JP4171705B2 - 可変断面シールド掘進機 - Google Patents

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本発明は、掘進機の掘進方向前面部で偏心回転して地山を掘削すると共に、その掘削断面が変更可能なカッタを備えた可変断面シールド掘進機に関するものである。
従来、地中での掘削途中に、カッタ本体形状を拡大して掘削できるように掘削断面が変更可能なカッタを備えたシールド掘進機としては、図10に示すように、回転カッタ51を回転させながら、カッタ本体を幅方向に往復移動させると共に、コピーカッタ52を出没させて、断面幅広のトンネルを掘削するシールド掘進機53が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、一般に、図11及び図12に示すような偏心多軸方式のシールド掘進機55も提案されている。このシールド掘進機55は、鉛直方向の土圧に対して直交する方向にすなわち拡幅方向に互いに相対移動すべく分割された分割シールドフレーム56a、56bを有している。これら各分割シールドフレーム56a、56bには、回転ドラム57とカッタ支持軸58とがそれぞれ設けられており、これらカッタ支持軸58にカッタ59が取り付けられている。カッタ59は、幅方向中央部で二分割されており、その中央部で互いに重なり合うように構成されている。そして、分割シールドフレーム56a、56bが相対的に離反して拡幅移動すると、各分割シールドフレーム56a、56bにそれぞれ設けられたカッタ支持軸58に、カッタ59の両端が拡幅方向へと引っ張られて、中央の重合部分が互いに離反して、カッタ59全体で拡幅するようになっている(例えば、特許文献2参照)。
特開平2−282598号公報 特開平7−317490号公報 特開2001−317292号公報 特開2001−3685号公報 特開2003−232184号公報
しかしながら、図10に示したシールド掘進機53で用いられているコピーカッタ52は、強度や耐久性の制限及び出入りストロークスピードの制御の関係より出入り距離が限定されてしまい、断面変化の小さい掘削にしか対応することができないといった問題があった。また、このシールド掘進機53は、回転カッタ51を回転させつつ、その回転と同期をとりながらカッタ本体を幅方向に往復移動させるため、カッタ機構が複雑な構成となると共に、回転カッタ51が一回転しても掘削断面全体を掘削することができず、掘削能率が低かった。
一方、図11及び図12に示したシールド掘進機55では、カッタ59は、幅方向中央部で二分割され、その中央部で互いに重なり合わされ、その重合部分が互いに離反するようになっているため、この重合部分61でカッタ59の強度が低下してしまうといった問題もあった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために創案されたものであり、その目的は、簡単な構造で、大きい範囲の掘削断面変化に対応できる可変断面シールド掘進機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、掘進機の掘進方向前面部に、回転ドラムに偏心して軸支されて偏心回転するメインカッタと、該メインカッタの周縁部近傍に基端部が枢支され他端部が自由端となり径方向外方に移動自在に設けられた拡幅カッタと、該拡幅カッタの自由端を径方向外方に移動させるための拡幅カッタ移動手段とを備え、上記拡幅カッタが、少なくとも二分割されてそれぞれの基端部が上記メインカッタの頂部に枢支され、他端部が自由端としてそれぞれ反対方向の径方向外方に移動自在に構成されたことを特徴とする。
さらに、上記拡幅カッタが、上記メインカッタの掘進方向前面側に重ねられて設けられたものが好ましい。
また、上記拡幅カッタ移動手段が、上記メインカッタと上記拡幅カッタ間に架け渡された油圧ジャッキにて構成されるものが好ましい。
そして、上記拡幅カッタを上記メインカッタに対して所定の径方向の移動位置で固定するロック手段を備えたものが好ましい。
また、上記ロック手段が、上記拡幅カッタ或いは上記メインカッタにその掘進方向前後に延びて形成された係合溝と、上記メインカッタ或いは上記拡幅カッタに設けられ上記係合溝に挿抜自在に出没する係合ピンとを有するものが好ましい。
本発明によれば、簡単な構造で、大きい範囲の掘削断面変化に対応できるといった優れた効果を発揮する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて詳述する。
かかる可変断面シールド掘進機は、拡幅シールド掘進機、親子シールド掘進機や地中接合用シールド掘進機等の掘削断面が変更可能なシールド掘進機として適用される。
