JPH01314838A - 空気調和機の運転状態表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は空気調和機の運転状態の異常の有無を表示する
空気調和機の運転状態表示装置に関する。

（従来の技術） 近年、空気調和機の制御にマイクロコンピュータ（以下
、マイコンともいう）が使われており、これに対応して
空気調和機の運転状態の異常の有無を表示する表示器に
はＬＥＤ　（発光ダイオード）や液晶が用いられている
。

（発明が解決しようとする課８） このようにマイコンを介してＬＥＤや液晶に空気調和機
の運転状態の異常の有無を表示させる従来の運転状態表
示装置は、マイコンの出力が５Ｖという低レベルのため
、マイコンと表示器を結ぶケーブルを長くすると外部か
らの雑音の影響を受けてしまうなどして表示器を遠方に
設置することができず、複数台の空気調和機を集中コン
トロールする場合などには使用することができないとい
う問題があった。

本発明は、複数台の空気調和機を集中コントロールする
場合にも用いることのできる空気調和機の運転状態表示
装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明による空気調和機の運転状態表示装置は、空気調
和機の運転状態を検出する検出器と、この検出器の検出
値に基づいて空気調和機の運転状態が異常であるかどう
かを判定し、運転状態が異常の場合に動作指令信号を出
力するマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュ
ータの動作指令信号に基づいて動作するリレー回路と、
このリレー回路の出力に基づいて空気調和機の運転状態
が異常であるかどうかを表示する表示手段とを備えてい
ることを特徴とする （作　用） このように構成された本発明による空気調和機の運転状
態表示装置によれば、空気調和機の運転状態の異常の有
無が検出器の検出値に基づいてマイクロコンピュータに
よって判定され、異常と判定された場合に動作指令信号
がマイクロコンピュータからリレー回路に送出される。

するとリレー回路が動作し、このリレー回路の動作出力
に基づいて空気調和機の運転状態が異常であることが表
示手段に表示される。そして、リレー回路の出力のレベ
ルはマイクロコンピュータの出力レベルに比べて一般に
大きくすることができ、これにより本発明による空気調
和機の運転状態表示装置は外部からの雑音の影響を受け
にくくなり、複数台の空気調和機を集中コントロールす
る場合にも用いることができる。

（実施例） 以下、本発明による空気調和機の運転状態表示装置の実
施例を図面を用いて説明する。第１図において符号１は
操作部を示し、運転モードの選択および室温の設定等を
行う。符号２は室内制御部を示し、この室内制御部２は
マイクロコンピュータ（以下、マイコンともいう）２ａ
１送信信号変換回路２ｂ、２ｆ、受信信号変換回路２　
ｃ　、２　ｅ　ｓＡ／Ｄ変換器２ｄ、およびリレー回路
２ｇを有している。

符号４は室外制御部を示し、この室外制御部４はマイコ
ン４ａ、送信信号変換回路４ｂ、および受信信号変換回
路４Ｃを有している。符号５は表示部を示し、室内制御
部２とは離れた場所に設置される。

次に作用を説明する。操作部１から送出される運転指令
信号は受信信号変換回路２ｃにおいて信号変換され、マ
イコン２ａに送られる。一方、室内送風機７が設置され
ている室の室温を検出する室温センサ６の検出信号は、
Ａ／Ｄ変換器２ｄ１；おいてＡ／Ｄ変換されてマイコン
２ａに送られる。

操作部１からの運転指令信号と室温センサ６の検出値と
に基づいて、マイコン２ａは室内送風機７を制御すると
ともに送信信号変換回路２ｆを介して室外制御部４に運
転指令を送る。送信信号変換回路２ｆを介して送られて
きた運転指令は受信信号変換回路４ｃにおいて信号変換
されてマイコン４ａに入力する。マイコン２ａから送出
される運転指令に基づいてマイコン４ａは圧縮機８、四
方弁９、および室外送風機１ｏの制御を行う。

また、圧縮機８や、熱交換器（図示せず）等の冷凍サイ
クル部品を保護するために圧力センサ１３および圧縮機
温度センサ１１が設けられており、圧縮機８を駆動する
モータを保護するために電流センサ１２が設けられてい
る。そしてこれらの各種の保護用センサ１１．１２．１
３の検出信号はマイコン４ａに送られる。保護用センサ
１１゜１２．１３の検出信号に基づいて圧縮機８、熱交
換器、および圧縮機駆動モータ等の運転状態の異常の有
無がマイコン４ａによって判定される。異常が有る場合
はどの機器が異常であるかを示す異常検出コードがマイ
コン４ａから送信信号変換回路４ｂ、および受信信号変
換回路２ｅを介してマイコン２ａに送られる。するとマ
イコン２ａは異常検出コードを送信信号変換回路２ｂを
介して操作部１に送って運転状態が異常であることを表
示させるとともに、リレー回路２ｇを動作させる。

この時、運転状態の異常が例えば圧力センサ１３によっ
て検出されたものであれば圧力が異常であることを示す
リレー回路２ｇのリレーを動作させるものとする。そし
て、リレー回路２ｇの動作出力に基づいて表示部５にど
の機器が異常であるかを表示させる。

なお、上記実施例においては保護用センサとして圧縮機
温度センサ１１、電流センサ１２、および圧力センサ１
３が設けられているが一部のセンサを使用しない場合は
第２図に示すようにセンサの２次側部分を短絡線２０に
より短絡することにより省略することもできる。

以上述べたように本実施例によれば、リレー回路２ｇの
動作出力に基づいて空気調和機の運転状態の異常の有無
を表示部５に表示させることにより外部からの雑音の影
響を受けることがなく、複数台の空気調和機を集中コン
トロールする場合にも使用することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば複数台の空気調和機を集中コントロール
する場合にも使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による空気調和機の運転状態表示装置の
実施例を示すブロック図、第２図は第１図に示す運転表
示装置において各種の保護用センサのうち一部のセンサ
を使用しない場合の例を示すブロック図である。 １・・・操作部、２・・・室内制御部、２ａ・・・マイ
クロコンピュータ、４・・・室外制御部、４ａ・・・マ
イクロコンピュータ、５・・・表示部、６・・・室温セ
ンサ、７・・・室内送風機、８・・・圧縮機、９・・・
四方弁、１０・・・室外送風機、１１・・・圧縮機温度
センサ、１２・・・電流センサ、１３・・・圧力センサ
。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気調和機の運転状態を検出する検出器と、この検出器
   の検出値に基づいて前記空気調和機の運転状態が異常で
   あるかどうかを判定し、運転状態が異常の場合に動作指
   令信号を出力するマイクロコンピュータと、このマイク
   ロコンピュータの動作指令信号に基づいて動作するリレ
   ー回路と、このリレー回路の出力に基づいて前記空気調
   和機の運転状態が異常であるかどうかを表示する表示手
   段とを備えていることを特徴とする空気調和機の運転状
   態表示装置。