JPH01305118A - 消音器 - Google Patents

消音器

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JPH01305118A
JPH01305118A JP13512888A JP13512888A JPH01305118A JP H01305118 A JPH01305118 A JP H01305118A JP 13512888 A JP13512888 A JP 13512888A JP 13512888 A JP13512888 A JP 13512888A JP H01305118 A JPH01305118 A JP H01305118A
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川村 暢夫
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Shuichi Hase
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Sango Co Ltd
Sango KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は消音器に関する。
〔従来技術〕
内燃機関に用いられる消音器として、従来第9図に示す
ように、外殻1内を区画壁2,3によって複数個の室、
A室4. B室5.C室6に区画し、インレットパイプ
7の内端をC室6に開口し、アウトレットパイプ8の内
端をA室4に開口し、A室4とB室5をインナバイブ9
で連通し、B室5とC室6をインナパイプ10で連通し
たものがある。
また、第10図に示すように、消音器11に2本のアウ
トレフトパイプ12.13を設け、一方のアウトレット
パイプ12に、これを開閉するパルプ14を備え、該バ
ルブ14をエンジンの作動状態によってアクチュエータ
15により開閉作動するようにしたものがある(例えば
実開昭62−47718号公報)。
〔本発明が解決しようとする課題〕
ところで、一般に、車両の低速走行時あるいは軽負荷特
には背圧効果が低くても消音効果が重視され、高速走行
時あるいは高負荷時には消音効果が低くても背圧効果が
重視される。
しかし、前記第9図に示す従来構造の消音器においては
、消音効果を高めるためには、インナバイブ9.10を
インレットパイプ7及びアウトレットパイプ8の内径よ
り小さい内径のパイプにし、排気ガスの各室4,5.6
での拡張、収縮作用を高める必要があり、また、逆に背
圧効果を高めるためには、インナパイプ9.10を大径
にして排気ガスの流通抵抗を小さくする必要がある。 
そのため、消音効果を高めれば必然的に背圧が高くなり
、逆に背圧効果を高めれば必然的に消音効果が低くなり
、双方の効果を両立させることは困難である。
また、第10図に示す従来構造の消音器においては、そ
の開閉バルブ14の全開、全開により消音器の特性を変
化させるにすぎず、排気抵抗を単に減少させるのみで、
背圧効果と消音効果を両立させることは困難である。
そこで本発明は、消音器内での排気ガス流通経路を、消
音効果を高める必要のある低速走行時あるいは軽負荷時
には増大し、背圧効果を高める必要のある高速走行時あ
るいは高負荷時には減少させ、かつ、高速と低速の中間
域においてもその流通経路を変化できるようにして、エ
ンジンの運転状況に見合った背圧効果及び消音効果を発
揮させる消音器を提案することを目的とするものである
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記の課題を解決するために、区画された複数
の室に貫通して固定された固定管と、該固定パイプ内に
回転可能に挿通した回転管と、前記固定管において前記
各室に位置して開口した固定孔と、前記回転管において
前記回転孔と連通ずるように対応して開口した回転孔と
、前記固定管を回転駆動する駆動手段とよりなり、前記
対応する固定孔と回転孔との周方向の位置関係を、他の
対応するものと相互にずらして設定したことを特徴とす
るものである。
〔作用〕
低速走行時あるいは低負荷時には、回転管の回転角を、
いずれの回転孔と固定孔とも合致しないように設定すれ
ば、回転管の途中が消音器内の室と連通されることなく
排気ガスは通常の流れとなる。 中速走行時あるいは中
負荷時には回転管を小量回転して、1室に位置する回転
孔と固定孔とを合致させることにより、回転管の途中が
1室に連通し、排気ガスが前記流通経路に対してショー
トパスされてその流通抵抗が低減する。 更に高速走行
時あるいは高負荷時には、回転管を更に回転して、更に
他の室に位置する回転孔と固定孔とを合致させることに
より、前記ショートパスした流通経路に対して更にショ
ートパスさせ、排気ガスの流通抵抗を更に低減させる。
〔実施例〕
次に第1図乃至第4図に示す本発明の第1実施例につい
て説明する。
・第1図において、16は消音器の外殻で、区画壁17
、18によりA室19.B室20.  C室21の3室
に区画されている。 22はインレットパイプで、その
内端は前記C室21に開口している。 23はインレッ
トパイプ22内に回転可能に挿入設置された回転管で、
その前後端は開口している。 該回転管23における前
記A室19及びB室20に位置する部分には排気導入用
の回転孔24及び25が夫々形成されている。 また、
前記インレットパイプ22には、前記回動孔24及び2
5の形成位置と同一周方向上に位置して排気導入用の固
定孔26及び27が形成されているとともに、該固定孔
26と27は相互に周方向に対して所定角度だけずらし
て形成されている。図面の実施例においては、第4図に
示すように、回動孔24.25の中心01と固定孔26
の中心02とが相互に40”の位相をもって形成され、
回転孔25の中心01と固定孔27の中心OJが相互に
20゛の位相をもって形成され、しかも番孔の直径は回
