JPH01311728A - ラジオ受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は世界各地域によって異なる放送仕様に応じて受
信仕様を変更するラジオ受信機に係り、特に盗難防止シ
ステムのアンチセフトコードに地域コードを付加した入
力コードにより受信仕様を切り換えることができるラジ
オ受信機に関する。

〈従来技術〉 電子同調式のラジオ受信機は同調精度、同調のし易さ等
により世界各地で使用されているが、地域により周波数
帯域、チャンネルステップ、変調度、デイエンファシス
等の受信仕様が異なる。このため、受信機メーカーは、
米国、ドイツ、欧州。

オセアニア、東南アジア、中近東、南アフリカ。

日本など多くの仕向地域毎の放送仕様に合わせたラジオ
受信機を製造販売していた。なお、受信仕様はラジオ受
信機自体を世界各地の放送仕様に対応できるように構成
しておき、出荷時ビン設定により地域コードを設定し、
該地域コードが指示する仕向地に応じて設定される。

〈発明が解決しようとする課題〉 従来のラジオ受信機の受信仕様は上記のようにビン設定
された地域コードが指示する仕向地の放送仕様に合わせ
て設定され、それが固定されるため（ユーザーは地域コ
ードを自由に設定できない）該仕向地域では受信できる
が、他の地域では受信できないという問題点があった。

以上から本発明の目的は、ピン設定によらずに地域コー
ドを設定でき、しかもユーザーが自由に地域コードを設
定することができるラジオ受信機を提供することである
。

本発明の別の目的は、盗難防止システムのアンチセフト
コードに地域コードを付加した入力コードにより受信仕
様を設定することができ、しかもユーザーの希望する地
域での放送仕様に合わせて受信仕様を切り換えることに
より全世界で使用できるラジオ受信機を提供することで
ある。

〈課題を解決するための手段〉 第１図は本発明の一実施例を示すラジオ受信機の要部ブ
ロック図である。

１はラジオ受信機の装置本体、２は記憶手段となる地域
コードメモリ、３は入力手段、４はＣＰＵ、５は受信仕
様切換手段、６は装置起動手段。

７はアンチセフトコ−トメモリ、８はパワースイッチ、
９は表示部である。

〈作用〉 記憶手段となる地域コードメモリ２に世界各地の地域コ
ードに対応させてその受信仕様を記憶しておき、アンチ
セフトコードに地域コードを付加して構成した入力コー
トを入力手段３から人力し、受信仕様切換手段５により
入力された地域コードに基いて受信仕様を切り換える。

〈実施例〉 第１図は本発明の一実施例を示すラジオ受信機の要部ブ
ロック図である。

図において、１はラジオ受信機の装置本体であり、アン
テナ１ａ、電子同調式チューナ部１ｂ。

Ｐ　Ｌ　Ｌシンセサイザ１ｃ、パワーアンプ１ｄ、スピ
ーカ１ｅ等を有している。電子同調式チューナ部１ｂは
、全世界のＦＭ／ＡＭ放送仕様に対応する受信バンドが
設けられている。

２は記憶手段となる地域コードメモリであり、世界各地
の地域コードに対応させてその受信仕様が工場製造段階
であらかじめ記憶される。この地域コードの例を上げれ
ば、 １：米国、　　　　２：ドイツ、　　　３：欧州。

４：オセアニア、５：東南アジア、６：中近東。

７：日本、・・・ などがある。

３は入力手段であり、アンチセフトコードに地域コード
を付加して構成した入力コードを入力する。なお、テン
キー回〜口はコード入力の際に用いられ、上記の地域コ
ード１〜７はテンキーｌ−口の各キーに対応するものと
する。

４は全体の制御を司るＣＰＵであり、受信仕様切換手段
５．装置起動手段６等を有している。受信仕様切換手段
５は、地域コードメモリ２に記憶されている地域コード
が入力手段３から入力された場合に該地域コードに基い
て受信仕様を切り換える。

装置起動手段６は、盗難防止のために設けられており、
特定の暗証番号（アンチセフトコードＡｎｔｉ　Ｔｈｅ
ｆｔ　Ｃｏｄｅ）が入力された場合に限り装置本体１の
通常動作を可能とする。７はアンチセフトコ−トメモリ
、８はパワースイッチ、９は表示部であり、アンチセフ
トコ−トメモリ７には工場製造段階であるいはユーザー
により装置固有のアンチセフトコードが記憶される。パ
ワースイッチ８が投入された装置起動時にテンキー回〜
回により入力されたアンチセフトコードは、アンチセフ
トコ−トメモリ７にあらかじめ記憶されているアンチセ
フトコードと照合される。そして、装置起動手段６はこ
の時のコードが一致の場合装置を起動させ、不一致の場
合は装置本体１への操作を一切受付ない。

