JPH01315352A - メモリカードを用いた穀物処理装置 - Google Patents

メモリカードを用いた穀物処理装置

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JPH01315352A
JPH01315352A JP14495088A JP14495088A JPH01315352A JP H01315352 A JPH01315352 A JP H01315352A JP 14495088 A JP14495088 A JP 14495088A JP 14495088 A JP14495088 A JP 14495088A JP H01315352 A JPH01315352 A JP H01315352A
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JP
Japan
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grain
memory card
memory cards
drying
stored
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JP14495088A
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Soichi Yamamoto
惣一 山本
Nobuhiko Onuma
信彦 大沼
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、乾燥風によって穀物の乾燥を行なう穀物乾燥
装置や摩擦力によって穀物の外皮を取除く精穀を行なう
精穀装置等の穀物処理装置に関する。
[従来の技術] 穀物を乾燥するために乾燥風を送給して乾燥処理を行な
う穀物乾燥装置や、穀物の外皮を取除くために摩擦力に
よって精穀処理を行なう精穀装置等の穀物処理装置が用
いられている。
この種の穀物処理装置には穀物処理用のマイクロコンピ
ュータが内蔵されており、穀物処理装置の運転時にはこ
のマイクロコンピュータの記(mlに記憶された処理プ
ログラムに従って自動的に運転されるようになっている
ところで穀物は、同一種類の穀物であっても品種、地域
あるいは作柄によって乾燥や精穀などの処理をし易い穀
物やしにくい穀物があり、これらの穀物を所望の度合に
処理するためにはその穀物の品種に適応した条件、地域
に適応した条件、あるいは作柄に適応した条件で乾燥や
精穀等の処理を行なう必要がある。またさらに、これら
の条件に拘らず使用者の好みに応じて穀物処理装置の運
転パターン(処理プログラム)を選択できることが好ま
しい。
このため、地域別、穀物の品種別、あるいは作柄側等の
種々の条件に応じて定められた処理ブロダラムが記憶さ
れ、かつ装置本体に対し着脱自在なメモリカードを用い
た穀物処理装置がある。
この穀物処理装置によれば、異なる処理プログラムが記
憶されたメモリカードを種々用意しこれを選択して用い
ることにより、乾燥や精穀する穀物に応じた最適条件で
穀物処理装置を運転して処理することができ、さらに、
これによって作業能率がよく作業者の熟練も不必要にな
るという優れた利点がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようなメモリカードを用いた穀物処
理装置では、メモリカード自体が画一的な形状をしてお
り、また記憶された処理プログラムの内容が外部からは
容易に確認できないため、このメモリカードを取り違え
て使用する可能性があった。この場合には、穀物に応じ
た条件で穀物処理装置を運転することができず、乾燥や
精穀等の処理後の穀物の品質が著しく低下する。
また、このメモリカードの誤使用を防止するためにメモ
リカードの外部に、記憶された処理プログラムの内容を
示すシールやラベル等を貼るのでは、長期間の使用によ
って擦り減り見ずらくなったり見栄えが悪い等の欠点が
ある。
本発明は上記事実を考慮し、異なる処理プログラムが記
憶された種々のメモリカードを選択的に用いて装置を運
転し穀物処理を行なう場合に、メモリカード・に記憶さ
れた処理プログラムの内容を簡単かつ確実に確認でき、
これによってこのメモリカードの誤使用を防止し、乾燥
や精穀する穀物に応じた最適条件で運転し処理すること
ができる穀物処理装置を得ることが目的である。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る穀物処理装置は、処理プログラムに従って
自動的に処理を行う穀物処理装置であって、前記処理プ
ログラムおよびその処理プログラムに対応したコードが
