JPH01310088A - トンネル掘進機の余掘り装置 - Google Patents
トンネル掘進機の余掘り装置Info
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- JPH01310088A JPH01310088A JP63135606A JP13560688A JPH01310088A JP H01310088 A JPH01310088 A JP H01310088A JP 63135606 A JP63135606 A JP 63135606A JP 13560688 A JP13560688 A JP 13560688A JP H01310088 A JPH01310088 A JP H01310088A
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- Japan
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- cutter
- spoke
- spokes
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- cutter wheel
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- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims abstract description 29
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 7
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21D—SHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
- E21D9/00—Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
- E21D9/06—Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining
- E21D9/08—Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining with additional boring or cutting means other than the conventional cutting edge of the shield
- E21D9/0875—Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining with additional boring or cutting means other than the conventional cutting edge of the shield with a movable support arm carrying cutting tools for attacking the front face, e.g. a bucket
- E21D9/0879—Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining with additional boring or cutting means other than the conventional cutting edge of the shield with a movable support arm carrying cutting tools for attacking the front face, e.g. a bucket the shield being provided with devices for lining the tunnel, e.g. shuttering
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Geology (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、切羽を回転掘削するカッターホイルを有する
トンネル掘進機の余掘り装置に関する。
トンネル掘進機の余掘り装置に関する。
従来のトンネル掘進機における余掘り装置を第5図およ
び第6図により説明する。第5図はトンネル掘進機の前
部の側断面図、第6図は第5図のVl−vt矢視図であ
