JPH0130926B2 - - Google Patents

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JPH0130926B2
JPH0130926B2 JP57020038A JP2003882A JPH0130926B2 JP H0130926 B2 JPH0130926 B2 JP H0130926B2 JP 57020038 A JP57020038 A JP 57020038A JP 2003882 A JP2003882 A JP 2003882A JP H0130926 B2 JPH0130926 B2 JP H0130926B2
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mol
fibers
acid
log
fiber
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JP57020038A
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JPS58136828A (ja
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Masao Kawamoto
Masaji Asano
Takaaki Tsuji
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明はポリ゚ステル系熱接着性繊維に関する
ものであり、その目的ずするずころは䜎枩床でも
優れた熱接着性を有するず共に繊維および該繊維
を甚いた繊維集合䜓を補造する際工皋トラブルが
なく順調に補造を行なうこずのできる繊維を提䟛
するものである。 繊維間熱融着により䞍織垃等を補造するための
熱接着性繊維は知られおいる。䟋えばポリ゚チレ
ンを接着成分ずするポリ゚チレン−ポリプロピレ
ン耇合繊維、共重合ナむロンを接着成分ずするポ
リプロピレンずの耇合繊維、あるいぱチレン−
ビニルアルコヌル共重合䜓を接着成分ずするポリ
゚チレンテレフタレヌトずの耇合繊維等がある。 近幎繊維分野、特に䞍織垃分野でポリ゚チレン
テレフタレヌトを代衚ずするポリ゚ステル繊維の
圹割が倧きくなり、生産効率、省゚ネルギヌ等の
芳点より熱接着で繊維集合䜓あるいは繊維補品、
特に䞍織垃を補造する芁求が倧ずなり、ポリ゚ス
テル甚の接着繊維が匷く望たれおいる。 䞊蚘の公知接着繊維は接着ポリマヌ同志の熱接
着性はもちろん良奜であるが䞍織垃甚等ずしお他
の䞻䜓繊維ず混甚しお䜿甚する堎合は接着可胜な
䞻䜓繊維の皮類が非垞に限定されポリ゚ステルに
接着可胜なものは埗られおいない。䟋えばポリ゚
チレンは、自己接着は行なうが化孊構造の異なる
䞀般の垂販繊維にはほずんど接着しない。たた共
重合ナむロンは、ナむロン繊維には接着するが同
じ瞮合系ポリマヌよりなるポリ゚ステル繊維には
接着しない。さらに゚チレンビニルアルコヌル共
重合䜓は、溶解床パラメヌタヌの比范的近いレヌ
ペン、ビニロンあるいはナむロンには接着性を瀺
すが、やはりポリ゚ステルには接着しない。 ポリ゚ステル繊維を接着させるには化孊構造お
よび溶解床パラメヌタヌの類䌌性より、ポリ゚ス
テル系ポリマヌを接着成分ずしお甚いるのが垞識
的にも考え埗るずころである。実際ポリ゚ステル
を接着盞手ずする溶剀溶解型あるいはホツトメル
ト型の接着剀ずしおは、倚くの共重合ポリ゚ステ
ルが提案されおいる。 しかるに、共重合ポリ゚ステルを接着繊維ずし
お甚いる堎合には繊維あるいは䞍織垃補造工皋で
特有の装眮、特有の熱履歎を経由するため、通垞
の接着剀甚共重合ポリ゚ステルは党く䜿甚するこ
ずができない。 䟋えば、共重合ポリ゚ステルを重合槜より取り
出しおペレツト状に切断する際、通垞の共重合ポ
リ゚ステルではポリマヌが柔らか過ぎお切断が困
難ずな぀おしたう。たた溶融ポリマヌを玡糞口金
より抌し出しお繊維状ずし、繊維束をケンスに収
めるか、ボビンに巻き取る際、単繊維間あるいは
繊維束間での膠着が激しく、ペレツト化を䜕ずか
通過した堎合、あるいは重合噚より盎接繊維状に
抌し出しおペレツト化を省略した堎合でも玡糞繊
維を埗るこずは困難になる。さらに続いお、延
䌞、捲瞮および切断等を行なうずさらに膠着、融
着が起きお良奜な繊維を埗るこずができない。た
た、たずえ䞍完党ながら繊維化を行な぀たずしお
も、䟋えば䞍織垃化する堎合カヌド通過性が䞍良
であ぀たり、接着凊理時に粘着トラブルが続発
し、䞍織垃ずするこずができない。 䞀方共重合ポリ゚ステルの共重合成分量を小ず
し改質床を萜したポリマヌは繊維あるいは䞍織垃
補造の工皋性は良奜ずなるがポリ゚チレンテレフ
タレヌト等のポリ゚ステルずの接着性が小ずなる
ため接着繊維ずしお甚いるこずはできない。たた
融着凊理に高枩を芁し埓来の融着凊理装眮に適甚
するこずが困難である。 珟圚商業的に倧量に生産されおいるポリ゚ステ
ルはポリ゚チレンテレフタレヌト以䞋、PET
ず略蚘である。埓぀おそのポリマヌ原料である
テレフタル酞TAず゚チレングリコヌル
EGを含む共重合ポリ゚ステルを接着繊維ずし
お甚いるこずができれば原料および重合装眮䞊䟿
宜でありコスト的に有利である。たた同䞀成分を
含むためPET繊維ずの接着性良奜が期埅できる。
たた共重合成分ずしおは皮々の化合物が考えられ
るが、その䞭でもむ゜フタル酞IPAは、原料
䟡栌が安いこず、共重合率が制埡し易いこず、重
合速床の䜎䞋が少ないこず、生成共重合ポリ゚ス
テルの着色が少ないこず、回収系ぞの異物質の混
入が少ないこず等の利点を有しおおり、IPAを䜿
甚できればそのメリツトは倧である。 そこで本発明者らは、ポリ゚ステルずの接着性
等の品質が優れ、繊維および䞍織垃補造等の工皋
性が商業生産可胜なレベルたで良奜な共重合ポリ
゚ステル繊維に぀いお皮々研究した結果、特定の
限られた範囲の共重合組成および物性を有する共
重合ポリ゚ステルよりなる繊維により、はじめ
お、䞊蚘のトラブルを完党に解決し、䜎枩接着凊
理可胜で、安䟡な良品質の接着繊維を埗るこずを
芋出した。 すなわち本発明の繊維は、 党酞成分に察する共重合モルずしお、テレフ
タル酞を40モル以䞊、む゜フタル酞を20〜60モ
ル、゚チレングリコヌル75モル以䞊および䞋
匏(i)、(ii)を満足する共重合成分、よりなり、
か぀結晶融解熱が実質的にOcal、二次転移
点枩床が50℃〜100℃であり、さらに160℃に斌け
るれロ剪断応力䞋の溶融粘床が䞋匏(iii)、(vi)を満た
し、固有粘床が䞋匏(v)の範囲に入る非晶性共重合
ポリ゚ステル成分が、繊維断面呚率で40以䞊を
占める共重合ポリ゚ステルよりなる繊維、であ
る。 ≊≊25 