記憶されかつ穀物処理装置本体に対し着脱自在な複数の
メモリカードと、前記メモリカードが穀物処理装置本体
に装着された状態でこのメモリカードに記憶されたコー
ドを表示する表示部と、を備えている。
[作用] 上記構成の穀物処理装置では、使用者が自由にメモリカ
ードを穀物処理装置本体に着脱させることができる。こ
のため、メモリカードに記憶された処理プログラムに従
って処理をすることができる。
この場合、メモリカードが穀物処理装置本体に装着され
た状態では、このメモリカードに記憶された処理プログ
ラムに対応したコードが表示部に表示される。したがっ
て、使用者はメモリカードに記憶された処理プログラム
の内容を簡単かつ確実に確認でき、これによって、種々
の条件に応じてこのメモリカードを選択して用いる場合
にメモリカードを取り違えることがなく誤使用が防止さ
れ、穀物処理装置を最適条件で運転して穀物の処理をす
ることができる。
[実施例] 以下に本発明の実施例について説明する。
まず、本発明を穀物乾燥装置に適用した第1実施例を説
明する。第2図には本発明の第1実施例に係る乾燥装置
10の全体斜視図が示されており、第3図には乾燥装置
10の概略断面図が示されている。
乾燥装置10の上部は穀物槽12とされており、穀物を
貯蔵できるようになっている。この穀物槽12には穀物
量センサ13が配置されており、穀物の貯蔵・量を検出
できるようになっている。されにこの穀物槽12内には
穀温センサ14が配置されており、穀物温度を検出でき
るようになっている。
穀物槽12の下方には乾燥部15が配設されている。乾
燥部15には通気性の隔壁によって導風路16が形成さ
れており、乾燥部15内の穀物へ乾燥風を送給できるよ
うになっている。導風路16の前方側にはバーナ18が
配置されており、されに後方側には吸引排風機20が配
置されている。
このため、バーナ18によって発生した乾燥風は吸引排
風機20によって吸引されて導風路16へ送給され、乾
燥部15内で穀物の水分を吸収した後に吸引排風機20
を介して乾燥装置10外へ排出されるようになっている
。また導風路16内および吸引排風機20後方にはそれ
ぞれ温度センサ22.24が配置されており、熱風温度
および排風温度を検出できるようになっている。
乾燥部15の下方にはツヤツタドラム26が配置されて
おり、乾燥部15内の穀物を下方へ繰出すようになって
いる。シャッタドラム26の下方には下スクリウコンベ
ヤ28が配置されており、シャッタドラム26によって
繰出された穀物を乾燥装置10の前方側へ搬送できるよ
うになっている。
下スクリウコンベヤ28の搬送方向終端部にはパケット
コンベヤ30が立設しており、穀物を乾燥装置10の最
上部まで持上げ搬送できるようになっている。このパケ
ットコンベヤ30の上端部には上スクリウコンベヤ32
の一端が対応しており、さらに上スクリウコンベヤ32
の他端には回転式均分機34が配置されている。このた
め、持上げ搬送された穀物は上スクリウコンベヤ32に
よって乾燥装置10の中央部まで搬送された後に、回転
式均分機34によって穀物槽12内へ均等に放散分配さ
れるようになっている。
パケットコンベヤ30の下端部には水分センサ36が配
置されており、穀物の含水率を検出できるようになって
いる。
また乾燥装置10には、外気温センサ35および湿度セ
ンサ37が配置され、それぞれ外気条件を検出できるよ
うになっている。
乾燥装置10の前面には操作盤38が配置されており、
この操作盤38には第1図に示す如くメモリカード40
取付用のコネクタ42が配置されている。コネクタ42
は長手方向一端が開口した箱状に形成されており、幅方
向両端部は断面形状口字形の案内部42Aとなっている
。長手方向他端には図示しない複数の接続ピンが内側に
向って突出するように取付けられており、さらに後述す
る制御回路に接続されている。
コネクター42前方の操作盤38前面には、防塵蓋45
が配置されており、これを閉じることによりコネクタ4
2を埃や廖から防護するようになっている。
メモリカード40は薄肉カード形状の半導体記憶装置で
あり、長手方向の一端部40Aには電源、アドレス、ラ
イトイネーブノペアウトプットイネーブル、チップイネ
ーブル等の各端子が前述のコネクタ42の接続ビンに対
応して配置されている。
またこれらの各端子は接続ビンが嵌入できるように凹形
状とされており、これによってメモリカード40の各端
子とコネクタ42の接続ビンとは特別な工具を用いるこ
となく嵌脱が可能となっている。従って、防塵蓋45を
開放した後にメモリカード40を一端部40Aからコネ
クタ42内へ第1図矢印へ方向へ挿入すると、コネクタ