転管23の軸心を中心として約10°の幅で形成されて
いる。 回転管23の外端には駆動レバー28が固設さ
れ、これを例えばアクチュエータ等を介してエンジンの
吸気負圧の変化により作動させ、回転管23をエンジン
の低速運転時には図示の位置に、中速走行時には回転管
23を固定孔の方向に20° (図示において03の位
置)回転させ、高速運転時には回転管23を更に10°
 (図面においてO+の位W!、)まで回転させるよう
になっている。29は前記回転管23に接続されたエン
ジンよりの排気管で、両管23.29はブラケット30
、ボルト及びナツト31によって消音器の外殻16に保
持されている。 第1図において、32はC室21とB
室20を連通ずる第1インナパイプ、33はB室20と
A室19を連通ずる第2インナバイブである。 34は
アウトレットパイプで、その内端はA室19に開口され
、外端は器外に開口されている。
次に本実施例の作用を説明する。
低速走行時あるいは軽負荷には、回転管23が図示の状
態にあり、回動孔24.25は共に固定孔26゜27と
合致していない。 この状態で排気管29を通して回転
管23内に流入した排気ガスの全ては、インレットパイ
プ22の内端よりC室21内に流入し、第1インナパイ
プ32.B室20.第2インナバイブ33、A室19を
通ってアウトレフトバイブ34より器外へ流出する。 
そのため、インレットパイプ22及び回転管23とアウ
トレットパイプ34の内径に比べて十分に細い両インナ
パイプ32.33を排気ガスが流通することにより、大
きな消音量が確保され、かつ、排気ガスの流量も少ない
ため、両インナパイプ32.33が細(てもエンジン出
力を阻害することがない。
次に前記の状態から中速走行あるいは中負荷域に変化す
ると、回転管23が固定孔方向に20°回転し、その一
方の回動孔25を一方の固定孔27に合致させる。 こ
れにより、回転管23内に流入した排気ガスの一部は合
致した回転孔25と固定孔27を通じてB室20内に流
入し、第2インナバイブ33.A室19を流通してアウ
トレフトバイブ34より流出する。 この回転孔25と
固定孔27より流入した排気ガスは、C室21及び第1
インナパイプ32を流通することなくショートバスされ
るので、その分だけ排気ガスの流通抵抗が前記の状態よ
り減少する。
そのため、前記低速走行時に比べて、消音効果は低くな
るが、背圧効果は高くなる。
次に前記中速走行状態から高速走行あるいは高負荷域に
変化すると、回転管23が更に10°回転し、他方の回
動孔24を他方の固定孔26に半分だけ合致させる。 
これにより前記一方の回動孔25も一方の固定孔27に
半分だけ合致し、両孔は半量だけ夫々開口する。 その
ため、一方の回転孔25と固定孔27より流出した排気
ガスは前記と同様に流通する。 また他方の回転孔24
と固定孔26より流出した排気ガスは、A室19より直
接アウトレットバイブ34内に流入して器外に流出し、
C室21.第1インナパイプ32.B室20及び第2イ
ンナバイブ33を流通することなくショートバスする。
 そのため、排気ガスの流通抵抗は、前記中速走行時に
比べて、更に減少し、消音効果は低くなるが背圧効果は
高まる。
尚、前記回転孔24.25と固定孔26.27は、その
一方を周方向の長孔に形成してもよく、また、番孔の個
数は図示のように3個に限らず所望の数だけ設ける。
第5図及び第6図は本発明の第2実施例を示すもので、
前記実施例における回転管を中導管に設置したものであ
る。 すなわち、内端をC室21に開口したインレット
パイプ22と、内端をA室19に開口したアウトレフト
バイブ34とは別に一端が蓋板40で閉塞され、他端が
C室21に開口した中導管35を設け、咳中導管35内
に回転管36を回転可能に設置し、更に、C室2工とB
室20を第1インナパイプ32で連通し、B室20とA
室19を第2インナバイブ33で連通したものである。
 また、本実施例における回転管36は、前記第1実施
例における回転管23と同様の回動孔24.25が形成
されていると共に作動レバー28が設けられている。 
また、中導管35は前記第1実施例のインレットパイプ
22の固定孔と同様の固定孔26.27が形成され、こ
れら回転孔24.25と固定孔26.27との関係は前
記第1実施例と同様に設定されている。
本実施例において、低速走行時あるいは軽負荷時におい
ては、回転管36が図示の状態にあり、インレットパイ
プ22よりの排気ガスは、C室21.第1インナパイプ
32.B室20.第2インナバイブ33゜A室19を流
通してアウトレットパイプ34より器外へ流出する。
次で、中速走行時或いは中負荷時には、回転管36が前
記実施例と同様に回転して回転孔25と固定孔27とが
合致し、更に高速走行時或いは高負荷時には、回転管3
6が更に回転して前記実施例と同様に、回転孔25と固
定孔27及び回転孔24と固定孔26が夫々半量ずつ合
致して夫々の孔より排気ガスが流出する。 したがって
中速走行時には、インレフトパイプ22よりの排気ガス
は、その一部がC室21、第1インナパイプ32.B室
20.第2インナバイブ33.A室19を通り、アウト
レットパイプ34より流出し、また、他の排気ガスが中
導管35を通って回転孔25と固定孔27よりB室20
内に流入し第2インナパイプ33.A室19を通り、ア
ウトレフトパイプ34より流出する。 そのため、排気
ガスの流通抵抗は前記低速走行時より低減され、背圧効
果が高くなる。 また高速走行時には、排気ガスが前記
中速走行時と同様の流れの外に、中導管35より回転孔
24と固定孔26を流通してA室19にショートパスさ
れる。 そのため、排気ガスの流通抵抗は前記中速走行
時より更に低減され、背圧効果が更に高くなる。
第7図及び第8図は本発明の第3実施例を示すもので前
記回転管をアウトレットパイプに設置したものである。
 この回転管37も前記実施例と同様な回転孔24.2
5が形成されていると共に前記実施例と同様に回転され
、またアウトレフトパイプ34には前記実施例と同様な