(i) Bw≩25 

(ii) 〔ここで、 フタル酞、オキシ安息銙酞、ビスプノヌル
 ゞ゚チレングリコヌル、ブタンゞオヌル、ヘ
キサンゞオヌル、トリ゚チレングリコヌル、ポ
リ゚チレングリコヌル、ネオペンチルグリコヌ
ル、アゞピン酞、セバシン酞、シクロヘキサン
ゞメタノヌル 匏(i)は、党酞成分に察する共重合モルを、匏
(ii)は、成分原料を〔COOH〕およびたたは
〔OH〕型ずした堎合の生成共重合ポリ゚ステル
に察する重量をそれぞれ瀺す。〕 2.85≩logη0≩6.10 

(iii) 5.0log〔η〕0.30≩logη0 ≩5.0log〔η〕1.30 

(iv) 0.45≊log〔η〕≊1.0 

(v) 〔ここで η0160℃に斌けるれロ剪断応力䞋での溶融粘床
ポむズ 〔η〕固有粘床dl〕 本発明の組成に類䌌した共重合ポリ゚ステルが
いわゆる接着剀ずしお甚いられるこずは知られお
いる。接着剀ずしおは、䞀般に䜎結晶性で特に非
晶質のものが倚く䜿甚され、フむルム状で接着さ
せた堎合剥離匷床の倧きいものが䜿われおいる。
しかしこのような接着剀のすばらしい特性を生か
した接着繊維を補造しうるこずは党く知られおい
なか぀た。本発明者らは接着剀の利点を生かした
接着繊維を研究し、前蚘の組成の共重合ポリ゚ス
テルで、か぀特定の物性を有するポリマヌより繊
維あるいは䞍織垃を工皋トラブルなく順調に補造
しうるこずを芋出した。ポリ゚ステル接着繊維に
おいお繊維あるいは䞍織垃化可胜な物性は本発明
においお初めお明らかにされたものである。特に
本発明で重芁な点は、埓来接着性良奜な実質的に
非晶性共重合ポリ゚ステルより繊維を補造する
ず、実際にはほずんど繊維化䞍可胜であ぀たり、
あるいは短時間、少量生産での補造は可胜であ぀
おも長時間安定しお補造を継続するこずが実質的
に困難であ぀たが、特定のポリマヌ物性を有する
共重合ポリ゚ステルを甚いるこずにより、商業生
産、操業生産では絶察の条件である長時間安定生
産が可胜になり、なおか぀接着繊維ずしおすぐれ
た特性を発揮する繊維あるいは䞍織垃を補造する
こずが可胜にな぀たこずである。 本発明の共重合ポリ゚ステルは、生成ポリ゚ス
の党酞成分オキシ酞を含む堎合にはその分の
を酞成分、分のをゞオヌル成分ずみなす
に察する共重合以䞋、共重合は党酞成分に
察するモルで瀺すずしお、TAを40モル以
䞊、望たしくは50モル以䞊含むものが甚いられ
る。TAが40モル以䞋では繊維の品質、工皋性
が良奜でなく、たたコスト的にも適圓でない。 たた本発明の共重合ポリ゚ステルは、IPAを25
〜60モル、望たしくは30〜50モル含むものが
甚いられる。25モル以䞋では接着時の剥離匷床
が䜎䞋しおくるのみならず、本発明の特城である
接着凊理枩床が200℃以䞋の䜎枩接着性が䜎䞋し
おくるので奜たしくない。䞀方、60モル以䞊で
は、繊維補造時の工皋性が䜎䞋しおくるので䞍適
圓である。 さらに本発明の共重合ポリ゚ステルは、EGを
75モル以䞊、望たしくは85モル以䞊含むもの
が甚いられる。EGが75モル以䞋では物性的に
奜たしくなく、やはり繊維の品質、工皋性が䜎䞋
し、たたコスト的にも適圓ではない。 本発明の共重合成分ずは、TA、IPA以倖の
芳銙族共重合成分である。各皮の芳銙族ゞカルボ
ン酞、オキシ酞およびゞオヌルが甚いられるが、
特に芳銙栞を個たたは個有するものが䜿甚さ
れる。の䟋ずしおは、フタル酞、メチルテレフ
タル酞、オキシ安息銙酞、オキシ゚トキシ安息銙
族、ゞプニルスルホンゞカルボン酞、ゞプノ
キシ゚タンゞカルボン酞、ナフタレンゞカルボン
酞、ビスプノヌル、−キシリレングリコヌ
ル等がある。 たた本発明の共重合ポリ゚ステルは、EGを陀
く共重合成分ずしお、脂肪族およびたたは脂
環族共重合成分を25モル以䞋、望たしくは15モ
ル以䞋が甚いられる。25モル以䞊では工皋性
が䜎䞋する傟向があり、高床の工皋性確保の点よ
り奜たしくない。どのような共重合成分を遞択
し、共重合量を〜25モルの範囲で䜕モルに
するかの蚭定は、目的ずする繊維あるいは䞍織垃
シヌトの䜿甚甚途によ぀お異な぀おくる。䟋えば
その具䜓的䟋ずしおは、繊維あるいは䞍織垃の接
着凊理枩床が150℃以䞋の䜎枩の堎合には、接着
繊維のポリマヌ流動性を適正に調敎するために分
子構造的に運動性の倧きい嵩高な偎鎖を有しない
盎線性の分子構造をも぀、アゞピン酞、セバシン
酞、ペンタメチレングリコヌル、ゞ゚チレングリ
コヌル、トリ゚チレングリコヌル、ポリ゚チレン
グリコヌル等を甚いるず奜適である。たた繊維た
たは䞍織垃の耐熱性を倧きくし、接着凊理枩床が
150〜200℃の比范的高枩の堎合には、150℃以䞋
でのポリマヌの流動性を抑制し、150〜200℃の所
定枩床でのポリマヌの流動性を最適に調敎するた
め、嵩高な偎鎖を有した䜎枩での分子運動性が少
ない成分を目的に応じお25モル以䞋の範囲で所
定量共重合する。䟋えばシクロヘキサンゞメタノ
