JP2902860B2 - 時計付ラジオ受信機 - Google Patents

時計付ラジオ受信機

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JP2902860B2 JP17293392A JP17293392A JP2902860B2 JP 2902860 B2 JP2902860 B2 JP 2902860B2 JP 17293392 A JP17293392 A JP 17293392A JP 17293392 A JP17293392 A JP 17293392A JP 2902860 B2 JP2902860 B2 JP 2902860B2
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正彦 岩崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は時計付ラジオ受信機に
関し、特にたとえば時刻または受信周波数を共通の表示
器で表示する、時計付ラジオ受信機を提供することであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9に示す従来の時計付ラジオ受信機1
では、LCDやLEDなどの表示器2に時刻またはラジ
オの受信周波数をディジタル表示させていた。たとえば
時刻またはラジオの受信周波数は、それぞれ図10また
は図11に示すように表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の時計付ラジオ受
信機1では、ディジタル表示のために、数字を読んで初
めてその数字の意味が理解され、また、表示器2に同時
に表示できる情報量も限定されていた。それゆえに、こ
の発明の主たる目的は、一見して表示内容を認識できか
つより多くの情報を表示できる、時計付ラジオ受信機を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、時計モード
では時刻を、ラジオモードでは受信周波数をそれぞれ表
示する時計付ラジオ受信機において、選択的に点灯され
ることによって時計の針の位置を表示可能な複数の表示
セグメントを有する表示器、およびラジオモードにおい
て選局動作に応答して複数の表示セグメントの少なくと
も1つを選択的に点灯して受信チャネルの位置を表示す
る表示制御手段を備えることを特徴とする、時計付ラジ
オ受信機である。
【0005】
【作用】たとえばスイッチブロックからの切り換え信号
によって、たとえばLCDやLEDなどの表示器に時刻
またはラジオの受信周波数を択一的に表示する。このと
き、時刻表示は複数の表示セグメントを選択的に点灯す
ることによって、アナログ時計のように表示する。受信
周波数は、その複数の表示セグメントを選択的に点灯し
て受信チャネルを位置として表示する。
【0006】なお、FMバンドやAMバンドといった複
数バンドを受信できる場合には、両バンドを同時に上述
のようにアナログ的に表示する。このとき、受信中のバ
ンドについてはその受信チャネルの位置を表示し、他の
バンドについてはラストチャネルを表示する。さらに、
受信周波数のプリセットが可能な場合には、ラジオの受
信チャネルの位置表示に加えてプリセットチャネルの位
置も表示する。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、時刻およびラジオの
受信チャネル位置をアナログ的に表示するので、アナロ
グ時計およびラジオのダイヤルスケールに近い表現がで
き、一見して現在の時刻やラジオの受信チャネルといっ
た表示内容を認識できる。また、複数バンドやプリセッ
トチャネル位置などを同時に表示できるので、情報量を
多くできる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1を参照して、この実施例の時計付ラジオ
受信機10は、たとえばシンセサイザ方式の2バンドラ
ジオ受信機であり、たとえばLCDまたはLEDなどを
含む表示器12を含む。表示器12には、時計モードで
は時刻が、ラジオモードではラジオの受信チャネルが、
それぞれアナログ的に表示される。なお、時刻およびラ
ジオのチャネルを表示するために表示器12を全点灯さ
せれば図1のようになる。ただし、表示セグメント14
については、図面の煩雑化を避けるために一部のみを図
示している。詳しくいうと、表示器12は、針式アナロ
グ時計の1分毎に表示セグメント14が設けられ、この
実施例では、全周にわたって合計60本(ただし、1本
の表示セグメントは内側の表示セグメント14aと外側
の表示セグメント14bとを含む)の表示セグメントが
配置されている。受信チャネルの表示のためには、この
