のハロゲン化ア
ルキルと同様の条件では使用困難なプロピレンを用いて
、経済的に有利に3.5−ジクロロクメンを製造する方
法、すなわちm−ジクロロベンゼンのプロピレンによる
アルキル化および異性化によって高収率で3,5−ジク
ロロクメンを製造する方法について検討を続けた結果、
アルキル化反応において使用する原料の供給量、塩化水
素圧力、反応温度などを特定の■られな関係を満たすよ
うな条件に設定すればアルキル化反応が効率よく進み、
2.4−ジクロロクメンが収率よく得られ、従って
異性化反応も円滑に進むことを見出し本発明に至った
。
ルキルと同様の条件では使用困難なプロピレンを用いて
、経済的に有利に3.5−ジクロロクメンを製造する方
法、すなわちm−ジクロロベンゼンのプロピレンによる
アルキル化および異性化によって高収率で3,5−ジク
ロロクメンを製造する方法について検討を続けた結果、
アルキル化反応において使用する原料の供給量、塩化水
素圧力、反応温度などを特定の■られな関係を満たすよ
うな条件に設定すればアルキル化反応が効率よく進み、
2.4−ジクロロクメンが収率よく得られ、従って
異性化反応も円滑に進むことを見出し本発明に至った
。
すなわち、本発明はm−ジクロロベンゼンを、塩化アル
ミニウム触媒の存在下塩化水素加圧下で次式〇〜■の関
係を同時に満たす条件下に、前記m−ジクロロベンゼン
に対して0.2〜1.0倍モルのプロピレンとアルキル
化反応させたのち、塩化アルミニウム触媒の存在下異性
化反応せしめることを特徴とする3、5−ジクロロクメ
ンの製造方法である。
ミニウム触媒の存在下塩化水素加圧下で次式〇〜■の関
係を同時に満たす条件下に、前記m−ジクロロベンゼン
に対して0.2〜1.0倍モルのプロピレンとアルキル
化反応させたのち、塩化アルミニウム触媒の存在下異性
化反応せしめることを特徴とする3、5−ジクロロクメ
ンの製造方法である。
0.015≦C≦0.525 ・・・・・
・■5≦T≦80 ・・・・・・
02≦P≦11 ・・・・・・■
(ただし、式中、C,T、Pは各々 C=塩化アルミニウム/プロピレン(重量比)T=アル
キル化反応温度(’C) P=塩化水素圧力(kg/aa) を示す、) 以下、本発明の構成を詳細に説明する。
・■5≦T≦80 ・・・・・・
02≦P≦11 ・・・・・・■
(ただし、式中、C,T、Pは各々 C=塩化アルミニウム/プロピレン(重量比)T=アル
キル化反応温度(’C) P=塩化水素圧力(kg/aa) を示す、) 以下、本発明の構成を詳細に説明する。
本発明においては、まず、m−ジクロロベンゼンをアル
キル化反応に供する。
キル化反応に供する。
本発明においてアルキル化反応剤としてはプロピレンを
用いる。
用いる。
本発明において、アルキル化反応に供給するプロピレン
はm−ジクロロベンゼンに対して0゜2〜1.0倍モル
であることが必要であり、好ましくは0.3〜0.7倍
モルである。0.2倍モル未満では生産性が低下し、1
.0倍モルを越えると多置換体の副生が増える。
はm−ジクロロベンゼンに対して0゜2〜1.0倍モル
であることが必要であり、好ましくは0.3〜0.7倍
モルである。0.2倍モル未満では生産性が低下し、1
.0倍モルを越えると多置換体の副生が増える。
アルキル化反応に使用する塩化アルミニウム触媒は、無
水物が好ましいが、塩化アルミニウム1水和物あるいは
塩化アルミニウムの当量以下の水分を含有するものであ
ってもよい。
水物が好ましいが、塩化アルミニウム1水和物あるいは
塩化アルミニウムの当量以下の水分を含有するものであ
ってもよい。
塩化アルミニウムの添加量はプロピレンに対して重量比
で0.015〜0.525であることが必要である。0
.015未満では触媒としての活性が低く、0.525
を越えると活性が高すぎるため、反応温度や塩化水素圧
力を変えても副反応を扛p制することが困難となる。
で0.015〜0.525であることが必要である。0
.015未満では触媒としての活性が低く、0.525
を越えると活性が高すぎるため、反応温度や塩化水素圧
力を変えても副反応を扛p制することが困難となる。
反応温度は5〜80℃であることが必要である。5°C
未満では反応熱の除去コストが高くなり工業的に不利で
あり、一方、80°Cを越えると触媒添加量や塩化水素
圧力を変えても副反応を仰利することが困難となる。