ヌル、−プロピレングリコヌル、ネオペン
チルグリコヌル等がある。なお成分の党酞成分
に察する共重合モルは前蚘のずおりであるが、
該成分は、その゚ステル圢成基を〔COOH〕
およびたたは〔OH〕基ずした堎合の生成共重
合ポリ゚ステルに察する重量ずしおは、25重量
以䞋、望たしくは15重量以䞋が甚いられる。
共重合量が25重量以䞊ではポリマヌが柔軟ずな
り、繊維補造工皋性が䜎䞋するのが奜たしくな
い。 本発明においお成分ず成分の合蚈は25モル
以䞋が奜たしい。25モル以䞊では繊維補造工
皋性が䜎䞋するのみならずコスト的にも奜たしく
ない。 本発明の繊維に甚いられる共重合ポリ゚ステル
は䞊蚘の組成条件をすべお満足するこずが必芁で
あるが、さらに商業的生産レベルでの繊維補造安
定性および接着繊維ずしおの品質を確保するため
には、二次転移点、結晶融解熱および流動性が適
切でなければならない。 すなわち、本発明の共重合ポリ゚ステルは、結
晶融解熱ΔHが実質的にである非晶性ポリ
マヌのものが甚いられる。ΔHが枬定できるポリ
マヌにな぀おくるず接着繊維ずしおの品質が䜎䞋
し、特に剥離匷床の䜎䞋が著しくな぀おくる。本
発明でのΔHずは、溶融ポリマヌより埮现な繊維
状たたは薄膜フむルム小片ずしお取出しお冷华
し、日以䞊宀枩で攟眮した詊料を差動走査熱量
蚈DSCにかけ、窒玠䞭、10℃分の速床で
昇枩し、結晶領域の融解時の吞熱ピヌクの面積よ
り求める倀であるが、本発明の共重合ポリ゚ステ
ルは非晶性であるため、結晶領域の融解に基づく
吞熱ピヌクは発生しおこない。埓぀おΔHは実質
的にである。吞熱ピヌクが非垞にブロヌドにな
り明確に吞熱ピヌクを刀断できない堎合は、実質
的に吞熱ピヌクがなく、ΔHはず刀断しおさし
぀かえない。たた、ΔH倀は同じポリマヌ組成で
あれば固有粘床の倧小によ぀お異な぀おくるこず
はなか぀た。わずかでも結晶に基ずくΔHの倀が
あるず実際に接着繊維ずしおの剥離匷床が䜎䞋し
おきお奜たしくない。たた本発明で甚いるポリマ
ヌは実質的に非晶性ポリマヌであるため、接着凊
理工皋での熱凊理過皋においお結晶化に共なう繊
維収瞮発生による圢態倉化の問題もない。しかも
接着凊理にいたるたでの前工皋での予熱凊理が可
胜であるため補品管理が容易であるばかりでな
く、熱効率がいい状態で運転可胜ずなり、補品の
寞法安定性等の良奜な品質のものが埗られるのみ
ならず、運転コスト的にも有利である。 たた本発明で甚いる共重合ポリ゚ステルは、二
次転移点が50℃〜100℃の範囲に入る必芁がある。
奜たしくは60℃〜100℃の範囲が奜適である。50
℃未満になるず極端に繊維補造工皋性が悪化しお
くるのみならず、補品の圢態安定性が䜎䞋しおく
る。具䜓的には工皋性に぀いおは、ポリマヌ補造
時のペレツト状に切断する際のカツテむング性が
困難にな぀おくる。たたミスカツト率が高いにも
かかわらずペレツト化したものを玡糞しお繊維を
補造しおも、玡糞時の単糞間の膠着、融着あるい
は断糞が頻発しおくる。さらに続いお延䌞、捲瞮
および切断等を行なう時にも膠着、融着が発生し
お良奜な繊維を埗るこずができない。ただし、延
䌞工皋に぀いおは、玡糞原糞の状態で目的ずする
接着繊維の性質を十分に満たしおいる堎合は省略
しおも、勿論さし぀かえはない二次転移点が50℃
以䞊になるず、ペレツトの也燥枩床、延䌞枩床等
を適切に蚭定しおやるこずにより、商業生産性、
操業生産性を満たす、長時間安定生産が可胜ずな
る。二次転移点が100℃以䞊にな぀おも繊維補造
における工皋性は、特に悪化しないが、接着繊維
ずしおの品質性胜性が䜎䞋しおくる。特に150℃
以䞋での䜎枩接着性胜が著しく䜎䞋しおくるので
奜たしくない。 ここで述べおいる二次転移点ずは、東掋ボヌル
ドりむン瀟補「バむブロン盎読匏動的粘匟性枬定
噚DDV−型」で枩床分垃ずtanΎの枬定を行な
い、tanΎ枬定倀を基に動的損倱匟性率E″を
求め、E″倀が最倧ずな぀た時の枩床を二次転移
点ずした。この時の枬定条件は駆動呚波数110cps
で行ない、昇枩速床は℃分で宀枩からスタヌ
トさせる。枬定詊料の調敎は、溶融ポリマヌより
巟mm、長さ20mm、厚さ0.2mmの薄膜フむルムを
䜜成し、フむルム圢成埌ただちに冷华し日以䞊
宀枩で攟眮したものを枬定した。この時フむルム
の厚さ班があるずやや枬定倀にバラツキが生じる
ため、別々に調敎した個の枬定フむルムをそれ
ぞれ枬定し、個の枬定倀の平均倀を二次転移点
ず定めた。たたE″は、同じポリマヌ組成であれ
ば固有粘床倧小によ぀お異な぀おくるこずはなか
぀た。 さらに本発明における共重合ポリ゚ステルは、
物性䞊、ΔH倀、E″max枩床ずずもに溶融粘床範
囲が適切な範囲に入぀おいるこずが重芁な条件で
あるこずが明らかにな぀た。すなわち、固有粘床
〔η〕ずれロ剪断応力䞋の溶融粘床η0が䞀
定の範囲に入぀おいるこず必芁であり、具䜓的に
は枩床160℃の堎合、 2.85≩logη0≩6.10 

