JPH01198964A - アスベスト塗膜の除去方法 - Google Patents
アスベスト塗膜の除去方法Info
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- JPH01198964A JPH01198964A JP2209188A JP2209188A JPH01198964A JP H01198964 A JPH01198964 A JP H01198964A JP 2209188 A JP2209188 A JP 2209188A JP 2209188 A JP2209188 A JP 2209188A JP H01198964 A JPH01198964 A JP H01198964A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はアスベスト塗膜の除去工法に関し、更に詳しく
は、各種建築物等の天井、側壁或いは外壁等に塗工され
たアスベスト含有塗膜の除去に有用であり、且つ作業者
及び環境汚染を全く生じないアスベスト塗膜の除去工法
に関する。
は、各種建築物等の天井、側壁或いは外壁等に塗工され
たアスベスト含有塗膜の除去に有用であり、且つ作業者
及び環境汚染を全く生じないアスベスト塗膜の除去工法
に関する。
(従来の技#)
従来、アスベスト(石綿)の毒性の問題が社会的に大き
く取り上げられている。
く取り上げられている。
アスベストは、従来の吹付は塗料等の添加剤として広く
使用され、多数の学校、病院、その他の多くの建築物の
塗装に使用されてきた。
使用され、多数の学校、病院、その他の多くの建築物の
塗装に使用されてきた。
ところが、近年になってこれらのアスベストの発癌性が
発見され、且つ年月の経過した塗膜の劣化によりアスベ
ストの飛散が生じ始めていることから、学校等の多くの
建築物ではその塗膜の除去と再塗装が要求されている。
発見され、且つ年月の経過した塗膜の劣化によりアスベ
ストの飛散が生じ始めていることから、学校等の多くの
建築物ではその塗膜の除去と再塗装が要求されている。
これらの塗膜の除去に当っては、アスベストの粉末が空
中に大量に飛散するため、作業者は勿論のこと、周囲の
環境汚染を防止するために極めて厳重な処理作業が要求
されている。
中に大量に飛散するため、作業者は勿論のこと、周囲の
環境汚染を防止するために極めて厳重な処理作業が要求
されている。
(発明が解決しようとしている問題点)アスベスト塗膜
の除去作業に当っては、作業者を完全に保護するため、
厳重な気密性を有する防塵作業服が使用されている。一
方、環境汚染防止のためには、作業領域、例えば、対象
建築物等の窓や出入口を完全に外気と遮断することが要
求されている。
の除去作業に当っては、作業者を完全に保護するため、
厳重な気密性を有する防塵作業服が使用されている。一
方、環境汚染防止のためには、作業領域、例えば、対象
建築物等の窓や出入口を完全に外気と遮断することが要
求されている。
又、従来アスベスト塗膜の剥離方法としては、金属のヘ
ラ等を用いてアスベスト塗膜を剥取ることにより行われ
ているが、天井や壁の高い所では足場を組むことが必要
とされ、更にアスベスト塗膜を残さずに完全に剥離する
ことが必要であるために、非常な重労働であるとともに
作業効率が非常に低いという問題がある。
ラ等を用いてアスベスト塗膜を剥取ることにより行われ
ているが、天井や壁の高い所では足場を組むことが必要
とされ、更にアスベスト塗膜を残さずに完全に剥離する
ことが必要であるために、非常な重労働であるとともに
作業効率が非常に低いという問題がある。
又、除去されたアスベスト塗膜はドラム缶に密封されて
処分されるが、ドラム缶の破損等により依然としてアス
ベストによる周囲の二次汚染の恐れが残っている。
処分されるが、ドラム缶の破損等により依然としてアス
ベストによる周囲の二次汚染の恐れが残っている。
従って、作業者及び周囲を全く汚染することなく、軽い
労働で、しかも完全にアスベスト塗膜を除去し、且つ二
次汚染の恐れのない浄化工法の開発が要望されている。
