JPH01310963A - 見当ズレを検出する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、見当印を備えた多色の印刷物の見当ズレを検
出する装置であって、見当印を検出する測定ヘッドを有
している形式のものに関する。

ＤＥ−ＯＳ　３２２６０７８号公報により、多色刷り印
刷機械の個々のインキ機構を見当印に関連して調節する
装置は公知である。このような装置はセンサを有してお
り、センサが版胴にある見当印を光電子学的に検出して
電気信号に変換する。

センサは印刷８２械の印刷機構内にかつ版胴の範囲に不
動に取り付けられている。

一般に見当印は版板の印刷像のない箇所の範囲にある。

見当印の正確な位置は規定されておらず、題材に関連し
て変動し、即ち版胴の任意の箇所に位置する。

従って、見当印を検出する測定ヘッドをトラバースに配
置して印刷物の全幅に互って調節することは公知である
。このような測定ヘッドは手動で調節されかつ位置決め
されねばならない。測定ヘッドの調節には著しく時間が
かかり、印刷機械走行中の測定ヘッドの位置決めに際し
多量の刷り損じが生じる。

従って本発明の課題は、測定ヘッドの迅速な位置決めを
可能にすることである。

前記課題を解決するために本発明の構成では、測定ヘッ
ドが調節駆動装置を用いて印刷物の幅に互って移動可能
にトラバースに配置されており、測定ヘッドを見当印の
あるインキゾーンの範囲内に位置決めするための入力装
置が設けられている。

本発明の利点は、印刷機の測定ヘッドにおいて若しくは
測定テーブルにおいて手動の調節作業をもはや必要とし
なくなったことにある。見当印の位置決めの入力が印刷
転写の作業準備中に、若しくは印刷機械の調整中に行な
われ、その結果印刷ａ械の運転中に付加的に調節作業時
間を必要とせず、測定ヘッドが印刷に際し直ちに見当調
節のための測定値を供給する。

本発明の別の構成では、測定ヘッドが精密位置決め装置
を有している。このことは測定ヘッドがもっばら見当印
の近くへ運動しなければならない場合に有利である。測
定ヘッドは走行することによって測定ヘッドの位置内で
の所定の範囲を検出して、見当印の正確な位置内へ自動
的に調節される。装置を巻取り紙オフセット印刷機に用
いる場合に、測定ヘッドが有利には巻取り紙の安定して
案内される箇所に配置される。巻取り紙オフセット印刷
機においてちょうど寸法の大きい箇所に装置が有利に配
置される。

操作員は直接制御キーボードにおいて測定ヘッドの位置
決めを行い、長い作業距離を往復する必要がない。

もちろん測定ヘッドを印刷機械の制御キーボードに配置
することも可能である。このことは、印刷物がオフライ
ンで、即ち印刷機の外側で同時Ｉこ見当ズレに関連して
調べられかつ視覚的に検査される場合に有利である。

本発明の有利な構成では、測定ヘッドの位置の入力が印
刷開始の前に、即ち作業準備中に行なわれる。入力され
た位置は倒えばデータカセットに記憶される。データは
印刷機械の調整中にデータカセットから取り出され、こ
のデータに基づいて測定ヘッドの位置決めが行なわれる
。このようにして印刷機械の調整時間、ひいては生産中
の印刷機械の静止時間が減少せしめられる。

見当印の位置を検出するために版板を用いることも可能
である。版板から見当印のあるインキゾーンが規定され
、規定されたインキゾーンが入力装置を介して入力され
る。もちろん印刷物から見当印の位置を検出することも
可能である。この場合、位置を入力する過程は同じであ
る。