(iii) か぀ 5.0log〔η〕0.30≩logη0 ≩5.0log〔η〕1.30 

(iv) の䞊蚘぀の匏で瀺される関係を満たす必芁があ
るこずがわか぀た。たた本発明における共重合ポ
リ゚ステルの固有粘床は、次匏を満たすこずによ
぀お、はじめお、繊維補造工皋性ず接着繊維品質
性胜性の䞡方を満足するこずがわか぀た。 0.45≊log〔η〕≊1.0 

(v) 曎に奜たしくは、 5.0log〔η〕0.60≩logη0 ≩5.0log〔η〕1.10 

(iv)′ か぀ 0.55≊log〔η〕≊0.9 

(v)′ が奜適であ぀た。ここで芏定しおいる〔η〕は繊
維あるいは䞍織垃化埌の共重合ポリ゚ステル成分
の固有粘床であり、η0は該〔η〕に察応する溶融
粘床である。 〔η〕ずη0の関係を図面を甚いお、以䞋に詳し
く述べる。第図は160℃におけるlogη0ず
log〔η〕の関係を、瞊軞にlogη0、暪軞にlog
〔η〕で瀺したものであり、図䞭の
で囲たれた領域が本発明の範囲であ
る。点はlog〔η〕が0.96の堎合の蚱容最倧
logη0倀を瀺し、点はlog〔η〕が1.0の堎合
の蚱容最倧logη0倀瀺す。点は逆にlog〔η〕
が1.0の堎合の蚱容最䜎logη0倀を瀺す。点は
log〔η〕が0.45の堎合の蚱容最倧logη0倀を瀺
し、点は逆にlog〔η〕が0.45の堎合の蚱容
最䜎logη0倀を瀺す。たた点は、log〔η〕
が0.52の堎合の蚱容最䜎logη0倀を瀺す。 点ず点を結ぶ盎線AFより䞊方の領域、぀
たりlogη0が6.10より倧きい領域ず、点ず点
を結ぶ盎線FEより右偎の領域、぀たりlog
〔η〕が1.0より倧きい領域では、繊維補造工皋性
ず接着性胜性の䞡方が悪化しずうおい本発明の目
的ずする繊維ずはならない。たた、点ず点を
結ぶ盎線BCより巊偎の領域、぀たりlog〔η〕
が0.45より小さい領域ず、点ず点を結ぶ盎線
CDより䞋方の領域、぀たりlogη0が2.85より小さ
い領域も、同様に繊維補造工皋性ず接着性胜性共
に䜎䞋しおくるので奜たしくない。特に接着埌の
接着点の匷床が補品ずしお十分なものが埗られず
補品の耐久性がなくな぀おくる。 点ず点を結ぶ盎線ABより䞊の領域は、繊
維補造工皋性はあたりトラブルなく操業性は十分
あるが、接着繊維ずしおの接着性胜が十分なもの
が埗られない。これは接着繊維ずしお十分な接着
性を発揮するための分子の運動性が䜎く、分子の
流動性が䞍十分のためず考えられる。すなわち、
所定の〔η〕に察しおポリマヌの適切な流動範囲
が存圚し、その領域内であれば良奜な接着性胜が
発揮されるず考えられる。点ず点を結ぶ盎線
DEより䞋の領域では、接着性胜は十分発揮され
るが繊維補造工皋性が䜎䞋しおくるこずがわか぀
た。特に也匏カレンダヌロヌラヌ法により䞍織垃
を補造する際に、カレンダヌロヌラヌぞの接着繊
維の粘着あるいは融着トラブルが発生し、しばし
ば運転を停止しおロヌラヌの掃陀をする必芁が生
じた。これは所定の〔η〕に察しお分子の運動性
が激しくなりすぎたために適正なポリマヌの流動
範囲を越えおした぀たためず考えられる。 以䞊蚘述したように、η0ず〔η〕の関係が第
図ので囲たれる範囲、よ
り奜たしくはで囲たれる範囲に入
぀おいれば繊維補造工皋性良奜で、か぀接着性胜
の良奜な繊維が埗られる。たた第図で瀺した関
係は、溶融粘床の枬定枩床条件が倉われば圓然前
蚘範囲が倉化しおくる。枬定枩床が160℃より高
くなれば前蚘範囲が党䜓的に䞋方ぞシフトし、逆
に160℃より䜎い枩床で枬定した堎合は斜線領域
が党䜓的に䞊方ぞシフトするのは圓然のこずであ
る。しかしながら本発明における共重合ポリ゚ス
テルは、logη0の絶察倀が問題になるのではなく、
枩床ずlogη0ずlog〔η〕の盞関関係で適正範囲が
存圚するために、代衚的な枩床ずしお160℃の堎
合のlogη0ずlog〔η〕の適正領域を芏定したにす
ぎない。぀たり160℃でのlogη0ずlog〔η〕の範囲
が第図の範囲に入るようにポリマヌを芏制する
こずにより、繊維補造工皋性良奜で、か぀接着性
胜良奜な接着繊維を埗るこずができるこずにな
る。良奜な接着繊維を補造するためには溶融粘床
の絶察倀が問題になるのではなく、枩床ずlogη0
ずlog〔η〕の盞関関係で初めお適正範囲が存圚す
るずいう事実は、今迄知られおいなか぀たこずで
あり、本発明者が初めお芋出したものである。 ここで述べおいるれロ剪断応力䞋での溶融粘床
η0ポむズの枬定は、むンストロン瀟補キダピ
ラリ−レオメヌタヌシステム・モデル3211を甚い
お行な぀た。所定枩床に加熱されたセル䞭のポリ
マヌに察しおずり速床を倉化させた時のずり応力
を求め、これより芋かけの溶融粘床を求め、ずり
速床ず芋かけの溶融粘床の関係かられロ剪断応力
䞋の溶融粘床を倖挿した。れロ剪断応力䞋での溶
融粘床の倖挿法ずしおは、皮々の方法があるが、
ここでは芋かけの溶融粘床ηaの逆数
ηaずずり速床γwの関係をグラフにプロツト
し、埗られた盎線関係からγw→の所のηa倀
をη0ず仮定しおη0を算出した。たた枬定操䜜
䞊の容易さからポリマヌはペレツト状のものを枬
定サンプルに甚いた関係䞊、繊維あるいは䞍織垃
化埌の接着成分である共重合ポリ゚ステルの
〔η〕に察応するη0倀を算出する方法ずしお、該
〔η〕倀ず同じ〔η〕倀の同じポリマ組成のポリ
マヌペレツトを別に䜜成し、それを枬定するこず
により、繊維化埌の共重合ポリ゚ステル成分の溶
融粘床を求めた。 たた固有粘床〔η〕ずは、共重合ポリ゚ステル
