JP2558538Y2 - 多バンド・シンセサイザ・チューナ - Google Patents

多バンド・シンセサイザ・チューナ

Info

Publication number
JP2558538Y2
JP2558538Y2 JP1991037254U JP3725491U JP2558538Y2 JP 2558538 Y2 JP2558538 Y2 JP 2558538Y2 JP 1991037254 U JP1991037254 U JP 1991037254U JP 3725491 U JP3725491 U JP 3725491U JP 2558538 Y2 JP2558538 Y2 JP 2558538Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency data
frequency
preset
area
broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991037254U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04131036U (ja
Inventor
憲昭 尾島
憲治 古田
Original Assignee
山水電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山水電気株式会社 filed Critical 山水電気株式会社
Priority to JP1991037254U priority Critical patent/JP2558538Y2/ja
Publication of JPH04131036U publication Critical patent/JPH04131036U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2558538Y2 publication Critical patent/JP2558538Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多バンドの放送局の周
波数データをオートプリセットする多バンド・シンセサ
イザ・チューナに関する。
【0002】
【従来の技術】プリセット・チューナは、予め放送局の
周波数データを選局釦によりセットしておけば、後はそ
の釦を押すだけで希望の放送を受信できるものである。
プリセットの方法として、各放送局を受信する毎にメモ
リキーおよび選局釦を操作してプリセットを行う手動プ
リセットの方法と、オートサーチにより受信する毎に自
動的にプリセットを行うオートプリセットの方法があ
る。
【0003】オートプリセットは、オートプリセットキ
ーをオンしたときにオートサーチ(周波数自動掃引)を
開始して受信周波数を順次変更させ、この変更中に所定
レベル以上の電界強度の放送を受信するとサーチストッ
プ信号を生じてサーチ動作を一旦停止し、受信した放送
局の周波数データをプリセットメモリに自動的に記憶さ
せ、記憶後サーチ動作を再開する動作を繰り返しバンド
内の放送局をプリセットするものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】チューナは、AM放
送,FM放送等多バンドの放送を受信できるものが多
い。このようなチューナで前記のオートプリセットを行
うには、まず、チューナをAM放送受信状態にしてオー
トプリセットキーを操作してプリセットをし、次にFM
放送受信状態にして同様操作を行ってプリセットする。
すなわち、バンド毎にプリセットを行う必要がある。ま
た、オートプリセットでは電界強度が所定レベルに僅か
でも達しないとプリセットができないという問題があ
る。
【0005】本考案は、ユーザのプリセット操作が簡単
で、電界強度によらず受信可能な放送局をオートプリセ
ットできる多バンドのシンセサイザ・チューナを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本考案の実施例の
機能ブロック図である。記憶手段1は、地域毎の受信可
能なAM,FM,TV(音声)放送局の周波数データを
予め記憶する。サーチ手段2は、受信する地域の放送局
を自動掃引によりサーチする。比較手段3は、サーチ手
段2によりサーチされた受信地域の放送局の周波数デー
タに対し記憶手段1に記憶された周波数データを順次比
較し両周波数データが一致するとき一致信号を出力す
る。オートプリセット手段4は、比較手段3より一致信
号が出力されたとき、記憶手段1に記憶され、かつ現在
受信している地域に属する放送局の周波数データをA
M,FM等のバンド毎にオートプリセットする。
【0007】
【作用】記憶手段1であるROMには、予め例えば東
京,大阪,・・・のように地域毎に受信可能な放送局の
周波数データを記憶させておく。次にサーチ手段2によ
り受信する地域において放送局のサーチを行って放送を
受信したとき、受信した放送局の周波数データと記憶手
段に記憶された周波数データとを比較手段3が比較し一
致したならば、記憶手段1にある前記周波数データが属
する地域が現在の受信地域であると判定し、その周波数
