JP5671260B2 - 二軸破砕機 - Google Patents

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本発明は、破砕室内において破砕されずに二軸の破砕軸の間に詰まった異物を除去するための異物除去機構を備えた二軸破砕機に関する。
廃棄物などの破砕に用いられている二軸破砕機においては、鉄系異物などのような破砕不能な異物が投入されると、破砕刃の間に詰まり、正常な破砕動作が阻害されるおそれがある。そこで、油圧式の二軸破砕機においては、破砕刃が取り付けられている破砕軸を回転駆動するための駆動油圧を監視し、異物が詰まって駆動油圧が異常に上昇したことを検出すると、破砕軸の回転を止めて、詰まった異物を除去するようにしている。電動式の二軸破砕機の場合には、モータ負荷の上昇をモータ駆動電流を監視することにより検出すると破砕軸の回転を止めて異物を除去するようにしている。
異物の除去動作においては、破砕室の側面に形成した異物排出口を開け、例えば一方の破砕軸を破砕動作時とは逆回転させて、破砕刃の間に詰まっている異物を押し出して異物排出口から排出している。異物排出口は通常の破砕動作においてはダンパーによって封鎖されている。異物除去機構を備えた二軸破砕機は特許文献1に開示されている。
特許第3012508号公報
ここで、異物排出口を封鎖しているダンパーは、破砕動作時に開くことの無いようにロックピンなどによって封鎖位置にロックされる。例えば、図6に示す従来の二軸破砕機100においては、2本の破砕軸101、102が相互に平行な状態で水平に配置されている破砕室103を備え、高速回転側の破砕軸101の側方の破砕室側面から破砕室103に破砕対象物を投入するためのホッパ104の側面に掛けての部分に、異物排出口が設けられ、ここがダンパー105によって封鎖されている。ダンパー105は油圧シリンダ106によって想像線で示すように開けることができる。ダンパー105を封鎖位置にロックしているロック機構は、破砕室側面の側に取り付けたシリンダ107によって出し入れ可能なロックピン108と、ダンパー105の側に取り付けたピン差込用のブラケット109を備えている。
この場合、詰まった異物を排出した後にダンパー105を閉じる際に、ダンパー105と異物排出口の外周縁部分(開口シール部)の間に厚めの塵などが挟まってしまう場合がある。ダンパー105を確実に閉じることができないと、ロックピン108がブラケット109に入らず、ダンパー105をロックできない。異物排出動作を自動制御によって行う二軸破砕機の場合には、ダンパーロック状態が形成されないと異物排出工程が終了せず、警報が発せられる。作業員あるいは監視員は二軸破砕機の設置場所まで出向き、挟まった塵の除去などの回復作業を行う必要があり、その間は破砕作業が中断してしまうので、作業効率が低下してしまう。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、ダンパーによって開閉する異物排出口を用いずに、破砕刃の間に詰まった異物を破砕室外に効率良く排出できるようにした二軸破砕機を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、第1破砕刃が所定間隔で固定された第1破砕軸と、第2破砕刃が所定間隔で固定された第2破砕軸と、前記第1、第2破砕刃が相互に
入り組んだ状態となるように前記第1、第2破砕軸が平行に配置されている破砕室とを有する二軸破砕機において、
前記破砕室における前記第1破砕軸の側方に開口している異物排出用の開口部と、
前記開口部の上端縁側に配置され、前記第1破砕軸の前記第1破砕刃の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分を備えた上スクレーパと、
前記開口部の下端縁側において前記第1破砕軸に平行に配置した下軸を中心として回転可能に支持され、前記第1破砕軸の前記第1破砕刃の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分を備えた下スクレーパと、