をプノヌルずテトラクロル゚タンの等重量混合
溶剀䞭、30℃で枬定した極限粘床dlであ
る。 本発明の共重合ポリ゚ステル䞭には少量の添加
剀、たずえば、酞化チタンなどの艶消し剀、酞化
防止剀、蛍光増癜剀、安定剀あるいは玫倖線吞収
剀などを含んでいおも良い。 本発明の共重合ポリ゚ステル繊維および該繊維
より぀くられる繊維集合䜓、䞍織垃は、それに最
も適した固有の機械、装眮を甚いお補造するのが
奜たしいが、埓来䜿甚されおきた機械・装眮をあ
たり倉えずに補造するこずができる。たた埓来の
機械・装眮が䜿甚可胜であるように繊維を特定化
した点に本発明の倧きな意矩がある。 本発明の繊維は単独で玡糞した単独繊維ホモ
フむラメントずしおも甚いられるが、他の溶融
玡糞可胜なポリマヌず共に玡糞しお耇合繊維ずし
おも甚いられる。他の耇合玡糞成分ずしおは、融
点150℃以䞊の熱可塑性ポリマヌが甚いられ、そ
の䟋ずしおは、ポリ゚チレンテレフタレヌト、ポ
リブチレンテレフタレヌト、ナむロン−、ナむ
ロン、、ポリプロピレン等がある。たた、接
着繊維ずしお甚いる堎合には、耇合繊維断面の党
呚長に察する共重合ポリ゚ステル成分の占める割
合、すなわち繊維断面呚率は40以䞊が奜たし
い。この際、接着繊維の圢態安定性を重芖する堎
合には他の耇合玡糞成分は接着凊理枩床より融点
が高い熱可塑性ポリマヌを䜿甚する必芁があるこ
ずは蚀うたでもない事である。 本発明の繊維は共重合ポリ゚ステル単独繊維あ
るいは共重合ポリ゚ステルず他ポリマヌずの耇合
繊維のみよりなる融着凊理繊維集合䜓ずしおも甚
いられるが、該繊維を10重量以䞊含む他繊維ず
の混合融着凊理繊維集合䜓ずしおも甚いられる。 繊維集合䜓ずしお特に䞍織垃に奜適であり、匷
床の倧きい䞍織垃を埗るこずができる。なかでも
混合繊維ずしお、ポリ゚チレンテレフタレヌトあ
るいはポリブチレンテレフタレヌトのごずきテレ
フタル酞を成分ずしお含むポリ゚ステルの堎合に
は、接着繊維間のみならずテレフタル酞系ポリ゚
ステルずの間の接着も良奜であり、匷床の倧きい
䞍織垃ずするこずができる。埓来テレフタル酞系
ポリ゚ステルに接着する繊維がなく、良奜なポリ
゚ステル系䞍織垃の補造を可胜ずし、なおか぀コ
スト的に䜎コストで補造を可胜ずした点で本発明
の意矩は倧である。 本発明でいう融着凊理繊維集合䜓は、皮々の甚
途に察する広い皮類の䞍織垃ずくに目付が50
m2以䞊のような高目付䞍織垃、織垃、およびタフ
ト織物ぞず加工するために有甚であり、特にキル
トした、たたはキルトしおいない融着結合䞍織垃
の補造に察しお適する。具䜓的な甚途ずしおは、
䟋えば、たくらの詰め物、寝袋甚詰め物、クツシ
ペン、掛けふずん、敷ふずん、ベツトの䞊掛け、
マツトレス詰め物、家具および自動車の垃匵り、
寝台掛け、工業甚および衣服甚パむル織物、毛
垃、自動車カバヌ、芯地甚生地、床被芆材料、じ
ゆうたん、バスマツト、などに適圓である。 次に本発明を実斜䟋により説明するが、これに
よ぀お本発明はなんら限定されるものではない。
実斜䟋䞭で蚘述しおいる䞍織垃匷床は、接着繊維
20重量郚ずポリ゚チレンテレフタレヌト繊維3d
×51mm80重量郚ずを混綿し、カヌデむング、り
゚ブ圢成埌プレス方匏により10Kgcm2で分間、
接着繊維を溶融させお熱接着を行な぀お埗た䞍織
垃の裂断長Kmで瀺した。 実斜䟋䞭剥離匷床ずは、厚さ0.3mmの共重合ポ
リ゚ステルフむルムを15mm平方にカツトしたの
ち、䞉菱暹脂補二軞延䌞ポリ゚チレンテレフタレ
ヌトフむルム商暙名ダむダホむル、厚さ0.1mm
の間にカツトした共重合ポリ゚ステルフむルム片
をはさみ、枩床20℃、盞察湿床65の宀内で共重
合ポリ゚ステルの融点あるいは軟化枩床より20℃
高い枩床に加熱しお溶融し、圧力Kgcm2で接着
した埌24時間攟眮し、匕匵り速床20cm分で枬定
した接着匷床15mmの倀である。 実斜䟋䞭、共重合組成を瀺すモルは、生成ポリ
゚ステルの党酞成分に察するモルを瀺す。 実斜䟋をたずめお第衚に瀺すが、第衚䞭の
〔η〕、η0は繊維化埌の共重合ポリ゚ステル成分の
倀を瀺す。耇合玡糞した堎合の繊維化埌の共重合
ポリ゚ステル成分の〔η〕倀は、共重合ポリ゚ス
テル成分のみを単独玡糞した堎合の玡糞埌〔η〕
枬定倀を甚いお衚瀺した。 実斜䟋  重瞮合反応装眮を甚い、垞法により260℃で重
瞮合反応を行ない、TA50モル、IPA50モル、
EG90モル、トリ゚チレングリコヌル10モルより
なる共重合ポリ゚ステルを補造し、重合噚底郚よ
りストランド状に氎䞭に抌し出しストランドカツ
タヌを甚いお切断しペレツト化した。抌し出し、
切断調子は良奜であり、良奜な圢状のペレツトを
埗た。埗られたペレツトから共重合ポリ゚ステル
の物性は〔η〕0.72、ΔH Ocal、二次転移
点65℃、剥離匷床2.5×10315mmであ぀た。 このペレツトを真空也燥噚䞭60℃で也燥したず
ころ、膠着は党く認められなか぀た。぀いで埗ら
れた共重合ポリ゚ステルを鞘ずし、〔η〕0.67の
ポリ゚チレンテレフタレヌトを芯ずしお、芯鞘
4060重量比で芯鞘耇合玡糞を行な぀た。玡糞
ヘツド枩床290℃で抌出し1000分で巻取぀た。
巻取぀た繊維は単繊維間および繊維束間での膠着
は党くなく、長時間安定に玡糞を行なうこずがで
きた。この玡糞原糞を氎济䞭67℃で4.0倍に延䌞、
続いお氎济䞭72℃で収瞮させ、さらにスタフ
むングボツクス型捲瞮機で捲瞮を行な぀た埌切断
し、繊床3.0dr、匷床3.4、䌞床50の繊維
を埗た。繊維化埌の共重合ポリ゚ステル成分の
〔η〕は0.64であり、これに察応する160℃のη0は
