JPH01310160A - ジーゼル機関に供給する軽油の水分除去装置 - Google Patents

ジーゼル機関に供給する軽油の水分除去装置

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JPH01310160A
JPH01310160A JP1089889A JP8988989A JPH01310160A JP H01310160 A JPH01310160 A JP H01310160A JP 1089889 A JP1089889 A JP 1089889A JP 8988989 A JP8988989 A JP 8988989A JP H01310160 A JPH01310160 A JP H01310160A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、運搬手段のジーゼルエンジンに供給する軽油
に存在する水分を除去するための装置に関する。より詳
しくは、この種の装置のうち、エンジンの軽油供給回路
に取付けられた水分分離装置と、軽油より分離された水
分の収水タンクおよび、前記収水タンク内に集められた
分離水量によって所定限界警報値の超過を検出する機構
を具備した装置に関する。
この種の除去装置における周知の製法においては、水量
の超過が確認されると、検出機構が運搬手段の運転者に
警報を発するようになっている。
この警報は主として、運搬手段の計器盤表示灯の点燈に
よって示される。
分離装置は、収水タンクが分離された水を集めるのに十
分な余地を保つよう条件付けられており、その作業を効
果的に果し得るよう、この時運転者は水が満たされてい
る収水タンクの水を捨てなければならない。
こうした方法は多くの不都合がある。
特に、この種の収水タンクは取り出しにくいので、収水
タンクの水を捨てるのに必要な手作業は、めんどうな上
に、よごれ仕事だからである。
そのほか、明らかに前記の問題の故に、ユーザは警報の
後でも必要な排水を遅延させることが、しばしばある、
その結果、軽油の水分除去に影響を与えて、例えば、収
水タンクに占める、水量が超過して、軽油の水分が逆流
する危険もある。
電動ポンプによって問題の排水を自動的に行うまでは、
この種の不都合はほとんど処理されていなかった。
確かに、上記のような提案は、特許ＤＥ−Ａ−２４３６
０８０になされているが、満足すべき解決には到ってい
す、それは特に以下の理由からだと考えられる。この種
のポンプに供給するのに必要な電気エネルギーを提供し
得る、運搬手段の計器盤の電気回路は、イグニッション
キーを用いて、−船釣にはエンジンが動いている時のみ
通電されている。一方、上記収水タンクの排水が行われ
ている時、外気と接している水や空気自身がエンジンに
より吸引される危険を避けるため、エンジンが動いてい
ないことが、絶対に必要である。
ところで、本特許請求者の確認する所では、ジーゼルエ
ンジンの利用法に従えば、この種のエンジンが温まって
いない場合の始動時に、いわゆる「予熱」の特殊な運転
段階が必ず必要で、これは予熱プラグへの電源供給に相
当し、この間同時に以下の条件を満たさなければならな
い、すなわち・運搬手段の計器盤の電気回路の通電・エ
ンジンが始動していないこと。
本発明は、電動ポンプを用いる収水タンクの自動的排水
を実現するため、この特殊な予熱期間を利用することで
ある。
より詳細には、本発明に基づく上記の種類の水分除去装
置は又、ポンプ送水口は収水口に接続され、その排水口
は逆流阻止弁を備えた排水管に接続されている電動排水
ポンプと、上記検出機構に接続されている電磁開閉器を
含む該ポンプの電気励磁回路とを具備し、前記検出機構
は、収水タンク内に集められた水量が警報限界値に達す
るか、又はこれを超えたとき、自動的に電磁開閉器が閉
じるように作用し、かつ該水分除去装置は基本的に、上
記のポンプ電気励磁回路において、第１開閉器と直列に
接続され、運搬手段の計器盤回路の通電時に閉じるよう
に作られ、その後エンジンが始動すると自動的にその閉
状態を無効にする機構に接続されている、第２電磁開閉
器が備えられていることを特徴とする。
