JPH01304269A - アスベスト含有塗膜の除去工法及び作業ブース - Google Patents

アスベスト含有塗膜の除去工法及び作業ブース

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JPH01304269A
JPH01304269A JP13263488A JP13263488A JPH01304269A JP H01304269 A JPH01304269 A JP H01304269A JP 13263488 A JP13263488 A JP 13263488A JP 13263488 A JP13263488 A JP 13263488A JP H01304269 A JPH01304269 A JP H01304269A
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JP
Japan
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water
asbestos
paint film
fine pieces
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP13263488A
Other languages
English (en)
Inventor
Torao Sasaki
佐々木 虎男
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NOSHIRO KK
Original Assignee
NOSHIRO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアスベスト含有塗膜の除去工法に関し、更に詳
しくは、各種建築物等の天井、側壁或いは外壁等に塗工
された古いアスベスト含有塗膜等の除去に有用てあり、
且つ作業者及び環境汚染を全く生しないアスベスト塗膜
の除去工法に関する。
(従来の技術) 従来、アスベスト(石綿)の毒性の問題か社会的に大き
く取り上げられている。
アスベストは、従来の吹付は塗料等の添加剤として広く
使用され、多数の学校、病院、車輌、その他の多くの建
築物の塗装に使用されてきた。
ところか、近年になってこわらのアスベストの発癌性が
発見され、且つ年月の経過した塗膜の劣化によりアスベ
ストの飛散か生し始めていることから、学校等の多くの
建築物ではその塗膜の除去と再塗装が要求されている。
これらの塗膜の除去に当っては、アスベストの粉末が空
中に大量に飛散1−るため、作業者は勿論のこと、周囲
の環境汚染を防止するために極めて厳重な処理作業か要
求されている。
(発明が解決しようとしている問題点)アスベスト塗膜
の除去作業に当っては、作業者を完全に保護するため、
厳重な気密性を有する防塵作業服か使用されている。一
方、環境汚染防止のためには、作業領域、例えば、対象
建築物等の窓や出入口をプラスチックフィルム等により
完全に外気と遮断することが要求されている。例えば、
教室等の大きな空間の天井を処理する場合には、全ての
壁面にプラスチックフィルム等を貼り合せ、外気と完全
に遮断することか要求され、このような作業に大きな材
料コスト及び作業コストかかかるという問題かある。
又、従来アスベスト含有塗膜の剥離方法としては、金属
のヘラ等を用いてアスベスト含有塗膜を剥取ることによ
り行われているが、天井や壁の高い所ては足場を組むこ
とが必要とされ、更にアスベスト含有塗膜を残さずに完
全に剥離することが必要であるために、非常な重労働で
あるとともに作業効率が非常に低いという問題かある。
従って、作業者及び周囲を全く汚染することなく、軽い
労働て、しかも完全にアスベスト含有塗膜を除去するこ
とができる除去工法の開発か要望□されている。
(問題点を解決するだめの手段) 上記従来技術の要望は以下の本発明によって満たされる
すなわち、本発明は、建造物の壁面に塗工されたアスベ
スト含有塗膜に高圧水を噴射してアスベスト塗膜を水で
濡れた細片状に剥離する工程、剥離された塗膜細片と水
との混合物を吸引して塗膜細片と水とを分離する工程及
び分離された細片を処理する工程を含むアスベスト含有
塗膜の除去工法及び作業空間を区画する複数の支柱と、
天井又は側面の1箇所のみか開放された仕切と、開放部
を作業壁面に密着させる部材と、水スラリーを排出する
排出孔とを有することを特徴とする壁面処理用作業ブー
スである。
(作  用) 高圧の水をアスベスト含有塗膜を有する壁面に吹付けて
アスベスト含有塗膜を剥離するとともに、剥離された塗
膜細片を水とともに吸引し、濾過分離した塗膜細片を処
理することにより、作業者及び周囲のアスベストによる
汚染が完全に防止される。又、作業ブースを使用するこ
とにより、作業環境を完全密閉する必要が無くなり、低
コストてアスベスト含有塗膜の除去が可能となる。
(実施例) 次に好ましい実施例を図解的に示す添付図面を参照して
本発明を更に具体的に説明する。
第1図は本発明の除去工法を図解的に示す図である。
第1図を参照して説明すると、先ず、作業現場100内
において、つオタージェットガン1により高圧の水2を
アスベスト含有塗膜を有する壁面3に噴射する。この様
に高圧の水を、例えば、100乃至300 Kgf/c
 dの圧力で約20乃至50 fl /min、の割合
て噴射及び衝突させることにより、壁面、例えば、天井
のアスベスト含有塗膜は剥離して塗膜細片となる。この
塗膜細片と水との混合スラリーなポンプ4により吸引し
、固液分離装置、例えば、遠心分離機5に導いて水と塗
膜細片とに分離する。分離水は貯槽6に集められ、この
水は高圧ポンプ7によって高圧化されウォタージェット
ガン1に送られて再利用される。水と分離された塗膜細
片はセメントミキサー8に送られて、ここてポルトラン
ドセメントのようなセメント粉末9及び水10と混合さ
れて、例えば、ブロック状に固められて処分される。
以上の様にすることにより、剥離された塗膜細片は常に
水て濡れた状態であるのでアスベストを含有する塗膜細
