JPH0130385B2 - - Google Patents

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JPH0130385B2
JPH0130385B2 JP11576681A JP11576681A JPH0130385B2 JP H0130385 B2 JPH0130385 B2 JP H0130385B2 JP 11576681 A JP11576681 A JP 11576681A JP 11576681 A JP11576681 A JP 11576681A JP H0130385 B2 JPH0130385 B2 JP H0130385B2
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JP
Japan
Prior art keywords
yoke
moving
moving body
coil
bodies
Prior art date
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Expired
Application number
JP11576681A
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English (en)
Other versions
JPS5819156A (ja
Inventor
Akifumi Mori
Isao Hoshino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP11576681A priority Critical patent/JPS5819156A/ja
Publication of JPS5819156A publication Critical patent/JPS5819156A/ja
Publication of JPH0130385B2 publication Critical patent/JPH0130385B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は移動駆動系を簡易に実現することので
きる2次元リニアモータ装置に関する。
(従来の技術) 近時、ビデオ信号記録や文書フアイル等を行う
ように適した装置として光デイスクメモリ装置が
注目されている。この光デイスクメモリ装置は、
回転駆動されるデイスクの面の目的とする位置
に、ビーム径を小さく絞つた光スポツト、例えば
レーザ光を照射して情報の書込みや読出しを行う
ものであり、この際上記光スポツト照射位置の高
精度な位置決めが必要である。この位置制御は所
望とする信号トラツクを指定するアクセス制御、
デイスクの偏心により位置ずれを補正するトラツ
キング制御、デイスク面の上下動に対して光スポ
ツトの焦点合せを行うフオーカシング制御等から
なる。このうちアクセスおよびトラツキング制御
はデイスク半径方向への光ヘツドの移動によつて
行われるが、フオーカシング制御は上記光ヘツド
をデイスク面に対して垂直方向に移動させること
が必要である。
そこで従来では、アクセス制御にはワイヤ・プ
ーリ系を介してモータの回転力を伝達して光ヘツ
ド自体をデイスク半径方向に移動させ、トラツキ
ング制御には集光レンズに導びく光ビームの入射
角度を変え、更にフオーカシング制御には上記集
光レンズをボイスコイルを用いて光軸方向に移動
させることが一般的に行われていた。
(発明が解決しようとする課題) 然し乍ら、このように幾つかの異なる移動駆動
系を用いて装置を構成するには、装置の小形化、
信頼性の向上を図る上で好ましくなく、できる限
り単純な構造とすることが望ましい。
本発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、2次元的な移動
が要求される駆動系を簡易に実現することがで
き、上述した要求を十分に満たすことのできる実
用性の高い2次元リニアモータ装置を提供するも
のである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は長手部を有する2つのヨークが第1の
大きさの間隙を有して互いに平行となるように、
これらの各ヨークの端部を同一極性の永久磁石で
接合された環状の第1のヨーク体と、 この第1のヨーク体と第2の大きさの間隙を介
し、同軸に配置されたこの第1のヨーク体と同一
形状の第2のヨーク体と、 前記第1及び第2のヨーク体の各々の環状の内
側の空間に配置され、前記第1の大きさの間隙よ
り小さい横幅で、前記第2の大きさの間隙より長
い高さを持ち、かつ前記長手部の長さより小さい
縦幅である磁性体からなる移動体と、 この移動体を前記長手部の長手方向に移動させ
るために、前記第1及び第2のヨーク体の少なく
とも一方のヨークに巻装された第1のコイルと、 前記移動体を前記同軸方向に移動させるため
に、前記第1及び第2のヨーク体の少なくとも一
方のヨークに巻装された一対の第2のコイルと、 この第1及び第2のコイルに、前記移動体の移
動方向及び移動量に応じ、その大きさ及び方向が
制御された電流を供給する手段とを具備すること
を特徴とする2次元リニアモータ装置である。
(作用) 移動体の移動原理について第2図を用いて説明
する。まずヨークの長手方向への移動について述
べる。第1のヨーク体11に巻装された第1のコ
イル14aは移動体13を長手方向へ移動させる
ために設けられており、このコイル14aに電流
が流れていない状態では左右に設けられた永久磁
石から移動体13に流入する磁束がバランスする
位置で移動体13は静止する。そして第1のコイ
ル14aに電流が流れると移動体13は磁束がバ
ランスする方向に移動する。例えば第2図向つて
右から左に磁束を発生させる電流が流れるとする
と、移動体13は磁束の向きと同じ方向に移動す
