JPH0131849B2 - - Google Patents

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JPH0131849B2
JPH0131849B2 JP56190579A JP19057981A JPH0131849B2 JP H0131849 B2 JPH0131849 B2 JP H0131849B2 JP 56190579 A JP56190579 A JP 56190579A JP 19057981 A JP19057981 A JP 19057981A JP H0131849 B2 JPH0131849 B2 JP H0131849B2
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JP
Japan
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pie
baking
dough
plates
support shaft
Prior art date
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JP56190579A
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English (en)
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JPS5894335A (ja
Inventor
Fumihiko Masuda
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は圧延パイ菓子の連続焼成装置に係り、
詳しくは、少なくとも2層に積層されたパイ生地
を圧延して一体化し、重合わされた上下焼成板間
に形成される一定容量の空所内で上下の膨脹をお
さえた状態でパイ菓子を連続的に焼成する装置に
係る。
一般に、パイ菓子は、小麦粉にバターを混入し
た生地を薄く伸ばしてから層状に重合わせ、果実
や肉類などを包んで焼成したものであり、この焼
成の間に層状の生地間で膨脹し、パイ菓子独特の
風味が生まれる。また、連続的に製造する場合
も、ほとんど同様に製造され、層状に積重ねてこ
の種重ねた間にバター等を介在させ、この状態で
上下からロール圧延し、このパイ生地を加熱焼成
して製造されている。
従つて、パイ菓子は所定のふくらみを持ち、し
かも、焼成後の生地は薄く剥離できるところに独
特の風味を持つているものである。しかしなが
ら、層状に重合わせて圧延した生地をそのまま焼
成されて製造されることが多く、連続的に自動化
機によつて製造する場合には、そのような風味を
持つたパイ菓子が得られない。
本発明は以上のところから成立したものであつ
て、具体的には、パイ生地をその風味を持つよう
自動的に焼成できる装置を提案する。
以下、本発明について詳しく説明する。
まず、第1図は本発明の一つの実施例に係る製
造装置の一例の正面図であつて、符号5はパイ生
地の圧延装置を示し、この圧延装置は通常複数個
のロールステーシヨン12a,12b,12cか
ら成つている。この圧延装置5には移動軌道9が
設けられ、パイ生地は少なくとも2層に重ねられ
た状態で移動軌道9を介して圧延装置5の各ロー
ルステーシヨン12a,12b,12cを通過
し、この間にパイ生地は圧延されて薄く伸ばされ
て一体化される。なお、パイ生地は予め小麦粉と
バターとを混練したものであつて、通常は別の場
所で混練して冷凍し、この冷凍状態のものを多層
に重合わせて供給すれば十分である。
また、圧延装置5の先導側にはカツタ13が設
けられて、圧延後の生地の両側縁を連続的にカツ
トして、その幅を一定にそろえ、移動軌道10な
らびにシユート10aを経て移動軌道11に入
り、スライスアーモンド等を散布する場合はその
散布装置6を配置し、スライスアーモンド等が生
地上に散布される。なお、スライスアーモンドの
代りにゴマ等を散布することもでき、その散布装
置も設けることができる。
次に、スライスアーモンド等が散布後のパイ生
地はそのまま焼成装置7内に入り、パイ生地をそ
の表裏面の膨脹をおさえる一方、パイとしてのふ
くらみを持つよう、焼成板17,18を介して加
熱焼成する。
すなわち、焼成装置7には第2図に示すように
上下の搬送軌道14,15を設け、これら搬送軌
道14,15によつて上下の焼成板17,18
(第3図参照)を搬送する。また、上下の焼成板
17,18を加熱するために、加熱手段16を設
ける。従つて、搬送軌道14,15が互いに重合
う部分においては、第3図に示す如く、焼成板1
7の上に焼成板18が重合わさり、この間でパイ
生地は焼成される。
すなわち、第3図に示すように、上下の各焼成
板17,18の対向面にはそれぞれ凹所が形成さ
れ、重合わされたときに、これら凹所によつて一
定容量の空所を形成し、この空所の中でパイ生地
を焼成し、所望に応じて、下部の焼成板17には
間隔を置いて突条17aを形成する。このように
パイ生地を上下焼成板17,18の間の空所内で
焼成すると、パイ生地は適度にふくらんで、所定
の板状の形状に形成される。つまり、パイ生地は