60本の表示セグメントの一部、この実施例でいえば4
5本(針式アナログ時計の7時半から4時半の位置に相
当する)の表示セグメントが利用される。そして、受信
チャネル表示のために、図1に示すように、そのうちの
一部の表示セグメントに関連して周波数が表示される。
このとき、各表示セグメントの位置とこの周波数表示と
は正確に一致させる必要はなく、近似的に周波数表示さ
れてもよい。
【0010】表示器12はコントロールブロック16に
よって制御される。すなわち、時計モードでは、コント
ロールブロック16の時計部18からの時計情報が表示
コントロール部20を通じて表示器12へ伝えられ、表
示器12に時刻が表示される。一方、ラジオモードで
は、コントロールブロック16のラジオ制御部22から
の周波数情報が表示コントロール部20を通じて表示器
12へ伝えられ、表示器12に周波数表示される。な
お、時計モードおよびラジオモードでの表示器12の表
示は、たとえば表示コントロール部20にマイコンなど
を用いて、ソフトウェア処理することで、容易に対応で
きる。後述する図5および図7の実施例についても同様
である。また、ラジオ制御部22はラジオ受信部24を
制御する。ラジオ受信部24は設定された周波数の信号
をアンテナ26から受信して、所定の処理を施した後、
アンプ部28に送り、スピーカ30から受信音声を発さ
せる。
【0011】また、コントロールブロック16にはスイ
ッチブロック32が接続される。スイッチブロック32
はスイッチ制御回路34を含み、スイッチ制御回路34
には、時計モードとラジオモードとを切り換える時計/
ラジオスイッチ36,たとえばFMバンドとAMバンド
とを切り換えるバンドスイッチ38およびチューニング
を上下させるチューニングキー(図示せず)を含む。
【0012】動作において、時計/ラジオスイッチ36
を操作し時計モードを選択した場合には、表示器12に
は図2に示すように時刻が表示される(この実施例では
3時00分を示す)。ここで、短針は、60個の表示セ
グメント14aによって、また長針は、表示セグメント
14aとその外側の表示セグメント14bとを用いて、
表示できる。
【0013】また、時計/ラジオスイッチ36およびバ
ンドスイッチ38を操作して、ラジオモードを選択した
場合には、図3または図4に示すように表示される。図
3では、FM80MHzを受信している場合を示す。図
4では、AM711kHzを受信している場合を示す。
なお、図3および図4にそれぞれ示す受信周波数表示の
ためには、時計モードで用いた表示セグメント14を共
用できるため、1つの表示素子を追加するだけで足り
る。すなわち、図3に示すFMバンドでは、“FM”表
示,たとえば“Ω”形をした周波数スケール40,およ
び“76.0,78.3,…MHz”などの周波数単位
は全て同時に点灯すればよいので、そのために1つの表
示素子の追加で足りる。同様に、図4に示すAMバンド
では、“AM”表示,たとえば“Ω”形の周波数スケー
ル40,および“522,711,…kHz”などの周
波数単位は全て同時に点灯すればよいので、これらにつ
いても1つの表示素子の追加で足りる。
【0014】さらに、短波などその他のバンドを1つ増
やせば、上述のFMバンドやAMバンドと同様に1つの
表示素子を追加するのみで表示可能となる。また、FM
バンドおよびAMバンドの周波数スケール40を共用
し、FMバンドのFM表示および周波数単位を1つの表
示素子で、AMバンドのAM表示および周波数単位を別
の表示素子で表示させてもよい。
【0015】また、図3および図4に示す表示例では、
受信周波数範囲の下端から上端までを45本の表示セグ
メント14によって表示する。したがって、FMバンド
では1本の表示セグメント14が略3.1チャネルステ
ップ(=310kHz:1チャネルステップ=100k
Hz)分に相当し、AMバンドでは、略2.7チャネル
ステップ(=24.4kHz:1チャネルステップ=9
kHz)分に相当する。
【0016】図5を参照して、他の実施例の時計付ラジ
オ受信機10は、ラジオモードにおいて表示器12にF
MバンドおよびAMバンドを同時に表示可能とするもの
である。図5に示す表示器12には、ラジオモードの表
示内容を全点灯したものを表す。表示セグメント14に
ついては図1と同様、一部のみを示す。その他の構成に
ついては図1の実施例と同様であるのでその説明は省略
する。
【0017】図5の時計付ラジオ受信機10では、図6
からわかるように、表示器12の上半分(針式アナログ
時計の9時から3時の位置に相当する)をFMバンド,
下半分(針式アナログ時計の3時から9時の位置に相当
する)をAMバンドとし、バンドマークを4角形表示セ
グメント42で覆うことにより、受信しているバンド
(この図6ではFMバンド)を示す。このとき、非受信
