JPH01309714A - 棒鋼冷却床の搬送装置 - Google Patents
棒鋼冷却床の搬送装置Info
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- JPH01309714A JPH01309714A JP13829688A JP13829688A JPH01309714A JP H01309714 A JPH01309714 A JP H01309714A JP 13829688 A JP13829688 A JP 13829688A JP 13829688 A JP13829688 A JP 13829688A JP H01309714 A JPH01309714 A JP H01309714A
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Landscapes
- Control Of Conveyors (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、熱間圧延された棒鋼材を搬送し、冷却、必要
寸法に切断する工程における棒鋼冷却床の搬送装置に関
するものである。
寸法に切断する工程における棒鋼冷却床の搬送装置に関
するものである。
[従来の技術]
ビレットを圧延切断して定尺棒鋼とする棒鋼工場の材料
の流れは、例えば、加熱炉→粗圧延機→IFS→中間圧
延→2FS→仕上圧延→3FS→冷却床→C8→結束工
程となっている。ここで、IFS〜3FSは第1〜第3
フライングシヤー、C8はコールドシャーの略である。
の流れは、例えば、加熱炉→粗圧延機→IFS→中間圧
延→2FS→仕上圧延→3FS→冷却床→C8→結束工
程となっている。ここで、IFS〜3FSは第1〜第3
フライングシヤー、C8はコールドシャーの略である。
すなわち、熱間圧延されたビレットを圧延ライン出側の
フライングシャーで大分割し、冷却床で所定時間をかけ
て搬送冷却し、コールドシャーで最終の寸法切断(客先
向ごとの要求寸法または最良歩留り寸法切断)を行い、
結束工程で出荷荷姿とする。
フライングシャーで大分割し、冷却床で所定時間をかけ
て搬送冷却し、コールドシャーで最終の寸法切断(客先
向ごとの要求寸法または最良歩留り寸法切断)を行い、
結束工程で出荷荷姿とする。
圧延された棒鋼を上記のラインで搬送しコールドシャー
で切断する場合に、そのm鋼の鋼種が軸受鋼、合金鋼で
切断時の棒鋼温度が約350℃以下となると、切断され
た棒鋼端部に残留応力が残り、常温まで冷却した時点で
第6図のような割れが発生する。
で切断する場合に、そのm鋼の鋼種が軸受鋼、合金鋼で
切断時の棒鋼温度が約350℃以下となると、切断され
た棒鋼端部に残留応力が残り、常温まで冷却した時点で
第6図のような割れが発生する。
上記の割れの対策として、次のようなことが行われてい
る。
る。
(1)冷却床搬送機構の単独運転
棒鋼が多数、冷却床に乗せられ、冷却床からコールドシ
ャーへの途中位置での温度検出等により、冷却床に棒鋼
が1本取り込まれると1ピツチ前進する通常の冷却床の
送り運転では、コールドシャーに材料が到達する時点で
350 ’C以下になると判断されると、圧延ラインを
停止し冷却床のみを連続運転し、急速搬送をして、冷却
床での滞在時間を短くし温度が350’Cより低下しな
いうちに棒鋼がコールドシャーに到着するようにする。
ャーへの途中位置での温度検出等により、冷却床に棒鋼
が1本取り込まれると1ピツチ前進する通常の冷却床の
送り運転では、コールドシャーに材料が到達する時点で
350 ’C以下になると判断されると、圧延ラインを
停止し冷却床のみを連続運転し、急速搬送をして、冷却
床での滞在時間を短くし温度が350’Cより低下しな
いうちに棒鋼がコールドシャーに到着するようにする。
圧延ラインを停止するのは、圧延材の到着が予想される
ときは、搬送事故の防止のため、上流コンベヤー・ロー
ラーラインから冷却床への棒鋼載置手段であるランイン
ローラー、リフターと冷却床の搬送運動とをインターロ
ックさせであるため、冷却床を早送りするには、圧延機
を停止してインターロックをはずす必要があるためであ
る。
ときは、搬送事故の防止のため、上流コンベヤー・ロー
ラーラインから冷却床への棒鋼載置手段であるランイン
ローラー、リフターと冷却床の搬送運動とをインターロ