データが属する地域のAM,FM等の記憶手段に記憶さ
れた全周波数データを各バンド毎にオートプリセットす
る。かくすることにより、プリセット操作が簡単になり
電界強度によらずプリセットができる。
【0008】
【実施例】本考案の実施例について図2乃至図4を参照
して説明する。図2において、チューナ部10は、図4
に示すように高周波増幅のためのRF増幅器15、中間
周波数を生成するための混合器16、中間周波増幅・復
調のためのIF増幅・復調器17、局部発振周波数を得
るためのPLL回路18、局部発振周波数を設定する制
御回路19および受信地域における放送局の周波数デー
タを記憶するプリセットメモリ20を基本構成とする。
CPU11は操作キー部12のキー入力により信号の演
算処理を行う中央処理装置で、ROM13に格納された
プログラムに従って後述の全ての動作を実行する。RA
M14は必要に応じてデータを一時記憶する。ROM1
3は更に図3に示すような各地域毎に受信可能な放送局
の周波数データを記憶している。すなわち、東京におい
て受信可能なAM局の周波数データおよびFM局の周波
数データ、大阪において受信可能なAM局の周波数デー
タおよびFM局の周波数データのように、地域は更に細
分化されるが地域毎の放送局の周波数データを記憶して
いる。更にテレビ音声の周波数データも記憶させ得る。
【0009】次に動作について説明する。ROM13へ
の地域毎の放送局の周波数データの記憶はチューナメー
カにおいて出荷時に行ってある。受信地域において操作
キー部12にあるオートプリセット・キーを押すと受信
バンドを自動的に選択(例えばFM)し、局部発振器が
自動掃引を開始するように制御回路19はPLL回路1
8を制御する。すなわち、サーチ動作に入りFM帯域の
最低周波数より周波数が上昇する。放送が受信されると
復調器17よりサーチストップ信号が出力されサーチ動
作は停止する。CPU11はROM13にあるFMの周
波数データを地域に関係なく周波数の低い方から順にア
クセスして受信した放送の周波数データと比較する。放
送の周波数データと一致する周波数データがROM13
にあるならば、その周波数データが属する地域が現在受
信している地域であると判定する。CPU11はその周
波数データを含む地域のFMの周波数データをプリセッ
トメモリ20のFMバンド用メモリに記憶させ、更にA
Mバンド用メモリに自動的に切替えてAMの周波数デー
タも記憶させる。このように、サーチ動作により得られ
た周波数データとROM13に予め記憶された地域毎の
周波数データを基に受信地域を判定し、その地域に属す
るROM13内の周波数データをオートプリセットする
ものであるので、ユーザのプリセット操作が簡単にな
る。更にチューナの電源のオンとともにサーチ動作を開
始するようにすれば操作は全く不要になる。
【0010】以上の説明ではサーチ動作での第1番目の
放送を受信して地域を判定したが、確実性を増すにはサ
ーチ動作を連続して行い数局の周波数データを基に地域
を判定するのが望ましい。このときの数局の周波数デー
タはRAM14に記憶させておく。
【0011】図5は他の実施例の機能ブロック図であ
る。記憶手段1およびオートプリセット手段4は図1と
同様である。受信周波数設定手段21は図3の制御手段
19に相当し、記憶手段1に記憶されている周波数デー
タに基づいてPLL回路18を制御し受信周波数を設定
する。受信検出手段22は設定された受信周波数の受信
ができたかどうかを検出する。
【0012】まず、オートプリセット・キーを押すと、
記憶手段1に記憶されている周波数データが最低周波数
から順に受信周波数設定手段21に与えられる。すなわ
ち、いずれかの地域において放送される周波数データに
より受信周波数が設定される。放送が受信されると受信
検出手段22は出力を生じ、記憶手段1にある受信され
た放送局の周波数データが属する地域が現在の受信地域
であると判定し、その地域に属するAM,FMの周波数
データを前述同様にプリセットメモリ20に記憶させ
る。なお、この場合にも数局の放送を受信して地域を判
定するのが好ましい。
【0013】
【考案の効果】以上のように、1回のサーチ動作により
現在の受信地域を判定し、記憶手段に記憶され現在受信
している地域の全ての放送局の周波数データをオートプ
リセットするのでプリセット操作が簡単であるという効
果がある。また、電界強度に関係なくプリセットできる
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の機能ブロック図である。
【図2】本考案の実施例のブロック図である。
【図3】図2におけるROMの内容説明図である。
【図4】図2におけるチューナの詳細図である。
【図5】本考案の他の実施例の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 記憶手段 2 サーチ手段 3 比較手段 4 オートプリセット手段 21 受信周波数設定手段 22 受信検出手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送局の周波数データのプリセット機能
    を有する多バンドのシンセサイザ・チューナにおいて、