る1図において1はカッターホイル、2はカッターホイ
ル1にラジアル方向に配置されているスポークで1通常
2以上の複数本が設けられる。3はスポーク2の切羽側
の面に所定のピッチで配設されている切羽掘削用の複数
のカッタービットである。4は余掘り用のカッター、5
はスポーク2の内部に収納されているジヤツキで、カッ
ター4と連結されカッター4をカッターホイル1の外周
1aより外方へ所定のストロークで伸縮自在に突出可能
にしている。6はカッターホイルlを回動させる駆動用
のモータである。
び第6図により説明する。第5図はトンネル掘進機の前
部の側断面図、第6図は第5図のVl−vt矢視図であ
る1図において1はカッターホイル、2はカッターホイ
ル1にラジアル方向に配置されているスポークで1通常
2以上の複数本が設けられる。3はスポーク2の切羽側
の面に所定のピッチで配設されている切羽掘削用の複数
のカッタービットである。4は余掘り用のカッター、5
はスポーク2の内部に収納されているジヤツキで、カッ
ター4と連結されカッター4をカッターホイル1の外周
1aより外方へ所定のストロークで伸縮自在に突出可能
にしている。6はカッターホイルlを回動させる駆動用
のモータである。
トンネル掘進機の掘進方向が直線の場合は、カッター4
は使用されることなくスポーク2内に引き込められ、カ
ッター4による掘進中の抵抗を生じないようにしている
。しかし掘進中その方向を変更する場合、例えば右また
は左にカーブする場合は、トンネル掘進機の主として左
右の土砂をカーブする曲率に応じて余掘りする必要があ
りカッター4が使用される。余掘りはカッター4を、前
記カーブする曲率に応じてジヤツキ5によりカッターホ
イル1の外周1aより外方へ所定のストロークだけ伸縮
自在に突出させ、カッターホイル1をモータ6により所
定の回転角だけ揺動させまたは全周を回動させることに
より行われるが、余掘りする土砂の種類が例えば堅い地
山や礫を含む地層等の場合および余掘り量が大でカッタ
ー4の突出量が大きい場合には、カッター4の受ける掘
削抵抗が特に大きくなるからカッター4およびカッター
4を伸縮自在に支持するスポーク2にはその掘削抵抗に
耐え得る強度が要求される。このため従来は第5図に示
すように、カッター4の直接土砂を掘削する刃部とジヤ
ツキ5との間にあってジヤツキ5の伸縮時にスポーク2
の支持部材2aの内面と摺動する摺動部4aの断面寸法
を大きくするとともにその長さ寸法をできるだけ長くし
、同時に支持部材2aもできるだけ長くして前記掘削抵
抗による支持反力を軽減するようにしている。
は使用されることなくスポーク2内に引き込められ、カ
ッター4による掘進中の抵抗を生じないようにしている
。しかし掘進中その方向を変更する場合、例えば右また
は左にカーブする場合は、トンネル掘進機の主として左
右の土砂をカーブする曲率に応じて余掘りする必要があ
りカッター4が使用される。余掘りはカッター4を、前
記カーブする曲率に応じてジヤツキ5によりカッターホ
イル1の外周1aより外方へ所定のストロークだけ伸縮
自在に突出させ、カッターホイル1をモータ6により所
定の回転角だけ揺動させまたは全周を回動させることに
より行われるが、余掘りする土砂の種類が例えば堅い地
山や礫を含む地層等の場合および余掘り量が大でカッタ
ー4の突出量が大きい場合には、カッター4の受ける掘
削抵抗が特に大きくなるからカッター4およびカッター
4を伸縮自在に支持するスポーク2にはその掘削抵抗に
耐え得る強度が要求される。このため従来は第5図に示
すように、カッター4の直接土砂を掘削する刃部とジヤ
ツキ5との間にあってジヤツキ5の伸縮時にスポーク2
の支持部材2aの内面と摺動する摺動部4aの断面寸法
を大きくするとともにその長さ寸法をできるだけ長くし
、同時に支持部材2aもできるだけ長くして前記掘削抵
抗による支持反力を軽減するようにしている。
しかし、前記支持部材2aの各部寸法は、トンネル掘進
機全体の構成から決められカッターホイル1におけるス
ポーク2の限られた空間内に制限されるから所望の寸法
を確保し得ない場合が多く。
機全体の構成から決められカッターホイル1におけるス
ポーク2の限られた空間内に制限されるから所望の寸法
を確保し得ない場合が多く。
結果的に摺動部4aの断面寸法および長さ寸法も同様に
制限を受けることになる。一方、前記カッター4の直接
土砂を掘削する刃部は、その寸法が長いほど刃による土
砂の切削ができるため余掘り時の切れ味はよくなるが1
反面、掘削抵抗による折損や曲り等の損傷が増加するた