労働で、しかも完全にアスベスト塗膜を除去し、且つ二
次汚染の恐れのない浄化工法の開発が要望されている。
(問題点を解決するための手段)
上記従来技術の要望は以下の本発明によって満たされる
。
。
すなわち、本発明は、建造物の壁面に塗工されたアスベ
スト含有塗膜を剥離する工程と、該剥離したアスベスト
含有塗膜片を空気輸送して集塵装置により処理する工程
と、該集塵物をセメントで固化する工程とを連続的に行
うことを特徴とするアスベスト塗膜の除去工法である。
スト含有塗膜を剥離する工程と、該剥離したアスベスト
含有塗膜片を空気輸送して集塵装置により処理する工程
と、該集塵物をセメントで固化する工程とを連続的に行
うことを特徴とするアスベスト塗膜の除去工法である。
(作 用)
アスベスト塗膜を剥離するとともに、剥離された細片を
周囲の空気とともに吸引し、集塵器により集め、これを
セメントにより固化処理することにより、作業者及び周
囲の汚染及び除去したアスベスト粉による二次汚染が完
全に防止される。
周囲の空気とともに吸引し、集塵器により集め、これを
セメントにより固化処理することにより、作業者及び周
囲の汚染及び除去したアスベスト粉による二次汚染が完
全に防止される。
(実施例)
次に好ましい実施例を図解的に示す添付図面を参照して
本発明を更に具体的に説明する。
本発明を更に具体的に説明する。
第1乃至3図は本発明で使用する好ましい1例つォター
ジェット装置100を説明する図であり、このウォター
ジェット装置は、モーター1により駆動される回転破砕
刃2と、回転破砕刃2の中心付近に設けられた水噴射ノ
ズル3と、回転破砕刃2及び水噴射ノズル3を包囲して
いる円筒体4と、円筒体4に接続している排気筒9とか
らな回転破砕刃2..22及び23は円筒体4の内壁に
固定されて、円筒体4に固定されたプーリー6に掛けら
れたベルト5を介してモーター1により高速駆動回転さ
れる。水噴射ノズル3には、これに接続しているホース
7を経由して、第4図示の高圧水ポンプ15から高圧の
水が供給され、水噴射ノズル3の先端から、例えば、5
0乃至200気圧程度の水を噴射する。この時、ノズル
3及び回転破砕刃2を建物の天井に近付けると、天井の
アスベスト塗膜は高圧噴射水8によって大部分剥離され
る。剥離されずに残った塗膜は回転破砕刃2の接触によ
る破砕力により十分に破砕及び剥取られる。円筒体4は
その下端が排気筒9に接続しており、排気筒9の下端に
はフレキシブルホース10が接続され、第4図の第二集
塵装置300の真空ポンプ46により強力に吸引排気さ
れるので、噴射水8及び回転破砕刃2により破砕された
塗膜片は、矢印Xで示すように周囲の空気の流れに乗ワ
て全て円筒体4の中に吸引され、排気筒9、フレキシブ
ルホース10を経て第4図の第一集塵装置200に送ら
れる。
ジェット装置100を説明する図であり、このウォター
ジェット装置は、モーター1により駆動される回転破砕
刃2と、回転破砕刃2の中心付近に設けられた水噴射ノ
ズル3と、回転破砕刃2及び水噴射ノズル3を包囲して
いる円筒体4と、円筒体4に接続している排気筒9とか
らな回転破砕刃2..22及び23は円筒体4の内壁に
固定されて、円筒体4に固定されたプーリー6に掛けら
れたベルト5を介してモーター1により高速駆動回転さ
れる。水噴射ノズル3には、これに接続しているホース
7を経由して、第4図示の高圧水ポンプ15から高圧の
水が供給され、水噴射ノズル3の先端から、例えば、5
0乃至200気圧程度の水を噴射する。この時、ノズル
3及び回転破砕刃2を建物の天井に近付けると、天井の
アスベスト塗膜は高圧噴射水8によって大部分剥離され
る。剥離されずに残った塗膜は回転破砕刃2の接触によ
る破砕力により十分に破砕及び剥取られる。円筒体4は
その下端が排気筒9に接続しており、排気筒9の下端に
はフレキシブルホース10が接続され、第4図の第二集
塵装置300の真空ポンプ46により強力に吸引排気さ
れるので、噴射水8及び回転破砕刃2により破砕された
塗膜片は、矢印Xで示すように周囲の空気の流れに乗ワ
て全て円筒体4の中に吸引され、排気筒9、フレキシブ