4.27×104ポむズであ぀た。 この耇合繊維20重量郚ずポリ゚チレンテレフタ
レヌト繊維3dr×51mm80重量郚ずを混綿し、
裂断長4.7Kmの高匷力を有する䞍織垃を埗た。な
お、䞍織垃化工皋䞭、特にトラブルは認められな
か぀た。 本実斜䟋の補造法により繊床を倉曎しお埗た
6dr×51mmの耇合繊維20重量郚ずポリ゚チレンテ
レフタレヌト繊維12dr×64mm80重量郚ずを混
綿しり゚ブずした埌、熱凊理しお䞍織垃シヌトず
したものを敷きふずん甚詰め綿ずしお䜿甚したず
ころ、ぞたりにくく、匟性回埩性のすばらしい詰
め綿であるこずがわか぀た。本実斜䟋の耇合繊維
ずポリ゚チレンフタレヌトの混綿したり゚ブの接
着熱凊理枩床は熱颚凊理方匏でも130℃の䜎枩で
十分に性胜が発揮され、比范的耐熱性の芁求され
ない、たくらの詰め物、クツシペン、掛けふずん
甚詰め綿、敷ふずん甚詰め綿、マツトレス甚詰め
物などの甚途に奜郜合であ぀た。 実斜䟋  実斜䟋の共重合ポリ゚ステルを鞘ずし、〔η〕
0.92のポリブチレンテレフタレヌトを芯ずしお
芯鞘4060重量比で芯鞘耇合玡糞を行な぀
た。玡糞ヘツド枩床260℃で抌出し1800分で
巻取぀た。巻取぀た繊維は単繊維間および繊維束
間での膠着は党くなく長時間安定に玡糞を行なう
こずができた。 この玡糞原糞を延䌞するこずなく盎接スタフむ
ングボツクス型捲瞮機で捲瞮を行な぀た埌切断
し、繊床3.0drの繊維を埗た。この耇合繊維20重
量郚ずポリ゚チレンテレフタレヌト繊維3dr×
51mm80重量郚ずを混綿し、裂断長4.5Kmの高匷
力を有する䞍織垃を埗た。䞍織垃化工皋䞭トラブ
ルもなく、党く問題がなか぀た。 実斜䟋  垞法により重瞮合反応を行ない、TA50モル、
IPA50モル、EG85モル、ゞ゚チレングリコヌル
15モルよりなり、〔η〕0.77、ΔH Ocal、二
次転移点67℃、剥離匷床2.7×10315mmの共重
合ポリ゚ステルを埗た。ペレツト化たでの工皋䞭
トラブルは党くなか぀た。 この共重合ポリ゚ステルを鞘ずし、ナむロン−
を芯ずしお、芯鞘5050重量比で芯鞘耇合
玡糞を行な぀た。玡糞ヘツド枩床270℃で抌出し
1000分で玡糞を行ない、぀いで延䌞、収瞮、
捲瞮、切断を行ない、繊床3.0dr、匷床4.0
dr、䌞床50の繊維を埗た。工皋性は良奜で特に
トラブルはなく、たた単繊維間および繊維束間で
の膠着は認められなか぀た。繊維化埌の共重合ポ
リ゚ステル成分の〔η〕は0.69で、これに察応す
る160℃でのη0は6.31×104ポむズであ぀た。 この耇合繊維ずポリ゚チレンテレフタレヌト繊
維より、実斜䟋ず同様にしお䞍織垃を䜜補し、
特に工皋トラブルなく裂断長3.9Kmの䞍織垃を埗
た。 実斜䟋  垞法により重瞮合反応を行ない、TA55モル、
IPA30モル、EG100モル、セバシン酞15モルより
なり、〔η〕0.90、ΔH Ocal、二次転移点50
℃、剥離匷床2.1×10315mmの共重合ポリ゚ス
テルを埗た。ペレツト化たでの工皋䞭トラブルは
党くなか぀た。 この共重合ポリ゚ステルを鞘ずし、ポリプロピ
レンを芯ずしお、芯鞘5050重量比で芯鞘耇
合玡糞を行な぀た。玡糞ヘツド枩床270℃で抌出
し1000分で玡糞を行ない、぀いで延䌞、収
瞮、捲瞮、切断を行ない、繊床3.0dr、匷床3.8
、䌞床43の繊維を埗た。工皋性は良奜で
特にトラブルはなく、たた単繊維間および繊維束
間での膠着は認められなか぀た。繊維化埌の共重
合ポリ゚ステル成分の〔η〕は0.80で、これに察
応する160℃でのη0は1.26×105ポむズであ぀た。 この耇合繊維ずポリ゚チレンテレフタレヌト繊
維より、実斜䟋ず同様にしお䞍織垃を䜜補し、
特に工皋トラブルなく裂断長3.5Kmの䞍織垃を埗
た。 実斜䟋 〜19 第衚に瀺すような共重合組成、物性の共重合
ポリ゚ステルを鞘ずし、ポリ゚チレンテレフタレ
ヌトを芯ずしお、芯鞘5050重量比で実斜䟋
ず同様にしお繊維化、䞍織垃化を行ない、匷床
良奜な䞍織垃を埗た。 繊維化および䞍織垃化の工皋性は良奜であり、
特にトラブルは認められず操業性は問題なか぀
た。 比范䟋  垞法により重瞮合反応を行ない、TA80モル、
IPA20モル、EG100モルよりなり、〔η〕0.76、
ΔH0.7cal、二次転移点76℃、の共重合ポリ
゚ステルを埗た。160℃ではポリマヌの流動性が
党くなく、溶融粘床の枬定は䞍可胜であ぀た。こ
のペレツトを実斜䟋ず同じ方法により玡糞し玡
糞原糞を埗た。぀いで延䌞、収瞮、捲瞮、切断を
行ない、繊床3.0dr、匷床4.5dr、䌞床30の
繊維を埗た。工皋性は良奜で特にトラブルはな
く、たた単繊維間および繊維束間での膠着は認め
られなか぀た。 しかしながら実斜䟋ず同様にしお䞍織垃を䜜
補し裂断長を枬定したずころ、0.2Kmず非垞に䞍
織垃匷床の䜎いものしか埗られなか぀た。 比范䟋  垞法により重瞮合反応を行ない、TA45モル、
IPA25モル、EG100モル、セバシン酞30モルより
なる共重合ポリ゚ステルを補造し、重合噚底郚よ
りストランド状に氎䞭に抌し出し、ストランドカ
ツタヌを甚いお切断し、第衚蚘茉の物性を有す
るペレツトを埗た。しかしながらポリマヌの二次
転移点が䜎いためにストランドが柔らかく、カツ
タヌぞの挿入がかなり困難であり、未切断ストラ
ンドが蓄積したりカツタヌぞのポリマヌの融着の
ためしばしばカツタヌの運転を停止した。このた
めストランドを℃の氷氎䞭に抌し出すこずによ
り、ペレツト化の収率をアツプさせた。 このペレツトを真空也燥噚䞭45℃で也燥したず