め前記刃部のラジアル方向の寸法は通常の切羽切削用の
カッタ−ビット3程度に制限される。このような寸法的
制限はあっても比較的軟らかい地山や、余掘り量が少な
くカッター4の外周1aより外方への突出量が前記刃部
のみで足りる掘削のような場合には、掘削抵抗も小さく
余掘りは可能であるが、カッター4の数がスポーク2の
数に制限されて少ないためカッター4の摩耗度がどうし
ても大きくなるという避けられない問題点を有する。さ
らに余掘り量が多くなり前記刃部のみの突出量では足り
ない場合は、前記寸法的な制限による影響は一層大きく
なる、すなわち余掘り量が大きくなると摺動部4aも
外周la外に突出させられた状態で掘削することになる
が、折角突出量を大きくしても摺動部4aには土砂掘削
用の刃が付いていないから。
制限を受けることになる。一方、前記カッター4の直接
土砂を掘削する刃部は、その寸法が長いほど刃による土
砂の切削ができるため余掘り時の切れ味はよくなるが1
反面、掘削抵抗による折損や曲り等の損傷が増加するた
め前記刃部のラジアル方向の寸法は通常の切羽切削用の
カッタ−ビット3程度に制限される。このような寸法的
制限はあっても比較的軟らかい地山や、余掘り量が少な
くカッター4の外周1aより外方への突出量が前記刃部
のみで足りる掘削のような場合には、掘削抵抗も小さく
余掘りは可能であるが、カッター4の数がスポーク2の
数に制限されて少ないためカッター4の摩耗度がどうし
ても大きくなるという避けられない問題点を有する。さ
らに余掘り量が多くなり前記刃部のみの突出量では足り
ない場合は、前記寸法的な制限による影響は一層大きく
なる、すなわち余掘り量が大きくなると摺動部4aも
外周la外に突出させられた状態で掘削することになる
が、折角突出量を大きくしても摺動部4aには土砂掘削
用の刃が付いていないから。
カッター4の突出部のうち有効に余掘りできるのは先端
部の刃部のみで他は余掘りに貢献できないばかりか掘削
抵抗を増加させるのみとなる。掘削抵抗の増加は、カッ
ター4の摩耗度をさらに助長するとともに、前記カッタ
ー4の突出量の増加に伴い支持部材2aと摺動部48間
の掘削抵抗に対抗するラップ長さを減少させ該ラップ部
の支持反力をますます増大させることになり、スポーク
2およびカッター4の変形、き裂発生等の強度上および
安全上の問題点を有していた。
部の刃部のみで他は余掘りに貢献できないばかりか掘削
抵抗を増加させるのみとなる。掘削抵抗の増加は、カッ
ター4の摩耗度をさらに助長するとともに、前記カッタ
ー4の突出量の増加に伴い支持部材2aと摺動部48間
の掘削抵抗に対抗するラップ長さを減少させ該ラップ部
の支持反力をますます増大させることになり、スポーク
2およびカッター4の変形、き裂発生等の強度上および
安全上の問題点を有していた。
本発明は、上記の問題点に鑑み、余掘りに際しカッター
ホイル外周より外方へ突出させた突出部の切羽側の面全
体を有効に余掘り可能にし、掘削抵抗の軽減とともにカ
ッターの摩耗を減少させ。
ホイル外周より外方へ突出させた突出部の切羽側の面全
体を有効に余掘り可能にし、掘削抵抗の軽減とともにカ
ッターの摩耗を減少させ。
しかも強度的に不安がなく安定して作業することができ
るトンネル掘進機の余掘り装置を提供することを目的と
する。
るトンネル掘進機の余掘り装置を提供することを目的と
する。
上記目的を達成するため、本発明のトンネル掘進機の余
掘り装置は、カッターホイルのスポークを摺動可能に、
かったがいに回動不能に嵌合した筒状の内スポークと外
スポークとに分割し、内スポークをカッターホイルに固
着するとともにその内部に外スポークを伸縮自在に摺動
させるジヤツキを設け、外スポークの切羽側の面に切羽
切削用のカッタービットを配設し、外スポークが前記ジ
ヤツキによりカッターホイルの外周より外方へ突出させ
られた際、前記カッタービットにより余掘りするように
したことを特徴とする。
掘り装置は、カッターホイルのスポークを摺動可能に、
かったがいに回動不能に嵌合した筒状の内スポークと外
スポークとに分割し、内スポークをカッターホイルに固
着するとともにその内部に外スポークを伸縮自在に摺動
させるジヤツキを設け、外スポークの切羽側の面に切羽
切削用のカッタービットを配設し、外スポークが前記ジ
ヤツキによりカッターホイルの外周より外方へ突出させ
られた際、前記カッタービットにより余掘りするように
したことを特徴とする。
そして外スポークの切羽側の面に設けられる切羽切削用
のカッタービットのうち、外スポークがカッターホイル
の外周より外方へ突出させられる範囲の面のカッタービ