ックさせであるため、冷却床を早送りするには、圧延機
を停止してインターロックをはずす必要があるためであ
る。
(2)切断後の端部再加熱
350℃以下で切断した場合でも、棒鋼端部を重油、イ
ンダクションヒータで再加熱すれば、残留応力が開放さ
九て割れは発生しないので、そのような設備を用意する
。
ンダクションヒータで再加熱すれば、残留応力が開放さ
九て割れは発生しないので、そのような設備を用意する
。
第4図は一般的な冷却床の配置を示す模式的な平面図で
、■は加熱炉、2は粗圧延機、3は第1フライングシヤ
ー、4は中間圧延機、5は第2フライングシヤー、6は
仕上げ圧延機、7は第3フライングシヤー、8はランイ
ンローラー、9はNci1リフター、10はNα2リフ
ター、11は冷却床。
、■は加熱炉、2は粗圧延機、3は第1フライングシヤ
ー、4は中間圧延機、5は第2フライングシヤー、6は
仕上げ圧延機、7は第3フライングシヤー、8はランイ
ンローラー、9はNci1リフター、10はNα2リフ
ター、11は冷却床。
12は冷却床搬送制御装置、13は集積コンベアー、1
4はコールドシャー、15は検定床である。
4はコールドシャー、15は検定床である。
第5図は、前記一般的な冷却床において、前記割れの対
策(1)項の冷却床搬送機構の単独運転を行なう冷却床
搬送制御装置12の制御ブロック図の一例であって、6
aは仕上げ圧延機6が運転中であればONとなる圧延機
運転信号、10aはNα2リフターの動作により起動さ
れる冷却床取り込み指令信号、llaは冷却床起動条件
、21゜23はAND論理回路、22,26.29はO
R論理回路、24a〜24cは冷却床搬送1サイクルあ
たりのピッチ数の設定値を読み出し判断する判断回路、
25aは1ピッチ送りでの冷却床搬送機構の発行動作、
25bは2ピッチ送りでの冷却床搬送指令の発行動作、
25cは3ピッチ送りでの冷却床搬送指令の発行動作、
27,30.32は前詰(早送り)指令が発行されてい
るかを調べる判断回路、28は前詰タイマー31の計時
終了まで時間待ちをする前詰タイマーカウント終了判断
回路、31は前詰タイマー、51は冷却床11上の搬送
途中材の有無を検出する搬送途中材検出器、51aは冷
却床11上に搬送途中材があるときONとなる搬送途中
材検出器である。
策(1)項の冷却床搬送機構の単独運転を行なう冷却床
搬送制御装置12の制御ブロック図の一例であって、6
aは仕上げ圧延機6が運転中であればONとなる圧延機
運転信号、10aはNα2リフターの動作により起動さ
れる冷却床取り込み指令信号、llaは冷却床起動条件
、21゜23はAND論理回路、22,26.29はO
R論理回路、24a〜24cは冷却床搬送1サイクルあ
たりのピッチ数の設定値を読み出し判断する判断回路、
25aは1ピッチ送りでの冷却床搬送機構の発行動作、
25bは2ピッチ送りでの冷却床搬送指令の発行動作、
25cは3ピッチ送りでの冷却床搬送指令の発行動作、
27,30.32は前詰(早送り)指令が発行されてい
るかを調べる判断回路、28は前詰タイマー31の計時
終了まで時間待ちをする前詰タイマーカウント終了判断
回路、31は前詰タイマー、51は冷却床11上の搬送
途中材の有無を検出する搬送途中材検出器、51aは冷
却床11上に搬送途中材があるときONとなる搬送途中
材検出器である。
この従来の冷却床搬送制御装置12はこのように構成さ
れており、次のように動作する。
れており、次のように動作する。
第4図において、仕上げ圧延され、第3フライングシヤ
ーで大切りされた圧延材がランインローラー8に進入し
、圧延材先頭がランインローラー8の所定位置(以下、
到着点という)に達すると、No 1リフター9及びN
α2リフター10が順次上昇下降して圧延材を横行(図
下方向)させて冷却床11の一端に載置する。冷却床1
1は偏心円板の回転の組合せで載置物を隣の偏心円板に
移動搬送するようになっており、偏心円板の組合せ単位
の間隔を1ピツチとしている。
ーで大切りされた圧延材がランインローラー8に進入し
、圧延材先頭がランインローラー8の所定位置(以下、
到着点という)に達すると、No 1リフター9及びN
α2リフター10が順次上昇下降して圧延材を横行(図
下方向)させて冷却床11の一端に載置する。冷却床1
1は偏心円板の回転の組合せで載置物を隣の偏心円板に
移動搬送するようになっており、偏心円板の組合せ単位