優先的実施例では、そのほかに、以下の各特性の１つ又
はいくつかの特徴を持つ、すなわち、・第２開閉器の閉
状態を無効にする機構は、エンジンの予熱機関の終了を
一般的には表示する機構と同期している。
・第２開閉器の閉状態を無効にする機構は、第１および
第２開閉器と直列に接続している第３開閉器を含む。
・前項目に基づく装置において、第２開閉器の閉状態を
無効にする機構は時限機構である。
こうした主な特性は別にしても、本発明には、よく同時
に利用されるその他のいくつかの特性があり、これらの
特性については、後により明瞭に説明することになろう
。
次に、添付の図面を参照しながら、本発明の詳細な説明
を行うことにするが、勿論本発明はこの例にのみ限定さ
れるものではない。
添付の図面に示されている様に、水分除去装置には以下
の各要素が含まれる。
・軽油Ｇのタンクト 上記タンク１を運搬手段のエンジンＭに接続するオイル
供給管２ ・軽油Ｇ内に含まれる水Ｅを分離する沈降タンク・軽油
抽出ポンプ４ ・エンジンＭのシリンダーに軽油を注入する軽油注入ポ
ンプ５ ・エンジン内で消費されなかった過剰軽油をタンクｌに
戻す軽油戻し管６ 軽油Ｇより重い水Ｅは、沈降タンク３の底に集まる。こ
の沈降タンクは鉛直方向に長い収水タンクまたは収水槽
としての役割も果す。
比重が水と軽油の比重の中間にあるフロータ７は、収水
槽３内の２種の液体を分ける境界面Ｓに浮いている。
このフロータは、電磁的に上記収水槽の外部開閉器８の
可動電気接点を作動させるように作用する。
このため、前記フロータは、収水槽３の隔壁の防水性非
磁性部分を通して、上記可動接点に作用を及ぼす小型永
久磁石を備えていることが望ましい。
こうした作用によって、所定のレベルに境界面Ｓが達す
るか、又はこれより上昇してレベルを超過した時、開閉
器８は閉じられるように働く（第２図の矢印Ａ参照）。
周知の方法では、この開閉器が閉じられると、運搬手段
の計器盤にある表示灯が点灯するような表示が出される
。
本発明の場合、運搬手段の運転者に警報を発して、何ら
かの措置をうながすことでは満足していない、境界面Ｓ
がレベルに達したり、これを超えた場合、すなわち収水
槽において分離され、集められた水量が所定の限界に達
したり、これを超えたりした時、収水槽３に集められた
水Ｅの必要な排水を自動的に実施する。
このため、送水口は収水槽３の底部に接続され、排水口
は適宜調整された逆流阻止弁１１を介して外気ＩＯに接
続されている排水電動ポンプにより排水する。
前記逆流阻止弁１１は、たとえ長期間でも定常状態でポ
ンプ９の排水口の厳格な防水遮断を確保するよう、選択
しなければならない。
勿論、上記阻止弁の流量圧は必要に応じて調節される。
この圧の値は特に、軽油供給管２における軽油注入ポン
プの位置によって定まり、図示されている取付は位置で
は例えば０．５バール、前記収水槽の下流ではなく上流
に取付けられれば、より大きくなり、例えば２バ一ル程
度になる。
ポンプ９の電源供給は、長方形１６により模式的に表示
されている送電回路により、通常、この回路は制御リレ
ーと共に運転手段のバッテリーも含む。
該リレーの励磁回路１７は、運搬手段のバッテリに加え
て、少なくとも２つの直列に結ばれている電磁開閉器を
備えている。すなわち、 ・前記の開閉器８そのものである第１開閉器・イグニッ
ションキー１４が少なくとも運搬手段の計器盤の回路の
一部に通電するよう操作された場合（第２図の矢印参照
）、運搬手段のイグニッションキーによって、自動的に
閉じられるよう制御することのできる第２開閉器。
そのほか、運搬手段のエンジンＭが作動するとき、少な
くとも第２開閉器１３の閉状態を無効にするため、すな
わち、該開閉器を開にするか、開状態の第３開閉器を第
２開閉器１３に直列につなぐかするための安全機構を備
えている。
結局、水が収水槽３より排水される時、エンジン内に水
または空気、もしくはこの両者が吸引される危険を避け
るため、エンジンを停止したままにしておくことが、重
要なのである。
別の角度から述べれば、第２開閉器１３の有効な「開状
態」の持続時間は、運搬手段の計器盤回路に通電した後
で、かつ運転手段のエンジンＭが動いていない時間、す