ットを、他よりピッチを密にして配設することが好まし
い。
のカッタービットのうち、外スポークがカッターホイル
の外周より外方へ突出させられる範囲の面のカッタービ
ットを、他よりピッチを密にして配設することが好まし
い。
以下本発明の一実施例を第1図ないし第4図を参照して
説明する6図中第5図および第6図と同じ符号のものは
おなしものまたは同機能のものを示す0図において7は
内スポーク、8は外スポークで1両者はラジアル方向に
摺動可能に、かったがいに回動不能に嵌合した筒状(例
えば断面が角形)に形成されている。そして外スポーク
8のトンネル掘進機の軸線方向の幅Bはカッターホイル
の幅と同じ寸法になっている。内スポーク7の基端側は
カッターホイル1に固着されており、その内部には外ス
ポーク8をラジアル方向に伸縮自在に摺動させるジヤツ
キ(通常は油圧ジヤツキ)9が収納されている。ジヤツ
キ9の一端側は図に示すように内スポーク7の基端側か
固着されている付近のカッターホイル1または内スポー
ク7に連結され、他端側は外スポーク8の閉塞側の面8
aに連結されでいる。一方、外スポーク8の切羽側の面
8bには、切羽切削用の複数のカッタービット3が所定
のピッチで配設されている。この場合配設されているカ
ッタービット3のうち、外スポーク8がカッターホイル
1の外周1aより外方へ突出させられる範囲の面8bに
設けられるカッタービット3は、基端側の他のカッター
ビット3よリピッチを密にして固設されている。ジヤツ
キ9のストロークは所望の余掘り量、つまり外スポーク
8の面8bに配設されている外端部のカッタービット3
がカッターホイル1の外周より外方の所定位置に達する
までの距離に対応させて決められている。
説明する6図中第5図および第6図と同じ符号のものは
おなしものまたは同機能のものを示す0図において7は
内スポーク、8は外スポークで1両者はラジアル方向に
摺動可能に、かったがいに回動不能に嵌合した筒状(例
えば断面が角形)に形成されている。そして外スポーク
8のトンネル掘進機の軸線方向の幅Bはカッターホイル
の幅と同じ寸法になっている。内スポーク7の基端側は
カッターホイル1に固着されており、その内部には外ス
ポーク8をラジアル方向に伸縮自在に摺動させるジヤツ
キ(通常は油圧ジヤツキ)9が収納されている。ジヤツ
キ9の一端側は図に示すように内スポーク7の基端側か
固着されている付近のカッターホイル1または内スポー
ク7に連結され、他端側は外スポーク8の閉塞側の面8
aに連結されでいる。一方、外スポーク8の切羽側の面
8bには、切羽切削用の複数のカッタービット3が所定
のピッチで配設されている。この場合配設されているカ
ッタービット3のうち、外スポーク8がカッターホイル
1の外周1aより外方へ突出させられる範囲の面8bに
設けられるカッタービット3は、基端側の他のカッター
ビット3よリピッチを密にして固設されている。ジヤツ
キ9のストロークは所望の余掘り量、つまり外スポーク
8の面8bに配設されている外端部のカッタービット3
がカッターホイル1の外周より外方の所定位置に達する
までの距離に対応させて決められている。
いまトンネル掘進機を所定のルートより方向変換する場
合は、その方向変換のカーブに対応した余掘り量になる
ようにジヤツキ9を作動して第3図および第4図に示す
ように所定のストロークLだけ伸縮させ、同時にカッタ
ーホイル1を回動または揺動させる。この場合余堀りは
、従来のように余掘り用のカッターではなく外スポーク
8の面8bに配設された切羽切削用のカッタービット3
で掘削される。このためカッタービット3と相対してい
る余掘り位置における切羽面は、奈掘り量の大小に関係
なく通常の切羽切削と同様に切削されることになる。こ
れをカッタービット3についてみると、カッタービット
3の外スポーク8の面8bよりの突出量は、従来のカッ
タービット3と同じで従来の余掘り用のカッターのラジ
アル方向への突出量に比べてかなり小さくなり、カッタ
−ビット3自体の曲げ強度上の不安が解消され、また同
時に余掘りは複数のカッタービット3で行われることに
なるから、カッタービット3の1個当りの掘削抵抗は軽
減され併せてカッタービット3の摩耗も減少して所望の
余掘り範囲を全域にわたり切削することが可能になる。
合は、その方向変換のカーブに対応した余掘り量になる
ようにジヤツキ9を作動して第3図および第4図に示す
ように所定のストロークLだけ伸縮させ、同時にカッタ
ーホイル1を回動または揺動させる。この場合余堀りは
、従来のように余掘り用のカッターではなく外スポーク