ルホース10を経て第4図の第一集塵装置200に送ら
れる。
以上が本発明で使用するウォタージェット装置100の
主要部であるが、更に好ましい実施例では、該装置の移
動及び作業性を良くする為にキャスター11を第1図示
のように取付ける。例えば、キャスター11により装置
の移動が容易になり、又、天井の高さが変化する場合に
はキャスター11に備えたハンドル12を回転させて、
ウォタージェット装置100を矢印Yの如く上下させる
ことができ、又、本装置を側壁面に使用する場合にはハ
ンドル13を緩めてウォタージェット装置を矢印2の如
く回転させて(2点破線像)上記と同様に処理すればよ
い。勿論、このウォタージエッット装置が小型である場
合には、この様なキャスター11は不要であって、ハン
ディタイプとすることができる。
主要部であるが、更に好ましい実施例では、該装置の移
動及び作業性を良くする為にキャスター11を第1図示
のように取付ける。例えば、キャスター11により装置
の移動が容易になり、又、天井の高さが変化する場合に
はキャスター11に備えたハンドル12を回転させて、
ウォタージェット装置100を矢印Yの如く上下させる
ことができ、又、本装置を側壁面に使用する場合にはハ
ンドル13を緩めてウォタージェット装置を矢印2の如
く回転させて(2点破線像)上記と同様に処理すればよ
い。勿論、このウォタージエッット装置が小型である場
合には、この様なキャスター11は不要であって、ハン
ディタイプとすることができる。
以上の例においてモーター1は、上述のようにウォター
ジェット装置を天井や壁面に押圧して、その回転破砕刃
2を回転させることができるように、例えば、0.5乃
至10馬力程度を有するものを使用するのがよい。
ジェット装置を天井や壁面に押圧して、その回転破砕刃
2を回転させることができるように、例えば、0.5乃
至10馬力程度を有するものを使用するのがよい。
又、回転破砕刃2は、その先端部が塗膜を良く剥離でき
るように鋭利な刃先となっているのがよい。勿論、必ず
しも鋭利である必要はなく、例えば、木材面の如く比較
的柔らかい面の塗膜を剥離する場合には、その面を傷付
けない様にワイヤーブラシの如き柔らかいものでもよい
のは当然である。又、回転破砕刃2は図示の例では3枚
の刃21.22及び23からなっているが、3枚である
必要はなく1枚でも2枚でも、或いはそれ以上でもよく
特に限定されない。
るように鋭利な刃先となっているのがよい。勿論、必ず
しも鋭利である必要はなく、例えば、木材面の如く比較
的柔らかい面の塗膜を剥離する場合には、その面を傷付
けない様にワイヤーブラシの如き柔らかいものでもよい
のは当然である。又、回転破砕刃2は図示の例では3枚
の刃21.22及び23からなっているが、3枚である
必要はなく1枚でも2枚でも、或いはそれ以上でもよく
特に限定されない。
又、水噴射ノズル2は、その噴射孔を種々の形状に変化
させ噴射水流8を変化させることもできる。
させ噴射水流8を変化させることもできる。
円筒体4は、この円筒体4に回転破砕刃2を固定する場
合には、この円筒体4は金属製であるのが好ましいが、
第2図示の例では回転破砕刃2を円筒体4に固定する必
要がないので、硬質塩化ビニル樹脂の如くプラスチック
族でもよい。この円筒体4の直径は、回転破砕刃2のサ
イズによって変化し、回転破砕刃2の回転直径に合わせ
たサイズ、例えば、5c11乃至50cm程度の直径が
一般的である。更に円筒体4は、図示はしていないが、
その上部が拡大しているロート形状でもよく、又、その
形状に回転破砕刃2の形状を合せることもできる。勿論
円筒体4は破砕刃2が回転する領域において円筒形状で
あればよく、その下部においては他の形状でもよい。
合には、この円筒体4は金属製であるのが好ましいが、
第2図示の例では回転破砕刃2を円筒体4に固定する必
要がないので、硬質塩化ビニル樹脂の如くプラスチック
族でもよい。この円筒体4の直径は、回転破砕刃2のサ
イズによって変化し、回転破砕刃2の回転直径に合わせ
たサイズ、例えば、5c11乃至50cm程度の直径が