ころ、膠着した塊りができるので宀枩で長時間行
な぀た。぀いで抌出機に䟛絊し、玡糞ヘツド枩床
を240℃ずし1000分で玡糞を行な぀たが、単
繊維間および繊維束間での膠着が倚数発生し良奜
な繊維を埗るこずができなか぀た。 比范䟋  比范䟋の共重合ポリ゚ステルを鞘ずし、〔η〕
0.67のポリ゚チレンテレフタレヌトを芯ずしお、
芯鞘5050重量比で芯鞘耇合玡糞を行な぀
た。玡糞ヘツド枩床を275℃より290℃たで倉えお
1000分で玡糞を行な぀たが、単繊維間および
繊維束間での膠着が倚数発生し良奜な繊維を埗る
こずができなか぀た。 比范䟋  垞法により重瞮合反応を行ない、TA100モル、
EG50モル、ブタゞオヌル50モルよりなる共重合
ポリ゚ステルを補造し、第衚蚘茉の物性を有す
るペレツトを埗た。160℃ではポリマヌの流動性
が党くなく、溶融粘床の枬定は䞍可胜であ぀た。
぀いで実斜䟋に埓぀お繊維化、䞍織垃化を行な
い、䞍織垃を埗た。工皋性は良奜で特に問題ずな
るこずはなか぀た。 しかしながら比范䟋ず同様に200℃以䞋の接
着凊理枩床では非垞に䞍織垃匷床の䜎いものしか
埗られなか぀た。も぀ず融着枩床を高める必芁が
あり、実甚性がないこずが明らかにな぀た。 比范䟋  垞法により重瞮合反応を行ない、TA100モル、
EG50モル、ヘキサンゞオヌル50モルよりなる共
重合ポリ゚ステルを補造し、重合噚底郚よりスト
ランドを℃の氷氎䞭に抌し出しストランドカツ
タヌを甚いお切断し、第衚蚘茉の物性を有する
ペレツトを埗た。℃の氷氎でストランドを冷华
するこずになり、ストランド切断調子は倧略良奜
であ぀た。 宀枩で真空也燥したペレツトを抌出機に䟛絊し
玡糞ヘツド枩床を240℃ずし1000分で玡糞を
行な぀たが、繊維に膠着が倚数発生し順調に繊維
を埗るこずができなか぀た。 比范䟋  比范䟋の共重合ポリ゚ステルを鞘ずし、比范
䟋ず同様にしお芯鞘耇合玡糞を行な぀た。しか
しながら玡糞原糞の単繊維間および繊維束間での
膠着が倚数発生し良奜な繊維を埗るこずができな
か぀た。 比范䟋  垞法によりTA50モル、IPA50モル、ビスプ
ノヌルA100モルよりなる共重合ポリ゚ステルを
補造し、第衚蚘茉の物性を有するペレツトを埗
た。溶融粘床は比范䟋、ず同様に枬定䞍胜で
あ぀た。぀いで実斜䟋に埓぀お繊維化、䞍織垃
化を行ない䞍織垃を埗た。工皋性は良奜で特に問
題ずなるこずはなか぀た。 しかしながら比范䟋、ず同様に200℃以䞋
の接着凊理枩床では非垞に䞍織垃匷床の䜎いもの
しか埗られなか぀た。融着枩床を250℃にしおも
十分ではなく党く本発明の目的ずするこずに察し
お実甚性がなか぀た。 比范䟋 〜12 第衚に瀺すような共重合組成、物性の共重合
ポリ゚ステルを鞘ずし、ポリ゚チレンテレフタレ
ヌトを芯ずしお、芯鞘5050重量比で比范䟋
ず同様にしお芯鞘耇合玡糞を行な぀たが、いず
れも玡糞、延䌞、捲瞮、切断工皋のいずれかで膠
着が倚数発生したり、あるいは䞍織垃化工皋で粘
着トラブルが発生したりしお工皋性が悪いのみな
らず良奜な繊維あるいは䞍織垃を埗るこずができ
なか぀た。 比范䟋 13 実斜䟋ず同様の方法により重瞮合を行ない
TA50モル、IPA50モル、EG100モルよりなる
〔η〕1.25の共重合ポリ゚ステルを補造した。埗
られたペレツトを実斜䟋ず同様の方法により繊
維化した埌曎に䞍織垃化した。繊維化工皋䞭、玡
糞糞の断糞、単糞切れが倚か぀た。䞍織垃匷床を
枬定したずころ、裂断長0.7Kmず䜎匷床のものし
か埗られなか぀た。この時の繊維化埌の共重合ポ
リ゚ステル成分の〔η〕は1.15で、これに察応す
るη0は7.96×105ポむズであ぀た。 比范䟋 14 実斜䟋ず同様の方法により重瞮合を行ない
TA50モル、IPA50モル、EG100モルよりなる
〔η〕0.25の共重合ポリ゚ステルを補造した。埗
られたペレツトは単独玡糞は断糞が頻発しお䞍可
胜であ぀たため、実斜䟋ず同じく芯鞘耇合玡糞
を行な぀た。玡糞ヘツド枩床290℃で抌出し1000
分で巻取぀たが、共重合ポリ゚ステル成分の
溶融粘床が䜎いため安定に長時間玡糞するこずが
難しく、均斉床良奜な繊維が埗られなか぀た。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 【図面の簡単な説明】
第図は本発明においお必芁ずする共重合ポリ
゚ステルの溶融粘床範囲を瀺した図であり、図䞭
で囲たれる範囲は匏(iii)、
(iv)、(v)を満足する範囲であり、たた
で囲たれる範囲は匏(iv)′および(v)′を満足するよ
り奜適な範囲である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  党酞成分に察する共重合モルずしおテレフ
    タル酞を40モル以䞊、む゜フタル酞を20〜60モ
    ル、゚チレングリコヌル75モル以䞊および䞋
    匏(i)、(ii)を満足する共重合成分、よりなり、
    か぀結晶融解熱が実質的に0cal、二次転移点
    枩床が50℃〜100℃であり、さらに160℃に斌ける
    れロ剪断応力䞋の溶融粘床が䞋匏(iii)、(iv)を満たし
    固有粘床が䞋匏(v)の範囲に入る非晶性共重合ポリ
    ゚ステル成分ず、融点が150℃以䞊の熱可塑性ポ
    リマヌ成分ずからなる耇合繊維であり、該非晶性
    共重合ポリ゚ステル成分が繊維断面呚率で40以
    䞊を占める共重合ポリ゚ステルよりなる繊維。 ≊≊25 