8の面8bに配設された切羽切削用のカッタービット3
で掘削される。このためカッタービット3と相対してい
る余掘り位置における切羽面は、奈掘り量の大小に関係
なく通常の切羽切削と同様に切削されることになる。こ
れをカッタービット3についてみると、カッタービット
3の外スポーク8の面8bよりの突出量は、従来のカッ
タービット3と同じで従来の余掘り用のカッターのラジ
アル方向への突出量に比べてかなり小さくなり、カッタ
−ビット3自体の曲げ強度上の不安が解消され、また同
時に余掘りは複数のカッタービット3で行われることに
なるから、カッタービット3の1個当りの掘削抵抗は軽
減され併せてカッタービット3の摩耗も減少して所望の
余掘り範囲を全域にわたり切削することが可能になる。
これは余掘り範囲の面8bに設けられるカッタービット
3の配置のピッチを密にすることにより余掘り範囲の全
域を一層万遍なく掘削することができるようになりより
効果的となる。他方、カッタービット3を配設した外ス
ポーク8は、従来のカッターホイル1のスポークと同じ
外形寸法および断面寸法にすることができるから十分な
剛性を有するように形成することが可能であり、また外
スポーク8と嵌合する内スポーク7も外スポーク8とほ
ぼ同じ寸法に形成されその基端側かカッターホイル1に
従来のスポークと同様に固着されているから、直進時に
おける通常の切羽切削による抵抗に対抗することができ
るのはもちろん、余掘り時における掘削抵抗に対しても
従来の余掘り用カッターのみの強度で対向するのと異な
り内スポーク7および外スポーク8の全体の強度で対抗
することになり、カッタービット3とともに内スポーク
7および外スポーク8の変形、き裂等の発生を防止して
安定した余掘り動作を確保することができる。
3の配置のピッチを密にすることにより余掘り範囲の全
域を一層万遍なく掘削することができるようになりより
効果的となる。他方、カッタービット3を配設した外ス
ポーク8は、従来のカッターホイル1のスポークと同じ
外形寸法および断面寸法にすることができるから十分な
剛性を有するように形成することが可能であり、また外
スポーク8と嵌合する内スポーク7も外スポーク8とほ
ぼ同じ寸法に形成されその基端側かカッターホイル1に
従来のスポークと同様に固着されているから、直進時に
おける通常の切羽切削による抵抗に対抗することができ
るのはもちろん、余掘り時における掘削抵抗に対しても
従来の余掘り用カッターのみの強度で対向するのと異な
り内スポーク7および外スポーク8の全体の強度で対抗
することになり、カッタービット3とともに内スポーク
7および外スポーク8の変形、き裂等の発生を防止して
安定した余掘り動作を確保することができる。
以上説明した如く、本発明によるトンネル掘進機の余掘
り装置は以下に記載されるような効果を奏する。
り装置は以下に記載されるような効果を奏する。
カッターホイルのスポークをラジアル方向に摺動可能に
、かったがいに回動不能に嵌合した筒状の内スポークと
外スポークとに分割し、内スポークをカッターホイルに
固着するとともに、内スポーク内部に外スポークの外端
部をカッターホイルの外周より外方へ伸縮自在に突出さ
せられるジヤツキを設け、外スポークの切羽側の面に切
羽切削用のカッタービットを配設するようにしたことに
より、外スポークの切羽側の面より突出するカッタービ
ットの突出量を小さくして複数のカッタービットにより
余掘りすることができるから、所望の余掘り範囲を全域
にわたり掘削抵抗を軽減し同時にカッタービットの摩耗
を減少させて能率よく掘削することが可能になる。また
、掘削抵抗に対しては内スポークおよび外スポーク全体
で対抗するから強度的な不安がなく安定して作業を行う
ことができる。
、かったがいに回動不能に嵌合した筒状の内スポークと
外スポークとに分割し、内スポークをカッターホイルに
固着するとともに、内スポーク内部に外スポークの外端
部をカッターホイルの外周より外方へ伸縮自在に突出さ
せられるジヤツキを設け、外スポークの切羽側の面に切
羽切削用のカッタービットを配設するようにしたことに
より、外スポークの切羽側の面より突出するカッタービ
ットの突出量を小さくして複数のカッタービットにより
余掘りすることができるから、所望の余掘り範囲を全域
にわたり掘削抵抗を軽減し同時にカッタービットの摩耗
を減少させて能率よく掘削することが可能になる。また
、掘削抵抗に対しては内スポークおよび外スポーク全体
で対抗するから強度的な不安がなく安定して作業を行う
ことができる。
また、外スポークの切羽側の面の余掘り範囲に配置され
