JPS5924330Y2 - 油水分離自動排水装置 - Google Patents

油水分離自動排水装置

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Publication number
JPS5924330Y2
JPS5924330Y2 JP8961481U JP8961481U JPS5924330Y2 JP S5924330 Y2 JPS5924330 Y2 JP S5924330Y2 JP 8961481 U JP8961481 U JP 8961481U JP 8961481 U JP8961481 U JP 8961481U JP S5924330 Y2 JPS5924330 Y2 JP S5924330Y2
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JP
Japan
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oil
float
water
normally closed
pump
Prior art date
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Expired
Application number
JP8961481U
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English (en)
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JPS57204004U (ja
Inventor
広 福原
Original Assignee
株式会社福原製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社福原製作所 filed Critical 株式会社福原製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は油圧装置のオイルタンク内の水の混入したオイ
ルを、フロート室内に導入して比重差によりオイルと水
に分離し、オイルはオイルタンクに送り返し、水は外部
に自動排出する装置に関するものである。
これに関し、従来はオイルタンクの底に手動弁を設け、
タンクの底に沈澱した水を排水し、オイルが出始めると
手動弁を閉じていたが、手動は人次第でオイルを出し過
ぎて不経済になったり、水を残し過ぎたり、水抜き作業
を忘れたりしてオイルの劣化の原因となっていた。
本考案は以上の点を考え、オイルタンク内の水の混入し
たオイルを、ポンプによりフロート式リードスイッチを
内蔵したフロート室内に導入し、比重差によりオイルと
水に分離し、オイルは濾過してオイルタンクに送り返し
、水はフロート室の底に溜めてフロートを浮上させ、フ
ロートが一定水位まで浮上した時、リードスイッチが感
動してスイッチを閉じて電磁弁により排水し、フロート
が一定水位以下に沈むと、スイッチを開いて排水を停止
するようにし、またフロートの動作不良のため浮上した
よ・で一定時間経過するときは、タイマの限時常閉可動
接点が開いて電磁弁の排水を停止させて、不経済にオイ
ルが流出するのを防止出来るようにしたものである。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
34は油圧装置のオイルタンクで、その底部とフロート
式リードスイッチ22を内蔵するフロート室17は配管
33により連結しである。
27はフロート室上蓋でオイルタンク34と配管32に
より連結しである。
配管32の途中にはポンプ16(例へば電動式ポンプ)
が設けである。
ポンプの入口にはオイルを濾過するためのストレーナ3
0が設けである。
フロート室に導入されたオイルタンク内のオイルには水
が混入しており、比重差により軽いオイルはフロート室
の上部に、重い水は底部に溜る。
フロート室底部25は排水を行うために配管35により
常閉電磁弁36(以下単に電磁弁と称す)に連結しであ
る。
電磁弁の動作コイル37は、リレー40の常開接点44
、可動接点45および共通端子42を経て電源に直列に
接続しである。
38はコックで電磁弁の出口を開閉するものである。
フロート室の底蓋19にはフロート式リードスイッチ2
2が取付けてあり、23はフロートで゛リードスイッチ
の外周を案内として浮き沈み出来るように外周にはめで
ある。
フロートは比重の軽いオイルに対して浮上しないが、重
い水に対しては浮上するものである。
フロート式リードスイッチの内部構造は図示してないが
、スイッチが内蔵されており、フロートが一定水位まで
浮上すると感動してスイッチを閉じ、一定水位以下に沈
むとスイッチを開くものである。
フロート式リードスイッチの入力側は電線47により電
源に接続してあり、出力側の電線48には並列に端子■
と■が接続しである。
9はタイマで■より■までの番号は一般に使用されてい
る端子番号である。
端子■は操作回路10と端子■を経て電源に直列に接続
しである。
端子■は限時常閉可動接点11.端子■およびリレーの
動作コイル41を経て電源に直列に接続しである。
限時常閉可動接点11は常時は端子■と■間を閉じてい
るが、操作回路10に電流が流れてから、予め設定した
一定時間を経過すると端子■と■間を開いて端子■と■
間を閉じるものである。
50はランプで端子■と電源に接続しである。
ランプ50は予め設定した一定時間を経過したことを外
部に表示するためのものである。
40はリレーである。43は常閉接点、42は共通端子
、44は常開接点、45は可動接点、41は動作コイル
である。
可動接点45は常時は常閉接点43を実線で示す如く閉
じているが動作コイル41に電流が流れると、励磁して
点線で示す如く常開接点44を閉じるものである。
15は電源スィッチである。
次に本考案の作用効果について述べる。
電源スィッチ15を閉じると、ポンプ16は作動し、オ
イルタンク34内の水の混入したオイルはフロート室1
7内に矢示する如く導入され、比重差により水とオイル
に分離する。
比重の軽いオイルはフロート室の上部のストレーナ30
により濾過されてオイルタンク34に矢示する如く送り
返され、比重の重い水はフロート室の底25に溜る。
この水によりフロート23が一定水位まで浮上すると、
フロート式リードスイッチ22に内蔵されているスイッ
チが感動してスイッチを閉じるので、電流は端子■より
操作回路10と、端子■より限時常閉可動接点11.端
子■を経てリレーの動作コイル41に流れる。
動作コイル41は励磁し、可動接点45は点線で示す如
く常開接点44を閉じるので、電磁弁の動作コイル37
に電流が流れて励磁し電磁弁36は弁を開き、フロート
室底部25の水は矢示する如く配管35を経て、コック
38より外部に排出される。
フロート室内の水位は下りフロート23は一定水位以下
に沈む。
リードスイッチはスイッチを開くので、電磁弁は電流を
断たれて排水を停止する。
次にこの排水時間とタイマの設定時間との関係について
述べる。
フロートが一定水位に浮上し、リードスイッチが感動し
てスイッチを閉じ電磁弁が排水を開始してから、フロー
トが一定水位以下に沈みリードスイッチがスイッチを開
き、電磁弁が排水を停止するまでの時間を正常状態に於
ける排水時間とし、この時間をtとする。
タイマの操作回路10に電流が流れてから限時常閉可動
接点11が開くまでの時間は予め設定しておくものとし
、この時間をTとする。
Tをtよりも適当に大きく設定しておけば、正常状態に
於ては、限時常閉可動接点は開くことなく排水を繰返す
ことが出来る。
フロートに塵埃等が耐着してフロートが浮上したよ・で
ある時、即ちリードスイッチが閉じたよ・である時には
、t=Tになるがこの場合には、自動的に限時常閉可動
接点が端子■と■間を開くので、リレーの動作ジイルは
電流を断たれ可動接点45は常開接点44を開き実線に
て示す如く常閉接点43に復帰する。
電磁弁36は電流を断たれるので排水を停止する。
換言すれば、万一フロートの事故のためリードスイッチ
が閉じたよ・である時の排水時間もタイマの設定時間以
上にはならないから、不経済にオイルが外部に流出する
ことは防止される。
又この時にはランプ50が点灯するので事故を知ること
も出来る。
以上の如く本考案の油水分離自動排水装置は油圧装置の
オイルタンク内の水の混入したオイルから水とオイルを
分離してオイルは濾過してオイルタンクに送り返し、水
だけを排出出来、排水動作の事故に際しても、オイルの
流出は完全に防止出来、その事故も表示されるので、金
層の油圧装置の自動化に大いに役立つものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、油圧装置のオイルタンク内の水の混入した
オイルから、水を分離して自動排出するために本考案を
実施した系統図であり、フロート室は断面で示しである

