JPH01312263A - 四輪駆動トラクタの前輪倍速装置 - Google Patents

四輪駆動トラクタの前輪倍速装置

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JPH01312263A
JPH01312263A JP14271188A JP14271188A JPH01312263A JP H01312263 A JPH01312263 A JP H01312263A JP 14271188 A JP14271188 A JP 14271188A JP 14271188 A JP14271188 A JP 14271188A JP H01312263 A JPH01312263 A JP H01312263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front axle
clutch
double
turning
axle housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP14271188A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiko Ikeda
光彦 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、四輪駆動トラクタの前輪倍速装置に関するも
のであり、特に、取扱操作を簡便にした四輪駆動トラク
タの前輪倍速装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、トラクタに連結したロータリの如き対地作業機に
て圃場を往復しながら耕耘作業を行うとき、その回向時
に於ては回向半径を可及的に小とする必要がある。そこ
で、四輪駆動トラクタに於ては前輪を後輪に対し倍速で
回転させ、更に、後輪ブレーキを作動させて回向半径を
小とすると共に、回向速度を向上させていた。ここで、
従来の技術を別紙添付図面第3図に従って説明する。同
図に於て(1)は四輪駆動トラクタである。該四輪駆動
トラクタ(1)のエンジン(2)からプロペラシャフト
(3)が後方へ延設されてセンターギヤボックス(4)
に達している。そして、該センターギヤボックス(4)
によって出力を2分割され、その一方は後輪デフ(5)
に伝達されて後輪(6)を駆動する。又、該センターギ
ヤボックス(4)の下部から取り出した出力は方向を逆
転され、前方へ向けて配設されたセンタープロペラシャ
フト(7)を介して前輪デフ(8)に達している。この
センタープロペラシャフト(7)の中間適宜位置に倍速
ミッション(9)が配設され、該倍速ミッション(9)
はギヤ比が1=1並びに1:2のギヤボックスとなって
いる。そして、この倍速ミッション(9)は運転席側の
スイッチ(図示せず)によってギヤチェンジ操作を行う
ことができ、トラクタ(1)を回向する際には前記スイ
ッチを「オン」として倍速ミッション(9)のギヤ比を
l:2とする。そして、左右後輪に対して個別に設けた
片ブレーキペダルQo)Qo)の回向方向側ペダル(1
0)を踏み回向側後輪(6)を制動し、回向半径を小と
して回向させていた。
又、図示は省略したが倍速ミッションを設けずに前後輪
のブレーキを対角線で連結したものも提案されていた。
この機構の作用は、回向時に回向側後輪のブレーキを作
動させると、該ブレーキに連動して回向方向外側のフロ
ントアクスルが回転を停止する。然るときは、前輪及び
後輪のデフがデフ機能を発揮して、対向側の車輪を通常
の倍速で回転させて外側前輪をスリップさせながら回向
することができる。
[発明が解決しようとする課題] 前述した従来の四輪駆動トラクタの前輪倍速装置は、後
退時も倍速装置が作動する。従って、回向の際に更に切
換し操作を要し、前進後退を繰返す等の場合に高速で後
退するので運転操作上に困難性を伴っていた。モこで、
倍速ミッションを装備したものは、該倍速ミッションを
前進後退の都度切換えなければならず、操作が極めて面
倒であった。又、前後輪のブレーキを対角線で連結した
ものでは後退時に片ブレーキを誤って踏むと倍速装置が
作動して、急速に後退する危険性があった。
そこで、操作性を向上し、且つ、安全性を確保するため
に解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、
この発明はこの課題を解決することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記目的を達成するために提案せられたも
のであり、四輪駆動トラクタのフロントアクスルハウジ
ングの両側端部に固着したファイナルギヤケースと左右
のフロントアクスルシャフト間に爪クラッチを夫々配設
して駆動力の伝導を断続できるようにすると共に、該爪
クラッチの他端部とフロントアクスルハウジング内側に
歯合部を形設し、該爪クラッチを前記フロントアクスル
ハウジング内側の歯合部に噛合させたときに、フロント
アクスルシャフトの前進回転を停止し、且つ、後進回転
