JPH0131317Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131317Y2 JPH0131317Y2 JP1986035008U JP3500886U JPH0131317Y2 JP H0131317 Y2 JPH0131317 Y2 JP H0131317Y2 JP 1986035008 U JP1986035008 U JP 1986035008U JP 3500886 U JP3500886 U JP 3500886U JP H0131317 Y2 JPH0131317 Y2 JP H0131317Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- slit cutter
- crushed
- cutter
- cutters
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 239000012634 fragment Substances 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、一対のスリツトカツタ間で破砕を行
なう破砕機に関する。
なう破砕機に関する。
(従来の技術)
軸方向が平行とされた左右一対のスリツトカツ
タがケーシング内に正逆回転駆動自在に設けら
れ、各スリツトカツタは回転軸と、該回転軸外周
に軸方向に間隔をおいて列設された回転刃と、該
回転刃の外周に突設された被破砕物の引掛部とを
備え、一方のスリツトカツタの回転刃の間に他方
のスリツトカツタの回転刃が配置され、内向きに
回転駆動される両スリツトカツタの左右内方間を
上方から下方に通過される被破砕物の破砕処理を
行なう破砕機であつて、少なくとも一方のスリツ
トカツタの回転刃の間に、内向き回転するそのス
リツトカツタから被破砕物の破片を除去する下方
側スクレーパと、外向き回転するそのスリツトカ
ツタ上の被破砕物に左右外方から接当する上方側
スクレーパとが配置されているものは従来周知で
ある。
タがケーシング内に正逆回転駆動自在に設けら
れ、各スリツトカツタは回転軸と、該回転軸外周
に軸方向に間隔をおいて列設された回転刃と、該
回転刃の外周に突設された被破砕物の引掛部とを
備え、一方のスリツトカツタの回転刃の間に他方
のスリツトカツタの回転刃が配置され、内向きに
回転駆動される両スリツトカツタの左右内方間を
上方から下方に通過される被破砕物の破砕処理を
行なう破砕機であつて、少なくとも一方のスリツ
トカツタの回転刃の間に、内向き回転するそのス
リツトカツタから被破砕物の破片を除去する下方
側スクレーパと、外向き回転するそのスリツトカ
ツタ上の被破砕物に左右外方から接当する上方側
スクレーパとが配置されているものは従来周知で
ある。
そして、被破処理中に被破砕物が回転刃間に噛
み込んで過負荷状態となつたり、被破砕物の姿勢
が不適切なために両スリツトカツタ間を通過でき
ないような場合は、両スリツトカツタを外向き回
転させ、被破砕物の噛み込みや姿勢不良を是正
し、しかる後に再び内向き回転させて破砕処理を
行なう。この際、回転刃の間の上方側スクレーパ
が、被破砕物に左右外方から接当して姿勢の是正
や左右外方への落ちこぼれを防止する。
み込んで過負荷状態となつたり、被破砕物の姿勢
が不適切なために両スリツトカツタ間を通過でき
ないような場合は、両スリツトカツタを外向き回
転させ、被破砕物の噛み込みや姿勢不良を是正
し、しかる後に再び内向き回転させて破砕処理を
行なう。この際、回転刃の間の上方側スクレーパ
が、被破砕物に左右外方から接当して姿勢の是正
や左右外方への落ちこぼれを防止する。
しかし、スリツトカツタを外向き回転させて
も、被破砕物の噛み込みや姿勢不良を是正できな
い場合がある。このような場合には、両スリツト
カツタを相対的に左右外方移動させ、両スリツト
カツタの内方間を大きく離間させて被破砕物を落
下排出されるものが従来よりある。しかし、スリ
ツトカツタは回転駆動されるものであるため、ス
リツトカツタを移動させようとすると回転駆動の
ための伝動装置も移動させる必要があり、構造が
複雑化してコストも嵩むものであつた。
も、被破砕物の噛み込みや姿勢不良を是正できな
い場合がある。このような場合には、両スリツト