42に形成された案内部42Aに沿って案内され、コネ
クタ42の接続ビンとメモリカード40の各端子が嵌合
するようになっている。
なおこの場合、メモリカード40には支持(検知)端子
が配置され、さらにコネクタ42にはこれに対応して支
持ピンが取付けられているため、メモリカード40が表
裏反対となって挿入されることを防止している。
このメモリカード40を取り外す場合には、そのまま抜
き取ればよい。
メモリカード40内には、リードオンリメモリ(ROM
)およびランダムアクセスメモリ (RAM)の両方が
搭載されており、前述の各端子に接続されてい、る。
ROMには、地域別、穀物の品種別、あるいは作柄側に
定められた熱風温度、風量、循環速度、および水分換算
率制御用の乾燥処理プログラムが記憶されている。この
ため乾燥装置10はこの乾燥処理プログラムに従って乾
燥処理運転されるようになっている。
またROMには、記憶された乾燥処理プログラムに対応
したコードが記憶されている。
さらにメモリカード40内にはバックアップバッテリが
内蔵されており、RAMに接続されている。このため電
源からの電流の供給が断たれた場合(たとえばメモリカ
ード40をコネクタ42から抜き取った場合)でも、R
AM内の記憶をそのまま保存できるようになっている。
このメモリカード40は、ROM内に異なる乾燥処理プ
ログラムが記憶されたものが種々用意されており、好み
に応じて使用者が自由に選択できるようになっている。
第4図に示す如くこのメモリカード40はコネクタ42
へ挿入することにより乾燥装置100制御回路に接続さ
れるようになっている。制御回路は、中央処理装置(C
PU)44、入力回路46、出力回路48及びこれらを
接続するバスを含んで構成されている。入力回路46に
は前述の穀物量センサ13等の各センサがそれぞれ接続
されている。また出力回路48には、吸引排風機20駆
動用モータやシャッタドラム26駆動用モータ等の駆動
装置リレー回路50が接続されている。
操作盤38には、水分設定ダイヤル52や運転ボタン5
6およびデジタル表示部58が配置されている。デジタ
ル表示部58は、乾燥装置10の運転時における穀物の
含水率や残時間等を表示すると共に、メモリカード40
がコネクタ42へ挿入された際にROM内に記1.αさ
れた乾燥処理プログラムに対応したコードを数字(番号
)で表示するようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
乾燥装置10を運転する際に、種々用意されたメモリカ
ード40のうち所望の処理プログラムが記憶されたもの
を選択して制御盤38のコネクタ42へ挿入する。これ
によってメモリカード40は制御回路内の中央処理装置
(CPU)44に接続されたこととなる。
メモリカード40が制御回路に接続されると、ROM内
に記憶された乾燥処理プログラムに対応したコードが読
み出され、デジタル表示部58にこのコードが数字(番
号)で表示される。したがって、使用者はこのコードを
目視することにより、メモリカード40に記憶された処
理プログラムの内容を簡単かつ確実に確認でき、これに
よって、種々の条件に応じてこのメモリカード40を選
択して用いる場合にメモリカード40の形状が画一的で
あってもこれを取り違えることがなく誤使用が防止され
、乾燥装置10を最適条件で運転することができる。
次いで運転ボタン56を操作すると、中央処理装置(C
PU)44は入力回路46を介して入力される各センサ
からの信号を基に、メモリカード40に記憶された処理
プログラムに従って処理をし、出力回路48を介して駆
動装置リレー回路50へ作動信号を出力する。このため
、バーナ18の燃料供給量によって熱風温度が自動制御
され、吸引排風機20の回転速度によって風量が自動制
御され、さらにシャッタドラム26の駆動速度によって
循環速度が自動制御されて乾燥処理が行なわれるように
なる。
このように、メモリカード40は操作盤38に着脱自在
となっており、このメモリカード40を複数種類用意し
ておくことによって全国どの地域であっても単一の機種
でその地域に適した乾燥処理ができるようになる。また
、メモリカード40が制御回路に接続された際には、記
憶された乾燥処理プログラムに対応したコードが読み出
されて自動的にデジタル表示部58に表示されるので、
使用者はメモリカード40に記憶された処理プログラム
の内容を簡単かつ確実に確認でき、これによって、種々
の条件に応じてこのメモリカード40を選択して用いる
場合にメモリカード40を取り違えることがなく誤使用
が防止され、乾燥装置10を最適条件で運転して穀物の
処理をすることができる。
なお本実施例においては、メモリカード40がコネクタ