の間隔を1ピツチとしている。
圧延材1本の到着毎に冷却床11の搬送動作が行われ、
冷却床11の総ピツチ数と到着間隔時間と目標冷却時間
から必要とされたときには、1回の搬送(以下、1サイ
クルという)動作で複数ピッチ移動することも指令でき
るようになっている。
冷却床11の総ピツチ数と到着間隔時間と目標冷却時間
から必要とされたときには、1回の搬送(以下、1サイ
クルという)動作で複数ピッチ移動することも指令でき
るようになっている。
第5図において、圧延材が入着し、Nα2リフター10
が作動すると、それによって冷却床取り込み指令信号1
0aが発生するようにされており、24a〜24cによ
って、図示しないスイッチで指定されている1サイクル
あたりのピッチ数が検出され、25a〜25cで検出さ
れたピッチ数を指定して冷却床11の搬送動作指令が出
される。
が作動すると、それによって冷却床取り込み指令信号1
0aが発生するようにされており、24a〜24cによ
って、図示しないスイッチで指定されている1サイクル
あたりのピッチ数が検出され、25a〜25cで検出さ
れたピッチ数を指定して冷却床11の搬送動作指令が出
される。
図示していない別のスイッチによって前詰指令(早送り
指令)が出されているかどうかが判断回路27によって
調べられ、出されていなければ終了し、出されていれば
前詰タイマー31の設定時間後に、AND論理回N21
において仕上げ圧延機6が運転状態にあるかが調べられ
、運転状態でないときのみAND条件が成立し、OR論
理回路22に起動信号として入力され、空送りで指定ピ
ッチだけ冷却床11の搬送動作が行われて、前詰(早送
り)がなされる。
指令)が出されているかどうかが判断回路27によって
調べられ、出されていなければ終了し、出されていれば
前詰タイマー31の設定時間後に、AND論理回N21
において仕上げ圧延機6が運転状態にあるかが調べられ
、運転状態でないときのみAND条件が成立し、OR論
理回路22に起動信号として入力され、空送りで指定ピ
ッチだけ冷却床11の搬送動作が行われて、前詰(早送
り)がなされる。
[解決しようとする課題]
しかしながら、端面部の割れを防ぐためにとられる上記
の対策によって、圧延ラインの稼働率が低下し月間生産
量が減少する、あるいは切断後の端面部加熱設備のため
の追加投資が必要となるという問題点が生ずる。
の対策によって、圧延ラインの稼働率が低下し月間生産
量が減少する、あるいは切断後の端面部加熱設備のため
の追加投資が必要となるという問題点が生ずる。
本発明は、これらの問題を解決しようとするもので、端
面部の割れ防止を、生産性の低下、あるいは格別の投資
を行うことなく実現する。棒鋼冷却床の搬送装置を得る
ことを目的とする6[課題を解決するための手段] 本発明の棒鋼冷却床の搬送装置は、ランインローラーに
向け移送される後続の圧延棒鋼の先端位置から前記ラン
インローラーの到着点までの距離と前記後続の圧延棒鋼
の移送速度から前記後続の圧延棒鋼のランインローラー
到着時間間隔を演算して演算された前記時間間隔と冷却
床の棒鋼搬送の1サイクルの所要時間とを比較しその結
果を出力する前詰可否演算回路と、同前詰可否演算回路
が出力する信号によりリフターによる棒鋼の横行載置が
なくても棒鋼搬送を指令可能とされた搬送制御回路とが
設けられたことを特徴としている。
面部の割れ防止を、生産性の低下、あるいは格別の投資
を行うことなく実現する。棒鋼冷却床の搬送装置を得る
ことを目的とする6[課題を解決するための手段] 本発明の棒鋼冷却床の搬送装置は、ランインローラーに
向け移送される後続の圧延棒鋼の先端位置から前記ラン
インローラーの到着点までの距離と前記後続の圧延棒鋼
の移送速度から前記後続の圧延棒鋼のランインローラー
到着時間間隔を演算して演算された前記時間間隔と冷却
床の棒鋼搬送の1サイクルの所要時間とを比較しその結
果を出力する前詰可否演算回路と、同前詰可否演算回路
が出力する信号によりリフターによる棒鋼の横行載置が
なくても棒鋼搬送を指令可能とされた搬送制御回路とが
設けられたことを特徴としている。
[作用コ
本発明は、従来安全上の見地から自動運転時には、前段
圧延機が動作中の単独運転を禁止されている冷却床の棒
鋼搬送動作を、後続の圧延棒鋼のランインローラー到着
時間間隔を知りそれが冷却床の棒鋼搬送動作時間より大
きければ必要に応じ空送りを許可するようにして、上記