    地域毎の受信可能な放送局の周波数データを予め記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている周波数デ
    ータに基づき受信周波数を設定する受信周波数設定手段
    と、前記受信周波数設定手段により放送が受信されたこ
    とを検出する受信検出手段と、前記受信検出手段の検出
    信号により、前記記憶手段に記憶され、かつ現在受信し
    ている地域に属する放送局の周波数データを各バンド毎
    にオートプリセットするオートプリセット手段とを有す
    ることを特徴とする多バンド・シンセサイザ・チュー
    ナ。
JP1991037254U 1991-05-24 1991-05-24 多バンド・シンセサイザ・チューナ Expired - Lifetime JP2558538Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991037254U JP2558538Y2 (ja) 1991-05-24 1991-05-24 多バンド・シンセサイザ・チューナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991037254U JP2558538Y2 (ja) 1991-05-24 1991-05-24 多バンド・シンセサイザ・チューナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04131036U JPH04131036U (ja) 1992-12-01
JP2558538Y2 true JP2558538Y2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=31919056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991037254U Expired - Lifetime JP2558538Y2 (ja) 1991-05-24 1991-05-24 多バンド・シンセサイザ・チューナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2558538Y2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870619A (ja) * 1981-10-22 1983-04-27 Fujitsu Ten Ltd 放送局名表示機能を備えた受信機
JPS60223232A (ja) * 1984-04-19 1985-11-07 Mitsubishi Electric Corp 受信機
JPS60242719A (ja) * 1984-05-16 1985-12-02 Mitsubishi Electric Corp カ−ラジオ
JPH0746767B2 (ja) * 1985-12-11 1995-05-17 日本電装株式会社 車載用チユ−ニング装置
JPS6415426U (ja) * 1987-07-20 1989-01-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04131036U (ja) 1992-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0125717B1 (en) Broadcast receiver with automatic broadcast station storage
JP2558538Y2 (ja) 多バンド・シンセサイザ・チューナ
US4962544A (en) Radio receiver
KR100859455B1 (ko) 티브이 수신장치의 채널 설정/탐색 방법
JP2770973B2 (ja) ラジオ受信機のオートプリセット装置
JPH0683031B2 (ja) 車載用放送受信システム
KR960004809B1 (ko) 에프엠/에이엠(fm/am) 수신기의 스테레오방송 자동선국 및 자동기억방법
JPH0352411A (ja) 受信機のチューニング方法
JP3082797B2 (ja) 受信機
JP3246525B2 (ja) 受信機
KR100751945B1 (ko) 방송 예약 청취 방법 및 장치
JPH0528820Y2 (ja)
JP2681640B2 (ja) オートストア機能を備えたラジオ
JPH03276917A (ja) 自動選局装置
JPH01305716A (ja) チューナにおける選局装置
JPH055697Y2 (ja)
JP2745825B2 (ja) Rds受信機
JPS6228098Y2 (ja)
JPS5825621Y2 (ja) 受信装置
JP2980137B2 (ja) 受信機
JP3188199B2 (ja) ラジオ受信機における放送局名表示装置
JPH07235888A (ja) ラジオ受信機
JP3072732U (ja) チューニングシステムを有する受信機
JP3013753U (ja) テレビ信号同調選局装置
JPH0230928Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970805