固定孔26.27が夫々形成されている。
本実施例において、低速走行時あるいは低負荷時には、
図示の状態にあり、インレットパイプ22よりの排気ガ
スは、C室21.第1インナバイブ32、B室20.第
2インチパイプ33.A室19を流通して回転管37及
びアウトレフトパイプ34より器外へ流出する。 また
、中速走行時には、回転孔25が固定孔27に合致し、
排気ガスの一部はB室20より回転管37内に流入し、
また、高速走行時には回転孔25と固定孔27及び回転
孔24と固定孔26が半量ずつ開口し、C室21内の排
気ガスも回転管37にショートパスする。 したがって
前記実施例と同様に中速走行時は低速走行時よりも、ま
た高速走行時は中速走行時よりも夫々排気ガスの流通抵
抗が減少し、夫々背圧効果が高くなる。
尚、前記番孔は、中速走行時には回転孔25と固定孔2
7が合致し、高速走行時においては回転孔25と固定孔
27とが連通せずに回転孔24と固定孔26のみが合致
するように設定してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、低速走行状態においては
重視される消音効果を高めることができ、高速走行状態
では重視される背圧効果を高めることができ、更に、中
速走行状態においては消音効果及び背圧効果を前記の中
間におくことができ、走行状態に見合った最適条件で消
音できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す消音器の略側断面図
、第2図は同要部の拡大側断面図、第3図は同消音器の
背面図、第4図は固定孔と回転孔との位置関係を示す一
部拡大断面図である。 第5図は本発明の第2実施例を
示す消音器の略側断面図、第6図は同要部の拡大側断面
図である。 第7図は本発明の第3実施例を示す消音器の略側断面図
、第8図は同要部の拡大側断面図である。 第9図及び第10図は従来構造の2例を示す略断面図と
側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 区画された複数の室に貫通して固定された固定管と、該
    固定パイプ内に回転可能に挿通した回転管と、前記固定
    管において前記各室に位置して開口した固定孔と、前記
    回転管において前記回転孔と連通するように対応して開
    口した回転孔と、前記固定管を回転駆動する駆動手段と
    よりなり、前記対応する固定孔と回転孔との周方向の位
    置関係を、他の対応するものと相互にずらして設定した
    ことを特徴とする消音器。
JP13512888A 1988-05-31 1988-05-31 消音器 Expired - Lifetime JPH086577B2 (ja)

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JP13512888A JPH086577B2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 消音器

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JP13512888A JPH086577B2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 消音器

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Publication Number Publication Date
JPH01305118A true JPH01305118A (ja) 1989-12-08
JPH086577B2 JPH086577B2 (ja) 1996-01-24

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ID=15144468

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JP13512888A Expired - Lifetime JPH086577B2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 消音器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006037801A1 (de) * 2006-08-12 2008-02-14 Amc-Tech.Net Gmbh Dämpfereinsatz einer Auspuffanlage
GB2447227A (en) * 2007-03-06 2008-09-10 Nicholas Christian Paul Nelson Adjustable exhaust silencer
DE102008005085B4 (de) * 2007-01-23 2015-11-05 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Verstellbare Helmholtz-Resonatoranordnung
CN109681292A (zh) * 2017-10-19 2019-04-26 本田技研工业株式会社 消音器

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CN109681292B (zh) * 2017-10-19 2021-01-15 本田技研工业株式会社 消音器

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Publication number Publication date
JPH086577B2 (ja) 1996-01-24

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