カツタを相対的に左右外方移動させ、両スリツト
カツタの内方間を大きく離間させて被破砕物を落
下排出されるものが従来よりある。しかし、スリ
ツトカツタは回転駆動されるものであるため、ス
リツトカツタを移動させようとすると回転駆動の
ための伝動装置も移動させる必要があり、構造が
複雑化してコストも嵩むものであつた。
本考案は上記問題点を解決することを目的とす
る。
る。
(課題を解決するための手段)
本考案が、従来技術の問題点を解決するために
講じる技術的手段の特徴とするところは、軸方向
が平行とされた左右一対のスリツトカツタ6がケ
ーシング3内に正逆回転駆動自在に設けられ、各
スリツトカツタ6は回転軸11と、該回転軸11
外周に軸方向に間隔をおいて列設された回転刃1
2と、該回転刃12の外周に突設された被破砕物
の引掛部13とを備え、一方のスリツトカツタ6
の回転刃12の間に他方のスリツトカツタ6の回
転刃12が配置され、内向きに回転駆動される両
スリツトカツタ6の左右内方間を上方から下方に
通過される被破砕物の破砕処理を行なう破砕機で
あつて、少なくとも一方のスリツトカツタ6の回
転刃12の間に、内向き回転するそのスリツトカ
ツタ6から被破砕物の破片を除去するる下方側ス
クレーパ18と、外向き回転するそのスリツトカ
ツタ6上の被破砕物に左右外方から接当する上方
側スクレーパ19とが配置されているものにおい
て、前記両スクレーパ18,19が、スリツトカ
ツタ6の回転軌跡よりも上方位置で固定側に枢軸
28を介して取付けられ、この枢軸28中心の揺
動による両スクレーパ18,19の左右外方への
移動によつて両スクレーパ18,19とスリツト
カツタ6との間に、外向き回転するスリツトカツ
タ6上から被破砕物を落下排出させるための排出
通路27が形成され、この排出通路27の左右間
隔が、枢軸28よりも下方では、スリツトカツタ
6と枢軸28との間隔よりも大きくされている点
にある。
講じる技術的手段の特徴とするところは、軸方向
が平行とされた左右一対のスリツトカツタ6がケ
ーシング3内に正逆回転駆動自在に設けられ、各
スリツトカツタ6は回転軸11と、該回転軸11
外周に軸方向に間隔をおいて列設された回転刃1
2と、該回転刃12の外周に突設された被破砕物
の引掛部13とを備え、一方のスリツトカツタ6
の回転刃12の間に他方のスリツトカツタ6の回
転刃12が配置され、内向きに回転駆動される両
スリツトカツタ6の左右内方間を上方から下方に
通過される被破砕物の破砕処理を行なう破砕機で
あつて、少なくとも一方のスリツトカツタ6の回
転刃12の間に、内向き回転するそのスリツトカ
ツタ6から被破砕物の破片を除去するる下方側ス
クレーパ18と、外向き回転するそのスリツトカ
ツタ6上の被破砕物に左右外方から接当する上方
側スクレーパ19とが配置されているものにおい
て、前記両スクレーパ18,19が、スリツトカ
ツタ6の回転軌跡よりも上方位置で固定側に枢軸
28を介して取付けられ、この枢軸28中心の揺
動による両スクレーパ18,19の左右外方への
移動によつて両スクレーパ18,19とスリツト
カツタ6との間に、外向き回転するスリツトカツ
タ6上から被破砕物を落下排出させるための排出
通路27が形成され、この排出通路27の左右間
隔が、枢軸28よりも下方では、スリツトカツタ
6と枢軸28との間隔よりも大きくされている点
にある。
(作用)
両スリツトカツタ6を内向き回転させての破砕
処理中に、被破砕物の姿勢不良やスリツトカツタ
6間への噛み込みが発生した場合は、両スリツト
カツタ6を外向き回転させ、その姿勢不良や噛み
込みを解消する。この際、上方側のスクレーパ1
9が被破砕物に接当することで、姿勢不良や解消
や左右外方への落下防止をなす。そして、両スリ
ツトカツタ6の外向き回転によつて被破砕物の噛
み込みや姿勢不良を解消できない場合は、両スク
レーパ18,19を枢軸28中心に揺動させて左
右外方に移動させ、両スクレーパ18,19とス
リツトカツタ6との間に排出通路27を形成し、
スリツトカツタ6の外向き回転により被破砕物を
スリツトカツタ6上方排出通路27に落下させて
排出する。
処理中に、被破砕物の姿勢不良やスリツトカツタ
6間への噛み込みが発生した場合は、両スリツト
カツタ6を外向き回転させ、その姿勢不良や噛み
込みを解消する。この際、上方側のスクレーパ1