の場合は、前記クラッチ歯合部がフリーになるように該
クラッチ部を構成したことを特徴とする四輪駆動トラク
タの前輪倍速装置を提供せんとするものである。
[作用] この発明は、フロントアクスルシャフトの左右両端部近
傍にスプライン溝を設け、該スプライン溝に沿って軸心
方向に移動できる爪クラッチを夫々嵌入している。又、
この爪クラッチの両側部に爪部を形成し両面爪クラッチ
としている。そして、この爪クラッチを嵌入せられたフ
ロントアクスルシャフトの先端にベベルギヤを回動自在
に遊嵌している。該ベベルギヤはフロントアクスルハウ
ジング両端部に固着されたファイナルギヤケース内のベ
ベルギヤに噛合しており、又、その爪クラッチに対峙す
る側面に爪クラッチの歯合部を設けている。そのため、
前記爪クラッチがスプライン溝を外側方向に移動したと
きに前記ベベルギヤの歯合部に噛合し、フロントアクス
ルシャフトの回転をファイナルギヤケース内のベベルギ
ヤ機構に伝導して前輪を駆動することができる。一方、
フロントアクスルハウジング内側適宜位置にピンを突設
しているので、前記爪クラッチがスプライン溝に沿いフ
ロントアクスルシャフト上を内側方向に移動したときは
該ピンに当接して噛合する。
ここで、爪クラッチの内側爪部並びに該ピンをフロント
アクスルシャフトが前進回転時のみ噛合して、後進回転
時には噛合を離脱するような形状に形成している。従っ
て、前進回向時に外側フロントアクスルシャフトの爪ク
ラッチを前記ピンに噛合゛させれば、該フロントアクス
ルシャフトは強制的に停止せられ、外側前輪はクラッチ
を切離されて回動自在となる。一方、内側前輪はデフ機
能によってトルクを伝達されて後輪に対し2倍の速度で
回転する。依って、回向半径を小とすると共に速やかに
回向することができる。又、このように片側フロントア
クスルシャフトの爪クラッチをビンに噛合させた状態で
トランスミッションを操作して後退するときはフロント
アクスルシャフトは後進回転をする。然るときは、爪ク
ラッチと前記ピンはその噛合を離脱し、該フロントアク
スルシャフトはその回転を防げられることがない。依っ
て、対向側の前輪回転速度は倍速とはならず通常速度で
後退し運転操作に困難性を生ずることはない。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を別紙添付図面の第1図及び
第2図に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来公知
の技術も同時に説明する。図に於て(8)は前輪デフで
あり、(10はフロントアクスルハウジングである。該
フロントアクスルハウジング(11)の端部にファイナ
ルギヤケース(幼が固着され、該ファイナルギヤケース
(ゆは内蔵したベベルギヤ機構(1うによって駆動力を
前輪(I4)に伝導するようにしている。又、フロント
アクスルハウジングQ 1)の内側に配設されたフロン
トアクスルシャフトθつは一端部を前輪デフ(8)に枢
着し、他端部を前記ファイナルギヤケース(ψの第1ベ
ベルギヤ(10に回動自在に遊嵌している。そして、該
フロントアクスルシャフト0!19の前記遊磯部位近傍
から内側方向にスプライン溝(r7)を適宜長さに設け
、後述する爪クラッチ(日を嵌装できるように形成する
と共に、該スプライン溝(r7)よりも前輪デフ(8)
寄りに上輪(ト)を設ける。一方、爪クラッチ(日は両
側部に爪部(1)を形設し、前記フロントアクスルシャ
フト(Ici)に嵌合すべき軸孔G!1)にスプライン
溝(r?)を設け、前記フロントアクスルシャフト(1
c9上を軸心方向に移動できるようにしている。そこで
、前記フロントアクスルシャフトθ→と同軸にコイルス
プリング(2)を介装して該爪クラッチ(日を嵌入する
。然るときは、コイルスプリングに)は前記上輪(1に
当接し、爪クラッチ(日を外側方向に付勢する。依って
、該爪クラッチ(日はフロントアクスルシャフト(1つ
上をスプライン溝(r7)に沿って外側方向に移動し、
前記ファイナルギヤケース(0の第1ベベルギヤ(l[
9側部に形設せられた爪部(1)に噛合する。
又、該爪クラッチ(日の外周部にわたってガイド溝に)
を設け、且つ、第3図に示すようにフロントアクスルハ
ウジングQ +)にクランクレバーに)を貫通して枢着
し、その一端部(24A)を前記ガイド溝(ト)に遊嵌
している。該クランクレバーに)の外側他端部(24B
)は電磁ソレノイド(図示せず)に枢着され、電磁力に
より該クランクレバーに)を揺動して、その一端を遊嵌
した爪クラッチ(日を前記スプライン溝(ロ)に沿って
移動することができる。このとき、フロントアクスルハ
ウジング01)の内側に歯合ピン(ハ)を突設して、該
歯合ピン(ハ)に爪クラッチ(ト)の爪部(ト)が噛合
できるように形成する。又、前記電磁ソレノイドはステ
アリング操作及び片ブレーキペダルと連動するように構
成し、例えば、左回向時はステアリングを左方向に回動
し、更に、左後輪ブレーキペダルを踏めば電磁ソレノイ
ドが連動して作動し、クランクレバー(9)を外側方向