42内へ挿入され制御回路に接続された際に、記憶され
た乾燥処理プログラムの内容を示すコードが自動的にデ
ジタル表示部58に表示される構成としたが、これに限
らず、運転ボタン56を操作した際に表示される構成と
してもよく、また、制御回路の機能点検を行なう際にこ
のコードを表示する構成としてもよい。
さらに、デジタル表示部58に表示されるコードは数字
で表示するに限らず、アルファベットや他の符号等で表
示するようにしてもよい。
次に本発明を精穀装置に適用した第2実施例について説
明する。なお前記第1実施例と基本的に同一のものには
同一の符号を付与しその説明を省略している。
第5図には本発明の第2実施例に係る精穀装置60の断
面図が示されている。
精穀装置60はフレーム62によって上下に高い箱形に
構成されている。フレーム62の上部ににはホッパー6
4が載置されており、玄米等の穀物を張込めるようにな
っている。またフレーム62の内部には、ホッパー64
と連通ずる案内筒66、精穀円筒68および精穀ロール
70が配置されている。この案内筒66、精穀円筒68
と精穀ロール70との間へホッパー64から張込まれた
穀粒が供給されるようになっている。
精穀ロール70の下端部にはプーリ72が固着されてお
り、さらに図示しない駆動装置と連結されている。この
ため精穀ロール70はこのプーリ72を介して駆動力を
受けて回転するようになっている。
一方、案内筒66の上フランジ部にはウオームホイール
74が回転可能に取付けられている。このウオームホイ
ール74にはウオームギヤ76が噛み合っており、さら
にウオームギヤ76はモータ78の駆動軸に固着されて
いる。このためウオームホイール74はモータ78の回
転に伴ないウオームギヤ76を介して駆動力を受けて回
転するようになっている。
ウオームホイール74の一部には歯車80が取付けられ
ており、さらにこの歯車80はポテンショメータ820
回転軸に固着された歯車84と噛み合っている。このた
めウオームホイール74が回転するとこれに伴なって歯
車84が回転し、ポテンショメータ82によってウオー
ムホイール74の回転度合が検出できるようになってい
る。
精穀円筒68の上端支持枠86にはフランジ部88が外
側に向って突出して形成されている。このフランジ部8
8と案内筒66の凸部90との間にはリンク装置92が
取付けられており、さらにフランジ部88とウオームホ
イール74との間には引張コイルスプリング94が取付
けられている。
このためフランジ部88すなわち精穀円筒68が軸線周
りに回転するとリンク装置92の作用によって精穀円筒
68は下方へ移動し、これに伴なって引張コイルスプリ
ング94を引張るようになっている。また、ウオームホ
イール74が回転すると引張コイルスプリング94の係
止位置が変化し、これによって引張コイルスプリング9
4の付勢力を変更できるようになっている。このため引
張コイルスプリング94の付勢力はウオールホイール7
4の回転度合を検出するポテンションメータ82によっ
て間接的に検出することができるようになっている。
また精穀円筒68の中間部には多数の透孔96が穿設さ
れており、玄米から剥離した糠等の外皮が外側へ通過で
きるようになっている。
精穀円筒68の下端部には内側に向って鋭角的に突出す
るリング状の突起98が形成されており、通常はその先
端が精穀ロール70の突起100に当接している。この
ため、この状態では穀粒は精穀ロール70と精穀円筒6
8との間に滞留するが、精穀円筒68が下方へ移動し突
起98が突起100から離間して隙間が生じるとこの隙
間を通って下方へ流出するようになっている。
精穀円筒68の下方には精穀円筒68の内側と連続する
ように穀粒取出筒102が配置されており、突起98と
突起100との間から流出した穀粒を精穀装置60外へ
取出せるようになっている。
また穀粒取出筒102の下方には(透孔96)の外側と
連続するように糠排出筒104が配置されており、透孔
96からの外側へ至った糠を精穀装置60外へ排出でき
るようになっている。
精穀装置60の前面(第5図左方側)には制御盤106
が設けられている。この制御盤106へは前記第1実施
例と同様に穀物圧力制御用のメモリカード108が装着
できるようになっており、さらに表示部110が配置さ
れている。
メモリカード108のROMには、地域、穀物の品種、
作柄又は混合割合に応じて定められた穀物圧力制御用の
精穀処理プログラムが記憶されている。このため精穀装
置はこの精穀処理プログラムに従って精穀処理するよう
になっている。
またROMには、記1.αされた精穀処理プログラムに
対応したコードが記憶されている。
さらにこのメモリカード108は、ROM内に異なる精