なわち比較的短い時間で、例えばたった１０秒はどの時
間に限られる。
ところで、周知のように、通電とエンジンの停止中とい
うこの２つの要請を満たす期間は、ジーゼルエンジンを
温まっていない状態で始動させる時、特殊プラグで該エ
ンジンの燃焼室に余熱を与える時間以外にはない。
本発明は望みの自動排水を果すため、この予熱期間の存
在を利用する。
この場合、安全機構は、適当な構成要素の温度により通
常は制御される時限機構であり、この構成要素は、温ま
っていないジーゼルエンジンの始動を禁じ、かつこのエ
ンジンが予熱された後にのみこの種の始動を許すために
あらかじめ組み込まれているもので、上記安全機構は開
閉器１３が閉じられると、始動しはじめる。
この安全機構は又、回路１７において第１および第２開
閉器（８と１３）に直列に接続されている第３開閉器１
５が開くのを、予熱時間内に含まれ開閉器１３が閉じる
毎に開始される一定遅延時間の間、遅らせる独立遅延回
路により非常に単純に構成されている。
それぞれの場合において、「予熱」期間もしくは独立遅
延の終了時に、開閉器１３の閉状態は、それ自体が開く
ことにより１、もしくは開閉器１５が開くことにより、
無効にされる。
開閉器１５の場合、当該の期間が終了すると遅延されて
いた開状態への移行が自動的に行われる。
開閉器１３の場合、遅延されていた開状態への移行は、
運搬手段の運転者にまかせられ、問題の期間の終了はこ
の場合、ジーゼルエンジンの予熱期間終了を知らせるも
のとして周知のように、特に運搬手段の計器盤上で表示
灯の点灯があって、運転者の注意を喚起する。
しかしながら、この場合でも、少なくとも運転者が運搬
手段のエンジンを始動させた瞬間に、遅延されていた、
問題の開閉器の開状態への移行は自動的に行われること
に、注意してほしい。
このような場合、例えば、開閉器１３を閉じ、次にそれ
を開くことは、イグニッションキーをその鍵穴に挿入し
て、該キーを回すと、連続して安定的な２つのポジショ
ンがあって、それぞれの場合に対応している。すなわち
、 ・少なくとも運搬手段の計器盤回路の一部の通電に相当
する第１ポジシヨン（第２図） ・エンジンの始動または運転に相当する第１ポジシヨン
（第１図） 上記の時限期間すなわち安全期間はしたがって、前記キ
ー１４を１つのポジションから次のポジションに回わす
間の時間であり、この時、安全期間すなわち時限期間は
運搬手段の運転者自身の手で作られ、運転者はこの安全
期間が終了したと云う表示が出されるのを待機すること
になる。
第１開閉器８は、上に述べたように、収水槽３内の境界
面Ｓが所定のレベルを超えた時に閉じられるようになっ
ているばかりでなく、水Ｅの排水終了に相当するレベル
以下に上記境界面がなった時、再び開かれる。
上記の水分除去装置の運転は次のように行われる。
最も一般的な場合、水槽３内の水位は限界値以下であり
、その結果、開閉器８は開いたままで、排水装置も働い
ていない。
エンジンＭは第１図に示されている矢印のように軽油を
供給している時、該エンジンＭの運転は正常である。
境界面Ｓの水位が限界値に達すると、第２図の矢印Ａに
よって示されているように、開閉器８は閉じられる。
しかし、上記エンジンが作動している時、開閉器１３は
開いているので、直ちに収水槽３より水がｔ非出される
ことはない。
上記開閉器８が開かれるのに続いて、エンジンが温まっ
ていない状態で始動する期間だけ、自動的な排水が行わ
れる。
結局、上記のように、前記の始動は予熱期間であり、こ
の間開閉器ｉ３は閉じられており、又、もし設置されて
いれば、開閉器１５も閉じられている。
こうした条件の下で、回路のリレー１６が作動し、その
結果この回路を閉じ、排水ポンプ９が回転を開始し、逆
流阻止弁１１を介して水Ｅは収水槽３から外気１０へ排
出される。
排水が終了すると、開閉器８は再び開き、その結果、ポ
ンプ９は次回の排水まで停止する。
勿論、もし運搬手段のエンジンが排水終了前に回転し始
めれば、開閉器！３は直ちに開き、排水は中止される。
上記のようにすれば、その実施方法がいかなるものであ
れ、最終的には、その構成、機能および利点、特に自動
性と安全性が前記の事項に十分由来する装置、軽油から