バンド(この図6ではAMバンド)側には、表示セグメ
ント14によって、ラストチャネルの位置を示すことに
よって、その後バンドを切り換えたときに受信されるチ
ャネルが一見してわかるようになる。
【0018】図7に示す他の実施例の時計付ラジオ受信
機10は、図5に示す実施例にさらにプリセット機能を
付加したものであり、図5に示す実施例のスイッチブロ
ック32に、チャネルのプリセット時に操作するプリセ
ットメモリスイッチ44,プリセットされたチャネルを
呼び出すときに操作するプリセットスイッチ46aおよ
び46b…などを含む。図7には、ラジオモードの表示
内容を全点灯した状態を表し、プリセットチャネル位置
を示すプリセットチャネル表示マーク(この実施例では
アスタリスク:*)48も全点灯されている。その他の
構成については図5の実施例と同様であるのでその説明
は省略する。
【0019】そして、具体的には図8に示すようにプリ
セットチャネルマーク48が表示されるので、一見して
プリセット数およびプリセットされた周波数の位置を認
識できる。したがって、従来のディジタル表示のよう
に、プリセットの内容を確認するとき、プリセットスキ
ャンキー等のスイッチをさらに設けて各プリセット内容
を順次確認するという必要がない。
【0020】なお、図5および図7に示す実施例の時計
モードは、図1に示す実施例の時計モードと同様である
ことはいうまでもない。このように、受信チャネルをア
ナログ的に位置として表示することによって、現在の受
信周波数位置以外(他バンドのラストチャネル,各バン
ドのプリセット位置等)の表示も可能となり、1つの表
示器12中に数多くの情報を盛り込むことができる。
【0021】なお、ラジオを受信中であるか否かに拘わ
らず、時計/ラジオスイッチ36の操作により、時刻は
適宜表示器12に表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の時計モードを示す図解図であ
る。
【図3】図1の実施例のラジオモードのFMバンドを示
す図解図である。
【図4】図1の実施例のラジオモードのAMバンドを示
す図解図である。
【図5】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】図5の実施例のラジオモードを示す図解図であ
る。
【図7】この発明のその他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図8】図7の実施例のラジオモードを示す図解図であ
る。
【図9】従来技術を示すブロック図である。
【図10】従来技術の時計モードを示す図解図である。
【図11】従来技術のラジオモードを示す図解図であ
る。
【符号の説明】
10 …時計付ラジオ受信機 12 …表示器 14,14a,14b …表示セグメント 16 …コントロールブロック 32 …スイッチブロック 36 …時計/ラジオスイッチ 38 …バンドスイッチ 42 …4角形表示セグメント 48 …プリセットチャネル表示マーク

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計モードでは時刻を、ラジオモードで
    は受信周波数をそれぞれ表示する時計付ラジオ受信機に
    おいて、 選択的に点灯されることによって時計の針の位置を表示
    可能な複数の表示セグメントを有する表示器、および前
    記ラジオモードにおいて選局動作に応答して前記複数の
    表示セグメントの少なくとも1つを選択的に点灯して受
    信チャネルの位置を表示する表示制御手段を備え、 前期表示制御手段は、受信可能な複数バンドを前記表示
    器に同時に表示させ、受信中のバンドについては受信バ
    ンド表示および受信チャネルの位置を表示し、 他のバンドについてはラストチャネルを表示することを
    特徴とする時計付ラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 時計モードでは時刻を、ラジオモードで
    は受信周波数をそれぞれ表示する時計付ラジオ受信機に
    おいて、 選択的に点灯されることによって時計の針の位置を表示
    可能な複数の表示セグメントを有する表示器、および前
    記ラジオモードにおいて選局動作に応答して前記複数の
    表示セグメントの少なくとも1つを選択的に点灯して受
    信チャネルの位置を表示する表示制御手段を備え、 ラジオモードにおいて前記表示手段は前記表示手段にプ
    リセットチャネルの位置を表示することを特徴とする、
    時計付ラジオ受信機。
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