るカッタービットのピッチを他より密にすることにより
、余掘り範囲の全域を万遍なく一層効果的に掘削するこ
とができる。
るカッタービットのピッチを他より密にすることにより
、余掘り範囲の全域を万遍なく一層効果的に掘削するこ
とができる。
第1図ないし第4図は本発明に係わるトンネル掘進機の
余掘り装置の一実施例を示す図で、第1図は余掘り作業
をしていない直進掘削時の姿勢のカッターホイルのスポ
ーク部分の断面図、第2図は第1図の■−■矢視図、第
3図は外スポークをジヤツキにより外方へ伸長した余掘
り作業時の姿勢を示す断面図、第4図は第3図のIV−
IV矢視図である。 第5図は従来の余掘り装置を備えたトンネル掘進機の前
部の側断面図、第6図は第5図のVI−VI矢視図であ
る。 特許出願人 日立建機株式会社
余掘り装置の一実施例を示す図で、第1図は余掘り作業
をしていない直進掘削時の姿勢のカッターホイルのスポ
ーク部分の断面図、第2図は第1図の■−■矢視図、第
3図は外スポークをジヤツキにより外方へ伸長した余掘
り作業時の姿勢を示す断面図、第4図は第3図のIV−
IV矢視図である。 第5図は従来の余掘り装置を備えたトンネル掘進機の前
部の側断面図、第6図は第5図のVI−VI矢視図であ
る。 特許出願人 日立建機株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ラジアル方向に複数のスポークを配置し、該スポー
クの切羽側の面に切羽掘削用のカッタービットを所定の
ピッチで配設した回動可能なカッターホイルを有し、該
カッターホイルにカッターホイルの外周より外方へ所定
のストロークで突出可能にカッターを設け、該カッター
によりカッターを突出させた位置における土砂を掘削す
るようにしたトンネル掘進機の余掘り装置において、前
記カッターホイルのスポークを摺動可能に、かつたがい
に回動不能に嵌合した筒状の内スポークと外スポークと
に分割し、内スポークをカッターホイルに固着するとと
もに内スポークの内部に外スポークをそのラジアル方向
の外端部がカッターホイルの外周より外方の所定位置に
達するまで伸縮自在に突出させるジャッキを設け、外ス
ポークの切羽側の面に切羽切削用のカッタービットを所
定のピッチで配設し、外スポークがカッターホイルの外
周より突出させられた際、その突出した範囲に配設され
た前記カッタービットにより該カッタービットの位置に
おける土砂を掘削するようにしたことを特徴とするトン
ネル掘進機の余掘り装置。 2、外スポークの切羽側の面に設けられるカッタービッ
トのうち、外スポークがカッターホイルの外周より外方
へ突出させられる範囲の面のカッタービットを、他より
ピッチを密にして配設した請求項1のトンネル掘進機の
余掘り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63135606A JPH01310088A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | トンネル掘進機の余掘り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63135606A JPH01310088A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | トンネル掘進機の余掘り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01310088A true JPH01310088A (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=15155746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63135606A Pending JPH01310088A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | トンネル掘進機の余掘り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01310088A (ja) |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP63135606A patent/JPH01310088A/ja active Pending
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