JPH0130459Y2 - - Google Patents

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JPH0130459Y2
JPH0130459Y2 JP6388484U JP6388484U JPH0130459Y2 JP H0130459 Y2 JPH0130459 Y2 JP H0130459Y2 JP 6388484 U JP6388484 U JP 6388484U JP 6388484 U JP6388484 U JP 6388484U JP H0130459 Y2 JPH0130459 Y2 JP H0130459Y2
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JP
Japan
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shaft
bearing
inner ring
roller
outer ring
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JP6388484U
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JPS60177154U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この考案は、ケーブル等の線状体を同一軸上に
案内するガイドローラに関する。
(2) 従来技術 例えば、ケーブルコア上にテープを縦添えする
際には、縦添え成形装置のケーブルコア導入孔の
中心からケーブルコアがずれると、テープの折れ
込みが生じるため、ケーブルコアは導入孔の中心
に常時導びかなくてはならない。このため、従来
では、第1図及び第4図を参照して説明すると、
数個のローラ1を正四角形、正三角形などに位置
し、この数個のローラ1から成る正多角形案内孔
aの中心を導入孔の中心と一致させて、このロー
ラ1内を通してケーブルコアを導入孔に導びくよ
うにしている。
(3) この考案が解決しようとする問題点 ところで、ケーブルコアは種々の径のものがあ
るため、この径の変化に対応してローラ1から成
る案内孔2の大きさも変化させる必要がある。し
かしながら、従来のローラ1は定位置に固定され
て案内孔aが不変の構造であるため、径の異なる
ケーブルコアの場合にはその径に対応した案内孔
aのローラ1構造と取り替えている。
この考案は、以上の点に留意し、数個のローラ
から成る正多角形案内孔の大きさを可変し得るガ
イドローラを提供することを目的とする。
(4) 上記問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、この考案のガイドロ
ーラにあつては、内輪の外周に外輪を同一軸に回
動かつ固定可能に嵌め、内外輪のそれぞれ前面の
周方向3等分以上の等分位置に軸受を回転自在に
設け、内輪の各軸受と外輪の各軸受とを1つづつ
対としてその対の軸受間に軸を一方の端を軸方向
に摺動自在に支持するとともに、各軸を同一軸上
の隣接する軸受からの軸と交差させてその交差内
に各軸の一部分を一辺とする正多角形を形成し、
この正多角形の辺を成す軸部分にローラを挿通
し、かつ、各軸受の軸支持点は段差を設けて各軸
の交差点を移動可能としたものである。
この様に構成し、各ローラから成る正多角形の
案内孔にケーブル等の線状体を挿通してローラに
より同一軸上に案内する。そして、内輪に対し外
輪を相対的回動すると、各ローラは正多角形状を
維持した状態で隣接するローラに対し近づいたり
離れて、案内孔の大きさが変化する。
以下、実施例を添付図面に基づいて説明する。
(5) 実施例 第1図、第2図に示すように、例えばテープ縦
添え成形装置などの案内路となる中空軸2の一端
にフランジ3をボルト締めするとともに、内輪4
を中空軸2に同一軸に嵌挿してフランジ3にボル
ト締めする。内輪4の外周には外輪5を同一軸に
回転可能に嵌め、その外面から内輪4外面に至る
ねじ6により外輪5を任意回転位置で固定可能と
する。内外輪4,5は溝7と突条8との嵌合によ
り抜出し不能とする。このため、内輪4のフラン
ジ3への固着は外輪5を内輪4に嵌めたのちに行
なう。
内外輪4,5のそれぞれ前面の周方向4等分位
置には、軸受9,10を回転自在に設ける。この
内輪4の各軸受9と外輪5の各軸受10とを1つ
づつ対としてその対の軸受9と10の間に軸11
を支持する。この対とする軸受9,10は、各軸
11が同一輪(内輪4又は外輪5)上の隣接する
軸受9,10からの軸11と交差(2ケ所)する
ように選択し、その交差により各軸11の一部分
を一辺とする正四辺形を形成する。この正四辺形
の中心は中空軸2の中心軸に一致する。
外輪5側の軸受10においては軸11をボルト
締めして固定し、内輪4側の軸受9においては軸
11を軸方向に摺動可能とする。軸11の支持手
段は、この逆すなわち内輪4側を固定、外輪5側
を摺動としてもよい。この様に軸11を支持する
ことにより、外輪5の回動によつて軸受9,10
間が変化しても軸受10内の軸11の摺動により
その変化は吸収される。
各軸10にはローラ1を挿通させて前記正四角
形の一辺部分に位置させる。この時各ローラ1が