9が被破砕物に接当することで、姿勢不良や解消
や左右外方への落下防止をなす。そして、両スリ
ツトカツタ6の外向き回転によつて被破砕物の噛
み込みや姿勢不良を解消できない場合は、両スク
レーパ18,19を枢軸28中心に揺動させて左
右外方に移動させ、両スクレーパ18,19とス
リツトカツタ6との間に排出通路27を形成し、
スリツトカツタ6の外向き回転により被破砕物を
スリツトカツタ6上方排出通路27に落下させて
排出する。
この際、排出通路27の左右間隔は、スリツト
カツタ6と枢軸28との左右間隔より大きくされ
るが、スクレーパ18,19がスリツトカツタ6
の回転軌跡よりも上方で枢軸28により揺動自在
とされていることにより、排出通路27は下方に
向かうに従い左右間隔が広くなる。
カツタ6と枢軸28との左右間隔より大きくされ
るが、スクレーパ18,19がスリツトカツタ6
の回転軌跡よりも上方で枢軸28により揺動自在
とされていることにより、排出通路27は下方に
向かうに従い左右間隔が広くなる。
被破砕物の排出後は、両スクレーパ18,19
を左右内方に移動させてスリツトカツタ6の回転
刃12の間に配置し、スリツトカツタ6を内向き
回転させて再び破砕処理を行なう。
を左右内方に移動させてスリツトカツタ6の回転
刃12の間に配置し、スリツトカツタ6を内向き
回転させて再び破砕処理を行なう。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
図に示す破砕機1において、3はケーシング
で、その内部が破砕室5とされており、軸方向が
平行とされた左右一対のスリツトカツタ6が設け
られている。
で、その内部が破砕室5とされており、軸方向が
平行とされた左右一対のスリツトカツタ6が設け
られている。
各スリツトカツタ6はケーシング3にその両端
を支持されると共に、各一端はケーシング3外で
図外モータに連動連結されることで正逆回転駆動
される。ここで、一方のスリツトカツタ6は他方
のスリツトカツタ6よりも高速で回転駆動され
る。
を支持されると共に、各一端はケーシング3外で
図外モータに連動連結されることで正逆回転駆動
される。ここで、一方のスリツトカツタ6は他方
のスリツトカツタ6よりも高速で回転駆動され
る。
各スリツトカツタ6は回転軸11と、該回転軸
11外周に軸方向に間隔をおいて列設された回転
刃12と、該回転刃12の外周に突設された被破
砕物の爪状引掛部13を備える。回転刃12は、
回転軸11に外嵌されたカラー14により間隔保
持されている。17はキーで、回転軸11と回転
刃12との相対回転を規制する。
11外周に軸方向に間隔をおいて列設された回転
刃12と、該回転刃12の外周に突設された被破
砕物の爪状引掛部13を備える。回転刃12は、
回転軸11に外嵌されたカラー14により間隔保
持されている。17はキーで、回転軸11と回転
刃12との相対回転を規制する。
また一方のスリツトカツタ6の回転刃12の間
に他方のスリツトカツタ6の回転刃12が摺接状
に位置される。
に他方のスリツトカツタ6の回転刃12が摺接状
に位置される。
18は下方側スクレーパであつて、両スリツト
カツタ6の回転中心よりも左右外方かつ下方位置
において各スリツトカツタ6の回転刃12の間に
配置されている。
カツタ6の回転中心よりも左右外方かつ下方位置
において各スリツトカツタ6の回転刃12の間に
配置されている。
19は上方側スクレーパであつて、両スリツト
カツタ6の回転中心よりも左右外方かつ上方位置
において各スリツトカツタ6の回転刃12の間に
配置されている。
カツタ6の回転中心よりも左右外方かつ上方位置
において各スリツトカツタ6の回転刃12の間に
配置されている。
そして、それぞれのスリツトカツタ6の上下方
側のスクレーパ18,19は連結部材20により
連結されている。
側のスクレーパ18,19は連結部材20により
連結されている。
21は左右一対の移動部材であつて、各スリツ
トカツタ6の左右外方位置でケーシング3に内嵌
され、ケーシング3の一部とされている。この移
動部材21それぞれに前記連結部材20それぞれ
が連結されている。そして各移動部材21はスリ
ツトカツタ6の回転軌跡よりも上方位置で、固定
側のケーシング3に枢軸28中心に揺動自在に取
付けられている。