図1乃至図6に示すように、本実施の形態に係る可変断面シールド掘進機1は、掘進機本体2の掘進方向前面のバルクヘッド3の中央に、カッタ4を回転させるためのカッタ回転ドラム5が設けられている。このカッタ回転ドラム5には、その前方に位置するカッタ4を支持するカッタ支持軸6が偏心して軸支されている。本実施の形態では、カッタ回転ドラム5及びカッタ支持軸6は、単軸で設けられているので、カッタ支持軸6が自転するのを防止するための自転拘束機構(図示せず)(例えば特開2001−3685号公報参照)が設けられている。これによって、カッタ支持軸6及びカッタ4がその上下方向を変えずに偏心回転し、カッタ4の表面形状と相似形状の断面掘削が可能となる。
ところで、本発明は、カッタ4が、カッタ回転ドラム(回転ドラム)5にカッタ支持軸6を介して偏心して軸支されて偏心回転するメインカッタ7と、このメインカッタ7の周縁部近傍(本実施の形態では頂部14)に基端部11が枢支され他端部12が自由端となり径方向外方に移動自在に設けられた拡幅カッタ8とで構成されたことを特徴とする。
本実施の形態では、カッタ4は略馬蹄形に形成されており、拡幅カッタ8は、メインカッタ7の掘進方向前面側に設けられている。メインカッタ7の頂部14には、拡幅カッタ8を枢支するための枢支軸15が掘進方向前方に延びて設けられている。
拡幅カッタ8は、幅方向に略半円状に二分割されて、それぞれの基端部11がメインカッタ7の頂部14に、枢支軸15を介してそれぞれ一体的に枢支され、他端部12が自由端としてそれぞれ反対方向の径方向外方に移動自在に構成されている。
拡幅カッタ8には、その自由端を径方向外方に移動させるための拡幅カッタ移動手段9が設けられている。拡幅カッタ移動手段9は、メインカッタ7の掘進方向後方に配置され、メインカッタ7と拡幅カッタ8間に架け渡された油圧ジャッキ16にて構成されている。油圧ジャッキ16は、メインカッタ7の下端近傍部と各拡幅カッタ8の他端部12近傍との間に、それぞれ架け渡され、各拡幅カッタ8を径方向外方(幅方向)に移動自在に設けられている。
この拡幅カッタ8は、油圧ジャッキ16を伸長させることによって、枢支軸15を中心に自由端が径方向外方にそれぞれ移動されて、メインカッタ7の径方向外方に押し出され、範囲を拡幅して掘削することが可能となる。
拡幅カッタ8が径方向外方へ移動した際に中央下部で開く開き部分19には、メインカッタ7が位置しており、拡幅した掘削範囲全体で掘削可能となる。すなわち、メインカッタ7と拡幅カッタ8とは、拡幅カッタ8が閉じた状態で、少なくとも上記開き部分19で、掘進方向に互いに重なるように配置されている。
メインカッタ7と拡幅カッタ8は、共にカッタフレーム17、18を格子状に組み合わせて形成されている。拡幅カッタ8の周縁部には円弧状のカッタフレーム20が設けられている。拡幅カッタ8のカッタフレーム18、20の前面には複数のカッタビット21が配列されている。メインカッタ7のカッタビット21は、カッタフレーム17の側面両側に複数配列されている。これは、メインカッタ7の前面に拡幅カッタ8が位置するので、前面にはカッタビット21が設けられないためである。
カッタ4には、図4乃至図6に示すように、拡幅カッタ8をメインカッタ7に対して所定の径方向の移動位置で固定するロック手段22が設けられている。
ロック手段22は、拡幅カッタ8にその掘進方向前後に延びて形成された係合溝23と、メインカッタ7に設けられ係合溝23に挿抜自在に出没する係合ピン24を有する油圧式ジャッキ25とで構成されている。
また、この油圧式ジャッキ25は、メインカッタ7の幅方向両端に設けられ、その係合ピン24が拡幅カッタ8側へ出没するように形成されている。係合溝23は、拡幅カッタ8が閉じた時と拡幅した時に係合ピン24が位置する場所にそれぞれ形成されており、拡幅カッタ8が閉じた時及び拡幅した時に、係合ピン24が一方の係合溝23に挿入されて、拡幅カッタ8の幅方向の位置を固定するようになっている。
なお、係合溝23と係合ピン24の取付位置は、上記位置に限られるものではなく、油圧式ジャッキ25を拡幅カッタ8側に設け係合溝23をメインカッタ7側に設けてもよい。
また、ロック手段22を設けずに、拡幅カッタ移動手段9である油圧ジャッキ16の作動油の制御で、拡幅カッタ38を固定するようにしてもよい。この場合、油圧ジャッキ16のサイズは、上記のものより大きくなる。
図1及び図2中、26は、幅方向に二分割された外殻シールドフレーム27を枢支するシールドフレーム用枢支軸を示す。分割された外殻シールドフレーム27は、カッタ等の機器を支持する筒体状の内殻シールドフレーム30の外側に拡幅自在に設けられている。外殻シールドフレーム27は、掘進機本体2内の幅方向中央に設けられた柱状部28に一端が接続された拡幅用ジャッキ29の他端に接続されており、拡幅カッタ8を拡幅させるときに、拡幅用ジャッキ29を伸長させて外殻シールドフレーム27も同時に拡幅するようになっている。
