JPH0131933Y2 - - Google Patents

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JPH0131933Y2
JPH0131933Y2 JP12490281U JP12490281U JPH0131933Y2 JP H0131933 Y2 JPH0131933 Y2 JP H0131933Y2 JP 12490281 U JP12490281 U JP 12490281U JP 12490281 U JP12490281 U JP 12490281U JP H0131933 Y2 JPH0131933 Y2 JP H0131933Y2
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JP
Japan
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meter
tachograph
opening
cover
meter cover
Prior art date
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JP12490281U
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JPS5830811U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、大型トラツクに使用されているタコ
グラフを備えた車両用計器板に関するものであ
る。
大型トラツクには、時間の経過に応じて各種運
行記録が自動的に行なわれるタコグラフの装着が
義務付けられており、タコグラフ自体の形状も、
法規上勝手に変更することができないよう定めら
れている。
従つて、これを計器板に取り付けた場合、その
メーター表示部の外観上の体裁は、計器板全体の
デザイン上のレイアウトを考慮した場合、他のメ
ーターとのバランスにおいて、それが不適当であ
つても変えられず、一つのデザイン決定上の制約
となつている。
本考案は以上の欠点を除去することを主たる目
的としてなされたもので、その他の目的は、以下
に説明する実施例の中から理解できるものであ
る。
第1図〜第6図において、1は車両用計器板の
一部を構成するメーターフードであつて、運転席
前方に配置されている。2は同メーターフード内
のベース10に固着された公知のタコグラフであ
つて、そのふた20は、ヒンジ機構により本体2
1に対し運転席手前側に開くことができ、チヤー
ト紙の交換などが行なわれる。22はタコグラフ
2のふた20と本体21間に設けられたキーであ
る。
3はメーターカバーであつて、タコグラフ2の
ふたを覆うよう、メーターフード1に設けられて
いる。このメーターカバー3は、この例では、非
透明な合成樹脂例えばABSあるいは透明な合成
樹脂例えばアクリル樹脂の裏面を塗装その他の手
段により非透明としたものが使用される。このメ
ーターカバー3は、また、この例では平滑な矩形
の板状に形成され、そのほゞ中央部およびその下
方には、二つの開口部30,31が設けられてい
る。両開口部はこの例では横長の矩形であり、開
口部30の方が大きい。
メーターカバー3の、開口部30の裏側には、
デジタル表示体4が固定されている。デジタル表
示体は、第4図に示すように、ベース40とデジ
タル表示部41から構成され、ベース40をメー
ターカバー3にビス等により固定して取り付け
る。デジタル表示部は蛍光表示管、液晶パネル等
により構成され、タコグラフの速度検出部と電気
的に連絡することにより車両の速度を表示する数
字が表わされる。
開口部31は、タコグラフの走行距離積算計を
読み取れる「のぞき窓」のために設けられてい
る。この開口部31の裏側の周囲にはフランジ3
1aが設けられ、タコグラフ2のふた20との間
のスキマにより見えにくくなるのを防止してい
る。
ヒンジ装置32は、メーターフード1の下方寄
りに設けられ、その軸心0は、タコグラフ2のふ
た20のヒンジ機構の軸心0と同軸に配置されて
いる。第1図と第6図に示すように、メーターカ
バー3の下方両端部には下方に突出する一対のフ
ランジ33と34が形成され、この各フランジ端
から側方にヒンジ用の軸33aと34aが突出す
るよう一体成形されている。
この軸33aと34aは、これに対応するメー
ターフード1の垂直部に形成した一対の孔(軸
受)11内に挿入され、これにより、メーターカ
バー3は、同軸を中心に開閉自在にメーターフー
ド1上に支持される。
12はメーターフード1の上方に形成された突
起、35はメーターカバー3に形成されたフツク
であつて、前記突起12と係合して、メーターカ
バー3を閉じた状態に保持(ロツク)するよう構
成されている。
36,37はメーターカバー3の上方両端下面
に取り付けたゴム等のダンパーであつて、これに
対応するメーターフード1側には、これを受ける
部分が設けられ、カバー3を閉じたときのシヨツ
クを吸収するようになつている。
第7図、第8図は、同ヒンジ装置32の他の実
施例を示すもので、第5図に対応する部分で説明
すると、フランジ34とメーターフード1間には
同一軸心の孔が設けられ、これに頭付きのピン5
が挿入され、Eリング(スナツプリング)50に
より抜け止めされる。同ピン5の頭とフランジ3
4間にはダイヤフラムスプリング51が、また、
フランジ34とフード1間には合成樹脂製ワツシ
ヤ52がそれぞれ挿入支持されている。これによ