前記下軸を中心として回転可能に支持され、前記開口部の少なくとも下側部分を封鎖可能であり、前記第1破砕刃の間に入れ込み可能な櫛刃状の上端部分を備えた隔壁板と、
前記上スクレーパを移動させて、その刃先部分前記第1破砕刃の間に入込んだ状態および当該第1破砕刃の外方に退避した状態に切り替る上スクレーパ移動手段と、
前記下スクレーパおよび前記隔壁板を、前記下軸を中心として回動させる回動手段とを有し、
前記下スクレーパの刃先部分が前記第1破砕刃の間に入り込んだ掻き取り位置に回動すると、前記隔壁板は前記開口部の下側部分を封鎖している封鎖位置に回動し、前記下スクレーパの刃先部分が前記第1破砕刃の外方に退避した退避位置に回動すると、前記隔壁板は前記第1破砕軸に向けて斜め上方に延び、その上端部分が前記第1破砕刃の間に入り込んだ異物排出位置に回動し、
前記掻き取り位置にある前記上スクレーパおよび前記封鎖位置にある前記隔壁板によって前記開口部が実質的に封鎖され、前記上スクレーパを前記退避位置に移動させると、前記開口部が開放状態になることを特徴としている。
この構成の二軸破砕機において、破砕動作においては、上スクレーパおよび下スクレーパが共に掻き取り位置に位置決めされる。例えば第1破砕軸を高速回転させ、第2破砕軸を低速回転させ、これらの間に上側から破砕対象物を投入して破砕を行う。破砕物は破砕室の底から落下して回収される。破砕動作中に破砕刃などに絡み付いた樹脂製異物などは上スクレーパ、下スクレーパによって掻き取られる。破砕動作中においては、異物排出用の開口部は、上スクレーパおよび下スクレーパによって実質的に封鎖された状態となり、ここを介して破砕物が排出されることが実質的に防止される。
鉄系異物などのような破砕不能な異物が破砕軸の間に詰まった場合には破砕軸を止め、詰まった異物の除去・排出動作が行われる。この場合には、上スクレーパを退避位置に移動させる。これにより、異物排出用の開口部を介して異物を排出可能になる。この状態で、例えば、破砕動作時とは逆方向に第1破砕軸を回転し、第2破砕軸を同一方向に回転させることにより、これらの間に詰まった異物を上方に送り出して除去する。これらの間から排出された異物は第1破砕軸によってその回転方向に送り出されて破砕室側方の異物排出口から破砕室の外に排出される。
また、下スクレーパを掻き取り位置から退避位置に移動させることにより、当該下スクレーパの近傍に引掛かっている塵を掻き落とすことができる。
さらに、隔壁板は異物排出位置に回動すると、第1破砕軸から斜め下方に延びる状態になるので、当該隔壁板は異物排出用シュートとして機能する。
ここで、前記上スクレーパを、前記開口部の上端縁側において前記第1破砕軸に平行に配置した上側軸を中心として揺動可能に支持し、前記上スクレーパ移動手段を、前記上軸を中心として前記上スクレーパを、その刃先部分が前記第1破砕刃に入り込んだ異物掻き取り位置を中心として、前記開口部から前記破砕室の外側に回動した退避位置から前記破砕室の内部の側に回動した位置までの間を揺動させる揺動手段とし、前記退避位置にある前記上スクレーパと、前記異物排出位置にある前記隔壁板との間に、前記第1、第2破砕刃の間に詰まった異物を排出するための異物排出路を形成することが望ましい。
このように、上スクレーパを揺動させることにより、当該上スクレーパ近傍に詰まっている塵などを効率良く掻き落とすことができる。また、退避位置まで揺動させた上スクレーパと、これに対峙している異物排出位置にある隔壁板とによって規定される異物排出路を介して、破砕軸の間から除去した異物を効率良く破砕室の外に排出することができる。
次に、前記上スクレーパ移動手段として、前記上スクレーパの刃先部分が前記第1破砕刃に入り込んだ掻き取り位置および当該第1破砕刃の外方に退避した退避位置となるように、前記上スクレーパを直線往復移動させる直動手段を用いることもできる。
一方、本発明の二軸破砕機において、上スクレーパを回動式とし、下スクレーパを固定式のものとすることができる。この場合、本発明の二軸破砕機は、
前記破砕室における前記第1破砕軸の側方に開口している異物排出用の開口部と、
前記開口部の上端縁側において前記第1破砕軸に平行に配置された上軸を中心として回動可能に支持され、前記第1破砕軸の前記第1破砕刃の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分を備えた回動式上スクレーパと、