未満では反応熱の除去コストが高くなり工業的に不利で
あり、一方、80°Cを越えると触媒添加量や塩化水素
圧力を変えても副反応を仰利することが困難となる。
アルキル化反応を円滑に進めるためには、塩化アルミニ
ウムの活性を助長する塩化水素が必要である。塩化水素
圧力は2〜1llqr/−であることが必要である。2
kg / aa未溝では塩化アルミニウムの触媒活性
を助長する力が弱く、また、11kg、/cjを越えて
も、さらなる助長効果は発現しない。
ウムの活性を助長する塩化水素が必要である。塩化水素
圧力は2〜1llqr/−であることが必要である。2
kg / aa未溝では塩化アルミニウムの触媒活性
を助長する力が弱く、また、11kg、/cjを越えて
も、さらなる助長効果は発現しない。
さらに、本発明において、アルキル化反応が上記式〇の
関係を満たす条件下に行われることが重要である。すな
わち、塩化アルミニウム/プロピレンC(重量比)、反
応温度T (’C)、塩化水素圧力P(kf/−)の3
者は相関関係があり、アルキル化反応に影響を与える。
関係を満たす条件下に行われることが重要である。すな
わち、塩化アルミニウム/プロピレンC(重量比)、反
応温度T (’C)、塩化水素圧力P(kf/−)の3
者は相関関係があり、アルキル化反応に影響を与える。
アルキル化反応で好成績を得るにはさらに上記式〇の関
係を満たす条件下にアルキル化反応を行なわねばならな
い、アルキル化反応が上記式〇の関係を満たさない条件
下で行われる場合には、アルキル化反応の収率が低下し
、プロピレンの重合物の副生が多くなり、次の異性化反
応で触媒を失活させることとなり、3,5−ジクロロク
メンの収率が低下する。
係を満たす条件下にアルキル化反応を行なわねばならな
い、アルキル化反応が上記式〇の関係を満たさない条件
下で行われる場合には、アルキル化反応の収率が低下し
、プロピレンの重合物の副生が多くなり、次の異性化反
応で触媒を失活させることとなり、3,5−ジクロロク
メンの収率が低下する。
かくしてアルキル化反応により生成した2、4−ジクロ
ロクメンは異性化反応に供される。アルキル化反応の反
応混合物をそのまま異性化反応に洪するのが工業的には
好ましい。
ロクメンは異性化反応に供される。アルキル化反応の反
応混合物をそのまま異性化反応に洪するのが工業的には
好ましい。
本発明の異性化反応は塩化アルミニウム触媒の存在下、
塩化水素加圧下で行う。
塩化水素加圧下で行う。
アルキル化反応に引続いて異性化反応を行なう場合には
アルキル化反応混合物に塩化アルミニウムを追加すれば
よいが、その場合に追加する塩化アルミニウムの量は、
アルキル化反応で添加した塩化アルミニウム量、アルキ
ル化反応キル化反応成績、異性化反応温度および塩化水
素圧力によって異なるが、通常アルキル化反応に供給し
た塩化アルミニウムと異性化反応に追加した塩化アルミ
ニウムを合わせた量が、アルキル化反応に供給したプロ
ピレンに対して重量比で0.1〜1.0、好ましくは0
.2〜0.7になるような量である。
アルキル化反応混合物に塩化アルミニウムを追加すれば
よいが、その場合に追加する塩化アルミニウムの量は、
アルキル化反応で添加した塩化アルミニウム量、アルキ
ル化反応キル化反応成績、異性化反応温度および塩化水
素圧力によって異なるが、通常アルキル化反応に供給し
た塩化アルミニウムと異性化反応に追加した塩化アルミ
ニウムを合わせた量が、アルキル化反応に供給したプロ
ピレンに対して重量比で0.1〜1.0、好ましくは0
.2〜0.7になるような量である。
異性化反応の塩化水素圧力は、塩化アルミニウム触媒の
量、反応温度によって異なるが通常は2〜1llqr/
−であるや異性化反応の温度は塩化アルミニウム触媒の
量、塩化水素圧力によって異なるが通常は20〜80℃
である。
量、反応温度によって異なるが通常は2〜1llqr/
−であるや異性化反応の温度は塩化アルミニウム触媒の
量、塩化水素圧力によって異なるが通常は20〜80℃
である。
かくして異性化反応によって、3.5−ジクロロクメン
が得られる。″A性化反/i!;混合物中には、異性体
として2,4−ジクロロクメンと3.5−ジクロロクメ
ンが含まれるが、この混合物中からの3.5−ジクロロ
クメンの単離は任意の方法で行なうことができ、たとえ
ばM吸着分 離などが適用可能である。