る。
又、本装置には移動体13の上下方向(同軸方
向)に移動させるために第2のコイル15aが設
けられている。例えば第2のコイル15aが2つ
の永久磁石による磁界を共に強める方向に磁束を
発生させる電流を流せば、移動体13は上方向に
移動し、逆向きに電流を流せば移動体は下方向に
移動する。第2のヨーク体12のコイル14b,
15bについても同様である。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳述
する。
第1図は移動鉄片型直流リニアモータの概略構
成図で、1は鉄片からなる移動体である。一方、
ヨーク体2は、永久磁石3,4を同極性に設け、
その同極端にそれぞれヨーク5,6を接合して構
造される。ヨーク5には磁束量を可変するコイル
7が巻装される。そして、前記移動体1はヨーク
体2の内側に、つまりヨーク5,6にそれぞれ対
向して設けられ、磁石3からの磁束はヨーク5か
らら移動体1、更にヨーク6と云う磁気回路を形
成し、また他方の磁石4からの磁束はヨーク5か
ら移動体1、更にヨーク6と云う磁気回路を形成
して、第1図中破線に示す如く流れるようになつ
ている。尚、実用的にはヨーク6にもコイルが巻
装されることが多い。
しかして今、このような直流リニアモータのコ
イル7に通電して磁束を発生されると、上記磁束
ループの一方が磁束量増大し、他方が磁束量減少
する。このとき、移動体は両磁束ループの磁束密
度を一定化せんが為に図中矢印方向に力を受けて
移動し、この結果上記コイル7が発生する磁束の
大きさに応じて移動体1はヨーク5,6の長手方
向に沿つて移動することになる。そして移動体1
は上記両磁束ループの磁束密度が平衡する位置に
位置決めされることになる。つまり、コイル7に
電流を流すと、ヨーク5,6と移動体1との間の
エアギヤツプ中の磁束と電流に力が働くことにな
り、この結果、移動体1がヨーク5,6の長手方
向に沿つて移動することになる。例えばコイル7
に図中右から左に磁束を発生させる電流を流せば
移動体13は右から左に移動する。又逆に電流を
流せば移動体13は逆に移動する。
さて、本発明に係るリニアモータ装置は、前記
したようなリニアモータを2つ用い、第2図に示
すようにこれらを一体化して構成される。即ち、
第1および第2のヨーク体11,12は、各2つ
のヨークを直線部とする角形環状体からなり、そ
の磁束ループを同軸配置し、且つ所定の間隙を設
けて平行配置されている。これらの第1および第
2のヨーク体11,12にそれぞれ対向して移動
体13が設けられている。上記第1および第2の
ヨーク体11,12は、先に第1図に示したヨー
ク体2と同様な構成を有するもので、そのヨーク
に移動体12のヨークの長手方向に沿つた移動制
御用のコイル14aと、上記移動体12のヨーク
対向方向移動制御用のコイル15aとが巻装され
ている。このコイル15aは図示されたようにコ
イル14aの両側に1対巻装されている。
コイル15aは移動体13を上下方向(同軸方
向)に移動させるために設けられており、永久磁
石の磁界を強める方向に電流を流すと、ヨーク5
から移動体13に流入する磁束は増大し、移動体
13は上方に移動する。つまり第3図の左から右
への移動体13の鉄片13a中の磁束が増大し、
この磁束が鉄片13bの左から右に流れる磁束よ
り大きくなるために移動体13は上方に移動す
る。又、逆に、鉄片13aに流入する磁束を弱め
るようにコイル15aに電流を流すと下方に移動
する。
また移動体13は、第3図に断面構成を示すよ
うに各ヨーク体11,12にそれぞれ対向する鉄
片13a,13bを磁気絶縁層13cを介して一
体接合した構造を有し、両側に設けられた板ばね
16を介してガイドレール17に支持されてい
る。このガイドレール17はヨークの長手方向に
沿つて設けられたものであり、前記移動体13を
同方向にのみ移動自在に規制するものであり、ま
た板ばね16は上記移動対をヨーク対向方向に微
小移動することを許容して同移動体13を支持し
ている。また移動体13の各鉄片13a,13b
は、第1および第2のヨーク体11,12のヨー
ク面からそれぞれ内側にずれを持つて各ヨーク体
11,12に対向されている。
つまり、移動体13に対して第1および第2の
ヨーク体11,12は上記移動体13との間にそ
れぞれ独立した磁気回路を形成して対向配置され
た構造となつている。
かくしてこのような構造を有する装置によれば
コイル14a,14bに同極性の電流を流すこと
によつて、移動体13はその電流の強さに応じて
ヨークの長手方向に沿つて移動することになる。
この際、第1および第2のヨーク体11,12に
同一の条件で移動力(コイル14a,14bに通
電する電流)を加えれば、1つのリニアモータに
よつて駆動する場合の2倍の推力で移動体13が
移動することになり、その移動が円滑になる、ま
た上下方向へ移動するコイルにおいても第1のヨ
ーク体のコイル14aの両側に1対設けられたコ
イル15a、第2のヨーク体のコイル14bの両
側に1対設けられたコイル15bを用いて、第1
および第2のヨーク体11,12に流れる磁束を
それぞれ変えて、その比を変化させれば各磁気回
路の磁気エネルギに差が生じ、この結果移動体1
3はヨーク体11,12の対向方向に移動する。
例えば第1のヨーク体11の磁束を第2のヨーク
体12の磁束より増やすと、第2のヨーク体12
側の磁気回路の系のエネルギが弱まり、この結果
鉄片13aが第1のヨーク体11の内側に入り込
む力を受けて移動体13はヨーク体11,12が
対向する方向の上向きに移動することになる。
以上のことを総括してみれば明らかなように、
平行配置された第1および第2のヨーク体11,
12に与える磁束量を変えることによつて、移動
体13をヨークの長手方向に沿つて移動させるこ
とが可能であることのみならず、同移動体13を