前記開口部の下端縁側から前記第1破砕軸に向けて斜め上方に延び、先端部分に形成した櫛歯状の刃先部分が前記第1破砕刃の間に入り込んでいる固定式下スクレーパと、
前記固定式下スクレーパに形成され、前記第1破砕軸から前記開口部の下端縁側に向けて斜め下方に延びている異物排出用傾斜面と、
前記回動式上スクレーパを、前記上軸を中心として、前記刃先部分が前記第1破砕刃の間に入り込んだ掻き取り位置および前記第1破砕刃の外方に退避した退避位置に回動させる上スクレーパ回動手段と
前記開口部の下端縁側において前記第1破砕軸に平行に延びる下軸を中心として回動可能な下隔壁板と、
前記下隔壁板を、前記下軸を中心として、前記開口部の下側部分を封鎖した封鎖位置および前記破砕室の外側に退避した退避位置に回動させる下回動手段とを有し、
前記掻き取り位置にある前記回動式上スクレーパによって前記開口部が実質的に封鎖され、前記回動式上スクレーパを前記退避位置に移動させると、前記上スクレーパと前記異物排出用傾斜面との間に、前記第1、第2破砕刃の間に詰まった異物を排出するための異物排出路が形成され、前記退避位置に回動した前記下隔壁板によって前記異物排出用傾斜面の下端に連続する傾斜面が形成されることを特徴としている。
このようにすれば、破砕動作においては、上スクレーパおよび下スクレーパが共に掻き取り位置に位置決めされる。そして、破砕動作中に破砕刃などに絡み付いた樹脂製異物などは上スクレーパ、下スクレーパによって掻き取ることができる。
また、固定式下スクレーパと退避位置に回動した下隔壁板が異物排出用シュートとして機能し、破砕刃の間から取り出された異物を効率良く破砕室の外に排出できる。
この場合、前記上スクレーパ回動手段は、前記上軸を中心として前記上スクレーパを、その刃先部分が前記第1破砕刃に入り込んだ異物掻き取り位置を中心として、前記開口部から前記破砕室の外側に回動した退避位置から前記破砕室の内部の側に回動した位置までの間を揺動させる揺動手段であることが望ましい。
このように、上スクレーパを揺動させることにより、効率良く、破砕刃に付着している
塵を掻き落とすことができる。
本発明の二軸破砕機では、破砕されずに破砕刃の間に詰まった異物を破砕室から排出するための異物排出用の開口部を、破砕室の側面に配置した上下のスクレーパおよび隔壁板(下隔壁板)によって実質的に封鎖した状態とし、異物排出時には、少なくとも上スクレーパおよび隔壁板(下隔壁板)を移動させて開口部を開けて異物を破砕室から外に排出するようにしている。したがって、ダンパーによって開口部を開閉する場合のように、ダンパーと開口部の間に塵などが詰まってダンパーを確実に閉鎖できない等といった弊害が発生せず、破砕刃の間に詰まった異物の排出処理を自動処理により効率良く行うことが可能になる。また、隔壁板(下隔壁板)を回動させて異物排出用シュートとして機能させることができる。
(a)は本発明を適用した実施の形態1に係る二軸破砕機を、異物排出カバーを取り外した状態で示す概略側面図であり、(b)はその異物排出機構を示す概略横断面図であり、(c)はその上スクレーパ、下スクレーパおよび下隔壁板の形状を示す説明図であり、(d)は異物排出時の状態を示す概略横断面図である。 (a)は本発明を適用した実施の形態2に係る二軸破砕機を、異物排出カバーを取り外した状態で示す概略側面図であり、(b)はその異物排出機構を示す概略横断面図であり、(c)は異物排出時の状態を示す概略横断面図である。 (a)は参考例1に係る二軸破砕機の異物排出機構を示す概略横断面図であり、(b)はその異物排出時の状態を示す概略横断面図である。 (a)は参考例2に係る二軸破砕機の異物排出機構を示す概略横断面図であり、(b)はその異物排出時の状態を示す概略横断面図である。 (a)は本発明を適用した実施の形態に係る二軸破砕機の異物排出機構を示す概略横断面図であり、(b)はその異物排出時の状態を示す概略横断面図である。 (a)〜(c)は、従来の二軸破砕機を示す側面図、横断面図およびダンパーロック機構を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した二軸破砕機の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は本発明を適用した実施の形態1に係る二軸破砕機を示す概略側面図であり、異物排出カバーを取り外した状態で示してあり、図1(b)はその異物排出機構を示す概略横断面図である。また、図1(c)はその上スクレーパ、下スクレーパおよび下隔壁板の形状を示す説明図であり、図1(d)は異物排出時の状態を示す概略横断面図である。実施の形態1の二軸破砕機1Aは、その基本構成が一般的な二軸破砕機と同様であり、破砕室2と、この破砕室2の上側に設けたホッパ3と、破砕室2の側方に配置されている駆動機構部4とを備えている。
破砕室2の内部には、図1(b)から分かるように、2本の破砕軸が平行状態で水平に配置されている。一方の破砕軸5は高速破砕軸であり、他方の破砕軸6は低速破砕軸である。これらの破砕軸5、6にはそれらの軸線方向に沿ってスペーサを挟み破砕刃7、8が取り付けられており、双方の破砕刃7、8が交互に入り組んだ状態となるように破砕軸5、6が配置されている。これらの破砕軸5、6の間に、上側のホッパ3から投入された破砕対象物が供給され、破砕された後の破砕物は破砕室2の底面開口から落下して回収されるようになっている。
破砕室2における高速側の破砕軸5の側方は異物排出用の開口部9となっている。この開口部9の外側は異物排出カバー10によって覆われた異物排出室11となっており、この異物排出室11の底側から異物が下方に落下して回収されるようになっている。
駆動機構部4は、2本の破砕軸5、6を個別に回転駆動するための駆動モータ12と、駆動モータ12の回転を減速して破砕軸5、6に伝達する減速機構13とが配置されている。駆動モータ12は油圧式、電動式のいずれであってもよい。また、破砕軸5、6のそれぞれに2台の駆動モータ12を配置する場合、単一の駆動モータ12を配置し、ここからの出力回転を減速機構13を介して双方の破砕軸5、6に分配する場合のいずれであってもよい。
次に、異物排出用の開口部9には、その上端縁側に板状の上スクレーパ15が取り付けられている。上スクレーパ15の刃先部分は、高速側の破砕軸5の破砕刃7の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分15aとなっている。また、上スクレーパ15の後端部は、開口部9の上端縁に沿って破砕軸5に平行に配置した上軸16を中心として揺動可能に支持されている。
開口部9の下端縁側にも板状の下スクレーパ17が取り付けられている。下スクレーパ17は、開口部9の下端縁に沿って破砕軸5に平行に配置した下軸18を中心として回転可能に支持されており、刃先部分は、破砕軸5の破砕刃7の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分17aとなっている。下軸18は、破砕室2の底面から起立している所定高さの取付部材2aの上端位置に支持されている。また、下スクレーパ17における下軸18の側の後端には隔壁板19が取り付けられている。したがって、隔壁板19も下軸18を中心として回転可能であり、その上端部分19aは、破砕刃7の間に入れ込み可能な櫛刃状の上端部分となっている。
次に、上スクレーパ15の上軸16は油圧シリンダ20a(上スクレーパ回動手段)によって回動されるようになっている。油圧シリンダ20aを駆動することにより、上スクレーパ15は、上軸16を中心として、その刃先部分15aが破砕刃7に入り込んだ掻き取り位置15Aを中心として、開口部9から破砕室2の外側に回動した退避位置15Bから破砕室2の内部の側に回動した位置15Cまでの間を揺動可能となっている。
同様に、下スクレーパ17の下軸18も油圧シリンダ20b(下スクレーパ回動手段)によって回動されるようになっている。油圧シリンダ20bを駆動することにより、下スクレーパ17は、その刃先部分17aが破砕刃7の間に入り込んだ掻き取り位置17Aと、その刃先部分17aが破砕刃7から下方に外れた退避位置17Bに回動可能である。また、下スクレーパ17に連動して回動する隔壁板19は、下スクレーパ17が掻き取り位置17Aに回動すると、開口部9の下側部分を封鎖している封鎖位置19Aに回動し、下スクレーパ17が退避位置17Bに回動すると、破砕軸5に向けて斜め上方に延び、その上端部分19aが破砕刃7の間に入り込んだ異物排出位置19Bに回動するように設定されている。