穀処理プログラムが記憶されたものが種々用意されてお
り、好みに応じて使用者が自由に選択できるようになっ
ている。
このメモリカード108が制御盤106に挿入されると
、メモリカード108内に記憶された精穀処理プログラ
ムに対応したコードが表示部110に表示されるように
なっている。
次に本実施例の作用を説明する。
精穀装置60を運転する際には、前記第1実施例と同様
に種々用意されたメモリカード108のうち所望の処理
プログラムが記憶されたものを選択して制御盤106へ
挿入する。これによってメモリカード108は制御回路
に接続されたこととなる。
本実施例においてもメモリカード108が制御回路に接
続されると、ROM内に記憶された精穀処理プログラム
に対応したコードが読み出され表示部110に表示され
る。したがって、使用者はメモリカード108に記憶さ
れた処理プログラムの内容を簡単かつ確実に確認でき、
これによって、種々の条件に応じてこのメモリカード1
08を選択して用いる場合にメモリカード108の形状
が画一的であってもこれを取り違えることがなく誤使用
が防止され、精穀装置60を最適条件で運転することが
できる。
次いで運転ボタンを操作して精穀ロール70を回転させ
るとともに穀物をホッパー16から張込み精穀円筒68
へ供給する。これによって精穀処理が開始される。穀物
が精穀円筒68内へ流入すると摩擦による圧力が発生し
、これにより穀物は搗精される。精穀ロール70と精穀
円筒68との間の摩擦力が大きくなり精穀円筒68内の
穀物圧力が高まると、精穀円筒68内の穀物圧力が引張
コイルスプリング94の付勢力に対応した状態となるま
で斜め下方へ移動する。精穀円筒68が下方へ移動する
と精穀ロール70の突起100と精穀円筒68の突起9
8との間に隙間が生じ、この隙間が穀物の通路となって
精穀処理後の穀物が排出され穀粒取出筒102を介して
取出される。また穀物から剥離した糠等の外皮は精穀円
筒68の透孔96から外側へ通過し糠排出筒104を介
して排出される。
この精穀処理において、制御回路は入力されるポテンシ
ョメータ82からの信号を基に、メモリカード108の
ROMに記憶された精穀処理プログラムに従って処理を
する。
すなわち、モータ78を回転させることによって引張コ
イルスプリング94の支持位置を変更してその付勢力を
増減させ、これによって精穀円筒68の突起98と精穀
ロール70の突起100との間隔を増減させ、精穀円筒
68内の穀物圧力が設定された処理プログラムに従って
自動制御されて精穀処理が行なわれる。
このように本実施例においても、種々の条件に応じてこ
のメモリカード108を選択して用いる場合にメモリカ
ード108を取り違えることがなく誤使用が防止され、
精穀装置60を最適条件で運転して穀物の処理をするこ
とができる。
[発明の効果コ 以上説明した如く本発明に係る穀物処理装置は、異なる
処理プログラムが記憶された種々のメモリカードを選択
的に用いて装置を運転し穀物処理を行なう場合・に、メ
モリカードに記憶された処理プログラムの内容を簡単か
つ確実に確認でき、これによってこのメモリカードの誤
使用を防止し、乾燥や精穀する穀物に応じた最適条件で
運転し処理することができるという優れた効果を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る乾燥装置の操作盤を
示す斜視図、第2図は乾燥装置の全体斜視図、第3図は
乾燥装置の概略断面図、第4図は制御回路の構成図、第
5図は本発明の第2実施例に係る精穀装置の断面図であ
る。 10・・・乾燥装置、 38・・・操作盤、 40・・・メモリカード、 58・・・デジタル表示部、 60・・・精穀装置、 68・・・精穀円筒、 70・・・精穀ロール、 92・・・リンク装置、 106・・・制御盤、 108・・・メモリカード、 110・・・表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理プログラムに従って自動的に処理を行う穀物
    処理装置であって、前記処理プログラムおよびその処理
    プログラムに対応したコードが記憶されかつ穀物処理装
    置本体に対し着脱自在な複数のメモリカードと、前記メ
    モリカードが穀物処理装置本体に装着された状態でこの
    メモリカードに記憶されたコードを表示する表示部と、
    を備えた穀物処理装置。
JP14495088A 1988-06-13 1988-06-13 メモリカードを用いた穀物処理装置 Pending JPH01315352A (ja)

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