の同期の問題を生ずることなく自動運転中に、早送り動
作が挿入可能となるようにしたものである。
圧延機が動作中の単独運転を禁止されている冷却床の棒
鋼搬送動作を、後続の圧延棒鋼のランインローラー到着
時間間隔を知りそれが冷却床の棒鋼搬送動作時間より大
きければ必要に応じ空送りを許可するようにして、上記
の同期の問題を生ずることなく自動運転中に、早送り動
作が挿入可能となるようにしたものである。
[実施例コ
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。な
お、既述の符号は同一の部分1機能を示しており説明は
省略する。
お、既述の符号は同一の部分1機能を示しており説明は
省略する。
第2図は第1の実施例としての冷却床搬送制御装置の制
御ブロック図である。同冷却床搬送制御装置は、第4図
の一般的な冷却床の配置図で冷却床搬送制御装置12と
して示されているものであるが、その動作が従来と異な
っている。
御ブロック図である。同冷却床搬送制御装置は、第4図
の一般的な冷却床の配置図で冷却床搬送制御装置12と
して示されているものであるが、その動作が従来と異な
っている。
第2図において、33は仕上げ圧延機6が運転中かどう
かを調べる判断回路、34は圧延機運転中でも前詰が可
能かどうかの判定出力をする前詰可否演算回路、35は
搬送制御回路、52は前詰要求信号である。
かを調べる判断回路、34は圧延機運転中でも前詰が可
能かどうかの判定出力をする前詰可否演算回路、35は
搬送制御回路、52は前詰要求信号である。
第1図は前詰可否演算回路34の動作を示す制御フロッ
ク図で、36は次材先頭位置とランインローラーとの間
の距離りを計測する次材先頭距離計測手段、37は割算
器、38は加算器、39は掛は算器、40〜42はAN
D論理回路、43はOR論理回路、44は比較器、53
は仕上げ圧延機6の圧延速度信号、54は仕上げ圧延機
6のリード率を設定しである数値設定器、55はリフタ
ー9.10の動作時間を設定しである数値設定器、56
a〜56cは1〜3ピッチ時の冷却床サイクルタイムを
設定しである数値設定器である。
ク図で、36は次材先頭位置とランインローラーとの間
の距離りを計測する次材先頭距離計測手段、37は割算
器、38は加算器、39は掛は算器、40〜42はAN
D論理回路、43はOR論理回路、44は比較器、53
は仕上げ圧延機6の圧延速度信号、54は仕上げ圧延機
6のリード率を設定しである数値設定器、55はリフタ
ー9.10の動作時間を設定しである数値設定器、56
a〜56cは1〜3ピッチ時の冷却床サイクルタイムを
設定しである数値設定器である。
次材先頭距離計測手段36は、第3フライングシヤー7
とランインローラー8の間の圧延材走行路の側方に配置
された敷部のHM D (Hot Metal D e
tector :熱線による高温金属の存在検知器)
と演算回路で構成されており、進入してくる圧延材先頭
とランインローラー8の図示しない入着検知スイッチ設
置点までの距離を出力するものである。
とランインローラー8の間の圧延材走行路の側方に配置
された敷部のHM D (Hot Metal D e
tector :熱線による高温金属の存在検知器)
と演算回路で構成されており、進入してくる圧延材先頭
とランインローラー8の図示しない入着検知スイッチ設
置点までの距離を出力するものである。
第1の実施例の棒鋼冷却床の搬送装置はこのように構成
されており、次のように動作する。
されており、次のように動作する。
第2図において、Nα2リフター10の動作を起点にし
て予め指定したピッチ数で冷却床11の搬送移動が行わ
れ、前詰指令があり仕上げ圧延機6が運転状態にないと
きの動作までは従来と同様である。本実施例において、
判断回路33で、前記仕上げ圧延機6が運転状態と判断
されると、前詰可否演算回路34が起動される。
て予め指定したピッチ数で冷却床11の搬送移動が行わ
れ、前詰指令があり仕上げ圧延機6が運転状態にないと
きの動作までは従来と同様である。本実施例において、
判断回路33で、前記仕上げ圧延機6が運転状態と判断
されると、前詰可否演算回路34が起動される。
同前詰可否演算回路34の制御ブロック図である第1図
において、次材先頭距離計測手段36により、前記前詰
可否演算回路34が起動された時点の次圧延材先頭位置
