JPH01315270A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JPH01315270A
JPH01315270A JP63144374A JP14437488A JPH01315270A JP H01315270 A JPH01315270 A JP H01315270A JP 63144374 A JP63144374 A JP 63144374A JP 14437488 A JP14437488 A JP 14437488A JP H01315270 A JPH01315270 A JP H01315270A
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JP
Japan
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rotor
stator
rotating shaft
ultrasonic motor
base
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JP63144374A
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Takao Saeki
佐伯 孝夫
Naofumi Fujie
直文 藤江
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は電歪振動子の収縮運動を駆動源とした超音波モ
ータに関するものである。
(従来の技術) 従来より、電歪振動子に発生する伸び縮みを利用してロ
ータを回転させる超音波モータが提案されている。この
種の超音波モータは特開昭58−192474号公報や
特開昭58−192475号公報等および特開昭61−
191278号公報等によって公知である。
また、電歪振動子とロータの間に摩擦材や弾性体等を介
在させた超音波モータも知られている。
これら従来の超音波モータは、基本的に電歪振動子の伸
縮運動を摩擦力によってロータに伝達してロータを回転
させる。ロータは回転自在に支承された回転軸に皿ばね
を介して結合されており、この回転軸を介してロータの
回転が出力される。
(発明が解決しようとした課題) しかしながら、従来の超音波モータでは、ロータと回転
軸が皿ばねを介して結合されていたので、回転軸に外力
が作用して回転軸の軸心がロータの軸心に対して傾いた
状態では、回転軸に作用した外力が直接ロータに作用し
、ロータと電歪振動子の間の押圧力が変化し不均一にな
ってしまう問題点があった。
ロータと電歪振動子の間の押圧力が変化し不均一になる
と、たとえば、ロータと電歪振動子の間から異音が発生
したり、超音波モータの駆動力が減少したりする。
本発明は従来の問題点を解決するためになされたもので
、回転軸に外力が作用して回転軸の軸心がロータの軸心
に対して傾いても、ロータと電歪振動子の間の押圧力が
変化しにくい超音波モータを提供することを技術的課題
とした。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 前述した技術的課題を達成するために、本発明では、ア
ダプタ部材が軸受は部材によって回転自在に支承され、
ロータがハウジング部材に固着されたステータとアダプ
タ部材の間に挟持される。
また同時に、ロータの中心には内周面にスプラインが形
成された出力開口が開けられており、ロータの回転は、
出力開口のスプラインに隙間を介して結合された回転軸
を介して取り出される。
(作用) 前述した技術的手段によれば、ロータと回転軸の間には
隙間がある。それゆえに、回転軸の軸心がロータの軸心
に対して傾いても、この傾きはロータと回転軸の間の隙
間によって吸収される。それゆえに、ロータの軸心と回
転軸の軸心が完全に一致していない状態においてもロー
タと電歪振動子の間の押圧力は変化しに(い。
(実施例) 第1図に本発明の超音波モータ100の縦断面図を示す
。略円板状のベース4の中心部には開口部4aが開けら
れている。開口部4aには、所定の隙間を介して回転軸
9が挿入されている。回転軸9は後述する駆動機構によ
って支承されている。
ベース4には、リング状のステータ3の内孔周縁が載っ
ている。ステータ3は螺子11によってベース4に固定
されている。
ステータ3はリング状の弾性体1とリング状の圧電素子
2で構成されている。弾性体lは大径の厚肉平板状のリ
ング(以下、大径リング部1aと称す)と小径の薄肉平
板状のリング(以下、小径リング部1bと称す)の間が
薄肉部ICを介して連続となった形状であり、小径リン
グ部1bが螺子11で支持されている。
大径リング部1aの上面には全周に渡って定ピツチの突
部1eが多数形成されている。弾性体1の下面には大径
リング部1aから小径リング部1bに連続して、薄金属
層17が蒸着により形成されており、この薄金属層エフ
がベース4に圧接しているので、電気的には、薄金属層
17がベース4に接続されていることになる。
弾性体1の大径リング部1aの下面に形成された薄金属
層17には、接着剤によってリング状の圧電素子2が接
着されている。この圧電素子2は、超音波モータ100
の進行波発生用の公知の素子であり、圧電素子2の下面
には引出電極(図示せず)が形成されている。引出電極
には電気リード18が接続されており、引出電極と薄金
属層17の間に交流電圧を印加することにより、弾性体
1に進行波振動を生起する構造となっている。
ベース4には略円筒状の側部材12が接着剤により固定
されている。また、側部材12には蓋部材5が接着剤に
よって固定されている。ベース部材4と側部材12、及
び蓋部材5は本発明のハウジング部材を構成する。
蓋部材5には、ベアリング部材15が固定されている。
ベアリング部材15と弾性体1の間には回転体6とアダ
プタ部材10が皿ばね13の弾性力によって挟持されて
いる。アダプタ部材lOはベアリング部材15の内周面
に嵌合されている。
従って、アダプタ部材10はベアリング部材15に対し
て同軸に保持される。回転体6の上面には、薄ゴムシー
ト14が載置されている。薄ゴムシート14は、皿ばね
13と回転体6の間に介在している。皿ばね13は、ア
ダプタ部材10に形成されたフランジ部10aによって
拘束されており、上方向への移動が制限されている。ま
た、皿ばね13はフランジ部10aによってベアリング
部材15と同軸に保持される。
回転軸9の一端9aには雄スプラインが形成されている
。回転軸9の一端9aはロータ8の中心に開けられた出
力開口8a内に挿入されている。
出力開口8aの内周面には、回転軸9の一端9aに形成