ヨーク体11,12の対向方向に微小ではあるが
移動させることができる。つまり、移動体13を
2方向、即ち2次元的に移動させることが可能と
なる。しかもその移動駆動機構は極めて単純で且
つ簡易な構成である。従つて装置製作が容易で実
現性にも優れている等の効果を奏する。
従つて本装置を光デイスクメモリ装置に適用す
る場合には、その光学式ヘツドを移動体13に一
体的に組込み、ヨーク長手方向の移動をアクセス
制御に、またヨーク体対向方向の移動をフオーカ
シング制御にそれぞれ対応させれば、簡易なヘツ
ド位置制御系が実現できる。
またこのように、磁束量の可変制御だけで移動
体の2次元的な移動を行わしめることができるの
で、その信頼性も非常に高い等の効果も奏する。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるもの
ではない。例えば移動体13を板ばね16によつ
て支持したが、移動方向を規制するガイド体とコ
イルばねを用いて支持するようにしてもよい。ま
たヨーク体を構成するヨークのそれぞれにコイル
を設けてもよいことは云うまでもない。更には移
動体とヨークとの間のエアギヤツプの構造や、ヨ
ーク体の構造についてもその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できることは勿論のことで
ある。また実施例で示した光デイスクメモリ装置
以外にも幅広く適用できることは勿論のことであ
る。
以上説明したように本発明は、独立したリニア
モータを構成する2つのリニアモータを、移動体
を一体化し、且つヨーク体を平行配置した構造を
有し、両ヨーク体にそれぞれ形成される磁気回路
の磁束量の比を相対的に変えることによつて前記
移動体をヨーク体対向にも移動制御可能としたも
のである。
[発明の効果] 従つて、移動体を2次元的に移動できる簡易
で、小型で、信頼性の高い移動駆動系を構成する
ことのできる実用性の高い2次元リニアモータ装
置をここに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は移動鉄片型直流リニアモータの基本構
成図、第2図は本発明の一実施例装置の概略構成
を示す斜視図、第3図は同実施例装置の要部を示
す断面構成図である。 1……移動体、2……ヨーク体、3,4……永
久磁石、5,6……ヨーク、7……コイル、1
1,12……ヨーク体、13……移動体、13
a,13b……鉄片、13c……磁気絶縁層、1
4a,14b,15a,15b……コイル、16
……板ばね、17……ガイドレール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長手部を有する2つのヨークが第1の大きさ
    の間隙を有して互いに平行となるように、これら
    の各ヨークの端部を同一極性の永久磁石で接合さ
    れた環状の第1のヨーク体と、 この第1のヨーク体と第2の大きさの間隙を介
    し、同軸に平行配置されたこの第1のヨーク体と
    同一形状の第2のヨーク体と、 前記第1及び第2のヨーク体の各々の環状の内
    側の空間に配置され、前記第1の大きさの間隙よ
    り小さい横幅で、前記第2の大きさの間隙より長
    い高さを持ち、かつ前記長手部の長さより小さい
    縦幅である磁性体からなる移動体と、 この移動体を前記長手部の長手方向に移動させ
    るために、前記第1及び第2のヨーク体の少なく
    とも一方のヨークに巻装された第1のコイルと、 前記移動体を前記同軸方向に移動させるため
    に、前記第1及び第2のヨーク体の少なくとも一
    方のヨークの第1のコイルの両側に1対巻装され
    た第2のコイルと、 この第1及び第2のコイルに、前記移動体の移
    動方向及び移動量に応じ、その大きさ及び方向が
    制御された電流を供給する手段とを具備すること
    を特徴とする2次元リニアモータ装置。 2 移動体は第1及び第2のヨーク体にそれぞれ
    対向する鉄片部を磁気絶縁層を介して一体化した
    構造を有するものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の2次元リニアモータ装置。 3 移動体に一端を接合され、もう一方を前記ヨ
    ークの長手方向に平行に設けられたガイド上を滑
    るようにこのガイドに支持された板ばねを設ける
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の2
    次元リニアモータ装置。
JP11576681A 1981-07-23 1981-07-23 2次元リニアモ−タ装置 Granted JPS5819156A (ja)

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JP11576681A JPS5819156A (ja) 1981-07-23 1981-07-23 2次元リニアモ−タ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5819156A JPS5819156A (ja) 1983-02-04
JPH0130385B2 true JPH0130385B2 (ja) 1989-06-19

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ID=14670513

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11576681A Granted JPS5819156A (ja) 1981-07-23 1981-07-23 2次元リニアモ−タ装置

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