とインランローラー8の入着検知スイッチ設置点(到着
点)との距MLを得て、その値りを仕上げ圧延機6の圧
延速度計測値にリード率(板先進率)を乗じたもの(移
送速度と考えられる)で除算し、それからりフタ−9゜
10の動作時間を減じた値T1が、冷却床1サイクル動
作時間Tcより大きい時前詰可信号34bを出力するも
のである。
において、次材先頭距離計測手段36により、前記前詰
可否演算回路34が起動された時点の次圧延材先頭位置
とインランローラー8の入着検知スイッチ設置点(到着
点)との距MLを得て、その値りを仕上げ圧延機6の圧
延速度計測値にリード率(板先進率)を乗じたもの(移
送速度と考えられる)で除算し、それからりフタ−9゜
10の動作時間を減じた値T1が、冷却床1サイクル動
作時間Tcより大きい時前詰可信号34bを出力するも
のである。
第2図の搬送制御回路35では、冷却床11上の圧延材
温度31測値等で前詰(早送り)が必要である状態を表
わす信号51aがONであれば前記前詰可信号34bが
22へ入力され指定ピッチ数の早送り動作が行われる。
温度31測値等で前詰(早送り)が必要である状態を表
わす信号51aがONであれば前記前詰可信号34bが
22へ入力され指定ピッチ数の早送り動作が行われる。
次に、第2の実施例について説明する。上述の第1実施
例では、前詰可否演算回路34で複数のHM Dより次
圧延材の先頭位置を検出しているが、簡単には、第3フ
ライングシヤー7の出側の圧延材の長さと材間隔と移送
速度から前詰繰返し可能回数を演算し、繰返し可能回数
だけ論理回路22に入力するような回路を付加しても定
常操業であれば好適に嚇送り制御を行うことができる。
例では、前詰可否演算回路34で複数のHM Dより次
圧延材の先頭位置を検出しているが、簡単には、第3フ
ライングシヤー7の出側の圧延材の長さと材間隔と移送
速度から前詰繰返し可能回数を演算し、繰返し可能回数
だけ論理回路22に入力するような回路を付加しても定
常操業であれば好適に嚇送り制御を行うことができる。
第3図はそのような制御の一例である第2実施例の冷却
床搬送制御装置の搬送制御手段としての制御動作を示す
フローチャートである。同冷却床搬送制御装置は、第4
図の一般的な冷却床の配百図で冷却床搬送制御装置12
として示されているものであるが、その動作が従来と異
なっている。
床搬送制御装置の搬送制御手段としての制御動作を示す
フローチャートである。同冷却床搬送制御装置は、第4
図の一般的な冷却床の配百図で冷却床搬送制御装置12
として示されているものであるが、その動作が従来と異
なっている。
第3図のフローチャートの説明の前に、冷却床送り可能
回数の計算式を次に示す。
回数の計算式を次に示す。
T=(12+ Qx)/ v
N=(T−Tl)/Tc ・・−−・(1)
′I゛;次材冷却床到達時間間隔 N:冷却床送り可能回数(N22ならば通常載置搬送可
、N22ならば前詰町) Q:材長 Qx:材間隔 V:圧延速度 T1:リフター動作時間 Tc:冷却床1サイクル動作時間 さて、第3図の冷却床搬送制御装置12の搬送制御手段
としての制御動作を示すフローチャートにおいて、 ステップ61で、冷却床11は Na 2リフター10
の動作により発生する起動信号により圧延材の取り込み
を行う。
′I゛;次材冷却床到達時間間隔 N:冷却床送り可能回数(N22ならば通常載置搬送可
、N22ならば前詰町) Q:材長 Qx:材間隔 V:圧延速度 T1:リフター動作時間 Tc:冷却床1サイクル動作時間 さて、第3図の冷却床搬送制御装置12の搬送制御手段
としての制御動作を示すフローチャートにおいて、 ステップ61で、冷却床11は Na 2リフター10
の動作により発生する起動信号により圧延材の取り込み
を行う。
ステップ62では、次材の第3フライングシヤー7によ
るカット長さQと、材と材の送り間隔QXを人手による
数値設定で入力する。
るカット長さQと、材と材の送り間隔QXを人手による
数値設定で入力する。
ステップ63では、圧延ロールに取付けたパルスジェネ
レーター等により圧延速度の計測値を得る。
レーター等により圧延速度の計測値を得る。
ステップ64では、前記(1)式前半により、次材冷却
床到達時間Tを算出する。
床到達時間Tを算出する。
ステップ65では、到達時間Tと冷却床1サイクル動作
時間Tcとを比較し、(1)式により冷却床送り回数N
の決定とその値の記憶を行う。