一般的である。更に円筒体4は、図示はしていないが、
その上部が拡大しているロート形状でもよく、又、その
形状に回転破砕刃2の形状を合せることもできる。勿論
円筒体4は破砕刃2が回転する領域において円筒形状で
あればよく、その下部においては他の形状でもよい。
第3図の例は別のウォタージェット装置100の主要部
を示す図であり、この例では回転破砕刃2が円筒体4に
固定されず、水噴射ノズル3を包囲する回転軸14に固
定され、この回転軸14の端に設けたプーリー6とベル
ト5によりモーター1によって回転可能になっている。
を示す図であり、この例では回転破砕刃2が円筒体4に
固定されず、水噴射ノズル3を包囲する回転軸14に固
定され、この回転軸14の端に設けたプーリー6とベル
ト5によりモーター1によって回転可能になっている。
この例は上記の点を除いて前記第1図及び第2図におけ
ると同様な作動をする。
ると同様な作動をする。
尚、本発明において、上記ウォタージェット装置は好ま
しい例であり、上記と同様の作用効果を奥する限り上記
例に限定されず、他の構成の装置でもよいのは当然であ
る。
しい例であり、上記と同様の作用効果を奥する限り上記
例に限定されず、他の構成の装置でもよいのは当然であ
る。
又、以上の如き装置を使用するアスベスト塗膜の剥離作
業は、従来の方法に比べれば格段に安全性が高いが、そ
れでもより安全を期するために、防塵メガネ、防塵マス
ク或いは防塵作業服等を着用するのが好ましい。
業は、従来の方法に比べれば格段に安全性が高いが、そ
れでもより安全を期するために、防塵メガネ、防塵マス
ク或いは防塵作業服等を着用するのが好ましい。
以上の様にして壁面から除去された塗膜細片及び吸引さ
れた空気Xは、次にフレキシブルホース10を通って、
第7図に示す第一集塵固化装置200のサイクロン21
に送られ、ここで大部分のアスベスト塗膜片及び水分が
除去され、分離された細片及び水分は、更に水がサイク
ロン21の下方から分離され、水分を少なくした集塵物
はサイクロン21の下方に連結された回収アスベスト受
はホッパー22及びスクリューコンベア23により密閉
式のセメントミキサー24に没入される。このセメント
ミキサー24にはセメントホッパー25からその下部に
連結されたスクリューコンベア26を経てポルトランド
セメントのようなセメント粉末が供給され、一方、第2
水槽27から水が供給されている第1水Nl28中に設
けられた水中ポンプ29により所定量の水がホース30
を経て供給され、操作盤31により駆動されるセメント
ミキサー24中で混合され、混合物は適当な容器又は袋
32中に入れられ、ローラーコンベアー33で系外に搬
送され固化され処分される。
れた空気Xは、次にフレキシブルホース10を通って、
第7図に示す第一集塵固化装置200のサイクロン21
に送られ、ここで大部分のアスベスト塗膜片及び水分が
除去され、分離された細片及び水分は、更に水がサイク
ロン21の下方から分離され、水分を少なくした集塵物
はサイクロン21の下方に連結された回収アスベスト受
はホッパー22及びスクリューコンベア23により密閉
式のセメントミキサー24に没入される。このセメント
ミキサー24にはセメントホッパー25からその下部に
連結されたスクリューコンベア26を経てポルトランド
セメントのようなセメント粉末が供給され、一方、第2
水槽27から水が供給されている第1水Nl28中に設
けられた水中ポンプ29により所定量の水がホース30
を経て供給され、操作盤31により駆動されるセメント
ミキサー24中で混合され、混合物は適当な容器又は袋
32中に入れられ、ローラーコンベアー33で系外に搬
送され固化され処分される。
この時に垂れる水は受は皿34に溜められ、別途処理さ
れる。一方、大部分の細片が除去された空気はホース3
5を経て第二の集塵装置300のレシーバ−タンク36
に送られ、更にサイクロン37において空気中に残って
いる微粒子を水スプレー38を用いて儒らして除去し、
清浄化された空気はセパレーター兼水切装置39及び吐
出サイレンサー40を経て大気中に放出される。
れる。一方、大部分の細片が除去された空気はホース3