過剰な膨脹はおさえられるが、空所内に限られる
が適度にふくらみ、パイとしての風味が支えられ
る。なお、下部焼成板17底部の突条17aによ
つて折曲げ凹部が形成され、食べるときにこの折
曲げ凹部に沿つて折ることができる。
また、上下の各搬送軌道に上下の焼成板を取付
けるには、第4図aならびにbに示す如く取付け
ることが必要である。
すなわち、焼成板17若しくは18の両端部か
ら支持軸19を突設し、支持軸19の先端にはロ
ーラ20を回転自在に取付ける。一方、上下の各
搬送軌道14,15に沿つて案内レール21をそ
れぞれ設け、各案内レール21に沿つてローラ2
0を走行させる。また、各焼成板の支持軸19は
一対の係止部材22の間で抜差自在に係止し、一
対の係止部材22は上下の搬送軌道14,15に
取付けると、これら係止部材22によつてそれぞ
れの焼成板が搬送される。一方、上下の焼成板1
8,17が対向したときには、上の焼成板18が
下の焼成板17の上に重合わされる。
以上詳しく説明した通り、本発明は、連続的に
搬送される上下の焼成板が対向したときには、容
易に重合わされて焼成空所が形成されるため、パ
イ生地が重合わされた状態で圧延されたものは、
一定の容量を持つこの焼成空所内で焼成される。
このため、生地の特性によるパイ的風味が十分に
いかされ、焼成時の過剰な膨脹が押えられる程度
で押圧されることなく、連続的に焼成されるた
め、全く新規なパイ菓子が得られる。つまり、従
来例の如くふくらみを有するパイ菓子とは異なつ
た風味、味覚、歯ざわり、外観等を具えるパイ菓
子が自動的に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置の一例の正面
図、第2図はその焼成装置の焼成機構の一例の正
面図、第3図は一対の焼成板の一例の断面図、第
4図aならびにbは焼成板の取付態様の正面図と
平面図である。 符号5……圧延装置、6……スライスアーモン
ドの散布装置、7……焼成装置、9,10,11
……移動軌道、10a……シユート、12a,1
2b,12c……ロールスタンド、13……カツ
タ、14,15……搬送軌道、16……加熱手
段、17,18……焼成板、17a……突条、1
9……支持軸、20……ローラ、21……案内レ
ール、22………係止部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2層以上に重合わされて圧延一体
    化したパイ生地をその表裏両面から焼成する上下
    の各焼成板を上下の搬送軌道によつてそれぞれ搬
    送し、これら上下焼成板を重合わせる際にこれら
    の間に形成される空所内でパイ生地が焼成される
    圧延パイ菓子の連続焼成装置において、 上下の搬送軌道によつて搬送される上下の各焼
    成板の両端部から支持軸を突設し、各支持軸の先
    端にそれぞれローラを回転自在に設ける一方、上
    下の搬送軌道に沿つて、ローラを回転自在に支承
    する上下の案内レールを配設し、上下搬送軌道に
    は各支持軸を抜差自在に係止する係止部材を取付
    け、更に、少なくとも上下焼成板の表面に凹所を
    設けて、上下焼成板が重合わせたときに、この凹
    所によりパイ生地焼成用の空所が形成されるよ
    う、構成して成ることを特徴とする圧延パイ菓子
    の連続焼成装置。
JP56190579A 1981-11-30 1981-11-30 圧延パイ菓子の連続焼成装置 Granted JPS5894335A (ja)

Priority Applications (1)

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JP56190579A JPS5894335A (ja) 1981-11-30 1981-11-30 圧延パイ菓子の連続焼成装置

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JP56190579A JPS5894335A (ja) 1981-11-30 1981-11-30 圧延パイ菓子の連続焼成装置

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Publication Number Publication Date
JPS5894335A JPS5894335A (ja) 1983-06-04
JPH0131849B2 true JPH0131849B2 (ja) 1989-06-28

Family

ID=16260403

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JP56190579A Granted JPS5894335A (ja) 1981-11-30 1981-11-30 圧延パイ菓子の連続焼成装置

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JPS5894335A (ja) 1983-06-04

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