バルクヘッド3の後部には、上記内殻シールドフレーム30に一体的に固定され、地山からの土圧を受ける推力受部31が設けられている。内殻シールドフレーム30の一部を構成する推力受部31の後方には、外殻シールドフレーム27の一部を構成し、シールドジャッキ32と一体的に固定された推力伝達部33が設けられている。外殻シールドフレーム27が閉じた状態では、推力受部31の後端と推力伝達部33の前端とが断面全体で掘進方向に当接しており、外殻シールドフレーム27が拡幅した状態では、推力受部31の後端外側部と推力伝達部33の前端内側部とが掘進方向に当接するようになっている。
上記構成によれば、通常の掘削断面の掘削時には、図2に示すように、油圧ジャッキ16は縮退して拡幅カッタ8は閉じた状態となっている。このとき、ロック手段22により拡幅カッタ8はメインカッタ7に固定されているので、カッタ4の回転によって、拡幅カッタ8が開くことはない。
一方、拡幅カッタ8の拡幅時には、油圧ジャッキ16を伸長させることで、拡幅カッタ8を枢支軸15を中心に回動させて、径方向外方へと押し開く。そして、ロック手段22の係合ピン24を係合溝23に挿入することで、拡幅カッタ8をメインカッタ7に固定する。これによって、拡幅カッタ8と、拡幅した拡幅カッタ8間に位置するメインカッタ7で、大面積の掘削を行うことができる。
上記構成によれば、拡幅カッタ8をメインカッタ7に枢支軸15を介して回動自在に設けたことで、拡幅カッタ8の拡幅は、油圧ジャッキ16を伸長させるといった容易な作業で行うことができる。
また、拡幅カッタ8は、幅方向に二分割され、それぞれがフレーム18を組み合わせて一体的に形成されているので、一般の偏心軸回転方式に耐えうるカッタ強度を充分に有している。さらに、掘削中(カッタ4の回転中)は、拡幅カッタ8はメインカッタ7に固定されており、コピーカッタのように回転しながらカッタの形状を変化させる構成ではないので、メインカッタ7に対して大きく拡幅することができると共に、カッタ4の回転に合わせて同期制御する必要もない。また、少数の油圧ジャッキ16で、大面積の拡幅カッタ8を移動させることができるので、カッタ4の移動機構を単純で信頼性の高いものとすることができる。
さらに、ロック手段22で、拡幅カッタ8をメインカッタ7に固定しているので、掘進時に油圧ジャッキ16にかかる負担をなくすことができる。すなわち、油圧ジャッキ16は、拡幅カッタ8の移動時にだけ作動すればよいので、油圧ジャッキ16の小型化が達成でき、それに伴いカッタ4の小型化及び軽量化が達成できる。さらに、油圧ジャッキ16の長寿命化も達成できる。
また、拡幅カッタ8の後方にメインカッタ7が設けられているので、前面の掘削地山からの圧力は、拡幅カッタ8からメインカッタ7へと伝達され、その後、カッタ支持軸6、バルクヘッド3、内殻シールドフレーム30の一部を構成する推力受部31、外殻シールドフレーム27の一部を構成する推力伝達部33、シールドジャッキ32へと順次伝わり、既設のセグメント34に確実に伝達され、効率的な掘削が可能となる。
図7及び図8は、本発明に係る可変断面シールド掘進機の他の好適な実施の形態を示した正面図である。
本実施の形態に係る可変断面シールド掘進機36では、拡幅カッタ38が、幅方向に二分割されて、それぞれ略三日月状を呈した円弧状に形成されている。拡幅カッタ38は、それぞれの基端部39がメインカッタ37の頂部14に、枢支軸15を介してそれぞれ一体的に枢支され、他端部41が自由端としてそれぞれ反対方向の径方向外方に移動自在に構成されている。拡幅カッタ38は、円弧状に形成されたカッタフレーム(図示せず)の前面に複数のカッタビット(図示せず)を配列して形成されている。
メインカッタ37は、略馬蹄形に形成されており、複数のカッタフレーム(図示せず)を格子状に組み合わせて、その前面に複数のカッタビット(図示せず)を配列して構成されている。メインカッタ37の頂部14には、拡幅カッタ38を枢支するための枢支軸15が掘進方向前方に延びて設けられている。
メインカッタ37の前面の拡幅カッタ38との重複部分(図7中、斜線ハッチングにて示す)43以外のカッタフレームには、その前面にカッタビットが配列されている。重複部分43のカッタフレームには、その側面にカッタビットが配列されている。
拡幅カッタ38には、その自由端を径方向外方に移動させて固定するための拡幅カッタ移動手段9が設けられている。拡幅カッタ移動手段9は、上記実施の形態のものと同様の構成である。