さらに本発明の構成では印刷機械を制御するための多数
の遠隔制御台に用いられているようなインキゾーン表示
及び入力機構が位置を入力するための制御キーボードと
して用いられている。このようないわゆるインキゾーン
デイスプレーはインキ層断面を印刷幅全体に亙って表示
する。インキゾーンデイスプレーは多数の発光ダイオー
ド列から成っており、各発光ダイオード列はそれぞれ１
つのインキゾーンに配属されており、各発光ダイオード
列の長さはインキ分割の量を表している。キー若しくは
別の操作部材を用いてそれぞれのインキゾーンが制御さ
れかつインキ分割がインキゾーン内で行なわれる。この
ようなインキゾーンデイスプレーは有利には測定ヘッド
の調節のための位置データを入力するために活用できる
。版板若しくは印刷物をインキゾーンデイスプレーの上
側で制御キーボード上に載せると、どのインキゾーンに
見当印があるか直ちにわかる。このインキゾーン内の例
えば所定のキーの操作によって見当印の位置が制御キー
ボード内に入力される。これに基づき測定ヘッドが相応
の位置に移動する。

見当印が２つのインキゾーン間に位置するというような
特別な状態が生じる場合には、本発明の別の構成におい
て入力装置が、隣接する２つのインキゾーンのキーの操
作に際し測定ヘッドに両方のインキゾーン間の位置を与
えるように構成されている。

測定ヘッドの位置が有利にはさらに高い精度で入力され
る。このためにインキゾーンのそれぞれの発光ダイオー
ド列が関与させられる。この場合発光ダイオード列の長
さが１つのインキゾーンの幅に相応している。例えば見
当印が正確にインキゾーンの中央に位置している場合に
は入力部材（キー）を介してインキゾーンの中央が制御
される。このことは中央の発光ダイオードの点灯によっ
て信号化される。通常は発光ダイオ−ド列は１６のダイ
オードを有している。このことはインキゾーンを１６の
部分区分に分割していることを意味している。測定ヘッ
ドの精密な位置決めによって、見当調節が印刷機械の始
動の後にほぼ遅れることなしに行なわれる。

次ぎに図面を用いて本発明の実施例を具体的に説明する
。

一般に公知の印刷機械は制御キーボードを有しており、
制御キーボードはインキ濃度の調節のために個々の印刷
機構に設けられている。このような制御キーボードはＣ
ＰＣ１の名称で例えばハイデルベルグ社ＣＦｒｒｍａ　
ＨＥＩＤＥＬＢＥＲＧＥＲＤＲＵＣＫＭＡＳＣ）ＩＩＮ
ＥＮ　ＡＫＴＩＥＮ（、ＥＺＥＬＬＳＣＨＡＦＴ）　（
７）　出版物「Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇｅｒ　Ｎａｃｈｒ
ｉｃｈｔｅｎ　３／４０　・１９８２Ｊから公知である
。

制御キーボードの操作兼表示区域が第１図に示しである
。操作兼表示区域は測定ヘッドの位置決めのための入力
装置として用いられる。制御キーボードｌの下側の区分
にインキゾーンデイスプレー２が配置されている。イン
キゾーンデイスプレー２は３０の発光ダイオード列から
成っており、各発光ダイオード列は１つ若しくは２つの
発光ダイオードの点灯によってインキ調量部材の位置を
示す。発光ダイオード列の位置はインキ装置内のインキ
調量部材の各位置に対応している。各発光ダイオード列
３の下側には２つのキーが配置されており、上側のキー
はプラスキーであり、下側のキーはマイナスキーである
。キーを用いて各列内で、若しくは列に対応する各イン
キゾーン内でインキ濃度が調節される。この調節は発光
ダイオードによって示される。さらに、ライトペン５が
設けられている。このライトベンンを用いても個々のイ
ンキゾーンのインキ濃度の調節が可能である。このため
にライトペンが対応する発光ダイオード列に沿って案内
される。ライトペンを用いて適当なセンサ装置を介して
対応するインキゾーンのインキ調量部材が調節される。

インキゾーンデイスプレー２の上側には支持面６が設け
られている。この支持面の上に刷り本が載せられ、イン
キ転写の視覚検査が行なわれる。測定ヘッドを位置決め
するために、支持面６の上に版板７が載せられている。