この構成の二軸破砕機1Aにおいて、破砕動作においては、図1(b)に示すように、上スクレーパ15および下スクレーパ17がそれぞれ掻き取り位置15A、17Aに位置決めされ、隔壁板19が開口部9の下側部分を封鎖している封鎖位置19Aに位置決めされる。開口部9は、上下のスクレーパ15、17および隔壁板19によって実質的に封鎖されているので、破砕対象物、あるいは破砕によって得られた破砕物が開口部9から異物排出室11の側に排出されてしまうことが殆どない。また、異物排出室11の側に破砕物が排出されたとしても、異物排出室11は異物排出カバー10によって覆われているので、その底面開口から落下して回収されるので、周囲に飛散してしまうことがない。
また、破砕動作においては、図1(b)において実線の矢印で示すように、破砕刃7、8がホッパから投入された破砕対象物を食い込む方向に破砕軸5、6が回転する。また、高速側の破砕軸5の破砕刃7の間に、上下のスクレーパ15、17の刃先部分15a、17aが入り込んでいる。
高速側の破砕刃においては、回転が速いので低速側の破砕刃に比べて摩耗し易い。軟質プラスチックなどが巻き付くと破砕刃の摩耗が早くなる傾向がある。本例では、上下のスクレーパ15、17によって軟質プラスチックなどの付着塵が除去されるので、破砕刃7、スペーサの摩耗を少なくし、これらの寿命を延ばすことができる。
次に、破砕動作中において、破砕軸5、6の間に鉄系異物などが詰まると、駆動負荷が過剰になる。油圧駆動式の場合には油圧を監視することにより、電動式の場合には駆動電圧を監視することにより、このような異物の詰まりを検出できる。異物が詰まったことが検出されると、破砕軸5、6を止める。次に、下スクレーパ17を掻き取り位置17Aから退避位置17Bに回動させる。これにより隔壁板19は異物排出位置19Bに回動する。また、上スクレーパ15も掻き取り位置15Aから退避位置15Bに回動させる。図1(d)にはこの状態を示してある。
下スクレーパ17の回動によってそこに付着していた軟質プラスチックなどの塵が掻き落とされる。また、上スクレーパ15を位置15B、15Cの間で揺動させることにより、破砕刃7などの付着していた塵が確実に掻き落とされる。また、隔壁板19は異物排出位置19Bにおいては、図1(d)に示すように、破砕軸5から斜め下方に延びた状態になり、異物を破砕室2から異物排出室11に案内する異物排出シュートとして機能させることができる。
この状態において、高速側の破砕軸5を図1(d)に破線矢印で示すように逆回転させ、低速側の破砕軸6を実線矢印で示すように正回転させる。これにより、これらの間に詰まっていた異物が上方に送り出され、高速側の破砕軸5によって開口部9の側に送り出される。送り出された異物は隔壁板19の上を滑落して異物排出室11の側に送り込まれ、その底面開口から落下して回収される。異物排出動作が終了した後は、破砕軸の回転を止め、上下のスクレーパ15、17を掻き取り位置に戻し、隔壁板19を封鎖位置に戻す。これにより、図1(b)の状態に戻る。この状態で再び破砕動作を開始する。
以上説明したように、二軸破砕機1Aにおいては、高速側の破砕軸5の側に上下にスクレーパ15、17を配置してあるので、軟質プラスチックなどの塵の付着を除去でき、破砕刃、スペーサの寿命を長くすることができる。また、異物排出用の開口部にはダンパーなどの封鎖板がないので、ダンパーと開口部シール部の間に塵が詰まり、ダンパーロック状態を形成できないという弊害も発生しない。
(実施の形態2)
図2は、本発明を適用した実施の形態2に係る二軸破砕機を、異物排出カバーを取り外した状態で示す概略側面図であり、(b)はその異物排出機構を示す概略横断面図であり、(c)は異物排出時の状態を示す概略横断面図である。
実施の形態2の二軸破砕機1Bは、基本構成は上記の二軸破砕機1Aと同様であり、異なる点は、上スクレーパが直線往復移動するようになっている点である。したがって、対応する部位には同一の符号を付し、相違点をのみを説明する。
