JPH0130394Y2 - - Google Patents

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JPH0130394Y2
JPH0130394Y2 JP1982076976U JP7697682U JPH0130394Y2 JP H0130394 Y2 JPH0130394 Y2 JP H0130394Y2 JP 1982076976 U JP1982076976 U JP 1982076976U JP 7697682 U JP7697682 U JP 7697682U JP H0130394 Y2 JPH0130394 Y2 JP H0130394Y2
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JP
Japan
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storage tank
center post
roof
slurry
stirring device
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JP1982076976U
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JPS58180181U (ja
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスラリー貯槽に関し、特に沈降分子を
含有するスラリー貯槽において、レーキケージと
レーキアームからなる撹拌装置をセンターポスト
により回転可能に支持するようにしたセンターポ
スト方式のスラリー貯槽に関するものである。
従来のセンターポスト方式スラリー貯槽は第1
図に示すように屋根を有する円筒形、平底スラリ
ー貯槽本体A内に立設するセンターポストBによ
りレーキケージC1およびレーキアームC2からな
る撹拌装置Cを水平方向へ回転可能に支持したも
のであり、センターポストBの下部は貯槽本体A
の底板A1を貫通して基礎D上に立設固定してあ
る。このような従来のスラリー貯槽においては、
撹拌装置Cの全荷重はセンターポストBの下部の
みで支持するため基礎D中心部に大きな荷重が加
わり、またセンターポストBと基礎Dとの接合構
造、地震時の転倒荷重などの対応に対し技術的、
経済的な欠点を有していた。
本考案は上記する従来のスラリー貯槽に鑑み、
センターポストの上部を屋根構造部に枢着するよ
うにしてセンターポストに加わる荷重を分散する
ようにしたスラリー貯槽を提供することを目的と
する。
以下図面に従つて本考案の一実施例を詳述す
る。
第2図において符号1は屋根を有する円筒形の
平底スラリー貯槽本体を示し、この貯槽本体1の
中央部に立設したセンターポスト2によりレーキ
ケージ3aおよびレーキアーム3bからなる撹拌
装置3を水平方向へ回転可能に支持する。センタ
ーポスト2の下部は従来と同様貯槽本体1の底板
1aを貫通して基礎4上に立設固定してもよく、
また第3図に示すようにセンターポスト2の下端
を底板1a上に固定し、底板1aの下面を基礎4
によつて保持するようにしてもよくまた底板1a
上にセンターポスト2の位置が固定できるポスト
底受を特設し、その中に嵌挿するようにしてもよ
い。
センターポスト2の上部は貯槽本体1の屋根5
下面に形成したルーフストラクチヤー6に固定部
材7を介して枢着しておく。前記ルーフストラク
チヤーは、屋根荷重とともに槽内撹拌装置3およ
び前記センターポスト2を枢着可能な構造部材か
ら成り、本体貯槽側壁に、それらの全荷重を伝達
できるようになつている。
センターポスト2の頂部には撹拌装置3を回転
させるための駆動装置8を設置し、この駆動装置
8は第2図の如く屋根5上に設けた保守点検用の
小屋9内に位置させてもよく、また第4図に示す
ように小屋9を設置することなく屋根5下面に位
置させるようにしてもよい。
尚、センターポスト2周辺には密封装置10を
設置して貯槽本体1内に発する悪臭、ガスまたは
不純気体等が外部へ漏出するのを防止するように
してもよい。
上記する本考案によれば、センターポスト2の
上部をルーフストラクチヤー6で支持するように
したことにより、撹拌装置3の一部ないし必要に
応じてその大部分の荷重を、ルーフストラクチヤ
ー6の骨組部材の外周方向へ散開伝達し、貯槽壁
にほぼ均一化した荷重が貯槽本体1の周辺基礎へ
分散し、その結果、前記荷重は一点に集中するこ
とがなく、地震時の転倒荷重に対しきわめて安全
な設計とすることができる。
尚、ルーフストラクチヤー6と固定部材7との
接続関係は両者間に空間を形成し、第5図aに示
すようにルーフストラクチヤー6と固定部材7に
突設して重合可能な連結板6a,7aの片側或は
両方に長孔ボルト挿通孔11を形成してボルト連
結するか、または第5図bに示すようにルーフス
トラクチヤー6と固定部材7間にゴム、木片等の
緩衝部材12を介在させる。このようにして、ル
ーフストラクチヤー6をセンターポスト2に対し
て枢着可能とすることにより、地震や不測の外力
が加わつて貯槽本体1に歪みが生ずることがあつ
ても、その歪みがセンターポスト2に捻じれを生
じさせることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスラリー貯槽全体の概略正面
図、第2図は本考案スラリー貯槽全体の概略正面
図、第3図はセンターポストの下端固定状態の他
例を示す一部正面図、第4図はセンターポストの
上部固定状態の他例を示す一部正面図、第5図
a,bはルーフストラクチヤーと固定部材との接
続状態を示すそれぞれ一部正面図である。 1は貯槽本体、2はセンターポスト、3は撹拌
装置、6はルーフストラクチヤー、7は固定部材
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 沈降性分子を含有する貯蔵スラリーを、回転駆
    動装置により回転して撹拌し、貯蔵スラリーの均
    一性を保持する撹拌装置を有するスラリー貯槽に
    おいて、貯槽本体1の屋根5の下面に、屋根荷重
    とともに該貯槽内に配設する撹拌装置3を回転可
    能に保持するセンターポスト2を枢着可能な構造
    部材から成るルーフストラクチヤー6を配設する
    ことを特徴とするスラリー貯槽。
JP7697682U 1982-05-27 1982-05-27 スラリ−貯槽 Granted JPS58180181U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7697682U JPS58180181U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 スラリ−貯槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7697682U JPS58180181U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 スラリ−貯槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58180181U JPS58180181U (ja) 1983-12-01
JPH0130394Y2 true JPH0130394Y2 (ja) 1989-09-18

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ID=30086256

Family Applications (1)

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JP7697682U Granted JPS58180181U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 スラリ−貯槽

Country Status (1)

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JP (1) JPS58180181U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591994Y2 (ja) * 1979-12-25 1984-01-19 月島機械株式会社 ポンプ循環型スラリ−貯槽
JPS591995Y2 (ja) * 1980-02-21 1984-01-19 日立造船株式会社 微細粒を含有する液体の貯溜槽

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58180181U (ja) 1983-12-01

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