JPH0131430Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131430Y2 JPH0131430Y2 JP17373484U JP17373484U JPH0131430Y2 JP H0131430 Y2 JPH0131430 Y2 JP H0131430Y2 JP 17373484 U JP17373484 U JP 17373484U JP 17373484 U JP17373484 U JP 17373484U JP H0131430 Y2 JPH0131430 Y2 JP H0131430Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- cone
- tool
- female thread
- outer cone
- inner cone
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
● 産業上の利用分野
本考案は、ガスの屋内配管等を行なう際に、あ
らかじめ配管済みの鞘管内に牽引ワイヤーを利用
して金属製の波形管(フレキ管)を引き込む際に
用いられる波形管と牽引ワイヤーとの接続用工具
に関するものである。
らかじめ配管済みの鞘管内に牽引ワイヤーを利用
して金属製の波形管(フレキ管)を引き込む際に
用いられる波形管と牽引ワイヤーとの接続用工具
に関するものである。
● 従来技術とその問題点
ガスの屋内配管を行なう場合、従来は鋳鉄管或
いは鋼管を用いていたが、これらの配管には多く
の費用と手数がかかり、又新築工事の場合には他
の工事関係者との段取りの調整に時間を要すると
いう問題があつた。
いは鋼管を用いていたが、これらの配管には多く
の費用と手数がかかり、又新築工事の場合には他
の工事関係者との段取りの調整に時間を要すると
いう問題があつた。
そこで、最近屋内の電気或いは電話線の工事と
同じように、ガス配管系路内に鞘管(多くはプラ
スチツク管)をあらかじめ施工しておき、床、壁
などの内装工事終了後に前記鞘管内に金属製のフ
レキ管を引き込み、これをガス管にするというガ
ス管の配管施工法が開発され、実用化されてい
る。
同じように、ガス配管系路内に鞘管(多くはプラ
スチツク管)をあらかじめ施工しておき、床、壁
などの内装工事終了後に前記鞘管内に金属製のフ
レキ管を引き込み、これをガス管にするというガ
ス管の配管施工法が開発され、実用化されてい
る。
従来における前記フレキ管は、金属製の螺旋管
であることから、引き込み牽引ワイヤーとフレキ
管との結合は、フレキ管内にネジ式のコーンをね
じ込んで結合するという方式を採用しているが、
このような螺旋管を使用すると、コストが高くつ
くという欠点があり、最近はコストの安い単波形
(単山形)のものが使用されるようになつてきた。
であることから、引き込み牽引ワイヤーとフレキ
管との結合は、フレキ管内にネジ式のコーンをね
じ込んで結合するという方式を採用しているが、
このような螺旋管を使用すると、コストが高くつ
くという欠点があり、最近はコストの安い単波形
(単山形)のものが使用されるようになつてきた。
そこで、単波形の場合には、コーンをねじ込ん
で結合するという結合方式は採用できないので、
この場合の結合方式の提案が要望されている。
で結合するという結合方式は採用できないので、
この場合の結合方式の提案が要望されている。
● 本考案の目的
本考案は、単波形のフレキ管において、これを
鞘管内に引き込む際に、牽引用ワイヤーを簡単に
フレキ管の先端に結合することのできる工具を提
案するのが目的である。
鞘管内に引き込む際に、牽引用ワイヤーを簡単に
フレキ管の先端に結合することのできる工具を提
案するのが目的である。
● 本考案の構成
本考案は、上記目的を達成するために、外周面
に凸部を形成すると共に複数の分割溝を先端側か
ら切り込んで可動拡張部を形成し、内部に雌ネジ
を切設して成る外側コーンと、先端側に拡大用の
ボスを突設し、前記外側コーンの雌ネジに螺合す
るネジ部を形成すると共に上端に牽引具の連結部
を形成して成る内側コーンと、から成る波形管を
鞘管内に引き込むための工具を提案する。
に凸部を形成すると共に複数の分割溝を先端側か
ら切り込んで可動拡張部を形成し、内部に雌ネジ
を切設して成る外側コーンと、先端側に拡大用の
ボスを突設し、前記外側コーンの雌ネジに螺合す
るネジ部を形成すると共に上端に牽引具の連結部
を形成して成る内側コーンと、から成る波形管を
鞘管内に引き込むための工具を提案する。
上記工具を使用する場合には、先ず外側コーン
の可動拡張部を波形管の切り口内に挿入し、内側
コーンを外側コーンの雌ネジ内にねじ込み、拡大
用のボスを可動拡張部内に無理に押し込んで波形
管内において可動拡張部を外側に拡張させて可動
拡張部の外周面に形成した凸部を波形管の内面の
凹部内に嵌合させることにより波形管に工具を取
り付け、内側コーンに結んだ牽引ワイヤーの先を
鞘管内に押し込み、鞘管の端から出た牽引ワイヤ
ーを引張ることにより波形管を鞘管内に引き込ん
で配管を行なうものである。
の可動拡張部を波形管の切り口内に挿入し、内側
コーンを外側コーンの雌ネジ内にねじ込み、拡大
用のボスを可動拡張部内に無理に押し込んで波形
管内において可動拡張部を外側に拡張させて可動
拡張部の外周面に形成した凸部を波形管の内面の
凹部内に嵌合させることにより波形管に工具を取
り付け、内側コーンに結んだ牽引ワイヤーの先を
鞘管内に押し込み、鞘管の端から出た牽引ワイヤ
ーを引張ることにより波形管を鞘管内に引き込ん
で配管を行なうものである。
● 実施例
第1,2図は上記構成から成る本考案工具の実
施例を示し、1は外周面に凸部4を形成すると共
に複数の分割溝3を先端側から切り込んで可動拡
張部2を形成し、内部に貫通した雌ネジ5を切設
して成る外側コーンであつて、金属製である。
施例を示し、1は外周面に凸部4を形成すると共
に複数の分割溝3を先端側から切り込んで可動拡
張部2を形成し、内部に貫通した雌ネジ5を切設
して成る外側コーンであつて、金属製である。
6は先端側に拡大用のボス7を突設し、前記外
側コーンの雌ネジに螺合するネジ部8を形成する
と共に上端に牽引ワイヤーの連結部9を形成して
成る内側コーンである。
側コーンの雌ネジに螺合するネジ部8を形成する
