JPH01319192A - 識別構造付の磁気シートパック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用公費〉 本発明は、識別構造付の磁気シートパックに関し、記録
方式等を光学的に判別できろようにしたものである。

〈従来の技術〉 剛性を有するハードなシェル内に、２インチないし３．
５インチの磁気シートを備えて構成した磁気シートパッ
クは、映像・音声・データなどの各種の情報を磁気記録
する媒体として広く用いられている−この磁気シートパ
ックにはラベル貼付個所があり、ここにユーザがラベル
を貼付したりあらかじめラベルが貼られており、どのよ
うな情報を記録したのかをラベルに書き込むことができ
るようにしている。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところで情報を記録する方式としては多数の記録方式が
あり、例えば映像信号記録方式としてはＮＴＳＣ方式、
ＳＥＣＡＭ方式、ＰＡＬ方式、更にはノーマル記録、へ
イバンド記録等がある。そしてこのような各種記録方式
のうちどの方式を採用しているのかを、記録再生装置で
判別したいという要請がある。

このようなことができれば、磁気シートパックごとに異
なる方式で記録・再生ができ、多様な記録・再生を実現
できろ。しかし現在では記録再生方式の種別を記録再生
装置で判別できるようにはしていない。

本発明は、上記実情に鑑み、磁気シートパックに工夫を
加え、光学的に記録方式等の種別を判別できるようにし
た識別構造付の磁気シートパックを提供するものである
。

く課題を解決するための手段〉 上記課題を解決する本発明の構成は、剛性を有するシェ
ルに磁気シートを内蔵するとともにシャッタを備えて構
成した磁気シートパックにおいて、前記磁気シートの設
置部分及び前記シャッタの移動領域部分を除いた部分に
、磁気シートパックを貫通して光を透過させる透明部材
を配置したことを特徴とする。

〈実　施　例〉 以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。

第１図及び第２図に示すように、本発明を適用した磁気
シートパック　（ビデオフロッピーディスク）１は、電
子スチルカメラ等に用いられるものであり、合成樹脂製
の上シェル２及び下シェル３とからなるシェル４と、シ
ェル４内に回転自在に収納された磁気シート５と、シェ
ル４の一側辺に摺動自在に取付けられた金ｇ製シャッタ
６とから構成されている。磁気シート５の中央部には補
強部材としてのセンタコア７が設けられており、このセ
ンタコ１７には記録、再生装置の回転駆動軸が嵌入する
取付孔８が穿設されると共に、センタコ１７の上下面は
上下シェル２，３の中央部の開口９，１０から外部に露
出している。

また、上下シェル２，３には記録、再生装置の磁気ヘッ
ドが位置する窓部１１，１２が開口し、その部分の上下
シェル２，３を挾み込むようにシャッタ６が取付けられ
ていて、シャッタ６のスライドによって窓部１１，１２
が開閉される。上下シェル２，３には磁気シートバック
ク１が記録２再生装置に装填された時にそれを位置決め
するための位置決め孔１３゜１３ａ、１４，１４ａが設
けられている。尚、図中、１５は磁気シートパック１の
装填方向を表わすために上シェル２上面に付された矢印
、また１６は上シェル２表面余白部に貼着されたラベル
であゆ、磁気レート５に記録された画像情報のインデッ
クス等として利用されろ。

ここまで述べた構成は、通常のビデオフロッピーと同様
であるが、更にこの８１気シートパツク１のその右端中
央部の磁気シート収容部外のところには、円柱状の透明
部材２０゜２１が上下シェル２，３を貫通する状態で配
置されており、上シェル２の外表面と透明部材２０．２
１の一方の端面との間に段差がなく平らになっていると
ともに、下シェル２の外表面と透明部材２０．２１の他
方の端面との間に段差がなく平らになっている。透明部
材２０．２１の配置位置は、磁気レート５の設置部分お
よびシャッタ６の移動領域を除く部分となっている。な
お上下シェル２，３は不透明であゆ、レニル４と透明部
材２０．２１とを２色成形により一体形成してもよく、
またレニル４に貫通孔を形成してこの貫通孔に透明部材
２０．２１を埋め込んで形成してもよい。

この磁気シートパック１では、記録方式に応じて、透明
部材２０．２１の任意のものの端面に不透明インクを塗
着したり不透明テープを貼付する。

一方、磁気シートパック１の記録再生装置＋ｃＬｔ、Ｍ
着時における磁気シートパック１の透明部材２０．２１
の一端面に光を入射する発光部と、透明部材２０，２１
を通過してきｔこ光を受光する受光部とを有する光検出
晋を備えておく。そうすると、透明部材２Ｇ、２１の両
方に光が透過するモードと、透明部材２０にのみ光が透
過するモードと、透明部材２１にのみ光が透過するモー
ドと、両方とも光が透過しないモード、という４つのモ
ードを検出することになる。よって記録方式と各モード
を対応させて透明部材２０．２１の任意のものに不透明
インクを塗着したり不透明テープを貼付するなどしてお
けば、磁気記録・再生をする前に、どの記録方式を採用
しているかを識別できる。

なお第３図に示すように、しエル４の２ＦｌｌＫに斜め
に透明部材２２．２３を配置するようにしてもよい。

〈発明の効果〉 以上実施例とともに具体的に説明したように本発明によ
れば、どのような記録方式を採用したのかを光学的に自
動識別することができろ。・

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す正面図、第２図は実施例
を示す分解斜視図、第３図は変形例を示す正面図である
。 図　　面　　中、 １は磁気シートパック、 ４はレニル、 ５は磁気レート、 ６はレヤッタ、 ２０．２１，２２，２３は透明部材である。 特　　許　　出　　願　　人 富士写真フィルム株式会社 代　　　　理　　　　　人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 剛性を有するシェルに磁気シートを内蔵するとともにシ
   ャッタを備えて構成した磁気シートパックにおいて、前
   記磁気レートの設置部分及び前記シャッタの移動領域部
   分を除いた部分に、磁気シートパックを貫通して光を透
   過させる透明部材を配置したことを特徴とする識別構造
   付の磁気シートパック。