トカツタ6の左右外方位置でケーシング3に内嵌
され、ケーシング3の一部とされている。この移
動部材21それぞれに前記連結部材20それぞれ
が連結されている。そして各移動部材21はスリ
ツトカツタ6の回転軌跡よりも上方位置で、固定
側のケーシング3に枢軸28中心に揺動自在に取
付けられている。
移動部材21は、駆動装置22により駆動され
る。この駆動装置22はモータ23と、このモー
タ23にベルト24を介して正逆回転駆動される
プーリ25と、このプーリ25にラツク・ピニオ
ン機構(図示省略)を介して連動連結されて左右
往復駆動される蛇腹カバー付ロツド26とを有す
る。そして、駆動装置22はケーシング3に枢軸
29中心に揺動自在に取付けられると共に、ロツ
ド26が移動部材21に枢軸30中心揺動自在に
連結されている。これにより、ロツド26の伸縮
で移動部材21と共に両スクレーパ18,19が
枢軸28中心に揺動する。そして、両スクレーパ
18,19が左右外方に移動されると、両スクレ
ーパ18,19とスリツトカツタ6との間は第1
図に仮想線で示すように離間される。ここで、そ
の離間間隔は、スリツトカツタ6と枢軸28との
間隔よりも大きくされ、被破砕物がスリツトカツ
タ6上から落下排出される排出通路27とされ
る。
る。この駆動装置22はモータ23と、このモー
タ23にベルト24を介して正逆回転駆動される
プーリ25と、このプーリ25にラツク・ピニオ
ン機構(図示省略)を介して連動連結されて左右
往復駆動される蛇腹カバー付ロツド26とを有す
る。そして、駆動装置22はケーシング3に枢軸
29中心に揺動自在に取付けられると共に、ロツ
ド26が移動部材21に枢軸30中心揺動自在に
連結されている。これにより、ロツド26の伸縮
で移動部材21と共に両スクレーパ18,19が
枢軸28中心に揺動する。そして、両スクレーパ
18,19が左右外方に移動されると、両スクレ
ーパ18,19とスリツトカツタ6との間は第1
図に仮想線で示すように離間される。ここで、そ
の離間間隔は、スリツトカツタ6と枢軸28との
間隔よりも大きくされ、被破砕物がスリツトカツ
タ6上から落下排出される排出通路27とされ
る。
次に作用を説明する。
まず、両スリツトカツタ6を内向き(第1図中
矢印A方向)に回転駆動させ、次いで破砕室5内
に被破砕物を投入する。すると、被破砕物はスリ
ツトカツタ6の引掛部13に掻き込まれ、両スリ
ツトカツタ6の内方間を上方から下方に通過す
る。この際、一方のスリツトカツタ6の回転刃1
2と他方のスリツトカツタ6の回転刃12とによ
るせん断作用によつて被破砕物は破砕される。そ
して、被破砕物の破片は破砕室5の下方から排出
される。また、破片一部はスリツトカツタ6に付
着するが、その付着した破片は下方側スクレーパ
18によつて掻き取れる。
矢印A方向)に回転駆動させ、次いで破砕室5内
に被破砕物を投入する。すると、被破砕物はスリ
ツトカツタ6の引掛部13に掻き込まれ、両スリ
ツトカツタ6の内方間を上方から下方に通過す
る。この際、一方のスリツトカツタ6の回転刃1
2と他方のスリツトカツタ6の回転刃12とによ
るせん断作用によつて被破砕物は破砕される。そ
して、被破砕物の破片は破砕室5の下方から排出
される。また、破片一部はスリツトカツタ6に付
着するが、その付着した破片は下方側スクレーパ
18によつて掻き取れる。
そして、被破砕物が例えば長尺であつて、両ス
リツトカツタ6に渡架状となつてスリツトカツタ
6の内方間に掻き込むことができなかつたり、回
転刃12に噛み込んで過負荷状態となるといつた
不具合が発生した場合には、両スリツトカツタ6
を外向き(第1図矢印B方向)に回転駆動させ
る。これにより、被破砕物の姿勢を変えたり噛み
込みを解除して再び内向き回転させるのである。
この際、上方側スクレーパ19が、被破砕物に左
右外方から接当してその姿勢の是正や左右外方へ
の落ちこぼれを防止する。一度のスリツトカツタ
6の逆回転で不具合を是正できない場合、正転→
停止→逆転→停止→正転…を繰返す。
リツトカツタ6に渡架状となつてスリツトカツタ
6の内方間に掻き込むことができなかつたり、回
転刃12に噛み込んで過負荷状態となるといつた
不具合が発生した場合には、両スリツトカツタ6
を外向き(第1図矢印B方向)に回転駆動させ
る。これにより、被破砕物の姿勢を変えたり噛み