二軸破砕機1Bの上スクレーパ21は、開口部9の上端縁側から破砕軸5に向けて斜め下方に延びる姿勢に保持されている。すなわち、ホッパ3のフレーム3aには、その左右にレール22が固定されており、これらのレール22の間には、これらのレール22に沿ってスライド可能な状態で、板状の上スクレーパ21が架け渡されている。また、レール22の上端の間には固定枠23が架け渡されており、この固定枠23の中央には油圧シリンダ24(上スクレーパ移動機構)が固定されている。油圧シリンダ24の伸縮ロッド24aの先端に上スクレーパ21が連結されている。
なお、上スクレーパ21の刃先部分は、破砕刃7の間に入り込み可能な櫛歯状の刃先部分21aとなっている。
破砕動作においては、図2(b)に示す状態に保持される。異物を除去する動作においては、図2(c)に示すように、破砕刃7の間に入り込んだ掻き取り位置21Aにある上スクレーパ21が上方に引き上げられて退避位置21Bに移動する。また、下スクレーパ17も退避位置17Bに移動し、隔壁板19は異物排出位置19Bに移動する。この結果、開口部9が開いた状態になり、破砕軸5、6から除去された異物を隔壁板19を滑落させて異物排出室11の側に排出することができる。なお、異物排出時における破砕軸5、6の回転方向は、実施の形態1の場合と同様である。
参考例1
図3(a)は参考例1に係る二軸破砕機の異物排出機構を示す概略横断面図であり、(b)はその異物排出時の状態を示す概略横断面図である。参考例1の二軸破砕機1Cの基本構成は実施の形態1と同様に揺動式のものであるが、下スクレーパは固定式のものとなっている。以下の説明においては実施の形態1と相違している部分について説明し、それ以外の部位の説明は省略する。
二軸破砕機1Cは、開口部9の上端縁に沿って高速側の破砕軸5に平行に配置された上軸16を中心として回動可能に支持された上スクレーパ15を備えており、この上スクレーパ15の刃先部分は、破砕軸5の破砕刃7の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分15aとなっており、実施の形態1の場合と同様である。
これに対して、開口部9の下端縁の側に配置されている下スクレーパ31は固定式のものであり、破砕室2と異物排出室11の底面部分の間に取り付けた取付台32に、下スクレーパ31の後端がボルト締めによって固定されている。この下スクレーパ31は、破砕軸5の破砕刃7の間に向かって斜め上方に延びている一定間隔で取り付けた多数枚のプレートから構成されており、各プレートの刃先部分31aが各破砕刃7の間に入り込んだ状態となっている。
また、下スクレーパ31の上端面31bは、破砕軸5の側から異物排出室11の側に向けて斜め下方に傾斜している傾斜端面となっている、この上端面31bは、破砕軸5、6から除去されて破砕軸5によって送り出される異物を滑落させる異物排出シュート面として機能する。
この構成の二軸破砕機1Cによっても実施の形態1の場合と同様な作用効果が得られる。また、開口部9にはカバーなどの部品が備わっていないので、上スクレーパ15および下スクレーパ31で掻き落とした塵は、下スクレーパ31の上端面31bを滑落して異物排出室11の側に排出される。よって、上下のスクレーパ15、31の間に塵が貯まることがないので、破砕刃、スペーサの摩耗を少なくすることができる。
参考例2
図4(a)は参考例2に係る二軸破砕機の異物排出機構を示す概略横断面図であり、(b)はその異物排出時の状態を示す概略横断面図である。参考例2の二軸破砕機1Dは、上記の参考例1の二軸破砕機1Cと同様な構造であるが、上スクレーパ15の側に、当該上スクレーパと連動する上隔壁板が備わっている点が相違している。
すなわち、二軸破砕機1Dでは、開口部9の上端縁側に、上軸16を中心として上スクレーパ15と共に回動する上隔壁板41を備えている。上隔壁板41は、上スクレーパ15が掻き取り位置15Aに回動すると、開口部9の上側部分を封鎖した封鎖位置41Aに回動する。上スクレーパ15が退避位置15Bに回動すると、異物排出室11の側に退避した退避位置41Bに回動する。なお、上スクレーパ15は上記の二軸破砕機1Cの場合とは異なり、破砕室側に退避した位置15Cの側に回動することはなく、掻き取り位置15Aと退避位置15Bの間を回動(揺動)するように設定されている。