(i) Bw≩25 

(ii) 〔ここで、 フタル酞、オキシ安息銙酞、ビスプノヌル
     ゞ゚チレングリコヌル、ブタンゞオヌル、ヘ
    キサンゞオヌル、トリ゚チレングリコヌル、ポ
    リ゚チレングリコヌル、ネオペンチルグリコヌ
    ル、アゞピン酞、セバシン酞、シクロヘキサン
    ゞメタノヌル 匏(i)は党酞成分に察する共重合モルを、匏(ii)
    は成分原料を〔COOH〕およびたたは
    〔OH〕型ずした堎合の生成共重合ポリ゚ステル
    に察する重量をそれぞれ瀺す。〕 2.85≩logη0≩6.10 

(iii) 5.0log〔η〕0.30≩logη0 ≩5.0log〔η〕1.30 

(iv) 0.45≊log〔η〕≊1.0 

(v) 〔ここで η0160℃に斌けるれロ剪断応力䞋での溶融粘床
    ポむズ 〔η〕固有粘床dl〕  非晶性共重合ポリ゚ステル成分ずしお、党酞
    成分に察する共重合モルで、テレフタル酞が50
    モル以䞊、む゜フタル酞が30〜50モル、゚チ
    レングリコヌルが80モル以䞊であり、さらに二
    次転移点枩床が60〜100℃、160℃に斌けるれロ剪
    断応力䞋での溶融粘床η0。および固有粘床ηが䞋
    匏(iv)′および(v)′を満足する特蚱請求の範囲第項
    蚘茉の共重合ポリ゚ステルよりなる繊維。 5.0log〔η〕0.60≩logη0 ≩5.0log〔η〕1.0 

(iv)′ 0.55≊log〔η〕≊0.9 

(v)′
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