5を経て第二の集塵装置300のレシーバ−タンク36
に送られ、更にサイクロン37において空気中に残って
いる微粒子を水スプレー38を用いて儒らして除去し、
清浄化された空気はセパレーター兼水切装置39及び吐
出サイレンサー40を経て大気中に放出される。
上記において使用する第一の集塵及び固化装置200に
使用するサイクロン及びセメントミキサー等は従来各種
用途で使用されている装置を組合せて用いればよく特に
限定されないが、不図示であるが夫々2機を一対にして
交互に使用することにより作業が連続化することも好ま
しい。
使用するサイクロン及びセメントミキサー等は従来各種
用途で使用されている装置を組合せて用いればよく特に
限定されないが、不図示であるが夫々2機を一対にして
交互に使用することにより作業が連続化することも好ま
しい。
又、第二の集塵装置300も従来公知のものでよく特に
限定されない。
限定されない。
これらの各種集塵装置は一体化されてトラックに組み込
まれて移動可能としたものが本発明において好ましく使
用される。
まれて移動可能としたものが本発明において好ましく使
用される。
又、上記本発明によれば、アスベスト塗膜は上記の様に
除去されるので作業者及び周囲環境を汚染することはな
く、更に集塵物はセメントで固化されるので二次汚染の
恐れもない。
除去されるので作業者及び周囲環境を汚染することはな
く、更に集塵物はセメントで固化されるので二次汚染の
恐れもない。
更に完全を期する為に作業者が作業現場400から出る
場合には、第5図示の様な出入口設備を設けて、身体に
付着したアスベスト塗膜片を完全に除去することによっ
て環境汚染が更に完全に防止される。
場合には、第5図示の様な出入口設備を設けて、身体に
付着したアスベスト塗膜片を完全に除去することによっ
て環境汚染が更に完全に防止される。
第5図示の出入口設備は、作業現場である建物の出入口
にフレキシブルダクトAによりエアシャワーB及び温水
シャワー装置りを設けた通路Cを接続し、作業場から出
てくる作業者を先ずエアフィルター室Bで体に付着した
アスベスト粉末を除去し、次いで温水シャワーDにより
洗浄し、更衣室Fで着替えて出口Eから出ることにより
体に付着した粉末を完全に除去できる。この柱な出入口
設備はトレーラ−やトララフ上に設けて移動自在として
おくのが好ましい。
にフレキシブルダクトAによりエアシャワーB及び温水
シャワー装置りを設けた通路Cを接続し、作業場から出
てくる作業者を先ずエアフィルター室Bで体に付着した
アスベスト粉末を除去し、次いで温水シャワーDにより
洗浄し、更衣室Fで着替えて出口Eから出ることにより
体に付着した粉末を完全に除去できる。この柱な出入口
設備はトレーラ−やトララフ上に設けて移動自在として
おくのが好ましい。
又、作業現場内の換気を充分にするため、及び作業現場
を僅かに減圧にして作業現場から空気が外部に流出する
のを防止する目的で、第6図示の様なエアフィルターを
作業現場の窓等に取付けることもできる。例えば、第6
図示の様に真空掃除機eを有するオートエアフィルター
a、中性能フィルターb、高性能フィルター〇及び送風
機dを連続することにより、作業場の空気中に僅かに存
在する粉塵を外部に流出させることなく室内の換気が可
能となる。
を僅かに減圧にして作業現場から空気が外部に流出する
のを防止する目的で、第6図示の様なエアフィルターを
作業現場の窓等に取付けることもできる。例えば、第6
図示の様に真空掃除機eを有するオートエアフィルター
a、中性能フィルターb、高性能フィルター〇及び送風
機dを連続することにより、作業場の空気中に僅かに存
在する粉塵を外部に流出させることなく室内の換気が可
能となる。
更に作業現場を周囲から完全に隔離するために建物の窓
や出入口の隙間を目張りするのがよいが、この場合には
作業雰囲気の温度が上昇する場合があるので、作業現場
に冷風送入装置を取り付けて作業を行うのが好ましい。
や出入口の隙間を目張りするのがよいが、この場合には
作業雰囲気の温度が上昇する場合があるので、作業現場