されたスプラインに係合する雌スプラインが形成されて
いる0回転軸9の一端9aと出力開口8aの間には微小
な隙間が形成されており、−端9a出出力口8aの間に
はいわゆるガタが設けられている。
ロータ8は回転体6と摩擦材7で構成されている。回転
体6の外周縁部には厚肉部6aが形成されている。厚肉
部6aの下面は弾性体1の大径リング部1aに対向して
いる0回転体6はゴムシート14を介して皿ばね13で
下に押圧されているので、厚肉部6aの下面は大径リン
グ部1aに形成された突部1eに摩擦材7を介して当接
する。
また、厚肉部6aによって回転体6は皿ばね13やアダ
プタ部材10およびベアリング部材15に対して同軸に
保持される。
電気リード18とベース4の間に交流電圧を印加すると
、電歪振動子2が振動して進行波が発生する。この進行
波は、弾性体lの大径リング部1aを進行(周回)する
。この時、大径リング部1aに形成された突部1eによ
って進行波の振幅が拡大される。ロータ8の摩擦材7が
大径リング部1aの突部1eに当接しているので、大径
リング部1aの進行波が摩擦材7に回転モーメントを与
える。これによりロータ8および回転軸9が回転する。
上記実施例では、弾性体1の下面に薄金属層17を形成
してこれをベース4(機器アース)に電気的に接続して
、圧電素子2の機器アースを容易にしている。
第2図と第3図は本実施例の超音波モータ100を車両
用シートの駆動源として使用した一例を示す図面である
回転軸9はアッパーフレーム20によって回転自在に支
承されている。回転軸9の一部はウオームギア9bとな
っている。ウオームギア9bはロワフレーム22に回転
自在に固定されたロワギア21を回転させる。ロワギア
21にはねじ棒(図示せず)が固定されており、ロワギ
ア21とねじ棒は一体に回転する。アッパーフレーム2
0とロワフレーム22の間にはこるベアリング25が挟
持されている。ころベアリング25によってアッパーフ
レーム20はロワフレーム22に対して摺動自在に支承
されている。ロワギア21が回転し、ねじ棒が回転する
と、アッパーフレーム20がロワフレーム22に対して
長手方向に摺動する。
アッパーフレーム20にはシートフレーム23が溶接さ
れている。シートフレーム23とアッパーフレーム20
にはステー24が固定れており、このステー24に超音
波モータ100が固定されている。
超音波モータ100のロータ8が回転すると、回転軸9
が回転する。回転軸9の回転はロワギア21を回転させ
、アッパーフレーム20を摺動させる。
ステー24の寸法誤差により、あるいはアッパーフレー
ム20の寸法誤差により、ロータ8の軸心と回転軸9の
軸心は多くの場合わずかにずれたり傾いたりして、不一
致となる。しかしながら、ロータ8の軸心と回転軸9の
軸心の不一致はロータ8と回転軸9の間に形成された隙
間によって吸収され、ロータ8と弾性体1の間の押圧力
に影響しない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ロータと回転軸の間には隙間がある。
それゆえに、回転軸の軸心がロータの軸心に対して傾い
ても、この傾きはロータと回転軸の間の隙間によって吸
収される。それゆえに、回転軸の軸心がロータの軸心に
対して傾いても、ロータと電歪振動子の間の圧接力は変
化しにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の弾性体を適用した好ましい超音波モー
タの縦断面図である。 第2図は本発明の超音波モータを使用した車両用シート
の駆動機構を描いた断面図である。 第3図は本発明の超音波モータを適用した車両用シート
の斜視図である。 1・・・弾性体、2・・・圧電素子(電歪振動子)。 3・・・ステータ、4・・・ベース。 5・・・蓋部材、6・・・回転体。 7・・・摩擦材、8・・・ロータ。 9・・・回転軸、10・・・アダプタ部材。 11・・・螺子、12・・・側部材。 13・・・皿ばね、14・・・ゴムシート15・・・ベ
アリング部材。 17・・・薄金属層、18・・・電気リード。 20・・・アッパフレーム、21・・・ロワギア。 22・・・ロワフレーム、23・・・シートフレーム。 24・・・ステー、25・・・ころベアリング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジング部材と、 該ハウジング部材に固着されたステータと、該ステータ
    に固着された電歪振動子と、 前記ハウジング部材に固定された軸受け部材と、該軸受
    け部材によつて回転自在に支承されたアダプタ部材と、 前記ステータと前記アダプタ部材の間に挟持されたロー
    タと、 前記ロータの中心に開けられ、内周面にスプラインが形
    成された出力開口と、 該出力開口に対向する位置に形成され、前記ハウジング
    部材に開けられた開口部と、 該開口部から挿入され、前記出力開口のスプラインに隙
    間を介して結合された回転軸と、 を備える超音波モータ。
  2. (2)前記ロータと前記アダプタ部材の間に弾性部材が
    配設されており、前記ロータが前記ステータに押さえつ
    けられていることを特徴とした請求項(1)記載の超音
    波モータ。
  3. (3)前記ロータと前記ステータの間に摩擦材が挿入さ
    れていることを特徴とした請求項(1)または(2)記
    載の超音波モータ。
JP63144374A 1988-06-10 1988-06-10 超音波モータ Expired - Fee Related JP2606286B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0486577U (ja) * 1990-11-30 1992-07-28
US5138885A (en) * 1990-03-16 1992-08-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Piezoelectric-type pressure sensor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5138885A (en) * 1990-03-16 1992-08-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Piezoelectric-type pressure sensor
JPH0486577U (ja) * 1990-11-30 1992-07-28

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