この構成の二軸破砕機1Dにおいても上記の二軸破砕機1Cと同様な作用効果が得られる。また、破砕動作においては、開口部9の上側部分が上隔壁板41によって封鎖されるので、異物排出室11の側に排出されてしまう破砕物の量を少なくできる。
(実施の形態
図5(a)は本発明を適用した実施の形態に係る二軸破砕機の異物排出機構を示す概略横断面図であり、(b)はその異物排出時の状態を示す概略横断面図である。実施の形態の二軸破砕機1Eは、参考例1の二軸破砕機1Cと同様な構造であるが、固定側の下スクレーパ31の側に回動式の下隔壁板が備わっている点が相違している。

すなわち、二軸破砕機1Eでは、開口部9の下端縁に沿って破砕軸5と平行に延びる下軸51を中心として回動可能な下隔壁板52を備えている。また、この下隔壁板52は、図1(a)に示す油圧シリンダ20a、20bと同様な構成の回動手段によって、下軸51を中心として、開口部9の下側部分を封鎖した封鎖位置52Aと、異物排出室11の側に退避した退避位置52Bとに回動させることが可能となっている。
また、退避位置52Bに回動した下隔壁板52の上側を向く表面52aは、下スクレーパ31の上端面31bに連続する傾斜面を形成可能となっている。したがって、図5(b)に示す異物排出時には、下スクレーパの上端面31bおよび下隔壁板52の表面52aが異物排出シュート面として機能して異物を異物排出室11の側に滑落させることになる。
この構成の二軸破砕機1Eは、上記の二軸破砕機1Cと同様な作用効果を奏すると共に、破砕動作時には下隔壁板52によって開口部9の下側が封鎖されるので、異物排出室11の側に排出されてしまう破砕物の量を少なくすることができる。
1A、1B、1C、1D、1E 二軸破砕機
2 破砕室
3 ホッパ
4 駆動機構部
5 破砕軸
6 破砕軸
7、8 破砕刃
9 開口部
10 異物排出カバー
11 異物排出室
12 駆動モータ
13 減速機構
15 上スクレーパ
15A 掻き取り位置
15B 退避位置
15C 位置
15a 刃先部分
16 上軸
17 下スクレーパ
17A 掻き取り位置
17B 退避位置
17a 刃先部分
18 下軸
19 隔壁板
19A 封鎖位置
19B 異物排出位置
19a 上端部分
20a、20b 油圧シリンダ
21 上スクレーパ
21A 掻き取り位置
21B 退避位置
21a 刃先部分
22 レール
23 固定枠
24 油圧シリンダ
24a 伸縮ロッド
31 下スクレーパ
31a 刃先部分
31b 上端面
32 取付台
41 上隔壁板
41A 封鎖位置
41B 退避位置
51 下軸
52 下隔壁板
52A 封鎖位置
52B 退避位置
52a 表面

Claims (5)

  1. 第1破砕刃が所定間隔で固定された高速回転側の第1破砕軸と、第2破砕刃が所定間隔で固定された低速回転側の第2破砕軸と、前記第1、第2破砕刃が相互に入り組んだ状態となるように前記第1、第2破砕軸が平行に配置されている破砕室とを有する二軸破砕機において、
    前記破砕室における前記第1破砕軸の側方に開口している異物排出用の開口部と、
    前記開口部の上端縁側に配置され、前記第1破砕軸の前記第1破砕刃の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分を備えた上スクレーパと、
    前記開口部の下端縁側において前記第1破砕軸に平行に配置した下軸を中心として回転可能に支持され、前記第1破砕軸の前記第1破砕刃の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分を備えた下スクレーパと、
    前記下軸を中心として回転可能に支持され、前記開口部の少なくとも下側部分を封鎖可能であり、前記第1破砕刃の間に入れ込み可能な櫛刃状の上端部分を備えた隔壁板と、
    前記上スクレーパを移動させて、その刃先部分前記第1破砕刃の間に入込んだ状態および当該第1破砕刃の外方に退避した状態に切り替る上スクレーパ移動手段と、
    前記下スクレーパおよび前記隔壁板を、前記下軸を中心として回動させる回動手段とを有し、