発光ダイオード列３に対する版板の位置は印刷機械内の
版板のインキ調量部材に対する位置に対応している。版
板は適当な箇所に見当中８を有している。版仮に見当中
８を配置する位置は規定されているものではなく、印刷
しようとする題材に応じて選ばれる。

ここに示された見当中８は見当ズレのオンライン測定に
適しており、即ち測定ヘッドは見当中を巻取り紙若しく
は枚葉紙が測定ヘッドの下を通過する間に検出する。

測定ヘッド９は第２図に示しである。このような測定ヘ
ッドは例えばクロスフィールド社（Ｆｉｒｍａ　Ｃｒｏ
ｓｆｉｅｌｄ）からｒＡｕｔｏｃｒａｔ　２００Ｊの名
称で市販されている。測定ヘッドは印刷機械の内部にト
ラバース１０に配置されている。印刷機械は図面を見や
すくするために示してない。巻取り紙印刷機械において
は測定ヘッドを切断記録装置の前に配置すると有利であ
る。それというのはこの範囲では巻取り紙が著しく安定
して案内され、見当中の正確な測定が可能であるからで
ある。巻取り紙１１は測定ヘッド若しくはトラバース１
０の下側を矢印方向に運動する。測定ヘッドは長手方向
に運動可能にトラバース１０に配置されている。長手方
向の移動はねじスピンドル１２を介して行なわれる。ね
じスピンドルはモータ１３を介して駆動される。測定ヘ
ッド９の位置は印刷開始の前に見当中の位置に調節され
る。測定ヘッドが自動的な精密位置決め装置を有してい
るので、測定へ７ドを近似的に見当中１４に調節するこ
とが十分に行なわれる。測定ヘッドの位置の入力が第１
図に示す制御キーボード１を介して行なわれる。版板７
からすでに述べたように、見当中８の位置が検出されて
いる。測定ヘッド位置決めを始動させる命令導入キーＩ
５の操作の後に、操作員がキー区域４内で見当中８のあ
る区分に位置するキーＩ６を操作する。これによって、
見当中の位置が制御キーボード内へ入力される。入力キ
ー１７を介して、命令、即ち測定ヘッドの位置決めが行
なわれる。命令に基づいてモータ１３が測定ヘッド９を
印刷に際し巻取り紙１１に印刷される見当中（見当中１
４）の位置の範囲に運動させる。版板７０代わりに支持
面６の上にもちろん印刷サンプル若しくはできあがった
印刷物が載せられてよい。

キー１６を操作する代わりに位置決め入力のためにライ
トペン５を用いることも可能である。このためにライト
ペン５が、見当中８のあるインキゾーン内に位置する発
光ダイオード列１８上を案内される。さらに、発光ダイ
オード列１８をインキゾーン幅に細かに分配することに
よって、測定ヘッドの位置決めを正確に行うことも可能
である。この場合、１つのインキゾーンは１６０部分区
分に分割されている。見当中８のあるインキゾーン内で
キー若しくはライトペンを介して、正確な位置が入力さ
れ、点灯するＬＥＤによって表示される。

図示の実施例においては見当中のオンライン測定が示し
である。しかしながら、測定ヘッドを制御キーボードに
若しくは印刷機械の外側の測定台に配置して定置のオフ
ライン測定を行うことも可能である。この場合にも測定
ヘッドの位置決めは前に述べた作動形式で行なわれる。