が得られる。″A性化反/i!;混合物中には、異性体
として2,4−ジクロロクメンと3.5−ジクロロクメ
ンが含まれるが、この混合物中からの3.5−ジクロロ
クメンの単離は任意の方法で行なうことができ、たとえ
ばM吸着分 離などが適用可能である。
〈実施例〉
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。 なお
、実A“3.5−比率”とは3,5−ジクロロクメンと
2,4−ジクロロクメンの合計量に対する3、5−ジク
ロロクメンの割合をいう。
、実A“3.5−比率”とは3,5−ジクロロクメンと
2,4−ジクロロクメンの合計量に対する3、5−ジク
ロロクメンの割合をいう。
実施例1
m−ジクロロベンゼン149.06g (1,014モ
ル)と無水塩化アルミニウム0.39g<0゜0029
モル)を容Ji500 mlのガラス製オートクレーブ
に採取し、60℃に加熱した。塩化水素ガスで気相部を
置換した後、ゲージ圧5 kg/−(6気圧)に加圧し
た。内液を撹拌しながら、プロピレンガス17.5 t
r (0,416モル)を1時間かけて加えて、アルキ
ル化反応を行なった。このとき反応液は温度を60℃に
保った。
ル)と無水塩化アルミニウム0.39g<0゜0029
モル)を容Ji500 mlのガラス製オートクレーブ
に採取し、60℃に加熱した。塩化水素ガスで気相部を
置換した後、ゲージ圧5 kg/−(6気圧)に加圧し
た。内液を撹拌しながら、プロピレンガス17.5 t
r (0,416モル)を1時間かけて加えて、アルキ
ル化反応を行なった。このとき反応液は温度を60℃に
保った。
アルキル化反応終了後、系内を一旦開放し、無水塩化ア
ルミニウム5.55g(0,0416モル)を追加した
。
ルミニウム5.55g(0,0416モル)を追加した
。
再び、塩化水素ガスでゲージ圧5 kr / cIaに
加圧し、60℃で3時間撹拌して異性化反応を行なった
。
加圧し、60℃で3時間撹拌して異性化反応を行なった
。
反応終了後、反応液をガスクロマトグラフィーで分析し
て3.5−ジクロロルクメン44.83g(0,237
モル)と2.4−ジクロロルクメン13.81 g (
0,073モル)が生成したことを確認した。3,5−
比率は0.765であった。
て3.5−ジクロロルクメン44.83g(0,237
モル)と2.4−ジクロロルクメン13.81 g (
0,073モル)が生成したことを確認した。3,5−
比率は0.765であった。
実施例2
m−ジクロロベンゼン148.43 g (1,010
モル)と無水塩化アルミニウム0.66g(0゜005
0モル)を容量500m1のガラス製オートクレーブに
採取し、60℃に加熱した。塩化水素ガスで気相部を置
換 した後、ゲージ圧3に+r/aa(4気圧)に加圧
した。内液を撹拌しながら、プロピレンガス29.8
g (0,708モル)を2時間かけて加えて、アルキ
ル化反応を行なった。このとき反応液の温度を60゛C
に保った。
モル)と無水塩化アルミニウム0.66g(0゜005
0モル)を容量500m1のガラス製オートクレーブに
採取し、60℃に加熱した。塩化水素ガスで気相部を置
換 した後、ゲージ圧3に+r/aa(4気圧)に加圧
した。内液を撹拌しながら、プロピレンガス29.8
g (0,708モル)を2時間かけて加えて、アルキ
ル化反応を行なった。このとき反応液の温度を60゛C
に保った。
アルキル化反応終了後、系内を一旦開放し、無水塩化ア
ルミニウム9.73g(0,0730モル)を追加した
。
ルミニウム9.73g(0,0730モル)を追加した
。
再び塩化水素ガスでゲージ圧3kg/−に加圧し、60
°Cで4時間撹拌して異性化反fJ2行なった。
°Cで4時間撹拌して異性化反fJ2行なった。
反応終了後、反応液をガスクロマトグラフィーで分析し
て、3.5−ジクロロクメン61.87g(0,3,2
7モル)と2.4−ジクロロクメン26.83 tr
(0,142モル)の生成を確認した。
て、3.5−ジクロロクメン61.87g(0,3,2
7モル)と2.4−ジクロロクメン26.83 tr
(0,142モル)の生成を確認した。
3.5−比率は0.698であった。
実施例3
m−ジクロロベンゼン147.29 <1.002モル
)と無水塩化アルミニウム2.94g(0,022モル
)を容量500の1のガラス製オートクレーブに採取し