込みを解除して再び内向き回転させるのである。
この際、上方側スクレーパ19が、被破砕物に左
右外方から接当してその姿勢の是正や左右外方へ
の落ちこぼれを防止する。一度のスリツトカツタ
6の逆回転で不具合を是正できない場合、正転→
停止→逆転→停止→正転…を繰返す。
そして、正逆転を繰返しても不具合を解消でき
ない場合はその後に、また逆転させても不具合を
解消できないような場合には逆転を行なうことな
く不具合発生後に、スリツトカツタ6を回転停止
させ、移動部材21の移動を介して両スクレーパ
18,19を左右外方に移動させて排出通路27
を形成する。しかる後にスリツトカツタ6を外向
き回転させることにより、スリツトカツタ6上か
ら被破砕物を排出通路27に落下させて破砕室5
外に排出する。
ない場合はその後に、また逆転させても不具合を
解消できないような場合には逆転を行なうことな
く不具合発生後に、スリツトカツタ6を回転停止
させ、移動部材21の移動を介して両スクレーパ
18,19を左右外方に移動させて排出通路27
を形成する。しかる後にスリツトカツタ6を外向
き回転させることにより、スリツトカツタ6上か
ら被破砕物を排出通路27に落下させて破砕室5
外に排出する。
排出完了後はスリツトカツタ6を内向き回転さ
せると共に両スクレーパ18,19を左右内方移
動させて再び回転刃12の間に位置させ、破砕処
理を再開する。
せると共に両スクレーパ18,19を左右内方移
動させて再び回転刃12の間に位置させ、破砕処
理を再開する。
なお、被破砕物の姿勢不良状態、回転刃への噛
み込みやその解消はモニターカメラや負荷検出器
等を設けることで検出感知すればよい。
み込みやその解消はモニターカメラや負荷検出器
等を設けることで検出感知すればよい。
なお、上記実施例では両スクレーパ18,19
は一対のスリツトカツタ6の各外方側に設け、ど
ちらの側に設けたものも左右往復移動自在とした
が、一方の側に設けた両スクレーパ18,19の
み左右往復移動自在として排出通路27を形成で
きるようにしても良く、また両スクレーパ18,
19自体を一方の側にのみ設けるものでもよい。
は一対のスリツトカツタ6の各外方側に設け、ど
ちらの側に設けたものも左右往復移動自在とした
が、一方の側に設けた両スクレーパ18,19の
み左右往復移動自在として排出通路27を形成で
きるようにしても良く、また両スクレーパ18,
19自体を一方の側にのみ設けるものでもよい。
また、両スクレーパ18,19の移動は駆動装
置22によらず、手動で行つてもよい。
置22によらず、手動で行つてもよい。
(考案の効果)
本考案によれば、破砕処理中の被破砕物の姿勢
不良や回転刃への噛み込みにより、被破砕物を排
出する場合、スクレーパを左右外方移動させれ
ば、その排出のための排出通路を形成でき、従来
のようにスリツトカツタを左右外方移動させる必
要がないため、駆動系を移動させる必要はなく構
造の簡略化、コストの低減を図れる。
不良や回転刃への噛み込みにより、被破砕物を排
出する場合、スクレーパを左右外方移動させれ
ば、その排出のための排出通路を形成でき、従来
のようにスリツトカツタを左右外方移動させる必
要がないため、駆動系を移動させる必要はなく構
造の簡略化、コストの低減を図れる。
しかも、スクレーパはスリツトカツタの回転軌
跡よりも上方で枢軸中心に移動して排出通路を形
成し、排出通路の間隔はスリツトカツタと枢軸と
の間隔よりも大きいため、排出通路は下方側が上
方側よりも間隔が大きくなり、排出のため落下す
る被破砕物が通路途中で詰まるのが防止されてい
る。
跡よりも上方で枢軸中心に移動して排出通路を形
成し、排出通路の間隔はスリツトカツタと枢軸と
の間隔よりも大きいため、排出通路は下方側が上
方側よりも間隔が大きくなり、排出のため落下す
る被破砕物が通路途中で詰まるのが防止されてい
る。
図面は本考案の実施例に係る破砕機の正断面図
である。 1……破砕機、3……ケーシング、6……スリ
ツトカツタ、11……回転軸、12……回転刃、
13……引掛部、18……下方側スクレーパ、1
9……上方側スクレーパ、27……排出通路、2
8……枢軸。
である。 1……破砕機、3……ケーシング、6……スリ
ツトカツタ、11……回転軸、12……回転刃、
13……引掛部、18……下方側スクレーパ、1