に冷風送入装置を取り付けて作業を行うのが好ましい。
(効 果)
以上の如き本発明によれば、水噴射ノズルにより高圧の
水を壁面に吹付けて塗膜を剥離するとともに、剥離困難
な部分を回転破砕刃を押し当てて強制剥離する。
水を壁面に吹付けて塗膜を剥離するとともに、剥離困難
な部分を回転破砕刃を押し当てて強制剥離する。
一方、円筒体の他端から強力に吸引排気することにより
、水及び回転破砕刃により破砕された塗膜片を、水分及
び周囲の空気とともに吸引するため、使用した水、塗膜
破片等、アスベストを含むものは一切周囲に飛散するこ
とがない。
、水及び回転破砕刃により破砕された塗膜片を、水分及
び周囲の空気とともに吸引するため、使用した水、塗膜
破片等、アスベストを含むものは一切周囲に飛散するこ
とがない。
又、この様にして除去されたアスベスト粉末は集塵固化
装置で集塵され且つセメントで固化されるので、作業者
及び周囲を全く汚染することなく、しかも軽労働で天井
でも側壁でも容易にアスベスト塗膜の除去が可能となり
、更に集塵物による二次汚染の恐れも消滅した。
装置で集塵され且つセメントで固化されるので、作業者
及び周囲を全く汚染することなく、しかも軽労働で天井
でも側壁でも容易にアスベスト塗膜の除去が可能となり
、更に集塵物による二次汚染の恐れも消滅した。
第1図は本発明で使用するウォタージェット装置の全体
を図解的に示す図であり、第2図は第1図のA−A ’
断面図を示し、第3図は他の実施例のウオタージェット
装置の要部を示す断面図であり、第4図は本発明の工程
図であり、第5図は出入口設備の構造を図解的に示し、
第6図は換気袋置を図解的に示す図であり、第も図は第
−集塵装置及び集塵物のセメント固化装置を示す図であ
る。 1:モーター 2:回転破砕刃 3:水噴射ノズル 4:円筒体 5:ベルト 6:プーリー フ:送水ホース 8:噴射水 9:排気筒 10:フレキシブルホース11:キャ
スター 12.13:ハンドル14:回転軸 15
:高圧水ポンプ21:サイクロン 22:ホッパー 23:スクリュウコンベア 24:セメントミキサー 25:セメントホッパー 26:スクリュウコンベア 27:第2水槽 28:第1水槽 29:水中ポンプ 30:ホース 31:操作盤 32:容器 33:ローラーコンベア 34:受は皿 35:ホース 36:レシーバ−タンク 37:サイクロン 38ニスプレー 39:セパレーター兼水切装置 40:吐出サイレンサー 41:負荷開放弁 42:バキュームブレカー43=水
ポンプ 44ニストレーナ−45:バキュウムゲージ 46:真空ポンプ 100:ウォタージェット装置 200:第一集塵固化装置 300:第二集塵装置 400:作業現場 出願人 株式会社 野 城(他1名)代理人 弁
理士 吉 1)勝 広
を図解的に示す図であり、第2図は第1図のA−A ’
断面図を示し、第3図は他の実施例のウオタージェット
装置の要部を示す断面図であり、第4図は本発明の工程
図であり、第5図は出入口設備の構造を図解的に示し、
第6図は換気袋置を図解的に示す図であり、第も図は第
−集塵装置及び集塵物のセメント固化装置を示す図であ
る。 1:モーター 2:回転破砕刃 3:水噴射ノズル 4:円筒体 5:ベルト 6:プーリー フ:送水ホース 8:噴射水 9:排気筒 10:フレキシブルホース11:キャ
スター 12.13:ハンドル14:回転軸 15
:高圧水ポンプ21:サイクロン 22:ホッパー 23:スクリュウコンベア 24:セメントミキサー 25:セメントホッパー 26:スクリュウコンベア 27:第2水槽 28:第1水槽 29:水中ポンプ 30:ホース 31:操作盤 32:容器 33:ローラーコンベア 34:受は皿 35:ホース 36:レシーバ−タンク 37:サイクロン 38ニスプレー 39:セパレーター兼水切装置 40:吐出サイレンサー 41:負荷開放弁 42:バキュームブレカー43=水
ポンプ 44ニストレーナ−45:バキュウムゲージ 46:真空ポンプ 100:ウォタージェット装置 200:第一集塵固化装置 300:第二集塵装置 400:作業現場 出願人 株式会社 野 城(他1名)代理人 弁