付加的に、枚葉紙印刷機に接続されているか若しくは巻
取り紙印刷機に接続されているかを検出する制御装置が
設けられていてよい。このような装置は、巻取り紙印刷
機において一般にインキゾーンが印刷機の一方の端部か
ら見てすべて同じように、紙面を上側から印刷する印刷
機構であるか若しくは下側から印刷する印刷機構である
かに無関係に例えば左側から右側へカウントされること
に基づき有利である。従来の巻取り紙印刷機においては
印刷者が測定ヘッドを印刷原本の例えば左側の縁部に位
置決めするようにする必要がある。それというのは左側
の縁部が印刷機構に応じて例えばゾーン１若しくはゾー
ン３２を表すからである。制御装置が巻取り紙印刷機で
あることを確認することによって、かつこの制御装置に
紙面を下側から若しくは上側から印刷する印刷機構によ
ってどのようなインキが処理されるかを伝えることによ
って、制御装置か所定の印刷機構のソーンに対する調節
データの配属を鏡面対称的に交換することによってゾー
ン調節を正確に行う。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は入
力装置の平面図、及び第２図は測定ヘッドの斜視図であ
る。 ■・制御キーボード、２・インキゾーンデイスプレー、
３・発光ダイオード列、４・キー区域、５・ライトベン
、６・支持面、７・版板、８・見当印、９・測定ヘッド
、ｌＯ・トラバース、１１・巻取り紙、１２・ねじスピ
ンドル、１３・モータ、１４・見当印、１５・命令導入
キー、１６・キー、１７・入力キー１１８・発光ダイオ
ード列

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、見当印を備えた多色の印刷物の見当ズレを検出する
   装置であって、見当印を検出する測定ヘッドを有してい
   る形式のものにおいて、測定ヘッド（９）が調節駆動装
   置を用いて印刷物（１１）の幅に亙って移動可能にトラ
   バース（１０）に配置されており、測定ヘッド（９）を
   見当印（８）のあるインキゾーンの範囲内に位置決めす
   るための入力装置（１）が設けられていることを特徴と
   する、見当ズレを検出する装置。 ２、測定ヘッド（９）が精密位置決め装置を有していて
   、所定の作業範囲内で見当印（８）上への自動的な精密
   位置決めを行うようになっている請求項１記載の装置。 ３、巻取り紙印刷機において測定ヘッド（９）が最後の
   印刷機構と紙切断装置との間で巻取り紙（１１）の上側
   若しくは下側に配置されている請求項１又は２記載の装
   置。 ４、測定ヘッド（９）が制御キーボードに載つている印
   刷物の見当印（８）を検出するように制御キーボード（
   １）に配置されている請求項１又は２記載の装置。 ５、入力装置（１）を用いて印刷開始の前に見当印（１
   ）のあるインキゾーンが検出され、このデータを記憶す
   る記憶装置が設けられている請求項１から４のいずれか
   １項記載の装置。 ６、見当印（８）の位置が版板（７）から検出される請
   求項１から５のいずれか１項記載の装置。 ７、見当印（８）の位置が印刷サンプルから検出される
   請求項１から５のいずれか１項記載の装置。 ８、インキゾーンに配属された入力及び表示部材を有し
   かつ印刷機械制御キーボード（１）に配置されインキゾ
   ーンのインキ量調節を行う入力及び表示区域（２、３、
   ４）によって、見当印（８）の位置の入力が行なわれ、
   見当印のあるインキゾーンの入力部材（１６）が測定ヘ
   ッド（９）の位置決めを実施するための入力モードの選
   択の後に操作され、前記インキゾーンの範囲内への測定
   ヘッド（９）の位置決めが行なわれるようになている請
   求項１から７のいずれか１項記載の装置。 ９、ほぼ２つのインキゾーンの間にある見当印（８）上
   への測定ヘッド（９）の位置決めが見当印（８）をはさ
   むインキゾーンの両方の入力部材の操作によって行なわ
   れる請求項８記載の装置。 １０、インキゾーン内での測定ヘッド（９）の位置決め
   のためにインキゾーンの幅がインキゾーン内のインキ量
   を表示する表示部材に相応して分割されており、測定ヘ
   ッド（９）の位置決めがインキゾーンの部分範囲内で行
   なわれるようになっている請求項９記載の装置。 １１、測定ヘッド位置決めを開始するために命令導入キ
   ー（１５）が設けられかつ、測定ヘッド（９）の位置決
   めを行うために入力キー（１７）が設けられている請求
   項１から１０のいずれか１項記載の装置。