以下に第１図の動作を説明する。本実施例では、前述し
た地域コードとアンチセフトコードからなる入力コード
によって、アンチセットの解除とラジオの仕向地に応じ
た受信仕様の設定を行なう。

なお、入力コード全体がアンチセフトコードとして機能
し、従って以後入力コードをアンチセフトコードという
。

下記の（１）に示すように入力コード（アンチセフトコ
ード）は、最初の１桁を地域コードとし、５桁をパーソ
ナルコードとする６桁のコートから構成される装 １２３４５６　　　　　　・・・・・　（１）例えば、
装置起動手段６は、盗難防止用のアンチセフトコードｒ
１２３４５６Ｊの照合により装置本体１を起動させる。

次いで、入力コード（アンチセフトコード）の最初の１
桁である地域コード「１」に基いて、受信仕様切換手段
５は装置本体１の周波数帯域、チャンネルステップ、変
調度、デイエンファシス等の受信仕様を米国仕様１に設
定する。従って、ＣＰＵ４は、ＦＭの受信バンドを７６
〜１０８Ｍセ、シーク動作時のサーチステップを２５ｋ
Ｈｚ、ＡＭのシーク動作時のサーチステップを２００　
ｋ　Ｈｚ等にセットする。また、例えば先頭桁として日
本の受信仕様７（地域コード「７」）が入力されると。

ＣＰＵ４は、ＦＭの受信バンドを７６〜９０Ｍ１（ｚ、
ＡＭのシーク動作時のサーチステップを１ｏｏｋ七等に
セットする。

第２図は上記の処理の流れ図である。

まず、パワースイッチ８が投入されるのを待機しくステ
ップ１０１）、入力コード（アンチセフトコード）の入
力を待機する（ステップ１０２）。

アンチセフトコードが入力されたら、アンチセフトコ−
トメモリ７により５桁のパーソナルコードを照合しくス
テップ１０３）、コードが一致したら（ステップ１０４
）、次に地域コードを照合する（ステップ１０５）。

続いて、地域コードに基いて受信仕様を設定しくステッ
プ１０６）、装置本体１を起動させ（ステップ１０７）
、処理を終了する。

一方、ステップ１０４の判断でパーソナルコートが不一
致ならば、アンチセフトコードの入力エラーを表示部９
に表示しくステップ１０８）＋ステップ１０２に戻る。

なお、上記実施例では盗難防止システムのアンチセフト
コードを５桁、また地域コードを１桁としたが、それ以
外の桁数を有していてもかまわない。

また、パワースイッチ８の投入時に表示部９に「地域コ
ードを入力してください」等の表示を行なう対話形式の
コード入力としてもよい。

更に、設定した受信仕様をロックするように構成しても
かまわない。

〈発明の効果〉 以上本発明によれば１世界各地の地域コードと受信仕様
の対応をあらかじめ記憶しておく記憶手段と、この地域
コードをアンチセフトコードに付加して入力する入力手
段と、記憶手段に記憶されている地域コードが入力手段
から入力された場合に該地域コードに基いて受信仕様を
切り換える受信仕様切換手段とを設けたので、盗難防止
システムのアンチセフトコードに地域コードを付加した
入力コードにより受信仕様を設定することができ、ユー
ザーの希望する地域での放送仕様に合わせて装置の受信
仕様を切り換えることにより全世界で使用できるという
優れた利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すラジオ受信機の要部ブ
ロック図、 第２図は本発明の処理の流れ図。 １・・ラジオ受信機の装置本体。 ２・・記憶手段となる地域コードメモリ、３・・入力手
段。 ４・・ＣＰＵ、 ５・・受信仕様切換手段。 ６・・装置起動手段。 ７・・アンチセフトコ−トメモリ、 ８・・パワースイッチ、 ９・・表示部。 特許出願人　　　　　　　　アルパイン株式会社代理人
　　　　　　　　　　弁理士　　齋藤千幹第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　アンチセフトコードによる装置の盗難防止システムを
   有するラジオ受信機であって、 世界各地の地域コードと受信仕様の対応をあらかじめ記
   憶しておく記憶手段と、この地域コードを前記アンチセ
   フトコードに付加して入力する入力手段と、前記記憶手
   段に記憶されている地域コードが前記入力手段から入力
   された場合に該地域コードに基いて受信仕様を切り換え
   る受信仕様切換手段とを具備したことを特徴とするラジ
   オ受信機。