片か周囲に飛散することがない。
又、使用する水は外に流れることなく再利用されるのて
排水による汚染も生じない。更に水と分離された塗膜細
片はセメントて固化されるのて、その後においても環境
を汚染することがない。
更に本発明の好ましい実施態様においては、作業現場に
おいて作業ブース200を使用する。この作業ブース2
00は第1図乃至第3図に示す様に、例えば、天井21
のみを開放し、その他の側面及び床面は密閉式となって
おり、その内部て作業者11が塗膜の剥離作業を行う。
すなわち、下部に油圧シリンター、エアシリンター或い
は手動式の如き支柱伸縮装置23が設けである例えば4
木の支柱22を組立て四角形とし、下方に作業者が乗る
床面24を床板により形成し、四つの側面は、例えば、
透明なプラスチックフィルム27て密閉し、天井21の
みを開放状態に保つ。この様な作業ブースを作業現場て
組立て支柱伸縮装置23にて4木の支柱22を天井面3
にまて伸ばし、天井枠25に形成された密着部材、例え
ば、スポンジコム26を天井3に密着させる。この状態
てつオタージェットガン1により高圧水2を天井3のア
スベスト含有塗膜に噴射する。この時作業ブースの密着
部材26は天井3に密着し、且つ作業ブース200内は
プラスチックフィルム27によって周囲と遮断されてお
り、且つポンプ4の吸引力によって減圧状態に保たれて
いるので、剥離された塗膜細片及び水は周囲に漏れるこ
とがない。勿論作業者は防塵服によって完全に防護され
ている。
剥離された塗膜細片と水との混合物は床面24に形成さ
れた排出孔28(この排出孔28は床面において最も低
く形成されている)から、ポンプ4の吸引力によって排
出され、固液分離装置5に導かれ前述の如く処理される
以上の如くして天井の1区画の処理が完了すると、伸縮
装置23により天井面3と密着部材26との密着を開放
し、且つ作業ブース200には支柱の下端にキャスター
29か設けられているのて、これを利用して移動し、前
記と同様に天井の別の面に密着部材26を密着させ、前
記と同様にアスベスト含有塗膜の剥離を行う。
尚、好ましくは上記の作業ブースは横棒30、天井枠2
5、床板24等を取り外し可能として折り畳み式とする
ことにより、運搬が容易になる。
又、密着部材26は第3図に示すように柔軟性のあるプ
ラスチック、ゴム或いはスポンジのような材料から構成
し、支柱22、天井枠25、横棒30、床板24等を組
立てた後、天井枠25に嵌込み式とし、粋25と音名部
材26との間にプラスチックフィルム27を挟んて固定
し、該フィルム27を下方に垂らし下方で固定する構成
とするのが好ましい。又、プラスチックフィルム27の
1部にはファスナー式の作業者出入口31を設けるのが
よい。更に床面又は側面にはウォタージェットガン1に
高圧水を送る耐圧ホースを通す孔32、作業ブース内に
清浄な空気を送る為の孔33等を設けることができる。
以上の如き作業ブースを使用することにより、作業現場
全体をプラスチックフィルムによりその都度目張りして
外気と遮断する煩雑性を解消することがてきる。又、従
来ては目張り用のプラスチックフィルムは全て使い捨て
にせざるを得なかったか、本発明の作業ブースを使用す
ればこのような欠点はなくなり、経済的に除去工法を実
施することが可能となる。
以上の説明において用いるつオタージェットガンは、塗
膜を剥離てきる高圧水を噴射できるものであればいずれ
のものてもよく、従来公知のものはいずれも使用可能で
ある。又、ポンプ4は塗膜綿ノ4を含む水スラリーを輸
送てきるものてあればよく、ポンプ7は例えばプランジ
ャー式の様に高圧を生じ得るものてあればよい。更に濾
過装置は縦型遠心分離機に限定されず、横型遠心分離機
、その他の任意の濾過装置てよい。更にこれらのポンプ
、濾過装置、セメントミキサー、水槽等は一体化してト
ラック等に積み込み移動性にするとよい。
(効  果) 以上の如き本発明によれば、高圧の水をアスベスト含有
塗膜を有する壁面に吹付けてアスベスト含有塗膜を剥離
するとともに、剥離された塗膜細片を水とともに吸引し
、濾過分離した塗膜細片を処理することにより 作業者
及び周囲のアスベストによる汚染が完全に防止される。
又、作業ブースを使用することにより、作業環境を完全
密閉する必要が無くなり、低コストてアスベスト含有塗
膜の除去が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の除去工法を図解的に示す図てあり、第
2図は本発明の作業ブースを図解的に示ず図てあり、第
3図は第2図のA−A ′断面図である。 1、ウォタージェットガン 2.噴射水3、天井面 4
:ポンプ 5:固液分離装置6:貯槽 7:ポンプ 8
.セメントミキサー9;セメント粉末 10:水 11
:作業者21:天井 22:支柱 23;伸縮装置24
:床面 25;天井枠 26;密着部材27:プラスチ
ックフィルム 28:排出孔29:キャスター 30:
横棒 100:作業現場 200;作業ブース特許出願人  
株式会社 野  城

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建造物の壁面に塗工されたアスベスト含有塗膜に
    高圧水を噴射してアスベスト塗膜を水で濡れた細片状に
    剥離する工程、剥離された塗膜細片と水との混合物を吸
    引して塗膜細片と水とを分離する工程及び分離された細
    片を処理する工程を含むアスベスト含有塗膜の除去工法
  2. (2)作業空間を区画する複数の支柱と、天井又は側面
    の1箇所のみが開放された仕切と、開放部を作業壁面に
    密着させる部材と、水スラリーを排出する排出孔とを有
    することを特徴とする壁面処理用作業ブース。
JP13263488A 1988-06-01 1988-06-01 アスベスト含有塗膜の除去工法及び作業ブース Pending JPH01304269A (ja)

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