時間Tcとを比較し、(1)式により冷却床送り回数N
の決定とその値の記憶を行う。
ステップG6では、N22でちれば前詰可能と判断し、
て次ステツプへ、そうでな↓寸れば終了する。
て次ステツプへ、そうでな↓寸れば終了する。
ステップ67では、冷却床駆送機構に前詰動作を指令、
実行させる。
実行させる。
ステップ68では、指定回数(N−1回)だけ繰り返し
前詰動作をさせて、全動作を完了する。
前詰動作をさせて、全動作を完了する。
第2の実施例の棒鋼冷却床における搬送システムは、こ
のように構成されており、次のように動作する。
のように構成されており、次のように動作する。
本実施例においては、冷却床搬送制御装置12がNα2
リフター10の動作を起点とする動作指令を受けると、
第3図の搬送制御手段としてのプログラムが起動され、
まず、到着した圧延材の取り込み、搬送を行う。この段
階で、冷却床の搬送移動が予め指定したピッチ数で行わ
れるのは、従来と同様である。その動作完了後に、第3
フライングシヤー7の出側の圧延材の長さと相間隔と圧
延速度のデータを取り込んで、(1)式により搬送繰返
し可能回数Nを演算し、同繰返し可能回数が2より大き
いときに(N−1回)の前詰動作を行わせるようにして
いる。
リフター10の動作を起点とする動作指令を受けると、
第3図の搬送制御手段としてのプログラムが起動され、
まず、到着した圧延材の取り込み、搬送を行う。この段
階で、冷却床の搬送移動が予め指定したピッチ数で行わ
れるのは、従来と同様である。その動作完了後に、第3
フライングシヤー7の出側の圧延材の長さと相間隔と圧
延速度のデータを取り込んで、(1)式により搬送繰返
し可能回数Nを演算し、同繰返し可能回数が2より大き
いときに(N−1回)の前詰動作を行わせるようにして
いる。
こうして、第1あるいは第2の実施例いずれにおいても
、圧延機運転中の、次圧延材が冷却床に入着するまでの
間隙時間を検出あるいは演算し、その間に早送り動作を
行わせるので圧延ラインを停止させてその生産性を落す
ことなく、軸受鋼。
、圧延機運転中の、次圧延材が冷却床に入着するまでの
間隙時間を検出あるいは演算し、その間に早送り動作を
行わせるので圧延ラインを停止させてその生産性を落す
ことなく、軸受鋼。
公金鋼の場合の割れ対策をとることができる。
[発明の効果]
本発明の棒鋼冷却床の搬送装置は、ランインローラーに
向け移送される後続の圧延棒鋼の先端位置から前記ラン
インローラーの到着点までの距離と前記後続の圧延棒鋼
の移送速度から前記後続の圧延棒鋼のランインローラー
到着時間間隔を演算して演算された前記時間間隔と冷却
床の棒鋼搬送の1サイクルの所要時間とを比較しその結
果を出力する前詰可否演算回路と、同前詰可否演算回路
が出力する信号によりリフターによる棒鋼の横行載置が
なくても棒鋼搬送を指令可能とされた搬送制御回路とが
設けられ、従来のように前段圧延機ラインを停止するこ
となく、圧延ピッチの少しの間隔を利用して早送り動作
を挿入することが可能となって、圧延機ラインの能率低
下なしに冷却床上での棒鋼温度の低下を避け、コールド
シャー切断面の割れを防止して、歩留まり向上による太
きな経済効果を得ることができる。
向け移送される後続の圧延棒鋼の先端位置から前記ラン
インローラーの到着点までの距離と前記後続の圧延棒鋼
の移送速度から前記後続の圧延棒鋼のランインローラー
到着時間間隔を演算して演算された前記時間間隔と冷却
床の棒鋼搬送の1サイクルの所要時間とを比較しその結
果を出力する前詰可否演算回路と、同前詰可否演算回路
が出力する信号によりリフターによる棒鋼の横行載置が
なくても棒鋼搬送を指令可能とされた搬送制御回路とが
設けられ、従来のように前段圧延機ラインを停止するこ
となく、圧延ピッチの少しの間隔を利用して早送り動作
を挿入することが可能となって、圧延機ラインの能率低
下なしに冷却床上での棒鋼温度の低下を避け、コールド
シャー切断面の割れを防止して、歩留まり向上による太
きな経済効果を得ることができる。
第1図は第1実施例の前詰可否演算回路の動作を示す制
御ブロック図、第2図は同第1実施例の冷却床搬送制御
装置の制御ブロック図、第3図は第2実施例の冷却床搬
送制御装置の搬送制御手段としての制御動作を示すフロ
ーチャート、第4図は一般的な冷却床の配置を示す模式
的な平面図、第5図は従来の冷却床搬送制御装置の制御