り、同ヒンジ装置32はフリクシヨンが得られ、
メーターカバー3を、全開までの適当な開度位置
に保持できる。
38はタコグラフのキー22挿入用の孔であつ
て、メーターカバー3に形成されているものであ
る。
タコグラフ2のふた20を開く場合には、メー
ターカバー3から突出したキー22を操作して本
体21とのロツクを解除した後、同キー22を手
前に(運転席側に)引けば、前記突起12とフツ
ク35の係合が外れ、ふた20は、メーターカバ
ー3と共に、それらの共通の回転軸0まわりに回
転し、第2図の2点鎖線の位置まで開くことがで
きる。この位置はこの例では、メーターフード1
の下端面13により保持され、特別なロツク装置
を用いていない。ヒンジ装置32の軸0は、メー
ターフード1の内方に突出した位置にあるため、
メーターフード1の開閉軌跡はメーターフード寄
りとなり、ステアリングホイール6やその他の操
作装置がその付近にあつても干渉を避けることが
できる。
軸心0とメーターフード1の下端面13の距離
が大きいほど、ふた20とメーターカバー3の支
持には有利である。
閉じるときには前記と逆の操作をすればよい。
本考案は以上のように構成したので、次のよう
な効果を有する。
(1) メーターカバーのヒンジ機構とタコグラフの
ふたのヒンジ機構の軸心を同軸としたので、タ
コグラフのふたを開閉するキーを、つまみとし
て利用し、メーターカバーと共に、ワンタツチ
でタコグラフのふたを開閉することができ、メ
ーターカバーとタコグラフのふたを別々に開く
場合に較べ、一般と、その操作性を向上させる
ことができる。
(2) メーターカバーの開口部形状を比較的自由に
しかも容易に選ぶことができ、またその断面形
状も周囲の形状に応じて容易かつ自由に選定で
きるので、計器板全体のデザインを、タコメー
ターの形状に制約されることなく、自由に行な
うことができる。
(3) メーターカバーのヒンジの軸が同カバーより
内方に突出した位置にあるので、開いたときの
軸跡をメーターフード側に寄せることができ、
他部材との干渉を避けることができる。
(4) メーターカバー中央部開口裏側にデジタル表
示体を取り付け、同開口部から見えるように
し、また、他の開口部から直接タコグラフの走
行距離積算計を読むことができるようにしたの
で、メーターカバーでタコグラフを覆うことに
よるデメリツトは一切なく、また同開口部の形
状、位置を選ぶことも比較的自由に行なえるの
で、メーター(計器板)全体としてのデザイン
上きわめて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を備えた計器板の一
部を示す上面概略図、第2図は第1図の−矢
視断面図、第3図および第4図は本考案の一部を
示す斜視図、第5図は第1図の−矢視断面
図、第6図は第5図の−矢視断面図、第7図
及び第8図は本考案の一部の他の実施例であつ
て、第7図は第5図に対応する断面図、第8図は
第7図の構成部品を分解して示す斜視図である。 符号、1……メーターフード、2……タコグラ
フ、3……メーターカバー、30,31……開口
部、4……デジタル表示体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メーターフードのベースに装着したタコグラフ
    を覆うようなメーターカバーを、ヒンジ装置によ
    りメーターフードに開閉自在に支持し、このメー
    ターカバーに二つの開口部を設け、一つの開口部
    の裏側にはデジタル表示体を取り付け、他の開口
    部からタコグラフの走行距離積算計が見えるよう
    構成したことを特徴とする車両用計器板。
JP12490281U 1981-08-24 1981-08-24 車両用計器板 Granted JPS5830811U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12490281U JPS5830811U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 車両用計器板

Applications Claiming Priority (1)

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JP12490281U JPS5830811U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 車両用計器板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5830811U JPS5830811U (ja) 1983-02-28
JPH0131933Y2 true JPH0131933Y2 (ja) 1989-10-02

Family

ID=29918751

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JP12490281U Granted JPS5830811U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 車両用計器板

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JPS5830811U (ja) 1983-02-28

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