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底蓋19の内側にはフロート式リードスイッチ22が設
    けてあり、上蓋27の内側にはストレーナ30が設けで
    あるフロート室17において、上蓋27は配管32によ
    りオイルタンク34に連結し、その配管の途中にポンプ
    16を設け、フロート室17の上方側壁は配管33によ
    りオイルタンク34に連結し、フロート室17の底部2
    5の側壁には配管35により常閉電磁弁36を連結し別
    に、セット時間Tのタイヤ9、リレー40及びランプ5
    0を設けて、タイマ端子8、限時常閉可動接点11.端
    子5及びリレーの動作コイル41を通りポンプ16の電
    源回路に接続するフロート式リードスイッチ22の電気
    回路、タイマ端子7、操作回路10及び端子2を通りポ
    ンプ16の電源回路に接続するフロート弐ノードスイッ
    チ22の電気回路、タイマ端子6に接続しポンプ16の
    電源回路に接続するランプ50の電気回路及びリレーの
    常閉接点44、可動接点45及び共通端子42を通りポ
    ンプ16の電源回路に接続する常閉電磁弁の電気回路と
    により、常閉電磁弁36とランプ50を制御する回路を
    構成し、オイルタンク34内の水の混入したオイルを、
    ポンプ16によりフロート室17内に導入し、比重差に
    よリオイルと水に分離し、オイルはストレーナにより濾
    過してオイルタンクに送還し、水は、フロート23が一
    定水位まで浮上してから一定水位以下に沈むまでの時間
    、電磁弁が排水し、排水時間が長引きタイマのセット時
    間Tに等しくなると、限時常閉接点11を開いて排水を
    停止し、ランプ50を点灯することを特徴とする油水分
    離自動排水装置。
JP8961481U 1981-06-19 1981-06-19 油水分離自動排水装置 Expired JPS5924330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8961481U JPS5924330Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19 油水分離自動排水装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8961481U JPS5924330Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19 油水分離自動排水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57204004U JPS57204004U (ja) 1982-12-25
JPS5924330Y2 true JPS5924330Y2 (ja) 1984-07-19

Family

ID=29884758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8961481U Expired JPS5924330Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19 油水分離自動排水装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154308U (ja) * 1983-03-31 1984-10-16 株式会社 土屋製作所 水分離装置
JPS6186911A (ja) * 1984-10-03 1986-05-02 Handa Shoji Kk 燃料または廃油タンクに於ける自動ドレン排出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57204004U (ja) 1982-12-25

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