上記構成の可変断面シールド掘進機36では、上述した図1の実施の形態の可変断面シールド掘進機1と同様の作用効果の他に、拡幅カッタ38の大きさを小さくすることで、カッタの軽量化及び部品点数の低減を図ることができるといった作用効果を得られる。
なお、上記実施の形態では、拡幅カッタ8、38は、メインカッタ7、37の掘進方向前面側に設けられているが、これに限られるものではない。拡幅カッタ8、38は、メインカッタ7、37の後面側或いは、図9に示すようにメインカッタ7、37の周縁部に形成した収容溝44の内部に設けるようにしてもよい。
これによれば、拡幅カッタ8、38を使用するのは、拡幅時だけであるので、拡幅掘削区間が短い場合には、拡幅カッタ8、38のカッタビットに高価な超硬チップを用いる必要がなく、コストダウンを達成できる。
なお、上記実施の形態では、拡幅カッタ8、38と共に外殻シールドフレーム27が拡幅する可変断面シールド掘進機1、36を例に挙げて説明したが、上記構成のカッタ4の構造は、親子シールド掘進機や地中接合用シールド掘進機等のカッタの掘削断面を変更する必要がある他のシールド掘進機にも適用できるのは勿論である。
また、上記実施の形態では、拡幅カッタ8、38は、左右で対称的に移動するようになっているが、非対称に移動させるようにしてもよい。例えば、一方の拡幅カッタ8、38のみを拡幅させれば、急カーブ掘削時の余掘りを行うことができる。
さらに、上記実施の形態では、拡幅カッタ8、38を枢支する枢支軸15は、メインカッタ7、37の頂部14に設けられているが、この位置はこれに限られるものではない。例えば、側部に枢支軸を設ければ、上下方向に拡幅することが可能となる。
また、上記実施の形態では、拡幅カッタ8、38は、二分割されているが、これに限られることはなく、三分割、四分割或いはそれ以上であってもよい。この場合、枢支軸は複数設けられることとなる。
本発明に係る可変断面シールド掘進機の好適な実施の形態を示した正面図である。 本発明に係る可変断面シールド掘進機の好適な実施の形態を示した正面図である。 本発明に係る可変断面シールド掘進機の好適な実施の形態を示した垂直方向断面図である。 本発明に係る可変断面シールド掘進機の好適な実施の形態を示した水平方向断面図である。 本発明に係る可変断面シールド掘進機の好適な実施の形態を示した水平方向断面図である。 ロック手段を示した断面図である。 本発明に係る可変断面シールド掘進機の他の好適な実施の形態を示した正面図である。 本発明に係る可変断面シールド掘進機の他の好適な実施の形態を示した正面図である。 本発明に係る可変断面シールド掘進機のメインカッタと拡幅カッタを示した断面図である。 従来の可変断面シールド掘進機を示した正面図である。 従来の可変断面シールド掘進機を示した正面図である。 従来の可変断面シールド掘進機を示した正面図である。
符号の説明
1 可変断面シールド掘進機
5 カッタ回転ドラム(回転ドラム)
7 メインカッタ
8 拡幅カッタ
9 拡幅カッタ移動手段
11 基端部
12 他端部
14 頂部
16 油圧ジャッキ
22 ロック手段
23 係合溝
24 係合ピン
36 可変断面シールド掘進機
37 メインカッタ
38 拡幅カッタ
39 基端部
41 他端部

Claims (5)

  1. 掘進機の掘進方向前面部に、回転ドラムに偏心して軸支されて偏心回転するメインカッタと、該メインカッタの周縁部近傍に基端部が枢支され他端部が自由端となり径方向外方に移動自在に設けられた拡幅カッタと、該拡幅カッタの自由端を径方向外方に移動させるための拡幅カッタ移動手段とを備え、上記拡幅カッタが、少なくとも二分割されてそれぞれの基端部が上記メインカッタの頂部に枢支され、他端部が自由端としてそれぞれ反対方向の径方向外方に移動自在に構成されたことを特徴とする可変断面シールド掘進機。
  2. 上記拡幅カッタが、上記メインカッタの掘進方向前面側に重ねられて設けられた請求項1に記載の可変断面シールド掘進機。
  3. 上記拡幅カッタ移動手段が、上記メインカッタと上記拡幅カッタ間に架け渡された油圧ジャッキにて構成された請求項1又は2に記載の可変断面シールド掘進機。
  4. 上記拡幅カッタを上記メインカッタに対して所定の径方向の移動位置で固定するロック手段を備えた請求項1から3いずれかに記載の可変断面シールド掘進機。
  5. 上記ロック手段が、上記拡幅カッタ或いは上記メインカッタにその掘進方向前後に延びて形成された係合溝と、上記メインカッタ或いは上記拡幅カッタに設けられ上記係合溝に挿抜自在に出没する係合ピンとを有する請求項4記載の可変断面シールド掘進機。
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