理士 吉 1)勝 広
Claims (1)
- 建造物の壁面に塗工されたアスベスト含有塗膜を剥離す
る工程と、該剥離したアスベスト含有塗膜片を空気輸送
して集塵装置により集塵する工程と、該集塵物をセメン
トで固化する工程とを連続的に行うことを特徴とするア
スベスト塗膜の除去工法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2209188A JPH01198964A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | アスベスト塗膜の除去方法 |
US07/183,059 US4897121A (en) | 1987-10-05 | 1988-04-19 | Removal process of asbestos-filled linings or coatings |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2209188A JPH01198964A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | アスベスト塗膜の除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01198964A true JPH01198964A (ja) | 1989-08-10 |
Family
ID=12073200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2209188A Pending JPH01198964A (ja) | 1987-10-05 | 1988-02-03 | アスベスト塗膜の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01198964A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6418948B1 (en) * | 1998-10-30 | 2002-07-16 | Thomas G. Harmon | Apparatus and method for removing concrete from interior surfaces of a concrete mixing drum |
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CN106284923A (zh) * | 2016-09-08 | 2017-01-04 | 中建二局第三建筑工程有限公司 | 墙壁管线开槽机 |
JP2019013904A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 新虎興産株式会社 | アスベスト含有汚水処理装置 |
CN115122538A (zh) * | 2022-09-01 | 2022-09-30 | 山东省农业机械科学研究院 | 一种机收膜杂混合物破碎装置及方法 |
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---|---|---|---|---|
EP0107269A2 (en) * | 1982-08-28 | 1984-05-02 | W.B. Black & Sons (Holdings) Limited | Asbestos disposal |
JPH01194985A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-04 | Nasu Takehito | 石綿屑回収処理方法およびその装置 |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP2209188A patent/JPH01198964A/ja active Pending
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