、40℃に加熱した。@化水素ガスで気相部を置換した
後、ゲージ圧(2kg/−(3気圧)に加圧した2、内
液を撹拌しながら、プロピレンガス16.5 r (0
,392モル)を1.5時間かけて加えて、アルキル化
反応を行なった。このとき反応液の温度を40℃に保っ
た。
)と無水塩化アルミニウム2.94g(0,022モル
)を容量500の1のガラス製オートクレーブに採取し
、40℃に加熱した。@化水素ガスで気相部を置換した
後、ゲージ圧(2kg/−(3気圧)に加圧した2、内
液を撹拌しながら、プロピレンガス16.5 r (0
,392モル)を1.5時間かけて加えて、アルキル化
反応を行なった。このとき反応液の温度を40℃に保っ
た。
アルキル化反応終了後、系内を一旦解放し、無水塩化ア
ルミニウム2.94g(0,022モル)を追加しな。
ルミニウム2.94g(0,022モル)を追加しな。
再び、塩化水素ガスでゲージ圧10kr/−に加圧し、
40℃で6時間撹拌して、異性化反応を行なった。
40℃で6時間撹拌して、異性化反応を行なった。
反応終了後、反応液をガスクロマトグラフィーで分析し
て、3,5−ジクロロクメン38.10g<0.202
モル)と2.4−ジクロロクメン17.35g(0,0
92モル)が生成したことを確認した。3.5−比率は
0.687であった。
て、3,5−ジクロロクメン38.10g<0.202
モル)と2.4−ジクロロクメン17.35g(0,0
92モル)が生成したことを確認した。3.5−比率は
0.687であった。
実施例4〜20
アルキル化反応条件を表1に示すように変えた以外は実
施例1と同様にアルキル化反応したのち、塩化アルミニ
ウムがアルキル化反応で加反応液を分析して3,5−比
率を計算した結果を表1に示す。
施例1と同様にアルキル化反応したのち、塩化アルミニ
ウムがアルキル化反応で加反応液を分析して3,5−比
率を計算した結果を表1に示す。
また、表1のC,P、Tの値をプロツトした結果を第1
図に示す。
図に示す。
比較例1〜16
アルキル化反応条件を表2に示すように変えた以外は実
施例1と同様にアルキル化反応したのち、塩化アルミニ
ウムがアルキル化反応で加えたグロビレンに対して重量
比で0.35になるような量を追加して、圧力6klr
/−の塩化水素加圧下に60℃で3時間異性化反応を行
なった。
施例1と同様にアルキル化反応したのち、塩化アルミニ
ウムがアルキル化反応で加えたグロビレンに対して重量
比で0.35になるような量を追加して、圧力6klr
/−の塩化水素加圧下に60℃で3時間異性化反応を行
なった。
反応終了後、反応液を分析して3,5−比率を計算した
結果を表2に示す。
結果を表2に示す。
また、表3のC,P、Tの値をプロットした結果を第1
図に示す。
図に示す。
〈発明の効果〉
本発明によれば臭化イソプロピルや塩化イソプロピルな
どの高価な原料を必要とせず、安価で入手の容易なプロ
ピレンを使用することができるとともに続く異性化反応
で3.5−ジクロロクメンを高比率で得ることができる
。本発明によれば工業的に極めて有利な3.5−ジクロ
ロクメンの製造法が提供できた。
どの高価な原料を必要とせず、安価で入手の容易なプロ
ピレンを使用することができるとともに続く異性化反応
で3.5−ジクロロクメンを高比率で得ることができる
。本発明によれば工業的に極めて有利な3.5−ジクロ
ロクメンの製造法が提供できた。
第1図は表1および表2に示された各実施例および各比
教例におけるC、P、Tの値をプロットした図である。 。
教例におけるC、P、Tの値をプロットした図である。 。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 m−ジクロロベンゼンを、塩化アルミニウム触媒の存在
下塩化水素加圧下で次式( I )〜(IV)の関係を同時
に満たす条件下に、前記m−ジクロロベンゼンに対して
0.2〜1.0倍モルのプロピレンとアルキル化反応さ
せたのち、塩化アルミニウム触媒の存在下異性化反応せ
しめることを特徴とする3,5−ジクロロクメンの製造
方法。 370logC+120/T×P≦−1・・・・・・(
I )0.015≦C≦0.525・・・・・・(II)
5≦T≦80・・・・・・(III) 2≦P≦11・・・・・・(IV) (ただし、式中、C、T、Pは各々 C=塩化アルミニウム/プロピレン(重量比)T=アル