ブロック図、第6図は棒鋼切断面の割れの状況を示す斜
視図である。 1・・・・・・加熱炉、2・・・・・・粗圧延機、3・
・・・・・IFS、4・・・・・・中間圧延機、5・・
・・・・2FS、6・・・・・・仕上げ圧延機、6a・
・・・・・圧延機運転信号、7・・・・・・3FS、8
・・・・・・ランインローラー、9・・・・・・Nα1
リフター、1o・・・・・・Nu 2リフター、10a
・・・・・・冷却床取り込み指令信号、11・・・・・
・冷却床、11a・・・・・・冷却床起動条件、12・
・・・・・冷却床搬送制御装置、13・・・・・・集積
コンベアー、14・・・・・・コールドシャー、15・
・・・・・検定床、21.23・・・・・・AND論理
回路、22.26.29・・−−−−OR論理回路、2
4a〜24c、27,30.32・・・・・・判断回路
、25a〜25c・・・・・・冷却床搬送指令の発行動
作、28・・・・・・前詰タイマーカウント終了判断回
路、31・・・・・・前詰タイマー、33・・・・・、
・判断回路、34・・・・・・前詰可否演算回路、35
・・・・・・搬送制御回路、36・・・・・・次材先頭
距離計測手段、37・・・・・・割算器、38・・・・
・・加算器、39・・・・・・掛は算器、40〜42・
・・・・・AND論理回路、43・・・・・・○R論理
回路、44・・・・・・比較器、51・・・・・・搬送
途中材検出器、51a・・・・・・搬送途中材検出器、
52・・・・・・前詰要求信号、53・・・・・・圧延
速度信号、54,55.56a〜56c・・・・・・数
値設定器。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所 代理人 弁理士 小 林 傅 第3図 第6図 煽徊劉東
御ブロック図、第2図は同第1実施例の冷却床搬送制御
装置の制御ブロック図、第3図は第2実施例の冷却床搬
送制御装置の搬送制御手段としての制御動作を示すフロ
ーチャート、第4図は一般的な冷却床の配置を示す模式
的な平面図、第5図は従来の冷却床搬送制御装置の制御
ブロック図、第6図は棒鋼切断面の割れの状況を示す斜
視図である。 1・・・・・・加熱炉、2・・・・・・粗圧延機、3・
・・・・・IFS、4・・・・・・中間圧延機、5・・
・・・・2FS、6・・・・・・仕上げ圧延機、6a・
・・・・・圧延機運転信号、7・・・・・・3FS、8
・・・・・・ランインローラー、9・・・・・・Nα1
リフター、1o・・・・・・Nu 2リフター、10a
・・・・・・冷却床取り込み指令信号、11・・・・・
・冷却床、11a・・・・・・冷却床起動条件、12・
・・・・・冷却床搬送制御装置、13・・・・・・集積
コンベアー、14・・・・・・コールドシャー、15・
・・・・・検定床、21.23・・・・・・AND論理
回路、22.26.29・・−−−−OR論理回路、2
4a〜24c、27,30.32・・・・・・判断回路
、25a〜25c・・・・・・冷却床搬送指令の発行動
作、28・・・・・・前詰タイマーカウント終了判断回
路、31・・・・・・前詰タイマー、33・・・・・、
・判断回路、34・・・・・・前詰可否演算回路、35
・・・・・・搬送制御回路、36・・・・・・次材先頭
距離計測手段、37・・・・・・割算器、38・・・・
・・加算器、39・・・・・・掛は算器、40〜42・
・・・・・AND論理回路、43・・・・・・○R論理
回路、44・・・・・・比較器、51・・・・・・搬送
途中材検出器、51a・・・・・・搬送途中材検出器、
52・・・・・・前詰要求信号、53・・・・・・圧延
速度信号、54,55.56a〜56c・・・・・・数
値設定器。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所 代理人 弁理士 小 林 傅 第3図 第6図 煽徊劉東
Claims (2)
- (1)ほぼ一定の移送速度で移送されている高温の圧延
棒鋼先端がランインローラー上の所定到着点に到着する
と、同ランインローラーに並行設置されているリフター
により、前記ランインローラー上の前記棒鋼が横行載置
され、載置されるたびに間歇的に前記棒鋼を搬送して、
複数回の棒鋼搬送の後に前記棒鋼を排出する棒鋼冷却床
の搬送装置において、前記ランインローラーに向け移送
される後続の圧延棒鋼の先端位置から前記ランインロー
ラーの到着点までの距離と前記後続の圧延棒鋼の移送速