の分離水の自動排水装置を作成することができる。
当然でもあり、既に記した事項から結論を得るように、
本発明は、ここに特に記載した応用例および実施例に限
定されるものでなく、逆にあらゆるその変形をも含むも
のである。
【図面の簡単な説明】
添付の図面の第１図および第２図は、それぞれ運搬手段
の定常運転中、および、エンジンを停止して排水中の運
搬手段のジーゼルエンジンに供給する軽油内に含まれる
水分の除去のための、本発明に従って作られた装置を図
示する。 １・・・・軽油タンク ２・・・・軽油供給管 ３・・・・沈降タンク（収水タンク、収水槽）４・・・
・軽油抽出ポンプ ５・・・・軽油注入ポンプ ６・・・・軽油戻し管 ７・・・・フロータ（検出機構）、 ８・・・・第１開閉器 ９・・・・排水ポンプ １０・・・・外気 １１・・・・逆流阻止弁 １２・・・バッテリ １３・・・・第２開閉器 １４・・・・イグニッションキー １５・・・・第３開閉器 １６・・・・回路のリレー １７・・・・回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、エンジンの軽油供給回路に設置された水分・分離装
    置と、軽油より分離した水分の収水タンク（３）と、上
    記収水タンク内に集まった水分量を測定し所定の限界警
    報値を超えるとこれを検出する限界量検出機構（７）と
    、その送水口は収水タンクに接続されその排水口は逆流
    阻止弁（１１）を備えた排水管（１０）に接続されてい
    る電動排水ポンプ（９）と、上記検出機構（７）に接続
    されている電磁開閉器（８）を含む該ポンプの電気励磁
    回路とを具備して成り、前記検出機構（７）は、収水タ
    ンク内に集められた水量が警報限界値に達するか、又は
    これを超えたとき、自動的に電磁開閉器が閉じるように
    作用する、運搬手段のジーゼル機関（Ｍ）に供給する軽
    油（Ｇ）の水分（Ｅ）除去装置において、上記のポンプ
    電気励磁回路には、第一開閉器（８）と直列に接続され
    、運搬手段の計器盤回路の通電時に閉じるように作られ
    、その後エンジンが始動すると自動的にその閉状態を無
    効にする機構に接続されている、第２電磁開閉器が備え
    られていることを特徴とする、運搬手段のジーゼル機関
    （Ｍ）に供給する軽油（Ｇ）の水分（Ｅ）除去装置。 ２、第２開閉器（１３）の閉状態を無効にする機構は、
    一般的にエンジン（Ｍ）予熱機関を表示するために設置
    されている機構と同期していることを特徴とする特許請
    求の範囲第１項記載の水分除去装置。 ３、第２開閉器（１３）の閉状態を無効にする機構は、
    第１および第２開閉器（８と１３）と直列に接続してい
    る第３開閉器（１５）を備えていることを特徴とする特
    許請求の範囲第１項または第２項記載の水分除去装置。 ４、第２開閉器（１３）の閉状態を無効にする機構は、
    時限機構であることを特徴とする特許請求の範囲第３項
    記載の水分除去装置。
JP1089889A 1988-04-11 1989-04-11 ジーゼル機関に供給する軽油の水分除去装置 Pending JPH01310160A (ja)

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FR8804760A FR2629876B1 (fr) 1988-04-11 1988-04-11 Dispositifs pour eliminer l'eau du gazole alimentant un moteur diesel

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US (1) US4898140A (ja)
EP (1) EP0337861B1 (ja)
JP (1) JPH01310160A (ja)
DE (1) DE68901575D1 (ja)
ES (1) ES2031373T3 (ja)
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