キル化反応温度(℃) P=塩化水素圧力(kg/cm^2) を示す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63150887A JPH01319444A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 3,5−ジクロロクメンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63150887A JPH01319444A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 3,5−ジクロロクメンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01319444A true JPH01319444A (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=15506555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63150887A Pending JPH01319444A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 3,5−ジクロロクメンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01319444A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0985649A3 (en) * | 1998-09-09 | 2001-05-23 | Toray Industries, Inc. | Method for producing an aromatic compound having an alkyl group with at least three carbon atoms |
WO2004039756A1 (ja) | 2002-11-01 | 2004-05-13 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | アルキル芳香族化合物の製造方法 |
-
1988
- 1988-06-17 JP JP63150887A patent/JPH01319444A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0985649A3 (en) * | 1998-09-09 | 2001-05-23 | Toray Industries, Inc. | Method for producing an aromatic compound having an alkyl group with at least three carbon atoms |
US6462248B1 (en) | 1998-09-09 | 2002-10-08 | Toray Industries, Inc. | Method for producing aromatic compounds having alkyl group with at least three carbon atoms |
WO2004039756A1 (ja) | 2002-11-01 | 2004-05-13 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | アルキル芳香族化合物の製造方法 |
EP1559701A4 (en) * | 2002-11-01 | 2008-11-05 | Mitsubishi Gas Chemical Co | PROCESS FOR PREPARING AN ALKYLAROMATIC COMPOUND |
US7518025B2 (en) | 2002-11-01 | 2009-04-14 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Process for producing alkyl aromatic compound |
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