JPH0131324Y2 - - Google Patents

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JPH0131324Y2
JPH0131324Y2 JP1984193760U JP19376084U JPH0131324Y2 JP H0131324 Y2 JPH0131324 Y2 JP H0131324Y2 JP 1984193760 U JP1984193760 U JP 1984193760U JP 19376084 U JP19376084 U JP 19376084U JP H0131324 Y2 JPH0131324 Y2 JP H0131324Y2
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sand
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sieve
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  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は下水処理場等の篩渣、沈砂並びにこれに
類するものの洗浄分離機に関するものである。
「従来の技術」 従来上記篩渣および沈砂等は下水処理場におい
て分離し別てに洗浄処理されていたため設備費の
軽減も難しく尚かつ生糞等の除去も不充分で作業
効率と洗浄性能の向上を計る必要があつた。
又下水処理場において沈砂篩渣等を洗浄処理す
る装置(特開昭58−124549号)があるが洗浄用自
転子の保持装置や分離及び洗浄効率の点において
問題があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 本案は下水処理場等において篩渣及び沈砂を1
台の機械で洗浄し分離と洗浄を同時にかつ効率良
く行いしかも洗浄後は篩渣と沈砂を分離し再利用
可能な程度の良好な洗浄性能を発揮し洗浄作業も
円滑に行うことを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本案は機枠1に共通中心軸線cの回りに回転す
る大小径ドラム3,9を支持し、小径ドラム9内
への篩渣、沈砂供給装置15を設け、小径ドラム
9の内面には回転方向と交差する擦り刃17を等
間隔に突設し、同刃17,17間にゴム面18を
形成して同面18および上記刃17上に複数の自
転子19を支持し、同小径ドラム9の一端外周に
篩渣、沈砂分離用スクリーン20を設け、同スク
リーン20を基端から出口端に向つて小径に截頭
円錘状となし大径ドラム3の内面には沈砂送りス
クリユー羽根22を有し、同羽根22間に沈砂掻
上板22′を介在し、同大径ドラム3の一端に篩
渣および汚水と洗浄物排出口11を設け、同排出
口11と上記スクリーン20との間に排出口11
側が小径な截頭円錘状ガイドスクリーン21を設
け、同排出口11には切欠部11′を形成し、他
端に給水装置26および沈砂排出装置25を設け
排出口11の外側には水切りスクリーン7を設け
スクリーン7の外周には汚水排水筒8、スクリー
ン7の出口部には洗浄篩渣排出筒8′を設けてな
る篩渣、沈砂洗浄分離機によつて構成される。
「作用」 従つてホツパー16から供給装置15によつて
矢印a方向に回転している小径ドラム9内に篩渣
(大形ごみ除去後の浮上ごみ例えば包帯、ガーゼ、
紙、硬い生糞等)および沈砂(砂や重い泥等)を
水と一緒に供給すると篩渣および沈砂は小径ドラ
ム9の下部において自転している複数の自転子1
9,19相互間および同自転子19と擦り刃17
並びにゴム面18との間に巻き込まれて自転子1
9,19の自転と上記刃17やゴム面18の矢印
a方向への回転とによる摩擦によつて上記巻き込
み篩渣および沈砂は摩砕されて附着汚物や生糞等
を充分水に溶解しこれを洗浄する。洗浄篩渣およ
び沈砂は小径ドラム9の一端開口部12からスク
リーン20上に排出される、スクリーン20は自
転子19が小径ドラム9外に転落するのを防止
し、かつ同スクリーン20の基端部の広い開目を
下から上に通過した水流wによつて上記篩渣及び
沈砂はさらに洗浄され、同スクリーン20の先端
部に向つて流動し上記ガイドスクリーン21上に
砂と共に落下し、上記空間sから上記排出口11
に向つて両スクリーン20,21間及びスクリー
ン21の始端部の広い開目を上昇する水流wによ
り上記篩渣は排出口11から排出される。そして
沈砂はスクリーン20(バースクリーン)と上記
ガイドスクリーン21との中間及び該スクリーン
21の始端部の広い開目から沈降し両者は分離さ
れる。沈降した洗砂はスクリユー式送り羽根22
により矢印b方向に送られ途中より沈砂掻上板2
2′により掻き上げ落下の作用を受け空間sを経
て排出口11に向う水流wと対向して砂はすすぎ
洗いを受けて充分洗浄され、排出装置25から筒
27を経て機外に排出される。
「実施例」 機枠1に設けた溝形ローラ2,2を前後に設
け、大径ドラム3の前後に掛回した案内タイヤ4
を上記ローラ2,2に嵌合載置して同ドラム3を
機枠1に回動自在に支持する。又同ドラム3の中
央部外周にはスプロケツト5を設け、これに駆動
チエン6を噛合し、同チエン6を減速電動機の出
力軸に設けた駆動スプロケツトに掛回し、同チエ
ン6の回動によつて上記ドラム3を中心軸線cの
回りに回動させることができる。この大径ドラム
3の内部には空間sを介して上記中心軸線cを共
通中心軸線とする小径ドラム9を配置しこれを腕
10によつて大径ドラム3に支持するものであ
る。小径ドラム9の長さは大径ドラム3より短
く、大径ドラム3の一端に開口した排出口11と
小径ドラム9の一端開口部12との間に前部室1
3を介在させ、かつ両ドラム3,9のそれぞれ他
端間にも後部室14を介在させる。小径ドラム9
内には第1図に示すように背面からシユート等に
よる篩渣、沈砂供給装置15を挿入し、同装置1
5の外端には篩渣、沈砂供給ホツパー16が設け
られる。小径ドラム9の内面には回転方向とほぼ
直角(若干旋回状態に斜交)に交差する擦り刃1
7を等間隔の突設し、同刃17,17間にはゴム
棒(第2図)や波状ゴム板(第3図)によるゴム
面18等を配設し、同面18および上記刃17上
に複数の自転子19(ゴム球、鋼球、ロツド、短
円筒等)を支持するものである。自転子19の自
転は小径ドラム9の矢印a方向への回動と自転子