9……上方側スクレーパ、27……排出通路、2
8……枢軸。
Claims (1)
- 軸方向が平行とされた左右一対のスリツトカツ
タ6がケーシング3内に正逆回転駆動自在に設け
られ、各スリツトカツタ6は回転軸11と、該回
転軸11外周に軸方向に間隔をおいて列設された
回転刃12と、該回転刃12の外周に突設された
被破砕物の引掛部13とを備え、一方のスリツト
カツタ6の回転刃12の間に他方のスリツトカツ
タ6の回転刃12が配置され、内向きに回転駆動
される両スリツトカツタ6の左右内方間を上方か
ら下方に通過される被破砕物の破砕処理を行なう
破砕機であつて、少なくとも一方のスリツトカツ
タ6の回転刃12の間に、内向き回転するそのス
リツトカツタ6から被破砕物の破片を除去する下
方側スクレーパ18と、外向き回転するそのスリ
ツトカツタ6上の被破砕物に左右外方から接当す
る上方側スクレーパ19とが配置されているもの
において、前記両スクレーパ18,19が、スリ
ツトカツタ6の回転軌跡よりも上方位置で固定側
に枢軸28を介して取付けられ、この枢軸28中
心の揺動による両スクレーパ18,19の左右外
方への移動によつて両スクレーパ18,19とス
リツトカツタ6との間に、外向き回転するスリツ
トカツタ6上から被破砕物を落下排出させるため
の排出通路27が形成され、この排出通路27の
左右間隔が、枢軸28よりも下方では、スリツト
カツタ6と枢軸28との間隔よりも大きくされて
いることを特徴とする破砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986035008U JPH0131317Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986035008U JPH0131317Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62148354U JPS62148354U (ja) | 1987-09-19 |
JPH0131317Y2 true JPH0131317Y2 (ja) | 1989-09-26 |
Family
ID=30844100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986035008U Expired JPH0131317Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0131317Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5671260B2 (ja) * | 2010-05-31 | 2015-02-18 | 株式会社松本鉄工所 | 二軸破砕機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346079B2 (ja) * | 1972-02-08 | 1978-12-11 | ||
JPS5346081B2 (ja) * | 1973-05-03 | 1978-12-11 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346081U (ja) * | 1976-09-25 | 1978-04-19 | ||
JPS5345338Y2 (ja) * | 1976-09-25 | 1978-10-30 | ||
JPH0230030Y2 (ja) * | 1986-01-09 | 1990-08-13 |
-
1986
- 1986-03-10 JP JP1986035008U patent/JPH0131317Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346079B2 (ja) * | 1972-02-08 | 1978-12-11 | ||
JPS5346081B2 (ja) * | 1973-05-03 | 1978-12-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62148354U (ja) | 1987-09-19 |
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