に揺動する。然るときは、右側爪クラッチ(日はコイル
スプリング(2)の付勢力に逆らい、内側に移動し歯合
ピン(ハ)に噛合する。従って、右側フロントアクスル
シャフト(1つは回転を強制的に停止される。依って、
前輪デフ(8)のデフ機能によって左側フロントアクス
ルシャフト(1つは後輪に対し倍速で回転する。又、右
側前輪は爪クラッチ(日が切離されて回動自在となり、
而も、左側後輪はフレーキをかけているので、該四輪駆
動トラクタ(+)は左側後輪(6)を支点として極めて
迅速に左回向を行うことができる。又、右側回向をする
ときはステアリングを右に回動し、右側後輪ブレーキを
踏めば左側電磁ソレノイドが作動して爪クラッチが移動
し、左回向時と全く同様の効果を発揮して右回向を行う
ことができる。
又、爪クラッチ(日の内側爪部(1)を上面視前部に対
し後部が短辺となるように斜面(2OA)に形成し、歯
合ピン(ト)は逆に後部に対し前部を短辺として斜面(
25A)に形成している。従って、前進回向時は第4図
に示すように該爪クラッチ(日と歯合ピン(ト)は長辺
で歯合してフロントアクスルシャフトθl)の前進回転
を停止させる。一方、前記フロントアクスルシャフトθ
0が逆回転するときは、第5図に示すように爪クラッチ
(日と歯合ピン(ト)は斜面(2OA) (25A)で
当接する。然るときは、該爪クラッチ(ト)の回転トル
クがクランクレバーに)の付勢に逆らい、該爪クラッチ
(日をフロントアクスルシャフトQつの外側方向に移動
して噛合を離脱する。従って、フロントアクスルシャフ
ト0→が後進回転時にはロックされることはなく、対向
側前輪が倍速で回転することはない。依って、圃場の隅
部で切換し操作を行う等の際に、前進後退を反復しても
後退時に倍速となることはな(、運転操作が極めて簡便
容易となり安全性を向上させることができる。而して、
本発明は上記一実施例に限定せられるべきではな(、例
えば、電磁ソレノイドの外、ステアリングに連動したリ
ンク機構等で作動させてもよい。
又、爪クラッチの爪部をラチェットギヤに形成してもよ
い。
[発明の効果] この発明は、上記一実施例に詳述したように、フロント
アクスルシャフトに爪クラッチを設け、該爪クラッチが
電磁ソレノイド等の手段によってフロントアクスル上を
軸心に沿って移動できるようにしている。そして、フロ
ントアクスルハウジング内側に固設した歯合ピンとファ
イナルギヤケースのベベルギヤに設けた爪部の何れかに
噛合させることができるので、“通常走行時はベベルギ
ヤに噛合し、動力を伝導して走行する。又、前進回向時
には、回向外側の爪クラッチがベベルギヤから離脱して
当該前輪を回動自在とすると共に、前記爪クラッチがフ
ロントアクスルハウジングの噛合ピンに噛合して回向側
フロントアクスルシャフトを強制的に停止させるので、
デフ機能によって回向内側の前輪が2倍速で回転する。
依って、回向を極めて迅速に行うことができる。而も、
該歯合部をフロントアクスルシャフトが後進回転時には
、その噛合を離脱するように形成しているので後退時に
一々切換スイッチ、或はミッション等の操作を必要とせ
ずに通常速度で後退することができる。
依って、取扱操作が極めて簡便確実となり、而も安全性
の向上にも寄与できる等諸種の効果を発揮し、以て、作
業能率を向上させることができる発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示し、第1図及
び第2図は要部の作動状態を示す一部切欠正面図、第3
図は第1図のA−A線断面図、第4図はフロントアクス
ルシャフトが前進回転時の爪クラッチと歯合ピンの噛合
状態を示す一部切欠平面図、第5図は後進回転時の噛合
離脱状態を示す一部切欠平面図、第6図は従来例を示す
四輪駆動トラクタの側面図である。 (8)・・・・・・前輪デフ θ1)・・・・・・フロントアクスルハウジング(ロ)
・・・・・・ファイナルギヤケースθ→・・・・・・ベ
ベルギヤ機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 四輪駆動トラクタのフロントアクスルハウジングの両側
    端部に固着したフアイナルギヤケースと左右のフロント
    アクスルシヤフト間に爪クラッチを夫々配設して駆動力
    の伝導を断続できるようにすると共に、該爪クラッチの
    他端部とフロントアクスルハウジング内側に歯合部を形
    設し、該爪クラッチを前記フロントアクスルハウジング
    内側の歯合部に噛合させたときに、フロントアクスルシ
    ヤフトの前進回転を停止し、且つ、後進回転の場合は、
    前記クラッチ歯合部がフリーになるように該クラッチ部
    を構成したことを特徴とする四輪駆動トラクタの前輪倍
    速装置。
JP14271188A 1988-06-09 1988-06-09 四輪駆動トラクタの前輪倍速装置 Pending JPH01312263A (ja)

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