交差するため、第1図において横方向の軸10の
軸受9,10支持点を縦方向の軸10の軸受9,
10より高くして、各交差点を移動可能とする。
つぎに、他用について説明する。
まず、外輪5を第1図矢印方向に回せば第3図
に示すように、各軸10は内輪4の軸受9を支点
として相接近するように回り、各ローラ1から成
る案内孔aは小さくなる。逆に、反矢印方向に回
せば、各軸10は相離反するように回り、案内孔
aは大きくなる。したがつて、このガイドローラ
によつて案内するケーブルコアなどの線状体の径
がほぼ案内孔aの内接円径となるように外輪5を
回動して固定し、案内孔aに線状体を挿入して走
行させれば、4個のローラ1が回転しながら、線
状体をその軸心が中空軸2(案内孔a)の中心と
なるように案内する。この際、フランジ3を回動
固定してローラ1を水平又は垂直にすることが好
ましい。
第4図に示す実施例は、3本の軸10でもつて
前記実施例と同様に構成して正三角形の案内孔a
を形成したものであり、外輪5を回すことにより
鎖線で示すように案内孔aが拡縮する作用は前述
と同様である。図示してはいないが、実施例のご
とく3、4本の軸構造に限らず、5本以上の軸構
造によつてもこの考案は同様にして正五角形……
の案内孔aを構成し効果を得る。
前記実施例は、フランジ3を介して内輪4を中
空軸2に固着したが、フランジ3をなくして内輪
4を直接に中空軸2に固着してもよい。また、外
輪5を固定し、内輪4を回転可能としてもよい。
(6) 効果 この考案は以上のように構成し、内輪と外輪を
相対的に回動することにより、ローラで構成する
案内孔を拡縮するようにしたので、線状体の径の
変化に対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のガイドローラの一実施例の
側面図、第2図は第1図の切断正面図、第3図は
作用説明用側面図、第4図は他の実施例の側面図
である。 1……ローラ、4……内輪、5……外輪、9,
10……軸受、11……軸、a……案内孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内輪の外周に外輪を同一軸に回動かつ固定可能
    に嵌め、内外輪のそれぞれ前面の周方向3等分以
    上の等分位置に軸受を回転自在に設け、内輪の各
    軸受と外輪の各軸受との1つづつ対としてその対
    の軸受間に軸を一方の端を軸方向に摺動自在に支
    持するとともに、各軸を同一輪上の隣接する軸受
    からの軸と交差させてその交差内に各軸の一部分
    を一辺とする正多角形を形成し、この正多角形の
    辺を成す軸部分にローラを挿通し、かつ、各軸受
    の軸支持点は段差を設けて各軸の交差点を移動可
    能として成る間隔可変クロスガイドローラ。
JP6388484U 1984-04-28 1984-04-28 間隔可変クロスガイドロ−ラ Granted JPS60177154U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6388484U JPS60177154U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 間隔可変クロスガイドロ−ラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6388484U JPS60177154U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 間隔可変クロスガイドロ−ラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60177154U JPS60177154U (ja) 1985-11-25
JPH0130459Y2 true JPH0130459Y2 (ja) 1989-09-18

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ID=30594452

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JP6388484U Granted JPS60177154U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 間隔可変クロスガイドロ−ラ

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JP (1) JPS60177154U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ603871A (en) * 2010-05-28 2015-01-30 Seabased Ab A wave power unit with guiding device

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Publication number Publication date
JPS60177154U (ja) 1985-11-25

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