19の自重とのバランスによつて刃17によつて
限度以上に掻上げられることなく早い速度で自転
し、掻上げられて落下することはない(第2図参
照)。小径ドラム9の一端外周には第1図に示す
ように篩渣、沈砂分離用のバースクリーン20を
截頭円錐状に突出し、同スクリーン20の傾斜に
よつて自転子19の転落を防止することができる
(第1図参照)。このスクリーン20はバー間の開
目が基端部で大であり先端部では殆ど近接するた
め水流wは基端部の開目から上昇し易く該スクリ
ーン20上の篩渣、沈砂を迅速に上昇流で洗浄し
先端部に向う流れによつて充分洗浄される。大径
ドラム3の内面には矢印b方向への沈砂送り用ス
クリユー羽根22を設け、中間に沈砂掻上板2
2′を介在させる。同ドラム3の上記排出口11
の内径は小径ドラム9の排出口12の内径より小
であり切欠11′,11′を有し、中心線cから切
欠11′の外縁までの半径は小径ドラム9の半径
とほぼ一致させ間歇的篩渣および汚水排出口11
を形成する。排出口11の内側には截頭円錐状の
スクリーン21を設け、小径側を排出口切欠1
1′の外寸を半径とする円周上に固定し、大径側
を上記スクリーン20の外側に間隔を介して重合
させる。そして該スクリーン21もバースクリー
ンであつてバー間の開目が始端部で大であり、基
端部では殆ど接しているため、始端部の開目を沈
砂が下降する。大径ドラム3の他端には沈砂掻上
羽根23を設け、同羽根23の掻上げ作用によつ
て後部室14より外側に設けた沈砂排出口24に
洗砂を(水は排出しない)排出する装置25を設
けるものである。そして同他端には後部室14を
経て空間s内と、小径ドラム9内に注水する給水
装置26を設ける。尚洗浄篩渣を水切りして取り
出す場合は第1図中7で示す篩渣の水切りスクリ
ーン8の排水筒、8′の篩渣排出筒を設ける。2
7は沈砂排出筒である。
「効果」 本案は上述のように構成したので上記篩渣およ
び沈砂生糞等を同時に自転子19、擦り刃17お
よびゴム面18の相互作用によつて摩砕洗濯し、
小径ドラム9内の水位も排出口切欠11′の処だ
けから排水するため水位が上下に変動し米とぎ型
洗濯が効果的に行われ、汚物を摩擦により分離か
つ溶解し、これを上記分離用スクリーン20にお
いて迅速かつ充分洗浄し、該スクリーン20と上
記ガイドスクリーン21の始端部において篩渣及
び沈砂を充分分離し得て洗浄及び分離効率を向上
することができる効果がある。又サイズおよび比
重の異る篩渣と沈砂とを別々に排出回収しそれぞ
れ再利用が可能な程度に処理ができ公害対策と省
資源に格段の効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の篩渣、沈砂洗浄機を示す側面
図、第2図は第1図A−A線による小径ドラム縦
断面図、第3図は第2図の他の実施例の縦断面図
である。 1……機枠、c……共通中心軸線、3,9……
大小径ドラム、11……汚水洗浄物排出口、15
……篩渣、沈砂供給装置、17……擦り刃、18
……ゴム面、19……自転子、20……篩渣、沈
砂分離用スクリーン、21……截頭円錐状ガイド
スクリーン、22……沈砂送り羽根、22′……
沈砂掻上板、26……給水装置、25……沈砂排
出装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠1に共通中心軸線cの回りに回転する大小
    径ドラム3,9を支持し、小径ドラム9内への篩
    渣、沈砂供給装置15を設け、小径ドラム9の内
    面には回転方向と交差する擦り刃17を等間隔に
    突設し、同刃17,17間にゴム面18を形成し
    て同面18および上記刃17上に複数の自転子1
    9を支持し、同小径ドラム9の一端外周に篩渣、
    沈砂分離用スクリーン20を設け、同スクリーン
    20を基端から出口端に向つて小径に截頭円錐状
    となし大径ドラム3の内面には沈砂送りスクリユ
    ー羽根22を有し、同羽根22間に沈砂掻上板2
    2′を介在し、同大径ドラム3の一端に篩渣およ
    び汚水と洗浄物排出口11とを設け、同排出口1
    1と上記スクリーン20との間に排出口11側が
    小径な截頭円錐状ガイドスクリーン21を設け、
    同排出口11には切欠部11′を形成し、他端に
    給水装置26および沈砂排出装置25を設け排出
    口11の外側には水切りスクリーン7を設けスク
    リーン7の外周には汚水排水筒8、スクリーン7
    の出口部には洗浄篩渣排出筒8′を設けてなる篩
    渣、沈砂洗浄分離機。
JP1984193760U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0131324Y2 (ja)

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JPS61106348U JPS61106348U (ja) 1986-07-05
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647081B2 (ja) * 1988-07-25 1994-06-22 荏原インフイルコ株式会社 し渣洗浄機
JP6310201B2 (ja) * 2013-07-19 2018-04-11 環テックス株式会社 水中回転篩処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58124549A (ja) * 1982-01-20 1983-07-25 Fukuba Kogyo Kk 篩渣、沈砂洗浄機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5373575U (ja) * 1976-11-24 1978-06-20

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JPS58124549A (ja) * 1982-01-20 1983-07-25 Fukuba Kogyo Kk 篩渣、沈砂洗浄機

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JPS61106348U (ja) 1986-07-05

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