と共に上端に牽引ワイヤーの連結部9を形成して
成る内側コーンである。
次に、上記構成から成る工具についてその使用
法を第3,4図に基づいて説明する。
法を第3,4図に基づいて説明する。
先ず、外側コーン1の可動拡張部2を第3図に
示すように波形管aの切り口b内に挿入する。
示すように波形管aの切り口b内に挿入する。
次に、内側コーン6のボス7側を前記外側コー
ン1の雌ネジ5内に挿入すると共にこの雌ネジ5
にネジ部8を螺合して外側コーン1内に内側コー
ン6を挿入する。
ン1の雌ネジ5内に挿入すると共にこの雌ネジ5
にネジ部8を螺合して外側コーン1内に内側コー
ン6を挿入する。
この内側コーン6の挿入により、外側コーン1
の可動拡大部2の内側にボス7が無理に侵入して
行き、可動拡大部2を外周方向に拡張する。
の可動拡大部2の内側にボス7が無理に侵入して
行き、可動拡大部2を外周方向に拡張する。
この結果、可動拡大部2の凸部4が波形管a内
の凹部c内に内側から嵌合し、内側コーン1を弛
めない限り外れることはない。
の凹部c内に内側から嵌合し、内側コーン1を弛
めない限り外れることはない。
次に内側コーン6の連結部9に牽引ワイヤーd
を結び、先ず牽引ワイヤーdの端を鞘管e内に押
し込み、鞘管eの端から出た牽引ワイヤーdを引
張ることにより、波形管aを鞘管e内に引き込ん
で配管を行なうものである。
を結び、先ず牽引ワイヤーdの端を鞘管e内に押
し込み、鞘管eの端から出た牽引ワイヤーdを引
張ることにより、波形管aを鞘管e内に引き込ん
で配管を行なうものである。
● 本考案の効果
本考案は以上のように、外側コーン1内に内側
コーン6を挿入し、外側コーン1の可動拡張部2
をボス7で拡張することにより、波形管aの切り
口b内に工具を簡単に取り付けることができる。
そして、可動拡張部2はボス7により内側から確
実に押えられているので、決して波形管aの凹部
c内から工具(外側コーン1)が外れたりする心
配はない。
コーン6を挿入し、外側コーン1の可動拡張部2
をボス7で拡張することにより、波形管aの切り
口b内に工具を簡単に取り付けることができる。
そして、可動拡張部2はボス7により内側から確
実に押えられているので、決して波形管aの凹部
c内から工具(外側コーン1)が外れたりする心
配はない。
又、配管終了後は、内側ボス6を弛めるだけで
可動拡張部4はその弾性作用で縮小するから、波
形管aからの工具の取り外ずしも簡単である。
可動拡張部4はその弾性作用で縮小するから、波
形管aからの工具の取り外ずしも簡単である。
第1図は本考案に係る外側コーンと内側コーン
の分離斜視図、第2図は外側コーン内に内側コー
ンを組み込んだ状態の斜視図、第3,4図は波形
管に対する本考案工具の取り付け例の説明図であ
る。 1……外側コーン、2……可動拡張部、3……
溝、4……凸部、5……雌ネジ、6……内側コー
ン、7……ボス、8……ネジ部、9……連結部。
の分離斜視図、第2図は外側コーン内に内側コー
ンを組み込んだ状態の斜視図、第3,4図は波形
管に対する本考案工具の取り付け例の説明図であ
る。 1……外側コーン、2……可動拡張部、3……
溝、4……凸部、5……雌ネジ、6……内側コー
ン、7……ボス、8……ネジ部、9……連結部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外周面に凸部を形成すると共に複数の分割溝を
先端側から切り込んで可動拡張部を形成し、内部
に雌ネジを切設して成る外側コーンと、 先端側に拡大用のボスを突設し、前記外側コー
ンの雌ネジに螺合するネジ部を形成すると共に上
端に牽引具の連結部を形成して成る内側コーン
と、 から成る波形管を鞘管内に引き込むための工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17373484U JPH0131430Y2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17373484U JPH0131430Y2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6189478U JPS6189478U (ja) | 1986-06-11 |
JPH0131430Y2 true JPH0131430Y2 (ja) | 1989-09-26 |
Family
ID=30731376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17373484U Expired JPH0131430Y2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0131430Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6158450B1 (ja) * | 2017-01-16 | 2017-07-05 | 株式会社タイコー | 配管引出具及び配管を壁面に施設する方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3059635B2 (ja) * | 1993-06-30 | 2000-07-04 | 古河電気工業株式会社 | 波付管 |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP17373484U patent/JPH0131430Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6158450B1 (ja) * | 2017-01-16 | 2017-07-05 | 株式会社タイコー | 配管引出具及び配管を壁面に施設する方法 |
JP2018115665A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 株式会社タイコー | 配管引出具及び配管を壁面に施設する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6189478U (ja) | 1986-06-11 |
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