度から前記後続の圧延棒鋼のランインローラー到着時間
間隔を演算して演算された前記時間間隔と前記冷却床の
棒鋼搬送の1サイクルの所要時間とを比較しその結果を
出力する前詰可否演算回路と、同前詰可否演算回路が出
力する信号によりリフターによる棒鋼の横行載置がなく
ても棒鋼搬送を指令可能とされた搬送制御回路とが設け
られたことを特徴とする棒鋼冷却床の搬送装置。 - (2)前記ランインローラーに向け移送される圧延棒鋼
の先端位置から後続の圧延棒鋼の先端位置までの距離と
前記の移送速度から前記後続の圧延棒鋼のランインロー
ラー到着時間間隔を演算して、演算された前記時間間隔
を前記冷却床の棒鋼搬送の1サイクルの所要時間で除算
し、リフターによる棒鋼の横行載置がなくても前記の除
算値に対応する回数だけ棒鋼搬送を指令可能とされた搬
送制御手段が設けられたことを特徴とする請求項1記載
の棒鋼冷却床の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13829688A JPH0741301B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 棒鋼冷却床の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13829688A JPH0741301B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 棒鋼冷却床の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01309714A true JPH01309714A (ja) | 1989-12-14 |
JPH0741301B2 JPH0741301B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=15218568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13829688A Expired - Lifetime JPH0741301B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 棒鋼冷却床の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741301B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113664056A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-11-19 | 重庆钢铁股份有限公司 | 一种冷床上料安全联锁保护装置及方法 |
CN114769321A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-07-22 | 中天钢铁集团有限公司 | 一种钢坯加工控制方法 |
-
1988
- 1988-06-07 JP JP13829688A patent/JPH0741301B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113664056A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-11-19 | 重庆钢铁股份有限公司 | 一种冷床上料安全联锁保护装置及方法 |
CN113664056B (zh) * | 2021-08-25 | 2023-09-12 | 重庆钢铁股份有限公司 | 一种冷床上料安全联锁保护装置及方法 |
CN114769321A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-07-22 | 中天钢铁集团有限公司 | 一种钢坯加工控制方法 |
CN114769321B (zh) * | 2022-05-19 | 2023-10-27 | 中天钢铁集团有限公司 | 一种钢坯加工控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0741301B2 (ja) | 1995-05-10 |
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