    前記下スクレーパの刃先部分が前記第1破砕刃の間に入り込んだ掻き取り位置に回動すると、前記隔壁板は前記開口部の下側部分を封鎖している封鎖位置に回動し、前記下スクレーパの刃先部分が前記第1破砕刃の外方に退避した退避位置に回動すると、前記隔壁板は前記第1破砕軸に向けて斜め上方に延び、その上端部分が前記第1破砕刃の間に入り込んだ異物排出位置に回動し、
    前記掻き取り位置にある前記上スクレーパおよび前記封鎖位置にある前記隔壁板によって前記開口部が実質的に封鎖され、前記上スクレーパを前記退避位置に移動させると、前記開口部が開放状態になることを特徴とする二軸破砕機。
  2. 請求項1において、
    前記上スクレーパは、前記開口部の上端縁側において前記第1破砕軸に平行に配置した上軸を中心として揺動可能に支持されており、
    前記上スクレーパ移動手段は、前記上軸を中心として前記上スクレーパを、その刃先部分が前記第1破砕刃に入り込んだ異物掻き取り位置を中心として、前記開口部から前記破
    砕室の外側に回動した退避位置から前記破砕室の内部の側に回動した位置までの間を揺動させる揺動手段であり、
    前記退避位置にある前記上スクレーパと、前記異物排出位置にある前記隔壁板との間に、前記第1、第2破砕刃の間に詰まった異物を排出するための異物排出路が形成されることを特徴とする二軸破砕機。
  3. 請求項において、
    前記上スクレーパは、前記開口部の上端縁側から前記第1破砕軸に向けて斜め下方に延びており、
    前記上スクレーパ移動手段は、前記上スクレーパの刃先部分が前記第1破砕刃に入り込んだ掻き取り位置および当該第1破砕刃の外方に退避した退避位置となるように、前記上スクレーパを直線往復移動させる直動手段であることを特徴とする二軸破砕機。
  4. 第1破砕刃が所定間隔で固定された第1破砕軸と、第2破砕刃が所定間隔で固定された第2破砕軸と、前記第1、第2破砕刃が相互に入り組んだ状態となるように前記第1、第2破砕軸が平行に配置されている破砕室とを有する二軸破砕機において、
    前記破砕室における前記第1破砕軸の側方に開口している異物排出用の開口部と、
    前記開口部の上端縁側において前記第1破砕軸に平行に配置された上軸を中心として回動可能に支持され、前記第1破砕軸の前記第1破砕刃の間に入れ込み可能な櫛歯状の刃先部分を備えた回動式の上スクレーパと、
    前記開口部の下端縁側から前記第1破砕軸に向けて斜め上方に延び、先端部分に形成した櫛歯状の刃先部分が前記第1破砕刃の間に入り込んでいる固定式の下スクレーパと、
    前記下スクレーパに形成され、前記第1破砕軸から前記開口部の下端縁側に向けて斜め下方に延びている異物排出用傾斜面と、
    前記上スクレーパを、前記上軸を中心として、前記刃先部分が前記第1破砕刃の間に入り込んだ掻き取り位置および前記第1破砕刃の外方に退避した退避位置に回動させる上スクレーパ回動手段と、
    前記開口部の下端縁側において前記第1破砕軸に平行に延びる下軸を中心として回動可能な下隔壁板と、
    前記下隔壁板を、前記下軸を中心として、前記開口部の下側部分を封鎖した封鎖位置および前記破砕室の外側に退避した退避位置に回動させる下回動手段とを有し、
    前記掻き取り位置にある前記上スクレーパによって前記開口部が実質的に封鎖され、前記上スクレーパを前記退避位置に移動させると、前記上スクレーパと前記異物排出用傾斜面との間に、前記第1、第2破砕刃の間に詰まった異物を排出するための異物排出路が形成され、前記退避位置に回動した前記下隔壁板によって前記異物排出用傾斜面の下端に連続する傾斜面が形成されることを特徴とする二軸破砕機。
  5. 請求項4において、
    前記上スクレーパ回動手段は、前記上軸を中心として前記上スクレーパを、その刃先部分が前記第1破砕刃に入り込んだ異物掻き取り位置を中心として、前記開口部から前記破砕室の外側に回動した退避位置から前記破砕室の内部の側に回動した位置までの間を揺動させる揺動手段であることを特徴とする二軸破砕機。
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